JPH0141496Y2 - - Google Patents
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- JPH0141496Y2 JPH0141496Y2 JP3879384U JP3879384U JPH0141496Y2 JP H0141496 Y2 JPH0141496 Y2 JP H0141496Y2 JP 3879384 U JP3879384 U JP 3879384U JP 3879384 U JP3879384 U JP 3879384U JP H0141496 Y2 JPH0141496 Y2 JP H0141496Y2
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- Japan
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- paint
- housing
- rotating shaft
- atomizing head
- valve
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Links
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、回転霧化頭を高速回転させることに
より霧化された帯電塗料粒子を電気力線に沿つて
被塗物に向け飛行塗着させるようにしてなる形式
の静電噴霧装置に関するものである。
より霧化された帯電塗料粒子を電気力線に沿つて
被塗物に向け飛行塗着させるようにしてなる形式
の静電噴霧装置に関するものである。
従来、この種の静電噴霧装置は、回転軸を玉軸
受またはコロ軸受等の軸受を介して支持し、該回
転軸の一端側に空気駆動式のタービンを取付ける
と共に、その他端側に回転霧化頭を取付け、該タ
ービンによつて回転霧化頭を高速回転しつつ高電
圧を印加し、該回転霧化頭に供給された塗料を微
粒化するように構成されている。そして、塗料を
微粒化するには、回転霧化頭を高速回転し、接液
面に供給された塗料を遠心力によつて薄いフイル
ム状液流として放出端縁(エツジ)に流下せし
め、該放出端縁からは塗料の液系(カスプ)とし
て放出し、さらにこの液糸を静電的に微粒化する
ことによつて帯電塗料粒子とするようになされて
いる。
受またはコロ軸受等の軸受を介して支持し、該回
転軸の一端側に空気駆動式のタービンを取付ける
と共に、その他端側に回転霧化頭を取付け、該タ
ービンによつて回転霧化頭を高速回転しつつ高電
圧を印加し、該回転霧化頭に供給された塗料を微
粒化するように構成されている。そして、塗料を
微粒化するには、回転霧化頭を高速回転し、接液
面に供給された塗料を遠心力によつて薄いフイル
ム状液流として放出端縁(エツジ)に流下せし
め、該放出端縁からは塗料の液系(カスプ)とし
て放出し、さらにこの液糸を静電的に微粒化する
ことによつて帯電塗料粒子とするようになされて
いる。
ところで、液体塗料を塗料粒子として微粒化
し、被塗物に塗着せしめる場合には、形成される
塗装面の塗膜品質は塗料粒子の最大粒径と平均粒
径によつて決定されるものであり、最大粒径が大
きいときには塗膜品質を著るしく低下させること
が知られている。このため、回転霧化頭の回転数
の大小が粒径に大きな影響を与え、該回転霧化頭
の回転数が大きくなればなるほど、粒径を小さく
することができ、それだけ塗膜品質を向上させる
ことができる。
し、被塗物に塗着せしめる場合には、形成される
塗装面の塗膜品質は塗料粒子の最大粒径と平均粒
径によつて決定されるものであり、最大粒径が大
きいときには塗膜品質を著るしく低下させること
が知られている。このため、回転霧化頭の回転数
の大小が粒径に大きな影響を与え、該回転霧化頭
の回転数が大きくなればなるほど、粒径を小さく
することができ、それだけ塗膜品質を向上させる
ことができる。
しかし、上記従来技術によるものは、回転軸を
支持する手段として玉軸受やコロ軸受を使用して
いるため、これら軸受の焼付き防止等の点からそ
の回転許容値は25000〜40000rpmが限界である。
ところで、回転霧化頭の回転数が40000rpm程度
以下である場合には、塗料の平均粒径はかなり大
きくなり、良好な塗膜品質を得ることができない
という問題がある。
支持する手段として玉軸受やコロ軸受を使用して
いるため、これら軸受の焼付き防止等の点からそ
の回転許容値は25000〜40000rpmが限界である。
ところで、回転霧化頭の回転数が40000rpm程度
以下である場合には、塗料の平均粒径はかなり大
きくなり、良好な塗膜品質を得ることができない
という問題がある。
このような問題点を解決するため、回転軸を非
接触で支持する軸受として静圧空気軸受を使用
し、回転霧化頭の回転数を60000〜100000rpm程
度まで高めるように構成したもの、例えば特開昭
56−115652号公報に示すような静電噴霧装置が知
られている。
接触で支持する軸受として静圧空気軸受を使用
し、回転霧化頭の回転数を60000〜100000rpm程
度まで高めるように構成したもの、例えば特開昭
56−115652号公報に示すような静電噴霧装置が知
られている。
即ち、上記従来技術による静電噴霧装置は、内
部に軸線方向に軸穴が形成されると共に該軸穴の
一端側に半径方向にタービン室が形成されたハウ
ジングと、該ハウジングの軸穴内に遊嵌された回
転軸と、前記ハウジングのタービン室内に遊嵌さ
れ前記回転軸の一端側に固着されたタービンと、
前記ハウジング外に位置して前記回転軸の他端側
に固着された回転霧化頭と、前記回転軸を非接触
状態で支持するために前記回転軸の周囲に位置し
て前記ハウジングに設けられたラジアル空気軸受
と、前記タービンを非接触状態で支持するために
前記タービンの両側面に位置して前記ハウジング
に設けられたスラスト空気軸受とから大略構成さ
れ、タービンに高圧空気を供給することによつて
回転軸を高速回転すると共に、ラジアル軸受、ス
ラスト軸受に高圧空気を供給して回転軸を軸支
し、一方回転霧化頭に塗料を供給して放出端縁か
ら塗料粒子を噴霧するようになされている。
部に軸線方向に軸穴が形成されると共に該軸穴の
一端側に半径方向にタービン室が形成されたハウ
ジングと、該ハウジングの軸穴内に遊嵌された回
転軸と、前記ハウジングのタービン室内に遊嵌さ
れ前記回転軸の一端側に固着されたタービンと、
前記ハウジング外に位置して前記回転軸の他端側
に固着された回転霧化頭と、前記回転軸を非接触
状態で支持するために前記回転軸の周囲に位置し
て前記ハウジングに設けられたラジアル空気軸受
と、前記タービンを非接触状態で支持するために
前記タービンの両側面に位置して前記ハウジング
に設けられたスラスト空気軸受とから大略構成さ
れ、タービンに高圧空気を供給することによつて
回転軸を高速回転すると共に、ラジアル軸受、ス
ラスト軸受に高圧空気を供給して回転軸を軸支
し、一方回転霧化頭に塗料を供給して放出端縁か
ら塗料粒子を噴霧するようになされている。
このように、静圧空気軸受を用いた静電噴霧装
置は、玉軸受やコロ軸受等を用いたものに比較し
て2倍以上の高速回転数を得ることができると共
に、ハウジングを小形化することができる。
置は、玉軸受やコロ軸受等を用いたものに比較し
て2倍以上の高速回転数を得ることができると共
に、ハウジングを小形化することができる。
ところで、前述した従来技術による静電噴霧装
置は、例えば第1図に示す如く構成されている。
即ち、タービンおよびスラスト、ラジアルの静圧
空気軸受を内蔵したハウジング101と、該ハウ
ジング101内でスラスト、ラジアルの静圧空気
軸受によつて回転自在に軸支されると共に、ター
ビンによつて駆動される回転軸102と、該回転
軸102の先端に固着されたベル型の回転霧化頭
103とを有し、該回転霧化頭103はハブ部材
104と、該ハブ部材104に取付けられた霧化
頭本体105とからなる。そして、ハブ部材10
4には接液面104Aが形成されると共に、複数
の塗料通路104B,104B,…が形成され、
また霧化頭本体105は各塗料通路104Bから
