JPH0145237B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0145237B2 JPH0145237B2 JP18005085A JP18005085A JPH0145237B2 JP H0145237 B2 JPH0145237 B2 JP H0145237B2 JP 18005085 A JP18005085 A JP 18005085A JP 18005085 A JP18005085 A JP 18005085A JP H0145237 B2 JPH0145237 B2 JP H0145237B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- square pyramid
- radio wave
- base plate
- carbon powder
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本発明は電波暗室を構成するため、室内面すな
わち天井、壁、床に展着被覆される電波吸収体の
素子に関するものであり、詳しくは数10MHzから
数GHzの広周波数帯域の電波の垂直並びに斜入射
に対し有効な減衰吸収特性を有し且つ不燃性であ
る抵抗皮膜並列型電波吸収体素子を提供するもの
である。
わち天井、壁、床に展着被覆される電波吸収体の
素子に関するものであり、詳しくは数10MHzから
数GHzの広周波数帯域の電波の垂直並びに斜入射
に対し有効な減衰吸収特性を有し且つ不燃性であ
る抵抗皮膜並列型電波吸収体素子を提供するもの
である。
ロ 従来の技術
電波暗室を構成するために用いられる従来の電
波吸収材としては、カーボン粉末を被着した予備
発泡ポリスチロールを発泡成形した材料、繊維ウ
エブにカーボン含有発泡ポリウレタンを組合せた
材料、有機繊維マツトにカーボン含有導電性ゴム
を含有したヘアロツク材料あるいはカーボン含有
抵抗皮膜を形成した紙と発泡ポリスチロールとを
交互に積層した材料などが一般に用いられ、さら
にこれらの材料をジグザグ状、四角錐形にして広
帯域周波数特性、斜入射特性、偏波特性などを改
善することも行なわれている。
波吸収材としては、カーボン粉末を被着した予備
発泡ポリスチロールを発泡成形した材料、繊維ウ
エブにカーボン含有発泡ポリウレタンを組合せた
材料、有機繊維マツトにカーボン含有導電性ゴム
を含有したヘアロツク材料あるいはカーボン含有
抵抗皮膜を形成した紙と発泡ポリスチロールとを
交互に積層した材料などが一般に用いられ、さら
にこれらの材料をジグザグ状、四角錐形にして広
帯域周波数特性、斜入射特性、偏波特性などを改
善することも行なわれている。
ハ 発明が解決しようとする問題点
従来の電波吸収材は上記のようにカーボン粉末
よりなる抵抗皮膜を空間的に分布分散して保持す
るため、プラスチツクフオームや有機繊維ウエブ
を担体、スペーサーとして用いているが、建築材
料としての耐熱性に劣り、火災などの防災面にお
いて満足すべきものではなく、その改善が望まれ
ていた。
よりなる抵抗皮膜を空間的に分布分散して保持す
るため、プラスチツクフオームや有機繊維ウエブ
を担体、スペーサーとして用いているが、建築材
料としての耐熱性に劣り、火災などの防災面にお
いて満足すべきものではなく、その改善が望まれ
ていた。
また、その電波吸収特性においても8〜12GHz
を含む高周波数帯域において電圧定在波比
(VSWR)は、1.2以下の優れた性能を示すが、
1GHz以下の低周波数帯域においては、その
VSWRは1.5以上となり充分な性能とは言い難か
つた。
を含む高周波数帯域において電圧定在波比
(VSWR)は、1.2以下の優れた性能を示すが、
1GHz以下の低周波数帯域においては、その
VSWRは1.5以上となり充分な性能とは言い難か
つた。
ニ 問題点を解決するための手段
本発明者らは上記の問題点を解決するため、さ
きにガラスウールマツト自体をカーボン粉末含有
抵抗皮膜の担体とした電波吸収体に関する発明を
特願昭60−29389号により提出したが、本発明は
さらにその改良を図つたものである。
きにガラスウールマツト自体をカーボン粉末含有
抵抗皮膜の担体とした電波吸収体に関する発明を
特願昭60−29389号により提出したが、本発明は
さらにその改良を図つたものである。
すなわち、嵩密度が10〜100Kg/m3程度のガラ
スウールマツトは良好な電波透過性を有し、カー
ボン粉末含有抵抗皮膜担体として適当であるが、
連続性のよいカーボン粉末含有抵抗皮膜を形成す
るためには、比較的多量のカーボン粉末含有処理
剤を要し、しかも含浸乾燥などの処理が面倒であ
るとともに、この成形体の寸法安定性、保形性、
強度などが充分とは言い難く、電波暗室施工など
のさいに慎重な取扱いをしなければならなかつ
た。
スウールマツトは良好な電波透過性を有し、カー
ボン粉末含有抵抗皮膜担体として適当であるが、
連続性のよいカーボン粉末含有抵抗皮膜を形成す
るためには、比較的多量のカーボン粉末含有処理
剤を要し、しかも含浸乾燥などの処理が面倒であ
るとともに、この成形体の寸法安定性、保形性、
強度などが充分とは言い難く、電波暗室施工など
のさいに慎重な取扱いをしなければならなかつ
た。
そこで、本発明はガラス繊維布をカーボン粉末
含有抵抗皮膜の担体とし、ガラスウールマツトを
スペーサーとした多層積層シートとして抵抗皮膜
並列型吸収材とし、この材料を用いて正四角錐部
と台板部を構成して電波吸収体素子とすることに
より、前記従来の問題点とともに、前発明の欠点
を解決したものである。
含有抵抗皮膜の担体とし、ガラスウールマツトを
スペーサーとした多層積層シートとして抵抗皮膜
並列型吸収材とし、この材料を用いて正四角錐部
と台板部を構成して電波吸収体素子とすることに
より、前記従来の問題点とともに、前発明の欠点
を解決したものである。
本発明の素子は、正四角錐部においては、その
カーボン粉末含有抵抗皮膜は正四角錐部の各傾斜
側面と平行な傾斜面をなし、台板部においては正
四角錐部底面と平行な水平面をなしている。
カーボン粉末含有抵抗皮膜は正四角錐部の各傾斜
側面と平行な傾斜面をなし、台板部においては正
四角錐部底面と平行な水平面をなしている。
ガラス繊維布は、その上に形成されるカーボン
粉末含有抵抗皮膜が面方向に連続性が得られる程
度の糸密度を有した成るべく薄い織布であること
が必要である。
粉末含有抵抗皮膜が面方向に連続性が得られる程
度の糸密度を有した成るべく薄い織布であること
が必要である。
ガラスウールマツトは嵩密度が10〜100Kg/m3
好ましくは20〜50Kg/m3で、その厚さは電波の最
短波長に対して充分に小さいことが必要であり、
例えば10GHz程度までの電波吸収を行う場合に
は、5mm以下であることが望ましい。
好ましくは20〜50Kg/m3で、その厚さは電波の最
短波長に対して充分に小さいことが必要であり、
例えば10GHz程度までの電波吸収を行う場合に
は、5mm以下であることが望ましい。
正四角錐部の頂角は成るべく鋭角であることが
望ましいが、通常15〜45゜の範囲が実用的である。
望ましいが、通常15〜45゜の範囲が実用的である。
ホ 作用
本発明の電波吸収体素子はガラス繊維布、ガラ
スウールマツトを主体としているので、不燃性で
あり、全体として抵抗皮膜が平行積層され、特に
正四角錐部を有しているので電波整合性に優れ、
垂直入射、斜入射電波を効果的に吸収でき、また
偏波特性も向上できる。
スウールマツトを主体としているので、不燃性で
あり、全体として抵抗皮膜が平行積層され、特に
正四角錐部を有しているので電波整合性に優れ、
垂直入射、斜入射電波を効果的に吸収でき、また
偏波特性も向上できる。
また保形性、強度も充分で取扱い性に優れたも
のが得られる。
のが得られる。
ヘ 実施例
厚さ0.18mmのガラス繊維織布(日東紡積社製
WE18K−104)に、グラフアイト粒子含有合成樹
脂エマルシヨン(ライオン社製CY−311;カーボ
ン含有率10%、合成樹脂含有率10%)を含浸乾燥
して面電気抵抗値627Ω/m2のカーボン粉末含有
抵抗皮膜を形成した。
WE18K−104)に、グラフアイト粒子含有合成樹
脂エマルシヨン(ライオン社製CY−311;カーボ
ン含有率10%、合成樹脂含有率10%)を含浸乾燥
して面電気抵抗値627Ω/m2のカーボン粉末含有
抵抗皮膜を形成した。
スペーサーとして厚さ約4mmの嵩比重32Kg/m3
のガラスウールマツト(パラマウント硝子工業社
製フエザーグラスFG−232)を用いて、前記の抵
抗皮膜を形成したガラス繊維織布とを少量の接着
剤を用いて交互に積層接着して、第1図に示した
ような多層シートとした。
のガラスウールマツト(パラマウント硝子工業社
製フエザーグラスFG−232)を用いて、前記の抵
抗皮膜を形成したガラス繊維織布とを少量の接着
剤を用いて交互に積層接着して、第1図に示した
ような多層シートとした。
該多層シートにより第2図、第3図に示すよう
な正四角錐部、台板部を有する素子を製造した。
な正四角錐部、台板部を有する素子を製造した。
第2図は素子の斜視図、第3図は正四角錐の傾
斜側面の中心線を通る垂直面における断面図であ
り、正四角錐部1は頂点2、四つの三角形の傾斜
側面3と正方形の底面4を有し、aは該底面の辺
長、hは高さである。台板部5は正四角錐部1の
底面4に接着された平板であり、bはその厚さで
ある。
斜側面の中心線を通る垂直面における断面図であ
り、正四角錐部1は頂点2、四つの三角形の傾斜
側面3と正方形の底面4を有し、aは該底面の辺
長、hは高さである。台板部5は正四角錐部1の
底面4に接着された平板であり、bはその厚さで
ある。
本実施例ではa=5cm、b=5.2cm、h=10cm、
正四角錐部の頂角θ≒28゜の素子とした。
正四角錐部の頂角θ≒28゜の素子とした。
なお、10はカーボン粉末含有抵抗皮膜11が
両面に形成されたガラス繊維織布、12はガラス
ウールマツトであり、カーボン粉末含有抵抗皮膜
は正四角錐部1においては各傾斜側面3と平行な
傾斜面、台板部5においては正四角錐部底面4と
平行な水平面をなして抵抗皮膜並列型となつてい
る。
両面に形成されたガラス繊維織布、12はガラス
ウールマツトであり、カーボン粉末含有抵抗皮膜
は正四角錐部1においては各傾斜側面3と平行な
傾斜面、台板部5においては正四角錐部底面4と
平行な水平面をなして抵抗皮膜並列型となつてい
る。
該素子は第4図に示すように台板部が隣接する
ように多数配列することにより電波吸収体を構成
するが、この場合は台板部を大面積のものとして
各正四角錐部を配列接着するようにすることが好
ましい。
ように多数配列することにより電波吸収体を構成
するが、この場合は台板部を大面積のものとして
各正四角錐部を配列接着するようにすることが好
ましい。
6は台板部下面に裏打ちした電波遮断用の金属
板であつて、本実施例では0.2mm厚のアルミニウ
ム板を用いた。
板であつて、本実施例では0.2mm厚のアルミニウ
ム板を用いた。
第5図は第4図示の電波吸収体に対する垂直入
射電波の周波数と電圧定在波比との測定結果を示
すグラフであつて、周波数が520MHz以上1GHz以
下においてもVSWRは1.2を越えることがなく、
3GHz以上では、1.1であり、良好な電波吸収性能
を有していた。
射電波の周波数と電圧定在波比との測定結果を示
すグラフであつて、周波数が520MHz以上1GHz以
下においてもVSWRは1.2を越えることがなく、
3GHz以上では、1.1であり、良好な電波吸収性能
を有していた。
またこの性能は垂直又は水平偏波していても維
持され、更に入射角60゜までの斜入射特性も略同
一の吸収性能を示した。
持され、更に入射角60゜までの斜入射特性も略同
一の吸収性能を示した。
ト 発明の効果
以上説明したように、本発明の素子は良好な寸
法安定性、強度を有し、取扱いが容易であり、こ
の素子によつて構成された電波吸収体は優れた電
波吸収性能と不燃性を有しているので、電波暗室
の性能、安全性に寄与するところは極めて大き
い。
法安定性、強度を有し、取扱いが容易であり、こ
の素子によつて構成された電波吸収体は優れた電
波吸収性能と不燃性を有しているので、電波暗室
の性能、安全性に寄与するところは極めて大き
い。
第1図は本発明の素子構成用の多層シートの側
面図、第2図は本発明の素子の実施例の斜視図、
第3図はその縦断面図、第4図は素子を配列した
電波吸収体の一部を断面とした側面図、第5図は
垂直入射電波の周波数に対する電圧定在波比の測
定結果を示すグラフである。 1……正四角錐部、2……頂点、3……傾斜側
面、4……底面、5……台板部、6……金属板、
10……ガラス繊維織布、11……カーボン粉末
含有抵抗皮膜、12……ガラスウールマツト。
面図、第2図は本発明の素子の実施例の斜視図、
第3図はその縦断面図、第4図は素子を配列した
電波吸収体の一部を断面とした側面図、第5図は
垂直入射電波の周波数に対する電圧定在波比の測
定結果を示すグラフである。 1……正四角錐部、2……頂点、3……傾斜側
面、4……底面、5……台板部、6……金属板、
10……ガラス繊維織布、11……カーボン粉末
含有抵抗皮膜、12……ガラスウールマツト。
Claims (1)
- 1 カーボン粉末含有抵抗皮膜を形成したガラス
繊維布とガラスウールマツトとを交互に積層した
多層シートを用いて、正四角錐部とその底面に接
着した台板部を形成してなり、該正四角錐部はそ
の各傾斜側面に平行な傾斜積層面、台板部は正四
角錐部底面に平行な水平積層面をなしていること
を特徴とする抵抗皮膜並列型電波吸収体素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18005085A JPS6240798A (ja) | 1985-08-17 | 1985-08-17 | 抵抗皮膜並列型電波吸収体素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18005085A JPS6240798A (ja) | 1985-08-17 | 1985-08-17 | 抵抗皮膜並列型電波吸収体素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6240798A JPS6240798A (ja) | 1987-02-21 |
| JPH0145237B2 true JPH0145237B2 (ja) | 1989-10-03 |
Family
ID=16076608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18005085A Granted JPS6240798A (ja) | 1985-08-17 | 1985-08-17 | 抵抗皮膜並列型電波吸収体素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6240798A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8466825B2 (en) | 2008-04-15 | 2013-06-18 | Kabushiki Kaisha Riken | Combined electromagnetic wave absorber |
-
1985
- 1985-08-17 JP JP18005085A patent/JPS6240798A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6240798A (ja) | 1987-02-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |