JPH0143848B2 - - Google Patents
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- JPH0143848B2 JPH0143848B2 JP1206486A JP1206486A JPH0143848B2 JP H0143848 B2 JPH0143848 B2 JP H0143848B2 JP 1206486 A JP1206486 A JP 1206486A JP 1206486 A JP1206486 A JP 1206486A JP H0143848 B2 JPH0143848 B2 JP H0143848B2
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、軸受装置に関し、詳しくは表面にス
パイラル溝を施してなるセラミツクス製回転板を
用いてスラスト荷重を受ける軸受装置に関するも
のである。
パイラル溝を施してなるセラミツクス製回転板を
用いてスラスト荷重を受ける軸受装置に関するも
のである。
従来のスラスト軸受例えば第6図に示すように
水車などに利用されているスラスト軸受は主軸1
の中間に固定されたスラストカラー2の下面に、
環状に複数個のスラストパツド36を配列し、こ
のスラストパツド36の下部の球面座37から高
圧の水を供給するものであり、主軸1の回転に先
立ち、導管38及び通路39を介して給水装置
(図示せず)から高圧の水をスラストカラー2の
側面3とスラストパツド36との間の摺動部に供
給して水膜を形成し、その後主軸1を回転するも
のであり、スラスト荷重の大きさにもよるが主軸
1が回転している間は高圧水の供給ラインを閉じ
て摺動部に発生する動圧が導管38から逃げない
ようにするか若しくは、高圧水を摺動部に供給し
つづけるか、いづれかの手段によつて摺動部即ち
スラストカラー2の側面3とスラストパツド36
との間に常時水膜を形成しつつ運転(回転)を行
うものであつて、スラストカラー2とスラストパ
ツド36との間は水膜によつて固定接触が実質的
に遮断されているので、極めて小さな摺動抵抗で
大きなスラスト荷重を支えることができるもので
ある。
水車などに利用されているスラスト軸受は主軸1
の中間に固定されたスラストカラー2の下面に、
環状に複数個のスラストパツド36を配列し、こ
のスラストパツド36の下部の球面座37から高
圧の水を供給するものであり、主軸1の回転に先
立ち、導管38及び通路39を介して給水装置
(図示せず)から高圧の水をスラストカラー2の
側面3とスラストパツド36との間の摺動部に供
給して水膜を形成し、その後主軸1を回転するも
のであり、スラスト荷重の大きさにもよるが主軸
1が回転している間は高圧水の供給ラインを閉じ
て摺動部に発生する動圧が導管38から逃げない
ようにするか若しくは、高圧水を摺動部に供給し
つづけるか、いづれかの手段によつて摺動部即ち
スラストカラー2の側面3とスラストパツド36
との間に常時水膜を形成しつつ運転(回転)を行
うものであつて、スラストカラー2とスラストパ
ツド36との間は水膜によつて固定接触が実質的
に遮断されているので、極めて小さな摺動抵抗で
大きなスラスト荷重を支えることができるもので
ある。
なお、スラストパツド36の表面40は僅かの
起伏が形成されたホワイトメタルで覆われてお
り、また、スラストパツド36の断面形状は、バ
ネ作用を奏するようにその厚さが変化している。
起伏が形成されたホワイトメタルで覆われてお
り、また、スラストパツド36の断面形状は、バ
ネ作用を奏するようにその厚さが変化している。
そして、大きなスラスト荷重を支える場合には
水では困難であるので、高粘性の潤滑油が用いら
れている。一般に、スラストパツドによる最大許
容荷重はスラストカラー2との相対速度によつて
決り、低速度領域では動圧効果が減じるのでもつ
ばら静圧軸受が利用される。
水では困難であるので、高粘性の潤滑油が用いら
れている。一般に、スラストパツドによる最大許
容荷重はスラストカラー2との相対速度によつて
決り、低速度領域では動圧効果が減じるのでもつ
ばら静圧軸受が利用される。
またスパイラルグルーブ軸受(例えば米国特許
第3918773号明細書に開示さたスパイラルグルー
ブ軸受)では第7図に示すように軸1の端面41
を平滑な平面に仕上げて、一方この端面41と対
向する軸受面42にスパイラル溝43を形成し、
端面41と軸受面42との間には磁性流体を介在
