JPH0142216B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0142216B2
JPH0142216B2 JP59156650A JP15665084A JPH0142216B2 JP H0142216 B2 JPH0142216 B2 JP H0142216B2 JP 59156650 A JP59156650 A JP 59156650A JP 15665084 A JP15665084 A JP 15665084A JP H0142216 B2 JPH0142216 B2 JP H0142216B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iodine
catheter
silicone rubber
povidone
silane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59156650A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6133662A (ja
Inventor
Nobuhisa Kawaguchi
Noriko Ueki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Systems Corp
Original Assignee
Fuji Systems Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Systems Corp filed Critical Fuji Systems Corp
Priority to JP15665084A priority Critical patent/JPS6133662A/ja
Publication of JPS6133662A publication Critical patent/JPS6133662A/ja
Publication of JPH0142216B2 publication Critical patent/JPH0142216B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、消毒薬であるポビドンヨードによる
染色が可能で、かつ表面が親水性で優れた表面滑
性をもつシリコーンゴム製カテーテルに関する。 シリコーンゴム製のカテーテルは広く医用とし
て使用されており、長期間老化せず、生体反応が
少いので尿路用カテーテルとして賞用されている
が、如何に消毒に留意しても長期間膀胱内に留置
したり、抵抗力の低下した患者用として使用した
場合、なお細菌に感染する惧れがあつた。これを
解決する方法も様々に試みられ、抗生物質の塗布
あるいは銀銅系の殺菌性の金属化合物の表面塗布
等があるが、その効果の不確実な点と、手術場等
での処理の不便さの為に満足とは云い難かつた。 又手術場又は診療室で広く使用されている皮フ
及び粘膜用の消毒剤であるポビドンヨードは優れ
た水溶液状の消毒剤であるが、従来のシリコーン
ゴム製のカテーテルにあつては、その表面が撥水
性であるため、ポビドンヨードはカテーテルに塗
布しても、あるいはカテーテルをポビドンヨード
に浸漬してもカテーテルには殆んど吸着(染色)
されず、その消毒の効果を上げることはできなか
つた。 しかるに本発明は、シリコーンゴムで成型され
たカテーテルの表面を下記一般式 H2N(CH2oNH(CH23−Si(CH3n(OR)3-n (式中nは2〜5、mは0または1、Rは炭素数
1〜3の炭化水素基) で表わされるシランで処理したシリコーンゴム製
カテーテルに関するものであつて、この処理によ
りカテーテルをポビドンヨードに数分間浸漬する
ことによりその表面上に直接ヨード成分を吸着
(染色)させることに成功したものである。そし
て上記シラン処理の結果、カテーテルの表面は親
水性となり、その結果表面の滑性もきわめて優れ
たものに改良されたのである。 シリコーンゴムとは普通、主成分として大部分
がジメチルポリシロキサンとシリカの配合物で、
その物性、加硫方式により、珪素原子に結合する
有機残基としてエチル基、フエニル基、ビニル基
及び水素基、又水酸基からなり、加硫方式は放射
線又は有機過酸化物を用いる方法の他附加反応
型、縮合反応型のものである。 本発明のカテーテルに使用されるシリコーンゴ
ムは主成分が前述のジメチルポリシロキサンとシ
リカから成るものであれば、加硫の方式の如何を
問はず使用出来得る。なおカテーテルの種類は尿
路系に限定されなく、腹膜還流用カテーテル、動
静脈シヤトン(AVシヤトン)等体外にその一部
が露出して留置される用具も含まれることは当然
である。 消毒薬ポビドンヨードは、ポリビニルピロリド
ンとヨードの複合体でこれを10%含有する水溶液
の形で供給される場合が多い。濃褐色のヨード臭
のする液体で、比較的刺激が少なく、皮フ及び粘
膜の消毒剤として手術場等で広く使用されてい
る。 前述の一般式に示したシランは、アミノ基含有
のシランで水又は空気中の湿気により容易に加水
分解されて、アルコールを放出して水又は有機溶
剤類に不溶性の固体に変化する。このシランがポ
リシロキサン及びシリカと接触した場合には加水
分解によりシラノールを生じ、シラノールは、ポ
リシロキサンに残留するシラノール、シリカに残
留する三SiOHと縮合反応も起り得るものと推定
される。シリコーンゴムの表面を数%濃度のシラ
ンのベンゼン溶液を塗布し、室内で60分以上風乾
すれば、最早、水、アルコール、ベンゼン等で拭
つても、脱落しない皮膜を形成する。此の皮膜は
親水性であるばかりでなくシリコーンゴムに比較
し辷り易くなる。 そしてこの際の反応式は例えば三官能基の場合
は、 となり、珪素原子に反能性のOR基が2ケ以上あ
るので加水分解が進行すれば、結局不溶性の三次
