JPH0141607B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0141607B2 JPH0141607B2 JP16522380A JP16522380A JPH0141607B2 JP H0141607 B2 JPH0141607 B2 JP H0141607B2 JP 16522380 A JP16522380 A JP 16522380A JP 16522380 A JP16522380 A JP 16522380A JP H0141607 B2 JPH0141607 B2 JP H0141607B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- triamterene
- carbonate
- cetyldimethylpyridinium
- chloride
- bicarbonate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は活性成分としてトリアムテレン
(triamterene)を含有する投与単位形のゼラチン
カプセルに関する。 トリアムテレンはカリウムの排泄を増強しない
非水銀の経口的に有効な利尿剤である。さらに、
トリアムテレンは他の利尿剤の作用を相剰させ、
これらの組合せも、他の利尿剤の作用によるカリ
ウムの減少を抑制する。さらに、トリアムテレン
は血圧の低下、すなわち、抗高血圧剤として有用
である。 トリアムテレンのような溶解性の乏しい、低用
量の薬剤のゼラチンカプセル入り処方にはいくつ
かの問題が存在する。該薬剤の投与量ゆえに、カ
プセルに充填するに必要な嵩を得るため、稀釈剤
を添加する必要がある。これによる不利な点は、
多くの稀釈剤が該薬剤の放出を妨げることであ
る。 さらに、ゼラチンカプセルからのトリアムテレ
ンのような溶解性の乏しい薬剤の放出における不
利な点は水和の間にゼラチンが粘稠な障壁を形成
することである。この結果、カプセル成分の栓ま
たは凝固物が形成されることになり、これは、さ
らに、活性成分の分散および溶解を乏しくさせる
結果となる。溶解度を増加させるために必要な1
つの必須条件である薬剤の最大表面積を得る代り
に、最小表面積となつてしまうのであり、薬剤の
溶解率が非常に不規則となる。 かくして、本発明の目的は、薬剤の著しく良好
な分散と速かな溶解を与え、その結果、より良い
吸収と生体有効性を与えるトリアムテレンのゼラ
チンカプセル投与単位形を提供するものである。 本発明者らは、意外にも、トリアムテレンのゼ
ラチンカプセル投与単位形において、界面活性剤
である塩化セチルジメチルピリジニウムと炭酸塩
または重炭酸塩を稀釈剤として組合せることによ
り、上記の問題が解消できることを見出した。ゼ
ラチンの水和によつて、成分の栓が形成される代
りに、成分の速かな分散が起る。トリアムテレン
の最大表面積が与えられ、その結果、目ざましく
溶解性が増加する。 上記した本発明の組成物は、有利には、他の非
プテリジン利尿剤、ことに、チアジド利尿剤と組
合せる。かかるテアジド誘導体の例としては、ク
ロロチアジド、ヒドロクロロチアジド、フルメチ
アジド、ヒドロフルメチアジド、ベンジルヒドロ
フルメチアジド、トリクロロメチアジドまたはベ
ンズチアジドが挙げられる。 有利には、カプセル中、トリアムテレンは約10
mg〜約100mg、チアジド化合物は約2mg〜約250mg
存在させる。 つぎに、トリアムテレンと種々の稀釈剤を含有
するカプセル投与単位形の溶解率を比較したin
vitroテスト結果を示す。
(triamterene)を含有する投与単位形のゼラチン
カプセルに関する。 トリアムテレンはカリウムの排泄を増強しない
非水銀の経口的に有効な利尿剤である。さらに、
トリアムテレンは他の利尿剤の作用を相剰させ、
これらの組合せも、他の利尿剤の作用によるカリ
ウムの減少を抑制する。さらに、トリアムテレン
は血圧の低下、すなわち、抗高血圧剤として有用
である。 トリアムテレンのような溶解性の乏しい、低用
量の薬剤のゼラチンカプセル入り処方にはいくつ
かの問題が存在する。該薬剤の投与量ゆえに、カ
プセルに充填するに必要な嵩を得るため、稀釈剤
を添加する必要がある。これによる不利な点は、
多くの稀釈剤が該薬剤の放出を妨げることであ
る。 さらに、ゼラチンカプセルからのトリアムテレ
ンのような溶解性の乏しい薬剤の放出における不
利な点は水和の間にゼラチンが粘稠な障壁を形成
することである。この結果、カプセル成分の栓ま
たは凝固物が形成されることになり、これは、さ
らに、活性成分の分散および溶解を乏しくさせる
結果となる。溶解度を増加させるために必要な1
つの必須条件である薬剤の最大表面積を得る代り
に、最小表面積となつてしまうのであり、薬剤の
溶解率が非常に不規則となる。 かくして、本発明の目的は、薬剤の著しく良好
な分散と速かな溶解を与え、その結果、より良い
吸収と生体有効性を与えるトリアムテレンのゼラ
