JPH0143624B2 - - Google Patents

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JPH0143624B2
JPH0143624B2 JP5034480A JP5034480A JPH0143624B2 JP H0143624 B2 JPH0143624 B2 JP H0143624B2 JP 5034480 A JP5034480 A JP 5034480A JP 5034480 A JP5034480 A JP 5034480A JP H0143624 B2 JPH0143624 B2 JP H0143624B2
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JP
Japan
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layer
low
film
temperature
ionomer
Prior art date
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Expired
Application number
JP5034480A
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English (en)
Other versions
JPS56146758A (en
Inventor
Haruo Terao
Naohiko Suga
Kazumasa Chiba
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はとくに低温耐衝撃性、耐ピンホール性
および柔軟性のすぐれた複合フイルムに関するも
のである。 近年食品包装用途として数種の樹脂を共押出し
て成る複合フイルムが多種類開発されている。こ
れらのなかに最も多用されているものにバリアー
層としてポリアミドと、基層としてオレフイン系
アイオノマー又はポリオレフインとを組合せた共
押出複合フイルムがあり、複合系の組合せ例とし
ては、主として接着性改良を目的とした(1)ポリア
ミド/ポリオレフイン+オレフイン系アイオノマ
ー、(2)ポリアミド+オレフイン系アイオノマー/
ポリオレフインおよび(3)ポリアミド+オレフイン
系アイオノマー/ポリオレフイン+オレフイン系
アイオノマーなどが挙げられる。 これらの共押出複合フイルムは、近年冷凍技術
が発達してきたことにより、食品包装後低温雰囲
気で取扱われる例が多くなつてきている。ところ
がこれらの既存共押出複合フイルムでは、低温雰
囲気においてフイルムの柔軟性、耐衝撃性が劣
り、しかも内容物を充填する際あるいはフイルム
包装物を取扱う際にピンホールが発生し、内容物
の酸化劣化が促進されるという問題が多く発生し
ており、実用上必ずしも満足するものではなかつ
た。 本発明者らはこれら既存共押出組合せ例フイル
ムの低温特性不備の原因について糾明し、低温抗
ピンホール性、低温耐衝撃性の向上を目的として
鋭意検討の結果、特性の複合構造を選択すること
により上記目的が達成できることを見出し本発明
に到達した。 すなわち本発明は(A)ポリアミド50〜90重量%と
オレフイン系アイオノマー50〜10重量%との混合
物および(B)オレフイン系アイオノマーからなる二
層を共押出してなる複合フイルムに関するもので
ある。 本発明は複合フイルムにおいて上記(A)層を形成
するポリアミドとしては、エチレンジアミン、ヘ
キサメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミ
ン、ドデカメチレンジアミン、2,2,4−/
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミ
ン、1,3−/1,4−ビス(アミノメチル)シ
クロヘキサン、ビス(4,4′−アミノシクロヘキ
シル)メタン、メタおよびパラキシリレンジアミ
ンなどの脂肪族、脂環族、芳香族ジアミンと、ア
ジピン酸、スペリン酸、セパシン酸、ドデカジオ
ン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、イソフタル
酸、テレフタル酸などの脂肪族、脂環族、芳香族
ジカルボン酸とから導かれらポリアミド、ε−カ
プロラクタム、ω−ドデカラクタムなどのラクタ
ム類の開環重合によつて得られるポリアミド、6
−アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸、
12−アミノドデカン酸などのアミノ酸から導かれ
るポリアミドおよびこれらの共重合ポリアミド、
混合ポリアミドなどが挙げられ、、工業的に安価
かつ大量に製造されているという意味ではなかで
もポリカプロアミド(ナイロン6)、ポリヘキサ
メチレンアジパミド(ナイロン66)の2種が有用
で、とくにこの2種を主体としたこれらの共重合
体は柔軟性の面からも有用である。 本発明は複合フイルムの(A)層を構成するオレフ
イン系アイオノマーとは、エチレン、プロピレン
等を含むα−オレフインとα,β−不飽和カルボ
ン酸誘導体との共重合体に原子価が1〜3の金属
イオンを付加せしめたイオン性重合体を意味し、
ここでα,β−不飽和カルボン酸誘導体の代表例
としては、アクリル酸、メタアクリル酸、イタコ
ン酸、アクリル酸エチル、メタアクリル酸メチル
などが、また原子価1〜3の金属イオンの代表例
としては、Na+、K+、Zn++、Al+++などが挙げら
れる。 (A)層におけるポリアミドとオレフイン系アイオ
ノマーの配合比(重量比)は50〜90対50〜10、特
に好ましくは60〜80対40〜20が適当であり、オレ
フイン系アイオノマーの配合量が10重量%未満で
は低温抗ピンホール性、抵温耐衝撃性のすぐれた
フイルムを得ることが難かしく、一方オレフイン
系アイオノマー配合量が50重量%を越えるとポリ
アミドが本来有していたガスバリアー性が大幅に
低下し、かつ透明性も劣るので好ましくない。 本発明の複合フイルムにおける(B)層はオレフイ
ン系アイオノマー単独からなる。ここで使用する
オレフイン系アイオノマーとは上記(A)層で説明し
たものと同じであるが、(A)層で用いたものと同一
成分からなるものであつても良いし、また(A)層で
用いたものと異種の形成成分からなるものであつ
てもよい。なお目的によつては低温フイルム特
性、透明性、接着性に影響を及ぼさない限りにお
いて、(B)層にポリオレフインを少量混合使用する
ことも可能である。 上記で説明した(A)層および(B)層単独では目的と
する性能が得られず、この二層を共押出しして複
合構造にすることにより、既存のフイルムからは
予想されないすぐれた低温抗ピンホール性および
低温耐衝撃性が得られる。 本発明の複合フイルムの製造手段については、
通常の方法を何ら制限するものではなく、例えば
二台の押出機を並列して、これに(A)層および(B)層
の原料を別々に供給し、二層複合押出ダイから別
別の流れとして溶融押出して、ダイの内部または
ダイの出口直後で複合する方法などが採用し得
る。 複合フイルムの(A)層および(B)層の厚み比率は、
フイルムの用途に応じて適宜選択できるが、通常
は(A)層20〜50%および(B)層80〜50%の割合が適当
である。 なお本発明の複合フイルムは上記(A)層と(B)層か
らなる共押出二層を基本構造とするものである
が、用途によつてはさらにポリオレフインなどの
他構成層を追加した多層構造とすることも可能で
ある。また本発明の共押出複合フイルムにおいて
は、上記(A)層と(B)層の構成樹脂に対しその特性を
損わない限りにおいて、通常公知の添加剤たとえ
ば酸化防止剤、耐熱剤、耐侯剤、ゲル化防止剤、
滑剤、結晶核剤、結晶化抑制剤、ブロツキング防
止剤、着色剤、帯電防止剤、界面活性剤、または
他の重合体などを添加導入することができる。 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説
明するが、実施例および比較例に挙げるフイルム
物性は次の方法で測定した。 (1) 低温抗ピンホール性: −20℃雰囲気においてポリアミド側を外面と
した円筒状フイルム“ゲルボフレツクステスタ
ー”により、440゜反複回転、30回転/分の条件
に揉み疲労させ、30、60、90、150回転経過時
のフイルム面積3.5in×7.5in当りのピンホール
発生個数を測つて評価した。 (2) 低温耐衝撃性: −20℃雰囲気においてシヤルピーフイルム衝
撃試験機を用い、二層複合フイルムのポリアミ
ド側を衝撃面としてフイルム破壊に用するエネ
ルギー値(Kg・cm/mm)を測定することにより
評価した。 (3) 透明性: ヘイズメーターを用い、100μ厚二層フイル
ムのヘイズ値を求めることにより評価した。 (4) ガスバリアー性: ASTM−D1434−66の方法により、構成膜
厚(A)30μ/(B)70μの二層フイルムの酸素透過係
数を測定することにより評価した。 実施例 1 (A)硫酸溶液相対粘度ηr=2.9のナイロン6(東レ
CM1010)80重量%と、アイオノマー樹脂デユポ
ン社サーリンA# 1706“エチレン・メタクリル酸