させている。また、この従来技術においては、ス
ラスト荷重ばかりでなく、ラジアル荷重をも受け
るために、軸1の端部の外周に軸受部材44が延
在して環状にとりまいてラジアル軸受45を形成
している。そして、このラジアル軸受45も永久
磁石によつて構成されているため磁性流体は円周
部における潤滑機能がある。さらに、軸受面42
の下方には導体のコイル46が埋設されており、
このコイル46が通電すれば軸受面3上に磁界が
形成されて磁性流体が、この磁界に引き寄せられ
てスラスト軸受における潤滑機能も生じることと
なる。
第3918773号明細書に開示さたスパイラルグルー
ブ軸受)では第7図に示すように軸1の端面41
を平滑な平面に仕上げて、一方この端面41と対
向する軸受面42にスパイラル溝43を形成し、
端面41と軸受面42との間には磁性流体を介在
させている。また、この従来技術においては、ス
ラスト荷重ばかりでなく、ラジアル荷重をも受け
るために、軸1の端部の外周に軸受部材44が延
在して環状にとりまいてラジアル軸受45を形成
している。そして、このラジアル軸受45も永久
磁石によつて構成されているため磁性流体は円周
部における潤滑機能がある。さらに、軸受面42
の下方には導体のコイル46が埋設されており、
このコイル46が通電すれば軸受面3上に磁界が
形成されて磁性流体が、この磁界に引き寄せられ
てスラスト軸受における潤滑機能も生じることと
なる。
この従来例においては、軸1を回転するに際し
て、コイル46に通電し、磁性流体をコイルによ
つて形成された軸受面42上の磁界によつて吸引
し、軸1の端面41と軸受面42との間の固定接
触を吸引された磁性流体によつて断ち、しかる後
に軸1を回転するものであつて、回転の起動時か
ら実質的に固体接触がないので起動トルクが小さ
いばかりでなく、スパイラル溝に大きな局部荷重
が付与されないのでその寿命が長くなる利点があ
る。
て、コイル46に通電し、磁性流体をコイルによ
つて形成された軸受面42上の磁界によつて吸引
し、軸1の端面41と軸受面42との間の固定接
触を吸引された磁性流体によつて断ち、しかる後
に軸1を回転するものであつて、回転の起動時か
ら実質的に固体接触がないので起動トルクが小さ
いばかりでなく、スパイラル溝に大きな局部荷重
が付与されないのでその寿命が長くなる利点があ
る。
第6図の従来のスラスト軸受では高速回転領域
において動圧軸受となり低速回転領域においては
静圧軸受となるので広範囲の領域において大きな
荷重を受けることができるが、テイルテイングパ
ツド式のスラスト軸受によつて大きな荷重を受け
るには摺動面に高粘性の潤滑油を介在させなけれ
ばならず、これがため摺動部における動力損失も
大きく、同時に発熱も大きいので、多量の潤滑油
を必要とし、さらに冷却装置も大きなものとなつ
ていた。
において動圧軸受となり低速回転領域においては
静圧軸受となるので広範囲の領域において大きな
荷重を受けることができるが、テイルテイングパ
ツド式のスラスト軸受によつて大きな荷重を受け
るには摺動面に高粘性の潤滑油を介在させなけれ
ばならず、これがため摺動部における動力損失も
大きく、同時に発熱も大きいので、多量の潤滑油
を必要とし、さらに冷却装置も大きなものとなつ
ていた。
また第7図に示した従来のスパイラルグルーブ
スラスト軸受は、主軸1の回転速度が低下すると
軸受面42における動圧が低下して軸受面42と
主軸1の端面41との間の流体膜が切れて、摺動
面は固体接触をすることとなり、スパイラル溝4
3を形成した軸受面42が損傷を受ける。この従
来例においては、コイル46によつてある程度の
荷重に対しては磁性流体の流体膜を強制的に形成
できるが、大きな荷重に対しては困難である。そ
れで多少の固体接触状態のすべりがあつてもスパ
イラル溝43が形成された軸受面42が致命的な
損傷を受けなくて済むように軸受面42を構成す
る部材として弾性変形に富む材料を用いたり或い
は展性に富む材料が用いられていた。その結果ス
パイラル溝43によつて発生する動圧が大きくな
れば、その圧力及び圧力勾配によつて、スパイラ
ル溝43が変形してそれ以上の動圧の発生が望め
なくなり、許容負荷の小さなスラスト軸受となら
ざるを得なく問題であつた。
スラスト軸受は、主軸1の回転速度が低下すると
軸受面42における動圧が低下して軸受面42と
主軸1の端面41との間の流体膜が切れて、摺動
面は固体接触をすることとなり、スパイラル溝4
