JPH0144820Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0144820Y2 JPH0144820Y2 JP1986000613U JP61386U JPH0144820Y2 JP H0144820 Y2 JPH0144820 Y2 JP H0144820Y2 JP 1986000613 U JP1986000613 U JP 1986000613U JP 61386 U JP61386 U JP 61386U JP H0144820 Y2 JPH0144820 Y2 JP H0144820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel hub
- oil
- chamber
- brake
- storage chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はフオークリフトその他の産業用車両、
建設機械、農業用機械等に採用することのできる
湿式ブレーキ冷却機構に関する。
建設機械、農業用機械等に採用することのできる
湿式ブレーキ冷却機構に関する。
(従来技術)
従来のアクスル湿式ブレーキ構造を第5図に示
す。
す。
第5図に示す従来構造において、アクスルシヤ
フト5の右端部はデフ(図示せず)に接続され、
左端部に設けたサンギヤ7はプラネタリーギヤ
(遊星歯車)8を介してインターナルギヤ9に噛
合い、インターナルギヤ9はインターナルギヤハ
ブ10を介してアクスルパイプ11に固定されて
いる。アクスルパイプ11はハウジング6にボル
ト12によりブレーキケース13と共に締着され
ている。プラネタリーギヤ8の支軸14は減速機
室15の側壁を兼ねるキヤリア16を介してホイ
ールハブ17に接続され、ホイールハブ17の内
周部に湿式ブレーキ室1側へ突出するボス筒18
が一体に設けられ、ボス筒18はベアリング19
を介してアクスルパイプ11に、又ベアリング2
0とインターナルギヤハブ10を介してアクスル
パイプ11に支承されている。21はカバーであ
る。
フト5の右端部はデフ(図示せず)に接続され、
左端部に設けたサンギヤ7はプラネタリーギヤ
(遊星歯車)8を介してインターナルギヤ9に噛
合い、インターナルギヤ9はインターナルギヤハ
ブ10を介してアクスルパイプ11に固定されて
いる。アクスルパイプ11はハウジング6にボル
ト12によりブレーキケース13と共に締着され
ている。プラネタリーギヤ8の支軸14は減速機
室15の側壁を兼ねるキヤリア16を介してホイ
ールハブ17に接続され、ホイールハブ17の内
周部に湿式ブレーキ室1側へ突出するボス筒18
が一体に設けられ、ボス筒18はベアリング19
を介してアクスルパイプ11に、又ベアリング2
0とインターナルギヤハブ10を介してアクスル
パイプ11に支承されている。21はカバーであ
る。
アクスルパイプ11にはブレーキケース13,
13′が一体的に取付けられており、プレート3
及びバツクプレート23及びプレツシヤープレー
ト25がブレーキケース13′に切欠溝24(ス
プライン歯)の部分で軸方向への摺動のみ自在に
嵌合し、ブレーキデイスク2はボス筒18の切欠
溝26の部分に軸方向への摺動のみ自在に嵌合
し、バツクプレート23とプレツシヤープレート
25の間においてブレーキデイスク2とプレート
3は交互に配置されている。各ブレーキデイスク
2は内周部にオイル導入孔27を備え、従つてブ
レーキデイスク2の内周部は湿式ブレーキ室1の
内周部とアクスルパイプ11の孔28をへてアク
スルシヤフト5とアクスルシヤフトハウジング6
の間のオイル通路29に連通している。30はオ
イルレベルである。ブレーキデイスク2の両側面
の摩擦材には内周から外周に貫通する多数の溝3
1が設けられており、従つて溝31内のオイルは
ブレーキデイスク2の回転中に遠心力を受けて外
周の切欠溝24内に集まるようになつている。バ
ツクプレート23の背面(第5図左側面)には外
周から内周に貫通する溝32が設けられており、
従つて切欠溝24内の加圧されたオイルがバツク
プレート23の内周縁を通過して導入孔27側へ
流通するようになつている。33はフローテイン
グシールで、外周リツプによりブレーキケース1
3′とホイールハブ17間をシールしており、フ
ローテイングシール室34は導入孔27に連通し
ている。ブレーキケース13に設けた環状シリン
