JPH0141747B2 - - Google Patents

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JPH0141747B2
JPH0141747B2 JP58112351A JP11235183A JPH0141747B2 JP H0141747 B2 JPH0141747 B2 JP H0141747B2 JP 58112351 A JP58112351 A JP 58112351A JP 11235183 A JP11235183 A JP 11235183A JP H0141747 B2 JPH0141747 B2 JP H0141747B2
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dye
tank
pressure
valve
dyeing
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JP58112351A
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Kyoshi Kasugai
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、糸、布、バラ毛状等の繊維材に染料
を定着処理し、その後乾燥させる繊維の染色及び
乾燥方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の繊維染色方法として例えば特開昭48−
13677号公報に記載したものがある。これは液処
理剤により繊維物質を群処理する方法であり、第
1タンク内に樹立される多孔性の糸巻き支持管に
糸パツケージを装着し、該支持管と第2タンクと
を選択作動バルブを介して連結し、第1タンクと
第2タンクとを処理剤の貯蔵源と共にリバーシブ
ルポンプを介して連結し、また第1タンクにはバ
ルブを介して真空ポンプを連結し、第2タンクに
はバルブを介して高圧源並びにスチーム発生源を
接続した構成よりなる。そして、選択作動バルブ
を閉めておき貯蔵源から第2タンク内に処理剤を
貯留し、該処理剤をスチーム発生源により加熱す
ると共に該第2タンク内を高圧源によつて加圧す
る。一方、第1タンク内はこれと並行して真空ポ
ンプにより減圧する。次に、第1・第2タンク内
の圧力差が一定の値に達つした時、選択作動バル
ブを開き第2タンク内の処理剤をその圧力差を利
用して糸巻き支持管を介し糸パツケージ内に浸透
させる。更に、第1・第2タンクの圧力差のない
状態で、前記リバーシブルポンプを作動させ処理
剤を第2タンクから第1タンクへまた第1タンク
から第2タンクへと環流させて染色を行う。染色
が終れば第1タンク内の処理剤を除き糸パツケー
ジを取り出し、別途用意される円心分離機等に装
着して脱水を行い又は加熱して乾燥させていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記方法によれば、糸パツケー
ジ内で各繊維表面の片面は処理剤の圧力により良
好に染色が行なわれるが、すなわち糸パツケージ
の内側から外側に向つて高圧で処理剤が通過する
ので各繊維の内側面は良いとしても、外側面は染
色が不充分となる。それを補うべくその後は両タ
ンク内の圧力差のない状態で処理剤を環流してい
るのみであるから、染色処理に長い時間を要す
る。更に、染色処理を終えた後糸パツケージを乾
燥するには、第1タンク内から該糸パツケージを
取出し別途用意した円心分離機等で脱水しなけれ
ばならず、そのため手間と多くの時間を要し、引
いては染色・乾燥処理の能率が低下することは否
めない。
そこで、本発明の繊維の染色及び乾燥方法は上
記欠点を解消したもので、繊維材の両側面に対す
る染料分子の定着度合を極めて短時間で高め染色
の所要時間を短縮し、しかも乾燥をも簡単に行う
ようにして、もつて作業性・生産性の向上を図る
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成するため、本発明の繊維の染
色及び乾燥方法は気密に密閉される蓋付の染槽中
に多孔性管を樹立し、該多孔性管と染槽外に配置
される染液タンクとを開閉弁を介して連通し、前
記染槽及び染液タンクに減圧ポンプと加圧ポンプ
とをそれぞれ複数のバルブを介して接続し、前記
多孔性管の外周に繊維材を止着し、バルブを操作
して前記減圧ポンプにより染槽内を減圧すると同
時に加熱された染液を貯溜する染液タンク内を加
圧してから前記開閉弁を操作することにより両圧
力差を利用して染液を多孔性管から噴出させて繊
維材に浸透させ、次に前記バルブを操作して加圧
ポンプにより染液の溜つた染槽内を加圧すると共
に染液タンク内を減圧してから前記開閉弁を操作
することにより両圧力差を利用して染液を多孔性
管から染液タンク内に戻し、次に前記繊維材を多
孔性管に装着したままで染槽内を減圧すると共に
均一加熱して繊維材を乾燥するようにした。
〔作用〕
多孔性管に繊維材を止着して染槽を気密に密閉
し、開閉弁を閉じバルブを操作して減圧ポンプに
より染槽内を減圧状態にすると同時に加圧ポンプ
により染液タンク内を高圧状態とする。そして、
染槽並びに染液タンク内の圧力差が一定の値にな
つたとき開閉弁を一気に開け染液タンク内の染液
をその圧力差を利用して多孔性管の多数の小孔か
ら高圧力で染槽内に吹き出される。これにより繊
維材内特に内側面に染液の染料分子が深く浸透し
てゆく。次に、再び開閉弁を閉じバルブを操作し
て加圧ポンプにより染槽内を高圧状態にすると同
時に減圧ポンプにより染液タンク内を減圧状態と
する。そして、染槽並びに染液タンク内の圧力差
が一定の値になつたとき開閉弁を再び開け染槽内
の染液をその圧力差を利用して多孔性管内へ更に
は染液タンク内に高圧力で戻す。これにより染液
の染料分子が繊維材内に再度逆向きに還流し外側
面に深く浸透してゆく。次に、染液タンク内に染
液を戻し、繊維材を多孔性管に止着したままで染
槽内を減圧状態にすると共に均一加熱することに
より繊維材を乾燥させる。
〔実施例〕
以下に本発明の繊維の染色及び乾燥方法の一実
施例を図面と共に説明する。
第1図に示した実施例では、図中1は気密に密
閉できる蓋付の染槽を示し、該染槽1中の分岐ベ
ース2に複数本の多孔性管3が垂直に樹立され、
該各多孔性管3に梳毛糸のチーズ等の繊維材4を
さし込み得るようにしている。5は染液タンク
で、内部に貯溜される染液を加熱するためスチー
ムパイプ6が配管されている。該染液タンク5の
底部と前記染槽1内の多孔性管3と連なる分岐ベ
ース2とは連通管7で継がれており、該連通管7
には開閉弁8が設けられている。9は真空発生用
の減圧ポンプで、該減圧ポンプ9はその吸引側が
分岐してその一方をバルブ10を介して染槽1の
上部に継ぎ、他方を染液タンク5の上部にバルブ
11を介して継ぐ。また12は圧縮用の加圧ポン
プで、該加圧ポンプ12の吹出側を分岐させてそ
の一方をバルブ13を介して染槽1の上部に継
ぎ、他方を染液タンク5の上部にバルブ14を介
して継ぐ。15は公知のマグネトロン発振管より
なり周波数2400〜2500メガヘルツのマイクロ波を
発振する出力数KWのマイクロ波発生装置で、そ
の導波管16を染槽1の上部に継ぐ。17,18
は夫々染槽1、染液タンク5に取付けられた圧力
計を示す。
しかして多孔性管3に止着された各繊維材4を
染色するに際しては、開閉弁8は先ず閉じておい
てバルブ10,14は開け、バルブ11,13は
閉じ減圧ポンプ9並びに加圧ポンプ12を運転す
ることによつて染槽1内を減圧状態にすると同時
に染液タンク5内を加圧する。また、該染液タン
ク5内の染液はスチームパイプ6からの加熱によ
り一定の温度に設定しておく。そして染槽1内が
充分な低空気圧となるまで減圧し、染液タンク5
内はできるだけ高空気圧に加圧してから開閉弁8
を一気に開ける。そうすると染液タンク5内の染
液はその圧力差によつて連通管7、分岐ベース2
を通り多孔性管3の多数の小孔から高圧力で染槽
1内に吹き出す。このため多孔性管3に止着され
ていた繊維材4に染液が高圧力噴射され染料分子
が繊維組織間に深く浸透してゆき繊維表面の流れ
の方向に対向する面(内側面)がしつかりと染色
される。染液が多孔性管3から吹でるに伴なつて
染槽1内の気圧は上昇し該染槽1内には染液タン
ク5内にあつた染液が溜る。次に、再び開閉弁8
を閉じると共にバルブ11,13を開けバルブ1
0,14を閉じることで減圧ポンプ9を染液タン
ク5に、加圧ポンプ12を染槽1に夫々継ぐ。そ
して該両ポンプ9,12を運転して染槽1内を加
圧すると同時に染液タンク5内を減圧する。そし
て充分に加圧及び減圧された時点で開閉弁8を開
いて染槽1内に溜つた染液を連通管7を通して染
液タンク5に戻させる。その際、染槽1内に溜つ
ていた染液はその圧力差により繊維材4中を再度
今度は逆向に還流し多孔性管3の小孔に吸収され
るため染料分子は繊維材4の組織中に再び方向を
違えて浸透し繊維表面の流れの方向に対向する面
(外側面)がしつかりと染色される。以下これを
必要に応じて繰り返すことにより染料分子は繊維
組織中に一層深く定着する。そして必要な染着工
程を終えたら、染液タンク5内に染液を戻し各繊
維材4を多孔性管3に止着したままで染槽1内を
また減圧状態とする。これにより各繊維材4中に
含浸している水分は減圧状態の基で低温沸騰を起
こして蒸発し、さらに必要に応じてマイクロ波発
生装置15を稼動させて染槽1中にマイクロ波を
導入し各繊維材4に照射することで該各繊維材4
を均一加熱して乾燥させるものである。このよう
に減圧状態で加熱するので、短時間で乾燥させる
ことができる。
第2図に示した染色装置は第1図のものより生
産性を高めるために一台の染液タンクに対し2台
の染槽を設けていて、該染液タンクから両染槽に
交互に染液を供給することも、或いは一方の染槽
において繊維材を入れ替えしているときに他方の
染槽では染着処理を行なうこともできるようにし
ている。なおこの装置における染色方法もすでに
説明した第1図と同等であるので同一部分または
相当部分に第1図と同一符号を付してその詳しい
説明は割愛する。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の繊維の染色及び乾燥
方法によれば、多孔性管を介して繊維材内に内側
面からまた外側面からと方向を違えて染液を浸透
させることを共に高圧力差の下に行わせるように
したから、繊維組織中への染料分子の定着が極め
て短時間に可能となり、しかもむらなく均一に定
着せられ染料分子の定着性を改善し脱色を防ぐこ
とができる。更に、染色を終えた後、繊維材を多
孔性管に止着したまま減圧状態で加熱して乾燥さ
せてしまうのでその乾燥時間が短く従来の如く取
り出して脱水機に掛ける等の手間・時間をも省く
ことができ、前述したことも相俟ち、これら染
色・乾燥工程における作業能率並びに生産性の向
上に大きく寄与する効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の繊維の染色及び乾燥方法に係るも
ので、第1図は繊維染色装置の配管系統図、第2
図は他の実施例を示した配管系統図である。 1……染槽、3……多孔性管、4……繊維材、
5……染液タンク、7……連通管、8……開閉
弁、9……減圧ポンプ、10,11……バルブ、
12……加圧ポンプ、13,14……バルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 気密に密閉される蓋付の染槽中に多孔性管を
    樹立し、該多孔性管と染槽外に配置される染液タ
    ンクとを開閉弁を介して連通し、前記染槽及び染
    液タンクに減圧ポンプと加圧ポンプとをそれぞれ
    複数のバルブを介して接続し、前記多孔性管の外
    周に繊維材を止着し、バルブを操作して前記減圧
    ポンプにより染槽内を減圧すると同時に加熱され
    た染液を貯溜する染液タンク内を加圧してから前
    記開閉弁を操作することにより両圧力差を利用し
    て染液を多孔性管から噴出させて繊維材に浸透さ
    せ、次に前記バルブを操作して加圧ポンプにより
    染液の溜つた染槽内を加圧すると共に染液タンク
    内を減圧してから前記開閉弁を操作することによ
    り両圧力差を利用して染液を多孔性管から染液タ
    ンク内に戻し、次に前記繊維材を多孔性管に装着
    したままで染槽内を減圧すると共に均一加熱して
    繊維材を乾燥するようにしたことを特徴とする繊
    維の染色及び乾燥方法。
JP58112351A 1983-06-21 1983-06-21 繊維の染色及び乾燥方法 Granted JPS609985A (ja)

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