JPH0143691B2 - - Google Patents
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- JPH0143691B2 JPH0143691B2 JP16486284A JP16486284A JPH0143691B2 JP H0143691 B2 JPH0143691 B2 JP H0143691B2 JP 16486284 A JP16486284 A JP 16486284A JP 16486284 A JP16486284 A JP 16486284A JP H0143691 B2 JPH0143691 B2 JP H0143691B2
- Authority
- JP
- Japan
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- mold
- ring
- shaped body
- cylindrical positioning
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/40—Product characteristics
- C03B2215/46—Lenses, e.g. bi-convex
- C03B2215/47—Bi-concave
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/72—Barrel presses or equivalent, e.g. of the ring mould type
- C03B2215/73—Barrel presses or equivalent, e.g. of the ring mould type with means to allow glass overflow in a direction perpendicular to the press axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明はプレス成形のみで、研削、研磨を必
要としない高い形状精度と細かい面粗度をもつガ
ラスレンズを製造するための成形型に関するもの
で、特に光軸と機械軸の軸ずれの少ないレンズを
成形することのできる成形型に係るものである。
要としない高い形状精度と細かい面粗度をもつガ
ラスレンズを製造するための成形型に関するもの
で、特に光軸と機械軸の軸ずれの少ないレンズを
成形することのできる成形型に係るものである。
[従来の技術]
最近、特殊な金型材料を用い、型表面を光学鏡
面に仕上げ、かつ非酸化性雰囲気でプレス成形す
ることによつて研削、研磨を必要としない高い面
精度と細かい面粗度と低偏心度を持つレンズを得
るという研究が行なわれている。例えば特開昭47
−11277号には、金型材料としてガラス状炭素を
使用し、その表面を高い形状精度の光学鏡面に研
磨して面粗度を向上させ、またガラスレンズの光
軸の偏心をすくなくする手段として、上型の保持
体から1対のAl2O3製の案内ピンを突出させ、下
型の保持体にあけた穴に嵌挿させるという方法が
示されている。
面に仕上げ、かつ非酸化性雰囲気でプレス成形す
ることによつて研削、研磨を必要としない高い面
精度と細かい面粗度と低偏心度を持つレンズを得
るという研究が行なわれている。例えば特開昭47
−11277号には、金型材料としてガラス状炭素を
使用し、その表面を高い形状精度の光学鏡面に研
磨して面粗度を向上させ、またガラスレンズの光
軸の偏心をすくなくする手段として、上型の保持
体から1対のAl2O3製の案内ピンを突出させ、下
型の保持体にあけた穴に嵌挿させるという方法が
示されている。
ところで、レンズのセンタリング精度、即ちレ
ンズの機械軸に向う光軸の角度偏差δ(分)は、 δ=d/2.91×10-4×f なる式で与えられる。ここでd;光軸と機械軸と
のずれ(mm)、f;焦点距離(mm)である(引用
文献W.J.Smith、“Modern Optical
Engineering”p419McGraw−Hill、1966)。カ
メラ用レンズの場合、このセンタリング精度δは
1分以内といつたものがしばしば要求されるの
で、例えばf=15mmの場合、d=4.4μm以内にす
る必要がある。前記先行技術のような案内ピン方
式でこれだけの高い精度が得られるか否かは同公
報には詳細な記載がなく疑問である。
ンズの機械軸に向う光軸の角度偏差δ(分)は、 δ=d/2.91×10-4×f なる式で与えられる。ここでd;光軸と機械軸と
のずれ(mm)、f;焦点距離(mm)である(引用
文献W.J.Smith、“Modern Optical
