JPH0144239B2 - - Google Patents
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- JPH0144239B2 JPH0144239B2 JP5831284A JP5831284A JPH0144239B2 JP H0144239 B2 JPH0144239 B2 JP H0144239B2 JP 5831284 A JP5831284 A JP 5831284A JP 5831284 A JP5831284 A JP 5831284A JP H0144239 B2 JPH0144239 B2 JP H0144239B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rust
- preventing
- oil
- phosphite
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- Lubricants (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
〔発明の利用分野〕
本発明は防錆潤滑剤及び防錆潤滑処理方法に係
り、特に冷間加工等に用いるに好適な防錆潤滑剤
及び防錆潤滑方法に関する。 〔発明の背景〕 鋼材などのさび止め剤としては、金属表面に対
し強い吸着性を持つ極性基と油に対しする溶解性
を有する親油基を持つたカルボン酸、カルボン酸
塩(金属としてCa,Ba,Mg,Al,Zn,Pbな
ど)、スルホン酸塩(金属としてNa,Ca,Ba,
Znなど)、カルボン酸エステル、アルコキシフエ
ニルアミン、ジエタノールアミン誘導体、アミノ
アルコール、モノまたはジリン酸エステル、亜リ
ン酸エステルなどの添加剤が知られている。これ
らの添加剤を鉱油に配合した防錆油を鋼材などの
表面に塗布しさびの発生を抑制している。しかし
ながら、これらの添加剤を配合した防錆油のさび
止め性能は、使用条件によつてかなり異なる。例
えば、鋼板等に塗布した場合、ソルビタン部分エ
ステル、カルボン酸などは湿潤試験法(JIS―
Z0231)ではさび止め性能は良好であるが、塩水
浸せき試験法(JIS―Z1801)では悪い結果を示
し、いずれの使用条件においてもすぐれたさび止
め性能を有する防錆油はない。また、防錆油を塗
布した鋼板を染絞り等の低い加工条件においても
潤滑不足のため金型の損傷,摩耗や成形品の破断
等が起り防錆油のみでは加工できないため、プレ
ス成形時に加工油を更に塗布しているのが通常で
ある。しかし、加工油の潤滑性が阻害されるため
焼付が生じやすいといつた問題があり、防錆と潤
滑効果を同時に持つたすぐれた防錆潤滑剤が望ま
れている。 一方、熱間圧延によつて製造される鋼材及び伸
線の表面に、その冷却過程において防錆と潤滑機
能を保持させる冷間加工用防錆潤滑処理方法(特
公昭57―19159号公報)が知られている。この処
理法は、熱間圧延で製造された鋼材または、線材
が高温(600℃)から室温までの冷却過程の間に、
水溶性樹脂とワツクス、脂肪酸、高級脂肪酸エス
テル、金属石けん等潤滑剤を含むリン酸水溶処理
液中に浸漬せしめ、脱スケールと同時にリン化合
物、樹脂、潤滑剤から成る皮膜を鋼材、線材表面
に形成させるものである。皮膜形成後の鋼材は、
防錆性能に於て優れたものであるが塑性加工とし
ようとする寸法に切断してから使用する場合、そ
の破断面には潤滑皮膜がない状態となり、新たに
潤滑処理を行う必要がある。また、塑性変形の大
きい場合や複雑な形状のものを成形する場合、鋼
材がダイスと直接接触し焼付きといつた致命的な
問題が発生する場合があり、さらに高性能な防錆
と潤滑機能を持つた防錆潤滑処理剤の開発が望ま
れている。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、単に鋼材、鋼板等の被加工体
表面に塗布するだけで防錆と潤滑機能とを果たす
優れた防錆潤滑剤と、これを用いた防錆潤滑処理
方法とを提供するにある。 〔発明の概要〕 本発明の防錆潤滑剤は、潤滑油に縮合リン酸と
一般式 (RO)3P ……() (R…アリール基、アルキル基である。) 及び/または (RO)2PHO ……() (R…アリール基、アルキル基である。) で表わされる亜リン酸エステルの1種以上を含有
させ防錆と潤滑の相乗効果を持つた新規な防錆潤
滑油である。 本発明において使用する縮合リン酸としては、
メタリン酸、ピロリン酸、ポリリン酸等であるが
潤滑油に溶解しない場合、分散タイプとなるた
め、特に、ピロリン酸またはポリリン酸が好まし
い。また、亜リン酸エステルとしては、トリフエ
ニルホスフアイト、トリス(ノニルフエニル)ホ
スフアイト、トリイソオクチルホスフアイト、ジ
フエニルイソデシルホスフアイト、フエニルジイ
ソデシルホスフアイト、トリイソデシルホスフア
イト、トリステアリルホスフアイト、トリオレイ
ルホスフアイト、ジブチルハイドロゼンホスフア
イト、ジ―2―エチルヘキシルハイドロゼンホス
フアイト、ジラウリルハイドロゼンホスフアイ
ト、ジオレイルハイドロゼンホスフアイト等が挙
げられる。 本発明に使用される潤滑油としては、鉱油、ま
たはポリオレフイン油、ポリグリコール油、ケイ
酸エステル油、ジエステル油、ポリオールエステ
ル油、ポリフエニ―ルエーテル油、フツ素油、シ
リコーン油の合成油およびこれらの混合油等が使
用できる。 鉱油、合成油またはこれらの混合油等に不溶な
縮合リン酸、亜リン酸エステルを配合する場合
は、乳化剤により均一に懸濁分散させて用いるの
がよい。乳化剤は、潤滑油及び縮合リン酸、亜リ
ン酸エステルの種類によつて任意に選定できる
が、一例としてポリメリツクコハク酸のエステル
が有効である。 本発明の防錆潤滑剤は、潤滑油に対して縮合リ
ン酸1重量%、亜リン酸エステルは縮合リン酸添
加量の0.5倍の添加量で防錆機能と潤滑機能とを
特に効果的に発揮できるが、鋼材または鋼板の塑
性加工で加工度が高い場合や複雑な形成の部品を
成形する場合、潤滑油に対し縮合リン酸3〜6重
量%、亜リン酸エステルは縮合リン酸添加量の
1.5〜4倍の添加量がその効果や経済面などから
好ましい。 本発明の防錆潤滑剤の使用方法は、鋼材、鋼板
等の表面にハケ塗り、スプレーまたは防錆潤滑剤
に浸漬などにより塗布すればよい。また、本発明
の防錆潤滑剤または塑性加工しようとする鋼材、
鋼板等のいずれか一方を加熱し金属材料を潤滑油
中に浸漬して、金属表面に防錆と潤滑被膜を持つ
た反応膜を形成させた後、塑性加工を行うことが
できる。この場合、防錆潤滑剤または鋼材、鋼板
等の温度は、50〜150℃が望ましい。 〔発明の実施例〕 実施例 1〜12 40℃の粘度が150mm2/Sの鉱油88重量%、ピロ
リン酸4重量%、亜リン酸エステル8重量%から
成る第1表に示した本発明の防錆潤滑中に防錆試
験用鋼板及び加工性能試験用素材を浸漬塗布した
後、湿潤試験法及び格納試験法による防錆性能、
また、前方押出加工法による加工性能を評価し
た。評価結果を第1表に示した。なお防錆性能及
び加工性能の評価は、次の条件で行つた。 <防錆性能の試験法> (1) 湿潤試験法(JIS―Z―0228に準拠) この試験は、高温高湿下におけるさび止め性を
性能を評価するものである。試験片寸法20mm×40
mm厚さ2mのクロム・モリブデン鋼(SCM415)
を5個1組とし、これを油中に1分間浸漬し、油
切りしたあと温度50℃、湿度95%以上の恒温恒湿
槽内に20日間つるし、試験片表面にさびの発生状
態を調べた。 (2) 格納試験法(JIS―Z0231に準拠) 直射光線、風雨にさらされぬ貯蔵条件下におけ
るさび止め性能を評価するものである。試験片
は、湿潤試験法と同じ寸法、同じ材質のものに油
を塗布しこれを5個1組として室内につるさげ60
日間自然放置の試験片表面のさびの発生状態を調
べた。 (3) 加工性能評価法 (3―1)加工条件
り、特に冷間加工等に用いるに好適な防錆潤滑剤
及び防錆潤滑方法に関する。 〔発明の背景〕 鋼材などのさび止め剤としては、金属表面に対
し強い吸着性を持つ極性基と油に対しする溶解性
を有する親油基を持つたカルボン酸、カルボン酸
塩(金属としてCa,Ba,Mg,Al,Zn,Pbな
ど)、スルホン酸塩(金属としてNa,Ca,Ba,
Znなど)、カルボン酸エステル、アルコキシフエ
ニルアミン、ジエタノールアミン誘導体、アミノ
アルコール、モノまたはジリン酸エステル、亜リ
ン酸エステルなどの添加剤が知られている。これ
らの添加剤を鉱油に配合した防錆油を鋼材などの
表面に塗布しさびの発生を抑制している。しかし
ながら、これらの添加剤を配合した防錆油のさび
止め性能は、使用条件によつてかなり異なる。例
えば、鋼板等に塗布した場合、ソルビタン部分エ
ステル、カルボン酸などは湿潤試験法(JIS―
Z0231)ではさび止め性能は良好であるが、塩水
浸せき試験法(JIS―Z1801)では悪い結果を示
し、いずれの使用条件においてもすぐれたさび止
め性能を有する防錆油はない。また、防錆油を塗
布した鋼板を染絞り等の低い加工条件においても
潤滑不足のため金型の損傷,摩耗や成形品の破断
等が起り防錆油のみでは加工できないため、プレ
ス成形時に加工油を更に塗布しているのが通常で
ある。しかし、加工油の潤滑性が阻害されるため
焼付が生じやすいといつた問題があり、防錆と潤
滑効果を同時に持つたすぐれた防錆潤滑剤が望ま
れている。 一方、熱間圧延によつて製造される鋼材及び伸
線の表面に、その冷却過程において防錆と潤滑機
能を保持させる冷間加工用防錆潤滑処理方法(特
公昭57―19159号公報)が知られている。この処
理法は、熱間圧延で製造された鋼材または、線材
が高温(600℃)から室温までの冷却過程の間に、
水溶性樹脂とワツクス、脂肪酸、高級脂肪酸エス
テル、金属石けん等潤滑剤を含むリン酸水溶処理
液中に浸漬せしめ、脱スケールと同時にリン化合
物、樹脂、潤滑剤から成る皮膜を鋼材、線材表面
に形成させるものである。皮膜形成後の鋼材は、
防錆性能に於て優れたものであるが塑性加工とし
ようとする寸法に切断してから使用する場合、そ
の破断面には潤滑皮膜がない状態となり、新たに
潤滑処理を行う必要がある。また、塑性変形の大
きい場合や複雑な形状のものを成形する場合、鋼
材がダイスと直接接触し焼付きといつた致命的な
問題が発生する場合があり、さらに高性能な防錆
と潤滑機能を持つた防錆潤滑処理剤の開発が望ま
れている。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、単に鋼材、鋼板等の被加工体
表面に塗布するだけで防錆と潤滑機能とを果たす
優れた防錆潤滑剤と、これを用いた防錆潤滑処理
方法とを提供するにある。 〔発明の概要〕 本発明の防錆潤滑剤は、潤滑油に縮合リン酸と
一般式 (RO)3P ……() (R…アリール基、アルキル基である。) 及び/または (RO)2PHO ……() (R…アリール基、アルキル基である。) で表わされる亜リン酸エステルの1種以上を含有
させ防錆と潤滑の相乗効果を持つた新規な防錆潤
滑油である。 本発明において使用する縮合リン酸としては、
メタリン酸、ピロリン酸、ポリリン酸等であるが
潤滑油に溶解しない場合、分散タイプとなるた
め、特に、ピロリン酸またはポリリン酸が好まし
い。また、亜リン酸エステルとしては、トリフエ
ニルホスフアイト、トリス(ノニルフエニル)ホ
スフアイト、トリイソオクチルホスフアイト、ジ
フエニルイソデシルホスフアイト、フエニルジイ
ソデシルホスフアイト、トリイソデシルホスフア
イト、トリステアリルホスフアイト、トリオレイ
ルホスフアイト、ジブチルハイドロゼンホスフア
イト、ジ―2―エチルヘキシルハイドロゼンホス
フアイト、ジラウリルハイドロゼンホスフアイ
ト、ジオレイルハイドロゼンホスフアイト等が挙
げられる。 本発明に使用される潤滑油としては、鉱油、ま
たはポリオレフイン油、ポリグリコール油、ケイ
酸エステル油、ジエステル油、ポリオールエステ
ル油、ポリフエニ―ルエーテル油、フツ素油、シ
リコーン油の合成油およびこれらの混合油等が使
用できる。 鉱油、合成油またはこれらの混合油等に不溶な
縮合リン酸、亜リン酸エステルを配合する場合
は、乳化剤により均一に懸濁分散させて用いるの
がよい。乳化剤は、潤滑油及び縮合リン酸、亜リ
ン酸エステルの種類によつて任意に選定できる
が、一例としてポリメリツクコハク酸のエステル
が有効である。 本発明の防錆潤滑剤は、潤滑油に対して縮合リ
ン酸1重量%、亜リン酸エステルは縮合リン酸添
加量の0.5倍の添加量で防錆機能と潤滑機能とを
特に効果的に発揮できるが、鋼材または鋼板の塑
性加工で加工度が高い場合や複雑な形成の部品を
成形する場合、潤滑油に対し縮合リン酸3〜6重
量%、亜リン酸エステルは縮合リン酸添加量の
1.5〜4倍の添加量がその効果や経済面などから
好ましい。 本発明の防錆潤滑剤の使用方法は、鋼材、鋼板
等の表面にハケ塗り、スプレーまたは防錆潤滑剤
に浸漬などにより塗布すればよい。また、本発明
の防錆潤滑剤または塑性加工しようとする鋼材、
鋼板等のいずれか一方を加熱し金属材料を潤滑油
中に浸漬して、金属表面に防錆と潤滑被膜を持つ
た反応膜を形成させた後、塑性加工を行うことが
できる。この場合、防錆潤滑剤または鋼材、鋼板
等の温度は、50〜150℃が望ましい。 〔発明の実施例〕 実施例 1〜12 40℃の粘度が150mm2/Sの鉱油88重量%、ピロ
リン酸4重量%、亜リン酸エステル8重量%から
成る第1表に示した本発明の防錆潤滑中に防錆試
験用鋼板及び加工性能試験用素材を浸漬塗布した
後、湿潤試験法及び格納試験法による防錆性能、
また、前方押出加工法による加工性能を評価し
た。評価結果を第1表に示した。なお防錆性能及
び加工性能の評価は、次の条件で行つた。 <防錆性能の試験法> (1) 湿潤試験法(JIS―Z―0228に準拠) この試験は、高温高湿下におけるさび止め性を
性能を評価するものである。試験片寸法20mm×40
mm厚さ2mのクロム・モリブデン鋼(SCM415)
を5個1組とし、これを油中に1分間浸漬し、油
切りしたあと温度50℃、湿度95%以上の恒温恒湿
槽内に20日間つるし、試験片表面にさびの発生状
態を調べた。 (2) 格納試験法(JIS―Z0231に準拠) 直射光線、風雨にさらされぬ貯蔵条件下におけ
るさび止め性能を評価するものである。試験片
は、湿潤試験法と同じ寸法、同じ材質のものに油
を塗布しこれを5個1組として室内につるさげ60
日間自然放置の試験片表面のさびの発生状態を調
べた。 (3) 加工性能評価法 (3―1)加工条件
【表】
【表】
(3―2)加工性能
図に示した金型1に金型加熱用バンドヒーター
2を取り付け、金型温度を5〜10℃ずつ段階的に
上げ潤滑油を塗布した素材3をコンテナ4に入
れ、ラクトン油圧プレス(加工速度、約5mm/
秒)を用いて、20本ずつ加工し、加工後の素材表
面に燃付現象が生じない最高の金型温度を測定し
た。この温度が高い程、潤滑油の加工性能が優れ
ている。 (4) 比較例に用いた潤滑油は、いずれも防錆型プ
レス加工油であるが配合比は不明である。 比較例 1 ベース油:鉱油 添加剤:塩素化合物、硫黄系化合物 防錆剤:含有 比較例 2 ベース油:鉱油 添加剤:塩化炭化水素、脂肪酸、オレイン
酸、エステル 防錆剤:含有 第1表から明らかなように本発明の防錆潤滑油
は、比較例のものに比し、鋼材のさび止め性能及
び加工性能においても優れていることがわかる。
2を取り付け、金型温度を5〜10℃ずつ段階的に
上げ潤滑油を塗布した素材3をコンテナ4に入
れ、ラクトン油圧プレス(加工速度、約5mm/
秒)を用いて、20本ずつ加工し、加工後の素材表
面に燃付現象が生じない最高の金型温度を測定し
た。この温度が高い程、潤滑油の加工性能が優れ
ている。 (4) 比較例に用いた潤滑油は、いずれも防錆型プ
レス加工油であるが配合比は不明である。 比較例 1 ベース油:鉱油 添加剤:塩素化合物、硫黄系化合物 防錆剤:含有 比較例 2 ベース油:鉱油 添加剤:塩化炭化水素、脂肪酸、オレイン
酸、エステル 防錆剤:含有 第1表から明らかなように本発明の防錆潤滑油
は、比較例のものに比し、鋼材のさび止め性能及
び加工性能においても優れていることがわかる。
【表】
◎…発錆なし、○…微少さび1〜2点発生 △…直
径1〜4mmのさび1点以上発生、×…試験片
面積の1/4以上さび発生
実施例 13〜27 ベース油として40℃における粘度が100mm2/S
のポリオレフイン油、58mm2/Sのポリオールエス
テル油、200mm2/Sのポリフエニールエーテル油、
200mm2/Sのシリコーン油及び85mm2/Sのポリグ
リコール油88重量%、ピロリン酸4重量%、亜リ
ン酸エステル8重量%からなる第2表に示した本
発明の防錆潤滑油を実施例1〜12と同様な方法で
鋼材に対するさび止め性能及び加工性能を評価し
た。評価結果を第2表に示した。 第2表の結果から本発明の防錆潤滑油は、いず
れのベース油を使用しても鋼材に対するさび止め
性能及び加工性能においても第1表に示した比較
例のものに比しすぐれていることがわかる。
径1〜4mmのさび1点以上発生、×…試験片
面積の1/4以上さび発生
実施例 13〜27 ベース油として40℃における粘度が100mm2/S
のポリオレフイン油、58mm2/Sのポリオールエス
テル油、200mm2/Sのポリフエニールエーテル油、
200mm2/Sのシリコーン油及び85mm2/Sのポリグ
リコール油88重量%、ピロリン酸4重量%、亜リ
ン酸エステル8重量%からなる第2表に示した本
発明の防錆潤滑油を実施例1〜12と同様な方法で
鋼材に対するさび止め性能及び加工性能を評価し
た。評価結果を第2表に示した。 第2表の結果から本発明の防錆潤滑油は、いず
れのベース油を使用しても鋼材に対するさび止め
性能及び加工性能においても第1表に示した比較
例のものに比しすぐれていることがわかる。
【表】
実施例 28〜43
40℃における粘度が150mm2/Sの鉱油にピロリ
ン酸及びジオレイルハイドロゼンホスフアイトを
第3表に示す添加量からなる本発明の防錆潤滑油
を得た。これを実施例1と同じ条件で湿潤試験、
格納試験によるさび止め性及び加工性能を評価し
た。結果を第3表に示した。 第3表から明らかなように鋼材に対するさび止
め性及び加工性能は、ピロリン酸が3重量%でか
つジオレイルハイドロゼンホスフアイト添加量が
ピロリン酸の1.5倍以上になるときわめて良好な
結果を示す。また、ピロリン酸2重量%、ジオレ
イルハイドロゼンホスフアイト添加量がピロリン
酸と同じ場合においても第1表に示した比較例の
ものに比しさび止め性、加工性能がすぐれてい
る。
ン酸及びジオレイルハイドロゼンホスフアイトを
第3表に示す添加量からなる本発明の防錆潤滑油
を得た。これを実施例1と同じ条件で湿潤試験、
格納試験によるさび止め性及び加工性能を評価し
た。結果を第3表に示した。 第3表から明らかなように鋼材に対するさび止
め性及び加工性能は、ピロリン酸が3重量%でか
つジオレイルハイドロゼンホスフアイト添加量が
ピロリン酸の1.5倍以上になるときわめて良好な
結果を示す。また、ピロリン酸2重量%、ジオレ
イルハイドロゼンホスフアイト添加量がピロリン
酸と同じ場合においても第1表に示した比較例の
ものに比しさび止め性、加工性能がすぐれてい
る。
【表】
【表】
実施例 44〜65
40℃における粘度が150mm2/Sの鉱油、100mm2/
Sのポリオレフイン油、58mm2/Sのポリオールエ
ステル油、200mm2/Sのシリコーン油にメタリン
酸、ポリリン酸及びトリイソデシルホスフアイト
をそれぞれ第4表に示す添加量の本発明の防錆潤
滑油を得た。これを実施例1と同じ条件で湿潤試
験及び加工性能を評価した。結果を第4表に示し
た。 第4表の結果から明らかなようにさび止め性,
加工性能にすぐれていることがわかる。
Sのポリオレフイン油、58mm2/Sのポリオールエ
ステル油、200mm2/Sのシリコーン油にメタリン
酸、ポリリン酸及びトリイソデシルホスフアイト
をそれぞれ第4表に示す添加量の本発明の防錆潤
滑油を得た。これを実施例1と同じ条件で湿潤試
験及び加工性能を評価した。結果を第4表に示し
た。 第4表の結果から明らかなようにさび止め性,
加工性能にすぐれていることがわかる。
【表】
【表】
実施例 66
実施例12と同じ組成の防錆潤滑油中にさび止め
性評価用の試験片及び加工性能評価の試験素材を
50℃及び150℃に加熱したものを1分間浸漬し、
実施例1と同じ条件でさび止め性及び加工性能を
評価した。その結果、湿潤試験法で20日間放置後
においてもさびの発生が認められなかつた。ま
た、実施例1と同じ加工条件で加工性を評価した
結果、加工性能は350℃と良好な結果を示した。 〔発明の効果〕 以上説明した通り、本発明によれば鋼材表面に
防錆潤滑剤を塗布するだけで防錆・潤滑の両機能
が果たせる為、従来のような防錆処理や燐酸塩被
膜の潤滑処理が不要となり、生産コストの大幅低
減が図れるという効果がある。
性評価用の試験片及び加工性能評価の試験素材を
50℃及び150℃に加熱したものを1分間浸漬し、
実施例1と同じ条件でさび止め性及び加工性能を
評価した。その結果、湿潤試験法で20日間放置後
においてもさびの発生が認められなかつた。ま
た、実施例1と同じ加工条件で加工性を評価した
結果、加工性能は350℃と良好な結果を示した。 〔発明の効果〕 以上説明した通り、本発明によれば鋼材表面に
防錆潤滑剤を塗布するだけで防錆・潤滑の両機能
が果たせる為、従来のような防錆処理や燐酸塩被
膜の潤滑処理が不要となり、生産コストの大幅低
減が図れるという効果がある。
図は防錆潤滑剤の加工性能評価用前方押出加工
金型の断面図である。 1…金型、2…金型加熱用バンドヒータ、3…
素材、4…コンテナ、5…加工工具部。
金型の断面図である。 1…金型、2…金型加熱用バンドヒータ、3…
素材、4…コンテナ、5…加工工具部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 潤滑油に縮合リン酸と、次式()及び/ま
たは()の亜リン酸エステルとを含有させたこ
とを特徴とする防錆潤滑油。 (RO)3P ……() (RO)2PHO ……() (各式中Rはアリール基またはアルキル基であ
る) 2 縮合リン酸と次式()及び/または()
の亜リン酸エステル含有の潤滑油或いは鋼材のい
ずれか一方を加熱し、鋼材表面に防錆潤滑被膜を
形成させることを特徴とする防錆潤滑処理方法。 (RO)3P ……() (RO)2PHO ……() (各式中Rはアリール基またはアルキル基であ
る)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5831284A JPS60202197A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 防錆潤滑剤及び防錆潤滑処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5831284A JPS60202197A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 防錆潤滑剤及び防錆潤滑処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60202197A JPS60202197A (ja) | 1985-10-12 |
| JPH0144239B2 true JPH0144239B2 (ja) | 1989-09-26 |
Family
ID=13080727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5831284A Granted JPS60202197A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 防錆潤滑剤及び防錆潤滑処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60202197A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07794B2 (ja) * | 1987-02-26 | 1995-01-11 | 三洋化成工業株式会社 | 防錆剤 |
| CN101688118B (zh) * | 2007-04-04 | 2014-10-29 | 多尔夫凯塔尔化学制品(I)私人有限公司 | 用新的协同增效的含磷化合物来抑制环烷酸腐蚀 |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP5831284A patent/JPS60202197A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60202197A (ja) | 1985-10-12 |
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