JPH0143548B2 - - Google Patents

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JPH0143548B2
JPH0143548B2 JP15985380A JP15985380A JPH0143548B2 JP H0143548 B2 JPH0143548 B2 JP H0143548B2 JP 15985380 A JP15985380 A JP 15985380A JP 15985380 A JP15985380 A JP 15985380A JP H0143548 B2 JPH0143548 B2 JP H0143548B2
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JP
Japan
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enzyme
protopectin
sephadex
dimer
column
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Takuo Sakai
Kyonin Gu
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Kasei Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプロトペクチン可溶化酵素に関する。
ペクチン質を分解する酵素は、果汁の清澄あるい
は植物組織の破砕に利用され実用に供されてい
る。本発明者等は、新規なペクチン質分解酵素を
得るべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。 本発明の要旨は、次の理化学的性質を有するプ
ロトペクチン可溶化酵素に存する。 (イ) 作用および基質特異性 プロトペクチンを可溶化する。とくに植物組
織中のプロトペクチンによく作用する。ガラク
チユロン酸ダイマーには作用せず、トリマーを
ダイマーとモノマーに分解し、テトラマーをト
リマーとモノマーおよび2分子のダイマーの2
形式で分解し、ペンタマーをトリマーとダイマ
ーに分解する。 (ロ) 至適PH 3.5〜5.5 (ハ) 安定PH範囲 2〜6.5 (ニ) 力価の測定法 プロトペクチン10mg及び0.02M酢酸塩緩衝液
(PH5.0)に検定サンプルの酵素溶液0.5mlを加
え全量2.5mlとし、37℃で30分間反応させたの
ち、濾過し、遊離してくるペクチン質をカルバ
ゾール・硫酸反応によつて定量することによつ
て測定する。 (ホ) 作用適温の範囲 45〜55℃ (ヘ) 分子量 牛血清アルブミン、卵アルブミン、α−チモ
トリプシノーゲンA、ミオグリビン、チトクロ
ムCを内部標準とするSDS−電気泳動によると
約40000、チトクロムC、リゾチーム、α−チ
モトリプシノーゲンA、卵アルブミン、牛血清
アムブミンを内部標準とするセフアデツクスG
−75ゲル(セフアデツクスはフアルマシア・フ
アイン・ケミカル社製ゲル濾過剤、商標)によ
ると約30000、26000rpmでの沈降平衡法による
と約26800である。 (ト) 沈降定数、等電点 沈降平衡法により測定した沈降定数は、
2.99Sであり、焦点電気泳動法により測定した
等電点(PH)は8.4〜8.5である。 (チ) 糖含量 フエノール−硫酸法によつて求めた糖含量は
ペントースとして、3.2重量%である。 (リ) 阻害化 Hg+またはBa2+により阻害化される。 (ヌ) 結晶形 結晶は板状の形状を有するが、不安定でこわ
れ易い。 (ル) アミノ酸組成(分子比) リジン 19、ヒスチジン 7 アルギニン 4、トリプトフアン 11 アスパラギン酸 42、スレオニン 22 セリン 33、グルタミン酸 20 プロリン 7、グリシン 43 アラニン 18、ハーフシスチン 1 バリン 20、イソロイシン 24 ロイシン 13、チロシン 7 フエニルアラニン 9、糖質 8 (ペントースとして) (ヲ) 比活性 3945単位/mg蛋白 (ワ) 吸光度 吸光度E1% 1cm、280nmは11.93である。 (カ) 精製方法 オニゲナ科(Onygenaceae)に属する(仮