の塗料を薄いフイルム状に薄膜化する接液面10
5Aが形成され、その先端は放出端縁105Bと
なつている。さらに、ハウジング101には斜め
に向けて塗料チユーブ106が固着され、該塗料
チユーブ106の一端は後述の色替弁107に接
続され、その他端はハブ部材104内に挿入さ
れ、接液面104Aに塗料を滴下するようになつ
ている。
置は、例えば第1図に示す如く構成されている。
即ち、タービンおよびスラスト、ラジアルの静圧
空気軸受を内蔵したハウジング101と、該ハウ
ジング101内でスラスト、ラジアルの静圧空気
軸受によつて回転自在に軸支されると共に、ター
ビンによつて駆動される回転軸102と、該回転
軸102の先端に固着されたベル型の回転霧化頭
103とを有し、該回転霧化頭103はハブ部材
104と、該ハブ部材104に取付けられた霧化
頭本体105とからなる。そして、ハブ部材10
4には接液面104Aが形成されると共に、複数
の塗料通路104B,104B,…が形成され、
また霧化頭本体105は各塗料通路104Bから
の塗料を薄いフイルム状に薄膜化する接液面10
5Aが形成され、その先端は放出端縁105Bと
なつている。さらに、ハウジング101には斜め
に向けて塗料チユーブ106が固着され、該塗料
チユーブ106の一端は後述の色替弁107に接
続され、その他端はハブ部材104内に挿入さ
れ、接液面104Aに塗料を滴下するようになつ
ている。
107はA,B,…N色からなる塗料と、エア
およびシンナを供給する色替弁、108は塗料
弁、109は開閉弁、110は廃液タンク、11
1は色替弁107と塗料弁108との間を接続す
る塗料パイプ、112は塗料弁108と塗料チユ
ーブ106との間を接続する塗料パイプ、113
は塗料弁108と廃液タンク110との間を接続
する廃液パイプで、該廃液パイプ113の途中に
開閉弁109が挿入されている。
およびシンナを供給する色替弁、108は塗料
弁、109は開閉弁、110は廃液タンク、11
1は色替弁107と塗料弁108との間を接続す
る塗料パイプ、112は塗料弁108と塗料チユ
ーブ106との間を接続する塗料パイプ、113
は塗料弁108と廃液タンク110との間を接続
する廃液パイプで、該廃液パイプ113の途中に
開閉弁109が挿入されている。
そして、回転霧化頭103への塗料供給時には
開閉弁109を短時間だけ切換位置ロとすると共
に塗料弁108を切換位置ロとし、その後開閉弁
109を切換位置イとして、色替弁107から所
定の塗料を供給すればよい。また、塗料パイプ1
11の洗浄時には塗料弁108を切換位置イとす
ると共に開閉弁109を切換位置ロとし、色替弁
107からの高圧のエア、シンナによつて該塗料
パイプ111を高速洗浄する。さらに、塗料パイ
プ112、回転霧化頭103の洗浄時には塗料弁
108を切換位置ロとし、色替弁107からの低
圧のエア、シンナによつて、これらを低速洗浄
し、塗装ブース内に廃液が飛散しないようにして
いる。
開閉弁109を短時間だけ切換位置ロとすると共
に塗料弁108を切換位置ロとし、その後開閉弁
109を切換位置イとして、色替弁107から所
定の塗料を供給すればよい。また、塗料パイプ1
11の洗浄時には塗料弁108を切換位置イとす
ると共に開閉弁109を切換位置ロとし、色替弁
107からの高圧のエア、シンナによつて該塗料
パイプ111を高速洗浄する。さらに、塗料パイ
プ112、回転霧化頭103の洗浄時には塗料弁
108を切換位置ロとし、色替弁107からの低
圧のエア、シンナによつて、これらを低速洗浄
し、塗装ブース内に廃液が飛散しないようにして
いる。
前述した形状の回転霧化頭103を用いる場合
には、回転軸102をスラスト、ラジアルの静圧
空気軸受によつて支持させる構成とすることによ
り、回転霧化頭103の回転数を高め、ハウジン
グ101の形状を小形化しうるようにしたにも拘
わらず、次のような欠点があつた。
には、回転軸102をスラスト、ラジアルの静圧
空気軸受によつて支持させる構成とすることによ
り、回転霧化頭103の回転数を高め、ハウジン
グ101の形状を小形化しうるようにしたにも拘
わらず、次のような欠点があつた。
第1に、回転霧化頭103のハブ部材104
に、回転軸102の外側に位置して塗料チユーブ
106を挿入する必要があると共に、該回転霧化
頭103はハブ部材104と霧化頭本体105と
から構成されるものであるため、全体形状やベル
口径が大型化してしまう。この結果、噴霧パター
ンが大きくなつてしまい、いわゆる平吹き、また
はスポツト吹き等を行なうのに適さないという欠
点がある。
に、回転軸102の外側に位置して塗料チユーブ
106を挿入する必要があると共に、該回転霧化
頭103はハブ部材104と霧化頭本体105と
から構成されるものであるため、全体形状やベル
口径が大型化してしまう。この結果、噴霧パター
ンが大きくなつてしまい、いわゆる平吹き、また
はスポツト吹き等を行なうのに適さないという欠
点がある。
第2に、塗料チユーブ106はハウジング10
1に対して斜めに取付けられるものであるため、
静電噴霧装置を工業用ロボツトやレシプロケータ
に取付けて使用するとき、塗料チユーブ106に
接続される塗料配管が邪魔となり、狭隘な部位を
有する被塗物には塗装を施こすことができないと
いう欠点があつた。
1に対して斜めに取付けられるものであるため、
静電噴霧装置を工業用ロボツトやレシプロケータ
に取付けて使用するとき、塗料チユーブ106に
接続される塗料配管が邪魔となり、狭隘な部位を
有する被塗物には塗装を施こすことができないと
いう欠点があつた。
第3に、塗料弁108はハウジング101外に
設けられるものであるため、塗料チユーブ106
と該塗料弁108との間を塗料パイプ112を介
して接続する必要があり、色替時においては該塗
料パイプ112内に充満している前色塗料は廃液
として廃液回収用シユラウドへ排出しなくてはな
らない。このため、前記シユラウドも回転霧化頭
103を覆うことができる大型なものを用い、シ
ユラウド伸縮用シリンダも必要となる等、廃液回
収機構が大型化する欠点がある。
設けられるものであるため、塗料チユーブ106
と該塗料弁108との間を塗料パイプ112を介
して接続する必要があり、色替時においては該塗
料パイプ112内に充満している前色塗料は廃液
として廃液回収用シユラウドへ排出しなくてはな
らない。このため、前記シユラウドも回転霧化頭
103を覆うことができる大型なものを用い、シ
ユラウド伸縮用シリンダも必要となる等、廃液回
収機構が大型化する欠点がある。
第4に、回転霧化頭103、塗料パイプ112
を洗浄する際、低速洗浄とする必要があるが、塗
料パイプに残存する前色塗料が多ければ、それだ
け大量のシンナを必要とするばかりでなく、洗浄
時間も長くなる欠点がある。
を洗浄する際、低速洗浄とする必要があるが、塗
料パイプに残存する前色塗料が多ければ、それだ
け大量のシンナを必要とするばかりでなく、洗浄
時間も長くなる欠点がある。
第5に、回転軸102とハウジング101との
間にわずかな隙間が存在するが、前述した如く洗
浄時に大量のシンナを使用せざるを得ないため、
シユラウドに飛散したシンナが当該隙間からハウ
ジング101内に浸入し、該ハウジング101内
の静圧空気軸受に廃液が含浸し、該空気軸受を構
成する多孔質の軸受部材に目詰りを生じさせる等
の原因で、該空気軸受の寿命を縮めてしまう欠点
がある。
間にわずかな隙間が存在するが、前述した如く洗
浄時に大量のシンナを使用せざるを得ないため、
シユラウドに飛散したシンナが当該隙間からハウ
ジング101内に浸入し、該ハウジング101内
の静圧空気軸受に廃液が含浸し、該空気軸受を構
成する多孔質の軸受部材に目詰りを生じさせる等
の原因で、該空気軸受の寿命を縮めてしまう欠点
がある。
さらに、第6に、前述した従来技術によるもの
は、外部に露出したままのハウジング101に高
電圧ケーブルを接続し、該ハウジング101から
回転霧化頭103へは回転軸102を介して高電
圧を供給するものであるため、ハウジング101
を人手で把持して塗装作業を行なうことができな
い。このため、この種の静電塗装装置は塗装ブー
ス内で絶縁支持部材(インシユレートサポート)