3を形成した軸受面42が損傷を受ける。この従
来例においては、コイル46によつてある程度の
荷重に対しては磁性流体の流体膜を強制的に形成
できるが、大きな荷重に対しては困難である。そ
れで多少の固体接触状態のすべりがあつてもスパ
イラル溝43が形成された軸受面42が致命的な
損傷を受けなくて済むように軸受面42を構成す
る部材として弾性変形に富む材料を用いたり或い
は展性に富む材料が用いられていた。その結果ス
パイラル溝43によつて発生する動圧が大きくな
れば、その圧力及び圧力勾配によつて、スパイラ
ル溝43が変形してそれ以上の動圧の発生が望め
なくなり、許容負荷の小さなスラスト軸受となら
ざるを得なく問題であつた。
本発明はこれら従来の欠点を除去しようとする
もので簡便な機構によつて大きなスラスト荷重を
受けることができると共に、主軸の回転速度の大
小にかかわらず所望の大きさのスラスト荷重を極
めて少ない損失で受けることができ、さらには起
動及び停止の容易を寿命の長い軸受を提供するこ
とを目的としたものである。
もので簡便な機構によつて大きなスラスト荷重を
受けることができると共に、主軸の回転速度の大
小にかかわらず所望の大きさのスラスト荷重を極
めて少ない損失で受けることができ、さらには起
動及び停止の容易を寿命の長い軸受を提供するこ
とを目的としたものである。
本発明は、回転可能に支持された主軸に備えら
れた円板状のスラストカラーの側面と固定側部材
との間にスラスト軸受を備えてなる軸受装置にお
いて、該スラスト軸受に前記スラストカラーの側
面と対向した面にスパイラル溝を形成してなるセ
ラミツクス製の回転板を前記主軸とは独立して回
転可能に配備し、該回転板とスラストカラーとの
対向面間に流体を介在せしめて摺動できるように
構成した軸受装置であり、好ましい実施態様とし
ては前記回転円板を具備したスラスト軸受が該主
軸を中心として同心円上に等間隔で複数個配列さ
れていること、及び前記回転円板を具備したスラ
スト軸受がスラストカラーの両側面にそれぞれ備
えられていることが特徴となつている。
れた円板状のスラストカラーの側面と固定側部材
との間にスラスト軸受を備えてなる軸受装置にお
いて、該スラスト軸受に前記スラストカラーの側
面と対向した面にスパイラル溝を形成してなるセ
ラミツクス製の回転板を前記主軸とは独立して回
転可能に配備し、該回転板とスラストカラーとの
対向面間に流体を介在せしめて摺動できるように
構成した軸受装置であり、好ましい実施態様とし
ては前記回転円板を具備したスラスト軸受が該主
軸を中心として同心円上に等間隔で複数個配列さ
れていること、及び前記回転円板を具備したスラ
スト軸受がスラストカラーの両側面にそれぞれ備
えられていることが特徴となつている。
本発明の実施例について第1〜3図に示した軸
受装置で説明すると、回転可能な主軸1はその中
間に両方の側面3,3が各々主軸1の軸芯と直角
な平面となつているスラストカラー2が固定され
ていてスクリユーやプロペラなどの機器(図示せ
ず)によつて軸方向の力がかかるようになつてい
る。他方、床6にはボルト9によつて支持脚7,
7が固定されており、さらに、支持脚7には油圧
シリンダ5が固定され、油圧装置(図示せず)に
よつてピストン10が主軸1と平行に移動できる
ようになつていて、該ピストン10の先端に設け
た回転軸受がスラストカラー2の側面3に対向し
て固定されている。この回転軸受4はその先端面
12に第3図に示すようなスパイラル溝が形成さ
れた回転板として回転円板11を電動機14の主
軸の先端に備え、先端面12がスラストカラー2
の側面3と平行となるように対向配備されている
ものであり、電動機14は制御装置(図示せず)
からコード13を介して給電を受けて前記主軸1
とは独立して駆動される。
受装置で説明すると、回転可能な主軸1はその中
間に両方の側面3,3が各々主軸1の軸芯と直角
な平面となつているスラストカラー2が固定され
ていてスクリユーやプロペラなどの機器(図示せ
ず)によつて軸方向の力がかかるようになつてい
る。他方、床6にはボルト9によつて支持脚7,
7が固定されており、さらに、支持脚7には油圧
シリンダ5が固定され、油圧装置(図示せず)に
よつてピストン10が主軸1と平行に移動できる
ようになつていて、該ピストン10の先端に設け
た回転軸受がスラストカラー2の側面3に対向し
て固定されている。この回転軸受4はその先端面
12に第3図に示すようなスパイラル溝が形成さ
れた回転板として回転円板11を電動機14の主
軸の先端に備え、先端面12がスラストカラー2
の側面3と平行となるように対向配備されている
ものであり、電動機14は制御装置(図示せず)
からコード13を介して給電を受けて前記主軸1
とは独立して駆動される。
この軸受装置においては1枚のスラストカラー
2に対して両側面から各々2ケづつ合計4ケの回
転軸受4が備えるのがよくスラストカラー2に対
してほぼ対称となるように回転軸受4が配備され
ているように考慮されている。
2に対して両側面から各々2ケづつ合計4ケの回
転軸受4が備えるのがよくスラストカラー2に対
してほぼ対称となるように回転軸受4が配備され
ているように考慮されている。
この実施例においてはスラストカラー2の外径
と回転円板11の外径の比は約5:1となつてい
るが、回転円板11の回転速度は約3600rpmで、
スラストカラー2の回転速度100〜150rpmよりも
はるかに大きな回転速度となつている。
と回転円板11の外径の比は約5:1となつてい
るが、回転円板11の回転速度は約3600rpmで、
スラストカラー2の回転速度100〜150rpmよりも
はるかに大きな回転速度となつている。
前記回転軸受4として構成される電動機14は
ケーシング22内に固定子15を固定し、回転子
16は回転軸17に固定されラジアル軸受23,
23によつて回転及び軸方向への移動が自在に支
持されており、該回転軸17の両端には、回転円
板11と軸端板18とが固定されている。この回
転円板11と軸端板18とは第3図のようにそれ
ぞれ複数本のスパイラル溝24が形成された平面
となつており、前者はスラストカラー2の側面に
対向し後者はケーシング22に設けられた軸受板
19に対向しているが、後者の中央には凹部が形
成され、且つこの軸端板18の凹部と対向する位
置の軸受板19の中央にも凹部20が形成され、
この2つの凹部20によつて形成される空間に双
方の凹部に亘るステンレス製の小球21が収容さ
れている。また軸受板19とケーシング22との
接続部は球面座201となつており、回転軸17
が半径方向へ移動しても軸端板18と軸受板19
との平行が維持されている。
ケーシング22内に固定子15を固定し、回転子
16は回転軸17に固定されラジアル軸受23,
23によつて回転及び軸方向への移動が自在に支
持されており、該回転軸17の両端には、回転円
板11と軸端板18とが固定されている。この回
転円板11と軸端板18とは第3図のようにそれ
ぞれ複数本のスパイラル溝24が形成された平面
となつており、前者はスラストカラー2の側面に
対向し後者はケーシング22に設けられた軸受板
19に対向しているが、後者の中央には凹部が形
成され、且つこの軸端板18の凹部と対向する位
置の軸受板19の中央にも凹部20が形成され、
この2つの凹部20によつて形成される空間に双
方の凹部に亘るステンレス製の小球21が収容さ
れている。また軸受板19とケーシング22との
接続部は球面座201となつており、回転軸17
が半径方向へ移動しても軸端板18と軸受板19
との平行が維持されている。
そして前記回転円板11の先端面12は第3図
のように平滑な平面に複数本のスパイラル溝24
を加工したものであり、やはりスパイラル状のラ
ンド25はスパイラル溝24を加工した際に平滑
な平面が残されたものであり、鏡面仕上げがなさ
れ、全面におけるうねりが1μm以下となつてい
る。また、スパイラル溝24とそれに引き続く均
圧部26もスパイラル溝24と同じ溝深さに加工
されたものであつて、セラミツクス材の表面であ
る先端面12を平滑な鏡面に仕上げた後にランド
25の形状をした樹脂膜を添貼して、アルミナの
粒子を用いたシヨツトブラストによつてスパイラ
ル溝24及び均圧部26を一つの加工工程によつ
て同時に且つ、同様の深さに加工している。
のように平滑な平面に複数本のスパイラル溝24
を加工したものであり、やはりスパイラル状のラ
ンド25はスパイラル溝24を加工した際に平滑
な平面が残されたものであり、鏡面仕上げがなさ
れ、全面におけるうねりが1μm以下となつてい
る。また、スパイラル溝24とそれに引き続く均
圧部26もスパイラル溝24と同じ溝深さに加工
されたものであつて、セラミツクス材の表面であ
る先端面12を平滑な鏡面に仕上げた後にランド
25の形状をした樹脂膜を添貼して、アルミナの
粒子を用いたシヨツトブラストによつてスパイラ
ル溝24及び均圧部26を一つの加工工程によつ
て同時に且つ、同様の深さに加工している。
なお、このスパイラル溝24及び均圧部26の
溝深さはランド25の表面からおよそ3〜50μm
の範囲で均一な深さで梨地となつている。
溝深さはランド25の表面からおよそ3〜50μm
の範囲で均一な深さで梨地となつている。
なお前記軸受板18の表面も第4図のように回
転円板11の先端面12と同じくセラミツクス材
でその平滑な平面に対して複数本のスパイラル溝
24を形成したものであつて、スパイラル溝24
の円周端は均圧部26に連なり、またスパイラル
溝24に隣設するランド25もスパイラル状とな
つている。
転円板11の先端面12と同じくセラミツクス材
でその平滑な平面に対して複数本のスパイラル溝
24を形成したものであつて、スパイラル溝24
の円周端は均圧部26に連なり、またスパイラル
溝24に隣設するランド25もスパイラル状とな
つている。
ただ、軸端板18においては、その回転中心に
相当する位置に半球状の凹部27が形成されてお
り、この凹部27はセラミツクスを焼成する前に
予め成形したものである。そして必要に応じ凹部
27には小球(図示せず)が収容されて用いられ
るものである。
相当する位置に半球状の凹部27が形成されてお
り、この凹部27はセラミツクスを焼成する前に
予め成形したものである。そして必要に応じ凹部
27には小球(図示せず)が収容されて用いられ
るものである。
なお、第3図及び第4図に示したスパイラル面
は電動機14によつてそれぞれ矢印の方向に回転
するので、各々対応する平面(スラストカラー2
の側面3と軸受板19の表面)との間に介在する
流体の動圧が発生して、先端面12と側面3及び
軸端板18と軸受板19とはそれぞれ実質的に互
いに接触することなく摺動する。そして、この摺
動面に発生する最大の許容動圧は、摺動面に介在
する流体の粘性、回転円板11の回転速度、スパ
イラル溝14が形成されている先端面12及び軸
端板18の外径スパイラル溝24の周方向の長
さ、摺動面の平行度摺動面の材料等によつて決ま
るものであるが、前述のように本発明では摺動材
としてSiC、Si3N4、Al2O3等の硬質のセラミツク
スを用いているため大きな動圧が発生しても摺動
面の変形が極めて少なく、また動圧の発生に寄与
する回転円板の回転速度を独立して任意に設定で
きるので如何なる運転状況にも対応できる。
は電動機14によつてそれぞれ矢印の方向に回転
するので、各々対応する平面(スラストカラー2
の側面3と軸受板19の表面)との間に介在する
流体の動圧が発生して、先端面12と側面3及び
軸端板18と軸受板19とはそれぞれ実質的に互
いに接触することなく摺動する。そして、この摺
動面に発生する最大の許容動圧は、摺動面に介在
する流体の粘性、回転円板11の回転速度、スパ
イラル溝14が形成されている先端面12及び軸
端板18の外径スパイラル溝24の周方向の長
さ、摺動面の平行度摺動面の材料等によつて決ま
るものであるが、前述のように本発明では摺動材
としてSiC、Si3N4、Al2O3等の硬質のセラミツク
スを用いているため大きな動圧が発生しても摺動
面の変形が極めて少なく、また動圧の発生に寄与
する回転円板の回転速度を独立して任意に設定で
きるので如何なる運転状況にも対応できる。
さらに、これらの実施例においては、主軸1の
軸芯を中心とする同心円上に、等間隔で回転円板
11がスラストカラー2の側面3と対向配置され
ているので、スラスト荷重が各々のスラスト軸受
に均等に配分することが可能となる。
軸芯を中心とする同心円上に、等間隔で回転円板
11がスラストカラー2の側面3と対向配置され
ているので、スラスト荷重が各々のスラスト軸受
に均等に配分することが可能となる。
なお、前記油圧シリンダ5の油圧システムとし
ては第5図例のようにスラストカラー2の一方の
側に位置する2つのスラスト軸受である回転軸受
4,4を支持する油圧システムを用いる。即ちモ
ータ29によつて駆動されるポンプ28が油をタ
ンク30から油圧ライン31を介して油圧シリン
ダ5,5へ圧送できるようになつている。該油圧
ライン31には逆止弁32、アキユムレータ3
3、切換弁35、減圧弁34が接続されており、
運転の開始にあたつては、ソレノイド47を作動
させ油圧シリンダ5,5を後退させて回転軸受4
の電動機14を起動し、その後、その後ソレノイ
ド48によつて油圧シリンダ5,5を前進させて
回転軸受4の先端面12をスラストカラー2の側
