JPH0144810Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0144810Y2 JPH0144810Y2 JP1981101669U JP10166981U JPH0144810Y2 JP H0144810 Y2 JPH0144810 Y2 JP H0144810Y2 JP 1981101669 U JP1981101669 U JP 1981101669U JP 10166981 U JP10166981 U JP 10166981U JP H0144810 Y2 JPH0144810 Y2 JP H0144810Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- temperature
- pressure chamber
- engine
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジン冷却フアンの温度感応型流
体継手に関する。
体継手に関する。
一般に、エンジン冷却フアンの温度感応型流体
継手は、エンジンにより回転駆動するシヤフト
と、このシヤフトの先端に固定されたロータと、
前記シヤフト上に回転自在に組付けられて前記ロ
ータおよび作動流体を収容しかつ冷却フアンが取
付けられるハウジングと、このハウジング内に配
置されてその内部を前記ロータを収容し作動流体
に剪断作用を生じさせる作動室およびこの作動室
から還流する作動流体を貯留する貯油室に仕切る
仕切部材と、この仕切部材に設けた通孔を開閉す
る弁部材を備え、エンジンの温度上昇により前記
弁部材を作動させて前記仕切部材の通孔を開き、
前記貯油室の作動流体を前記作動室へ流入させる
ように構成されている。また、この種温度感応型
流体継手においては、温度感応部材として渦巻状
バイメタル等感温渦巻部材を採用し、ラジエータ
を通過した空気の温度を感温渦巻部材により感知
して弁部材を作動させるように構成されている。
従つて、従来のこの種温度感応型流体継手によれ
ば、ラジエータの通過空気の温度に応じて作動流
体の作動室への流入が制御され、冷却フアンの回
転速度も当該空気温度に応じて制御されることに
なる。しかしながら、当該空気温度はラジエータ
を通過する時間、量等により変動してエンジンの
温度にかならずしも対応しないため、冷却フアン
の回転速度をエンジン温度に応じて適確に制御す
ることができない。
継手は、エンジンにより回転駆動するシヤフト
と、このシヤフトの先端に固定されたロータと、
前記シヤフト上に回転自在に組付けられて前記ロ
ータおよび作動流体を収容しかつ冷却フアンが取
付けられるハウジングと、このハウジング内に配
置されてその内部を前記ロータを収容し作動流体
に剪断作用を生じさせる作動室およびこの作動室
から還流する作動流体を貯留する貯油室に仕切る
仕切部材と、この仕切部材に設けた通孔を開閉す
る弁部材を備え、エンジンの温度上昇により前記
弁部材を作動させて前記仕切部材の通孔を開き、
前記貯油室の作動流体を前記作動室へ流入させる
ように構成されている。また、この種温度感応型
流体継手においては、温度感応部材として渦巻状
バイメタル等感温渦巻部材を採用し、ラジエータ
を通過した空気の温度を感温渦巻部材により感知
して弁部材を作動させるように構成されている。
従つて、従来のこの種温度感応型流体継手によれ
ば、ラジエータの通過空気の温度に応じて作動流
体の作動室への流入が制御され、冷却フアンの回
転速度も当該空気温度に応じて制御されることに
なる。しかしながら、当該空気温度はラジエータ
を通過する時間、量等により変動してエンジンの
温度にかならずしも対応しないため、冷却フアン
の回転速度をエンジン温度に応じて適確に制御す
ることができない。
出願人は、このような問題に対処すべく、エン
ジン用冷却水の温度に応じて弁部材を作動させる
温度感応型流体継手を実願昭56−19860号(実開
昭57−132026号公報)にて提案している。当該温
度感応型流体継手は前記ハウジング内の貯油室
に、その内部を変圧室および定圧力室に区画する
区画部材と、これら両室間の圧力差により移動し
て前記弁部材を作動させる押動部材を配設すると
