JPH0143607B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143607B2 JPH0143607B2 JP56102062A JP10206281A JPH0143607B2 JP H0143607 B2 JPH0143607 B2 JP H0143607B2 JP 56102062 A JP56102062 A JP 56102062A JP 10206281 A JP10206281 A JP 10206281A JP H0143607 B2 JPH0143607 B2 JP H0143607B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- foam
- slope
- holes
- extrudate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/12—Articles with an irregular circumference when viewed in cross-section, e.g. window profiles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/07—Flat, e.g. panels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、熱可塑性樹脂発泡体の製造方法に
関するものである。さらに詳しく云えば、この発
明は、発泡性樹脂を複数個の孔から押出して発泡
させ、押出された発泡体がまだ軟化している間
に、押出物を互いに融着させて、発泡体を製造す
る方法の改良に関するものである。
関するものである。さらに詳しく云えば、この発
明は、発泡性樹脂を複数個の孔から押出して発泡
させ、押出された発泡体がまだ軟化している間
に、押出物を互いに融着させて、発泡体を製造す
る方法の改良に関するものである。
ここで云う孔、すなわち発泡性樹脂を抽出すべ
き孔は、口金の先端に穿設された孔を意味してい
る。その孔は、特開昭50−146668号公報に開示さ
れているようなブレーカープレートの孔を意味す
るものではない。ブレーカープレートは、押出機
と口金との間に必ず付設されるべき孔あき板であ
る。ブレーカープレートは、樹脂に背圧を加えて
樹脂中の気泡を取り除き、またここにスクリーン
を付設して樹脂中の異物を除去するために用いら
れるものである。従つて、ブレーカープレート
は、口金とは別物であつて、口金とは全く異なる
作用をしている。とくに、ブレーカープレートを
通過した樹脂は、直ちに口金へ入れられることと
なるから、なお加圧状態に維持されることとな
り、従つて樹脂として発泡性のものを用いた場合
にも、ブレーカープレートを通過した樹脂は、通
過後直ちに発泡することとはならない。だから、
ブレーカープレートの孔は口金の押出孔と同じに
論じることができない。
き孔は、口金の先端に穿設された孔を意味してい
る。その孔は、特開昭50−146668号公報に開示さ
れているようなブレーカープレートの孔を意味す
るものではない。ブレーカープレートは、押出機
と口金との間に必ず付設されるべき孔あき板であ
る。ブレーカープレートは、樹脂に背圧を加えて
樹脂中の気泡を取り除き、またここにスクリーン
を付設して樹脂中の異物を除去するために用いら
れるものである。従つて、ブレーカープレート
は、口金とは別物であつて、口金とは全く異なる
作用をしている。とくに、ブレーカープレートを
通過した樹脂は、直ちに口金へ入れられることと
なるから、なお加圧状態に維持されることとな
り、従つて樹脂として発泡性のものを用いた場合
にも、ブレーカープレートを通過した樹脂は、通
過後直ちに発泡することとはならない。だから、
ブレーカープレートの孔は口金の押出孔と同じに
論じることができない。
発泡性樹脂を1つの口金に穿たれた複数個の孔
から押出し、押出された樹脂が低圧領域で発泡
し、まだ軟化している間に、押出物を互いに融着
させて発泡体とすることは、既に知られている。
しかし、このような方法によるだけでは、発泡体
の表面全体にわたつて、とくに高密度の表皮層を
持つた発泡体を得ることができない。高密度の表
皮層がないと、発泡体はその表面が傷つきやすい
ものとなる。
から押出し、押出された樹脂が低圧領域で発泡
し、まだ軟化している間に、押出物を互いに融着
させて発泡体とすることは、既に知られている。
しかし、このような方法によるだけでは、発泡体
の表面全体にわたつて、とくに高密度の表皮層を
持つた発泡体を得ることができない。高密度の表
皮層がないと、発泡体はその表面が傷つきやすい
ものとなる。
そこで、上述のような発泡体表面に高密度の表
皮層を設けることが提案された。その提案は、口
金の押出端面に押出孔を取巻く枠を付設し、枠の
中へ押出物を通し、枠の中で抽出物を発泡させる
とともに互いに融着させることを骨子とする。こ
の枠は、口金とは全く別個のものとされる。なぜ
ならば、口金はその中の樹脂通路が高圧下に保た
れなければならないが、枠はその中の樹脂通路が
逆に低圧下に保たれなければならないからであ
る。また、口金は、その中の樹脂を流動させるた
めに、樹脂通路の内面を樹脂の軟化温度以上に保
たなければならないが、枠はその内面を樹脂の軟
化温度以下にするのが普通だからである。このよ
うな枠を付設し、枠の内部に冷却媒体を通しつ
つ、枠の中へ抽出物を通すと、得られた発泡体は
その表面全体にわたり、高密度の表皮層を持つた
ものとなる。
皮層を設けることが提案された。その提案は、口
金の押出端面に押出孔を取巻く枠を付設し、枠の
中へ押出物を通し、枠の中で抽出物を発泡させる
とともに互いに融着させることを骨子とする。こ
の枠は、口金とは全く別個のものとされる。なぜ
ならば、口金はその中の樹脂通路が高圧下に保た
れなければならないが、枠はその中の樹脂通路が
逆に低圧下に保たれなければならないからであ
る。また、口金は、その中の樹脂を流動させるた
めに、樹脂通路の内面を樹脂の軟化温度以上に保
たなければならないが、枠はその内面を樹脂の軟
化温度以下にするのが普通だからである。このよ
うな枠を付設し、枠の内部に冷却媒体を通しつ
つ、枠の中へ抽出物を通すと、得られた発泡体は
その表面全体にわたり、高密度の表皮層を持つた
ものとなる。
上述の提案は、例えば特開昭50−123777号公報
及び特公昭54−35231号公報に記載されている。
ここで用いられる枠は、押出物に向かう内面が、
押出方向に平行に延びる平面となつている。さら
に厳密に云えば、枠の内面は押出端面に垂直な直
線で構成されたものとなつている。この発明者
は、この公報を追試した結果、このような枠を用
いると、成形体の表面に高密度の表皮層を形成す
ることはできるが、多数の押出物を融着させると
なると、内部に大きな空洞が生成され、良質の発
泡体が得にくいことに気付いた。この発明者は、
この原因を探究した結果、成形体の断面積が大き
くなると、多数の押出物を融着させる際に、発泡
剤から生ずるガスが押出物の間から抜け出し得な
いで、押出物の間に溜まることによると考えた。
そこで、この発明者は、さらにこの点の改良が必
要なことを感じた。
及び特公昭54−35231号公報に記載されている。
ここで用いられる枠は、押出物に向かう内面が、
押出方向に平行に延びる平面となつている。さら
に厳密に云えば、枠の内面は押出端面に垂直な直
線で構成されたものとなつている。この発明者
は、この公報を追試した結果、このような枠を用
いると、成形体の表面に高密度の表皮層を形成す
ることはできるが、多数の押出物を融着させると
なると、内部に大きな空洞が生成され、良質の発
泡体が得にくいことに気付いた。この発明者は、
この原因を探究した結果、成形体の断面積が大き
くなると、多数の押出物を融着させる際に、発泡
剤から生ずるガスが押出物の間から抜け出し得な
いで、押出物の間に溜まることによると考えた。
そこで、この発明者は、さらにこの点の改良が必
要なことを感じた。
また、上述のような発泡体の成形方法におい
て、先広がりの枠を用いることも提案された。例
えば、特公昭51−33585号公報は、枠として、先
へ進むほど広がる内面を持つた枠を用いることを
提案している。ここで用いられる枠の内面は、押
出方向における断面が円弧状をなして広がり、い
わゆる喇叺状に広がるものである。このような内
面は、高密度の表皮層を発泡体全体にわたつて形
成するには不充分である。そこで、高密度の表皮
層を発泡体全体にわたつて一様に付設するのに便
利な方法を案出する必要があつた。この発明は、
このような必要に応じて生れたものである。
て、先広がりの枠を用いることも提案された。例
えば、特公昭51−33585号公報は、枠として、先
へ進むほど広がる内面を持つた枠を用いることを
提案している。ここで用いられる枠の内面は、押
出方向における断面が円弧状をなして広がり、い
わゆる喇叺状に広がるものである。このような内
面は、高密度の表皮層を発泡体全体にわたつて形
成するには不充分である。そこで、高密度の表皮
層を発泡体全体にわたつて一様に付設するのに便
利な方法を案出する必要があつた。この発明は、
このような必要に応じて生れたものである。
この発明者は、上述のように、今までの枠が内
面を押出方向に平行に延ばしたり、または漠然と
先広がりに広げることとしていたことに着目し、
枠の内面の傾き具合と得られる発泡体の構造又は
性質との関係を探究した。その結果、この発明者
は、発泡体内に空洞の発生を防止しつつ、高密度
の表皮層を発泡体表面に設けるには、枠の内面を
ただ先広がりに傾斜させるとしたのでは足りなく
て、その傾斜角を押出方向に対して5度ないし30
度の角度に保持することが、必要であることを見
出した。また、この発明者は、このように傾斜さ
せた枠の内面を冷却し、この内面に押出物を接触
させつつ進行させることの必要なことを確認し
た。この発明は、このような知見に基づいてなさ
れたものである。
面を押出方向に平行に延ばしたり、または漠然と
先広がりに広げることとしていたことに着目し、
枠の内面の傾き具合と得られる発泡体の構造又は
性質との関係を探究した。その結果、この発明者
は、発泡体内に空洞の発生を防止しつつ、高密度
の表皮層を発泡体表面に設けるには、枠の内面を
ただ先広がりに傾斜させるとしたのでは足りなく
て、その傾斜角を押出方向に対して5度ないし30
度の角度に保持することが、必要であることを見
出した。また、この発明者は、このように傾斜さ
せた枠の内面を冷却し、この内面に押出物を接触
させつつ進行させることの必要なことを確認し
た。この発明は、このような知見に基づいてなさ
れたものである。
この出願における第1の発明は、1つの口金に
穿たれた複数個の孔から発泡性樹脂を押出し、口
金の押出端面に近接してこれらの孔を取巻く枠を
設け、孔からの押出物が発泡しまだ軟化している
間に、押出物を互いに融着させて発泡体を製造す
る方法において、押出物に向かう枠の内面を先ほ
ど広がる傾斜面とし、傾斜面の傾斜角を押出端面
に垂直な線に対して5度ないし30度の範囲内に
し、傾斜面を樹脂の軟化温度以下に保持し、押出
物を傾斜面に接触させつつ互いに融着させて引取
ることを特徴とする、熱可塑性樹脂発泡体の製造
方法に関するものである。
穿たれた複数個の孔から発泡性樹脂を押出し、口
金の押出端面に近接してこれらの孔を取巻く枠を
設け、孔からの押出物が発泡しまだ軟化している
間に、押出物を互いに融着させて発泡体を製造す
る方法において、押出物に向かう枠の内面を先ほ
ど広がる傾斜面とし、傾斜面の傾斜角を押出端面
に垂直な線に対して5度ないし30度の範囲内に
し、傾斜面を樹脂の軟化温度以下に保持し、押出
物を傾斜面に接触させつつ互いに融着させて引取
ることを特徴とする、熱可塑性樹脂発泡体の製造
方法に関するものである。
また、この発明者は、口金の押出端面に近接し
て上記の枠を設けるに際し、押出端面上の枠の取
付け位置についても検討した。すなわち、押出端
面上に枠を付設するに際し、枠の内面を押出端面
上の孔の外周から等しい距離を離したところに位
置させるか、それとも孔の一部に偏つて位置させ
るかを検討した。その結果、押出端面上で外周に
ある孔の一部に偏つて枠の内面を位置させると、
偏つた部分においてとくに肉厚の表皮層の得られ
ることを確認した。この確認に基づき、上記枠を
付設するに際し、押出端面上で外周にある孔から
枠の内面までの距離を異ならしめ、これによつて
押出物が傾斜面に接触するに至る時期を異ならし
め、こうして表皮層の厚みを自在に調節しようと
いうのが、この出願の第2の発明である。
て上記の枠を設けるに際し、押出端面上の枠の取
付け位置についても検討した。すなわち、押出端
面上に枠を付設するに際し、枠の内面を押出端面
上の孔の外周から等しい距離を離したところに位
置させるか、それとも孔の一部に偏つて位置させ
るかを検討した。その結果、押出端面上で外周に
ある孔の一部に偏つて枠の内面を位置させると、
偏つた部分においてとくに肉厚の表皮層の得られ
ることを確認した。この確認に基づき、上記枠を
付設するに際し、押出端面上で外周にある孔から
枠の内面までの距離を異ならしめ、これによつて
押出物が傾斜面に接触するに至る時期を異ならし
め、こうして表皮層の厚みを自在に調節しようと
いうのが、この出願の第2の発明である。
すなわち、第2の発明は、1つの口金に穿たれ
た複数個の孔から発泡性樹脂を押出し、口金の押
出端面に近接してこれらの孔を取巻く枠を設け、
孔からの押出物が発泡しまだ軟化している間に、
押出物を互いに融着させて発泡体を製造する方法
において、押出物に向かう枠の内面を先ほど広が
る傾斜面とし、傾斜面の傾斜角を押出端面に垂直
な線に対して5度ないし30度の範囲内にし、傾斜
面を樹脂の軟化温度以下に保持し、押出端面上で
外周にある孔から枠の内面までの距離を部分的に
異ならしめ、押出物を傾斜面に接触させつつ、互
いに融着させて引取ることを特徴とする、熱可塑
性樹脂発泡体の製造方法に関するものである。こ
こでいう軟化温度とは、ASTMD1525に規定す
る試験法によるビカツト軟化点のことである。
た複数個の孔から発泡性樹脂を押出し、口金の押
出端面に近接してこれらの孔を取巻く枠を設け、
孔からの押出物が発泡しまだ軟化している間に、
押出物を互いに融着させて発泡体を製造する方法
において、押出物に向かう枠の内面を先ほど広が
る傾斜面とし、傾斜面の傾斜角を押出端面に垂直
な線に対して5度ないし30度の範囲内にし、傾斜
面を樹脂の軟化温度以下に保持し、押出端面上で
外周にある孔から枠の内面までの距離を部分的に
異ならしめ、押出物を傾斜面に接触させつつ、互
いに融着させて引取ることを特徴とする、熱可塑
性樹脂発泡体の製造方法に関するものである。こ
こでいう軟化温度とは、ASTMD1525に規定す
る試験法によるビカツト軟化点のことである。
この発明方法の実施態様及びその方法で用いら
れる口金、枠その他の付属品は、図面に示されて
いるが、そのうち、第1図は、この発明方法の一
実施態様を示した断面図である。第2図は、第1
図における枠4の正面図である。第3図は第2図
の枠を使用して得られた発泡体の横断面図であ
る。第4図は、孔分布面積を説明するための模型
図である。第5図、第7図、第9図及び第11図
は、何れもこの発明方法で用いられる枠の正面図
である。第6図、第8図、第10図及び第12図
は、それぞれ第5図、第7図、第9図及び第11
図の枠を使用して得られた発泡体の断面図であ
る。
れる口金、枠その他の付属品は、図面に示されて
いるが、そのうち、第1図は、この発明方法の一
実施態様を示した断面図である。第2図は、第1
図における枠4の正面図である。第3図は第2図
の枠を使用して得られた発泡体の横断面図であ
る。第4図は、孔分布面積を説明するための模型
