JPH0143489Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143489Y2 JPH0143489Y2 JP1984186752U JP18675284U JPH0143489Y2 JP H0143489 Y2 JPH0143489 Y2 JP H0143489Y2 JP 1984186752 U JP1984186752 U JP 1984186752U JP 18675284 U JP18675284 U JP 18675284U JP H0143489 Y2 JPH0143489 Y2 JP H0143489Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- side rail
- lower side
- oil ring
- surface pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 65
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/06—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction using separate springs or elastic elements expanding the rings; Springs therefor ; Expansion by wedging
- F16J9/064—Rings with a flat annular side rail
- F16J9/066—Spring expander from sheet metal
- F16J9/068—Spring expander from sheet metal corrugated in the axial direction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、内燃機関用ピストンに装着される3
ピースオイルリングの構造に関する。
ピースオイルリングの構造に関する。
従来、自動車用エンジンのオイルリングには、
2本のサイドレールおよび1本のスペーサから構
成された、通称3ピースオイルリングと呼ばれ
る、組み合せオイルリングが用いられてきた(た
とえば実開昭52−21310号、実開昭52−60508号、
実開昭52−155809号、実開昭47−38209号)。従来
の3ピースオイルリングは、1本のスペーサの上
下に各サイドレールを配し、スペーサの上下に形
成されたサイドレールとの係合部でサイドレール
に張力を与え、サイドレールをシリンダボア側へ
付勢するように構成されていた。そして、従来の
3ピースオイルリングは、通常、上下対称な形に
作られており、スペーサによつて発生した張力
は、上下のサイドレールに均等に働くようになつ
ている。
2本のサイドレールおよび1本のスペーサから構
成された、通称3ピースオイルリングと呼ばれ
る、組み合せオイルリングが用いられてきた(た
とえば実開昭52−21310号、実開昭52−60508号、
実開昭52−155809号、実開昭47−38209号)。従来
の3ピースオイルリングは、1本のスペーサの上
下に各サイドレールを配し、スペーサの上下に形
成されたサイドレールとの係合部でサイドレール
に張力を与え、サイドレールをシリンダボア側へ
付勢するように構成されていた。そして、従来の
3ピースオイルリングは、通常、上下対称な形に
作られており、スペーサによつて発生した張力
は、上下のサイドレールに均等に働くようになつ
ている。
ところが、上記従来構造においては、オイル消
費を少なくするために、オイルリングの張力を上
げていくと、上側のサイドレールでスカツフを起
こしてしまう。これは、下側のサイドレールでオ
イルがかき落とされ、油膜がうすくなつていると
ころを、下側のサイドレールと同様に張力の高い
上側のサイドレールが通過するためである。した
がつて、耐スカツフ性をあるレベル以上に保つた
めには、張力増大に限界があり、オイル消費量の
低減には限界があつた。
費を少なくするために、オイルリングの張力を上
げていくと、上側のサイドレールでスカツフを起
こしてしまう。これは、下側のサイドレールでオ