Engineering”p419McGraw−Hill、1966)。カ
メラ用レンズの場合、このセンタリング精度δは
1分以内といつたものがしばしば要求されるの
で、例えばf=15mmの場合、d=4.4μm以内にす
る必要がある。前記先行技術のような案内ピン方
式でこれだけの高い精度が得られるか否かは同公
報には詳細な記載がなく疑問である。
一方、本件出願人は先に特願昭58−223186号で
プレスレンズ成形におけるガラスの移送方法とし
て、これをリング状胴型に支持して移送すること
により、金型とガラスとの接触時間を短縮して金
型の寿命向上を図るとともに、成形サイクルタイ
ムを短かくしてコスト低減のできる方法を開示し
た。また特願昭58−223185号では光軸偏心の少な
いカメラ用レンズを成形し得る成形型を開示し
た。この特願昭58−223185号に示されている成形
型の実施例を第10図を用いて述べると、中空筒
状のスリーブ1内に上型2と下型3とをスライド
可能に収納し、上型2、下型3が動くときにスリ
ーブ内壁1aを案内面としている。またスリーブ
1の側面にガラスの出し入れ口4を設けることに
より作業性を向上させている。即ち、リング状胴
型5にガラス6を支持して、スリーブ側面に設け
た出し入れ口4より、リング状胴型5とともにガ
ラス6をスリーブ1内に入れて、上、下型2,3
によりプレスが行なわれる。このようにリング状
胴型5に支持してガラス6の出し入れおよび移送
を行なう方法は確実で安定した方法であるし、ま
たスリーブ1内に上、下型2,3を収納して、
上、下型2,3を摺動させる方法は、型加工技術
の進歩した今日においては加工精度を1μm以内
にすることが可能となつているので摺動のための
クリアランスを極小に抑えることができ、極めて
優れた方法である。ところが、この先の発明では
上、下型2,3をスリーブ1内に収納することに
よつてその上、下型2,3の芯を極めて良く合わ
せられるにもかかわらず、第10図にみられるよ
うに下型3の先端(上端)部分を成形のたびごと
にリング状胴型5内に出し入れしなければなら
ず、また熱膨脹の計算によつてリング状胴型5の
外径および内径の寸法を仮に決めたとしても高温
における温度の不完全な平衡状態の中で下型3の
中心軸にリング状胴型5の中心軸を合致させるこ
とは容易でない。その結果、下型3の先端をリン
グ状胴型5内に出し入れするために径で数μm乃
至約10μmのクリアランスが必要となり、ガラス
成形品の光軸と機械軸とのずれはカメラ用レンズ
としての許容度を超えてしまい、後工程で芯取り
が必要になつてしまう。この点で先の発明は、な
お改良が望まれていた。
プレスレンズ成形におけるガラスの移送方法とし
て、これをリング状胴型に支持して移送すること
により、金型とガラスとの接触時間を短縮して金
型の寿命向上を図るとともに、成形サイクルタイ
ムを短かくしてコスト低減のできる方法を開示し
た。また特願昭58−223185号では光軸偏心の少な
いカメラ用レンズを成形し得る成形型を開示し
た。この特願昭58−223185号に示されている成形
型の実施例を第10図を用いて述べると、中空筒
状のスリーブ1内に上型2と下型3とをスライド
可能に収納し、上型2、下型3が動くときにスリ
ーブ内壁1aを案内面としている。またスリーブ
1の側面にガラスの出し入れ口4を設けることに
より作業性を向上させている。即ち、リング状胴
型5にガラス6を支持して、スリーブ側面に設け
た出し入れ口4より、リング状胴型5とともにガ
ラス6をスリーブ1内に入れて、上、下型2,3
によりプレスが行なわれる。このようにリング状
胴型5に支持してガラス6の出し入れおよび移送
を行なう方法は確実で安定した方法であるし、ま
たスリーブ1内に上、下型2,3を収納して、
上、下型2,3を摺動させる方法は、型加工技術
の進歩した今日においては加工精度を1μm以内
にすることが可能となつているので摺動のための
クリアランスを極小に抑えることができ、極めて
優れた方法である。ところが、この先の発明では
上、下型2,3をスリーブ1内に収納することに
よつてその上、下型2,3の芯を極めて良く合わ
せられるにもかかわらず、第10図にみられるよ
うに下型3の先端(上端)部分を成形のたびごと
にリング状胴型5内に出し入れしなければなら
ず、また熱膨脹の計算によつてリング状胴型5の
外径および内径の寸法を仮に決めたとしても高温
における温度の不完全な平衡状態の中で下型3の
中心軸にリング状胴型5の中心軸を合致させるこ
とは容易でない。その結果、下型3の先端をリン
グ状胴型5内に出し入れするために径で数μm乃
至約10μmのクリアランスが必要となり、ガラス
成形品の光軸と機械軸とのずれはカメラ用レンズ
としての許容度を超えてしまい、後工程で芯取り
が必要になつてしまう。この点で先の発明は、な
お改良が望まれていた。
偏心の少ないガラス成形品を得るための他の従
来品として、球面が無限の垂直軸を有することに
着目して、レンズ球面より幅広い面積の球面型を
作り、その球面型と胴型又はリングとを押し当て
ることによつて軸を合わせるという方法を用いた
ものがある。しかしながらこの方法では、その原
理からして非球面レンズには適用できないという
問題点があつた。
来品として、球面が無限の垂直軸を有することに
着目して、レンズ球面より幅広い面積の球面型を
作り、その球面型と胴型又はリングとを押し当て
ることによつて軸を合わせるという方法を用いた
ものがある。しかしながらこの方法では、その原
理からして非球面レンズには適用できないという
問題点があつた。
[問題点を解決するための手段]
この発明は本件出願人の先の発明に係るリング
状胴型によつてガラスを移送することおよび上、
下型をスリーブ内に収納してスライドさせるとい
う両利点を生かし、かつ光軸と機械的がよく合致
して、後工程で芯取りを要しないガラス成形品を
得ることのできるガラスレンズの成形型を提供す
ることを目的としている。
状胴型によつてガラスを移送することおよび上、
下型をスリーブ内に収納してスライドさせるとい
う両利点を生かし、かつ光軸と機械的がよく合致
して、後工程で芯取りを要しないガラス成形品を
得ることのできるガラスレンズの成形型を提供す
ることを目的としている。
この発明は前記特願昭58−223185号に示される
成形型の改良に係るものであり、基本的には、リ
ング状胴型がスリーブ内に入りやすいように径で
数μのクリアランスを設け、かつリング状胴型内
に例えば下型の先端が入りやすくするために径で
数10μmのクリアランスを設ける。ガラスを支持
したリング状胴型がスリーブ内に入り、下型上に
のつた時点ではリング状胴型の中心軸と上、下型
の中心軸とはずれているが、プレスのために上型
が降りて、リング状胴型とぶつかるときにその接
触面が一方がテーパ面で、他方がこれに対応した
所要の対応面であればリング状胴型はその中心軸
が上、下型の中心軸と合致するように移動すると
いうことを利用したものである。この際上、下型
はスリーブ内に収納されているので中心軸は良く
合つている。即ち、この発明は上型、下型、筒状
の位置決め部品(筒状位置決め部材)およびリン
グ状胴型を筒状スリーブに収納し、上型または下
型のいづれか一方が筒状位置決め部品の中を摺動
し、上型または下型のいずれかを他方と筒状位置
決め部品がスリーブの中を摺動し、かつ筒状位置
決め部品とリング状胴型との対接面および上型ま
たは下型とリング状胴型との対接面において筒状
位置決め部品、リング状胴型、上型または下型の
少なくとも1個所の面をテーパ面とし、他方の面
はこれに対応した対応面とした成形型を用いるこ
とによつて光軸と機械軸の軸ずれの少ないプレス
レンズを成形できることを見い出して成つたもの
である。対接面は互いに補角関係の傾斜角度を有
するテーパ面同士で構成してもよいし、一方がテ
ーパ面で、他方は断面が略半円状の丸味を帯びて
いる環状のものでもよい。さらにこの発明では筒
状位置決め部品とスリーブが一体構造であつても
よく、クリアランスがゼロのはめ合い構造にして
摺動しなくてもよい。さらに別の構造として、筒
状位置決め部品と上型または下型とが一体であつ
てもよい。
成形型の改良に係るものであり、基本的には、リ
ング状胴型がスリーブ内に入りやすいように径で
数μのクリアランスを設け、かつリング状胴型内
に例えば下型の先端が入りやすくするために径で
数10μmのクリアランスを設ける。ガラスを支持
したリング状胴型がスリーブ内に入り、下型上に
のつた時点ではリング状胴型の中心軸と上、下型
の中心軸とはずれているが、プレスのために上型
が降りて、リング状胴型とぶつかるときにその接
触面が一方がテーパ面で、他方がこれに対応した
所要の対応面であればリング状胴型はその中心軸
が上、下型の中心軸と合致するように移動すると
いうことを利用したものである。この際上、下型
はスリーブ内に収納されているので中心軸は良く
合つている。即ち、この発明は上型、下型、筒状
の位置決め部品(筒状位置決め部材)およびリン
グ状胴型を筒状スリーブに収納し、上型または下
型のいづれか一方が筒状位置決め部品の中を摺動
し、上型または下型のいずれかを他方と筒状位置
決め部品がスリーブの中を摺動し、かつ筒状位置
決め部品とリング状胴型との対接面および上型ま
たは下型とリング状胴型との対接面において筒状
位置決め部品、リング状胴型、上型または下型の
少なくとも1個所の面をテーパ面とし、他方の面
はこれに対応した対応面とした成形型を用いるこ
とによつて光軸と機械軸の軸ずれの少ないプレス
レンズを成形できることを見い出して成つたもの
である。対接面は互いに補角関係の傾斜角度を有
するテーパ面同士で構成してもよいし、一方がテ
ーパ面で、他方は断面が略半円状の丸味を帯びて
いる環状のものでもよい。さらにこの発明では筒
状位置決め部品とスリーブが一体構造であつても
よく、クリアランスがゼロのはめ合い構造にして
摺動しなくてもよい。さらに別の構造として、筒
状位置決め部品と上型または下型とが一体であつ
てもよい。
この発明の効果は摺動が必要な部分を非常に高
精度に仕上げて摺動のためのクリアランスを極小
に抑えたときに発揮される。スリーブ内に上型、
下型および筒状位置決め部品をひとたびセツトし
たら、成形のたびに引き抜くことを行わないこと
により、極小のクリアランスでも摺動させること
ができる。この発明はガラスの移送の役目を兼用
するリング状胴型を用いたときに特にその効力が
発揮される。その際スリーブの側壁にリング状胴
型を出し入れできる出し入れ口を設ける。
精度に仕上げて摺動のためのクリアランスを極小
に抑えたときに発揮される。スリーブ内に上型、
下型および筒状位置決め部品をひとたびセツトし
たら、成形のたびに引き抜くことを行わないこと
により、極小のクリアランスでも摺動させること
ができる。この発明はガラスの移送の役目を兼用
するリング状胴型を用いたときに特にその効力が
発揮される。その際スリーブの側壁にリング状胴
型を出し入れできる出し入れ口を設ける。
第1実施例
第1図〜第3図はこの発明の第1実施例を示す
図である。なお以下の第1図〜第9図において前
記第10図における部材または部位と同一ないし
均等のものは前記と同一符号を以つて示し重複し
た説明を省略する。
図である。なお以下の第1図〜第9図において前
記第10図における部材または部位と同一ないし
均等のものは前記と同一符号を以つて示し重複し
た説明を省略する。
まず構成を説明すると、下型3および筒状位置
決め部品7が筒状スリーブ1の中にわずかなクリ
アランスでスライド可能に収納され、上型2はこ
の筒状位置決め部品7の中に同様にわずかなクリ
アランスでスライド可能に収納されている。この
上型2と筒状位置決め部品7の両者は、その上部
において、ばね8によりつながれている。また上
型2および下型3は、それぞれ治具9,11によ
つて主軸に連結されている。
決め部品7が筒状スリーブ1の中にわずかなクリ
アランスでスライド可能に収納され、上型2はこ
の筒状位置決め部品7の中に同様にわずかなクリ
アランスでスライド可能に収納されている。この
上型2と筒状位置決め部品7の両者は、その上部
において、ばね8によりつながれている。また上
型2および下型3は、それぞれ治具9,11によ
つて主軸に連結されている。
一方、リング状胴型5の外径はスリーブ1の内
径より数μm小さく、リング状胴型5の内径は下
型3の先端部3aの外径より約10μm大とされ
て、当該リング状胴型5と、スリーブ1および下
型先端部3aとの各間には所要のクリアランスが
設けられている。また筒状位置決め部品7の下端
面は中心軸(光軸)12に対して30゜の角度を持
つたテーパ面7aとされ、リング状胴型5側の対
応面は、これと補角関係の傾斜角を有する凹状の
テーパ面5aとされている。因みに上、下型2,
3の型材料としては炭化タングステンが用いられ
ている。
径より数μm小さく、リング状胴型5の内径は下
型3の先端部3aの外径より約10μm大とされ
て、当該リング状胴型5と、スリーブ1および下
型先端部3aとの各間には所要のクリアランスが
設けられている。また筒状位置決め部品7の下端
面は中心軸(光軸)12に対して30゜の角度を持
つたテーパ面7aとされ、リング状胴型5側の対
応面は、これと補角関係の傾斜角を有する凹状の
テーパ面5aとされている。因みに上、下型2,
3の型材料としては炭化タングステンが用いられ
ている。
次にプレス操作および作用を説明する。
プレス成形されるガラスプリフオーム6は、リ
ング状胴型5で支持し、図示省略の把持具で、出
し入れ口4から成形型中に入れ、下型3を上げ
て、その先端部3aをリング状胴型5内に挿入す
る。この際、リング状胴型5と、スリーブ1およ
び下型先端部3aとの間にはそれぞれ所要のクリ
アランスが設けられているので、リング状胴型5
と下型3およびスリーブ1の温度が多少異なつた
条件でも下型の先端部3aはリング状胴型5内に
スムーズに入り、リング状胴型5は下型の基底部
3b上にのる。このとき第2図に示すようにリン