図である。第5図、第7図、第9図及び第11図
は、何れもこの発明方法で用いられる枠の正面図
である。第6図、第8図、第10図及び第12図
は、それぞれ第5図、第7図、第9図及び第11
図の枠を使用して得られた発泡体の断面図であ
る。
第1図において、1は押出機、2は口金、3は
口金2における樹脂の押出端板、4は枠、5はサ
イジングダイ、6は水槽、7は発泡体である。ま
た、31は樹脂が押出される孔、41は空隙、4
2は媒体通路、71ないし73は押出物である。
口金2における樹脂の押出端板、4は枠、5はサ
イジングダイ、6は水槽、7は発泡体である。ま
た、31は樹脂が押出される孔、41は空隙、4
2は媒体通路、71ないし73は押出物である。
この発明方法は、発泡剤を含んだ発泡性樹脂を
押出機1から口金2内へ圧入し、押出端板3の孔
31から多数の押出物71ないし73として枠4
内へ押出す。すると、押出物71ないし73は枠
4の内がわで発泡し、体積を膨脹させる。押出物
71ないし73のうち、外がわに位置する押出物
71及び73は、枠4の内面に接触して押圧され
る。その結果、押出物71ないし73は互いに融
着される。
押出機1から口金2内へ圧入し、押出端板3の孔
31から多数の押出物71ないし73として枠4
内へ押出す。すると、押出物71ないし73は枠
4の内がわで発泡し、体積を膨脹させる。押出物
71ないし73のうち、外がわに位置する押出物
71及び73は、枠4の内面に接触して押圧され
る。その結果、押出物71ないし73は互いに融
着される。
枠4は、第2図に示したような正面構造を持
ち、媒体通路42内に冷却用媒体が循環され、そ
の内面は冷却されている。枠4は、入口側開口4
3と、出口側開口44とを備えたものであり、そ
の間に上面45、左面46、右面47及び下面4
8を形成している。上面45ないし下面48は、
枠4の内面を構成しており、押出端板3における
押出端面に垂直な直線に対して、5度ないし30度
の角度をなして先広がりに傾いている。
ち、媒体通路42内に冷却用媒体が循環され、そ
の内面は冷却されている。枠4は、入口側開口4
3と、出口側開口44とを備えたものであり、そ
の間に上面45、左面46、右面47及び下面4
8を形成している。上面45ないし下面48は、
枠4の内面を構成しており、押出端板3における
押出端面に垂直な直線に対して、5度ないし30度
の角度をなして先広がりに傾いている。
第2図の枠4について、さらに詳細に説明すれ
ば、次のとおりである。入口側開口43と出口側
開口44とは、何れも直角四辺形をなし、その軸
心を連ねる線に対して垂直になつている。従つ
て、上面45、左面46、右面47及び下面48
の間に形成される稜線は、上記軸線上で交わるよ
うな関係に位置している。また、上面45と下面
48とは対称の関係にあつて、軸線に対して6度
の角度で傾斜している。また、左面46と右面4
7も軸対称の関係にあつて、軸線に対して20度の
角度で傾斜している。一般に大きな間隔を置いて
対立している内面間では傾斜角を大きくし、逆に
小さい間隔を置いて対立している内面間では傾斜
角を小さくする。しかし何れにしても傾斜角は5
度ないし30度の角度となつて、傾斜面は先広がり
に開いている。
ば、次のとおりである。入口側開口43と出口側
開口44とは、何れも直角四辺形をなし、その軸
心を連ねる線に対して垂直になつている。従つ
て、上面45、左面46、右面47及び下面48
の間に形成される稜線は、上記軸線上で交わるよ
うな関係に位置している。また、上面45と下面
48とは対称の関係にあつて、軸線に対して6度
の角度で傾斜している。また、左面46と右面4
7も軸対称の関係にあつて、軸線に対して20度の
角度で傾斜している。一般に大きな間隔を置いて
対立している内面間では傾斜角を大きくし、逆に
小さい間隔を置いて対立している内面間では傾斜
角を小さくする。しかし何れにしても傾斜角は5
度ないし30度の角度となつて、傾斜面は先広がり
に開いている。
第2図に示したような枠4を押出端板3に付設
し、押出端板3を口金2に付設し、媒体通路42
内に冷却油を循環させながら、押出機1から発泡
性樹脂を押出す。すると、発泡性樹脂は、押出物
71ないし73となつて枠4内を進行する間に発
泡し、押出物71は枠4の上面45に接触して冷
却され、押出物73は枠4の下面48に接触して
冷却され、そのために、発泡を抑制されて、ここ
に高密度すなわち低発泡の表皮層を生ずる。とこ
ろが、内方に位置する押出物72は、枠4の内面
に接触する機会が与えられないために、高密度の
表皮層を生じない。
し、押出端板3を口金2に付設し、媒体通路42
内に冷却油を循環させながら、押出機1から発泡
性樹脂を押出す。すると、発泡性樹脂は、押出物
71ないし73となつて枠4内を進行する間に発
泡し、押出物71は枠4の上面45に接触して冷
却され、押出物73は枠4の下面48に接触して
冷却され、そのために、発泡を抑制されて、ここ
に高密度すなわち低発泡の表皮層を生ずる。とこ
ろが、内方に位置する押出物72は、枠4の内面
に接触する機会が与えられないために、高密度の
表皮層を生じない。
しかも、第2図に示した枠4では、内面が先広
がりに広がつているので、押出物71ないし73
は何れも発泡し膨脹することが許される。だか
ら、表皮層を生じても、表皮層のために押出物7
1ないし73の進行が困難となることがない。従
つて操作を円滑に行うことができる。また、枠4
の内面の傾斜角度が軸線に対して5度ないし30度
の範囲となつているから、発泡性樹脂が発泡し膨
脹する速度と、発泡性樹脂が押出される速度とが
調和しやすい。だから、発泡体表面に容易に所望
の高密度表皮層を設けることができる。また、外
がわにある押出物71及び73が枠4の内面によ
り押圧されるから、押出物71及び73が、内方
に位置する押出物72とよく融着され、従つて全
体として強固な発泡体7が得られる。しかも、そ
の過程では押出物71ないし73等の間のガスが
溜つて融着の妨げられることがない。
がりに広がつているので、押出物71ないし73
は何れも発泡し膨脹することが許される。だか
ら、表皮層を生じても、表皮層のために押出物7
1ないし73の進行が困難となることがない。従
つて操作を円滑に行うことができる。また、枠4
の内面の傾斜角度が軸線に対して5度ないし30度
の範囲となつているから、発泡性樹脂が発泡し膨
脹する速度と、発泡性樹脂が押出される速度とが
調和しやすい。だから、発泡体表面に容易に所望
の高密度表皮層を設けることができる。また、外
がわにある押出物71及び73が枠4の内面によ
り押圧されるから、押出物71及び73が、内方
に位置する押出物72とよく融着され、従つて全
体として強固な発泡体7が得られる。しかも、そ
の過程では押出物71ないし73等の間のガスが
溜つて融着の妨げられることがない。
このようにして得られた発泡体7が、第3図に
示されている。第3図の発泡体7は、押出物71
ないし73が隙間なく、しかも強固に融着されて
作られている。また、発泡体7の表面には、高密
度の表皮層7Hが一様に形成されている。その結
果、発泡体7は、その表面が傷つきにくいものと
なつている。また、発泡体7は、抽出物71ない
し73が融着されて構成される融着面上に、大き
な空洞を生成していない。このために、この発泡
体7は良質の発泡体である。
示されている。第3図の発泡体7は、押出物71
ないし73が隙間なく、しかも強固に融着されて
作られている。また、発泡体7の表面には、高密
度の表皮層7Hが一様に形成されている。その結
果、発泡体7は、その表面が傷つきにくいものと
なつている。また、発泡体7は、抽出物71ない
し73が融着されて構成される融着面上に、大き
な空洞を生成していない。このために、この発泡
体7は良質の発泡体である。
押出端板3に穿設された孔31は、発泡体断面
に対し次のような関係にある。すなわち、孔分布
面積が発泡体断面積の70%以下好ましくは50%以
下となつている。ここでいう孔分布面積とは、外
周に位置する孔31の中心を結んで得られた多角
形の面積である。例えば、第4図に示すように、
孔31がたてに3列、よこに5個並べて穿設され
たものであるときにはその孔分布面積は斜線を施
した部分の面積となる。この孔分布面積が発泡体
断面積の70%以下であるということは、発泡細条
空間を埋め更に外へも発泡することから、この発
泡体が大きく発泡せしめられたものであることを
示している。従来の発泡方法、とくに高密度の表
皮層を付加する方法では、孔分布面積の発泡体断
面に対する割合は、70%以上であつたので、成型
品内部に空隙が残つたり表面にシワを生じたりし
たが、この発明方法の割合は70%以下、好ましく
は50%以下である。この値は一般に低密度のもの
を成型する時程大きくする。
に対し次のような関係にある。すなわち、孔分布
面積が発泡体断面積の70%以下好ましくは50%以
下となつている。ここでいう孔分布面積とは、外
周に位置する孔31の中心を結んで得られた多角
形の面積である。例えば、第4図に示すように、
孔31がたてに3列、よこに5個並べて穿設され
たものであるときにはその孔分布面積は斜線を施
した部分の面積となる。この孔分布面積が発泡体
断面積の70%以下であるということは、発泡細条
空間を埋め更に外へも発泡することから、この発
泡体が大きく発泡せしめられたものであることを
示している。従来の発泡方法、とくに高密度の表
皮層を付加する方法では、孔分布面積の発泡体断
面に対する割合は、70%以上であつたので、成型
品内部に空隙が残つたり表面にシワを生じたりし
たが、この発明方法の割合は70%以下、好ましく
は50%以下である。この値は一般に低密度のもの
を成型する時程大きくする。
また、押出端面に垂直な方向における枠4の長
さは10ないし50mmとする。これは、上記方向にお
ける枠4の長さが50mmより長いと押出方向におけ
ける枠の内面が長くなり、従つて押出物が接触し
て進行する内面の長さが大きくなるため、引取に
大きな力を要し、その結果、発泡体が切断された
り損傷を生ずるなどの不都合を生ずるからであ
る。逆に、10mmより短かいと、押出物が接触して
進行する内面の長さが不足し、高密度表皮層形成
の効果がなくなるからである。
さは10ないし50mmとする。これは、上記方向にお
ける枠4の長さが50mmより長いと押出方向におけ
ける枠の内面が長くなり、従つて押出物が接触し
て進行する内面の長さが大きくなるため、引取に
大きな力を要し、その結果、発泡体が切断された
り損傷を生ずるなどの不都合を生ずるからであ
る。逆に、10mmより短かいと、押出物が接触して
進行する内面の長さが不足し、高密度表皮層形成
の効果がなくなるからである。
この発明方法では、各種の熱可塑性樹脂を用い
ることができる。例えば、ポリスチレン、ポリメ
チルメタアクリレート、ポリカーボネート、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リアミド等の重合体又は共重合体等を使用するこ
とができる。そのうちで特に好適なのは、ポリス
チレン、及びスチレン共重合体である。これらの
樹脂を発泡するためには、その中に発泡剤を混入
させるが、発泡剤としても各種のものを使用する
ことができる。例えば、アゾジカーボンアミドの
ような、加熱すると分解してガスを発生する固体
化合物類や、プロパン、ブタン、ペンタン及び各
種弗素化炭化水素のような樹脂を溶解又は膨潤さ
せ、樹脂の軟化点より低い沸点を有する有機化合
物類が使用できる。このうち、スチレン系又はオ
レフイン系樹脂に対しては、トリクロロモノフロ
ロメタン、ジクロロジフロロメタンのようなハロ
ゲン化脂肪族炭化水素を、微粉末タルクと一緒に
用いるのが好適である。
ることができる。例えば、ポリスチレン、ポリメ
チルメタアクリレート、ポリカーボネート、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リアミド等の重合体又は共重合体等を使用するこ
とができる。そのうちで特に好適なのは、ポリス
チレン、及びスチレン共重合体である。これらの
樹脂を発泡するためには、その中に発泡剤を混入
させるが、発泡剤としても各種のものを使用する
ことができる。例えば、アゾジカーボンアミドの
ような、加熱すると分解してガスを発生する固体
化合物類や、プロパン、ブタン、ペンタン及び各
種弗素化炭化水素のような樹脂を溶解又は膨潤さ
せ、樹脂の軟化点より低い沸点を有する有機化合
物類が使用できる。このうち、スチレン系又はオ
レフイン系樹脂に対しては、トリクロロモノフロ
ロメタン、ジクロロジフロロメタンのようなハロ
ゲン化脂肪族炭化水素を、微粉末タルクと一緒に
用いるのが好適である。
第5図は、第2図と同様な枠4の正面図であ
る。但し、第5図の枠4は、下面48が上面45
と対称ではなく、上面45よりも大きな傾斜角度
で傾斜している。すなわち、上面45は押出端面
に垂直な直線に対して6度に傾斜し、左面46及
び右面47は押出端面に垂直な直線に対して20度
に傾斜し、下面48は、押出端面に垂直な直線に
対して11度に傾斜している。従つて、枠4の内面
を真正面から見ると、上面45の幅が最も狭く見
え、次いで下面48が狭く見え、左面46及び右
面47が最も広く見える。
る。但し、第5図の枠4は、下面48が上面45
と対称ではなく、上面45よりも大きな傾斜角度
で傾斜している。すなわち、上面45は押出端面
に垂直な直線に対して6度に傾斜し、左面46及
び右面47は押出端面に垂直な直線に対して20度
に傾斜し、下面48は、押出端面に垂直な直線に
対して11度に傾斜している。従つて、枠4の内面
を真正面から見ると、上面45の幅が最も狭く見
え、次いで下面48が狭く見え、左面46及び右
面47が最も広く見える。
第5図の枠4を使用し、さきに述べたと同様に
して発泡性樹脂を押出したとき、得られる発泡体
は第6図に示したような断面構造のものとなる。
すなわち、第6図の発泡体7は、上面45、左面
46及び右面47に接触して作られた表面が、さ
きに述べたと同様な厚みの高密度、表皮層7Hを
一様に備えることになるが、下面48に接触して
作られた表面は、表皮層7Hよりも薄い厚みの高
密度表皮層7Sを備えたものとなる。
して発泡性樹脂を押出したとき、得られる発泡体
は第6図に示したような断面構造のものとなる。
すなわち、第6図の発泡体7は、上面45、左面
46及び右面47に接触して作られた表面が、さ
きに述べたと同様な厚みの高密度、表皮層7Hを
一様に備えることになるが、下面48に接触して
作られた表面は、表皮層7Hよりも薄い厚みの高
密度表皮層7Sを備えたものとなる。
第2図ないし第6図は、発泡体断面が矩形の典
型的な発泡体を成形する場合を示したが、断面が
複雑な形状をした発泡体を得ようとする場合も、
同様にこの発明方法を適用することができる。第
7図は、断面が複雑な形状をした発泡体、すなわ
ち異形発泡体を作る場合を示している。
型的な発泡体を成形する場合を示したが、断面が
複雑な形状をした発泡体を得ようとする場合も、
同様にこの発明方法を適用することができる。第
7図は、断面が複雑な形状をした発泡体、すなわ
ち異形発泡体を作る場合を示している。
第7図において、押出端板3には、異形の形状
に多数の孔31が穿設されている。孔31は、右
端では上下方向に唯1個の孔31aが存在するだ
けの薄肉となつているが、左端では上下方向に3
個の孔31cが重なつて存在するほどの厚肉とな
り、その途中では上下方向に2個の孔31bが重
なるような肉厚となつている。枠4の入口側開口
43は、これら多数の孔31を取巻く形状をして
いる。枠4の内面は、入口側開口43を通り、押
出端面に垂直な直線に対してどの位置をとつても
6度に傾斜する母線によつて構成されている。そ
の内面は、強いて云えば、上面45、左面46、
右面47及び下面48に分けることもできるが、
それらの面の境界は明確でない。これらの面では
傾斜角が同じであり、且つ押出方向における枠4
の厚みが同じであるから、第7図では上面45、
左面46、右面47及び下面48の幅が同じ幅と
なつて現われ、従つて出口側開口44は、入口側
開口43と厳密には相似する形状とならない。
に多数の孔31が穿設されている。孔31は、右
端では上下方向に唯1個の孔31aが存在するだ
けの薄肉となつているが、左端では上下方向に3
個の孔31cが重なつて存在するほどの厚肉とな
り、その途中では上下方向に2個の孔31bが重
なるような肉厚となつている。枠4の入口側開口
43は、これら多数の孔31を取巻く形状をして
いる。枠4の内面は、入口側開口43を通り、押
出端面に垂直な直線に対してどの位置をとつても
6度に傾斜する母線によつて構成されている。そ
の内面は、強いて云えば、上面45、左面46、
右面47及び下面48に分けることもできるが、
それらの面の境界は明確でない。これらの面では
傾斜角が同じであり、且つ押出方向における枠4
の厚みが同じであるから、第7図では上面45、
左面46、右面47及び下面48の幅が同じ幅と
なつて現われ、従つて出口側開口44は、入口側
開口43と厳密には相似する形状とならない。
第7図の枠を使用して得られた発泡体7は、第
8図に示したような形状を呈し、その全表面にわ
たつて高密度の表皮層7Hを備えたものとなる。
8図に示したような形状を呈し、その全表面にわ
たつて高密度の表皮層7Hを備えたものとなる。
第9図は、この出願の第2発明において用いら
れる枠4を示している。第9図において、押出端
板3はU字状に分布された孔31を備えている。
枠4の入口側開口43が、これらの孔31を取巻
くような形のものであることは、第7図の枠と同
様である。また、枠4の内面45ないし48が、
押出端面に垂直な直線に対して、一定の傾斜角、
例えば6度の傾斜角を持つ母線の集団によつて構
成されていることも、第7図の枠と同様である。
れる枠4を示している。第9図において、押出端
板3はU字状に分布された孔31を備えている。
枠4の入口側開口43が、これらの孔31を取巻
くような形のものであることは、第7図の枠と同
様である。また、枠4の内面45ないし48が、
押出端面に垂直な直線に対して、一定の傾斜角、
例えば6度の傾斜角を持つ母線の集団によつて構
成されていることも、第7図の枠と同様である。
第9図の枠4が第7図の枠と異なるのは、孔3
1が入口側開口43の幅方向の中央に位置しない
で、内がわ寄りに偏つているという点である。詳
しく云えば、孔31は、内がわの孔311と外が
わの孔312とから成るが、このうち、内がわの
孔311が、入口側開口43の内がわ縁に接近し
て設けられているのに、外がわの孔312が、入
口側開口43の外がわ縁から離れたところに設け
られている、という点である。このため、上記内
がわ縁に連なる上面45は、孔311に近接した
ところに位置することとなり、左面46、右面4
7及び下面48は何れも孔312から遠ざかつた
ところに位置していることになる。
1が入口側開口43の幅方向の中央に位置しない
で、内がわ寄りに偏つているという点である。詳
しく云えば、孔31は、内がわの孔311と外が
わの孔312とから成るが、このうち、内がわの
孔311が、入口側開口43の内がわ縁に接近し
て設けられているのに、外がわの孔312が、入
口側開口43の外がわ縁から離れたところに設け
られている、という点である。このため、上記内
がわ縁に連なる上面45は、孔311に近接した
ところに位置することとなり、左面46、右面4
7及び下面48は何れも孔312から遠ざかつた
ところに位置していることになる。
第9図の枠4を使用すると、第10図に示した
ような発泡体が得られる。第10図に示した発泡
体7は、断面U字状のうちの内がわ面に厚肉の高
密度表皮層7Hを備えたものであり、外がわ面に
薄肉の高密度表皮層7Sを備えたものである。こ
のように、表皮層に肉厚の差異ができるのは、次
のような理由によると考えられる。すなわち、孔
311は内面45に接近しているので、孔311
から押出された押出物は、押出されるとすぐに内
面45に接触し、冷却されて発泡を制御される。
これに対し、孔312は左面46、右面47及び
下面48から遠ざかつているので、孔312から
押出された押出物は、押出されたのち暫らくして
から、左面46、右面47及び下面48に接触す
ることとなり、従つて或る程度発泡してから冷却
されることとなり、その結果発泡の抑制が小さく
なるからである。
ような発泡体が得られる。第10図に示した発泡
体7は、断面U字状のうちの内がわ面に厚肉の高
密度表皮層7Hを備えたものであり、外がわ面に
薄肉の高密度表皮層7Sを備えたものである。こ
のように、表皮層に肉厚の差異ができるのは、次
のような理由によると考えられる。すなわち、孔
311は内面45に接近しているので、孔311
から押出された押出物は、押出されるとすぐに内
面45に接触し、冷却されて発泡を制御される。
これに対し、孔312は左面46、右面47及び
下面48から遠ざかつているので、孔312から
押出された押出物は、押出されたのち暫らくして
から、左面46、右面47及び下面48に接触す
ることとなり、従つて或る程度発泡してから冷却
されることとなり、その結果発泡の抑制が小さく
なるからである。
第2の発明方法は、とくに一つの面だけに顕著
な高密度の表皮層を設けようとする場合に有効で
ある。とくに、第2の発明方法において、さらに
枠4における内面の傾斜角度を変えることとすれ
ば、高密度の表皮層の生成を一層希望どおりのも
のとすることができる。
な高密度の表皮層を設けようとする場合に有効で
ある。とくに、第2の発明方法において、さらに
枠4における内面の傾斜角度を変えることとすれ
ば、高密度の表皮層の生成を一層希望どおりのも
のとすることができる。
この発明方法によれば、1つの口金に穿設され
た複数個の孔から発泡性樹脂を押出し、押出物を
融着させて発泡体とするとともに、口金の押出端
面に近接してこれらの孔を取巻く枠を設け、押出
物を融着させて発泡体とするから、発泡体の上に
希望通りの高密度表皮層を設けることができる。
これは、1つの口金に穿設された単一の大きな孔
から押出して得られた発泡体と比べると、とくに
顕著である。なぜならば、単一の大きな孔から押
出した発泡体は、口金を出たあとで、発泡のため
に思わぬ変形を起すから、これに表皮層を設ける
となると、到底一様の表皮層を設けることができ
ない。ところが、この発明方法によれば複数個の
孔から押出し、希望するところに押出物を位置さ
せ得るから、希望通りの表皮層を設けることがで
きる。さらにこの発明方法では、枠の内面を先に
向つて広がる傾斜面とし、傾斜面の傾斜角度を5
度ないし30度としたから、枠内で内部迄十分に発
泡し押出物の間に空洞が生じるのを防ぐことがで
き、従つて内部に空洞のない良質の発泡体を得る
ことができる。
た複数個の孔から発泡性樹脂を押出し、押出物を
融着させて発泡体とするとともに、口金の押出端
面に近接してこれらの孔を取巻く枠を設け、押出
物を融着させて発泡体とするから、発泡体の上に
希望通りの高密度表皮層を設けることができる。
これは、1つの口金に穿設された単一の大きな孔
から押出して得られた発泡体と比べると、とくに
顕著である。なぜならば、単一の大きな孔から押
出した発泡体は、口金を出たあとで、発泡のため
に思わぬ変形を起すから、これに表皮層を設ける
となると、到底一様の表皮層を設けることができ
ない。ところが、この発明方法によれば複数個の
孔から押出し、希望するところに押出物を位置さ
せ得るから、希望通りの表皮層を設けることがで
きる。さらにこの発明方法では、枠の内面を先に
向つて広がる傾斜面とし、傾斜面の傾斜角度を5
度ないし30度としたから、枠内で内部迄十分に発
泡し押出物の間に空洞が生じるのを防ぐことがで
き、従つて内部に空洞のない良質の発泡体を得る
ことができる。
また、この発明方法によれば、枠の内面の傾斜
角度を5度ないし30度の範囲内で部分的に変える
ことにより、厚みの異なる高密度の表皮層を希望
するところに設けることができる。
角度を5度ないし30度の範囲内で部分的に変える
ことにより、厚みの異なる高密度の表皮層を希望
するところに設けることができる。
その上に、外周にある孔から枠の内面までの距
離を部分的に異ならしめることにより、具体的に
は、孔から内面までの距離を小さくすることによ
り、表皮層の厚みを大きくすることができ、逆に
孔から内面までの距離を大きくすることにより、
表皮層の厚みを小さくすることができる。この発
明方法は、このような利点をもたらす。
離を部分的に異ならしめることにより、具体的に
は、孔から内面までの距離を小さくすることによ
り、表皮層の厚みを大きくすることができ、逆に
孔から内面までの距離を大きくすることにより、
表皮層の厚みを小さくすることができる。この発
明方法は、このような利点をもたらす。
次に実施例を挙げて、この発明方法のさらに詳
細事項を説明する。以下で単に部というのは、重
量部の意味である。
細事項を説明する。以下で単に部というのは、重
量部の意味である。
実施例 1
この実施例では、ポリスチレンを材料とし、第
1図に示したような装置を用い、枠として第2図
に示したような枠を用いて、第3図に示したよう
な発泡体を得た。具体的には、次のように実施し
た。
1図に示したような装置を用い、枠として第2図
に示したような枠を用いて、第3図に示したよう
な発泡体を得た。具体的には、次のように実施し
た。
ポリスチレン100部に、気泡調整剤としての微
粉末タルク1.5部と、茶色顔料0.1部とを加え、こ
れを口径40mmのものと口径50mmのもの二台が連結
された押出機に供給し、押出機内で190〜220℃に
加熱し、口径40mmの押出機の途中で発泡剤を圧入
し、1時間あたり15Kgの割合で押出した。発泡剤
としては、トリクロロモノフロロメタン(フロン
−11)とジクロロジフロロメタン(フロン−12)
とを1:1の割合で混合したものを用い、これを
樹脂100部に対し約1.5倍の割合で圧入した。
粉末タルク1.5部と、茶色顔料0.1部とを加え、こ
れを口径40mmのものと口径50mmのもの二台が連結
された押出機に供給し、押出機内で190〜220℃に
加熱し、口径40mmの押出機の途中で発泡剤を圧入
し、1時間あたり15Kgの割合で押出した。発泡剤
としては、トリクロロモノフロロメタン(フロン
−11)とジクロロジフロロメタン(フロン−12)
とを1:1の割合で混合したものを用い、これを
樹脂100部に対し約1.5倍の割合で圧入した。
口金2は、ブレートヒーターにより150ないし
160℃に加熱し、枠4の媒体通路42内に60℃の
油を循環させ、また口金2よりの熱伝達を避ける
ために、空隙41を設けた。
160℃に加熱し、枠4の媒体通路42内に60℃の
油を循環させ、また口金2よりの熱伝達を避ける
ために、空隙41を設けた。
押出端板3は、次のような構造のものとした。
孔31は、直径1.6mmの大きさとし、進行方向の
長さを10mmとした。このような孔31をたてに4
列、よこに17個、何れも2mmの等しい間隔をおい
て、押出端板3上に長方形に穿設した。その結
果、押出端板3は合計68個の孔31が穿設された
ものとなつた。この押出端板の孔分布面積は、
1.92cm2であつた。
孔31は、直径1.6mmの大きさとし、進行方向の
長さを10mmとした。このような孔31をたてに4
列、よこに17個、何れも2mmの等しい間隔をおい
て、押出端板3上に長方形に穿設した。その結
果、押出端板3は合計68個の孔31が穿設された
ものとなつた。この押出端板の孔分布面積は、
1.92cm2であつた。
枠4は、押出端面に垂直な方向の厚みが20mmで
あり、そこにたて8mm、よこ34mmの矩形の入口側
開口43が設けられた。枠4の内面としては、上
面45及び下面48が、押出端面に垂直な方向に
対して何れも6度の角度で傾斜するとともに、先
広がりになるように傾斜しており、左面46と右
面47とが上記方向に対して何れも20度の角度で
傾斜するとともに、先広がりになるように傾斜し
ていた。その先に出口側開口44が位置してい
た。枠4の内面にはテフロン被覆を施した。
あり、そこにたて8mm、よこ34mmの矩形の入口側
開口43が設けられた。枠4の内面としては、上
面45及び下面48が、押出端面に垂直な方向に
対して何れも6度の角度で傾斜するとともに、先
広がりになるように傾斜しており、左面46と右
面47とが上記方向に対して何れも20度の角度で
傾斜するとともに、先広がりになるように傾斜し
ていた。その先に出口側開口44が位置してい
た。枠4の内面にはテフロン被覆を施した。
孔31からの押出物を発泡させ、押出物が枠4
の内面45ないし48に接触するようにして、押
出物を融着させてのち、これをサイジングダイ5
に通して外形を整え、その後水槽6内に入れて冷
却し発泡体7を得た。
の内面45ないし48に接触するようにして、押
出物を融着させてのち、これをサイジングダイ5
に通して外形を整え、その後水槽6内に入れて冷
却し発泡体7を得た。
発泡体7は、横断面が第3図に示したような矩
形を呈し、矩形の長辺は50mm、短辺は12mmで、従
つて断面積は6cm2であり、孔分布面積の発泡体断
面積に対する割合は32%であつた。
形を呈し、矩形の長辺は50mm、短辺は12mmで、従
つて断面積は6cm2であり、孔分布面積の発泡体断
面積に対する割合は32%であつた。
また、発泡体7の表面には押出物の融着面が柾
目のように現われていたが、融着面は凹んでいな
くて、表面には高密度の表皮層7Hが発泡体の表
面全体にわたり一様に形成されていた。このた
め、表面が傷つきにくく美麗であつた。この発泡
体は、平均密度0.35g/cm3であり、発泡している
に拘らず表面がシヨアーD硬度計で50〜60であ
り、硬いものであつた。
目のように現われていたが、融着面は凹んでいな
くて、表面には高密度の表皮層7Hが発泡体の表
面全体にわたり一様に形成されていた。このた
め、表面が傷つきにくく美麗であつた。この発泡
体は、平均密度0.35g/cm3であり、発泡している
に拘らず表面がシヨアーD硬度計で50〜60であ
り、硬いものであつた。
実施例 2
この実施例では、実施例1と同様に実施した
が、ただ押出端板3と枠4とを変え、第5図に示
したようなものを用いて実施した。
が、ただ押出端板3と枠4とを変え、第5図に示
したようなものを用いて実施した。
押出端板3には、孔31として直径1.6mm、押
出方向の長さ10mmのものを、2mmの等しい間隔を
おいて、たてに3列、よこに17個並べて穿設し、
合計51個の孔31を持つものとした。この板3の
孔分布面積は1.28cm2であつた。
出方向の長さ10mmのものを、2mmの等しい間隔を
おいて、たてに3列、よこに17個並べて穿設し、
合計51個の孔31を持つものとした。この板3の
孔分布面積は1.28cm2であつた。
枠4は、押出方向の厚みを20mmとし、そこに長
辺34mm、短辺6mmの矩形の入口側開口43を設け
た。枠の内面としては、押出端面に垂直な直線に
対し、上面45が6度に傾斜し、左面46及び右
面47が20度に傾斜し、下面48が11度に傾斜す
るようにし、且つ何れも先広がりに傾斜させた。
その結果、枠4の出口側開口44は、実施例1で
用いた枠4の出口側開口と同じ大きさのものとな
つた。
辺34mm、短辺6mmの矩形の入口側開口43を設け
た。枠の内面としては、押出端面に垂直な直線に
対し、上面45が6度に傾斜し、左面46及び右
面47が20度に傾斜し、下面48が11度に傾斜す
るようにし、且つ何れも先広がりに傾斜させた。
その結果、枠4の出口側開口44は、実施例1で
用いた枠4の出口側開口と同じ大きさのものとな
つた。
実施例1と同じ押出機に同じ樹脂配合物を入
れ、上記押出端板3から上記枠4へ押出して、第
6図に示すような発泡体7を得た。この発泡体は
実施例1の発泡体に似ており、横断面積が6cm2で
あつた。従つて、この場合の孔分布面積の成形体
断面積に対する割合は、21.3%であつた。
れ、上記押出端板3から上記枠4へ押出して、第
6図に示すような発泡体7を得た。この発泡体は
実施例1の発泡体に似ており、横断面積が6cm2で
あつた。従つて、この場合の孔分布面積の成形体
断面積に対する割合は、21.3%であつた。
但し、この実施例で得た発泡体は、実施例1で
得られた発泡体に比べると、次の点で大きく相違
していた。すなわち、この実施例の発泡体7は、
第6図に示すように、一つの面だけに薄い肉厚の
高密度表皮層7Sを有し、この面の表面硬度が余
り大きくないという点で、最も大きく相違してい
た。さらに詳しく云えば、上面45、左面46、
右面47に接触して得られた発泡体表面7Hは、
シヨアーD硬度で45〜50の硬さのものであるの
に、下面48に接触して得られた発泡体表面7S
は、シヨアーD硬度で30〜35の硬さのものであつ
た。この発泡体の平均密度は0.33g/cm3であつ
た。そのほかの点では、この実施例の発泡体は実
施例1の発泡体と同様に、良質のものであつた。
得られた発泡体に比べると、次の点で大きく相違
していた。すなわち、この実施例の発泡体7は、
第6図に示すように、一つの面だけに薄い肉厚の
高密度表皮層7Sを有し、この面の表面硬度が余
り大きくないという点で、最も大きく相違してい
た。さらに詳しく云えば、上面45、左面46、
右面47に接触して得られた発泡体表面7Hは、
シヨアーD硬度で45〜50の硬さのものであるの
に、下面48に接触して得られた発泡体表面7S
は、シヨアーD硬度で30〜35の硬さのものであつ
た。この発泡体の平均密度は0.33g/cm3であつ
た。そのほかの点では、この実施例の発泡体は実
施例1の発泡体と同様に、良質のものであつた。
実施例 3
この実施例では第7図に示したような押出端板
3と枠4とを用いて、詳しくは次のように実施し
た。
3と枠4とを用いて、詳しくは次のように実施し
た。
樹脂としては、ポリスチレン90部にハイインパ
クトポリスチレン10部を混合したものを用い、こ
れに微粉末タルク1.0部、茶色顔料0.1部を添加
し、これを口径40mmのものと口径50mmのもの二台
が連結された押出機に供給し、押出機の中で発泡
剤として約2.0部のフロン−12を圧入し、時間あ
たり20Kgの割合で押出した。口金2は、145〜150
℃に維持し、枠4には50℃の油を循環させた。
クトポリスチレン10部を混合したものを用い、こ
れに微粉末タルク1.0部、茶色顔料0.1部を添加
し、これを口径40mmのものと口径50mmのもの二台
が連結された押出機に供給し、押出機の中で発泡
剤として約2.0部のフロン−12を圧入し、時間あ
たり20Kgの割合で押出した。口金2は、145〜150
℃に維持し、枠4には50℃の油を循環させた。
押出端板3には、第7図に示したように、直径
1.6mmの孔31をほぼ等間隔に異形状に分布させ、
孔31の総数を60個とした。さらに詳しく云え
ば、孔31は、左端では上下3列となるが、右端
では唯1個であり、その中間では3列又は2列と
なり、左から右へ行くに従つて上下方向の長さが
漸減し、しかも左端が左上りとなる形状に分布さ
れていた。
1.6mmの孔31をほぼ等間隔に異形状に分布させ、
孔31の総数を60個とした。さらに詳しく云え
ば、孔31は、左端では上下3列となるが、右端
では唯1個であり、その中間では3列又は2列と
なり、左から右へ行くに従つて上下方向の長さが
漸減し、しかも左端が左上りとなる形状に分布さ
れていた。
枠4の入口側開口43は、外周にある孔31か
ら異なつた距離のところに位置させた。具体的に
云えば、開口43の左縁と右縁とは、それぞれ孔
31c及び孔31aから遠ざかつたところに位置
させたが、開口43の上縁と下縁とは、孔31b
の近くに位置させた。それは、押出物が発泡する
際に左右方向には大きく広がるが、上下方向には
余り大きく広がらないことを見越したからであ
る。
ら異なつた距離のところに位置させた。具体的に
云えば、開口43の左縁と右縁とは、それぞれ孔
31c及び孔31aから遠ざかつたところに位置
させたが、開口43の上縁と下縁とは、孔31b
の近くに位置させた。それは、押出物が発泡する
際に左右方向には大きく広がるが、上下方向には
余り大きく広がらないことを見越したからであ
る。
上述の押出端板3と枠4とを用いて押出した結
果、第8図に示したような発泡体を得た。この発
泡体の横断面積は5.5cm2であつた。従つて孔分布
面積に対する発泡体断面積の割合は約33%であつ
た。また、この発泡体の平均密度は0.30g/cm3で
あり、その表面には全周にわたつて高密度の表皮
層7Hが形成されていた。その表面硬度はシヨア
ーD硬度で45〜50であつた。
果、第8図に示したような発泡体を得た。この発
泡体の横断面積は5.5cm2であつた。従つて孔分布
面積に対する発泡体断面積の割合は約33%であつ
た。また、この発泡体の平均密度は0.30g/cm3で
あり、その表面には全周にわたつて高密度の表皮
層7Hが形成されていた。その表面硬度はシヨア
ーD硬度で45〜50であつた。
実施例 4
この実施例では、第11図に示したような押出
端板3と枠4とを用いて実施した。
端板3と枠4とを用いて実施した。
樹脂としては、ポリプロピレンを用い、ポリプ
ロピレン100部に微粉末タルク2.0部を混合し、こ
の混合物を口径40mmの押出機に供給し、押出機内
で発泡剤としてのブタン約3部圧入し、時間あた
り10Kgの割合で押出した。口金2は160〜170℃に
維持し、枠4には80℃の油を循環させた。
ロピレン100部に微粉末タルク2.0部を混合し、こ
の混合物を口径40mmの押出機に供給し、押出機内
で発泡剤としてのブタン約3部圧入し、時間あた
り10Kgの割合で押出した。口金2は160〜170℃に
維持し、枠4には80℃の油を循環させた。
押出端板3には、第11図に示したように、直
径1.8mmの孔31を孔2.5mmの等しい間隔をおい
て、上下2列に、よこに48個ずつ穿設した。従つ
て、孔31は合計96個設けられており、孔分布面
積は2.93cm2であつた。
径1.8mmの孔31を孔2.5mmの等しい間隔をおい
て、上下2列に、よこに48個ずつ穿設した。従つ
て、孔31は合計96個設けられており、孔分布面
積は2.93cm2であつた。
枠4は、押出方向の厚みを30mmとし、入口側開
口43を矩形にし、矩形のたてを6.5mm、よこを
120mmとした。枠4の内面は、その上面45及び
下面48を押出端面に垂直な直線に対して6度に
傾斜させ、左面46及び右面47を上記直線に対
して20度に傾斜させ、先広がりの傾斜面とした。
口43を矩形にし、矩形のたてを6.5mm、よこを
120mmとした。枠4の内面は、その上面45及び
下面48を押出端面に垂直な直線に対して6度に
傾斜させ、左面46及び右面47を上記直線に対
して20度に傾斜させ、先広がりの傾斜面とした。
上述のような装置を用いて押出した結果、第1
2図に示したような発泡体7を得た。発泡体7の
横断面は長辺が140mm、短辺が10mmの矩形を呈し
ていた。従つてこの断面積は14cm2で、孔分布面積
の発泡体断面積に対する割合は20.9%であつた。
また、発泡体7は平均密度が0.19g/cm3であり、
表面には全周にわたつて高密度の表皮層が形成さ
れており、内部は空洞のない美麗な良質のもので
あつた。
2図に示したような発泡体7を得た。発泡体7の
横断面は長辺が140mm、短辺が10mmの矩形を呈し
ていた。従つてこの断面積は14cm2で、孔分布面積
の発泡体断面積に対する割合は20.9%であつた。
また、発泡体7は平均密度が0.19g/cm3であり、
表面には全周にわたつて高密度の表皮層が形成さ
れており、内部は空洞のない美麗な良質のもので
あつた。
実施例 5
この実施例では、実施例1と同様に実施した
が、ただ押出端板3と枠4ととサイジングダイ5
とを変え、板3の孔分布面積の発泡体断面積に対
する割合が、他の実施例より大きくなるようにし
て実施した。
が、ただ押出端板3と枠4ととサイジングダイ5
とを変え、板3の孔分布面積の発泡体断面積に対
する割合が、他の実施例より大きくなるようにし
て実施した。
押出端板3には、孔31として直径1.6mm、押
出方向の長さ10mmのものを2mmの等しい間隔をお
いて、たてに5列、よこに25個並べて穿設し、合
計125個の孔31を持つものとした。この板3の
孔分布面積は3.84cm2であつた。
出方向の長さ10mmのものを2mmの等しい間隔をお
いて、たてに5列、よこに25個並べて穿設し、合
計125個の孔31を持つものとした。この板3の
孔分布面積は3.84cm2であつた。
枠4は、押出方向の厚みを20mmとし、そこに長
辺59mm、短辺12mmの矩形の入口側開口43を設け
た。枠の内面では、押出端面に垂直な直線に対し
て上面45、左面46、右面47、下面48のす
べての面が8度に傾斜するとともに、先広がりに
なるように傾斜していた。その先に出口側開口4
4が位置していた。なお、枠4の内面にはニツケ
ルメツキを施した。
辺59mm、短辺12mmの矩形の入口側開口43を設け
た。枠の内面では、押出端面に垂直な直線に対し
て上面45、左面46、右面47、下面48のす
べての面が8度に傾斜するとともに、先広がりに
なるように傾斜していた。その先に出口側開口4
4が位置していた。なお、枠4の内面にはニツケ
ルメツキを施した。
実施例1と同じ押出機に同じ樹脂配合物を入
れ、時間当り7Kgの割合で、上記押出端板3から
上記枠4へ押出して、サイジングダイ5を通して
引取り、発泡体7を得た。
れ、時間当り7Kgの割合で、上記押出端板3から
上記枠4へ押出して、サイジングダイ5を通して
引取り、発泡体7を得た。
発泡体7は長辺60mm、短辺10mmの矩形断面を持
ち、従つて断面積は6cm2であり、孔分布面積の発
泡体断面積に対する割合は64%であつた。
ち、従つて断面積は6cm2であり、孔分布面積の発
泡体断面積に対する割合は64%であつた。
この実施例で得られた発泡体は、平均密度が
0.4g/cm3であり、実施例1で得られたものと同
様に、発泡体全表面にわたつて、高密度表皮層7
Hが形成されていた。
0.4g/cm3であり、実施例1で得られたものと同
様に、発泡体全表面にわたつて、高密度表皮層7
Hが形成されていた。
しかしながら、この実施例の装置で押出量を時
間当り15Kg以上にあげると、発泡体7の表面には
充分に高密度表皮層が形成されず、良好なものは
得られなかつた。
間当り15Kg以上にあげると、発泡体7の表面には
充分に高密度表皮層が形成されず、良好なものは
得られなかつた。
第1図は、この発明方法の一実施態様を示した
断面図である。第2図は、第1図における枠4の
正面図である。第3図は、第2図の枠を使用して
得られた発泡体の横断面図である。第4図は、孔
分布面積を説明するための模型図である。第5
図、第7図、第9図及び第11図は、何れもこの
発明方法で用いられる枠の正面図である。第6
図、第8図、第10図及び第12図は、それぞれ
第5図、第7図、第9図及び第11図の枠を使用
して得られた発泡体の断面図である。
断面図である。第2図は、第1図における枠4の
正面図である。第3図は、第2図の枠を使用して
得られた発泡体の横断面図である。第4図は、孔
分布面積を説明するための模型図である。第5
図、第7図、第9図及び第11図は、何れもこの
発明方法で用いられる枠の正面図である。第6
図、第8図、第10図及び第12図は、それぞれ
第5図、第7図、第9図及び第11図の枠を使用
して得られた発泡体の断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1つの口金に穿たれた複数個の孔から発泡性
樹脂を押出し、口金の押出端面に近接してこれら
の孔を取巻く枠を設け、孔からの押出物が発泡し
まだ軟化している間に、押出物を互いに融着させ
て発泡体を製造する方法において、押出物に向か
う枠の内面を先ほど広がる傾斜面とし、傾斜面の
傾斜角を押出端面に垂直な線に対して5度ないし
30度の範囲内にし、傾斜面を樹脂の軟化温度以下
に保持し、押出物を傾斜面に接触させつつ互いに
融着させて引取ることを特徴とする、熱可塑性樹
脂発泡体の製造方法。 2 傾斜面が押出端面に垂直な方向に少くとも10
mmないし50mm存在している、特許請求の範囲第1
項に記載する方法。 3 傾斜面の傾斜する角度を枠の内面の各部分に
於て異ならせた、特許請求の範囲第1項又は第2
項に記載する方法。 4 1つの口金に穿たれた複数個の孔から発泡性
樹脂を押出し、口金の押出端面に近接してこれら
の孔を取巻く枠を設け、孔からの押出物が発泡し
まだ軟化している間に、押出物を互いに融着させ
て発泡体を製造する方法において、押出物に向か
う枠の内面を先ほど広がる傾斜面とし、傾斜面の
傾斜角を押出端面に垂直な線に対して5度ないし
30度の範囲内にし、傾斜面を樹脂の軟化温度以下
に保持し、押出端面上で外周にある孔から枠の内
面までの距離を部分的に異ならしめ、押出物を傾
斜面に接触させつつ、互いに融着させて引取るこ
とを特徴とする、熱可塑性樹脂発泡体の製造方
法。 5 傾斜面が押出端面に垂直な方向に少くとも10
mmないし50mm存在している、特許請求の範囲第4
項に記載する方法。 6 傾斜面の傾斜する角度を枠の内面の各部分に
於て異ならせた、特許請求の範囲第4項又は第5
項に記載する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56102062A JPS583837A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56102062A JPS583837A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS583837A JPS583837A (ja) | 1983-01-10 |
| JPH0143607B2 true JPH0143607B2 (ja) | 1989-09-21 |
Family
ID=14317275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56102062A Granted JPS583837A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583837A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60114716U (ja) * | 1983-12-29 | 1985-08-03 | 野田 豊喜 | 合成樹脂押出機用ダイス |
| JP2011174545A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 断熱パイプカバーの製造方法 |
| CN101863113B (zh) * | 2010-03-30 | 2013-07-10 | 黄石市鸿达塑料模具有限责任公司 | 高分子异形材发泡挤出模 |
-
1981
- 1981-06-29 JP JP56102062A patent/JPS583837A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS583837A (ja) | 1983-01-10 |
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