を介してレシプロケータに取付け、該塗装ブース
内の無人雰囲気下で塗装作業を行なわなくてはな
らないという欠点がある。
は、外部に露出したままのハウジング101に高
電圧ケーブルを接続し、該ハウジング101から
回転霧化頭103へは回転軸102を介して高電
圧を供給するものであるため、ハウジング101
を人手で把持して塗装作業を行なうことができな
い。このため、この種の静電塗装装置は塗装ブー
ス内で絶縁支持部材(インシユレートサポート)
を介してレシプロケータに取付け、該塗装ブース
内の無人雰囲気下で塗装作業を行なわなくてはな
らないという欠点がある。
一方、自動車工場の塗装工程では、コンベアラ
インに乗つて搬送される自動車ボデイに自動塗装
を施こすべく、工業用ロボツトのアーム先端に静
電噴霧装置を取付け、テイーチングに基づくプレ
イバツク動作により、静電塗装を行なつている。
しかし、前述の如き回転霧化頭型の静電噴霧装置
は、形状、重量が大なることはもとより、そのハ
ウジングや回転霧化頭が直接高電圧に帯電してい
るため、事故防止の立場から工業用ロボツトに取
付けることができないという問題点がある。そこ
で、従来この種の工業用ロボツトには安全性の面
からエア霧化方式のコロナピン付静電噴霧ガンを
使用していたが、霧化能力等の面から高粘度塗料
には使用することができないという欠点があつ
た。
インに乗つて搬送される自動車ボデイに自動塗装
を施こすべく、工業用ロボツトのアーム先端に静
電噴霧装置を取付け、テイーチングに基づくプレ
イバツク動作により、静電塗装を行なつている。
しかし、前述の如き回転霧化頭型の静電噴霧装置
は、形状、重量が大なることはもとより、そのハ
ウジングや回転霧化頭が直接高電圧に帯電してい
るため、事故防止の立場から工業用ロボツトに取
付けることができないという問題点がある。そこ
で、従来この種の工業用ロボツトには安全性の面
からエア霧化方式のコロナピン付静電噴霧ガンを
使用していたが、霧化能力等の面から高粘度塗料
には使用することができないという欠点があつ
た。
本考案は、前述した従来技術の欠点に鑑みなさ
れたもので、ハウジング部分や回転霧化頭を絶縁
性のカバーによつて電気的に絶縁し、また塗料チ
ユーブを回転軸内に挿通すると共に、前記カバー
には塗料弁と高電圧ケーブル接続部材を直接設け
ることにより、回転霧化頭の口径を初め、ハウジ
ング全体の形状を小型化すると共に、電気的な安
全性を高め、工業用ロボツトやレシプロケータへ
の装着性を良好とした静電噴霧装置を提供するこ
とを目的とするものである。
れたもので、ハウジング部分や回転霧化頭を絶縁
性のカバーによつて電気的に絶縁し、また塗料チ
ユーブを回転軸内に挿通すると共に、前記カバー
には塗料弁と高電圧ケーブル接続部材を直接設け
ることにより、回転霧化頭の口径を初め、ハウジ
ング全体の形状を小型化すると共に、電気的な安
全性を高め、工業用ロボツトやレシプロケータへ
の装着性を良好とした静電噴霧装置を提供するこ
とを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案が採用する
構成の特徴は、ハウジングの全体を覆うと共に、
放出端縁のみを霧出させた状態で回転霧化頭の全
体を覆うように絶縁材からなるカバーを設け、ス
ラスト、ラジアルの空気軸受で支持された回転軸
内には該回転軸に対して非接触状態で塗料チユー
ブを挿通して設け、前記カバーの後端側には該塗
料チユーブに供給する塗料を制御する塗料弁を設
け、前記塗料チユーブの先端側を前記回転霧化頭
の接液面途中に設けられた隔壁板の背面中央に向
けて開口させ、かつ前記カバーの後端側には高電
圧ケーブルと接続されて前記ハウジングに高電圧
を印加する高電圧ケーブル接続部材を設けたこと
にある。
構成の特徴は、ハウジングの全体を覆うと共に、
放出端縁のみを霧出させた状態で回転霧化頭の全
体を覆うように絶縁材からなるカバーを設け、ス
ラスト、ラジアルの空気軸受で支持された回転軸
内には該回転軸に対して非接触状態で塗料チユー
ブを挿通して設け、前記カバーの後端側には該塗
料チユーブに供給する塗料を制御する塗料弁を設
け、前記塗料チユーブの先端側を前記回転霧化頭
の接液面途中に設けられた隔壁板の背面中央に向
けて開口させ、かつ前記カバーの後端側には高電
圧ケーブルと接続されて前記ハウジングに高電圧
を印加する高電圧ケーブル接続部材を設けたこと
にある。
以下、本考案について第2図ないし第5図に示
す実施例に基づいて詳述する。
す実施例に基づいて詳述する。
図面において、1は金属体からなる円筒状のハ
ウジングで、該ハウジング1には軸線方向に貫通
する軸穴2が穿設され、該軸穴2の一端側には半
径方向に円形のタービン室3が形成され、また前
記ハウジング1の一端側には後述の塗料チユーブ
固定用フランジが着座する環状溝1Aとなつてい
る。4は前記軸穴2内に該軸穴2と半径方向に微
小な間隙を有して遊嵌された金属材からなる回転
軸、5はタービン室3内に該タービン室3と軸線
方向に微小な間隙を有して遊嵌された金属材から
なる円板状のタービンで、該タービン5は前記回
転軸4の一端側に例えば溶接、ボルト等の手段で
固着されると共に、該タービン5の外周面には多
数の羽根5A,5A,…が等間隔で設けられてい
る。
ウジングで、該ハウジング1には軸線方向に貫通
する軸穴2が穿設され、該軸穴2の一端側には半
径方向に円形のタービン室3が形成され、また前
記ハウジング1の一端側には後述の塗料チユーブ
固定用フランジが着座する環状溝1Aとなつてい
る。4は前記軸穴2内に該軸穴2と半径方向に微
小な間隙を有して遊嵌された金属材からなる回転
軸、5はタービン室3内に該タービン室3と軸線
方向に微小な間隙を有して遊嵌された金属材から
なる円板状のタービンで、該タービン5は前記回
転軸4の一端側に例えば溶接、ボルト等の手段で
固着されると共に、該タービン5の外周面には多
数の羽根5A,5A,…が等間隔で設けられてい
る。
6はハウジング1外に位置して前記回転軸4の
他端側に固着された回転霧化頭で、本実施例の場
合、該回転霧化頭6は筒型ないしベル型霧化頭が
用いられる。そして、回転霧化頭6は回転軸4に
固着するためのねじ部6Aと、塗料を薄いフイル
ム状に薄膜化するため前方に向けて拡開する円錐
状の接液面6Bと、該接液面6Bの先端に形成さ
れるエツジ状の放出端縁6Cと、ねじ部6Aと接
液面6Bとの間に半径方向内方に向けて突出した
塗料逆流防止用の環状凸部6Dと、接液面6B途
中に設けられた隔壁板6Eと、該隔壁板6Eの周
面近傍に位置して穿設された多数の塗料流出孔6
F,6F,…から構成され、前記放出端縁6Cは
必要に応じて多数の溝が刻設される。
他端側に固着された回転霧化頭で、本実施例の場
合、該回転霧化頭6は筒型ないしベル型霧化頭が
用いられる。そして、回転霧化頭6は回転軸4に
固着するためのねじ部6Aと、塗料を薄いフイル
ム状に薄膜化するため前方に向けて拡開する円錐
状の接液面6Bと、該接液面6Bの先端に形成さ
れるエツジ状の放出端縁6Cと、ねじ部6Aと接
液面6Bとの間に半径方向内方に向けて突出した
塗料逆流防止用の環状凸部6Dと、接液面6B途
中に設けられた隔壁板6Eと、該隔壁板6Eの周
面近傍に位置して穿設された多数の塗料流出孔6
F,6F,…から構成され、前記放出端縁6Cは
必要に応じて多数の溝が刻設される。
7は軸穴2に対して回転軸4を非接触状態で支
持するために該回転軸4の周囲に位置してハウジ
ング1に配設されたラジアル空気軸受で、該空気
軸受7は回転軸4の外周を囲むようハウジング1
に固着された焼結金属の如き多孔質金属材からな
るスリーブ状の軸受8,8と、該軸受8の外周面
に位置してハウジング1に軸穴2と同心状に形成
された空気室9とから構成されている。そして、
前記空気軸受7は軸受8と空気室9とによつて静
圧空気軸受を構成し、後述する如く空気室9に供
給された高圧空気を軸受8から図中矢示方向に噴
出することにより、回転軸4を非接触状態で支持
することができる。
持するために該回転軸4の周囲に位置してハウジ
ング1に配設されたラジアル空気軸受で、該空気
軸受7は回転軸4の外周を囲むようハウジング1
