JPH0143444Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143444Y2 JPH0143444Y2 JP1982094495U JP9449582U JPH0143444Y2 JP H0143444 Y2 JPH0143444 Y2 JP H0143444Y2 JP 1982094495 U JP1982094495 U JP 1982094495U JP 9449582 U JP9449582 U JP 9449582U JP H0143444 Y2 JPH0143444 Y2 JP H0143444Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expansion chamber
- valve
- chamber
- resonance
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
本考案は自動車等の消音装置に関する。
従来この種の装置としては例えば、第1図縦断
面図で開閉弁9を具えず、流路8を閉塞した構造
および流路8を開放した構造が知られている。 しかしながら、このような構造においては、閉
塞した流路8により空胴4を低周波共鳴室として
機能させる場合は比較的低回転側の消音特性は良
好であるが、高回転側が悪化する欠点があり、逆
に開放した流路8により空胴4を拡張室として機
能させる場合は高回転側の消音特性は良好である
が、低回転側のそれが悪化する欠点があり、これ
らの両方の消音特性を良くしようとするとマフラ
ー容量が必然的に大きくなり、車両への塔載性が
悪くなるだけでなく、重量も重くなり、コスト的
にも不利となる。 本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、小型軽量でエンジンの低速回転から高速回
転に至る広い回転速度範囲にわたつて消音特性の
良好な消音装置を提供することを目的とし、拡張
室と、共鳴室と、上記拡張室に連通する排気導入
管と、上記拡張室に連通する排気出口管と、上記
拡張室と上記共鳴室とを連通するチユーニングパ
イプとを有するエンジンの消音装置において、上
記チユーニングパイプとは並列に上記共鳴室と上
記拡張室との間に挿入された開閉弁と、エンジン
の回転数を検出してエンジン回転数が設定値以下
では上記開閉弁を閉じ、エンジン回転数が上記設
定値を越えると上記開閉弁を開く弁開閉手段を具
えたことを特徴とする。 本考案を図面について説明すると、第1図はそ
の第1実施例を示す縦断面図、第2図は第1図の
開閉弁を示す拡大縦断面図、第3図は第1図によ
るエンジン回転速度と音圧レベルとの関係を示す
特性図、第4図はその第2実施例を示す縦断面
図、第5図は第4図によるエンジン回転速度と音
圧レベルとの関係を示す特性図である。 まず第1〜2図の第1実施例において、1は消
音装置本体で、本体1は空胴4、第一拡張室5お
よび第二拡張室6の3室により区画構成され、両
拡張室5,6間は流路7により連通し、また空胴
4と第一拡張室5間は流路8によつて連通する
が、流路8は開閉弁9によつて必要に応じて開閉
できるようになつており、開閉弁9の開閉は、後
記するように、リンク機構を介してソレノイド、
油圧、モータ等によつて行なう。2は第二および
第一拡張室6および5を貫通し、先端部が空胴4
内に開口する排気導入管で、排気導入管2の第一
拡張室5内に位置する部分には小孔2aが多数設
けられ、排気導入管2を経て流入する排気ガスは
小孔2aを経て第一拡張室5内に入るようになつ
ている。3は排気出口管で、空胴4および第一拡
張室5を貫通してその先端が第二拡張室6に開口
するように取付けられ、小孔3aは消音効果を向
上させる孔で、必要に応じてこれを設けるものと
する。 9は流路8に嵌着されこれを開閉する開閉弁
で、第2図に示すように、バルブケーシング12
の前端部に開口部19が設けられ、バルブケーシ
ング12の後部にバルブガイド18が設けられ、
バルブケーシング12に内挿されたバルブシヤフ
ト15の先端にバルブコーン14が、中間部にス
プリングカバー16がそれぞれ取付けられ、スプ
リングカバー16とバルブガイド18の間にリタ
ーンスプリング17が介装され、バルブシヤフト