の位置づけ)ガラクトマイセス リーシー
(Galactomyces reessii)L菌株から得られる。 ガラクトマイセス リーシーLからプロトペ
クチン可溶化酵素を分離精製するには、培養濾
液を0.02M酢酸塩緩衝液(PH5.0)で平衡化し
たCM−セフアデツクスC−50(フアーマシ
ア・フアイン・ケミカル社製のゲル濾過剤、
CM−セフアデツクスは商標)のカラムに加え
て吸着させ、食塩の0〜0.4Mの濃度勾配法に
よつて酵素を溶出する。活性画分を集め濃縮
し、再度CM−セフアデツクスC−50のカラム
に加え、カラムクロマトグラフイーにかけれ
ば、精製酵素が得られる。 以下において本発明のプロトペクチン可溶化酵
素をさらに詳細に説明する。 (イ) 作用および基質特異性 プロトペクチンを分解し可溶化する酵素で、
一種のエンド・ポリガラクチユロナーゼであ
る。ガラクチユロン酸オリゴマーに対する作用
様式については、ガラクチユロン酸ダイマーに
は作用せず、トリマーをダイマーとモノマーに
非常に遅い速度ではあるが分解する。また、テ
トラマーを、トリマーとモノマーおよび2分子
のダイマーの2形式で分解する。さらにペンタ
マーをトリマーおよびダイマーに分解する。な
お、本酵素は植物組織中のプロトペクチンによ
く作用する。 (ロ) 至適PH 本酵素の至適PHは、PH3.5〜5.5の範囲にあ
る。 (ハ) 安定PH範囲 本酵素を50℃で30分間処理したときの残存活
性は第1図の通りであり、PH2〜6.5で安定で
ある。 (ニ) 力価の測定法 プロトペクチン10mg及び0.02M酢酸塩緩衝液
(PH5.0)に検定サンプルの酵素溶液0.5mlを加
え全量2.5mlとし、37℃で30分間反応させたの
ち、過し、遊離してくるペクチン質をカルバ
ゾール・硫酸反応によつて定量することによつ
て測定した。酸素活性の1単位は、30分で反応
混合物1mlあたり、ガラクチユロン酸1μmole
に相当するペクチンを遊離する酵素の量で定義
される。 なお、基質のプロトペクチンとしては、温州
ミカンの果皮のアルベト層を集め、細かく砕
き、水洗をくりかえして水可溶性のペクチン質
を完全に除去し、次いでこれを凍結乾燥し、さ
らに100〜200メツシユの大きさに粉砕したもの
をプロトペクチン標品とする。 (ホ) 作用適温の範囲 PH5.0の条件下、種々の温度で30分間反応さ
せ、活性に及ぼす温度の影響を調べたのか第2
図である。第2図から明らかなように、45〜55
℃に至適温度を有する。 また、本酵素を、PH5.0の条件下種々の温度
で30分間処理したときの残存活性は第3図の通
りで、55℃以下で安定である。 (ヘ) 分子量 牛血清アルブミン、卵アルブミン、α−チモ
トリプシノーゲンA、ミオグリビン、チトクロ
ムCを内部標準とするSDS−電気泳動によると
約40000、チトクロムC、リゾチーム、α−チ
モトリプシノーゲンA、卵アルブミン、牛血清
アムブミンを内部標準とするセフアデツクスG
−75ゲル(セフアデツクスはフアルマシア・フ
アイン・ケミカルス社製ゲル過剤、商標)に
よると約30000、26000rpmでの沈降平衡法によ
ると約268000である。 (ト) 沈降定数、等電点 沈降平衡法により測定した沈降定数は、
2.99Sであり、焦点電気泳動法により測定した
等電点(PH)は8.4〜8.5である。 (チ) 糖含量 フエノール−硫酸法によつて求めた糖含量は
ペントースとして、3.2重量%である。 (リ) 阻害化 Hg+またはBa2+により阻害化される。 (ヌ) 結晶形 硫安溶液に対して透析することによつて結晶
化した。 結晶は板状の形状を有するが、不安定でこわ
れ易い。 (ル) アミノ酸組成(分子比) リジン 19、ヒスチジン 7 アルギニン 4、トリプトフアン 11 アスパラギン酸 42、スレオニン 22 セリン 33、グルタミン酸 20 プロリン 7、グリシン 43 アラニン 18、ハーフシスチン 1 バリン 20、イソロイシン 24 ロイシン 13、チロシン 7 フエニルアラニン 9、糖質 8 (ペントースとして) (ヲ) 比活性 プロトペクチン可溶化酵素比活性は3945単
位/mg蛋白である。 (ワ) 吸光度 水溶液中1%溶液の1cm厚のセルを用いた28 0nmの吸光度E1% 1cm、280nmは11.93 である。 (カ) 精製方法 本発明の酵素は、オニゲナ科
(Onygenaceae)に属する(仮の位置づけ)ガ
ラクトマイセスリーシー(Galactomyces
reessii)L菌株から得られる。ガラクトマイセ
ス リーシーは、アントニー フアン レーベ
ンフツク、ジヤーナル オブ マイクロバイオ
ロジー アンド セロロジー第25巻458〜464頁
(1959年)、同誌第38巻289−309頁(1972年)お
よびカナデイアン ジヤーナル オブ ボタニ
ー第55巻1701〜1711頁(1977年)に記載されて
いる既知種である。L菌株の菌学的性質は、こ
れらの文献の記載と合致したので、本菌株をガ
ラクトマイセス リーシー(フアンデルワル
ト)レツドヘツドエトマロツク
〔Galactomyces reessii(van der Walt)
Redhead et Malloch〕と同定した。本菌株の
主要な菌学的特徴を以下に列挙する。 (a) 各培地における生育状態 麦芽汁培地(第4図参照) 25℃で3日間培養した後、隔壁を有する
菌系、子のうおよび分節型分生子を形成す
る。幅2.5〜8μm。鈍色、しわのある、乳
白色の皮膜および沈澱物を生ずる。 麦芽汁寒天培地 生育は良好、27℃3日後、集落は乳白
色、平滑、後にわずかに粉状となる。周辺
毛状、隔壁を有する菌糸、子のう(通常、
子のう胞子1個を生ずる)および分節型分
生子を形成する。分芽型分生子を形成しな
い。 バレイシヨ−ブドウ糖寒天培地 生育は良好。27℃3日後毛状、しわのあ
る、乳白色の集落を形成する。周辺毛状。
隔壁を有する菌糸、子のう(通常子のう胞
子1個を生ずる)および分節型分生子を形
成する。分芽型分生子を形成しない。 (b) 子のう胞子の形成(第5図参照) 上記バレイシヨ−ブドウ糖寒天培地を用い
たスライド培養でよく形成する。子のう形成
は配偶子のう合体による。やや長い、分枝し
た、不規則な配偶子のう菌糸上に生じる。配
偶子のう菌糸は先端で合体の後、基部で2〜
3回コイルし、隔壁で菌糸と仕切られる。子
のう胞子は偏だ円形、しわのある、薄い、不
規則な外膜と1個の大きな油体を有する。大
きさは6〜9μm×5〜7μm (c) 分生子時代(第6図参照) 分節型分生子を生じ、両端は鈍円、幅2〜
7.5μm (d) 各生理的性質 硝酸塩または亜硝酸塩の同化:陰性 尿素の加水分解:陰性 エステルの生産:陽性(リンゴの香) NaCl耐性:4〜6% 37℃での生育:弱陽性又は陰性 醗酵性:なし ビタミンによる生育刺激:ピリドキシン
およびチアミンが生育を刺激する。 炭素化合物の同化 グルコース+、ガラクトース+ マルトース−、シヨ糖− トレハロース−、ラクトース− ラフイノース+、L−ソリボース+ キシロース+、アラビノース− L−アラビソース−、リボース− L−ラムノース−、エタノール− グリセリン+、エリスリトール− アドニトール−、マニトール− ソルビトール+、セロビオース− サリシン−、グリコネート− 2−ケトグルコネート+、D,L−ラクテ
ート− コハク酸塩+、クエン酸塩− 酢酸塩−、イノシトール− イヌリン+、可溶性澱粉− (e) 分離源:日本産ミカン果実より分離した。
ガラクトマイセス リーシー L菌株は、工
業技術院微生物工業研究所に寄託され、その
微生物受託番号は微工研菌寄第5726号であ
る。 しかして、ガラクトマイセス リーシーLか
らプロトペクチン可溶化酵素を分離精製するに
は、培養液を0.02M酢酸塩緩衝液(PH5.0)
で平衡化したCM−セフアデツクスC−50(フ
アーマシア・フアイン・ケミカル社製のゲル
過剤、CM−セフアデツクスは商標)のカラム
に加えて吸着させ、食塩の0〜0.4Mの濃度勾
配法によつて酵素を溶出する。活性画分を集め
濃縮し、再度CM−セフアデツクスC−50のカ
ラムに加え、カラムクロマトグラフイーにかけ
れば、精製酵素が得られる。 さらに、好ましい精製法としては、ペクチン
を不溶化したゲルによるアフイニテイ−クロマ
トグラフイーを用いる方法が挙げられる。ペク
チンを不溶化したゲルとしては、デンプンとペ
クチンの混合物を固定化したものがとくに好ま
しい。固定化するには、可溶性デンプンとペク
チンを例えば2:1の重量比で混合し、希
NaOH水溶液に溶解し、次いでエピクロルヒ
ドリンを加えて反応させればよい。精製は次の
ようにして実施される。即ち、培養液を
0.01M酢酸塩緩衝液PH5.0に対し透析し、同じ
緩衝液で平衡化した上記ペクチン不溶化ゲルの
カラムに通塔し、カラムを洗浄し、非吸着タン
パク質を除去した後、食塩濃度0〜0.2Mの濃
度勾配によつて酵素を溶出すれば、プロトペク
チン可溶化酵素は、食塩濃度0.1Mで溶出され
る。この方法によれば、酵素の収率が約90%と
高い利点を有する。 以上のような本発明のプロトペクチン可溶化酵
素は、公知のプロトペクチン可溶化酵素と異な
る。例えば酵母の1種である。トリコスポロン
ペニシレイタム(Trichosporon penicillatum)
SNO−3株から得られるプロトペクチン可溶化
酵素(発酵と工業、第37巻928〜939頁、1979年に
記載されている。これを以下においてS−酵素と
いう。)とは、沈降定数、等電点、糖含量、比活
性、アミノ酸組成などにおいて異なる。また、本
発明のプロトペクチン可溶化酵素は、植物組織中
のプロトペクチンによく作用するという特徴を有
する。 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。 実施例 1 (1) ガラクトマイセス リーシーLの培養 前記のような性質を有するガラクトマイセス
リーシーL、グリコース0.5g、カゼイン酸
分解物(日水製薬株式会社製のものを使用)
0.4g、KNO30.11g、MgSO4・7H2O、0.05g、
CaCl20.01g、チアミン−HCl50μg、ピリドキ
シン−HCl50μgおよび100mlの水からなる培地
(PH5.0)で、30℃で24時間培養した。培養液
20には、6450mgのタンパク質が含まれ、735
×103単位のプロトペクチン可溶化酵素活性が
認められた。 (2) プロトペクチン可溶化酵素の分離・精製 (イ) ペクチン不溶化ゲルの調製 可溶性デンプンとペクチンの2:1(重量
比)の混合物3gを3.5N NaOH水溶液に溶
解し、60℃で30分間撹拌した。次いでエピク
ロルヒドリン15mlを加えて60℃で60分間撹拌
してのち、同じく60℃で60分間放置した。得
られたゲルを粉砕し35メツシユとした。この
ゲルを十分に水洗し精製に用いた。 (ロ) 分離・精製 (1)で得られた培養液を0.01M酢酸塩緩衝
液PH5.0に透析し、同じ緩衝液で平衡化した
(イ)のペクチン不溶化ゲルのカラムに通塔し
た。0.01M酢酸塩緩衝液(PH5.0)を通塔す
ることにより、カラムを洗滌し、非吸着タン
パク質を除去した後、食塩濃度0〜0.2Mの
濃度勾配の0.01M酢酸緩衝液PH5.0によつて
酵素を溶出した。食塩0.1Mの濃度で電気泳
動的に均一なプロトペクチン可溶化酵素が90
%の収率で溶出された。タンパク質含量は
150mg、プロトペクチン可溶化酵素活性は594
×103単位、比活性は3945単位/mg蛋白であ
つた。得られた酵素溶液を50%硫安0.02M酢
酸緩衝液PH5.5に対して透析すると、板状の
形状を有する結晶が得られたが、結晶は形状
が不安定でこわれやすかつた。 (ハ) 種々のペクチンに対する溶解作用の測定 マンダリンオレンジ、ゴボウ、大根、スイ
カ、ニンジンを用い、本酵素の作用を測定し
た。即ち温州ミカンの場合と同様にして各種
の植物組織よりプロトペクチン標品を調製
し、これを0.01M酢酸塩緩衝液(PH5.0)1
ml当り10mgの割合で懸濁し、(ロ)で得られた酵
素単位を添加して37℃で30分間反応させた。 比較のために、前述のS−酵素についても
試験した。その結果を第1表に示した。 【表】
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のプロトペクチン可溶化酵素
の安定PH範囲を示す曲線、第2図は、その至適温
度範囲を示す曲線、第3図はその安定温度範囲を
示す曲線である。第4図は、本発明の酵素の取得
源であるガラクトマイセスリーシーL菌株を27℃
で3日間麦芽汁培地で培養したときの細胞の図で
あり、第5図は該菌株の子のう形成における種々
のステージを示す図であり、1は初期の子のう、
2は1個の子胞子を含む成熟した子のう、3は子
のう胞子を示す。第6図は、該菌株の分節型分生
子を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の理化学的性質を有するプロトペクチン可
    溶化酵素。 (イ) 作用および基質特異性 プロトペクチンを可溶化する。とくに植物組
    織中のプロトペクチンによく作用する。ガラク
    チユロン酸ダイマーには作用せず、トリマーを
    ダイマーとモノマーに分解し、テトラマーをト
    リマーとモノマーおよび2分子のダイマーの2
    形式で分解し、ペンタマーをトリマーとダイマ
    ーに分解する。 (ロ) 至適PH 3.5〜5.5 (ハ) 安定PH範囲 2〜6.5 (ニ) 力価の測定法 プロトペクチン10mg及び0.02M酢酸塩緩衝液
    (PH5.0)に検定サンプルの酵素溶液0.5mlを加
    え全量2.5mlとし、37℃で30分間反応させたの
    ち、濾過し、遊離してくるペクチン質をカルバ
    ゾール・硫酸反応によつて定量することによつ
    て測定する。 (ホ) 作用適温の範囲 45〜55℃ (ヘ) 分子量 牛血清アルブミン、卵アルブミン、α−チモ
    トリプシノーゲンA、ミオグリビン、チトクロ
    ムCを内部標準とするSDS−電気泳動によると
    約40000、チトクロムC、リゾチーム、α−チ
    モトリプシノーゲンA、卵アルブミン、牛血清
    アルブミンを内部標準とするセフアデツクスG
    −75ゲル(セフアデツクスはフアルマシア・フ
    アイン・ケミカルス社製ゲル濾過剤、商標)に
    よると約30000、26000rpmでの沈降平衡法によ
    ると約26800である。 (ト) 沈降定数、等電点 沈降平衡法により測定した沈降定数は、
    2.99Sであり、焦点電気泳動法により測定した
    等電点(PH)は8.4〜8.5である。 (チ) 糖含量 フエノール−硫酸法によつて求めた糖含量は
    ペントースとして、3.2重量%である。 (リ) 阻害化 Hg+またはBa2+により阻害化される。 (ヌ) 結晶形 結晶は板状の形状を有するが、不安定でこわ
    れ易い。 (ル) アミノ酸組成(分子比) リジン 19、ヒスチジン 7 アルギニン 4、トリプトフアン 11 アスパラギン酸 42、スレオニン 22 セリン 33、グルタミン酸 20 プロリン 7、グリシン 43 アラニン 18、ハーフシスチン 1 バリン 20、イソロイシン 24 ロイシン 13、チロシン 7 フエニルアラニン 9、糖質 8 (ペントースとして) (ヲ) 比活性 3945単位/mg蛋白 (ワ) 吸光度 吸光度E1% 1cm、280nmは11.93である。 (カ) 精製方法 オニゲナ科(Onygenaceae)に属する(仮
    の位置づけ)ガラクトマイセス リーシー
    (Galactomyces reessii)L菌株から得られる。 ガラクトマイセス リーシーLからプロトペ
    クチン可溶化酵素を分離精製するには、培養濾
    液を0.02M酢酸塩緩衝液(PH5.0)で平衡化し
    たCM−セフアデツクスC−50(フアーマシ
    ア・フアイン・ケミカル社製のゲル濾過剤、
    CM−セフアデツクスは商標)のカラムに加え
    て吸着させ、食塩の0〜0.4Mの濃度勾配法に
    よつて酵素を溶出する。活性画分を集め濃縮
    し、再度CM−セフアデツクスC−50のカラム
    に加え、カラムクロマトグラフイーにかけれ
    ば、精製酵素が得られる。
JP15985380A 1980-11-13 1980-11-13 Enzyme to make protopectin soluble Granted JPS5783285A (en)

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