に固着された焼結金属の如き多孔質金属材からな
るスリーブ状の軸受8,8と、該軸受8の外周面
に位置してハウジング1に軸穴2と同心状に形成
された空気室9とから構成されている。そして、
前記空気軸受7は軸受8と空気室9とによつて静
圧空気軸受を構成し、後述する如く空気室9に供
給された高圧空気を軸受8から図中矢示方向に噴
出することにより、回転軸4を非接触状態で支持
することができる。
また、10,10はタービン室3に対してター
ビン5を非接触状態で支持するために該タービン
5の両側面に位置してハウジング1に配設された
スラスト空気軸受で、該各空気軸受10はタービ
ン5の両側面を挾むようにハウジング1に固着さ
れた焼結金属の如き多孔質金属材からなる円環状
の軸受11と、該軸受11の背面側に位置してハ
ウジング1に形成された空気室12とから構成さ
れる。そして、前記各空気軸受10も軸受11と
空気室12とで静圧空気軸受を構成し、空気室1
2に供給された高圧空気を図中矢示方向に噴出す
ることによりタービン5を非接触状態で支持する
ことができる。
ビン5を非接触状態で支持するために該タービン
5の両側面に位置してハウジング1に配設された
スラスト空気軸受で、該各空気軸受10はタービ
ン5の両側面を挾むようにハウジング1に固着さ
れた焼結金属の如き多孔質金属材からなる円環状
の軸受11と、該軸受11の背面側に位置してハ
ウジング1に形成された空気室12とから構成さ
れる。そして、前記各空気軸受10も軸受11と
空気室12とで静圧空気軸受を構成し、空気室1
2に供給された高圧空気を図中矢示方向に噴出す
ることによりタービン5を非接触状態で支持する
ことができる。
次に、13は回転軸4内に該回転軸4に非接触
状態で挿入された塗料チユーブで、該塗料チユー
ブ13内には塗料通路14が形成されている。そ
して、塗料チユーブ13の一端側には塗料チユー
ブ固定用フランジ15が固着され、該フランジ1
5はハウジング1の環状溝1A内に嵌着され、後
述のカバーと協働して挾持することにより固定さ
れている。また、塗料チユーブ13の他端側には
先端が回転霧化頭6の接液面6B内周面に突出し
たノズル16が固着され、該ノズル16から隔壁
板6Eの背面中央に向け塗料を噴出するようにな
つている。
状態で挿入された塗料チユーブで、該塗料チユー
ブ13内には塗料通路14が形成されている。そ
して、塗料チユーブ13の一端側には塗料チユー
ブ固定用フランジ15が固着され、該フランジ1
5はハウジング1の環状溝1A内に嵌着され、後
述のカバーと協働して挾持することにより固定さ
れている。また、塗料チユーブ13の他端側には
先端が回転霧化頭6の接液面6B内周面に突出し
たノズル16が固着され、該ノズル16から隔壁
板6Eの背面中央に向け塗料を噴出するようにな
つている。
17はハウジング1に形成されたタービン駆動
用空気通路で、該空気通路17の一端は後述のカ
バーを介して圧気源に接続されるように該ハウジ
ング1の端面に開口し、その他端はタービン室3
内においてタービン5の羽根5Aの前面に向け開
口したノズル口となつている。ここで、タービン
駆動用空気通路17に供給された高圧空気をター
ビン5の羽根5Aに向け噴射することにより、該
タービン5を回転軸4、回転霧化頭6と共に、
60000〜100000rpmで高速回転しうる。また、1
8はハウジング1に形成された軸受用空気通路
で、該空気通路18の一端も後述のカバーを介し
て圧気源と接続されるように該ハウジング1の端
面に開口し、その他端は分岐して各空気室9,1
2にそれぞれ接続されている。さらに、19は排
気通路で、該排気通路19の一端はラジアル空気
軸受7とスラスト空気軸受10との間に位置して
軸穴2に開口し、その他端はハウジング1の外周
面に開口している。
用空気通路で、該空気通路17の一端は後述のカ
バーを介して圧気源に接続されるように該ハウジ
ング1の端面に開口し、その他端はタービン室3
内においてタービン5の羽根5Aの前面に向け開
口したノズル口となつている。ここで、タービン
駆動用空気通路17に供給された高圧空気をター
ビン5の羽根5Aに向け噴射することにより、該
タービン5を回転軸4、回転霧化頭6と共に、
60000〜100000rpmで高速回転しうる。また、1
8はハウジング1に形成された軸受用空気通路
で、該空気通路18の一端も後述のカバーを介し
て圧気源と接続されるように該ハウジング1の端
面に開口し、その他端は分岐して各空気室9,1
2にそれぞれ接続されている。さらに、19は排
気通路で、該排気通路19の一端はラジアル空気
軸受7とスラスト空気軸受10との間に位置して
軸穴2に開口し、その他端はハウジング1の外周
面に開口している。
さらに、20は高電圧に対する安全性確保のた
めにハウジング1の全体と、放出端縁6Cのみを
露出させた状態で回転霧化頭6の全体を覆うカバ
ーで、該カバー20はハウジング1を覆うカバー
本体21と、回転霧化頭6を覆うためカバー本体
21の前端側に螺着された前部カバー22とから
構成され、該カバー本体21と前部カバー22と
は共に合成樹脂等の絶縁材によつて形成されてい
る。
めにハウジング1の全体と、放出端縁6Cのみを
露出させた状態で回転霧化頭6の全体を覆うカバ
ーで、該カバー20はハウジング1を覆うカバー
本体21と、回転霧化頭6を覆うためカバー本体
21の前端側に螺着された前部カバー22とから
構成され、該カバー本体21と前部カバー22と
は共に合成樹脂等の絶縁材によつて形成されてい
る。
ここで、カバー本体21には有底凹状のハウジ
ング収容部21Aが形成され、ハウジング1は該
収容部21A内に嵌着され、ボルト23,23に
よつて該カバー本体21に固定されている。な
お、安全性確保のため前記各ボルト23の先端は
カバー本体21を貫通せず、従つて外部に露出す
ることはない。また、カバー本体21の後端面側
には本静電噴霧装置を工業用ロボツト24のアー
ム24Aやレシプロケータ(図示せず)に取付け
るための取付孔25が形成されている。
ング収容部21Aが形成され、ハウジング1は該
収容部21A内に嵌着され、ボルト23,23に
よつて該カバー本体21に固定されている。な
お、安全性確保のため前記各ボルト23の先端は
カバー本体21を貫通せず、従つて外部に露出す
ることはない。また、カバー本体21の後端面側
には本静電噴霧装置を工業用ロボツト24のアー
ム24Aやレシプロケータ(図示せず)に取付け
るための取付孔25が形成されている。
一方、前部カバー22は大径穴22Aと中径穴
22Bと小径穴22Cとからなり、大径穴22A
の内周はカバー本体21の前端に螺着されると共
に、該大径穴22A、ハウジング1およびカバー
本体21端面によつて円環状の空気室26が形成
されている。また、大径穴22Aと中径穴22B
との間の段壁22Dには空気室26と連通するシ
エーピングエア用の多数の空気通路27,27,
…が穿設されると共に、該中径穴22Bとハウジ
ング1の端面との間は空気通路27と連通する空
気室28となつている。さらに、小径穴22C内
には若干の隙間を有して回転霧化頭6が収容さ
れ、該回転霧化頭6の放出端縁6Cのみが該小径
穴22Cから突出している。そして、回転霧化頭
6と小径穴22Cとの間の円環状間隙はシエーピ
ングエア噴出用間隙29となつている。
22Bと小径穴22Cとからなり、大径穴22A
の内周はカバー本体21の前端に螺着されると共
に、該大径穴22A、ハウジング1およびカバー
本体21端面によつて円環状の空気室26が形成
されている。また、大径穴22Aと中径穴22B
との間の段壁22Dには空気室26と連通するシ
エーピングエア用の多数の空気通路27,27,
…が穿設されると共に、該中径穴22Bとハウジ
ング1の端面との間は空気通路27と連通する空
気室28となつている。さらに、小径穴22C内
には若干の隙間を有して回転霧化頭6が収容さ
れ、該回転霧化頭6の放出端縁6Cのみが該小径
穴22Cから突出している。そして、回転霧化頭
6と小径穴22Cとの間の円環状間隙はシエーピ
ングエア噴出用間隙29となつている。
次に、30はカバー本体21に形成した塗料弁
取付孔、31は該塗料弁取付孔30にボルトを介
して固着された塗料弁で、該塗料弁31は弁ケー
シング弁31Aと、該弁ケーシング31A内に形
成したシリンダ31Bと、該シリンダ31B内に
摺動自在に挿嵌された可動隔壁31Cと、該可動
隔壁31Cに固着され弁座31Dに離着座する弁
体31Eと、該弁体31Eを案内するリテーナ3
1Fと、弁ケーシング31A内で可動隔壁31C
により画成された圧力室31G、ばね室31H
と、該圧力室31Gに制御空気を供給する制御空
気ポート31Iと、弁体31Eを弁座31Dに向
け付勢するようにばね室31Hに張設されたばね
31Jと、弁体31Eが弁座31Dに着座してい
る状態においても恒常的に連通する如く弁ケーシ
ング31Aに形成された塗料流入ポート31K、
廃液排出ポート31Lと、弁体31Eが弁座31
Dから離座したとき塗料流入ポート31Kからの
塗料の流出を許す塗料流出ポート31Mとから構
成される。
取付孔、31は該塗料弁取付孔30にボルトを介
して固着された塗料弁で、該塗料弁31は弁ケー
シング弁31Aと、該弁ケーシング31A内に形
成したシリンダ31Bと、該シリンダ31B内に
摺動自在に挿嵌された可動隔壁31Cと、該可動
隔壁31Cに固着され弁座31Dに離着座する弁
体31Eと、該弁体31Eを案内するリテーナ3
1Fと、弁ケーシング31A内で可動隔壁31C
により画成された圧力室31G、ばね室31H
と、該圧力室31Gに制御空気を供給する制御空
気ポート31Iと、弁体31Eを弁座31Dに向
け付勢するようにばね室31Hに張設されたばね
31Jと、弁体31Eが弁座31Dに着座してい
る状態においても恒常的に連通する如く弁ケーシ
ング31Aに形成された塗料流入ポート31K、
廃液排出ポート31Lと、弁体31Eが弁座31
Dから離座したとき塗料流入ポート31Kからの
塗料の流出を許す塗料流出ポート31Mとから構
成される。
ここで、塗料弁31の塗料流入ポート31Kは
塗料通路32を介して塗料流入継手33と接続さ
れ、廃液排出ポート31Lは廃液排出通路34を
介して廃液排出継手35と接続され、塗料流出ポ
ート31Mはカバー本体21に形成されたL字状
の塗料通路36を介して塗料チユーブ13内の塗
料通路14と連通している。一方、制御空気ポー
ト31Iは制御空気通路37を介して圧気源に連
なる制御空気継手38に接続されている(第4図
参照)。
塗料通路32を介して塗料流入継手33と接続さ
れ、廃液排出ポート31Lは廃液排出通路34を
介して廃液排出継手35と接続され、塗料流出ポ
ート31Mはカバー本体21に形成されたL字状
の塗料通路36を介して塗料チユーブ13内の塗
料通路14と連通している。一方、制御空気ポー
ト31Iは制御空気通路37を介して圧気源に連
なる制御空気継手38に接続されている(第4図
参照)。
39は同じくカバー本体21に形成されたター
ビン駆動用空気通路で、該空気通路39の一端は
タービン駆動用空気通路17と接続され、その他
端は圧気源に連なるタービン駆動空気継手40に
接続されている。41は同じくカバー本体21に
形成された軸受用空気通路で、該空気通路41の
一端は軸受用空気通路18と接続され、その他端
は圧気源に連なる軸受用空気継手42と接続され
ている。43はカバー部材21を軸線方向に延び
るシエーピングエア用通路で、該シエーピングエ
ア用通路43の一端は空気室26と接続され、そ
の他端は圧気源に連なるシエーピングエア継手4
4と接続されている。45はカバー本体21を半
径方向に延びる排気通路で、該排気通路45の一
端は排気通路19と接続され、その他端はカバー
本体21に固着されたリング状部材46と該カバ
ー本体21との間に形成された環状排気通路47
に接続され、しかも該環状排気通路47は大気に
開口している。
ビン駆動用空気通路で、該空気通路39の一端は
タービン駆動用空気通路17と接続され、その他
端は圧気源に連なるタービン駆動空気継手40に
接続されている。41は同じくカバー本体21に
形成された軸受用空気通路で、該空気通路41の
一端は軸受用空気通路18と接続され、その他端
は圧気源に連なる軸受用空気継手42と接続され
ている。43はカバー部材21を軸線方向に延び
るシエーピングエア用通路で、該シエーピングエ
ア用通路43の一端は空気室26と接続され、そ
の他端は圧気源に連なるシエーピングエア継手4
4と接続されている。45はカバー本体21を半
径方向に延びる排気通路で、該排気通路45の一
端は排気通路19と接続され、その他端はカバー
本体21に固着されたリング状部材46と該カバ
ー本体21との間に形成された環状排気通路47
に接続され、しかも該環状排気通路47は大気に
開口している。
さらに、48はカバー本体21に設けられた高
電圧ケーブル接続部材で、該接続部材48には高
電圧ケーブル49が装着され、該高電圧ケーブル
49の一端は高電圧発生装置(図示せず)と接続
され、その他端はハウジング1の外周に直接的に
接触している。そして、高電圧発生装置で発生し
た−60〜−120〔kV〕の高電圧は高電圧ケーブル
49を介してハウジング1に供給されるようにな
つている。
電圧ケーブル接続部材で、該接続部材48には高
電圧ケーブル49が装着され、該高電圧ケーブル
49の一端は高電圧発生装置(図示せず)と接続
され、その他端はハウジング1の外周に直接的に
接触している。そして、高電圧発生装置で発生し
た−60〜−120〔kV〕の高電圧は高電圧ケーブル
49を介してハウジング1に供給されるようにな
つている。
なお、第5図中で50はA,B,…N色の塗料
およびシンナ、エアを供給する色替弁、51は該
色替弁50と塗料流入継手33を接続する塗料パ
イプ、52は廃液排出継手35と廃液タンク53
との間を接続する廃液パイプ、54は塗料弁31
に近接して該廃液パイプ52の途中に設けられた
開閉弁を示す。
およびシンナ、エアを供給する色替弁、51は該
色替弁50と塗料流入継手33を接続する塗料パ
イプ、52は廃液排出継手35と廃液タンク53
との間を接続する廃液パイプ、54は塗料弁31
に近接して該廃液パイプ52の途中に設けられた
開閉弁を示す。
本実施例は前述のように構成されるが、次にそ
の作動について述べる。
の作動について述べる。
まず、軸受用空気継手42から軸受用空気通路
41,18を介して各空気軸受7,10の空気室
9,12に高圧空気を供給し、その軸受8,11
から高圧空気を図中矢示方向に噴出する。この結
果、回転軸4はラジアル空気軸受7によつて半径
方向に非接触状態に保持され、またタービン5は
スラスト空気軸受10によつて軸線方向に非接触
状態に保持される。
41,18を介して各空気軸受7,10の空気室
9,12に高圧空気を供給し、その軸受8,11
から高圧空気を図中矢示方向に噴出する。この結
果、回転軸4はラジアル空気軸受7によつて半径
方向に非接触状態に保持され、またタービン5は
スラスト空気軸受10によつて軸線方向に非接触
状態に保持される。
この状態で、タービン駆動用空気継手40から
タービン駆動用空気通路39,17を介してター
ビン5の羽根5A前面に向けて高圧空気を供給す
ると、該タービン5は回転軸4、回転霧化頭6と
共に高速回転する。この間、各空気軸受7,10
およびタービン5からの排気の大部分は排気通路
19,45、環状排気通路47を介して大気中に
放出される。また、排気の一部はハウジング1の
軸穴2と回転軸4との間の微小隙間から空気室2
8内に排出される。
タービン駆動用空気通路39,17を介してター
ビン5の羽根5A前面に向けて高圧空気を供給す
ると、該タービン5は回転軸4、回転霧化頭6と
共に高速回転する。この間、各空気軸受7,10
およびタービン5からの排気の大部分は排気通路
19,45、環状排気通路47を介して大気中に
放出される。また、排気の一部はハウジング1の
軸穴2と回転軸4との間の微小隙間から空気室2
8内に排出される。
一方、高電圧発生装置から高電圧ケーブル49
に、例えば−90〔kV〕の高電圧を供給すると、該
高電圧ケーブルと接触している金属材からなるハ
ウジング1が−90〔kV〕に帯電する。この際、回
転軸4、タービン5はハウジング1に対して非接
触状態であるが、該回転軸4は軸穴2に対して微