イルがかき落とされ、油膜がうすくなつていると
ころを、下側のサイドレールと同様に張力の高い
上側のサイドレールが通過するためである。した
がつて、耐スカツフ性をあるレベル以上に保つた
めには、張力増大に限界があり、オイル消費量の
低減には限界があつた。
本考案は、上記のような問題を改善するため
に、3ピースオイルリングにおける耐スカツフ性
を悪化させることなく、エンジンのオイル消費量
を低減することを目的とする。
に、3ピースオイルリングにおける耐スカツフ性
を悪化させることなく、エンジンのオイル消費量
を低減することを目的とする。
この目的に沿う本考案の内燃機関用3ピースオ
イルリングは、ピストンのオイルリング溝に装着
され、上下のサイドレールと、その間に位置し上
下のサイドレールをシリンダボア側に付勢するス
ペーサとから成る3ピースオイルリングであつ
て、スペーサを上下非対称に形成し、それによつ
てスペーサの上側サイドレール付勢部の剛性を下
側サイドレール付勢部のそれよりも小にしたもの
から成つている。
イルリングは、ピストンのオイルリング溝に装着
され、上下のサイドレールと、その間に位置し上
下のサイドレールをシリンダボア側に付勢するス
ペーサとから成る3ピースオイルリングであつ
て、スペーサを上下非対称に形成し、それによつ
てスペーサの上側サイドレール付勢部の剛性を下
側サイドレール付勢部のそれよりも小にしたもの
から成つている。
〔作用〕
このような3ピースオイルリングにおいては、
スペーサの上側サイドレール付勢部の剛性が下側
サイドレールのそれよりも低いので、スペーサに
より発生される張力は上下のサイドレールで異な
り、上側の方が低くなる。したがつてシリンダボ
アとの面圧は下側サイドレールの方が大になる。
スペーサの上側サイドレール付勢部の剛性が下側
サイドレールのそれよりも低いので、スペーサに
より発生される張力は上下のサイドレールで異な
り、上側の方が低くなる。したがつてシリンダボ
アとの面圧は下側サイドレールの方が大になる。
面圧は高ければ高い程オイル消費量は小になる
が、スカツフ防止のためには限界値がある。そし
て、上側サイドレールのスカツフ限界は、下側よ
りも油膜が薄いため、下側サイドレールのそれよ
りも小さな面圧となる。従来の上下対称形状の場
合には、上側サイドレールがスカツフ限界に達す
ると、それ以上面圧を上げられず、下側サイドレ
ールもその値で抑えられ、そのときの張力値がオ
イル消費量低減のための限界であつたが、本考案
では、上下の面圧が異なり、上側サイドレールの
面圧がスカツフ限界に達するとほぼ同時に、下側
サイドレールの面圧もさらに大なるスカツフ限界
に達する。すなわち、従来構造に比べ、上下とも
にスカツフ限界内で下側サイドレールの面圧だけ
を効率よく高めることができ、耐スカツフ性を悪
化させずに下側サイドレールの面圧が高められた
分オイル消費量が低減される。
が、スカツフ防止のためには限界値がある。そし
て、上側サイドレールのスカツフ限界は、下側よ
りも油膜が薄いため、下側サイドレールのそれよ
りも小さな面圧となる。従来の上下対称形状の場
合には、上側サイドレールがスカツフ限界に達す
ると、それ以上面圧を上げられず、下側サイドレ
ールもその値で抑えられ、そのときの張力値がオ
イル消費量低減のための限界であつたが、本考案
では、上下の面圧が異なり、上側サイドレールの
面圧がスカツフ限界に達するとほぼ同時に、下側
サイドレールの面圧もさらに大なるスカツフ限界
に達する。すなわち、従来構造に比べ、上下とも
にスカツフ限界内で下側サイドレールの面圧だけ
を効率よく高めることができ、耐スカツフ性を悪
化させずに下側サイドレールの面圧が高められた
分オイル消費量が低減される。
以下に本考案の内燃機関用3ピースオイルリン
グの望ましい実施例を図面を参照して説明する。
グの望ましい実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第5図は、本考案を第6図ないし
第8図に示す代表的な3タイプのオイルリングの
スペーサに適用した場合のスペーサを示してお
り、第1図および第2図は、第6図に示すA型オ
イルリングのスペーサに適用した場合のスペーサ
の展開図、第3図は第7図に示すB型オイルリン
グのスペーサに適用した場合のスペーサの展開
図、第4図および第5図は、第8図に示すC型オ
