JPH0146562B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0146562B2 JPH0146562B2 JP55084375A JP8437580A JPH0146562B2 JP H0146562 B2 JPH0146562 B2 JP H0146562B2 JP 55084375 A JP55084375 A JP 55084375A JP 8437580 A JP8437580 A JP 8437580A JP H0146562 B2 JPH0146562 B2 JP H0146562B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cast iron
- magnesium
- graphite
- rare earth
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Description
本発明は、球状黒鉛鋳鉄を製造するための溶銑
の黒鉛球状化剤に関するものである。 従来より、球状黒鉛鋳鉄の製造においては、鋳
放しのままでフエライト化された鋳鉄組織を得る
ことが望まれていた。そのため、種々の方法が開
発され、例えば3〜10%のマグネシウムと、1.5
〜4.0%のカルシウムと、1.0〜3.5%の稀土類元素
と、40〜50%のケイ素と、2.0%以下のアルミニ
ウムと残部の鉄とをそれぞれ含有する黒鉛球状化
剤を使用して球状黒鉛鋳鉄を製造する方法が一般
的に良く知られていて、かなりの効果を上げてい
る。しかしながら、この黒鉛球状化剤を用いて
も、砂型による極薄物の、あるいは金型による球
状黒鉛鋳鉄の製造においては、鋳放しのままでフ
エライト化された鋳鉄組織を得ることができず、
セメンタイト(Fe3C)が発生することとなる。
そのため鋳造後、熱処理(焼鈍)を施してセメン
タイトを分解せしめる必要があり、製造コストの
大巾な上昇、並びに製造設備の大型化等種々の問
題を内在しているのである。 ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景に
して為されたものであつて、その要旨とするとこ
ろは、20〜70%のケイ素と、0.01〜3.0%のアル
ミニウムと、0.5〜4.0%のマグネシウムと、2.0%
以下のカルシウムと、1.0%未満の稀土類元素と、
残部の鉄とをそれぞれ含有すると共に、前記カル
シウム/マグネシウム含量比が0.3以下であり、
且つ稀土類元素/マグネシウム含量比が0.125〜
0.3である溶銑の黒鉛球状化剤を使用して球状黒
鉛鋳鉄を製造するようにしたことにあり、これに
よつて砂型による極薄物の、あるいは金型による
球状黒鉛鋳鉄の製造においても、鋳放しのままで
フエライト化された鋳鉄組織を得ることができる
ようになつたのである。 かくの如き本発明における溶銑の黒鉛球状化剤
にとつて重要なことは、20〜70%のケイ素(Si)
と、0.01〜3.0%のアルミニウム(Al)と、0.5〜
4.0%のマグネシウム(Mg)と、2.0%以下のカ
ルシウム(Ca)と、1.0%未満の稀土類元素
(RE)(例えばセリウムを主成分とするミツシユ
メタル)と、残部の鉄(Fe)とをそれぞれ含有
するだけでなく、それらの元素のうち、カルシウ
ム/マグネシウム(Ca/Mg)含量比が0.3以下
であり、且つ稀土類元素/マグネシウム(RE/
Mg)含量比が0.125〜0.3であるように、カルシ
ウム(Ca)、マグネシウム(Mg)及び稀土類元
素(RE)の量をそれぞれ限定して、特定の含有
比率からなる黒鉛球状化剤としたことである。 これら元素のうち、マグネシウムの比率を増加
せしめると、反応が激しくなつて酸化マグネシウ
ム(MgO)の発生が助長されマグネシウムの鋳
鉄中にとどまる歩留りが低下し、さらに酸化マグ
ネシウムそのものも鋳鉄中に介在するようにな
り、チル(セメンタイト)の発生が助長されて製
品の品質の低下をきたすこととなる。一方、マグ
ネシウムの比率を低下せしめると、その有効な球
状化反応が生じなくなつてしまう。それ故、本発
明では、マグネシウムは0.5〜4.0%の範囲で含有
せしめられることが重要であり、特に好ましくは
1.5〜3.0%の範囲で含有せしめられることであ
る。 また、カルシウム(Ca)は、マグネシウムの
反応抑制剤として作用すると同時に、接種効果も
あるため、ある程度は添加する必要があるが、過
剰に添加するとマグネシウムの反応を抑制し過ぎ
て球状化反応が不均一なものとなつてしまう恐れ
がある。そのため、本発明では、2.0%以下の比
率で含有せしめられねばならない。 更に、稀土類元素(RE)は、金属溶湯中の不
純物、例えばイオウ等を中和する作用があるた
め、ある程度は添加する必要があるが、過剰に加
えるとセメンタイト(チル)の発生を助長するた
め好ましくない。従つて本発明では1.0%未満の
比率で含有せしめることが必要である。尚、本発
明に従つて含有せしめられる稀土類元素は、金属
状態で存在するランタン族(ランタニド)であつ
てよく、これはその主成分がセリウム(Ce)と
ランタン(La)からなる。また、この稀土類元
素(RE)は化合物の形態で加えられても何等差
支えない。 そして、これら元素のうち、カルシウム/マグ
ネシウム含量比が0.3以下であり、且つ稀土類元
素/マグネシウム含量比が0.125〜0.3であるよう
に、カルシウム、マグネシウム及び稀土類元素の
量をそれぞれ調整して、特定の含有比率とするこ
とが必要となるのである。 即ち、本発明になる溶銑の黒鉛球状化剤は、従
来用いられていたものに比較して、マグネシウム
に対するカルシウム及び稀土類元素の比率をある
一定の割合で大巾に低下させたところに大きな特
徴を有するものである。例えば、従来はマグネシ
ウム3%、カルシウム1.6%及び稀土類元素1.5%
の比率のものが用いられていたのが、本発明で
は、例えばマグネシウム2.6%、カルシウム0.5%
及び稀土類元素0.5%の比率のものなどが用いら
れることとなるため、これによつて金型による球
状黒鉛鋳鉄の製造において、従来全く不可能とさ
れていた鋳放しのままでフエライト化された鋳鉄
組織を得ることが可能となつたのであり、従来の
如く、セメンタイトの発生のために熱処理をする
必要が全くなくなつて、鋳造コストの大巾なダウ
ンが達成されたものである。 更に、本発明の黒鉛球状化剤を用いれば、砂型
による極薄物の球状黒鉛鋳鉄の製造においても、
セメンタイトの発生が抑制でき、鋳放しのままで
フエライト化された鋳鉄組織を得ることが出来る
のである。 この様に、砂型による極薄物の、あるいは金型
による球状黒鉛鋳鉄の製造において、鋳放しのま
までセメンタイトの発生しない、フエライト化さ
れた鋳鉄組織を得ることが出来るようになつたた
め、製品の引け巣の発生が防止でき、ひいては押
湯を少なくすることが可能となつて製品歩留りの
大巾な向上が得られることとなつたのであり、湯
口部、湯道、押湯等の製品以外の部分の小型化が
達成出来たのである。 また、本発明は、従来のように、セメンタイト
の分解のために大量のエネルギーを消費していた
熱処理炉における焼鈍が不要となるため、それに
消費されていたガス・電気または重油の消費が節
約されることになるだけでなく、熱処理による製
品の高温時の歪も発生しない、まさに画期的なも
のである。 尚、本発明の溶銑の黒鉛球状化剤において、20
〜70%の比率で含有されるケイ素の一部または全
部を、ニツケル、銅、バリウム及びマンガンから
なる群より選ばれた少なくとも一種の元素で置換
せしめることも可能である。 この場合、ニツケル及び銅は、鋳鉄の強度を向
上せしめる作用があり、バリウムは、フエライト
化の促進剤としての作用がある。また、マンガン
は、ニツケル、銅と同じく鋳鉄の強度の向上に貢
献するものである。 以下に実施例を示し、本発明を更に詳細に説明
することとするが、本発明はかかる実施例の記載
によつて何等の制限をも受けるものではない。 実施例 1 下記に示す組成を有する溶銑(溶湯)と黒鉛球
状化剤とを取鍋内において1520℃で反応せしめ
た。そしてかかる球状化処理溶湯を所定の金型鋳
型に注湯して、鋳放しのままでフエライト化され
た球状黒鉛鋳鉄製品を得た。 溶銑の組成 黒鉛球状化剤の組成 C:3.81% Mg:2.5% Si:1.53% Ca:0.6% Mn:0.40% RE:0.4% (ミツシユメタル) P:0.035% Si:46.4% S:0.015% Al:1.8% Fe:残部 Fe:残部 実施例 2 下記に示す組成を有する溶銑(溶湯)と黒鉛球
状化剤とを取鍋内において1500℃で反応せしめ
る。そしてかかる球状化処理溶湯を金型鋳型に注
湯して、鋳放しのままでフエライト化された球状
黒鉛鋳鉄製品を得た。 溶銑の組成 黒鉛球状化剤の組成 C:3.74% Mg:3.6% Si:1.68% Ca:0.8% Mn:0.29% RE:0.8% (ミツシユメタル) P:0.024% Si:46.5% S:0.018% Al:1.6% Fe:残部 Fe:残部 実施例 3 下記に示す組成を有する溶銑(溶湯)と黒鉛球
状化剤とを取鍋内において1510℃で反応せしめ
る。そしてかかる球状化処理溶湯を金型鋳型に注
湯して、鋳放しのままでフエライト化された球状
黒鉛鋳鉄製品を得た。 溶銑の組成 黒鉛球状化剤の組成 C:3.70% Mg:3.0% Si:1.38% Ca:0.6% Mn:0.25% RE:0.5% (ミツシユメタル) P:0.064% Si:45.8% S:0.016% Al:1.7% Fe:残部 Fe:残部 比較例 1〜3 実施例1〜3と同じ組成を有する溶銑(溶湯)
と下記に示す黒鉛球状化剤とをそれぞれ取鍋内に
おいて、1520℃、1500℃及び1510℃で反応せしめ
る。そしてかかる球状化処理溶湯を金型鋳型に注
湯して、球状黒鉛鋳鉄製品をそれぞれ得た。
の黒鉛球状化剤に関するものである。 従来より、球状黒鉛鋳鉄の製造においては、鋳
放しのままでフエライト化された鋳鉄組織を得る
ことが望まれていた。そのため、種々の方法が開
発され、例えば3〜10%のマグネシウムと、1.5
〜4.0%のカルシウムと、1.0〜3.5%の稀土類元素
と、40〜50%のケイ素と、2.0%以下のアルミニ
ウムと残部の鉄とをそれぞれ含有する黒鉛球状化
剤を使用して球状黒鉛鋳鉄を製造する方法が一般
的に良く知られていて、かなりの効果を上げてい
る。しかしながら、この黒鉛球状化剤を用いて
も、砂型による極薄物の、あるいは金型による球
状黒鉛鋳鉄の製造においては、鋳放しのままでフ
エライト化された鋳鉄組織を得ることができず、
セメンタイト(Fe3C)が発生することとなる。
そのため鋳造後、熱処理(焼鈍)を施してセメン
タイトを分解せしめる必要があり、製造コストの
大巾な上昇、並びに製造設備の大型化等種々の問
題を内在しているのである。 ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景に
して為されたものであつて、その要旨とするとこ
ろは、20〜70%のケイ素と、0.01〜3.0%のアル
ミニウムと、0.5〜4.0%のマグネシウムと、2.0%
以下のカルシウムと、1.0%未満の稀土類元素と、
残部の鉄とをそれぞれ含有すると共に、前記カル
シウム/マグネシウム含量比が0.3以下であり、
且つ稀土類元素/マグネシウム含量比が0.125〜
0.3である溶銑の黒鉛球状化剤を使用して球状黒
鉛鋳鉄を製造するようにしたことにあり、これに
よつて砂型による極薄物の、あるいは金型による
球状黒鉛鋳鉄の製造においても、鋳放しのままで
フエライト化された鋳鉄組織を得ることができる
ようになつたのである。 かくの如き本発明における溶銑の黒鉛球状化剤
にとつて重要なことは、20〜70%のケイ素(Si)
と、0.01〜3.0%のアルミニウム(Al)と、0.5〜
4.0%のマグネシウム(Mg)と、2.0%以下のカ
ルシウム(Ca)と、1.0%未満の稀土類元素
(RE)(例えばセリウムを主成分とするミツシユ
メタル)と、残部の鉄(Fe)とをそれぞれ含有
するだけでなく、それらの元素のうち、カルシウ
ム/マグネシウム(Ca/Mg)含量比が0.3以下
であり、且つ稀土類元素/マグネシウム(RE/
Mg)含量比が0.125〜0.3であるように、カルシ
ウム(Ca)、マグネシウム(Mg)及び稀土類元
素(RE)の量をそれぞれ限定して、特定の含有
比率からなる黒鉛球状化剤としたことである。 これら元素のうち、マグネシウムの比率を増加
せしめると、反応が激しくなつて酸化マグネシウ
ム(MgO)の発生が助長されマグネシウムの鋳
鉄中にとどまる歩留りが低下し、さらに酸化マグ
ネシウムそのものも鋳鉄中に介在するようにな
り、チル(セメンタイト)の発生が助長されて製
品の品質の低下をきたすこととなる。一方、マグ
ネシウムの比率を低下せしめると、その有効な球
状化反応が生じなくなつてしまう。それ故、本発
明では、マグネシウムは0.5〜4.0%の範囲で含有
せしめられることが重要であり、特に好ましくは
1.5〜3.0%の範囲で含有せしめられることであ
る。 また、カルシウム(Ca)は、マグネシウムの
反応抑制剤として作用すると同時に、接種効果も
あるため、ある程度は添加する必要があるが、過
剰に添加するとマグネシウムの反応を抑制し過ぎ
て球状化反応が不均一なものとなつてしまう恐れ
がある。そのため、本発明では、2.0%以下の比
率で含有せしめられねばならない。 更に、稀土類元素(RE)は、金属溶湯中の不
純物、例えばイオウ等を中和する作用があるた
め、ある程度は添加する必要があるが、過剰に加
えるとセメンタイト(チル)の発生を助長するた
め好ましくない。従つて本発明では1.0%未満の
比率で含有せしめることが必要である。尚、本発
明に従つて含有せしめられる稀土類元素は、金属
状態で存在するランタン族(ランタニド)であつ
てよく、これはその主成分がセリウム(Ce)と
ランタン(La)からなる。また、この稀土類元
素(RE)は化合物の形態で加えられても何等差
支えない。 そして、これら元素のうち、カルシウム/マグ
ネシウム含量比が0.3以下であり、且つ稀土類元
素/マグネシウム含量比が0.125〜0.3であるよう
に、カルシウム、マグネシウム及び稀土類元素の
量をそれぞれ調整して、特定の含有比率とするこ
とが必要となるのである。 即ち、本発明になる溶銑の黒鉛球状化剤は、従
来用いられていたものに比較して、マグネシウム
に対するカルシウム及び稀土類元素の比率をある
一定の割合で大巾に低下させたところに大きな特
徴を有するものである。例えば、従来はマグネシ
ウム3%、カルシウム1.6%及び稀土類元素1.5%
の比率のものが用いられていたのが、本発明で
は、例えばマグネシウム2.6%、カルシウム0.5%
及び稀土類元素0.5%の比率のものなどが用いら
れることとなるため、これによつて金型による球
状黒鉛鋳鉄の製造において、従来全く不可能とさ
れていた鋳放しのままでフエライト化された鋳鉄
組織を得ることが可能となつたのであり、従来の
如く、セメンタイトの発生のために熱処理をする
必要が全くなくなつて、鋳造コストの大巾なダウ
ンが達成されたものである。 更に、本発明の黒鉛球状化剤を用いれば、砂型
による極薄物の球状黒鉛鋳鉄の製造においても、
セメンタイトの発生が抑制でき、鋳放しのままで
フエライト化された鋳鉄組織を得ることが出来る
のである。 この様に、砂型による極薄物の、あるいは金型
による球状黒鉛鋳鉄の製造において、鋳放しのま
までセメンタイトの発生しない、フエライト化さ
れた鋳鉄組織を得ることが出来るようになつたた
め、製品の引け巣の発生が防止でき、ひいては押
湯を少なくすることが可能となつて製品歩留りの
大巾な向上が得られることとなつたのであり、湯
口部、湯道、押湯等の製品以外の部分の小型化が
達成出来たのである。 また、本発明は、従来のように、セメンタイト
の分解のために大量のエネルギーを消費していた
熱処理炉における焼鈍が不要となるため、それに
消費されていたガス・電気または重油の消費が節
約されることになるだけでなく、熱処理による製
品の高温時の歪も発生しない、まさに画期的なも
のである。 尚、本発明の溶銑の黒鉛球状化剤において、20
〜70%の比率で含有されるケイ素の一部または全
部を、ニツケル、銅、バリウム及びマンガンから
なる群より選ばれた少なくとも一種の元素で置換
せしめることも可能である。 この場合、ニツケル及び銅は、鋳鉄の強度を向
上せしめる作用があり、バリウムは、フエライト
化の促進剤としての作用がある。また、マンガン
は、ニツケル、銅と同じく鋳鉄の強度の向上に貢
献するものである。 以下に実施例を示し、本発明を更に詳細に説明
することとするが、本発明はかかる実施例の記載
によつて何等の制限をも受けるものではない。 実施例 1 下記に示す組成を有する溶銑(溶湯)と黒鉛球
状化剤とを取鍋内において1520℃で反応せしめ
た。そしてかかる球状化処理溶湯を所定の金型鋳
型に注湯して、鋳放しのままでフエライト化され
た球状黒鉛鋳鉄製品を得た。 溶銑の組成 黒鉛球状化剤の組成 C:3.81% Mg:2.5% Si:1.53% Ca:0.6% Mn:0.40% RE:0.4% (ミツシユメタル) P:0.035% Si:46.4% S:0.015% Al:1.8% Fe:残部 Fe:残部 実施例 2 下記に示す組成を有する溶銑(溶湯)と黒鉛球
状化剤とを取鍋内において1500℃で反応せしめ
る。そしてかかる球状化処理溶湯を金型鋳型に注
湯して、鋳放しのままでフエライト化された球状
黒鉛鋳鉄製品を得た。 溶銑の組成 黒鉛球状化剤の組成 C:3.74% Mg:3.6% Si:1.68% Ca:0.8% Mn:0.29% RE:0.8% (ミツシユメタル) P:0.024% Si:46.5% S:0.018% Al:1.6% Fe:残部 Fe:残部 実施例 3 下記に示す組成を有する溶銑(溶湯)と黒鉛球
状化剤とを取鍋内において1510℃で反応せしめ
る。そしてかかる球状化処理溶湯を金型鋳型に注
湯して、鋳放しのままでフエライト化された球状
黒鉛鋳鉄製品を得た。 溶銑の組成 黒鉛球状化剤の組成 C:3.70% Mg:3.0% Si:1.38% Ca:0.6% Mn:0.25% RE:0.5% (ミツシユメタル) P:0.064% Si:45.8% S:0.016% Al:1.7% Fe:残部 Fe:残部 比較例 1〜3 実施例1〜3と同じ組成を有する溶銑(溶湯)
と下記に示す黒鉛球状化剤とをそれぞれ取鍋内に
おいて、1520℃、1500℃及び1510℃で反応せしめ
る。そしてかかる球状化処理溶湯を金型鋳型に注
湯して、球状黒鉛鋳鉄製品をそれぞれ得た。
【表】
実施例1〜3及び比較例1〜3において得られ
た球状黒鉛鋳鉄の化学成分、機械的性質及び製品
の合格率をそれぞれ調べて下表に示した。 また、実施例1で得られた球状黒鉛鋳鉄の顕微
鏡写真を第1図に、比較例1で得られた球状黒鉛
鋳鉄の顕微鏡写真を第2図にそれぞれ示した。
た球状黒鉛鋳鉄の化学成分、機械的性質及び製品
の合格率をそれぞれ調べて下表に示した。 また、実施例1で得られた球状黒鉛鋳鉄の顕微
鏡写真を第1図に、比較例1で得られた球状黒鉛
鋳鉄の顕微鏡写真を第2図にそれぞれ示した。
【表】
第1図より明らかな如く、本発明の溶銑の黒鉛
球状化剤を用いて製造した球状黒鉛鋳鉄にはセメ
ンタイトの発生が見られず、フエライト化された
鋳鉄組織がよく示されている。 これに対し、従来の黒鉛球状化剤を用いて製造
した球状黒鉛鋳鉄には、第2図に示されるよう
に、多量のセメンタイトが発生しているのであ
る。 また、表に示されているように、本発明の黒鉛
球状化剤による球状黒鉛鋳鉄は、従来例に比較し
て、格段に引張り強さ、伸びが強くそのまま製品
として使用に耐えるもので、従つて製品の合格率
に著しい差異が生じているのである。
球状化剤を用いて製造した球状黒鉛鋳鉄にはセメ
ンタイトの発生が見られず、フエライト化された
鋳鉄組織がよく示されている。 これに対し、従来の黒鉛球状化剤を用いて製造
した球状黒鉛鋳鉄には、第2図に示されるよう
に、多量のセメンタイトが発生しているのであ
る。 また、表に示されているように、本発明の黒鉛
球状化剤による球状黒鉛鋳鉄は、従来例に比較し
て、格段に引張り強さ、伸びが強くそのまま製品
として使用に耐えるもので、従つて製品の合格率
に著しい差異が生じているのである。
第1図は本発明の溶銑の黒鉛球状化剤を用いて
製造した球状黒鉛鋳鉄の金属組織を示す顕微鏡写
真(倍率150倍)であり、第2図は従来の黒鉛球
状化剤を用いて製造した球状黒鉛鋳鉄の金属組織
を示す顕微鏡写真(倍率150倍)である。
製造した球状黒鉛鋳鉄の金属組織を示す顕微鏡写
真(倍率150倍)であり、第2図は従来の黒鉛球
状化剤を用いて製造した球状黒鉛鋳鉄の金属組織
を示す顕微鏡写真(倍率150倍)である。
Claims (1)
- 1 20〜70%のケイ素と、0.01〜3.0%のアルミ
ニウムと、0.5〜4.0%のマグネシウムと、2.0%以
下のカルシウムと、1.0%未満の稀土類元素と、
残部の鉄とをそれぞれ含有すると共に、前記カル
シウム/マグネシウム含量比が0.3以下であり、
且つ稀土類元素/マグネシウム含量比が0.125〜
0.3であることを特徴とする溶銑の黒鉛球状化剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8437580A JPS579813A (en) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | Graphite spheroidizing agent for molten iron |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8437580A JPS579813A (en) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | Graphite spheroidizing agent for molten iron |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS579813A JPS579813A (en) | 1982-01-19 |
| JPH0146562B2 true JPH0146562B2 (ja) | 1989-10-09 |
Family
ID=13828782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8437580A Granted JPS579813A (en) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | Graphite spheroidizing agent for molten iron |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS579813A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6111034A (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-18 | 松下電器産業株式会社 | レ−ザ−照射装置 |
| JPH0661360B2 (ja) * | 1988-03-16 | 1994-08-17 | クラッツァー ミカエル | 細胞の選択的破壊装置 |
| FR2750143B1 (fr) * | 1996-06-25 | 1998-08-14 | Pechiney Electrometallurgie | Ferroalliage pour l'inoculation des fontes a graphite spheroidal |
| CN102615255A (zh) * | 2012-03-26 | 2012-08-01 | 江苏亚峰合金材料有限公司 | 一种耐低温冲击、高韧性球墨铸铁用的专用球化剂及其制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5417422B2 (ja) * | 1974-07-05 | 1979-06-29 |
-
1980
- 1980-06-20 JP JP8437580A patent/JPS579813A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS579813A (en) | 1982-01-19 |
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