小な間隙を有して遊嵌されていると共に、タービ
ン5もタービン室3内に微小な間隙を有して遊嵌
されているにしかすぎない。この結果、ハウジン
グ1が高電圧に帯電することによつて、軸穴2と
回転軸4との間、タービン室3とタービン5との
間に介在する微小厚さの空気層が絶縁破壊を起
し、放電現象によつて該回転軸4、タービン5が
−90〔kV〕に帯電する。かくして、回転霧化頭6
も回転軸4を介してこの高電圧に帯電することに
なる。
に、例えば−90〔kV〕の高電圧を供給すると、該
高電圧ケーブルと接触している金属材からなるハ
ウジング1が−90〔kV〕に帯電する。この際、回
転軸4、タービン5はハウジング1に対して非接
触状態であるが、該回転軸4は軸穴2に対して微
小な間隙を有して遊嵌されていると共に、タービ
ン5もタービン室3内に微小な間隙を有して遊嵌
されているにしかすぎない。この結果、ハウジン
グ1が高電圧に帯電することによつて、軸穴2と
回転軸4との間、タービン室3とタービン5との
間に介在する微小厚さの空気層が絶縁破壊を起
し、放電現象によつて該回転軸4、タービン5が
−90〔kV〕に帯電する。かくして、回転霧化頭6
も回転軸4を介してこの高電圧に帯電することに
なる。
一方、制御空気継手38から塗料弁31に制御
空気が供給されていない状態では、弁体31Eは
ばね31Jのばね力によつて弁座31Dに着座し
ている。一方、開閉弁54を開弁状態におく。こ
の状態で、色替弁50から例えばA色の塗料を供
給すると、塗料パイプ51からのA色塗料は塗料
流入継手33、塗料通路32を介して塗料弁31
内の塗料流入ポート31K、廃液排出ポート31
Lを通り、さらに廃液排出通路34、廃液排出継
手35を介して、廃液パイプ52に向けて流れ、
これら内部を充満する。その後開閉弁54を閉弁
する。
空気が供給されていない状態では、弁体31Eは
ばね31Jのばね力によつて弁座31Dに着座し
ている。一方、開閉弁54を開弁状態におく。こ
の状態で、色替弁50から例えばA色の塗料を供
給すると、塗料パイプ51からのA色塗料は塗料
流入継手33、塗料通路32を介して塗料弁31
内の塗料流入ポート31K、廃液排出ポート31
Lを通り、さらに廃液排出通路34、廃液排出継
手35を介して、廃液パイプ52に向けて流れ、
これら内部を充満する。その後開閉弁54を閉弁
する。
次に、回転霧化頭6に塗料を供給すべく、制御
空気継手38から制御空気通路37を介して塗料
弁31の制御空気ポート31Iから圧力室31G
に制御空気を供給する。この結果、ピストン31
Cは弁体31Eと共にばね31Jに抗して第4図
中の上方に変位し、該弁体31Eを弁座31Dか
ら離座せしめる。これにより、色替弁50からの
塗料は該塗料弁31の塗料流出ポート31Mから
塗料通路36,14を介してノズル16に供給さ
れ、回転霧化頭6の接液面6Bに向け噴出され
る。これにより、回転霧化頭6が高速回転する際
の遠心力で極めて薄膜化され、回転霧化頭6の放
出端縁6Cから液糸として噴霧され、静電霧化さ
れて帯電塗料粒子となる。この塗料粒子は回転霧
化頭6と被塗物との間に形成された電気力線に沿
つて飛行し、被塗物に塗着する。
空気継手38から制御空気通路37を介して塗料
弁31の制御空気ポート31Iから圧力室31G
に制御空気を供給する。この結果、ピストン31
Cは弁体31Eと共にばね31Jに抗して第4図
中の上方に変位し、該弁体31Eを弁座31Dか
ら離座せしめる。これにより、色替弁50からの
塗料は該塗料弁31の塗料流出ポート31Mから
塗料通路36,14を介してノズル16に供給さ
れ、回転霧化頭6の接液面6Bに向け噴出され
る。これにより、回転霧化頭6が高速回転する際
の遠心力で極めて薄膜化され、回転霧化頭6の放
出端縁6Cから液糸として噴霧され、静電霧化さ
れて帯電塗料粒子となる。この塗料粒子は回転霧
化頭6と被塗物との間に形成された電気力線に沿
つて飛行し、被塗物に塗着する。
この間、回転霧化頭6の遠心力やエアポンピン
グ現象等によつて拡開した噴霧パターンとなろう
とする。そこで、シエーピングエア継手44に空
気を供給し、シエーピングエア用通路43、空気
室26、多数の空気通路27、空気室28を順次
介して、シエーピングエア噴出用間隙29からシ
エーピングエアを噴出し、パターン成形を行な
う。
グ現象等によつて拡開した噴霧パターンとなろう
とする。そこで、シエーピングエア継手44に空
気を供給し、シエーピングエア用通路43、空気
室26、多数の空気通路27、空気室28を順次
介して、シエーピングエア噴出用間隙29からシ
エーピングエアを噴出し、パターン成形を行な
う。
次に、次色の塗料、例えばB色の塗料を噴霧す
るには、A色の塗料が付着した部分を全て洗浄す
る必要がある。そこで、塗料弁31への制御空気
の供給を停止して、ばね31Jにより弁体31E
を弁座31Dに着座せしめると共に開閉弁54を
開弁する。そして色替弁50からエア、シンナを
順次供給し、塗料パイプ51、塗料通路32、塗
料弁31の塗料流入ポート31K、廃液排出ポー
ト31L、廃液排出通路34内等を洗浄し、シン
ナ廃液は廃液パイプ52、開閉弁54を介して廃
液タンク53に排出する。このときは、エア、シ
ンナを高圧状態で供給し、高速洗浄を行なうこと
ができる。
るには、A色の塗料が付着した部分を全て洗浄す
る必要がある。そこで、塗料弁31への制御空気
の供給を停止して、ばね31Jにより弁体31E
を弁座31Dに着座せしめると共に開閉弁54を
開弁する。そして色替弁50からエア、シンナを
順次供給し、塗料パイプ51、塗料通路32、塗
料弁31の塗料流入ポート31K、廃液排出ポー
ト31L、廃液排出通路34内等を洗浄し、シン
ナ廃液は廃液パイプ52、開閉弁54を介して廃
液タンク53に排出する。このときは、エア、シ
ンナを高圧状態で供給し、高速洗浄を行なうこと
ができる。
次に、塗料弁31の弁座31D、塗料流出ポー
ト31M、塗料通路36,14、回転霧化頭6等
を洗浄するために、圧力室31Gに再び制御空気
を供給し、弁体31Eを弁座31Dから離座せし
めると共に、開閉弁54を閉弁する。そして、色
替弁50からエア、シンナを低圧状態でこれら内
部に順次供給し、洗浄を行なう。この際、回転霧
化頭6を回転させながら洗浄するのであるが、そ
の回転が速すぎると、周囲に廃液が飛散するか
ら、該回転霧化頭6の回転数を5000〜10000rpm
とする。
ト31M、塗料通路36,14、回転霧化頭6等
を洗浄するために、圧力室31Gに再び制御空気
を供給し、弁体31Eを弁座31Dから離座せし
めると共に、開閉弁54を閉弁する。そして、色
替弁50からエア、シンナを低圧状態でこれら内
部に順次供給し、洗浄を行なう。この際、回転霧
化頭6を回転させながら洗浄するのであるが、そ
の回転が速すぎると、周囲に廃液が飛散するか
ら、該回転霧化頭6の回転数を5000〜10000rpm
とする。
かくして、すべての洗浄が終了したら、前述と
同様にしてB色の塗装を行なえばよい。
同様にしてB色の塗装を行なえばよい。
而して、本実施例においては、ハウジング1は
カバー本体21のハウジング収容部21A内に嵌
着されて絶縁性が保持され、また回転霧化頭6は
前部カバー22の小径部22C内にシエーピング
エア噴出用隙間29を有して挿入され、その放出
端縁6Cのみが該小径穴22Cからわずかに突出
しているにすぎない。
カバー本体21のハウジング収容部21A内に嵌
着されて絶縁性が保持され、また回転霧化頭6は
前部カバー22の小径部22C内にシエーピング
エア噴出用隙間29を有して挿入され、その放出
端縁6Cのみが該小径穴22Cからわずかに突出
しているにすぎない。
従つて、ハウジング1と回転霧化頭6とは、そ
の放出端縁6Cを除いて、カバー本体21と前部
カバー22とからなるカバー20により覆われて
いるから、本考案に係る静電噴霧装置を人手によ
つて把持しても何らの危険性がなく、また、カバ
ー本体21を工業用ロボツト24のアーム24A
に取付けて塗装作業を行なつても、ハウジング1
や回転霧化頭6が被塗物に接触する虞れがなく、
極めて安全性を高めることができる。
の放出端縁6Cを除いて、カバー本体21と前部
カバー22とからなるカバー20により覆われて