15の後端部は、ソレノイド22に連結されてい
るコントロールケーブル21にケーブルヒンジ2
0を介して結合される。22はエンジン回転速度
センサー24、コントロールユニツト23を介し
てエンジン回転速度の大小によつてコントロール
ケーブル21を作動するソレノイドである。 すなわち、エンジン回転速度が設定値以下の場
合は、コントロールユニツト23はソレノイド2
2にロウレベルの信号を出し、ソレノイド22は
作動せず、リターンスプリング17によつてバル
ブシヤフト15は左方に付勢されるので、バルブ
コーン14で空胴4と第二拡張室5の連通を塞
ぎ、エンジン回転速度が設定値以上になると、コ
ントロールユニツト23からハイレベルの信号が
ソレノイド22に出力されて、ソレノイド22が
作動し、リターンスプリング17に抗してバルブ
シヤフト15が右方に引張られ、開口部19を通
して空胴4と第一拡張室5とが連通する。 このような構造において、いま、コントロール
ユニツト23によりエンジン回転速度を3000rpm
にセツトすると、開閉弁9はエンジン回転速度
3000rpm以下では閉、3000rpmを越えると開とな
り、空胴4はエンジン回転速度3000rpm以下では
共鳴室、3000rpmを越えると拡張室として機能す
る。 まず、エンジン回転速度3000rpm以下では、排
気ガスは矢印に示すように、排気導入管2より小
孔2aを通つて第一拡張室5に入り、そのとき排
気導入管2の入口部より進入する音圧エネルギ
(主として低周波脈動音)は共鳴室として機能す
る空胴5にて直接弱まり、また小孔2aより出た
排気ガスは第一拡張室5にて膨張して音波が減衰
し、こうして第一拡張室5にて消音されたのち、
排気ガスは流路7により絞られて第二拡張室6に
入り、こゝでまた膨張し、音波は更に減衰して排
気出口管9より外部に排出される。 次に、エンジン回転速度3000rpmを越えると、
空胴4が拡張室として機能するので、矢印に示す
ように排気導入管2より流入する排気ガスは一部
小孔2aを経て第一拡張室5にて膨張するが、主
流は空胴4内で膨張し、音波は減衰し、空胴4内
で消音されたのち、排気ガスは流路8にて絞られ
て第一拡張室5に入り、こゝでまた膨張し、更に
流路7で絞られて第二拡張室6に入り、更にこゝ
で膨張し、音波はしだいに減衰して排気出口管9
より外部に排出される。 このような構造によれば、流路8を開閉弁9に
よつて開閉することにより、空胴4に共鳴室と拡
張室の両方の機能を行なわすことができるので、
第3図実線に示すように、低周脈数動音から高周
波音まで広範囲にわたつて極めて良好な消音特性
を小容量のマフラで発揮することができる。 また、高回転速度域において流路8を開くこと
により排気ガスの流れは流路8と小孔2aとの両
方を通ることが可能となるので、排気ガスの流れ
は極めて良好となり、その結果マフラー抵抗が小
さくなる効果も奏せられる。 なお、空胴4が共鳴室として作用する場合の共
鳴周波数は、
面図で開閉弁9を具えず、流路8を閉塞した構造
および流路8を開放した構造が知られている。 しかしながら、このような構造においては、閉
塞した流路8により空胴4を低周波共鳴室として
機能させる場合は比較的低回転側の消音特性は良
好であるが、高回転側が悪化する欠点があり、逆
に開放した流路8により空胴4を拡張室として機
能させる場合は高回転側の消音特性は良好である
が、低回転側のそれが悪化する欠点があり、これ
らの両方の消音特性を良くしようとするとマフラ
ー容量が必然的に大きくなり、車両への塔載性が
悪くなるだけでなく、重量も重くなり、コスト的
にも不利となる。 本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、小型軽量でエンジンの低速回転から高速回
転に至る広い回転速度範囲にわたつて消音特性の
良好な消音装置を提供することを目的とし、拡張
室と、共鳴室と、上記拡張室に連通する排気導入
管と、上記拡張室に連通する排気出口管と、上記
拡張室と上記共鳴室とを連通するチユーニングパ
イプとを有するエンジンの消音装置において、上
記チユーニングパイプとは並列に上記共鳴室と上
記拡張室との間に挿入された開閉弁と、エンジン
の回転数を検出してエンジン回転数が設定値以下
では上記開閉弁を閉じ、エンジン回転数が上記設
定値を越えると上記開閉弁を開く弁開閉手段を具