グ状胴型5の中心軸13と上、下型2,3の中心
軸12はずれている。次いで上型2を下げるとま
ず筒状位置決め部品7のテーパ面7aがリング状
胴型のテーパ面5aにぶつかり、リング状胴型5
には、水平方向の分力が働き、このリング状胴型
5は筒状位置決め部品7が下がるとともに移動し
てリング状胴型5の中心軸13と上、下型2,3
の中心軸12とが合致したところで止まる。さら
に上型2を押し下げるとばね8が縮んでプレスが
開始される。この結果、第3図のように光軸と機
械軸との軸ずれの極めて少ないガラスレンズ6が
得られる。
ング状胴型5で支持し、図示省略の把持具で、出
し入れ口4から成形型中に入れ、下型3を上げ
て、その先端部3aをリング状胴型5内に挿入す
る。この際、リング状胴型5と、スリーブ1およ
び下型先端部3aとの間にはそれぞれ所要のクリ
アランスが設けられているので、リング状胴型5
と下型3およびスリーブ1の温度が多少異なつた
条件でも下型の先端部3aはリング状胴型5内に
スムーズに入り、リング状胴型5は下型の基底部
3b上にのる。このとき第2図に示すようにリン
グ状胴型5の中心軸13と上、下型2,3の中心
軸12はずれている。次いで上型2を下げるとま
ず筒状位置決め部品7のテーパ面7aがリング状
胴型のテーパ面5aにぶつかり、リング状胴型5
には、水平方向の分力が働き、このリング状胴型
5は筒状位置決め部品7が下がるとともに移動し
てリング状胴型5の中心軸13と上、下型2,3
の中心軸12とが合致したところで止まる。さら
に上型2を押し下げるとばね8が縮んでプレスが
開始される。この結果、第3図のように光軸と機
械軸との軸ずれの極めて少ないガラスレンズ6が
得られる。
なお下型3の先端部3aの外径とリング状胴型
5の内径のクリアランスは大きすぎるとホツの原
因になることがあるので径で数μm乃至20μm位
がよい。また光軸12とテーパ面7aの傾斜角は
大きすぎるとリング状胴型5が移動しにくくな
り、小さすぎるとリング状胴型5と筒状位置決め
部品7が食い込む傾向が出てくるので15゜乃至55゜
位がよい。リング状胴型5の出し入れ口4はスリ
ーブ1側面の中央部でなくてもよく、側面の上方
あるいは下方でもよい。
5の内径のクリアランスは大きすぎるとホツの原
因になることがあるので径で数μm乃至20μm位
がよい。また光軸12とテーパ面7aの傾斜角は
大きすぎるとリング状胴型5が移動しにくくな
り、小さすぎるとリング状胴型5と筒状位置決め
部品7が食い込む傾向が出てくるので15゜乃至55゜
位がよい。リング状胴型5の出し入れ口4はスリ
ーブ1側面の中央部でなくてもよく、側面の上方
あるいは下方でもよい。
第2〜7実施例
第4図〜第9図には、第2〜7実施例をそれぞ
れ示す。
れ示す。
まず第2実施例(第4図)は下型3の中央部を
凸出させてない例である。金型表面を非球面に研
磨する場合はこのような下型構造でも支障はな
い。第3実施例(第5図)は筒状位置決め部品7
とリング状胴型5の各テーパ面7a,5aの向き
を第1実施例と逆にしたものである。第4実施例
(第6図)はリング状胴型5の筒状位置決め部品
7との接触部の縦断面を半円状部5bとしたもの
である。この部分を角ばつた形にすることも可能
であるが、動きをスムーズにするためにはこのよ
うに丸味を帯びていた方がよい。第5実施例(第
7図)はリング状胴型5の上部および下部の両端
面をテーパ面5a,5cとした場合の例である。
これに対応して下型3にもテーパ面3cが設けら
れている。この実施例のようにすると筒状位置決
め部品7および下型3とスリーブ1内径とのクリ
アランスは若干大きくてもよいという効果が得ら
れる。第6実施例(第8図)はスリーブと筒状位
置決め部品とを一体構造として上型2と筒状位置
決め部との嵌挿面をスライド可能とした場合の例
である。次いで第7実施例(第9図)は上型と筒
状位置決め部品とを一体構造として筒状位置決め
部とスリーブ1との嵌挿面をスライド可能とした
場合の例である。この実施例ではガラスが低粘性
の場合には面精度は得にくいが、高粘質の場合に
は有効である。
凸出させてない例である。金型表面を非球面に研
磨する場合はこのような下型構造でも支障はな
い。第3実施例(第5図)は筒状位置決め部品7
とリング状胴型5の各テーパ面7a,5aの向き
を第1実施例と逆にしたものである。第4実施例
(第6図)はリング状胴型5の筒状位置決め部品
7との接触部の縦断面を半円状部5bとしたもの
である。この部分を角ばつた形にすることも可能
であるが、動きをスムーズにするためにはこのよ
うに丸味を帯びていた方がよい。第5実施例(第
7図)はリング状胴型5の上部および下部の両端
