JPH0141881Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0141881Y2 JPH0141881Y2 JP1984039679U JP3967984U JPH0141881Y2 JP H0141881 Y2 JPH0141881 Y2 JP H0141881Y2 JP 1984039679 U JP1984039679 U JP 1984039679U JP 3967984 U JP3967984 U JP 3967984U JP H0141881 Y2 JPH0141881 Y2 JP H0141881Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- oil
- ceramic
- connecting rod
- concave cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は断熱型セラミツクエンジンを構成する
セラミツクピストンに関する。
セラミツクピストンに関する。
昨今のセラミツク応用技術の進歩は目覚まし
く、エンジンの燃焼室やピストン等にいたる多く
のものがセラミツク材で形成されるようになつて
来た。このように内燃機関の主要部がセラミツク
化されるに伴ない無冷却化が進み、作動温度レベ
ルも金属製部品を使用していた場合にくらべ30%
以上も高めることが可能となつた。このうち断熱
型エンジンの、特にピストンをセラミツク材で形
成したものにおいてはエンジンの作動中、ピスト
ンクラウンの下面、すなわち連接棒が取り付けら
れている凹腔部内壁面にオイルの飛沫がかかると
局部的に急却されることによつて大きな熱衝撃を
受け、クラツクが発生したり破損する恐れがあつ
た。しかも高速回転時のピストンの破損は、エン
ジン全体を破壊に導くこととなり非常に危険であ
る。一方、ピストンが破損しないまでも、オイル
の飛沫が高温度のピストンの凹腔部内壁面にかか
るとピストンが冷却されるだけでなく、壁面にオ
イルの炭化層が生じたり、さらにオイルの劣化を
促進するなどの不都合が発生していた。このた
め、オイル遮蔽プレートをピストン下方の凹腔部
に直接ねじ等で取着すようにしたピストンも提案
されるようになつた。しかし、ねじ穴からクラツ
クが発生したり破損の原因になる強度低下が別の
問題としてクローズアツプされてきた。
く、エンジンの燃焼室やピストン等にいたる多く
のものがセラミツク材で形成されるようになつて
来た。このように内燃機関の主要部がセラミツク
化されるに伴ない無冷却化が進み、作動温度レベ
ルも金属製部品を使用していた場合にくらべ30%
以上も高めることが可能となつた。このうち断熱
型エンジンの、特にピストンをセラミツク材で形
成したものにおいてはエンジンの作動中、ピスト
ンクラウンの下面、すなわち連接棒が取り付けら
れている凹腔部内壁面にオイルの飛沫がかかると
局部的に急却されることによつて大きな熱衝撃を
受け、クラツクが発生したり破損する恐れがあつ
た。しかも高速回転時のピストンの破損は、エン
ジン全体を破壊に導くこととなり非常に危険であ
る。一方、ピストンが破損しないまでも、オイル
の飛沫が高温度のピストンの凹腔部内壁面にかか
るとピストンが冷却されるだけでなく、壁面にオ
イルの炭化層が生じたり、さらにオイルの劣化を
促進するなどの不都合が発生していた。このた
め、オイル遮蔽プレートをピストン下方の凹腔部
に直接ねじ等で取着すようにしたピストンも提案
されるようになつた。しかし、ねじ穴からクラツ
クが発生したり破損の原因になる強度低下が別の
問題としてクローズアツプされてきた。
本考案は上記事情に鑑みて案出されたものであ
つて、連設棒の小端部を取り付けるピストン下方
の凹腔部中において該凹腔部の形状にほぼ沿つた
形状をしたオイル遮蔽具を連設棒の小端部を取り
付けることによつて、セラミツクピストン本体側
に何んらオイル遮蔽具取り付けねじ穴等を加工す
るのを不要としてピストン本体の強度低下をもた
らすことなく且つ潤滑の必要な連設棒の小端部、
及びオイル孔24を通してシリンダライナーに対
して適度の潤滑を行いつつ、オイル飛沫が壁面に
かかるのを防ぐように構成し、セラミツクより成
るピストンに対する熱衝撃の発生を防止するとと
もに冷却作用を低減し、オイルの劣化防止を図る
ようにしたセラミツクピストンを提供することを
目的とする。
つて、連設棒の小端部を取り付けるピストン下方
の凹腔部中において該凹腔部の形状にほぼ沿つた
形状をしたオイル遮蔽具を連設棒の小端部を取り
付けることによつて、セラミツクピストン本体側
に何んらオイル遮蔽具取り付けねじ穴等を加工す
るのを不要としてピストン本体の強度低下をもた
らすことなく且つ潤滑の必要な連設棒の小端部、
及びオイル孔24を通してシリンダライナーに対
して適度の潤滑を行いつつ、オイル飛沫が壁面に
かかるのを防ぐように構成し、セラミツクより成
るピストンに対する熱衝撃の発生を防止するとと
もに冷却作用を低減し、オイルの劣化防止を図る
ようにしたセラミツクピストンを提供することを
目的とする。
以下、本考案による実施例を図によつて説明す
る。
る。
第1図は本考案に係るオイル遮蔽具を凹腔部中
に備えたピストンの縦断面図、第2図は第1図に
おけるオイル遮蔽具のみを示す立体斜視図であ
る。
に備えたピストンの縦断面図、第2図は第1図に
おけるオイル遮蔽具のみを示す立体斜視図であ
る。
本案実施例によるセラミツクピストン20に具
備せしめるオイル遮蔽具100は、鉄、アルミ、
ステンレスなどの金属板で構成されており、縦断
面が連接棒10における小端部11の外周面に沿
つた帯形状を成しその両方の端部111,112
にはボルト孔111a,112aが穿設された帯
状部110と、該帯状部110の外周部にはほぼ
水平に突出する如くセラミツクピストン20の凹
腔部21の形状にほぼ沿つた外周部121,13
1を有し、前記連接棒10の揺動運動中セラミツ
クピストン20の壁面22に向うクランク室並び
にピストンリング23の近傍にあけられたオイル
孔24からのオイル飛沫を遮蔽し、かつ凹腔部2
1の壁面21aに当接せしめない大きさをした一
対の上方ツバ部120,120と下方ツバ部13
0,130とを備えている。
備せしめるオイル遮蔽具100は、鉄、アルミ、
ステンレスなどの金属板で構成されており、縦断
面が連接棒10における小端部11の外周面に沿
つた帯形状を成しその両方の端部111,112
にはボルト孔111a,112aが穿設された帯
状部110と、該帯状部110の外周部にはほぼ
水平に突出する如くセラミツクピストン20の凹
腔部21の形状にほぼ沿つた外周部121,13
1を有し、前記連接棒10の揺動運動中セラミツ
クピストン20の壁面22に向うクランク室並び
にピストンリング23の近傍にあけられたオイル
孔24からのオイル飛沫を遮蔽し、かつ凹腔部2
1の壁面21aに当接せしめない大きさをした一
対の上方ツバ部120,120と下方ツバ部13
0,130とを備えている。
また、連接棒10は、その小端部11において
ピストンピン30によつてピストン20に連接さ
れており、エンジン作動に伴なつて揺動運動を行
なう。したがつて、上方ツバ部120,120及
び下方ツバ部130,130はピストンピン30
を中心に若干の回転角だけ往復回動を行なうた
め、ピストン20の凹腔部21の壁面21aに対
して熱膨張分を含めて当接しないだけの間隙を確
保する外周部121,131の大きさ、形状を有
している。しかも上方ツバ部120,120はシ
リンダライナ40内において上下往復運動するピ
ストン20の下降行程においてピストンリング2
3によつてかき集められたオイルがオイル孔24
を通つて凹腔部21内に流入して来た場合、高温
度のピストン下面22に対し飛着しないように遮
蔽作用をもたらす。一方、下方ツバ部130,1
30はクランク室のオイルパンよりクランク軸に
よつて飛散給油されるオイルがピストン下面22
に飛来するのを遮蔽するように作用する。
ピストンピン30によつてピストン20に連接さ
れており、エンジン作動に伴なつて揺動運動を行
なう。したがつて、上方ツバ部120,120及
び下方ツバ部130,130はピストンピン30
を中心に若干の回転角だけ往復回動を行なうた
め、ピストン20の凹腔部21の壁面21aに対
して熱膨張分を含めて当接しないだけの間隙を確
保する外周部121,131の大きさ、形状を有
している。しかも上方ツバ部120,120はシ
リンダライナ40内において上下往復運動するピ
ストン20の下降行程においてピストンリング2
3によつてかき集められたオイルがオイル孔24
を通つて凹腔部21内に流入して来た場合、高温
度のピストン下面22に対し飛着しないように遮
蔽作用をもたらす。一方、下方ツバ部130,1
30はクランク室のオイルパンよりクランク軸に
よつて飛散給油されるオイルがピストン下面22
に飛来するのを遮蔽するように作用する。
このようなオイル遮蔽具100は機械加工の困
難なまたノツチ効果を大きく受けやすい更に運転
中に大きな機械的熱的応力を受けるセラミツクピ
ストンに取り付けられるのではなく帯状部110
の端部にあけられたボルト孔111a,112a
に挿通されるボルト41,42によつて連接棒1
0の小端部11に固定される。なお、上方、下方
ツバ部120,120,130,130あるいは
帯状部110の所要個所に適宜リブ等を形成し変
形に対する補強手段を施したものであつてもよ
い。
難なまたノツチ効果を大きく受けやすい更に運転
中に大きな機械的熱的応力を受けるセラミツクピ
ストンに取り付けられるのではなく帯状部110
の端部にあけられたボルト孔111a,112a
に挿通されるボルト41,42によつて連接棒1
0の小端部11に固定される。なお、上方、下方
ツバ部120,120,130,130あるいは
帯状部110の所要個所に適宜リブ等を形成し変
形に対する補強手段を施したものであつてもよ
い。
以上のように本考案によれば、セラミツクピス
トンに何んら機械加工を加えること無しに連設棒
の小端部にオイル遮蔽具をピストン下方の凹腔部
中に位置するように取着せしめたことによつて、
高温度となつているピストン下面に比較的温度の
低いオイルの飛沫がかかるのを遮蔽することがで
きるため、エンジン作動中、殊にセラミツク製の
ピストンに対する熱衝撃が発生するのを防止し、
熱衝撃による破損を回避することが可能となり、
また、ピストンの断熱特性を低下することもな
く、しかもオイルの劣化を防ぐことができるなど
多くの作用効果をもつたセラミツクピストンを提
供することとなり、その結果高性能のエンジンを
もたらすことができる。
トンに何んら機械加工を加えること無しに連設棒
の小端部にオイル遮蔽具をピストン下方の凹腔部
中に位置するように取着せしめたことによつて、
高温度となつているピストン下面に比較的温度の
低いオイルの飛沫がかかるのを遮蔽することがで
きるため、エンジン作動中、殊にセラミツク製の
ピストンに対する熱衝撃が発生するのを防止し、
熱衝撃による破損を回避することが可能となり、
また、ピストンの断熱特性を低下することもな
く、しかもオイルの劣化を防ぐことができるなど
多くの作用効果をもつたセラミツクピストンを提
供することとなり、その結果高性能のエンジンを
もたらすことができる。
第1図は本考案に係るセラミツクピストンの一
実施例を示す縦断面図、第2図は第1図における
セラミツクピストンを構成するオイル遮蔽具のみ
を示す立体斜視図である。 符号の説明、10……連接棒、11……小端
部、20……セラミツクピストン、21……凹腔
部、100……オイル遮蔽具、110……帯状
部、111,112……端部、120,130…
…ツバ部。
実施例を示す縦断面図、第2図は第1図における
セラミツクピストンを構成するオイル遮蔽具のみ
を示す立体斜視図である。 符号の説明、10……連接棒、11……小端
部、20……セラミツクピストン、21……凹腔
部、100……オイル遮蔽具、110……帯状
部、111,112……端部、120,130…
…ツバ部。
Claims (1)
- セラミツク材から成るピストン本体の下方凹腔
部内にオイル遮蔽具を設けたセラミツクピストン
において、上記オイル遮蔽具を連設棒の小端部に
取着される帯状部と、該帯状部から上記凹腔部に
ほぼ沿うように突設された複数のツバ部とから構
成したことを特徴とするセラミツクピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3967984U JPS60152044U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | セラミツクピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3967984U JPS60152044U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | セラミツクピストン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60152044U JPS60152044U (ja) | 1985-10-09 |
| JPH0141881Y2 true JPH0141881Y2 (ja) | 1989-12-08 |
Family
ID=30547851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3967984U Granted JPS60152044U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | セラミツクピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60152044U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52141506U (ja) * | 1976-04-23 | 1977-10-26 | ||
| JPS52148740A (en) * | 1976-06-03 | 1977-12-10 | Ito Tetsukoushiyo Kk | Piston crown cooling apparatus for high supercharge four cycle internal combustion engine |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP3967984U patent/JPS60152044U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60152044U (ja) | 1985-10-09 |
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