元構造の固体になるのである。 以上の如くして生成されたシリコーンゴムの表
面は分子中にアミノ基を持つので、親水性であ
り、且種々の物質を吸着し易い。従つてポビドン
ヨード複合体も同様にして吸着されるのではない
かと推定される。また此の皮膜はシリコーンゴム
に比して辷り易く、異物が粘着し難く、使い勝手
も良い。 本発明のシリコーンゴムカテーテルの処理に使
用するシランは、ベンゼン、トルエン、プロピル
アルコール等に溶解されるので、通常0.5〜5%
程度の濃度になるように溶解し、浸漬又は塗布し
て処理をする。処理後は室内にて30分程度風乾し
た後、溶剤を取り去り反応を完結させる為に50〜
150℃のオーブン内で30〜90分間加熱して表面処
理を完結させる。 次に本発明のカテーテルをポビドンヨードで処
理したときカテーテルに吸着された物質はヨード
を含むことは事実であるがヨード基の物か、それ
ともポビドンヨードなのかは未だ不明である。し
かし常温の空気中に放置すると、最初は濃褐色に
着色していたカテーテルは時間の経過とともに次
第に色が淡くなり、約48時間後にはほぼポビドン
ヨードに浸漬前の色に戻る。このことは結局ヨー
ドは大気中に放出されたことを意味するものと思
われる。 カテーテルはヨードが放出されると否にかかわ
らず、生体内に留置される可能性はあるので、ポ
ビドンヨードで処理される前(またはヨードを放
出した後)の状態で生体反応が強くてはならな
い。生体反応の程度の測定は反応の種類によるが
一応血液を用いて血栓生成の速度を今井らの方法
(渡辺昭彦、今井庸二「人工臓器」7(1)179〜180、
1978)で測定した。その結果本発明のカテーテル
面の血餅附着量は平均17mgであつて、未処理シリ
コーンゴムが平均16mgと通常のシリコーンゴムと
大差がなく平均23mgの医用塩化ビニルより優れて
いた。また実際に此のカテーテルを尿道に留置し
たが、未処理シリコーンゴム製カテーテルの間に
有意の差が認められなかつた。 実施例 1 シランとして ノルマル・ベータ(アミノエチル)−ガン
マ・アミノプロピールトリメトキシ・シラン ノルマル・ベータ(アミノエチル)−ガン
マ・アミノプロピールメチル・ジメトキシ・シ
ラン の比が1:1の混合物を夫々脱水ベンゼンに溶解
し、これにシリコーンゴム製フオーリカテーテル
F16を10秒間浸した後室内に吊し風乾30分の後に
100℃のオーブン中に60分入れて取出し、検体と
して、ポビドンヨード液に5分間浸した後、水道
水で洗い染色の程度を調べた。その結果第一表の
通りであつた。
【表】 実施例 2 過酸化物加硫型シリコーンゴム(信越化学社製
KE520)を用いて厚み2mm縦・横各160mmのシー
トをプレス成型し200℃で6時間2次加硫した。
次にこれをノルマン・ベータ(マミノエチル)・
ガンマ・アミノプロピール・メチルジメトキシ・
シランを4%含むキシレン中に5秒間浸漬した
後、室内で吊して30分放置し、次に120℃で10分
間加熱して試料とした。 此の試料の上を巾10mm×長さ20mmの本発明の実
施例1のBおよびEの方法から採つた辷り試験用
の小片をのせ、此の小片の上に100gの分銅を一
度ころがしたのち、50gの分銅を上にのせ長さ方
向に、水平に引張り移動に要した力を測定した処
共に25〜27gであつたのに比し、無処理のシリコ
ーンゴムの試験片では120〜180gであつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリコーンゴムで成型されたカテーテルの表
    面を下記一般式 H2N(CH2oNH(CH23−Si(CH3n(OR)3-n (式中nは2〜5、mは0または1、Rは炭素数
    1〜3の炭化水素基) で表わされるシランで処理したことを特徴とする
    ポビドンヨードで染色可能でかつ優れた表面滑性
    をもつシリコーンゴム製カテーテル。
JP15665084A 1984-07-27 1984-07-27 シリコ−ンゴム製カテ−テル Granted JPS6133662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15665084A JPS6133662A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 シリコ−ンゴム製カテ−テル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15665084A JPS6133662A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 シリコ−ンゴム製カテ−テル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6133662A JPS6133662A (ja) 1986-02-17
JPH0142216B2 true JPH0142216B2 (ja) 1989-09-11

Family

ID=15632290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15665084A Granted JPS6133662A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 シリコ−ンゴム製カテ−テル

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JP (1) JPS6133662A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6133662A (ja) 1986-02-17

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