面をテーパ面5a,5cとした場合の例である。
これに対応して下型3にもテーパ面3cが設けら
れている。この実施例のようにすると筒状位置決
め部品7および下型3とスリーブ1内径とのクリ
アランスは若干大きくてもよいという効果が得ら
れる。第6実施例(第8図)はスリーブと筒状位
置決め部品とを一体構造として上型2と筒状位置
決め部との嵌挿面をスライド可能とした場合の例
である。次いで第7実施例(第9図)は上型と筒
状位置決め部品とを一体構造として筒状位置決め
部とスリーブ1との嵌挿面をスライド可能とした
場合の例である。この実施例ではガラスが低粘性
の場合には面精度は得にくいが、高粘質の場合に
は有効である。
以上のいづれの実施例においても、プレス成形
の結果は光軸と機械軸のセンタリング精度は30秒
以内に抑えることができた。なお各実施例は説明
をわかりやすくするために、レンズ形状を両凹レ
ンズに限つて図示し、また位置決め部品を上型の
まわりにセツトしたのを示したが、レンズ形状は
いかなる形状のものであつてよく、筒状位置決め
部品を下型のまわりにつけて、上下を逆にしたよ
うな構造にしてもよいし、前記第5実施例(第7
図)の場合は、筒状位置決め部品を上、下両型の
まわりにつけてもよいことは云うまでもない。各
実施例では型材料として炭化タングステンを用い
たが、光学鏡面に加工することが可能で、高温強
度および高温硬度を持ち、成形時にガラスと融着
することのない材料であると同時に高精度に加工
できる材料であればいかなる材料であつてもよ
い。
の結果は光軸と機械軸のセンタリング精度は30秒
以内に抑えることができた。なお各実施例は説明
をわかりやすくするために、レンズ形状を両凹レ
ンズに限つて図示し、また位置決め部品を上型の
まわりにセツトしたのを示したが、レンズ形状は
いかなる形状のものであつてよく、筒状位置決め
部品を下型のまわりにつけて、上下を逆にしたよ
うな構造にしてもよいし、前記第5実施例(第7
図)の場合は、筒状位置決め部品を上、下両型の
まわりにつけてもよいことは云うまでもない。各
実施例では型材料として炭化タングステンを用い
たが、光学鏡面に加工することが可能で、高温強
度および高温硬度を持ち、成形時にガラスと融着
することのない材料であると同時に高精度に加工
できる材料であればいかなる材料であつてもよ
い。
[発明の効果]
この発明によれば、球面レンズ、非球面レンズ
のいずれの場合も光軸と機械軸がよく合致してい
て、後工程で芯取りを行う必要のないプレスレン
ズを製造することができるという効果が得られ
る。
のいずれの場合も光軸と機械軸がよく合致してい
て、後工程で芯取りを行う必要のないプレスレン
ズを製造することができるという効果が得られ
る。
第1図はこの発明に係るガラスレンズの成形型
の第1実施例を示す縦断面図、第2図は同上第1
実施例の要部拡大縦断面図でプレス前の状態の
図、第3図は同上の要部拡大縦断面図でプレス中
の状態の図、第4図はこの発明の第2実施例を示
す要部縦断面図、第5図はこの発明の3実施例を
示す要部縦断面図、第6図はこの発明の第4実施
例を示す要部縦断面図、第7図はこの発明の第5
実施例を示す要部縦断面図、第8図はこの発明の
第6実施例を示す要部縦断面図、第9図はこの発
明の第7実施例を示す要部縦断面図、第10図は
従来のガラスレンズの成形型を示す縦断面図であ
る。 1……スリーブ、2……上型、3……下型、3
a……下型先端部、4……出し入れ口、5……リ
ング状胴型、3c,5a,7a……テーパ面、5
b……縦断面が略半円状の対応面、6……ガラス
プリフオームまたはガラスレンズ成形体、7……
筒状位置決め部品(筒状位置決め部材)、8……
ばね、9,11……治具、12……上、下型の中
心軸、13……リング状胴型の中心軸。
の第1実施例を示す縦断面図、第2図は同上第1
実施例の要部拡大縦断面図でプレス前の状態の
図、第3図は同上の要部拡大縦断面図でプレス中
の状態の図、第4図はこの発明の第2実施例を示
す要部縦断面図、第5図はこの発明の3実施例を
示す要部縦断面図、第6図はこの発明の第4実施
例を示す要部縦断面図、第7図はこの発明の第5
実施例を示す要部縦断面図、第8図はこの発明の
第6実施例を示す要部縦断面図、第9図はこの発
明の第7実施例を示す要部縦断面図、第10図は
従来のガラスレンズの成形型を示す縦断面図であ
る。 1……スリーブ、2……上型、3……下型、3
a……下型先端部、4……出し入れ口、5……リ
ング状胴型、3c,5a,7a……テーパ面、5
b……縦断面が略半円状の対応面、6……ガラス
プリフオームまたはガラスレンズ成形体、7……
筒状位置決め部品(筒状位置決め部材)、8……