いるから、本考案に係る静電噴霧装置を人手によ
つて把持しても何らの危険性がなく、また、カバ
ー本体21を工業用ロボツト24のアーム24A
に取付けて塗装作業を行なつても、ハウジング1
や回転霧化頭6が被塗物に接触する虞れがなく、
極めて安全性を高めることができる。
一方、本実施例では塗料チユーブ13は回転中
心となる回転軸4内を非接触状態で挿通すること
ができると共に、ノズル16を回転霧化頭6の中
心に位置させることができる。従つて、軸受とし
てスラスト、ラジアルの静圧空気軸受を用いた場
合には玉軸受やコロ軸受を用いたものに比較して
ハウジング1の形状を小形化することができる利
点に加え、本考案のように回転軸4内を塗料チユ
ーブ13を挿通してなる、いわゆる“センタフイ
ード方式”としたから、ハウジング1の形状を一
層小形軽量化することができる。これらの点か
ら、本考案においては、例えば全体の長さ形状を
約11cm、重量を約1.4Kgとしうるから、工業用ロ
ボツトのアーム先端に取付けて使用することがで
き、テイーチング動作、プレイバツク動作を高精
度に行なうことができる。
心となる回転軸4内を非接触状態で挿通すること
ができると共に、ノズル16を回転霧化頭6の中
心に位置させることができる。従つて、軸受とし
てスラスト、ラジアルの静圧空気軸受を用いた場
合には玉軸受やコロ軸受を用いたものに比較して
ハウジング1の形状を小形化することができる利
点に加え、本考案のように回転軸4内を塗料チユ
ーブ13を挿通してなる、いわゆる“センタフイ
ード方式”としたから、ハウジング1の形状を一
層小形軽量化することができる。これらの点か
ら、本考案においては、例えば全体の長さ形状を
約11cm、重量を約1.4Kgとしうるから、工業用ロ
ボツトのアーム先端に取付けて使用することがで
き、テイーチング動作、プレイバツク動作を高精
度に行なうことができる。
また、ノズル16は回転霧化頭6の接液面6B
のほぼ中心に開口させることができるから、第1
図に示す如き従来技術による回転霧化頭を使用す
るものに比較して、回転霧化頭6の形状を単純化
し、その口径を小形化することができ、洗浄性を
向上させると共に平面吹きや、スポツト吹き等に
も適用することができる。
のほぼ中心に開口させることができるから、第1
図に示す如き従来技術による回転霧化頭を使用す
るものに比較して、回転霧化頭6の形状を単純化
し、その口径を小形化することができ、洗浄性を
向上させると共に平面吹きや、スポツト吹き等に
も適用することができる。
一方、前述した絶縁材からなるカバー本体21
には塗料弁31を取付け、該塗料弁31は同じく
カバー本体21に形成した塗料通路36を介し
て、前述した塗料チユーブ13内の塗料通路14
と連通させる構成としたから、回転霧化頭6と塗
料弁31との間の距離を可及的に短かくすること
ができる。この結果、色替弁50から塗料パイプ
51、塗料通路32、塗料弁31内の塗料流入ポ
ート31K、廃液排出ポート31L、廃液パイプ
52、開閉弁54等からなる系路は高速洗浄区間
として高圧のエア、シンナによつて短時間に洗浄
することができる一方、極めて距離の短かい塗料
弁31から塗料通路36,14の間と、回転霧化
頭6のみを低速洗浄区間として低圧のエア、シン
ナで洗浄すればよい。従つて、洗浄時間を著るし
く短縮しうるばかりでなく、回転霧化頭6からの
廃液流出量もわずかであるから、従来技術の如く
該回転霧化頭6に廃液回収用シユラウドを設ける
必要がなく、構造を簡単化することができる。
には塗料弁31を取付け、該塗料弁31は同じく
カバー本体21に形成した塗料通路36を介し
て、前述した塗料チユーブ13内の塗料通路14
と連通させる構成としたから、回転霧化頭6と塗
料弁31との間の距離を可及的に短かくすること
ができる。この結果、色替弁50から塗料パイプ
51、塗料通路32、塗料弁31内の塗料流入ポ
ート31K、廃液排出ポート31L、廃液パイプ
52、開閉弁54等からなる系路は高速洗浄区間
として高圧のエア、シンナによつて短時間に洗浄
することができる一方、極めて距離の短かい塗料
弁31から塗料通路36,14の間と、回転霧化
頭6のみを低速洗浄区間として低圧のエア、シン
ナで洗浄すればよい。従つて、洗浄時間を著るし
く短縮しうるばかりでなく、回転霧化頭6からの
廃液流出量もわずかであるから、従来技術の如く
該回転霧化頭6に廃液回収用シユラウドを設ける
必要がなく、構造を簡単化することができる。
また、回転霧化頭6の環状凸部6Dとノズル1
6との間に微小な間隙を有するが、前述した如く
回転霧化頭6からの廃液流出量をわずかな量とす
ることができるから、前記微小間隙から回転軸4
と塗料チユーブ13との間の隙間に向けて廃液が
流出したり、また、軸穴2と回転軸4との間の隙
間に廃液が流出する虞れがない。従つて、廃液に
よつて各空気軸受7,10等を損傷することがな
く、これら各空気軸受7,10の寿命を延すこと
ができる。
6との間に微小な間隙を有するが、前述した如く
回転霧化頭6からの廃液流出量をわずかな量とす
ることができるから、前記微小間隙から回転軸4
と塗料チユーブ13との間の隙間に向けて廃液が
流出したり、また、軸穴2と回転軸4との間の隙
間に廃液が流出する虞れがない。従つて、廃液に
よつて各空気軸受7,10等を損傷することがな
く、これら各空気軸受7,10の寿命を延すこと
ができる。
さらに、塗料弁31はカバー本体21の後端側
に設けられているから、従来技術の如く回転霧化
頭近傍に塗料チユーブや塗料配管が延在すること
がなく、狭隘な部位を有する被塗物にも塗装を施
こすことができ、特に工業用ロボツト24のアー
ム24Aに装着して使用する場合には好適であ
る。
に設けられているから、従来技術の如く回転霧化
頭近傍に塗料チユーブや塗料配管が延在すること
がなく、狭隘な部位を有する被塗物にも塗装を施
こすことができ、特に工業用ロボツト24のアー
ム24Aに装着して使用する場合には好適であ
る。
なお、本実施例では回転霧化頭6は円筒型ない
しベル型として図示したが、デイスク型または円
皿型のものを用いてもよい。また、前述したカバ
ー20はカバー本体21と前部カバー22とから
なるものとして述べたが、これは組付上ないしは
工作上の問題であつて、いかなる形状であつても
よい。さらに、塗料弁31は図示した三方口形式
のものに限ることなく、種々の弁形式のものを採
用することができる。さらにまた、本考案が適用
される対象は塗料噴霧装置に限ることなく、噴霧
造粒装置、噴霧乾燥装置、気流乾燥装置等であつ
てもよい。
しベル型として図示したが、デイスク型または円
皿型のものを用いてもよい。また、前述したカバ
ー20はカバー本体21と前部カバー22とから
なるものとして述べたが、これは組付上ないしは
工作上の問題であつて、いかなる形状であつても
よい。さらに、塗料弁31は図示した三方口形式
のものに限ることなく、種々の弁形式のものを採
用することができる。さらにまた、本考案が適用
される対象は塗料噴霧装置に限ることなく、噴霧
造粒装置、噴霧乾燥装置、気流乾燥装置等であつ
てもよい。
本考案に係る静電噴霧装置は以上詳細に述べた
如くであつて、ハウジングの全体と放出端縁のみ
を露出させた状態で回転霧化頭の全体とを絶縁性
のカバーで覆い、回転軸内には塗料チユーブを該
回転軸と非接触状態で挿通し、前記カバーの後端
側には該塗料チユーブに供給する塗料を制御する
塗料弁を設けると共に、ハウジングに直接高電圧
を印加する高電圧ケーブル接続部材を設ける構成
としたから、ハウジングや回転霧化頭を小型化
し、また塗料チユーブや高電圧ケーブルが回転霧
化頭近傍に存在しないから、塗装作業に際してこ
れらが邪魔となることがなく、工業用ロボツトや
レシプロケータ用静電噴霧装置として好適であ
る。また、回転霧化頭に塗料を供給すべき塗料弁
はカバーの後端側に直接的に取付け、該回転霧化
頭との間の距離を可及的に短くしたから、洗浄時
間を短縮し、廃液回収用シユラウドを不要としう
るばかりでなく、回転霧化頭からの廃液流出量を
小量とすることができるから、当該廃液が回転軸
や塗料チユーブの隙間からハウジング内に浸入