ダー4内には環状ピストン35が嵌合し、シリン
ダー4は油路36を介してブレーキマスターシリ
ンダー(図示せず)に接続されている。
13′が一体的に取付けられており、プレート3
及びバツクプレート23及びプレツシヤープレー
ト25がブレーキケース13′に切欠溝24(ス
プライン歯)の部分で軸方向への摺動のみ自在に
嵌合し、ブレーキデイスク2はボス筒18の切欠
溝26の部分に軸方向への摺動のみ自在に嵌合
し、バツクプレート23とプレツシヤープレート
25の間においてブレーキデイスク2とプレート
3は交互に配置されている。各ブレーキデイスク
2は内周部にオイル導入孔27を備え、従つてブ
レーキデイスク2の内周部は湿式ブレーキ室1の
内周部とアクスルパイプ11の孔28をへてアク
スルシヤフト5とアクスルシヤフトハウジング6
の間のオイル通路29に連通している。30はオ
イルレベルである。ブレーキデイスク2の両側面
の摩擦材には内周から外周に貫通する多数の溝3
1が設けられており、従つて溝31内のオイルは
ブレーキデイスク2の回転中に遠心力を受けて外
周の切欠溝24内に集まるようになつている。バ
ツクプレート23の背面(第5図左側面)には外
周から内周に貫通する溝32が設けられており、
従つて切欠溝24内の加圧されたオイルがバツク
プレート23の内周縁を通過して導入孔27側へ
流通するようになつている。33はフローテイン
グシールで、外周リツプによりブレーキケース1
3′とホイールハブ17間をシールしており、フ
ローテイングシール室34は導入孔27に連通し
ている。ブレーキケース13に設けた環状シリン
ダー4内には環状ピストン35が嵌合し、シリン
ダー4は油路36を介してブレーキマスターシリ
ンダー(図示せず)に接続されている。
このような従来構造において湿式ブレーキ室1
内のオイルは回転中のブレーキデイスク2の溝3
1内で遠心力を受け半径方向外方へ排出され、切
欠溝24のスプライン歯除去部に集まり、切欠溝
24内のオイルは溝32をへて導入孔27側へ戻
され、第5図に矢印で示す小ループ状に循環す
る。
内のオイルは回転中のブレーキデイスク2の溝3
1内で遠心力を受け半径方向外方へ排出され、切
欠溝24のスプライン歯除去部に集まり、切欠溝
24内のオイルは溝32をへて導入孔27側へ戻
され、第5図に矢印で示す小ループ状に循環す
る。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、第5図の構造によると、潤滑油(オイ
ル)の流れが矢印で示す如く湿式ブレーキ室1内
のみでループ状となり、ブレーキデイスク2とプ
レート3の摩擦により発生した熱の吸収容量が小
さく、又放熱面積も小さいため、ブレーキデイス
ク2の両面の摩擦材の消耗が早くなり、厳しい使
用条件下ではプレート3の湾曲や、摩擦材焼損事
故が発生するとともにフローテイングシール33
を構成するOリング33aが高温により硬化する
といつた問題があつた。この対策としてオイルク
ーラー及びポンプを装備し、強制冷却を行なうも
のもあるが、コストが大幅に増大する。本考案は
ブレーキオイルの流れを改善し、冷却能力の向上
を図ることを目的としている。
ル)の流れが矢印で示す如く湿式ブレーキ室1内
のみでループ状となり、ブレーキデイスク2とプ
レート3の摩擦により発生した熱の吸収容量が小
さく、又放熱面積も小さいため、ブレーキデイス
ク2の両面の摩擦材の消耗が早くなり、厳しい使
用条件下ではプレート3の湾曲や、摩擦材焼損事
故が発生するとともにフローテイングシール33
を構成するOリング33aが高温により硬化する
といつた問題があつた。この対策としてオイルク
ーラー及びポンプを装備し、強制冷却を行なうも
のもあるが、コストが大幅に増大する。本考案は
ブレーキオイルの流れを改善し、冷却能力の向上
を図ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
本考案はアクスルシヤフト端部に最終減速機を
介してホイールハブが接続され、ホイールハブ内
周部より減速機と反対方向にボス筒が突出し、ホ
イールハブボス筒を支承している固定のアクスル
パイプにボス筒を囲むブレーキケースが取付けら
れ、ホイールハブボス筒に取付けられたブレーキ
デイスクとブレーキケースに取付けられたプレー
ト及びバツクプレートと、ブレーキケースに内蔵
の油圧ピストンにより湿式ブレーキが形成され、
ホイールハブとブレーキケースの間にフローテイ
ングシールが介装されたものにおいて、前記ホイ
ールハブの減速機室側垂直壁面に一部減速機室に
開口した蓄油室が形成されるとともに該蓄油室内
のオイルをフローテイングシールを介して湿式ブ
レーキ室に導く透孔と、湿式ブレーキ室のオイル
を減速機室に導く戻し油路が形成されていること
を特徴とする湿式ブレーキ冷却機構である。
介してホイールハブが接続され、ホイールハブ内
周部より減速機と反対方向にボス筒が突出し、ホ
イールハブボス筒を支承している固定のアクスル
パイプにボス筒を囲むブレーキケースが取付けら
れ、ホイールハブボス筒に取付けられたブレーキ
デイスクとブレーキケースに取付けられたプレー
ト及びバツクプレートと、ブレーキケースに内蔵
の油圧ピストンにより湿式ブレーキが形成され、
ホイールハブとブレーキケースの間にフローテイ
ングシールが介装されたものにおいて、前記ホイ
ールハブの減速機室側垂直壁面に一部減速機室に
開口した蓄油室が形成されるとともに該蓄油室内
のオイルをフローテイングシールを介して湿式ブ
レーキ室に導く透孔と、湿式ブレーキ室のオイル
を減速機室に導く戻し油路が形成されていること
を特徴とする湿式ブレーキ冷却機構である。
(実施例)
本考案の実施例を第1図及び第2図に示す。第
1図及び第2図において第5図中の符号と同一符
号は対応部分であり、変更点はA,Bの2点であ
る。まずA部分では、ホイールハブ17の垂直壁
面17aにリング状部材が一部切除されたような
形のリツプ部40が突設され、このリツプ部40
に蓋をするように蓋部材41が一体的に形成され
ており、これらリツプ部40、蓋部材41及び垂
直壁面17aにより蓄油室43が形成されてい
る。蓄油室43は第2図に示すように複数個例え
ば6個形成され、減速機室15に開口する開口部
42を有し、この開口部42はホイールハブ17
の外周側に向かつて開口している。第2図ではリ
ツプ部40及び蓋部材41がホイールハブ17に
一体成型された場合を示しているが別の実施例で
は第3図に示すように溶接代45を有する底板4
6とリツプ部40及び蓋部材41とを板金一体物
の別部材47として蓄油室43が形成され、この
別部材47がホイールハブ17の所定箇所に溶接
あるいはボルト止め(図示せず)された構成でも
よい。
1図及び第2図において第5図中の符号と同一符
号は対応部分であり、変更点はA,Bの2点であ
る。まずA部分では、ホイールハブ17の垂直壁
面17aにリング状部材が一部切除されたような
形のリツプ部40が突設され、このリツプ部40
に蓋をするように蓋部材41が一体的に形成され
ており、これらリツプ部40、蓋部材41及び垂
直壁面17aにより蓄油室43が形成されてい
る。蓄油室43は第2図に示すように複数個例え
ば6個形成され、減速機室15に開口する開口部
42を有し、この開口部42はホイールハブ17
の外周側に向かつて開口している。第2図ではリ
ツプ部40及び蓋部材41がホイールハブ17に
一体成型された場合を示しているが別の実施例で
は第3図に示すように溶接代45を有する底板4
6とリツプ部40及び蓋部材41とを板金一体物
の別部材47として蓄油室43が形成され、この
別部材47がホイールハブ17の所定箇所に溶接
あるいはボルト止め(図示せず)された構成でも
よい。
又ホイールハブ17には軸方向に略平行に透孔
48が形成され、この透孔48の一端は蓄油室4
3における開口部42の反対側に開口し、その他
端は湿式ブレーキ室1内のフローテイングシール
室34に開口しており、この透孔48により蓄油
室43側と湿式ブレーキ室1側とが連通してお
り、ホイールハブ17の回転にともない蓄油室4
3内に汲上げられたオイルは透孔48を通つて湿
式ブレーキ室1側へ流入することが可能な構成と
なつている。
48が形成され、この透孔48の一端は蓄油室4
3における開口部42の反対側に開口し、その他
端は湿式ブレーキ室1内のフローテイングシール
室34に開口しており、この透孔48により蓄油
室43側と湿式ブレーキ室1側とが連通してお
り、ホイールハブ17の回転にともない蓄油室4
3内に汲上げられたオイルは透孔48を通つて湿
式ブレーキ室1側へ流入することが可能な構成と
なつている。
B部分ではアクスルパイプ11端部に油溝50
(戻し油路)が形成されており、この油溝50に
よりオイル通路29側と減速機室15側とが連通
させられおり、オイル通路29側のオイルが減速
機室15側へ流入可能な構造となつている。51
はスペーサーである。
(戻し油路)が形成されており、この油溝50に
よりオイル通路29側と減速機室15側とが連通
させられおり、オイル通路29側のオイルが減速
機室15側へ流入可能な構造となつている。51
はスペーサーである。
次に作動を説明する。車両の運転中はもちろん
制動力作用中にも、ブレーキデイスク2は回転す
るので、ブレーキデイスク2の溝31内のオイル
は遠心力を受けて切欠溝24内(スプライン歯除
去部)に排出され、切欠溝24の加圧オイルは溝
32をへてフローテイングシール室34側に循環
する。
制動力作用中にも、ブレーキデイスク2は回転す
るので、ブレーキデイスク2の溝31内のオイル
は遠心力を受けて切欠溝24内(スプライン歯除
去部)に排出され、切欠溝24の加圧オイルは溝
32をへてフローテイングシール室34側に循環
する。
一方ホイールハブ17の回転にともない低温の
減速機室15内のオイルは蓄油室43内に汲上げ
られ、蓄油室43が上方に位置するにつれ蓄油室
43から透孔48を通つて湿式ブレーキ室1内へ
と流れ込み、湿式ブレーキ室1内のブレーキデイ
スク2等を冷却する。湿式ブレーキ室1内のオイ
ルは孔28からオイル通路29側に流出し油溝5
0を通つて減速機室15内に流入するかあるいは
ベアリング19,20を通つて減速機室15内へ
と流れ込み実線矢印でしめす大ループ状の循環経
路が形成される。
減速機室15内のオイルは蓄油室43内に汲上げ
られ、蓄油室43が上方に位置するにつれ蓄油室
43から透孔48を通つて湿式ブレーキ室1内へ
と流れ込み、湿式ブレーキ室1内のブレーキデイ
スク2等を冷却する。湿式ブレーキ室1内のオイ
ルは孔28からオイル通路29側に流出し油溝5
0を通つて減速機室15内に流入するかあるいは
ベアリング19,20を通つて減速機室15内へ
と流れ込み実線矢印でしめす大ループ状の循環経
路が形成される。
この際ブレーキデイスク2、プレート3間で熱
を吸収し、高温となつたオイルは、前記大ループ
を循環中に冷却され、特にホイールハブ17は放
熱面積が大きく、しかも回転するため放熱効果が
高く、減速機室15内で冷却されたオイルが蓄油
室43内に汲上げられ強制的に湿式ブレーキ室1
側へ戻される。
を吸収し、高温となつたオイルは、前記大ループ
を循環中に冷却され、特にホイールハブ17は放
熱面積が大きく、しかも回転するため放熱効果が
高く、減速機室15内で冷却されたオイルが蓄油
室43内に汲上げられ強制的に湿式ブレーキ室1
側へ戻される。
又第4図に示す別の実施例では、蓄油室43′
の開口42′が円周方向Rに向かつて開口してお
り、ホイールハブ17が逆回転する場合も考慮し
て開口部42′は対向状に形成されている。蓄油
室43′の全体的形状は円周方向に沿つた長筒状
であり、透孔48は蓄油室43′の開口部42′と
反対側に開口しており、オイルをより積極的に汲
上げることができるとともに蓄油量も大きくとる
ことができる構造となつている。
の開口42′が円周方向Rに向かつて開口してお
り、ホイールハブ17が逆回転する場合も考慮し
て開口部42′は対向状に形成されている。蓄油
室43′の全体的形状は円周方向に沿つた長筒状
であり、透孔48は蓄油室43′の開口部42′と
反対側に開口しており、オイルをより積極的に汲
上げることができるとともに蓄油量も大きくとる
ことができる構造となつている。
尚この実施例のリツプ部40′などもホイール
ハブ17に一体成型された構成でも、別部材が固
着された構成でも差支えない。
ハブ17に一体成型された構成でも、別部材が固
着された構成でも差支えない。
(考案の効果)
以上説明したように本考案ではホイールハブの
減速機室側垂直壁面17aに一部減速機室15に
開口した蓄油室43が形成されるとともに該蓄油
室43内のオイルをフローテイングシール33を
介して湿式ブレーキ室1に導く透孔48と、湿式
ブレーキ室1のオイルを減速機室15に導く戻し
油路(例えば孔28、オイル通路29、油溝5
0)が形成されており、特に回転体であるホイー
ルハブ17に蓄油室43を設けて、この蓄油室4
3の回転により減速機室15内のオイルを積極的
に汲上げ、蓄油室43を水車として機能させるも
のであるため、減速機室15内のオイルを高温に
なりやすい湿式ブレーキ室1内へ強制的且つ確実
に送り込むことができる。即ち減速機室15側の
よく冷却された温度の低いオイルがホイールハブ
17の回転に伴い蓄油室43内に汲上げられ、透
孔48からフローテイングシール室34を経て、
多量の熱が発生する湿式ブレーキ室1側に強制的
に送り込まれる。従つてデイスクブレーキ2の両
面の摩擦材の消耗や、厳しい使用条件下における
プレート3の湾曲や、摩擦材焼損事故等の発生を
確実になくすことができる。又フローテイングシ
ール33を構成するOリング33aが積極的に潤
滑冷却されるため、硬化するといつた不具合もな
くすことができるのである。
減速機室側垂直壁面17aに一部減速機室15に
開口した蓄油室43が形成されるとともに該蓄油
室43内のオイルをフローテイングシール33を
介して湿式ブレーキ室1に導く透孔48と、湿式
ブレーキ室1のオイルを減速機室15に導く戻し
油路(例えば孔28、オイル通路29、油溝5
0)が形成されており、特に回転体であるホイー
ルハブ17に蓄油室43を設けて、この蓄油室4
3の回転により減速機室15内のオイルを積極的
に汲上げ、蓄油室43を水車として機能させるも
のであるため、減速機室15内のオイルを高温に
なりやすい湿式ブレーキ室1内へ強制的且つ確実
に送り込むことができる。即ち減速機室15側の
よく冷却された温度の低いオイルがホイールハブ
17の回転に伴い蓄油室43内に汲上げられ、透
孔48からフローテイングシール室34を経て、
多量の熱が発生する湿式ブレーキ室1側に強制的
に送り込まれる。従つてデイスクブレーキ2の両
面の摩擦材の消耗や、厳しい使用条件下における
プレート3の湾曲や、摩擦材焼損事故等の発生を
確実になくすことができる。又フローテイングシ
ール33を構成するOリング33aが積極的に潤
滑冷却されるため、硬化するといつた不具合もな
くすことができるのである。
又第1図に示した実施例では戻し油路の一部と
して油溝50が形成され、湿式ブレーキ室1内の
オイルは孔28からオイル通路29側に流出し油
溝50を通つて減速機室15内に流入する実線矢
印でしめす大ループ状の循環経路が形成されるの
でオイルの放熱面積を大きくとることができ、オ
イルの冷却がよりスムーズに行われ、湿式ブレー
キ室1側により低温のオイルを送込むことが可能
となる。
して油溝50が形成され、湿式ブレーキ室1内の
オイルは孔28からオイル通路29側に流出し油
溝50を通つて減速機室15内に流入する実線矢
印でしめす大ループ状の循環経路が形成されるの
でオイルの放熱面積を大きくとることができ、オ
イルの冷却がよりスムーズに行われ、湿式ブレー
キ室1側により低温のオイルを送込むことが可能
となる。
又第4図に示した実施例では、開口部42′が
円周方向Rに向かつて開口しているので、ホイー
ルハブ17の回転にともない、より積極的に減速
機室15内のオイルを蓄油室43′内に汲上げる
ことができ、湿式ブレーキ室1内に冷却されたオ
イルをより多量に供給することができる。
円周方向Rに向かつて開口しているので、ホイー
ルハブ17の回転にともない、より積極的に減速
機室15内のオイルを蓄油室43′内に汲上げる
ことができ、湿式ブレーキ室1内に冷却されたオ
イルをより多量に供給することができる。
第1図は本考案によるブレーキ冷却機構の縦断
側面図、第2図は要部の第1図における矢視
図、第3図は別の実施例を示す要部の正面図及び
側面図、第4図はさらに別の実施例を示す第2図
に対応した図面、第5図は従来例を示す縦断側面
図である。1……湿式ブレーキ室、2……ブレー
キデイスク、3……プレート、5……アクスルシ
ヤフト、11……アクスルパイプ、13,13′
……ブレーキケース、15……減速機室、17…
…ホイールハブ、17a……垂直壁面、18……
ボス筒、23……バツクプレート、33……フロ
ーテイングシール、35……ピストン、42……
開口部、43……蓄油室、47……別部材、48
……透孔、50……油溝(戻し油路)、R……円
周方向。
側面図、第2図は要部の第1図における矢視
図、第3図は別の実施例を示す要部の正面図及び
側面図、第4図はさらに別の実施例を示す第2図
に対応した図面、第5図は従来例を示す縦断側面
図である。1……湿式ブレーキ室、2……ブレー
キデイスク、3……プレート、5……アクスルシ
ヤフト、11……アクスルパイプ、13,13′
……ブレーキケース、15……減速機室、17…
…ホイールハブ、17a……垂直壁面、18……
ボス筒、23……バツクプレート、33……フロ
ーテイングシール、35……ピストン、42……
開口部、43……蓄油室、47……別部材、48
……透孔、50……油溝(戻し油路)、R……円
周方向。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アクスルシヤフト端部に最終減速機を介して
ホイールハブが接続され、ホイールハブ内周部
より減速機と反対方向にボス筒が突出し、ホイ
ールハブボス筒を支承している固定のアクスル
パイプにボス筒を囲むブレーキケースが取付け
られ、ホイールハブボス筒に取付けられたブレ
ーキデイスクとブレーキケースに取付けられた
プレート及びバツクプレートと、ブレーキケー
スに内蔵の油圧ピストンにより湿式ブレーキが
形成され、ホイールハブとブレーキケースの間
にフローテイングシールが介装されたものにお
いて、前記ホイールハブの減速機室側垂直壁面
に一部減速機室に開口した蓄油室が形成される
とともに該蓄油室内のオイルをフローテイング
シールを介して湿式ブレーキ室に導く透孔と、
湿式ブレーキ室のオイルを減速機室に導く戻し
油路が形成されていることを特徴とする湿式ブ
レーキ冷却機構。 (2) 前記蓄油室が前記ホイールハブに一体成型さ
れた部分により形成されている実用新案登録請
求の範囲第1項記載の湿式ブレーキ冷却機構。 (3) 前記蓄油室が前記ホイールハブに別部材が固
着されることにより形成されている実用新案登
録請求の範囲第1項記載の湿式ブレーキ冷却機
構。 (4) 前記蓄油室が前記ホイールハブの外周側に開
口している実用新案登録請求の範囲第1項〜第
3項のいずれかに記載の湿式ブレーキ冷却機
構。 (5) 前記蓄油室が前記ホイールハブの略円周方向
に向かい開口している実用新案登録請求の範囲
第1項〜第3項のいずれかに記載の湿式ブレー
キ冷却機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986000613U JPH0144820Y2 (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986000613U JPH0144820Y2 (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112331U JPS62112331U (ja) | 1987-07-17 |
| JPH0144820Y2 true JPH0144820Y2 (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=30777740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986000613U Expired JPH0144820Y2 (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0144820Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10099550B2 (en) | 2014-07-03 | 2018-10-16 | Komatsu Ltd. | Power Transmission Device |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0447453Y2 (ja) * | 1987-11-25 | 1992-11-10 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6127318Y2 (ja) * | 1980-09-17 | 1986-08-14 |
-
1986
- 1986-01-06 JP JP1986000613U patent/JPH0144820Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10099550B2 (en) | 2014-07-03 | 2018-10-16 | Komatsu Ltd. | Power Transmission Device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62112331U (ja) | 1987-07-17 |
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