JPH0145112Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0145112Y2 JPH0145112Y2 JP1984147470U JP14747084U JPH0145112Y2 JP H0145112 Y2 JPH0145112 Y2 JP H0145112Y2 JP 1984147470 U JP1984147470 U JP 1984147470U JP 14747084 U JP14747084 U JP 14747084U JP H0145112 Y2 JPH0145112 Y2 JP H0145112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating chamber
- frequency
- window
- harmonics
- excitation port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
[考案の技術分野]
この考案は高周波加熱装置にかかり、特に高調
波の漏洩を改善した高周波加熱装置に関する。 [考案の技術的背景とその問題点] 電子レンジ(高周波加熱装置)では、高周波発
振器から発振された高周波導波管を使つて加熱室
の壁部に設けた励振口に導き、励振口から加熱室
内に高周波を放射することが行なわれている。 ところで、発振される高周波には、加熱に仕様
される基本波(使用周波数)以外に高調波が含ま
れていることが知られているが、電子レンジで
は、従来から加熱室の開口を開閉する扉にチヨー
ク構造を採用して、基本波(使用周波数)の外部
の漏洩を防止すること。ならびに第6図および第
7図で示すように、加熱室aの励振口bに仕切板
cを設けて加熱物(図示しない)から発生する水
蒸気や油などが導波管d内に侵入することがない
ようにすることが行なわれているものばかりで、
高調波に対しては何らの対策も行なわれていな
い。特に、扉のチヨーク構造は基本波フイルター
であることから高調波に対する抑制効果は全くな
く、高いレベルの高調波が電子レンジの本体から
漏れているのが現実である。こうした高調波の漏
洩は過去においてあまり問題とされなかつたが、
家庭で衛星放送を受信して視聴するようになつた
最近では、その受信が高調波によつて妨害される
といつた事例も出て来ており、高調波の漏れ防止
に対する要求が高まつている。 [考案の目的] この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、高調波の漏洩を防
止することができる高周波加熱装置を提供するこ
とにある。 [考案の概要] すなわち、この考案は励振口に、誘電板の側面
にメツキで、高調波の加熱室側に対する通過を抑
制するとともに基本波に共振する共振窓を形成し
てなる仕切板を励振口の開口に対し共振窓が臨む
ように設け、かつ前記共振窓と対向する誘電板の
板面に凹部を形成して、加熱室内に入る高調波を
減衰しようとするものである。 [考案の実施例] 以下、第1図ないし第5図に示す一実施例にも
とづいて説明する。第3図は電子レンジ(高周波
加熱装置)の加熱室廻りを示し、1は本体、2は
その本体1内に配設された加熱室、3は導波管、
4はマグネトロン(高周波発振器)である。そし
て、加熱室2の上部壁2aの中央に設けた励振口
5に上記導波管3の先端側が連通接続され、また
導波管3の後端部に上記マグネトロン4が連結さ
れ、マグネトロン4から発振した高周波を導波管
3を通して励振口5へ導くようにしている。つま
り、加熱室2内に高周波を放射させることができ
るようになつている。 一方、励振口5にはこの考案の要部となる仕切
板6が設けられている。そして、この仕切板6廻
りの構造が第1図および第2図に拡大して示され
ている。 この仕切板6の構造について説明すれば、7は
誘電体物質で構成された誘電板7である。この誘
電板7の一側面の表面には、マスキングを使つて
中央にスリツト8を形成したメツキ9が施されて
いる。またスリツト8は第4図で示すように、そ
の長さLならびに幅Tが、基本波(使用周波数)
以外の周波数を通過することがないような寸法に
それぞれ設定されている。そして、こうして寸法
設定されたスリツト8にて、共振窓10を形成し
ている。また共振窓8と対向する誘電板7の板面
には、第5図に示されるように凹部13が形成さ
れ、電波の通り道分だけ肉厚を薄くしている。そ
して、こうした共振窓10を備える仕切板6は、
その共振窓10が上記励振口5の開口に臨むよう
にして加熱室2の上部壁2aの下面にねじ11,
11を使つて固定され、共振窓10で導波管3か
ら加熱室2内に入ろうとする高調波を抑制するよ
うにしている。もちろん、仕切板6は、加熱室2
の加熱中、加熱物(図示しない)から発せられる
水蒸気や油の導波管3に対する侵入を防止する本
来の機能があることはいうまでもない。 しかして、こうして構成される電子レンジ(高
周波加熱装置)は、加熱室2内に設置された棚板
12に加熱物(図示しない)を載せて、扉(図示
しない)で加熱室2の開口を閉じ、しかるのちマ
グネトロン4を作動させれば、マグネトロン4か
ら発振された高周波が導波管3を通して励振口5
に導かれ、励振口5から加熱室2内に放射される
高周波で加熱物(図示しない)を加熱することに
なる。 ここで、こうした加熱の際、マグネトロン4か
らは加熱に使用される基本波以外の周波数、つま
り高調波が発振されるが、この高調波成分はあら
じめ高調波の周波数が通過できないように設定さ
れた共振窓10で共振して減衰されることにな
る。かくして、高調波は加熱室2内には入らな
く、本体1からの漏洩を防止することができる。 したがつて、高調波で衛星放送の受信を妨害す
るなどといつた高調波を起因とするトラブルを解
消することができるのである。具体的には、共振
窓10の長さLを61.3mmに、幅Tを3.0mm、仕切
板6の長さAを96mm、仕切板6の幅Bを35.5mmと
して、高調波の2〜5の周波数の減衰を調べた
結果、次のような優れた減衰特性が得られた。特
に、衛星放送の使用周波数帯の5fでは約10d以
上の減衰効果が得られた。
波の漏洩を改善した高周波加熱装置に関する。 [考案の技術的背景とその問題点] 電子レンジ(高周波加熱装置)では、高周波発
振器から発振された高周波導波管を使つて加熱室
の壁部に設けた励振口に導き、励振口から加熱室
内に高周波を放射することが行なわれている。 ところで、発振される高周波には、加熱に仕様
される基本波(使用周波数)以外に高調波が含ま
れていることが知られているが、電子レンジで
は、従来から加熱室の開口を開閉する扉にチヨー
ク構造を採用して、基本波(使用周波数)の外部
の漏洩を防止すること。ならびに第6図および第
7図で示すように、加熱室aの励振口bに仕切板
cを設けて加熱物(図示しない)から発生する水
蒸気や油などが導波管d内に侵入することがない
ようにすることが行なわれているものばかりで、
高調波に対しては何らの対策も行なわれていな
い。特に、扉のチヨーク構造は基本波フイルター
であることから高調波に対する抑制効果は全くな
く、高いレベルの高調波が電子レンジの本体から
漏れているのが現実である。こうした高調波の漏
洩は過去においてあまり問題とされなかつたが、
家庭で衛星放送を受信して視聴するようになつた
最近では、その受信が高調波によつて妨害される
といつた事例も出て来ており、高調波の漏れ防止
に対する要求が高まつている。 [考案の目的] この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、高調波の漏洩を防
止することができる高周波加熱装置を提供するこ
とにある。 [考案の概要] すなわち、この考案は励振口に、誘電板の側面
にメツキで、高調波の加熱室側に対する通過を抑
制するとともに基本波に共振する共振窓を形成し
てなる仕切板を励振口の開口に対し共振窓が臨む
ように設け、かつ前記共振窓と対向する誘電板の
板面に凹部を形成して、加熱室内に入る高調波を
減衰しようとするものである。 [考案の実施例] 以下、第1図ないし第5図に示す一実施例にも
とづいて説明する。第3図は電子レンジ(高周波
加熱装置)の加熱室廻りを示し、1は本体、2は
その本体1内に配設された加熱室、3は導波管、
4はマグネトロン(高周波発振器)である。そし
て、加熱室2の上部壁2aの中央に設けた励振口
5に上記導波管3の先端側が連通接続され、また
導波管3の後端部に上記マグネトロン4が連結さ
れ、マグネトロン4から発振した高周波を導波管
3を通して励振口5へ導くようにしている。つま
り、加熱室2内に高周波を放射させることができ
るようになつている。 一方、励振口5にはこの考案の要部となる仕切
板6が設けられている。そして、この仕切板6廻
りの構造が第1図および第2図に拡大して示され
ている。 この仕切板6の構造について説明すれば、7は
誘電体物質で構成された誘電板7である。この誘
電板7の一側面の表面には、マスキングを使つて
中央にスリツト8を形成したメツキ9が施されて
いる。またスリツト8は第4図で示すように、そ
の長さLならびに幅Tが、基本波(使用周波数)
以外の周波数を通過することがないような寸法に
それぞれ設定されている。そして、こうして寸法
設定されたスリツト8にて、共振窓10を形成し
ている。また共振窓8と対向する誘電板7の板面
には、第5図に示されるように凹部13が形成さ
れ、電波の通り道分だけ肉厚を薄くしている。そ
して、こうした共振窓10を備える仕切板6は、
その共振窓10が上記励振口5の開口に臨むよう
にして加熱室2の上部壁2aの下面にねじ11,
11を使つて固定され、共振窓10で導波管3か
ら加熱室2内に入ろうとする高調波を抑制するよ
うにしている。もちろん、仕切板6は、加熱室2
の加熱中、加熱物(図示しない)から発せられる
水蒸気や油の導波管3に対する侵入を防止する本
来の機能があることはいうまでもない。 しかして、こうして構成される電子レンジ(高
周波加熱装置)は、加熱室2内に設置された棚板
12に加熱物(図示しない)を載せて、扉(図示
しない)で加熱室2の開口を閉じ、しかるのちマ
グネトロン4を作動させれば、マグネトロン4か
ら発振された高周波が導波管3を通して励振口5
に導かれ、励振口5から加熱室2内に放射される
高周波で加熱物(図示しない)を加熱することに
なる。 ここで、こうした加熱の際、マグネトロン4か
らは加熱に使用される基本波以外の周波数、つま
り高調波が発振されるが、この高調波成分はあら
じめ高調波の周波数が通過できないように設定さ
れた共振窓10で共振して減衰されることにな
る。かくして、高調波は加熱室2内には入らな
く、本体1からの漏洩を防止することができる。 したがつて、高調波で衛星放送の受信を妨害す
るなどといつた高調波を起因とするトラブルを解
消することができるのである。具体的には、共振
窓10の長さLを61.3mmに、幅Tを3.0mm、仕切
板6の長さAを96mm、仕切板6の幅Bを35.5mmと
して、高調波の2〜5の周波数の減衰を調べた
結果、次のような優れた減衰特性が得られた。特
に、衛星放送の使用周波数帯の5fでは約10d以
上の減衰効果が得られた。
【表】
また、メツキによつて共振窓10を形成するよ
うにしたことで、基本波の共振が余儀無くされる
共振窓10の厚みは約20ミクロンまで薄くするこ
とができるから、基本波の共振窓10での減衰
(ロス)を最少にすることができる。しかも、凹
部13の形成によつて共振窓10と対向する誘電
板7の厚みは薄くなつているので、誘電体7によ
る減衰(ロス)を低減することができる。 それ故、加熱室2内の電界分布や加熱効率に与
える影響がきわめて少ない他、共振窓10での発
熱をなくすことができ、良好な加熱性能を維持し
つつ安全性の向上が図れる。しかも、メツキは簡
単に剥がれないので、共振窓10の取着部におけ
るスパークや異常発熱を避けることができる他、
共振窓10の取着部分からの電波漏洩の心配がな
い。加えて、共振窓10の信頼性は高く、また作
業性の点についても良好である。 [考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、基本波
に共振する共振窓を形成した仕切板によつて加熱
室内に入る高調波を減衰することができるように
なり、本体からの高調波の漏洩を防止することが
できる。 したがつて、高調波で衛星放送の受信を妨害す
るなどといつた高調波を起因とするトラブルを解
消することができる。 しかも、共振窓はメツキによりその厚さが薄く
てすむから、加熱室内の電界分布や加熱効率に関
係する共振窓での基本波のロスを最小するとする
他、共振窓での基本波の共振による発熱はない。
またメツキは簡単に剥がれないので、共振窓の取
着部におけるスパークや異常発熱を避けることが
できる他、共振窓の取着部分からの電波漏洩の心
配はない。さらにメツキで形成される共振窓は信
頼性ならびに作業性にも優れる。 そのうえ、共振窓と対向する誘電板の板面に凹
部を設けて、電波の通り道の部分の肉厚が薄くし
ているので、誘電板によるロスも低減することが
でき、メツキによる効果と合せて、効率良く加熱
物を加熱することができる。
うにしたことで、基本波の共振が余儀無くされる
共振窓10の厚みは約20ミクロンまで薄くするこ
とができるから、基本波の共振窓10での減衰
(ロス)を最少にすることができる。しかも、凹
部13の形成によつて共振窓10と対向する誘電
板7の厚みは薄くなつているので、誘電体7によ
る減衰(ロス)を低減することができる。 それ故、加熱室2内の電界分布や加熱効率に与
える影響がきわめて少ない他、共振窓10での発
熱をなくすことができ、良好な加熱性能を維持し
つつ安全性の向上が図れる。しかも、メツキは簡
単に剥がれないので、共振窓10の取着部におけ
るスパークや異常発熱を避けることができる他、
共振窓10の取着部分からの電波漏洩の心配がな
い。加えて、共振窓10の信頼性は高く、また作
業性の点についても良好である。 [考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、基本波
に共振する共振窓を形成した仕切板によつて加熱
室内に入る高調波を減衰することができるように
なり、本体からの高調波の漏洩を防止することが
できる。 したがつて、高調波で衛星放送の受信を妨害す
るなどといつた高調波を起因とするトラブルを解
消することができる。 しかも、共振窓はメツキによりその厚さが薄く
てすむから、加熱室内の電界分布や加熱効率に関
係する共振窓での基本波のロスを最小するとする
他、共振窓での基本波の共振による発熱はない。
またメツキは簡単に剥がれないので、共振窓の取
着部におけるスパークや異常発熱を避けることが
できる他、共振窓の取着部分からの電波漏洩の心
配はない。さらにメツキで形成される共振窓は信
頼性ならびに作業性にも優れる。 そのうえ、共振窓と対向する誘電板の板面に凹
部を設けて、電波の通り道の部分の肉厚が薄くし
ているので、誘電板によるロスも低減することが
でき、メツキによる効果と合せて、効率良く加熱
物を加熱することができる。
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示
し、第1図はメツキで共振窓を形成した仕切板を
示す斜視図、第2図は仕切板が取着された励振口
を示す断面図、第3図は高周波加熱装置の全体の
概略構成を示す断面図、第4図は共振窓の平面
図、第5図は共振窓の一部断面した斜視図、第6
図は従来の高周波加熱装置の全体を示す断面図、
第7図はその励振口に設けた仕切板を示す断面図
である。 2……加熱室、3……導波管、4……マグネト
ロン(高周波発振器)、5……励振口、6……仕
切板、7……誘電板、9……メツキ、10……共
振窓、13……凹部。
し、第1図はメツキで共振窓を形成した仕切板を
示す斜視図、第2図は仕切板が取着された励振口
を示す断面図、第3図は高周波加熱装置の全体の
概略構成を示す断面図、第4図は共振窓の平面
図、第5図は共振窓の一部断面した斜視図、第6
図は従来の高周波加熱装置の全体を示す断面図、
第7図はその励振口に設けた仕切板を示す断面図
である。 2……加熱室、3……導波管、4……マグネト
ロン(高周波発振器)、5……励振口、6……仕
切板、7……誘電板、9……メツキ、10……共
振窓、13……凹部。
Claims (1)
- 導波管を加熱室の壁部に設けた励振口に連通接
続して、高周波発振器から発振された高周波を上
記導波管を通じ励振口から加熱室内に導くように
した高周波加熱装置において、上記励振口に、誘
電板の側面にメツキで、高調波の加熱室側に対す
る通過を抑制するとともに基本波に共振する共振
窓を形成してなる仕切板を励振口の開口に対し共
振窓が臨むように設け、かつ前記共振窓と対向す
る誘電板の板面に凹部を形成したことを特徴とす
る高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984147470U JPH0145112Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984147470U JPH0145112Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6162398U JPS6162398U (ja) | 1986-04-26 |
| JPH0145112Y2 true JPH0145112Y2 (ja) | 1989-12-26 |
Family
ID=30705696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984147470U Expired JPH0145112Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0145112Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS478297U (ja) * | 1971-02-22 | 1972-09-30 |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP1984147470U patent/JPH0145112Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6162398U (ja) | 1986-04-26 |
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