面3に摺擦させる。このとき、両油圧シリンダ
5,5には等しい圧力の油が送られているのでピ
ストン10の受圧面積が等しければ2つの回転軸
受4,4は等しい、大きさのスラスト荷重を受け
ることになる。いま主軸1が運転状態にあるとき
には、回転軸受4,4は回転しつつ切換弁35は
遮断された状態となつており、左右の油圧ピスト
ンは連通されているので、左右のスラスト荷重は
バランスする。
ては第5図例のようにスラストカラー2の一方の
側に位置する2つのスラスト軸受である回転軸受
4,4を支持する油圧システムを用いる。即ちモ
ータ29によつて駆動されるポンプ28が油をタ
ンク30から油圧ライン31を介して油圧シリン
ダ5,5へ圧送できるようになつている。該油圧
ライン31には逆止弁32、アキユムレータ3
3、切換弁35、減圧弁34が接続されており、
運転の開始にあたつては、ソレノイド47を作動
させ油圧シリンダ5,5を後退させて回転軸受4
の電動機14を起動し、その後、その後ソレノイ
ド48によつて油圧シリンダ5,5を前進させて
回転軸受4の先端面12をスラストカラー2の側
面3に摺擦させる。このとき、両油圧シリンダ
5,5には等しい圧力の油が送られているのでピ
ストン10の受圧面積が等しければ2つの回転軸
受4,4は等しい、大きさのスラスト荷重を受け
ることになる。いま主軸1が運転状態にあるとき
には、回転軸受4,4は回転しつつ切換弁35は
遮断された状態となつており、左右の油圧ピスト
ンは連通されているので、左右のスラスト荷重は
バランスする。
また、この回転軸受4,4と反対側の回転軸受
4,4についても同様に作動させておけば主軸1
に対していづれの方向からスラスト荷重がかかつ
てもその荷重を受けることができる。
4,4についても同様に作動させておけば主軸1
に対していづれの方向からスラスト荷重がかかつ
てもその荷重を受けることができる。
特にこの実施例のようにスラストカラー2の両
側面3,3の同じ位置においてスラスト荷重を受
けるように回転軸受4,4を配備していればスラ
ストカラー2の変形量は少なくなる。さらに本発
明においては、予備の回転軸受4からなるスラス
ト軸受をやはり主軸1の軸芯を中心とする同心円
上に配備し、後退した位置に待機させることも可
能であり、また、回転軸受4の重量が大きくなつ
た場合には必要に応じてその下方又は上方から、
支承してスラストカラー2の側面と回転円板11
の先端面12とが平行となるようにすることがで
きる。
側面3,3の同じ位置においてスラスト荷重を受
けるように回転軸受4,4を配備していればスラ
ストカラー2の変形量は少なくなる。さらに本発
明においては、予備の回転軸受4からなるスラス
ト軸受をやはり主軸1の軸芯を中心とする同心円
上に配備し、後退した位置に待機させることも可
能であり、また、回転軸受4の重量が大きくなつ
た場合には必要に応じてその下方又は上方から、
支承してスラストカラー2の側面と回転円板11
の先端面12とが平行となるようにすることがで
きる。
なお、スラストカラー2の側面に対して簡単な
注水或いは注油装置によつて少量の水又は油を供
給すればその粘性に応じて大きなスラスト荷重を
受けることができ、単に空気だけあつても大きな
スラスト荷重を受けることができる。
注水或いは注油装置によつて少量の水又は油を供
給すればその粘性に応じて大きなスラスト荷重を
受けることができ、単に空気だけあつても大きな
スラスト荷重を受けることができる。
しかして実施例の軸受装置においては、スラス
ト軸受が主軸或いはスラストカラーの回転運動と
は別に任意の回転速度で回転してスラストカラー
との間に所望の動圧を発生することができるの
で、主軸の回転速度の如何にかかわらず所望のス
ラスト荷重を受けることができる。また、本発明
の軸受装置では、回転するスラスト軸受のスラス
トカラーの側面に摺擦する先端部が硬質のセラミ
ツクス部材の平面にスパイラル溝を形成してなる
回転円板によつて構成されているので、スパイラ
ル溝の変形が少なく大きな動圧を発生させること
ができるし、またスラスト軸受がスラストカラー
の側面に等間隔で分散して配置されれば主軸或い
はスラストカラーの芯振れ或いはゆらぎがあつて
も、別個のスラスト軸受でのその影響は小さく効
果的に用いられるものである。
ト軸受が主軸或いはスラストカラーの回転運動と
は別に任意の回転速度で回転してスラストカラー
との間に所望の動圧を発生することができるの