ともに、前記変圧室をエンジン用冷却水の温度に
応じて制御される圧力源に連通させてなり、前記
エンジン用冷却水の温度上昇により前記変圧室の
圧力を変化させ、同変圧室と前記定圧室間の圧力
差により前記押動部材を介して前記弁部材を作動
して前記仕切部材の通孔を開くように構成されて
いる。従つて、当該温度感応型流体継手によれ
ば、エンジン用冷却水の温度に応じて作動流体の
作動室への流入が制御されて同作動室内にて作動
流体により生じる剪断作用が調整され、これによ
り冷却フアンの回転速度がエンジン温度に応じて
制御される。しかしながら、当該温度感応型流体
継手においても前記定圧室が閉塞状態に構成され
ているため、作動流体等の温度の上昇により前記
定圧室の内圧が変動して押動部材の作動が不安定
となつて、弁部材の作動が不安定になるおそれが
ある。
ジン用冷却水の温度に応じて弁部材を作動させる
温度感応型流体継手を実願昭56−19860号(実開
昭57−132026号公報)にて提案している。当該温
度感応型流体継手は前記ハウジング内の貯油室
に、その内部を変圧室および定圧力室に区画する
区画部材と、これら両室間の圧力差により移動し
て前記弁部材を作動させる押動部材を配設すると
ともに、前記変圧室をエンジン用冷却水の温度に
応じて制御される圧力源に連通させてなり、前記
エンジン用冷却水の温度上昇により前記変圧室の
圧力を変化させ、同変圧室と前記定圧室間の圧力
差により前記押動部材を介して前記弁部材を作動
して前記仕切部材の通孔を開くように構成されて
いる。従つて、当該温度感応型流体継手によれ
ば、エンジン用冷却水の温度に応じて作動流体の
作動室への流入が制御されて同作動室内にて作動
流体により生じる剪断作用が調整され、これによ
り冷却フアンの回転速度がエンジン温度に応じて
制御される。しかしながら、当該温度感応型流体
継手においても前記定圧室が閉塞状態に構成され
ているため、作動流体等の温度の上昇により前記
定圧室の内圧が変動して押動部材の作動が不安定
となつて、弁部材の作動が不安定になるおそれが
ある。
本考案は、当該温度感応型流体継手における定
圧室の内圧を常に一定にして弁部材の作動を安定
化させ、以つて冷却フアンの回転速度をエンジン
温度に応じて的確に制御することにある。
圧室の内圧を常に一定にして弁部材の作動を安定
化させ、以つて冷却フアンの回転速度をエンジン
温度に応じて的確に制御することにある。
以下、本考案を図面に基づいて説明するに、第
1図には本考案に係る温度感応型流体継手(以下
流体継手ということがある)の一例が示されてい
る。この流体継手は、冷却フアンの回転速度を3
段階に制御できる流体継手であり、駆動系部材1
0、被駆動系部材20、弁装置30、圧力作動装
置40および圧力源制御装置50を主要構成部材
としている。
1図には本考案に係る温度感応型流体継手(以下
流体継手ということがある)の一例が示されてい
る。この流体継手は、冷却フアンの回転速度を3
段階に制御できる流体継手であり、駆動系部材1
0、被駆動系部材20、弁装置30、圧力作動装
置40および圧力源制御装置50を主要構成部材
としている。
流体継手の駆動系部材10は、エンジンにより
回転駆動するシヤフト11とその先端に固定され
たロータ12とからなり、シヤフト11はエンジ
ンブロツク13にシールドベアリングを介して回
転可能に支持した支持ロツド14の先端に外嵌さ
れて、支持ロツド14上に固着したフランジ部1
5にプーリ16とともに一体的に取付固定されて
いる。また、被駆動系部材20はシヤフト11上
にシールドベアリングを介して回転可能に組付け
られたハウジング21と、複数の外側通孔22a
および内側通孔22bを備えた環状の仕切板22
とからなり、仕切板22はハウジング21の中間
部材21bに取付けられてロータ12の筒部12
a外周上に位置し、ハウジング21の前方部材2
1a側に貯油室R1を形成しかつハウジング21
の後方部材21c側に作動室R2を形成してい
る。作動室R2は、ロータ12の円盤部12bを
収容するもので円盤部12bと後方部材21c間
および円盤部12bと仕切板22間に剪断空間1
2c,12dが形成されている。これにより、ロ
ータ12が回転すると剪断空間12c,12dに
存在する作動油の剪断作用によりハウジング21
および図示しない冷却フアンが回転されるととも
に、作動室R2に存在する作動油がロータ12と
ハウジング21間のポンプ作用により貯油室R1
へ還流する。また、貯油室R1の作動油は、後述
する弁装置30が作動して仕切板22の各通孔2
2a,22bを開いた時各通孔22a,22bを
通して作動室R2へ流入し、作動油の剪断作用を
高めてハウジング21および冷却フアンの回転速
度を高める。
回転駆動するシヤフト11とその先端に固定され
たロータ12とからなり、シヤフト11はエンジ
ンブロツク13にシールドベアリングを介して回
転可能に支持した支持ロツド14の先端に外嵌さ
れて、支持ロツド14上に固着したフランジ部1
5にプーリ16とともに一体的に取付固定されて
いる。また、被駆動系部材20はシヤフト11上
にシールドベアリングを介して回転可能に組付け
られたハウジング21と、複数の外側通孔22a
および内側通孔22bを備えた環状の仕切板22
とからなり、仕切板22はハウジング21の中間
部材21bに取付けられてロータ12の筒部12
a外周上に位置し、ハウジング21の前方部材2
1a側に貯油室R1を形成しかつハウジング21
の後方部材21c側に作動室R2を形成してい
る。作動室R2は、ロータ12の円盤部12bを
収容するもので円盤部12bと後方部材21c間
および円盤部12bと仕切板22間に剪断空間1
2c,12dが形成されている。これにより、ロ
ータ12が回転すると剪断空間12c,12dに
存在する作動油の剪断作用によりハウジング21
および図示しない冷却フアンが回転されるととも
に、作動室R2に存在する作動油がロータ12と
ハウジング21間のポンプ作用により貯油室R1
へ還流する。また、貯油室R1の作動油は、後述
する弁装置30が作動して仕切板22の各通孔2
2a,22bを開いた時各通孔22a,22bを
通して作動室R2へ流入し、作動油の剪断作用を
高めてハウジング21および冷却フアンの回転速
度を高める。
しかして、ハウジング21内には、弁装置30
と圧力作動装置40が配設されている。弁装置3
0は、第1弁板31および第2弁板32と、両弁
板31,32をそれぞれ後方へ付勢する第1スプ
リング33および第2スプリング34からなり、
また圧力作動装置40は、プツシユロツド41、
ダイヤフラム42、弁体43およびプツシユロツ
ド41を前方へ付勢する第1スプリング44、弁
体43を後方へ付勢する第2スプリング45とか
らなる。第1弁板31は所定幅の板バネでその中
央部にリテーナ31aを備え、その脚部31bに
て通孔22aを開閉する。また、第2弁板32は
環状プレートの両側に2つに分岐した一対の脚部
を2組32a,32b備え、これら脚部32a,
32bにて通孔22bを開閉する。第1弁板31
の脚部31bは第2弁板32の分岐脚部間を挿通
している。プツシユロツド41はその後端に、外
周線をロータ12の筒部12a先端に固定したダ
イヤフラム42の内周縁が固定されていて、ロー
タ12の筒部12a先端に固定した筒状のガイド
部材46を前後方向へ移動可能に貫通している。
また、プツシユロツド41の後端には筒状リテー
ナ47が固定されていて、筒状リテーナ47内に
介装した第2スプリング45の付勢力にて弁体4
3は筒状リテーナ47の後端フランジ部に当接し
ている。かかるプツシユロツド41は、ダイヤフ
ラム42とシヤフト11の先端間に介装した第1
スプリング44の付勢力にて前方へ移動し、ボー
ル42aおよびリテーナ31aを介して第1弁板
31と係合して第1弁板31を第1スプリング3
3に抗して前方へ撓ませ、かつ第2弁板32を第
1弁板31を介して第2スプリング34に抗して
前方へ撓ませている。この状態において、第1弁
板31は仕切板22の外側通孔22aを開き、か
つ第2弁板32は仕切板22の内側通孔22bを
開いている。また、ダイヤフラム42はその前方
側に定圧室raを、その後方側に変圧室rbを形成し
ている。この定圧室raは大気に連通し、また変圧
室rbは圧力制御装置50を介して負圧源に連通し
ている。
と圧力作動装置40が配設されている。弁装置3
0は、第1弁板31および第2弁板32と、両弁
板31,32をそれぞれ後方へ付勢する第1スプ
リング33および第2スプリング34からなり、
また圧力作動装置40は、プツシユロツド41、
ダイヤフラム42、弁体43およびプツシユロツ
ド41を前方へ付勢する第1スプリング44、弁
体43を後方へ付勢する第2スプリング45とか
らなる。第1弁板31は所定幅の板バネでその中
央部にリテーナ31aを備え、その脚部31bに
て通孔22aを開閉する。また、第2弁板32は
環状プレートの両側に2つに分岐した一対の脚部
を2組32a,32b備え、これら脚部32a,
32bにて通孔22bを開閉する。第1弁板31
の脚部31bは第2弁板32の分岐脚部間を挿通
している。プツシユロツド41はその後端に、外
周線をロータ12の筒部12a先端に固定したダ
イヤフラム42の内周縁が固定されていて、ロー
タ12の筒部12a先端に固定した筒状のガイド
部材46を前後方向へ移動可能に貫通している。
また、プツシユロツド41の後端には筒状リテー
ナ47が固定されていて、筒状リテーナ47内に
介装した第2スプリング45の付勢力にて弁体4
3は筒状リテーナ47の後端フランジ部に当接し
ている。かかるプツシユロツド41は、ダイヤフ
ラム42とシヤフト11の先端間に介装した第1
スプリング44の付勢力にて前方へ移動し、ボー
ル42aおよびリテーナ31aを介して第1弁板
31と係合して第1弁板31を第1スプリング3
3に抗して前方へ撓ませ、かつ第2弁板32を第
1弁板31を介して第2スプリング34に抗して
前方へ撓ませている。この状態において、第1弁
板31は仕切板22の外側通孔22aを開き、か
つ第2弁板32は仕切板22の内側通孔22bを
開いている。また、ダイヤフラム42はその前方
側に定圧室raを、その後方側に変圧室rbを形成し
ている。この定圧室raは大気に連通し、また変圧
室rbは圧力制御装置50を介して負圧源に連通し
ている。
すなわち、ハウジング21の前方部材21aの
中央凹所には通孔21dが形成されていて、この
凹所に取付部材23を介してエアフイルタ24が
取付けられている。これにより、貯油室R1に形
成された定圧室raはエアフイルタ24を通して大
気に連通している。一方、シヤフト11の軸心部
には変圧室rbに突出する突出部11aが形成され
ている。この突出部11aの先端には弁体43が
着座するもので、当該部位には支持ロツド14の
軸心に設けた通孔14aと変圧室rbに連通する通
孔11bが形成されている。また、シヤフト11
の通孔11bより外側には、支持ロツド14の通
孔14aより外側に設けた通孔14bと変圧室rb
に連通する通孔11cが形成されている。この通
孔14aは両シールドベアリング17a,17b
間に形成された環状室rcに連通し、かつ通孔14
bはシールドベアリング17bの後方側に形成さ
れた環状室rdに連通している。
中央凹所には通孔21dが形成されていて、この
凹所に取付部材23を介してエアフイルタ24が
取付けられている。これにより、貯油室R1に形
成された定圧室raはエアフイルタ24を通して大
気に連通している。一方、シヤフト11の軸心部
には変圧室rbに突出する突出部11aが形成され
ている。この突出部11aの先端には弁体43が
着座するもので、当該部位には支持ロツド14の
軸心に設けた通孔14aと変圧室rbに連通する通
孔11bが形成されている。また、シヤフト11
の通孔11bより外側には、支持ロツド14の通
孔14aより外側に設けた通孔14bと変圧室rb
に連通する通孔11cが形成されている。この通
孔14aは両シールドベアリング17a,17b
間に形成された環状室rcに連通し、かつ通孔14
bはシールドベアリング17bの後方側に形成さ
れた環状室rdに連通している。
圧力制御装置50は、バイメタルバキユームス
イツチングバルブである2箇の3ポート2位置切
換弁51,52からなるもので、各切換弁51,
52はバイメタル51a,52aを一体的に備え
ている。各バイメタル51a,52aは皿状を呈
しており、温度変化に伴うスナツプアクシヨン
(凹凸の反転)を利用して通路の切換を行う。切
換弁51は管路53,54を介してエンジンのイ
ンテークマニホールド55と環状室rcに連通し、
かつ切換弁52は管路53,56を介してインテ
ークマニホールド55と環状室rdに連通してい
る。各切換弁51,52は、エンジン用冷却水の
水温が低い場合にはバイメタル51a,52aの
作用により第1図示の状態にあつて変圧室rdをイ
ンテークマニホールド55に連通させている。ま
た、エンジン用冷却水の水温が上昇して所定の中
温度に達すると、切換弁52はバイメタル52a
の反転作用により第1図示右方へ切換作動して、
変圧室rbは切換弁51を介してインテークマニホ
ールド55にかつ切換弁52および絞り52bを
介して大気に連通する。エンジン用冷却水の水温
がさらに上昇して所定の高温に達すると、切換弁
51も第1図示右方へ切換作動して第3図示の状
態となり、変圧室rbは両切換弁51,52を介し
て大気に連通する。従つて、エンジン停止時にお
いては、大気が変圧室rbに付与され、またエンジ
ン駆動時においては、エンジン用冷却水の水温が
低い場合所定の高い負圧が、水温が中温度の場合
所定の低い負圧が、また水温が高温度の場合大気
がそれぞれ変圧室rbに付与される。
イツチングバルブである2箇の3ポート2位置切
換弁51,52からなるもので、各切換弁51,
52はバイメタル51a,52aを一体的に備え
ている。各バイメタル51a,52aは皿状を呈
しており、温度変化に伴うスナツプアクシヨン
(凹凸の反転)を利用して通路の切換を行う。切
換弁51は管路53,54を介してエンジンのイ
ンテークマニホールド55と環状室rcに連通し、
かつ切換弁52は管路53,56を介してインテ
ークマニホールド55と環状室rdに連通してい
る。各切換弁51,52は、エンジン用冷却水の
水温が低い場合にはバイメタル51a,52aの
作用により第1図示の状態にあつて変圧室rdをイ
ンテークマニホールド55に連通させている。ま
た、エンジン用冷却水の水温が上昇して所定の中
温度に達すると、切換弁52はバイメタル52a
の反転作用により第1図示右方へ切換作動して、
変圧室rbは切換弁51を介してインテークマニホ
ールド55にかつ切換弁52および絞り52bを
介して大気に連通する。エンジン用冷却水の水温
がさらに上昇して所定の高温に達すると、切換弁
51も第1図示右方へ切換作動して第3図示の状
態となり、変圧室rbは両切換弁51,52を介し
て大気に連通する。従つて、エンジン停止時にお
いては、大気が変圧室rbに付与され、またエンジ
ン駆動時においては、エンジン用冷却水の水温が
低い場合所定の高い負圧が、水温が中温度の場合
所定の低い負圧が、また水温が高温度の場合大気
がそれぞれ変圧室rbに付与される。
このように構成した流体継手は、エンジンの停
止時第1図に示す状態にある。すなわち、圧力制
御装置50の両切換弁51,52は図示左方に位
置して変圧室rbをインテークマニホールド55に
連通させているが、インテークマニホールド55
には負圧が生じていないため変圧室rbは大気圧と
なつている。このため、プツシユロツド41は第
1スプリング44の付勢力にて前方へ移動してい
て、両スプリング33,34に抗して両弁板3
1,32を撓ませており、仕切板22の両通孔2
2a,22bを開いている。また、弁体43は第
2スプリング45の付勢力にて筒状リテーナ47
の後端に当接している。
止時第1図に示す状態にある。すなわち、圧力制
御装置50の両切換弁51,52は図示左方に位
置して変圧室rbをインテークマニホールド55に
連通させているが、インテークマニホールド55
には負圧が生じていないため変圧室rbは大気圧と
なつている。このため、プツシユロツド41は第
1スプリング44の付勢力にて前方へ移動してい
て、両スプリング33,34に抗して両弁板3
1,32を撓ませており、仕切板22の両通孔2
2a,22bを開いている。また、弁体43は第
2スプリング45の付勢力にて筒状リテーナ47
の後端に当接している。
しかして、エンジンを駆動させると、エンジン
用冷却水の水温が低い場合には両切換弁51,5
2はなお第1図の図示位置にあるため、インテー
クマニホールド55に生じた負圧が両切換弁5
1,52を介して変圧室rbに付与される。このた
め、定圧室raと変圧室rb間に圧力差が生じて、プ
ツシユロツド41は第2図に示すように第1スプ
リング44に抗して後方へ移動する。この結果、
弁体43はシヤフト11の突出部11a先端に着
座するとともに、両弁板31,32は撓みを解消
されて仕切板22の両通孔22a,22bを閉じ
る。従つて、エンジン用冷却水の水温が低い場合
には、作動室R2から貯油室R1へ還流した作動
油は作動室R2へ流入するとがなく、作動室R2
のわずかな作動油により生ずる剪断作用によりシ
ヤフト11の回転がハウジング21に伝達され、
ハウジング21と一体の図示しない冷却フアンは
低速回転する。なお、この間弁体43のシヤフト
11の突出部11aの先端への着座が維持され、
着座後変圧室rbへの負圧は切換弁52を通してな
される。
用冷却水の水温が低い場合には両切換弁51,5
2はなお第1図の図示位置にあるため、インテー
クマニホールド55に生じた負圧が両切換弁5
1,52を介して変圧室rbに付与される。このた
め、定圧室raと変圧室rb間に圧力差が生じて、プ
ツシユロツド41は第2図に示すように第1スプ
リング44に抗して後方へ移動する。この結果、
弁体43はシヤフト11の突出部11a先端に着
座するとともに、両弁板31,32は撓みを解消
されて仕切板22の両通孔22a,22bを閉じ
る。従つて、エンジン用冷却水の水温が低い場合
には、作動室R2から貯油室R1へ還流した作動
油は作動室R2へ流入するとがなく、作動室R2
のわずかな作動油により生ずる剪断作用によりシ
ヤフト11の回転がハウジング21に伝達され、
ハウジング21と一体の図示しない冷却フアンは
低速回転する。なお、この間弁体43のシヤフト
11の突出部11aの先端への着座が維持され、
着座後変圧室rbへの負圧は切換弁52を通してな
される。
また、エンジン用冷却水が上昇して所定の中温
に達すると、切換弁52のみがバイメタル52a
の反転作用にて第2図示右方へ切換作動するた
め、切換弁52および絞り52bを通して変圧室
rbへ大気が付与される。この結果、定圧室raと変
圧室rb間の圧力差が減少して、第1スプリング4
4の作用にて、スプリング33に抗してプツシユ
ロツド41が前方へ移動する。この間、弁体43
は第2スプリング45と環状室rcからの負圧の作
用にてシヤフト11の突出部11aへの着座を維
持され、プツシユロツド41は弁体43が筒状リ
テーナ47の後端フランジ部に係合した時点でそ
の前方への移動を規制される。従つて、プツシユ
ロツド41は第1図示および第2図示の略中間部
位に位置し、第1弁板31のみを撓ませて仕切板
22の外側通孔22aのみを開く。このため、貯
油室R1に還流した作動油が外側通孔22aを通
して作動室R2へ流入し、増量された作動油によ
り生じる剪断作用によつてシヤフト11の回転が
ハウジング21に伝達され、冷却フアンは中速回
転する。なお、この間仮に弁体43がシヤフト1
1の突出部11aの先端から離間することがあつ
ても、環状室rcの負圧が瞬時変圧室rbに付与され
るため、弁体43は同先端に瞬時着座してプツシ
ユロツド41の現在位置を保持する。
に達すると、切換弁52のみがバイメタル52a
の反転作用にて第2図示右方へ切換作動するた
め、切換弁52および絞り52bを通して変圧室
rbへ大気が付与される。この結果、定圧室raと変
圧室rb間の圧力差が減少して、第1スプリング4
4の作用にて、スプリング33に抗してプツシユ
ロツド41が前方へ移動する。この間、弁体43
は第2スプリング45と環状室rcからの負圧の作
用にてシヤフト11の突出部11aへの着座を維
持され、プツシユロツド41は弁体43が筒状リ
テーナ47の後端フランジ部に係合した時点でそ
の前方への移動を規制される。従つて、プツシユ
ロツド41は第1図示および第2図示の略中間部
位に位置し、第1弁板31のみを撓ませて仕切板
22の外側通孔22aのみを開く。このため、貯
油室R1に還流した作動油が外側通孔22aを通
して作動室R2へ流入し、増量された作動油によ
り生じる剪断作用によつてシヤフト11の回転が
ハウジング21に伝達され、冷却フアンは中速回
転する。なお、この間仮に弁体43がシヤフト1
1の突出部11aの先端から離間することがあつ
ても、環状室rcの負圧が瞬時変圧室rbに付与され
るため、弁体43は同先端に瞬時着座してプツシ
ユロツド41の現在位置を保持する。
さらにまた、エンジン用冷却水が上昇して所定
の高温に達すると、切換弁52のみならず切換弁
51もバイメタル51aの反転作用にて第2図示
右方へ切換作動して第3図示の状態になり、両切
換弁51,52を通して大気が変圧室rbに付与さ
れて定圧室raと変圧室rb間の圧力差が無くなる。
このため、プツシユロツド41はさらに両スプリ
ング33,34に抗して前方へ移動して第2弁板
32をも撓ませて仕切板22の内側通孔22bを
も開く。この結果、貯油室R1に還流した作動油
は両通孔22a,22bを通して作動室R2へ流
入し、さらに増量された作動油により生ずる剪断
作用によつてシヤフト11の回転がハウジング2
1に伝達され、冷却フアンは高速回転する。
の高温に達すると、切換弁52のみならず切換弁
51もバイメタル51aの反転作用にて第2図示
右方へ切換作動して第3図示の状態になり、両切
換弁51,52を通して大気が変圧室rbに付与さ
れて定圧室raと変圧室rb間の圧力差が無くなる。
このため、プツシユロツド41はさらに両スプリ
ング33,34に抗して前方へ移動して第2弁板
32をも撓ませて仕切板22の内側通孔22bを
も開く。この結果、貯油室R1に還流した作動油
は両通孔22a,22bを通して作動室R2へ流
入し、さらに増量された作動油により生ずる剪断
作用によつてシヤフト11の回転がハウジング2
1に伝達され、冷却フアンは高速回転する。
このように、当該流体継手においては、エンジ
ン用冷却水の温度に応じて作動室R2へ流入する
作動油の量を制御しているので、冷却フアンの回
転速度をエンジン温度に応じて制御することがで
きる。また、当該流体継手においては、特に貯油
室R1に形成した定圧室raを大気に連通させてい
るので、作動油等の温度の上昇によつても定圧室
raの内圧を常に一定にすることができて、プツシ
ユロツド41による両弁板31,32の作動を安
定化させ、以つて冷却フアンの回転速度をエンジ
ン温度に応じて的確に制御することができる。
ン用冷却水の温度に応じて作動室R2へ流入する
作動油の量を制御しているので、冷却フアンの回
転速度をエンジン温度に応じて制御することがで
きる。また、当該流体継手においては、特に貯油
室R1に形成した定圧室raを大気に連通させてい
るので、作動油等の温度の上昇によつても定圧室
raの内圧を常に一定にすることができて、プツシ
ユロツド41による両弁板31,32の作動を安
定化させ、以つて冷却フアンの回転速度をエンジ
ン温度に応じて的確に制御することができる。
なお、本実施例においては、冷却フアンの回転
速度を負圧を利用して3段階に制御できる流体継
手の例について示したが、弁装置30、圧力作動
装置40、圧力制御装置50等を変更することに
より、冷却フアンの回転数を2段以上の複数段に
制御できる流体継手とすることができ、また負圧
に換えて圧縮空気を利用して冷却フアンの回転速
度を制御できる流体継手とすることができる。例
えば、上記実施例において弁板31,32および
これに対応する通孔22a,22bの数、変圧室
rbに対する負圧の付与手段の数等を適宜設定する
ことにより、冷却フアンの回転数の複数段制御が
可能である。
速度を負圧を利用して3段階に制御できる流体継
手の例について示したが、弁装置30、圧力作動
装置40、圧力制御装置50等を変更することに
より、冷却フアンの回転数を2段以上の複数段に
制御できる流体継手とすることができ、また負圧
に換えて圧縮空気を利用して冷却フアンの回転速
度を制御できる流体継手とすることができる。例
えば、上記実施例において弁板31,32および
これに対応する通孔22a,22bの数、変圧室
rbに対する負圧の付与手段の数等を適宜設定する
ことにより、冷却フアンの回転数の複数段制御が
可能である。
図面は本考案に係る流体継手の一例を示す縦断
面図であつて、第1図はエンジンの停止時におけ
る縦断面図、第2図はエンジンの駆動時における
エンジン用冷却水の水温が低い場合の縦断面図、
第3図は同エンジン用冷却水の水温が高い場合の
縦断面図である。 符号の説明、11……シヤフト、12……ロー
タ、21……ハウジング、21d……通孔、22
……仕切板、22a,22b……通孔、31,3
2……弁板、41……プツシユロツド、42……
ダイヤフラム、51,52……切換弁、R1……
貯油室、R2……作動室、ra……定圧室、rb……
変圧室。
面図であつて、第1図はエンジンの停止時におけ
る縦断面図、第2図はエンジンの駆動時における
エンジン用冷却水の水温が低い場合の縦断面図、
第3図は同エンジン用冷却水の水温が高い場合の
縦断面図である。 符号の説明、11……シヤフト、12……ロー
タ、21……ハウジング、21d……通孔、22
……仕切板、22a,22b……通孔、31,3
2……弁板、41……プツシユロツド、42……
ダイヤフラム、51,52……切換弁、R1……
貯油室、R2……作動室、ra……定圧室、rb……
変圧室。
Claims (1)
- エンジンにより回転駆動するシヤフトと、この
シヤフトの先端に固定されたロータと、前記シヤ
フト上に回転自在に組付けられて前記ロータおよ
び作動流体を収容しかつ冷却フアンが取付けられ
るハウジングと、このハウジング内に配設されて
その内部を前記ロータを収容し作動流体に剪断作
用を生じさせる作動室およびこの作動室から還流
する作動流体を貯留する貯油室に仕切る仕切部材
と、この仕切部材に設けた通孔を開閉する弁部材
を備え、エンジンの温度上昇により前記弁部材を
作動させて前記仕切部材の通孔を開き、前記貯油
室の作動流体を前記作動室へ流入させるようにし
たエンジン冷却フアンの温度感応型流体継手にお
いて、前記貯油室にその内部を変圧室および定圧
室に区画する区画部材とこれら両室間の圧力差に
より移動して前記弁部材を作動させる押動部材を
配設し、一方前記変圧室をエンジン用冷却水の温
度に応じて制御される圧力源に連通させかつ前記
定圧室を大気に連通させて前記エンジン用冷却水
の温度上昇により前記変圧室の圧力を変化させ、
同変圧室と前記定圧室間の圧力差により前記押動
部材を介して前記弁部材を作動して前記仕切部材
の通孔を開くようにしたことを特徴とするエンジ
ン冷却フアンの温度感応型流体継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10166981U JPS586917U (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | エンジン冷却フアンの温度感応型流体継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10166981U JPS586917U (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | エンジン冷却フアンの温度感応型流体継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS586917U JPS586917U (ja) | 1983-01-17 |
| JPH0144810Y2 true JPH0144810Y2 (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=29896325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10166981U Granted JPS586917U (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | エンジン冷却フアンの温度感応型流体継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586917U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1582943A (en) * | 1976-06-01 | 1981-01-21 | Dynair Ltd | Variable speed drive units for engine cooling fans |
-
1981
- 1981-07-07 JP JP10166981U patent/JPS586917U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS586917U (ja) | 1983-01-17 |
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