チンカプセル投与単位形を提供するものである。 本発明者らは、意外にも、トリアムテレンのゼ
ラチンカプセル投与単位形において、界面活性剤
である塩化セチルジメチルピリジニウムと炭酸塩
または重炭酸塩を稀釈剤として組合せることによ
り、上記の問題が解消できることを見出した。ゼ
ラチンの水和によつて、成分の栓が形成される代
りに、成分の速かな分散が起る。トリアムテレン
の最大表面積が与えられ、その結果、目ざましく
溶解性が増加する。 上記した本発明の組成物は、有利には、他の非
プテリジン利尿剤、ことに、チアジド利尿剤と組
合せる。かかるテアジド誘導体の例としては、ク
ロロチアジド、ヒドロクロロチアジド、フルメチ
アジド、ヒドロフルメチアジド、ベンジルヒドロ
フルメチアジド、トリクロロメチアジドまたはベ
ンズチアジドが挙げられる。 有利には、カプセル中、トリアムテレンは約10
mg〜約100mg、チアジド化合物は約2mg〜約250mg
存在させる。 つぎに、トリアムテレンと種々の稀釈剤を含有
するカプセル投与単位形の溶解率を比較したin
vitroテスト結果を示す。
【表】
いずれの処方も#4ハードゼラチンカプセルに
おいてテストした。結果を第2表に示す。
おいてテストした。結果を第2表に示す。
【表】
上記の溶解率実験は米国薬局法のパドル法によ
り、酵素を含有しない人工胃液900ml中、37℃、
50r.p.m.で行なつた。このテストは米国薬局方
XIX(Dissolution,Method of 4th
Supplement,USP ,National
Formulary ,p194.1978年1月31日)に詳
しく説明されている。 第1表から判るごとく、処方およびは、
各々、トリアムテレンとヒドロクロロチアジドお
よびトリアムテレンだけを含有する。これら両方
の処方は通常のカプセル稀釈剤、すなわち、乳糖
およびステアリン酸マグネシウムを含有する。第
2表に示すごとく、30分の間にわずか8%および
4%のトリアムテレンしか溶解しない。 界面活性剤なしで炭酸カルシウムを存在させる
と(処方)、30分間で67%のトリアムテレンが
溶解する。炭酸塩なしで界面活性剤を存在させる
と(処方)、30分間で85%が溶解する。 しかし、炭酸カルシウムと塩化セチルジメチル
ピリジニウムを処方に加えると(処方および
)、トリアムテレンの溶解率は99%に増加する。 これらのテスト結果は、炭酸塩および界面活性
剤の両方を一緒にゼラチンカプセル投与単位に加
えると、トリアムテレンの溶解に非常に目ざまし
い増加(すなわち、30分間で4%が99%に)が起
ることを明白に示している。 炭酸カルシウムに加えて、本発明では、アンモ
ニウムまたはアルカリ金属塩のような非毒性の炭
酸塩または重炭酸塩のいずれもが使用できる。こ
れらの炭酸塩または重炭酸塩の例としては、炭酸
マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
重炭酸ナトリウムなどが挙げられる。これらの塩
はカプセル処方中、約6%〜約52%、好ましく
は、約12%〜約35%存在させることができる。 本発明で用いる塩化セチルジメチルピリジニウ
ムは組成物中、約0.15%〜約3.0%、好ましくは、
約0.5〜約3.0%存在させることができる。 所望により、カプセル製造において一般に用い
られる標準的な医薬賦形剤である澱粉またはビー
ガム(Veegum)のような崩壊剤を用いることも
できる。これらの成分は本発明の必須の態様では
なく、その量は広範に変化させることができる。 有利には、第1表の処方〜、ことに,
およびにおける各成分を混合し、#4ハードゼ
ラチンカプセルに充填する。所望により、これら
の成分は顆粒としてカプセルに充填することもで
きる。これらの顆粒はトリアムテレンを、例え
ば、ゼラチンまたはポリビニルピロリドンの溶液
のような適当な顆粒化剤で湿潤させて製造するこ
とができる。この湿潤した粉末を#6スクリーン
に通し、一夜乾燥する。ついで、乾燥した顆粒を
#14標準スクリーンに通し、稀釈剤と混合し、
#4ハードゼラチンカプセルに充填する。
り、酵素を含有しない人工胃液900ml中、37℃、
50r.p.m.で行なつた。このテストは米国薬局方
XIX(Dissolution,Method of 4th
Supplement,USP ,National
Formulary ,p194.1978年1月31日)に詳
しく説明されている。 第1表から判るごとく、処方およびは、
各々、トリアムテレンとヒドロクロロチアジドお
よびトリアムテレンだけを含有する。これら両方
の処方は通常のカプセル稀釈剤、すなわち、乳糖
およびステアリン酸マグネシウムを含有する。第
2表に示すごとく、30分の間にわずか8%および
4%のトリアムテレンしか溶解しない。 界面活性剤なしで炭酸カルシウムを存在させる
と(処方)、30分間で67%のトリアムテレンが
溶解する。炭酸塩なしで界面活性剤を存在させる
と(処方)、30分間で85%が溶解する。 しかし、炭酸カルシウムと塩化セチルジメチル
ピリジニウムを処方に加えると(処方および
)、トリアムテレンの溶解率は99%に増加する。 これらのテスト結果は、炭酸塩および界面活性
剤の両方を一緒にゼラチンカプセル投与単位に加
えると、トリアムテレンの溶解に非常に目ざまし
い増加(すなわち、30分間で4%が99%に)が起
ることを明白に示している。 炭酸カルシウムに加えて、本発明では、アンモ
ニウムまたはアルカリ金属塩のような非毒性の炭
酸塩または重炭酸塩のいずれもが使用できる。こ
れらの炭酸塩または重炭酸塩の例としては、炭酸
マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
重炭酸ナトリウムなどが挙げられる。これらの塩
はカプセル処方中、約6%〜約52%、好ましく
は、約12%〜約35%存在させることができる。 本発明で用いる塩化セチルジメチルピリジニウ
ムは組成物中、約0.15%〜約3.0%、好ましくは、
約0.5〜約3.0%存在させることができる。 所望により、カプセル製造において一般に用い
られる標準的な医薬賦形剤である澱粉またはビー
ガム(Veegum)のような崩壊剤を用いることも
できる。これらの成分は本発明の必須の態様では
なく、その量は広範に変化させることができる。 有利には、第1表の処方〜、ことに,
およびにおける各成分を混合し、#4ハードゼ
ラチンカプセルに充填する。所望により、これら
の成分は顆粒としてカプセルに充填することもで
きる。これらの顆粒はトリアムテレンを、例え
ば、ゼラチンまたはポリビニルピロリドンの溶液
のような適当な顆粒化剤で湿潤させて製造するこ
とができる。この湿潤した粉末を#6スクリーン
に通し、一夜乾燥する。ついで、乾燥した顆粒を
#14標準スクリーンに通し、稀釈剤と混合し、
#4ハードゼラチンカプセルに充填する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トリアムテレン、塩化セチルジメチルピリジ
ニウムおよび炭酸または重炭酸の非毒性カルシウ
ム、アンモニウムまたはアルカリ塩からなること
を特徴とする投与単位形のゼラチンカプセル。 2 該炭酸塩が炭酸カルシウムである前記第1項
のゼラチンカプセル。 3 10mg〜100mgのトリアムテレンを含有し、塩
化セチルジメチルピリジニウムが約0.5%〜3.0
%、該炭酸塩または重炭酸塩が約12%〜約35%の
割合で存在する前記第1項のゼラチンカプセル。 4 トリアムテレン、ヒドロクロロチアジド、塩
化セチルジメチルピリジニウムおよび該非毒性の
炭酸塩または重炭酸塩からなる前記第1項のゼラ
チンカプセル。 5 該炭酸塩が炭酸カルシウムである前記第4項
のゼラチンカプセル。 6 10mg〜100mgのトリアムテレンおよび2mg〜
250mgのヒドロクロロチアジドを含有する前記第
5項のゼラチンカプセル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16522380A JPS5788117A (en) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | Gelatin capsule containing triamterene |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16522380A JPS5788117A (en) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | Gelatin capsule containing triamterene |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5788117A JPS5788117A (en) | 1982-06-01 |
| JPH0141607B2 true JPH0141607B2 (ja) | 1989-09-06 |
Family
ID=15808186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16522380A Granted JPS5788117A (en) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | Gelatin capsule containing triamterene |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5788117A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4898729A (en) * | 1983-12-09 | 1990-02-06 | Euroceltique, S.A. | Treatment of hypertension, compounds and compositions for antihypertension and diuresis |
| AR240018A1 (es) * | 1987-10-07 | 1990-01-31 | Merrell Pharma Inc | Procedimiento para preparar una composicion que comprende derivados de piperidinoalcanol. |
| CN1053570C (zh) * | 1987-10-07 | 2000-06-21 | 默尔多药物公司 | 哌啶子基链烷醇的药用组合物-减充血剂复方的制备方法 |
-
1980
- 1980-11-21 JP JP16522380A patent/JPS5788117A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5788117A (en) | 1982-06-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0051706B1 (en) | Gelatin capsule dosage unit containing triamterene | |
| US4681765A (en) | Rapid releasing triamterene containing gelatin capsule dosage forms for once daily antihypertensive use | |
| EP1067936B1 (en) | Formulation of fast-dissolving efavirenz capsules or tablets using super-disintegrants | |
| EP1049467B1 (en) | Celecoxib compositions | |
| CA1275933C (en) | Therapeutic composition containing ibuprofen | |
| JP2006502194A (ja) | テルミサルタンを含有する新規固形医薬調合物およびその調製方法 | |
| US3865935A (en) | Tableting of erythromycin base | |
| BG64348B1 (bg) | Лекарствена форма за гълтане, съдържаща парацетамол | |
| EP1429748B1 (en) | Solid compositions comprising ramipril | |
| IE60713B1 (en) | Use of athiazide diuretic for the manufacture of a non-diuretic antihypertensive medicament | |
| WO2014125124A1 (en) | Solid pharmaceutical dosage form of dolutegravir | |
| CA1201923A (en) | Acesulfam-containing compositions, tablets on the basis thereof and process for the manufacture of these tablets | |
| SU1009467A1 (ru) | Средство дл растворени мочевых конкрементов | |
| ES2377239T3 (es) | Composiciones farmacéuticas que comprenden irbesartán | |
| JPH0141607B2 (ja) | ||
| KR102044734B1 (ko) | 캡슐 제형 | |
| JPH1121236A (ja) | ロキソプロフェン・ナトリウム固形製剤 | |
| JPWO2001089573A1 (ja) | 製剤の安定化方法 | |
| EP1300160A1 (en) | Method of stabilizing preparation | |
| CA1148860A (en) | Gelatin capsule dosage unit containing triamterene | |
| ES2734675T3 (es) | Formulación de comprimido dispersable en agua que contiene deferasirox | |
| IE50400B1 (en) | Gelatin capsule dosage unit containing triamterene | |
| JPH10226644A (ja) | 医薬組成物 | |
| JPH0737383B2 (ja) | 胃酸分泌抑制剤含有固型製剤 | |
| CA2511881C (en) | Pharmaceutical compositions comprising a sodium salt of celecoxib with improved dissolution |