し、空気軸受の寿命を縮めてしまうことがない。
さらに、高電圧ケーブル接続部材をカバーの後端
側に設け、ハウジングに高電圧を直接印加する構
成とし、しかも該ハウジングや回転霧化頭は絶縁
性カバーで覆われているから、静電噴霧装置を工
業用ロボツトに取付けてテイーチング動作を行な
う場合にも安全性を確保できる等の幾多の効果を
奏する。
如くであつて、ハウジングの全体と放出端縁のみ
を露出させた状態で回転霧化頭の全体とを絶縁性
のカバーで覆い、回転軸内には塗料チユーブを該
回転軸と非接触状態で挿通し、前記カバーの後端
側には該塗料チユーブに供給する塗料を制御する
塗料弁を設けると共に、ハウジングに直接高電圧
を印加する高電圧ケーブル接続部材を設ける構成
としたから、ハウジングや回転霧化頭を小型化
し、また塗料チユーブや高電圧ケーブルが回転霧
化頭近傍に存在しないから、塗装作業に際してこ
れらが邪魔となることがなく、工業用ロボツトや
レシプロケータ用静電噴霧装置として好適であ
る。また、回転霧化頭に塗料を供給すべき塗料弁
はカバーの後端側に直接的に取付け、該回転霧化
頭との間の距離を可及的に短くしたから、洗浄時
間を短縮し、廃液回収用シユラウドを不要としう
るばかりでなく、回転霧化頭からの廃液流出量を
小量とすることができるから、当該廃液が回転軸
や塗料チユーブの隙間からハウジング内に浸入
し、空気軸受の寿命を縮めてしまうことがない。
さらに、高電圧ケーブル接続部材をカバーの後端
側に設け、ハウジングに高電圧を直接印加する構
成とし、しかも該ハウジングや回転霧化頭は絶縁
性カバーで覆われているから、静電噴霧装置を工
業用ロボツトに取付けてテイーチング動作を行な
う場合にも安全性を確保できる等の幾多の効果を
奏する。
第1図は従来技術による静電噴霧装置の塗料系
統を含む要部断面図、第2図ないし第5図は本考
案に係る静電噴霧装置に係り、第2図はその縦断
面図、第3図は第2図の左側面図、第4図は第2
図中の−線に沿う要部断面図、第5図は塗料
系統を含む工業用ロボツトへの取付け状態図であ
る。 1……ハウジング、2……軸穴、3……タービ
ン室、4……回転軸、5……タービン、6……回
転霧化頭、7……ラジアル空気軸受、10……ス
ラスト軸受、13……塗料チユーブ、14,3
2,36……塗料通路、17,39……タービン
駆動用空気通路、18,41……軸受用空気通
路、19,45……排気通路、20……カバー、
21……カバー本体、22……前部カバー、30
……塗料弁取付孔、31……塗料弁、34……排
液排出通路、37……制御空気通路、43……シ
エーピングエア用空気通路、49……高電圧ケー
ブル。
統を含む要部断面図、第2図ないし第5図は本考
案に係る静電噴霧装置に係り、第2図はその縦断
面図、第3図は第2図の左側面図、第4図は第2
図中の−線に沿う要部断面図、第5図は塗料
系統を含む工業用ロボツトへの取付け状態図であ
る。 1……ハウジング、2……軸穴、3……タービ
ン室、4……回転軸、5……タービン、6……回
転霧化頭、7……ラジアル空気軸受、10……ス
ラスト軸受、13……塗料チユーブ、14,3
2,36……塗料通路、17,39……タービン
駆動用空気通路、18,41……軸受用空気通
路、19,45……排気通路、20……カバー、
21……カバー本体、22……前部カバー、30
……塗料弁取付孔、31……塗料弁、34……排
液排出通路、37……制御空気通路、43……シ
エーピングエア用空気通路、49……高電圧ケー
ブル。
Claims (1)
- 内部に軸線方向に軸穴が形成されると共に該軸
穴の一端側に半径方向にタービン室が形成された
ハウジングと、該ハウジングの軸穴内に遊嵌され
た回転軸と、前記ハウジングのタービン室内に遊
嵌され前記回転軸の一端側に固着されたタービン
と、前記ハウジング外に位置して前記回転軸の他
端側に固着され、接液面の先端に放出端縁を有す
る回転霧化頭と、前記回転軸を非接触状態で支持
するために前記回転軸の周囲に位置して前記ハウ
ジングに設けられたラジアル空気軸受と、前記タ
ービンを非接触状態で支持するために前記タービ
ンの両側面に位置して前記ハウジングに設けられ
たスラスト空気軸受とからなる静電噴霧装置にお
いて、前記ハウジングの全体を覆うと共に、放出
端縁のみを露出させた状態で回転霧化頭の全体を
覆うように絶縁材からなるカバーを設け、前記回
転軸内には該回転軸に対して非接触状態で塗料チ
ユーブを挿通して設け、前記カバーの後端側には
該塗料チユーブに供給する塗料を制御する塗料弁
を設け、前記塗料チユーブの先端側を前記回転霧
化頭の接液面途中に設けられた隔壁板の背面中央
に向けて開口させ、かつ前記カバーの後端側には
高電圧ケーブルと接続されて前記ハウジングに高
電圧を印加する高電圧ケーブル接続部材を設けた
ことを特徴とする静電噴霧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3879384U JPS60151554U (ja) | 1984-03-17 | 1984-03-17 | 静電噴霧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3879384U JPS60151554U (ja) | 1984-03-17 | 1984-03-17 | 静電噴霧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60151554U JPS60151554U (ja) | 1985-10-08 |
| JPH0141496Y2 true JPH0141496Y2 (ja) | 1989-12-07 |
Family
ID=30546126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3879384U Granted JPS60151554U (ja) | 1984-03-17 | 1984-03-17 | 静電噴霧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60151554U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0818243A2 (en) | 1996-07-08 | 1998-01-14 | Ransburg Industrial Finishing KK | Electrostatic coating apparatus |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100520345B1 (ko) * | 2001-09-27 | 2005-10-13 | 주식회사 포스코 | 스트립 표면 도포용 방청유 무화장치 |
| JP4704003B2 (ja) * | 2004-10-07 | 2011-06-15 | 旭サナック株式会社 | 静電塗装用ガン |
| JP2006102692A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Asahi Sunac Corp | 塗装用ガン |
| USD545943S1 (en) | 2006-03-14 | 2007-07-03 | Illinois Tool Works Inc. | Coating material dispensing device |
-
1984
- 1984-03-17 JP JP3879384U patent/JPS60151554U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0818243A2 (en) | 1996-07-08 | 1998-01-14 | Ransburg Industrial Finishing KK | Electrostatic coating apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60151554U (ja) | 1985-10-08 |
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