共重合Zn++イオン架橋体)20重量%とを押出機
で溶融混合させたことからなる樹脂成分と、(B)ア
イオリマー樹脂デユポン社サーリンA# 1652SB
(エチレン・メタクリル酸共重合Zn++イオン架橋
体)とを、二台の押出機と二層複合押出ダイ、水
冷ブローチユーブ引取り装置からなる水冷チユー
ブラー共押出製膜装置に供給し、加熱温度を(A)
250℃、(B)200℃、水冷温度を20℃の条件にて構成
膜厚(A)30μ/(B)70μの複合フイルムを作成した。 これにより得られた共押出複合フイルムの低温
抗ピンホール性、低温耐衝撃性を測定した結果は
第1表のとおりであり、既存のポリアミド/オレ
フイン系アイオノマーおよびポリアミド/ポリオ
レフインからなる組合せの複合フイルムに較べ、
格段に優れた低温特性と、充分商品として通用す
る透明性を有していた。 比較例 1 (A)ガスバリアー層としてηr=2.9のナイロン
(6東レCM1010)単体と、(B)基層としてアイオ
ノマーデユポン社サーリン# 1652SBとからなる
構成膜厚(A)30μ/(B)70μの二層複合フイルムを実
施例1と同様な方法・条件によつて作成した。こ
れによつて得られた共押出複合フイルムは、第1
表の結果に示したごとく透明性については充分で
あるが、低温抗ピンホール性、低温耐衝撃性につ
いて劣つており実用的に低温用途に不適なことが
明らかであつた。 比較例 2 (A)ポリアミド層として実施例1と同様組成のポ
リアミド+アイオノマー混合物を用い、(B)基層を
低密度ポリエチレン三菱油化社“ユカロン2150”
をを単独使用したもの……(1)、及びポリオレフイ
ンの接着性向上から低密度ポリエチレン三菱油化
社“ユカロン2150”70重量%に対し、30重量%の
アイオノマー樹脂デユポン社サーリンA# 1706
(エチレン・メタクリル酸共重合Zn++イオン架橋
体)を添加混合したもの……(2)、の2種類の二層
複合フイルムを実施例1と同様な方法、条件によ
り作成した。これによつて得られた共押出複合フ
イルムは第1表の結果に示したごとく実施例1で
得られたフイルムに較べ低温抗ピンホール性、抵
温耐衝撃性、透明性ともに劣るものであつた。
【表】 実施例 2 実施例1と同様な(A)ポリアミド+オレフイン系
アイオノマー、(B)オレフイン系アイオノマーの組
合せフイルムについて、(B)をデユポン社サーリン
# 1652SB1種に固定し、(A)のアイオノマー配合量
を種々変更し、実施例1と同様な方法、条件によ
り構成膜厚(A)30μ(B)70μの二層複合フイルムを数
種作成した。これらフイルムの低温抗ピンホール
性、低温耐衝撃性、透明性を評価した結果第2表
のとおりであつた。当結果で明らかなように(A)層
のアイオノマー成分量が10重量%未満では比較例
1のフイルムと同程度の結果であり、低温抗ピン
ホール性、低温耐衝撃性向上効果はほとんど認め
られない。又アイオノマー量が50重量%を越える
場合は抵温抗ピンホール性、抵温耐衝撃向上効果
は認められるものの透明性が著しく低下し、さら
に本来ポリアミドが有しているガスバリアー性が
大幅に低減することから商品的価値が劣ることが
明らかである。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (A)ポリアミド50〜90重量%とオレフイン系ア
    イオノマー50〜10重量%との混合物および(B)オレ
    フイン系アイオノマーからなる二層を共押出して
    なる複合フイルム。
JP5034480A 1980-04-18 1980-04-18 Composite film Granted JPS56146758A (en)

Priority Applications (1)

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JP5034480A JPS56146758A (en) 1980-04-18 1980-04-18 Composite film

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JP5034480A JPS56146758A (en) 1980-04-18 1980-04-18 Composite film

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JPS56146758A JPS56146758A (en) 1981-11-14
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