で、主軸の回転速度の如何にかかわらず所望のス
ラスト荷重を受けることができる。また、本発明
の軸受装置では、回転するスラスト軸受のスラス
トカラーの側面に摺擦する先端部が硬質のセラミ
ツクス部材の平面にスパイラル溝を形成してなる
回転円板によつて構成されているので、スパイラ
ル溝の変形が少なく大きな動圧を発生させること
ができるし、またスラスト軸受がスラストカラー
の側面に等間隔で分散して配置されれば主軸或い
はスラストカラーの芯振れ或いはゆらぎがあつて
も、別個のスラスト軸受でのその影響は小さく効
果的に用いられるものである。
本発明はスラスト軸受が独自に回転して摺動面
に流体の動圧を発生させることができるので主軸
の運転状態の如何にかかわらず、所望の大きさの
スラスト荷重を受けることができ、また、動圧が
硬質のセラミツクスの表面に形成されたスパイラ
ル溝によつて発生されるため、極めて大きな動圧
を発生することができるので小さな回転軸受によ
つて大きなスラスト荷重を受けることができる。
さらにスラストカラーの側面に回転軸受が分散配
置されれば主軸の傾きやスラストカラーのぶれが
大きくても個別の回転軸受の摺動面についてみれ
ば、その大きさは縮少されてスパイラルグルーブ
軸受としての機能は損なわれることがなく効果的
に用いられる。しかもスラストカラーと回転軸受
との間に介在されるべき流体の粘性は小さくても
スパイラルグルーブによつて大きな動圧を発生で
きるので、この摺動面における摺動抵抗は小さな
ものとなり、さらには、回転軸受内部のラジアル
軸受にかかるスラストカラーの回転力も小さなも
のとなるのでスパイラルグルーブによる大きな動
圧が得られることからテイルテイングパツド式ス
ラスト軸受で通常用いられるような高粘性の潤滑
油を用いることもなく、その使用量も極めて少な
くてすみ、大きな給油設備が不要となり、作業環
境の汚染も少なく廃油量も少なくなることから外
部環境に対する汚染も軽減されるし保守保安も簡
便化できる利益がある。
に流体の動圧を発生させることができるので主軸
の運転状態の如何にかかわらず、所望の大きさの
スラスト荷重を受けることができ、また、動圧が
硬質のセラミツクスの表面に形成されたスパイラ
ル溝によつて発生されるため、極めて大きな動圧
を発生することができるので小さな回転軸受によ
つて大きなスラスト荷重を受けることができる。
さらにスラストカラーの側面に回転軸受が分散配
置されれば主軸の傾きやスラストカラーのぶれが
大きくても個別の回転軸受の摺動面についてみれ
ば、その大きさは縮少されてスパイラルグルーブ
軸受としての機能は損なわれることがなく効果的
に用いられる。しかもスラストカラーと回転軸受
との間に介在されるべき流体の粘性は小さくても
スパイラルグルーブによつて大きな動圧を発生で
きるので、この摺動面における摺動抵抗は小さな
ものとなり、さらには、回転軸受内部のラジアル
軸受にかかるスラストカラーの回転力も小さなも
のとなるのでスパイラルグルーブによる大きな動
圧が得られることからテイルテイングパツド式ス
ラスト軸受で通常用いられるような高粘性の潤滑
油を用いることもなく、その使用量も極めて少な
くてすみ、大きな給油設備が不要となり、作業環
境の汚染も少なく廃油量も少なくなることから外
部環境に対する汚染も軽減されるし保守保安も簡
便化できる利益がある。
第1図は本発明の実施例の側面図、第2図はそ
の一部切欠平面図、第3図は第2図線における
拡大正面図、第4図は軸端板の正面図、第5図は
油圧システムのフローシート、第6図は従来例の
一部の側面図、第7図はさらに他の従来例の斜面
図である。 1……主軸、2……スラストカラー、3……側
面、4……回転軸受、5……油圧シリンダ、6…
…床、7……支持脚、8……ボルト、9……ボル
ト、10……ピストン、11……回転円板、12
……先端面、13……電線、14……電動機、1
5……固定子、16……回転子、17……回転
軸、18……軸端板、19……軸受板、20……
凹部、201……球面座、21……小球、22…
…ケーシング、23……ラジアル軸受、24……
スパイラル溝、25……ランド、26……均圧
部、27……凹部、28……ポンプ、29……モ
ータ、30……タンク、31……油圧ライン、3
2……逆止弁、33……アキユムレータ、34…
…減圧弁、35……切換弁、36……スラストパ
ツド、37……球面座、38……導管、39……
通路、40……表面、41……端面、42……軸
受面、43……スパイラル溝、44……軸受部
材、45……ラジアル軸受、46……コイル、4
7……ソレノイド、48……ソレノイド。
の一部切欠平面図、第3図は第2図線における
拡大正面図、第4図は軸端板の正面図、第5図は
油圧システムのフローシート、第6図は従来例の
一部の側面図、第7図はさらに他の従来例の斜面
図である。 1……主軸、2……スラストカラー、3……側
面、4……回転軸受、5……油圧シリンダ、6…
…床、7……支持脚、8……ボルト、9……ボル
ト、10……ピストン、11……回転円板、12
……先端面、13……電線、14……電動機、1
5……固定子、16……回転子、17……回転
軸、18……軸端板、19……軸受板、20……
凹部、201……球面座、21……小球、22…
…ケーシング、23……ラジアル軸受、24……
スパイラル溝、25……ランド、26……均圧
部、27……凹部、28……ポンプ、29……モ
ータ、30……タンク、31……油圧ライン、3
2……逆止弁、33……アキユムレータ、34…
…減圧弁、35……切換弁、36……スラストパ
ツド、37……球面座、38……導管、39……
通路、40……表面、41……端面、42……軸
受面、43……スパイラル溝、44……軸受部
材、45……ラジアル軸受、46……コイル、4
7……ソレノイド、48……ソレノイド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転可能に支持された主軸に備えられた円板
状のスラストカラーの側面と固定側部材との間に
スラスト軸受を備えてなる軸受装置において、 該スラスト軸受に前記スラストカラーの側面と
対向した面にスパイラル溝を形成してなるセラミ
ツクス製の回転板を前記主軸とは独立して回転可
能に配備し、該回転板とスラストカラーとの対向
面間に流体を介在せしめて摺動できるように構成
したことを特徴とする軸受装置。 2 前記回転円板を具備したスラスト軸受が、該
主軸を中心とした同心円上に等間隔に複数個配列
されている特許請求の範囲第1項記載の軸受装
置。 3 前記回転円板を具備したスラスト軸受が、該
スラストカラーの両側面に備えられている特許請
求の範囲第1項又は第2項記載の軸受装置。 4 前記スラストカラーの両側面に備えられた回
転円板を具備するスラスト軸受が、該スラストカ
ラーの回転面に関して略対称となるように配備さ
れている特許請求の範囲第3項記載の軸受装置。 5 前記回転円板を具備するスラスト軸受が、該
固定側部材に設けられた液圧装置によつて前記主
軸の軸方向に移動可能に支持されている特許請求
の範囲第1〜4項のいずれか一つの項記載の軸受
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1206486A JPS62171514A (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1206486A JPS62171514A (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 | 軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62171514A JPS62171514A (ja) | 1987-07-28 |
| JPH0143848B2 true JPH0143848B2 (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=11795172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1206486A Granted JPS62171514A (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 | 軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62171514A (ja) |
-
1986
- 1986-01-24 JP JP1206486A patent/JPS62171514A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62171514A (ja) | 1987-07-28 |
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