イルリングのスペーサに適用した場合のスペーサ
の部分図を、それぞれ示している。以下に、各実
施例について、構成と作用を説明する。
第8図に示す代表的な3タイプのオイルリングの
スペーサに適用した場合のスペーサを示してお
り、第1図および第2図は、第6図に示すA型オ
イルリングのスペーサに適用した場合のスペーサ
の展開図、第3図は第7図に示すB型オイルリン
グのスペーサに適用した場合のスペーサの展開
図、第4図および第5図は、第8図に示すC型オ
イルリングのスペーサに適用した場合のスペーサ
の部分図を、それぞれ示している。以下に、各実
施例について、構成と作用を説明する。
まず、A型オイルリングに本考案を適用した第
1図のスペーサについて説明する。
1図のスペーサについて説明する。
第1図中、a部はスペーサ1のサイドレール付
勢部としての耳部で、サイドレールを背面から押
さえる役目を持つ。突起部bはサイドレールの上
下方向の動きを拘束する部分であり、a部とその
となりのa部との中央に位置する。耳部aと突起
部bの間にはスペーサのバネ定数を下げるために
スリツトcが設けてある。従来のスペーサでは、
このスリツトはスペーサ板幅に対し中央にあけら
れているが、本考案では上寄りにオフセツトさせ
てあけてある。この第1図に示した板を、第6図
のA型の様におりまげてスペーサとする。なお、
d部、e部は、スリツトc上下の部分を示してい
る。
勢部としての耳部で、サイドレールを背面から押
さえる役目を持つ。突起部bはサイドレールの上
下方向の動きを拘束する部分であり、a部とその
となりのa部との中央に位置する。耳部aと突起
部bの間にはスペーサのバネ定数を下げるために
スリツトcが設けてある。従来のスペーサでは、
このスリツトはスペーサ板幅に対し中央にあけら
れているが、本考案では上寄りにオフセツトさせ
てあけてある。この第1図に示した板を、第6図
のA型の様におりまげてスペーサとする。なお、
d部、e部は、スリツトc上下の部分を示してい
る。
このように構成されたスペーサ1の作用につい
て述べる。
て述べる。
本スペーサ1を簡単なモデルで表わすと、第1
1図の様になる。これは第14図に示してある様
なスペーサの1ピツチ分が円周上に間隔をおいて
並んでいて、その間をバネで結んだものである。
このバネにあたる部分は、A型だとスリツトcの
上下(d及びe)の部分となる。
1図の様になる。これは第14図に示してある様
なスペーサの1ピツチ分が円周上に間隔をおいて
並んでいて、その間をバネで結んだものである。
このバネにあたる部分は、A型だとスリツトcの
上下(d及びe)の部分となる。
このスペーサ1では、スリツトcが板幅の中心
より上側にオフセツトされているため、d部はe
部より細くなり、d部はバネ定数の小さなバネで
おくことが出来る。その位置はd部の中心の高さ
である。同様にe部は、その中心の高さでバネ定
数の大きなバネと考えられる。バネ定数の小さな
バネ8を細線で、バネ定数の大きなバネ9を太線
で表わすと第11図のようになる。
より上側にオフセツトされているため、d部はe
部より細くなり、d部はバネ定数の小さなバネで
おくことが出来る。その位置はd部の中心の高さ
である。同様にe部は、その中心の高さでバネ定
数の大きなバネと考えられる。バネ定数の小さな
バネ8を細線で、バネ定数の大きなバネ9を太線
で表わすと第11図のようになる。
ここで考えやすくするため、2本のバネを1本
のバネ10におきかえると、2本のバネ定数の和
のバネ定数をもつバネが、スペーサ1の中心線よ
り下にある事になり、第12図の様になる。これ
を上から見たものが第13図である。中央の1コ
マについて考えると、両側のバネより力Fを受
け、その合力Tで2枚のサイドレールを押すこと
になる。ところが、この力Tが作用するのは第1
2図におけるバネの中心線の高さである。すなわ
ち第15図に示す様に、2本のサイドレール2,
3の背面に板をあて、中央より下側を押す様な形
になり、スペーサ1により発生した張力Tは下側
のサイドレール3の方により多く配分される。し
たがつて、下側サイドレール3の方が、シリンダ
ボアとの面圧は、上側サイドレール2に比べて高
くなる。
のバネ10におきかえると、2本のバネ定数の和
のバネ定数をもつバネが、スペーサ1の中心線よ
り下にある事になり、第12図の様になる。これ
を上から見たものが第13図である。中央の1コ
マについて考えると、両側のバネより力Fを受
け、その合力Tで2枚のサイドレールを押すこと
になる。ところが、この力Tが作用するのは第1
2図におけるバネの中心線の高さである。すなわ
ち第15図に示す様に、2本のサイドレール2,
3の背面に板をあて、中央より下側を押す様な形
になり、スペーサ1により発生した張力Tは下側
のサイドレール3の方により多く配分される。し
たがつて、下側サイドレール3の方が、シリンダ
ボアとの面圧は、上側サイドレール2に比べて高
くなる。
つぎに、A型におけるもう1つの実施例を第2
図に示す。スペーサ4の耳部aと突起部bの間
(中央でなくても良い)に、上面から下側に向け
てスリツトfが入れてある。これを第6図のA型
の様におりまげてスペーサとする。
図に示す。スペーサ4の耳部aと突起部bの間
(中央でなくても良い)に、上面から下側に向け
てスリツトfが入れてある。これを第6図のA型
の様におりまげてスペーサとする。
このような構成により、本スペーサ4のモデル
は、第12図の様になり、以下前述の実施例と同
様の理由でスペーサ4により発生した張力は、下
側のサイドレールの方に多く配分される。
は、第12図の様になり、以下前述の実施例と同
様の理由でスペーサ4により発生した張力は、下
側のサイドレールの方に多く配分される。
つぎに、第7図に示したB型オイルリングに本
考案を適用する場合のスペーサ5について説明す
る。第3図に示したスペーサ5は、3ピースオイ
ルリングにおけるスペーサの展開図であるが、g
部がサイドレールを背面から押す爪部になる部位
であり、h部がサイドレールの上下方向の動きを
拘束する部位である。g部とh部間には、上下で
斜め方向につなぐ部分i部とj部があり、本考案
では、上側のi部を下側のj部より細くなる様に
してある。(実施例ではg部の中の打ち抜き型を
六角形の上下対称型から上下非対称型としている
が、h部の上下の打ち抜き型を上下で変えても良
い。)この第3図に示した板を、第7図のB型の
様にプレスしてスペーサとする。
考案を適用する場合のスペーサ5について説明す
る。第3図に示したスペーサ5は、3ピースオイ
ルリングにおけるスペーサの展開図であるが、g
部がサイドレールを背面から押す爪部になる部位
であり、h部がサイドレールの上下方向の動きを
拘束する部位である。g部とh部間には、上下で
斜め方向につなぐ部分i部とj部があり、本考案
では、上側のi部を下側のj部より細くなる様に
してある。(実施例ではg部の中の打ち抜き型を
六角形の上下対称型から上下非対称型としている
が、h部の上下の打ち抜き型を上下で変えても良
い。)この第3図に示した板を、第7図のB型の
様にプレスしてスペーサとする。
このように構成されたB型スペーサでは、主に
バネの働きをするのは、i部、j部であり、この
i部、j部がたわむことにより張力を発生する。
そして、本実施例では、上のi部より下のj部の
方が太くなつているため、これをモデル化すれ
ば、前記実施例と同様第11図の様になる。ただ
し、上下のバネの位置は、スペーサ5の中心線に
対し上下対称な位置になる。以下、前記実施例と
同様で、スペーサ5により発生した張力は下側の
サイドレールに多く分配される。
バネの働きをするのは、i部、j部であり、この
i部、j部がたわむことにより張力を発生する。
そして、本実施例では、上のi部より下のj部の
方が太くなつているため、これをモデル化すれ
ば、前記実施例と同様第11図の様になる。ただ
し、上下のバネの位置は、スペーサ5の中心線に
対し上下対称な位置になる。以下、前記実施例と
同様で、スペーサ5により発生した張力は下側の
サイドレールに多く分配される。
つぎに、第4図および第5図にC型オイルリン
グに本考案を適用する場合のスペーサ6を示す。
比較のために、第9図および第10図にC型の従
来型スペーサ7を示す。C型では、k部が全周に
わたつてバネであり、かつサイドレールの上下の
動きもk部が拘束している。サイドレールを背面
から押すのはl部であり、l部とk部は、m部に
よりつながつている。従来のスペーサ7では、m
部はスペーサ7の中心線上にある。
グに本考案を適用する場合のスペーサ6を示す。
比較のために、第9図および第10図にC型の従
来型スペーサ7を示す。C型では、k部が全周に
わたつてバネであり、かつサイドレールの上下の
動きもk部が拘束している。サイドレールを背面
から押すのはl部であり、l部とk部は、m部に
よりつながつている。従来のスペーサ7では、m
部はスペーサ7の中心線上にある。
ところが本考案では、第4図および第5図に示
すように、k部とl部をつなぐm部が、スペーサ
6の中心線より下側にオフセツトしている。
すように、k部とl部をつなぐm部が、スペーサ
6の中心線より下側にオフセツトしている。
このように構成することにより、k部により発
生した張力は、m部によりl部に伝えられ、l部
の上下でサイドレール背面を押すことになる。よ
つて本実施例では、力のかかり方は、第15図の
様になり、スペーサ6によつて発生した張力は下
側のサイドレールに多く分配される。
生した張力は、m部によりl部に伝えられ、l部
の上下でサイドレール背面を押すことになる。よ
つて本実施例では、力のかかり方は、第15図の
様になり、スペーサ6によつて発生した張力は下
側のサイドレールに多く分配される。
つぎに、第16図に、サイドレールとシリンダ
ボア間の面圧に対するオイル消費量の関係を示
す。
ボア間の面圧に対するオイル消費量の関係を示
す。
図に示すように、オイルリングの張力を上げ、
サイドレールの面圧を高くしていくにつれ、サイ
ドレールにより形成される油膜厚さは減少し、オ
イル消費量は少なくなる。ところが、サイドレー
ルの面圧をある値以上にすると、先に上側サイド
レールの方がスカツフ限界Uに達する。これは、
前述の如く、下側サイドレールでかなりの量のオ
イルをかき落してしまつた部分を上側サイドレー
ルが通過するためで、スカツフに対し下側サイド
レールより厳しい状態にあるためである。したが
つて、従来は、上側サイドレールと下側サイドレ
ールの面圧が同一であつたので、前述の如く、上
側サイドレールスカツフ限界Uで下側サイドレー
ルの面圧も制限されることとなつていた。
サイドレールの面圧を高くしていくにつれ、サイ
ドレールにより形成される油膜厚さは減少し、オ
イル消費量は少なくなる。ところが、サイドレー
ルの面圧をある値以上にすると、先に上側サイド
レールの方がスカツフ限界Uに達する。これは、
前述の如く、下側サイドレールでかなりの量のオ
イルをかき落してしまつた部分を上側サイドレー
ルが通過するためで、スカツフに対し下側サイド
レールより厳しい状態にあるためである。したが
つて、従来は、上側サイドレールと下側サイドレ
ールの面圧が同一であつたので、前述の如く、上
側サイドレールスカツフ限界Uで下側サイドレー
ルの面圧も制限されることとなつていた。
しかし、本考案では、前記各実施例で示したよ
うに、下側サイドレールの張力の方が上側よりも
大になり、その異なる張力を適切に設定すること
により、下側サイドレールの面圧が上側サイドレ
ールによつて制限されることはなく、オイルリン
グ張力を上げていつた場合、上下サイドレールの
面圧をほぼ同時にスカツフ限界U,Lに至らしめ
ることが可能になる。
うに、下側サイドレールの張力の方が上側よりも
大になり、その異なる張力を適切に設定すること
により、下側サイドレールの面圧が上側サイドレ
ールによつて制限されることはなく、オイルリン
グ張力を上げていつた場合、上下サイドレールの
面圧をほぼ同時にスカツフ限界U,Lに至らしめ
ることが可能になる。
この状態を、従来の上下対称形状の場合と比較
すると、上下のスカツフ限界内を維持しつつ、下
側サイドレールの面圧を上げることが可能になつ
た分オイル消費量は低減されることになる。
すると、上下のスカツフ限界内を維持しつつ、下
側サイドレールの面圧を上げることが可能になつ
た分オイル消費量は低減されることになる。
したがつて、本考案によるときは、スペーサの
上側サイドレール付勢部の剛性を下側サイドレー
ルよりも低くして下側サイドレールのスカツフ限
界を実質的に向上できるようにしたので、3ピー
スオイルリングにおける耐スカツフ性を悪化させ
ることなく、オイル消費量を大幅に低減すること
ができるという効果が得られる。
上側サイドレール付勢部の剛性を下側サイドレー
ルよりも低くして下側サイドレールのスカツフ限
界を実質的に向上できるようにしたので、3ピー
スオイルリングにおける耐スカツフ性を悪化させ
ることなく、オイル消費量を大幅に低減すること
ができるという効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例に係る内燃機関用3
ピースオイルリングのスペーサの展開部分正面
図、第2図は第1図のスペーサの変形例を示す展
開部分正面図、第3図は本考案の別の実施例に係
るスペーサの展開部分正面図、第4図は本考案の
さらに別の実施例に係るスペーサの部分側面図、
第5図は第4図の装置の平面図、第6図はA型オ
イルリングのスペーサの部分斜視図、第7図はB
型オイルリングのスペーサの部分斜視図、第8図
はC型オイルリングのスペーサの部分斜視図、第
9図は従来のC型オイルリングのスペーサの部分
側面図、第10図は第9図の装置の平面図、第1
1図は本考案によるスペーサをバネ連結モデルで
示したスペーサの部分構成図、第12図は第11
図のモデルを一本のバネ連結で表わした場合のス
ペーサの部分構成図、第13図は第12図の装置
の平面図、第14図は第12図の装置の部分側面
図、第15図は本考案における力の作用位置を示
す3ピースオイルリングの拡大部分側面図、第1
6図は面圧とオイル消費量との関係図、である。 1,4,5,6……スペーサ、2,3……サイ
ドレール。
ピースオイルリングのスペーサの展開部分正面
図、第2図は第1図のスペーサの変形例を示す展
開部分正面図、第3図は本考案の別の実施例に係
るスペーサの展開部分正面図、第4図は本考案の
さらに別の実施例に係るスペーサの部分側面図、
第5図は第4図の装置の平面図、第6図はA型オ
イルリングのスペーサの部分斜視図、第7図はB
型オイルリングのスペーサの部分斜視図、第8図
はC型オイルリングのスペーサの部分斜視図、第
9図は従来のC型オイルリングのスペーサの部分
側面図、第10図は第9図の装置の平面図、第1
1図は本考案によるスペーサをバネ連結モデルで
示したスペーサの部分構成図、第12図は第11
図のモデルを一本のバネ連結で表わした場合のス
ペーサの部分構成図、第13図は第12図の装置
の平面図、第14図は第12図の装置の部分側面
図、第15図は本考案における力の作用位置を示
す3ピースオイルリングの拡大部分側面図、第1
6図は面圧とオイル消費量との関係図、である。 1,4,5,6……スペーサ、2,3……サイ
ドレール。
Claims (1)
- ピストンのオイルリング溝に装着され、上下の
サイドレールと、その間に位置し上下のサイドレ
ールをシリンダボア側に付勢するスペーサとから
成る内燃機関用3ピースオイルリングにおいて、
前記スペーサを上下非対称に形成し、該スペーサ
の上側サイドレール付勢部の付勢方向の剛性を、
下側サイドレール付勢部のそれよりも小にしたこ
とを特徴とする内燃機関用3ピースオイルリン
グ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984186752U JPH0143489Y2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984186752U JPH0143489Y2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61101651U JPS61101651U (ja) | 1986-06-28 |
| JPH0143489Y2 true JPH0143489Y2 (ja) | 1989-12-18 |
Family
ID=30744220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984186752U Expired JPH0143489Y2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0143489Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-11 JP JP1984186752U patent/JPH0143489Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61101651U (ja) | 1986-06-28 |
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