えたことを特徴とする。 本考案を図面について説明すると、第1図はそ
の第1実施例を示す縦断面図、第2図は第1図の
開閉弁を示す拡大縦断面図、第3図は第1図によ
るエンジン回転速度と音圧レベルとの関係を示す
特性図、第4図はその第2実施例を示す縦断面
図、第5図は第4図によるエンジン回転速度と音
圧レベルとの関係を示す特性図である。 まず第1〜2図の第1実施例において、1は消
音装置本体で、本体1は空胴4、第一拡張室5お
よび第二拡張室6の3室により区画構成され、両
拡張室5,6間は流路7により連通し、また空胴
4と第一拡張室5間は流路8によつて連通する
が、流路8は開閉弁9によつて必要に応じて開閉
できるようになつており、開閉弁9の開閉は、後
記するように、リンク機構を介してソレノイド、
油圧、モータ等によつて行なう。2は第二および
第一拡張室6および5を貫通し、先端部が空胴4
内に開口する排気導入管で、排気導入管2の第一
拡張室5内に位置する部分には小孔2aが多数設
けられ、排気導入管2を経て流入する排気ガスは
小孔2aを経て第一拡張室5内に入るようになつ
ている。3は排気出口管で、空胴4および第一拡
張室5を貫通してその先端が第二拡張室6に開口
するように取付けられ、小孔3aは消音効果を向
上させる孔で、必要に応じてこれを設けるものと
する。 9は流路8に嵌着されこれを開閉する開閉弁
で、第2図に示すように、バルブケーシング12
の前端部に開口部19が設けられ、バルブケーシ
ング12の後部にバルブガイド18が設けられ、
バルブケーシング12に内挿されたバルブシヤフ
ト15の先端にバルブコーン14が、中間部にス
プリングカバー16がそれぞれ取付けられ、スプ
リングカバー16とバルブガイド18の間にリタ
ーンスプリング17が介装され、バルブシヤフト
15の後端部は、ソレノイド22に連結されてい
るコントロールケーブル21にケーブルヒンジ2
0を介して結合される。22はエンジン回転速度
センサー24、コントロールユニツト23を介し
てエンジン回転速度の大小によつてコントロール
ケーブル21を作動するソレノイドである。 すなわち、エンジン回転速度が設定値以下の場
合は、コントロールユニツト23はソレノイド2
2にロウレベルの信号を出し、ソレノイド22は
作動せず、リターンスプリング17によつてバル
ブシヤフト15は左方に付勢されるので、バルブ
コーン14で空胴4と第二拡張室5の連通を塞
ぎ、エンジン回転速度が設定値以上になると、コ
ントロールユニツト23からハイレベルの信号が
ソレノイド22に出力されて、ソレノイド22が
作動し、リターンスプリング17に抗してバルブ
シヤフト15が右方に引張られ、開口部19を通
して空胴4と第一拡張室5とが連通する。 このような構造において、いま、コントロール
ユニツト23によりエンジン回転速度を3000rpm
にセツトすると、開閉弁9はエンジン回転速度
3000rpm以下では閉、3000rpmを越えると開とな
り、空胴4はエンジン回転速度3000rpm以下では
共鳴室、3000rpmを越えると拡張室として機能す
る。 まず、エンジン回転速度3000rpm以下では、排
気ガスは矢印に示すように、排気導入管2より小
孔2aを通つて第一拡張室5に入り、そのとき排
気導入管2の入口部より進入する音圧エネルギ
(主として低周波脈動音)は共鳴室として機能す
る空胴5にて直接弱まり、また小孔2aより出た
排気ガスは第一拡張室5にて膨張して音波が減衰
し、こうして第一拡張室5にて消音されたのち、
排気ガスは流路7により絞られて第二拡張室6に
入り、こゝでまた膨張し、音波は更に減衰して排
気出口管9より外部に排出される。 次に、エンジン回転速度3000rpmを越えると、
空胴4が拡張室として機能するので、矢印に示す
ように排気導入管2より流入する排気ガスは一部
小孔2aを経て第一拡張室5にて膨張するが、主
流は空胴4内で膨張し、音波は減衰し、空胴4内
で消音されたのち、排気ガスは流路8にて絞られ
て第一拡張室5に入り、こゝでまた膨張し、更に
流路7で絞られて第二拡張室6に入り、更にこゝ
で膨張し、音波はしだいに減衰して排気出口管9
より外部に排出される。 このような構造によれば、流路8を開閉弁9に
よつて開閉することにより、空胴4に共鳴室と拡
張室の両方の機能を行なわすことができるので、
第3図実線に示すように、低周脈数動音から高周
波音まで広範囲にわたつて極めて良好な消音特性
を小容量のマフラで発揮することができる。 また、高回転速度域において流路8を開くこと
により排気ガスの流れは流路8と小孔2aとの両
方を通ることが可能となるので、排気ガスの流れ
は極めて良好となり、その結果マフラー抵抗が小
さくなる効果も奏せられる。 なお、空胴4が共鳴室として作用する場合の共
鳴周波数は、
【式】となる。
たゞし、V:空胴4の容積、
l:排気導入管3のチユーニング長さ、
S:排気導入管3の断面積、
C:音速、
である。
次に、第4図の第2実施例において、31は消
音装置本体で、本体31は共鳴室34、第一拡張
室35、第二拡張室36、第三拡張室37の4室
により区画構成され、第一拡張室35と第二拡張
室36の間は流路39によつて、第二拡張室36
と第三拡張室37の間はパンチングセパレータ4
3によつて連通する。32は第三および第二拡張
室37および36を貫通し、先端部が第一拡張室
35内に開口する排気導入管で、排気導入管32
の第二拡張室36内に位置する部分には小孔38
が多数設けられ、排気導入管32内を流入する排
気ガスは小孔38を経て第二拡張室36にて膨張
し、音波が減衰する。33は排気出口管で、共鳴
室34、第一拡張室35、第二拡張室36を貫通
し、その先端が第三拡張室37に開口するように
取付けられる。40,41は共鳴室34に連通す
るチユーニングパイプで、チユーニングパイプ4
1の共鳴室34に位置する開口部は開閉弁9によ
つて開閉されることは第1実施例と同様である。 いま、開閉弁9をエンジン回転速度2500rpm以
下では閉、2500rpmを越えると開とするように設
定すると、下記の式に示すように、共鳴室34の
共鳴周波数はエンジン回転速度2500rpm以下では
チユーニングパイプ40と共鳴室34によつて決
まり、エンジン回転速度2500rpmを越えるとチユ
ーニングパイプ40,41と共鳴室34によつて
決まる。 エンジン回転速度2500rpm以下の場合 エンジン回転速度2500rpmを越えた場合 こゝでV:共鳴室34の容積 S1:チユーニングパイプ40の断面積 l1:チユーニングパイプ40の長さ S2:チユーニングパイプ41の断面積 l2:チユーニングパイプ41の長さ C:音速 このような構造において、排気ガスは、矢印に
示すように、排気導入管32より流入し、小孔3
8を経て第二拡張室36および第一拡張室35で
膨張し、そのとき排気導入管32の入口部より進
入する音圧エネルギは共鳴室34で直接弱めら
れ、しかもエンジン回転速度によつて適切な共鳴
周波数が設定されているため極めて良好な消音特
性が得られる。 そして、排気ガスは流路39により絞られて第
二拡張室36に入り、こゝでまた膨張して音波は
更に減衰し、さらに排気ガスはパンチングセパレ
ータ43を通つて第三拡張室37に入り、こゝで
また音波は減衰したのち排気出口管33より外部
に排出される。 このような構造によれば、チユーニングパイプ
41を開閉弁9によつて開閉することにより共鳴
室34の共鳴周波数を2通りに変え、さらにチユ
ーニングパイプと開閉弁を多数設けることによつ
て多数の共鳴周波数を自由に設定することができ
るので、第5図に示すように、広範囲のエンジン
回転速度にわたつて極めて良好な消音特性を小容
量マフラーで発揮することができる。 なお、上図では開閉弁9はチユーニングパイプ
41にこれを設けたが、チユーニングパイプ40
にこれを設けてもよく、この場合、エンジン回転
速度が2500rpm以下の共鳴周波数は となる。 要するに本考案によれば拡張室と、共鳴室と、
上記拡張室に連通する排気導入管と、上記拡張室
に連通する排気出口管と、上記拡張室と上記共鳴
室とを連通するチユーニングパイプとを有するエ
ンジンの消音装置において、上記チユーニングパ
イプとは並列に上記共鳴室と上記拡張室との間に
挿入された開閉弁と、エンジンの回転数を検出し
てエンジン回転数が設定値以下では上記開閉弁を
閉じ、エンジン回転数が上記設定値を越えると上
記開閉弁を開く弁開閉手段を具えたことにより、
高性能、小型軽量、価格低廉な消音装置を得るか
ら、本考案は産業上極めて有益なものである。
音装置本体で、本体31は共鳴室34、第一拡張
室35、第二拡張室36、第三拡張室37の4室
により区画構成され、第一拡張室35と第二拡張
室36の間は流路39によつて、第二拡張室36
と第三拡張室37の間はパンチングセパレータ4
3によつて連通する。32は第三および第二拡張
室37および36を貫通し、先端部が第一拡張室
35内に開口する排気導入管で、排気導入管32
の第二拡張室36内に位置する部分には小孔38
が多数設けられ、排気導入管32内を流入する排
気ガスは小孔38を経て第二拡張室36にて膨張
し、音波が減衰する。33は排気出口管で、共鳴
室34、第一拡張室35、第二拡張室36を貫通
し、その先端が第三拡張室37に開口するように
取付けられる。40,41は共鳴室34に連通す
るチユーニングパイプで、チユーニングパイプ4
1の共鳴室34に位置する開口部は開閉弁9によ
つて開閉されることは第1実施例と同様である。 いま、開閉弁9をエンジン回転速度2500rpm以
下では閉、2500rpmを越えると開とするように設
定すると、下記の式に示すように、共鳴室34の
共鳴周波数はエンジン回転速度2500rpm以下では
チユーニングパイプ40と共鳴室34によつて決
まり、エンジン回転速度2500rpmを越えるとチユ
ーニングパイプ40,41と共鳴室34によつて
決まる。 エンジン回転速度2500rpm以下の場合 エンジン回転速度2500rpmを越えた場合 こゝでV:共鳴室34の容積 S1:チユーニングパイプ40の断面積 l1:チユーニングパイプ40の長さ S2:チユーニングパイプ41の断面積 l2:チユーニングパイプ41の長さ C:音速 このような構造において、排気ガスは、矢印に
示すように、排気導入管32より流入し、小孔3
8を経て第二拡張室36および第一拡張室35で
膨張し、そのとき排気導入管32の入口部より進
入する音圧エネルギは共鳴室34で直接弱めら
れ、しかもエンジン回転速度によつて適切な共鳴
周波数が設定されているため極めて良好な消音特
性が得られる。 そして、排気ガスは流路39により絞られて第
二拡張室36に入り、こゝでまた膨張して音波は
更に減衰し、さらに排気ガスはパンチングセパレ
ータ43を通つて第三拡張室37に入り、こゝで
また音波は減衰したのち排気出口管33より外部
に排出される。 このような構造によれば、チユーニングパイプ
41を開閉弁9によつて開閉することにより共鳴
室34の共鳴周波数を2通りに変え、さらにチユ
ーニングパイプと開閉弁を多数設けることによつ
て多数の共鳴周波数を自由に設定することができ
るので、第5図に示すように、広範囲のエンジン
回転速度にわたつて極めて良好な消音特性を小容
量マフラーで発揮することができる。 なお、上図では開閉弁9はチユーニングパイプ
41にこれを設けたが、チユーニングパイプ40
にこれを設けてもよく、この場合、エンジン回転
速度が2500rpm以下の共鳴周波数は となる。 要するに本考案によれば拡張室と、共鳴室と、
上記拡張室に連通する排気導入管と、上記拡張室
に連通する排気出口管と、上記拡張室と上記共鳴
室とを連通するチユーニングパイプとを有するエ
ンジンの消音装置において、上記チユーニングパ
イプとは並列に上記共鳴室と上記拡張室との間に
挿入された開閉弁と、エンジンの回転数を検出し
てエンジン回転数が設定値以下では上記開閉弁を
閉じ、エンジン回転数が上記設定値を越えると上
記開閉弁を開く弁開閉手段を具えたことにより、
高性能、小型軽量、価格低廉な消音装置を得るか
ら、本考案は産業上極めて有益なものである。
第1図は本考案の第1実施例を示す縦断面図、
第2図は第1図の開閉弁を示す拡大縦断面図、第
3図は第1図によるエンジン回転速度と音圧レベ
ルとの関係を示す特性図、第4図はその第2実施
例を示す縦断面図、第5図は第4図によるエンジ
ン回転速度と押圧レベルとの関係を示す特性図で
ある。 1……消音器本体、2……排気導入管、2a…
…小孔、3……排気出口管、3a……小孔、4…
…空胴、5……第一拡張室、6……第二拡張室、
7……流路、8……流路、9……開閉弁、11…
…リターンパイプ、12……バルブケーシング、
13……バルブキヤツプ、14……バルブコー
ン、15……バルブシヤフト、16……スプリン
グカバー、17……リターンスプリング、18…
…バルブガイド、19……開口部、20……ケー
ブルヒンジ、21……コントロールケーブル、2
2……ソレノイド、23……コントロールユニツ
ト、24……回転速度センサー、31……消音器
本体、32……排気導入管、33……排気出口
管、34……共鳴室、35……第一拡張室、36
……第二拡張室、37……第三拡張室、38……
小孔、39……流路、40……チユーニングパイ
プ、41……チユーニングパイプ、43……パン
チングメタルセパレータ。
第2図は第1図の開閉弁を示す拡大縦断面図、第
3図は第1図によるエンジン回転速度と音圧レベ
ルとの関係を示す特性図、第4図はその第2実施
例を示す縦断面図、第5図は第4図によるエンジ
ン回転速度と押圧レベルとの関係を示す特性図で
ある。 1……消音器本体、2……排気導入管、2a…
…小孔、3……排気出口管、3a……小孔、4…
…空胴、5……第一拡張室、6……第二拡張室、
7……流路、8……流路、9……開閉弁、11…
…リターンパイプ、12……バルブケーシング、
13……バルブキヤツプ、14……バルブコー
ン、15……バルブシヤフト、16……スプリン
グカバー、17……リターンスプリング、18…
…バルブガイド、19……開口部、20……ケー
ブルヒンジ、21……コントロールケーブル、2
2……ソレノイド、23……コントロールユニツ
ト、24……回転速度センサー、31……消音器
本体、32……排気導入管、33……排気出口
管、34……共鳴室、35……第一拡張室、36
……第二拡張室、37……第三拡張室、38……
小孔、39……流路、40……チユーニングパイ
プ、41……チユーニングパイプ、43……パン
チングメタルセパレータ。
Claims (1)
- 拡張室と、共鳴室と、上記拡張室に連通する排
気導入管と、上記拡張室に連通する排気出口管
と、上起拡張室と上記共鳴室とを連通するチユー
ニングパイプとを有するエンジンの消音装置にお
いて、上記チユーニングパイプとは並列に上記共
鳴室と上記拡張室との間に挿入された開閉弁と、
エンジンの回転数を検出してエンジン回転数が設
定値以下では上記開閉弁を閉じ、エンジン回転数
が上記設定値を越えると上記開閉弁を開く弁開閉
手段を具えたことを特徴とする消音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9449582U JPS59520U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9449582U JPS59520U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 消音装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59520U JPS59520U (ja) | 1984-01-05 |
| JPH0143444Y2 true JPH0143444Y2 (ja) | 1989-12-18 |
Family
ID=30226168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9449582U Granted JPS59520U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 消音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59520U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2514412A1 (fr) * | 1981-10-14 | 1983-04-15 | Peugeot Cycles | Dispositif de modulation de l'ecoulement des gaz dans un silencieux d'echappement de moteur a combustion interne |
-
1982
- 1982-06-25 JP JP9449582U patent/JPS59520U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59520U (ja) | 1984-01-05 |
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