ばね、9,11……治具、12……上、下型の中
心軸、13……リング状胴型の中心軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上型と下型とガラス保持用のリング状胴型と
前記上型または下型の少なくとも何れか一方の周
囲に配置した筒状位置決め部材とを筒状のスリー
ブ内に収納し、少なくとも前記リング状胴型とス
リーブとの間に所要のクリアランスを設け、前記
筒状位置決め部材とリング状胴型との対接面は、
当該筒状位置決め部材またはリング状胴型の何れ
か一方の面をテーパ面とし、何れか他方の面は該
テーパ面に圧接して前記リング状胴型を移動さ
せ、当該リング状胴型の中心軸と前記上型および
下型の中心軸とを一致させる対応面とされている
ことを特徴とするガラスレンズの成形型。 2 上型または下型と筒状位置決め部材との嵌挿
面または筒状位置決め部材とスリーブとの嵌挿面
のうち少なくとも何れか一方の嵌挿面はスライド
可能とされている特許請求の範囲第1項記載のガ
ラスレンズの成形型。 3 対応面は、テーパ面と補角関係の傾斜角度を
有する対応テーパ面である特許請求の範囲第1項
または第2項記載のガラスレンズの成形型。 4 テーパ面の傾斜角度は、15゜〜55゜である特許
請求の範囲第1項または第2項または第3項記載
のガラスレンズの成形型。 5 対応面は、対接部縦断面が略半円状の環状面
である特許請求の範囲第1項または第2項記載の
ガラスレンズの成形型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16486284A JPS61174127A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | ガラスレンズの成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16486284A JPS61174127A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | ガラスレンズの成形型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61174127A JPS61174127A (ja) | 1986-08-05 |
| JPH0143691B2 true JPH0143691B2 (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=15801332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16486284A Granted JPS61174127A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | ガラスレンズの成形型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61174127A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5211969A (en) * | 1990-11-02 | 1993-05-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Mold for press molding of optical element |
| JP4686928B2 (ja) * | 2001-08-03 | 2011-05-25 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | プレス成形装置 |
| TWI241947B (en) * | 2004-10-04 | 2005-10-21 | Asia Optical Co Inc | Optical lens molding apparatus and precision molding apparatus |
| JP6609422B2 (ja) * | 2015-05-25 | 2019-11-20 | オリンパス株式会社 | 光学素子成形用型セット、及び、光学素子の製造方法 |
-
1984
- 1984-08-08 JP JP16486284A patent/JPS61174127A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61174127A (ja) | 1986-08-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |