JPH0146739B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0146739B2 JPH0146739B2 JP56050001A JP5000181A JPH0146739B2 JP H0146739 B2 JPH0146739 B2 JP H0146739B2 JP 56050001 A JP56050001 A JP 56050001A JP 5000181 A JP5000181 A JP 5000181A JP H0146739 B2 JPH0146739 B2 JP H0146739B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- profile
- reference member
- profiles
- driving engagement
- transmission device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/08—Profiling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H1/32—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S475/00—Planetary gear transmission systems or components
- Y10S475/904—Particular mathematical equation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は一般的に言えば回転運動を伝達する
装置、さらに詳細に言えばトルクコンバータや速
度変速装置に関するものである。さらに詳しくは
この発明はこの発明の発明者の一人との共同発明
として得られた新規の技術的原理に基き、かつ
1977年5月17日付の米国特許第4023440号及び
1980年3月25日付米国特許第4194415号に開示さ
れた技術に関するものである。かかる技術上の原
理は正弦駆動と呼ばれている。
装置、さらに詳細に言えばトルクコンバータや速
度変速装置に関するものである。さらに詳しくは
この発明はこの発明の発明者の一人との共同発明
として得られた新規の技術的原理に基き、かつ
1977年5月17日付の米国特許第4023440号及び
1980年3月25日付米国特許第4194415号に開示さ
れた技術に関するものである。かかる技術上の原
理は正弦駆動と呼ばれている。
従来技術
ほとんど全ての発動機や原動機その他これに類
するものはそれらが供給する機械の要求された入
力速度よりもはるかに高い回転出力速度を与え
る。そのためスピードを変えるもの、即ちギヤ配
列構造が夫々及び各機械もしくは機械的装置に広
く採用されている。しかしながら通常のギヤ装置
では相対応する一群の歯、通常はたつた一つの歯
間でのみ係合が与えられるにすぎない。この著し
い無駄は一般には止むをえないと考えられている
が、各歯車の歯はその大部分の時間の間、非係合
でかつ無駄に回転しており、そしてそれが回転し
てきた時に瞬間的に全ての荷重を受けあわなけれ
ばならないということを忘れてはならない。明ら
かに速度比が大きくなればなるほど無駄に回転す
る歯の数は多くなり、又、その無駄も大きくな
る。前記の正弦駆動原理のきわめて重要な意味は
以下のことを可能にしたことである。即ち;多数
の歯の係合及び多数の歯による荷重の伝達であ
る。
するものはそれらが供給する機械の要求された入
力速度よりもはるかに高い回転出力速度を与え
る。そのためスピードを変えるもの、即ちギヤ配
列構造が夫々及び各機械もしくは機械的装置に広
く採用されている。しかしながら通常のギヤ装置
では相対応する一群の歯、通常はたつた一つの歯
間でのみ係合が与えられるにすぎない。この著し
い無駄は一般には止むをえないと考えられている
が、各歯車の歯はその大部分の時間の間、非係合
でかつ無駄に回転しており、そしてそれが回転し
てきた時に瞬間的に全ての荷重を受けあわなけれ
ばならないということを忘れてはならない。明ら
かに速度比が大きくなればなるほど無駄に回転す
る歯の数は多くなり、又、その無駄も大きくな
る。前記の正弦駆動原理のきわめて重要な意味は
以下のことを可能にしたことである。即ち;多数
の歯の係合及び多数の歯による荷重の伝達であ
る。
発明の目的
この発明は以下の理由によつて、運動伝達装置
の理論及び技術における著しい進歩を与えるもの
である。即ち、本発明は多数の形状的係合の考え
方を導入したこと、多数の形状的係合を可能とす
るためかかる形状の形及びサイズの実験的並びに
理論的な決定に関する解析的方法の発展をもたら
すこと、その係合形状の実際の数さらにはそれら
の全体の数の決定のための解析の発展をもたらす
ことである。さらに本発明は以下のことに関係し
ている。
の理論及び技術における著しい進歩を与えるもの
である。即ち、本発明は多数の形状的係合の考え
方を導入したこと、多数の形状的係合を可能とす
るためかかる形状の形及びサイズの実験的並びに
理論的な決定に関する解析的方法の発展をもたら
すこと、その係合形状の実際の数さらにはそれら
の全体の数の決定のための解析の発展をもたらす
ことである。さらに本発明は以下のことに関係し
ている。
相隣る歯の特に卵形形状の切欠きを相隣る歯の
間に有し、そのことによつて多数の歯による係合
が可能であるような新規の歯車。上記の如き新規
な歯車と協働し、したがつて、多数の歯による係
合が可能で、したがつて、高率、簡単さ、サイズ
上の減小、さらに重量及びコストの面での減少を
図りうるようなトルクコンバータや変速機構等の
新規な運動伝達装置。
間に有し、そのことによつて多数の歯による係合
が可能であるような新規の歯車。上記の如き新規
な歯車と協働し、したがつて、多数の歯による係
合が可能で、したがつて、高率、簡単さ、サイズ
上の減小、さらに重量及びコストの面での減少を
図りうるようなトルクコンバータや変速機構等の
新規な運動伝達装置。
実施例
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図及び第2図は本発明の簡単な実施例を示
しており、理解を明確ならしめるためいくつかの
部分は取除いており、もしくは破断している。さ
らに記述を明確にするため基準プレート40及び
入力支持ハブ58(第2図)は透明な材料によつ
て形成されているものと仮定してあるので、第1
図において、それらを通してスプロケツト7及び
偏心軸が明瞭に見えるようになつている。
しており、理解を明確ならしめるためいくつかの
部分は取除いており、もしくは破断している。さ
らに記述を明確にするため基準プレート40及び
入力支持ハブ58(第2図)は透明な材料によつ
て形成されているものと仮定してあるので、第1
図において、それらを通してスプロケツト7及び
偏心軸が明瞭に見えるようになつている。
第1図及び第2図に示す運動伝達装置は、実質
的に同様の二つの基準プレート40及び50を固
定的に支持するベースフレーム4を有している。
基準プレート40は一体のハブもしくはカラー5
8が形成されており、該ハブ内には入力軸1が回
転自在に軸受されており、該入力軸は軸0−0′
を有する。固定的に、かつ偏心的にこの入力軸1
に固定されているのは円筒形状の円筒の偏心軸5
であり、この偏心軸5は軸0′−0′なる縦軸を有
し、その偏心量は差0−0′=εである。歯車もし
くはスプロケツト7は、この偏心軸の回りに回転
自在に軸承されている。歯車7はその周囲に等間
隔に配列されたある数の歯を有している。この相
連続する歯の間の切欠きは新規の形状で、本発明
の重要な特徴を構成している。かくしてこれらの
切欠きは、以下で詳述するように特定の公式から
与えられる卵形の部分からなる形状に特に工夫さ
れたものである。
的に同様の二つの基準プレート40及び50を固
定的に支持するベースフレーム4を有している。
基準プレート40は一体のハブもしくはカラー5
8が形成されており、該ハブ内には入力軸1が回
転自在に軸受されており、該入力軸は軸0−0′
を有する。固定的に、かつ偏心的にこの入力軸1
に固定されているのは円筒形状の円筒の偏心軸5
であり、この偏心軸5は軸0′−0′なる縦軸を有
し、その偏心量は差0−0′=εである。歯車もし
くはスプロケツト7は、この偏心軸の回りに回転
自在に軸承されている。歯車7はその周囲に等間
隔に配列されたある数の歯を有している。この相
連続する歯の間の切欠きは新規の形状で、本発明
の重要な特徴を構成している。かくしてこれらの
切欠きは、以下で詳述するように特定の公式から
与えられる卵形の部分からなる形状に特に工夫さ
れたものである。
上記基準プレート40と50は特定の形状の一
連の穴41を有しており、これら全ての穴41
は、上記中心0に等距離でかつ半径方向に配置さ
れており、又、お互いにも等距離になつている。
これら全ての穴41は卵形状に特に工夫されてい
る。
連の穴41を有しており、これら全ての穴41
は、上記中心0に等距離でかつ半径方向に配置さ
れており、又、お互いにも等距離になつている。
これら全ての穴41は卵形状に特に工夫されてい
る。
歯よりも少なくとも一つ以上多くの穴41があ
り、これらの穴は二つの基準プレート40と50
上でお互いに向きあつており、そして各一対の穴
は第2図に明瞭に示されているようにピン21を
とらえた状態に保持している。これらのピン21
の直径は卵形の穴41の対の輪郭内において自由
に移動しうるようになつており、その限りにおい
てとらえられた状態に保持されている。
り、これらの穴は二つの基準プレート40と50
上でお互いに向きあつており、そして各一対の穴
は第2図に明瞭に示されているようにピン21を
とらえた状態に保持している。これらのピン21
の直径は卵形の穴41の対の輪郭内において自由
に移動しうるようになつており、その限りにおい
てとらえられた状態に保持されている。
さらに、これらのピンの直径、卵形の穴41の
形状及びサイズ、さらには、スプロケツトの歯の
間の欠切きを形成する卵形状の、形状及びサイズ
はこれらのピン21が基準プレートの卵形の穴と
歯車7の順次の切欠きとに連続的に係合するよう
に内部的に相互に結合するかみ合い要素として機
能しうるように注意深く形成され、かつ計算され
ている。換言すれば、各ピン21は、一対の卵形
の穴(基準プレート40及び50)の一対の間に
完全にとらえられる一方、各ピンは歯車の切欠き
に順次に後退的に係合する。しかし、この係合は
他の観点からもユニークであり、何故なら各ピン
21は、基準プレート40及び50(反応要素)
と歯車7(作用要素)とを卵形穴41の対の卵形
穴41の形状の輪郭線の範囲で連続的に運動する
ことによつて、及び歯車の各切欠きの卵形の内部
で連続的に動くことによつて結合するという点に
おいてユニークである。
形状及びサイズ、さらには、スプロケツトの歯の
間の欠切きを形成する卵形状の、形状及びサイズ
はこれらのピン21が基準プレートの卵形の穴と
歯車7の順次の切欠きとに連続的に係合するよう
に内部的に相互に結合するかみ合い要素として機
能しうるように注意深く形成され、かつ計算され
ている。換言すれば、各ピン21は、一対の卵形
の穴(基準プレート40及び50)の一対の間に
完全にとらえられる一方、各ピンは歯車の切欠き
に順次に後退的に係合する。しかし、この係合は
他の観点からもユニークであり、何故なら各ピン
21は、基準プレート40及び50(反応要素)
と歯車7(作用要素)とを卵形穴41の対の卵形
穴41の形状の輪郭線の範囲で連続的に運動する
ことによつて、及び歯車の各切欠きの卵形の内部
で連続的に動くことによつて結合するという点に
おいてユニークである。
後述するように、この運動は特定の条件下で始
めて可能であり、純粋の転り運動及びこの条件が
達成されることによつて、摩擦損失が殆んど0に
減少されること(理論的にはこれらは実際に0と
しうる)。そして、何度も強調されるべきことは、
これらの構造により多数の歯による係合及び多数
の歯による荷重の伝達が行なえるということであ
る。
めて可能であり、純粋の転り運動及びこの条件が
達成されることによつて、摩擦損失が殆んど0に
減少されること(理論的にはこれらは実際に0と
しうる)。そして、何度も強調されるべきことは、
これらの構造により多数の歯による係合及び多数
の歯による荷重の伝達が行なえるということであ
る。
ピン21の如きかみ合い要素は、お互いに完全
に独立しているか、もしくは、何らかの適当な手
段を介して連結されており、例えばサイドプレー
ト16,15等の手段によつて第1図及び第2図
に示すように結合することもできる。そのように
すればピン21はお互いに離れて保持することが
でき、しかもその距離は好ましい値に固定するこ
とができ、さらにこのことはこれらのピンが二つ
の正弦(即ち、第1図の軸X′−Xの下の部分)
の非係合機関において歯のチツプから遠ざけて保
持することができるという利点をも与えることが
できる。しかしながら後に述べるようにピンを自
由に非係合の二つの正弦において歯から自由に通
りすぎうるようにすることを保証しうるように他
の手段を同様に採用することができ、したがつて
サイドプレート16及び17を介してのピン21
の結合もしくは他の連結手段による結合は全く必
要に応じて行いえるものである。
に独立しているか、もしくは、何らかの適当な手
段を介して連結されており、例えばサイドプレー
ト16,15等の手段によつて第1図及び第2図
に示すように結合することもできる。そのように
すればピン21はお互いに離れて保持することが
でき、しかもその距離は好ましい値に固定するこ
とができ、さらにこのことはこれらのピンが二つ
の正弦(即ち、第1図の軸X′−Xの下の部分)
の非係合機関において歯のチツプから遠ざけて保
持することができるという利点をも与えることが
できる。しかしながら後に述べるようにピンを自
由に非係合の二つの正弦において歯から自由に通
りすぎうるようにすることを保証しうるように他
の手段を同様に採用することができ、したがつて
サイドプレート16及び17を介してのピン21
の結合もしくは他の連結手段による結合は全く必
要に応じて行いえるものである。
第1図の機構の特定の部分をより明確に示すた
め何本かのピン21及びサイドプレート16,1
7は大部分図示されていない。そして再び、図面
においてその存在を強調し、かつ明瞭に示すため
何本かのピンはハツチングにより示されている。
め何本かのピン21及びサイドプレート16,1
7は大部分図示されていない。そして再び、図面
においてその存在を強調し、かつ明瞭に示すため
何本かのピンはハツチングにより示されている。
上記したようにスプロケツトの歯より少なくと
も一つ多くの卵形穴41があるため、歯31より
少なくとも一本多くのピン21があり、したがつ
て、これらのピン21は軸X′−Xの上部におい
て係合し、下に向うにしたがつて徐々に非係合と
なる。
も一つ多くの卵形穴41があるため、歯31より
少なくとも一本多くのピン21があり、したがつ
て、これらのピン21は軸X′−Xの上部におい
て係合し、下に向うにしたがつて徐々に非係合と
なる。
スプロケツト7は一体の歯部3と一体に形成さ
れ、この歯部が装置の出力軸となる。この出力軸
3は偏心的に減速された速度で回転する。多くの
場合、かかる偏心回転は、純粋の回転、好ましく
は入力軸と同軸の回転に復元することが好まし
く、さらにこのことは、よく知られた適当な複数
の手段によつて、達成することができる。
れ、この歯部が装置の出力軸となる。この出力軸
3は偏心的に減速された速度で回転する。多くの
場合、かかる偏心回転は、純粋の回転、好ましく
は入力軸と同軸の回転に復元することが好まし
く、さらにこのことは、よく知られた適当な複数
の手段によつて、達成することができる。
装置の速度の減速はきわめて高く、そして以下
の公式で与えられる ns/np−ns ここでnsはスプロケツトの歯数、npは卵形穴の
数である。上記の公式から最大の速度減速はnp−
ns,1即ち、歯車の歯数より一つだけ卵形穴が多
いときに得られることが明らかである。
の公式で与えられる ns/np−ns ここでnsはスプロケツトの歯数、npは卵形穴の
数である。上記の公式から最大の速度減速はnp−
ns,1即ち、歯車の歯数より一つだけ卵形穴が多
いときに得られることが明らかである。
第1a図は係合の1/4のサイクルの間、一つの
卵形穴の内部でかみ合い結合部材であるピンが、
連続的にとる位置をより明確に示すため1/4サイ
クルあたりの卵形の数を第1図では6であつたも
のから9に増大して示すダイヤグラムである。よ
り明瞭に示すためこのピンの直径は実際の事実と
は少し異なるが、その最適のサイズより若干小さ
くして示してある。ピンは点ZからX′−O軸に
向けて、その連続的な位置で点線でもつて示され
ており、実際このことから明らかなように基準プ
レート及びスプロケツトからピンに作用する力は
径方向に発散(径方向に外向き発散)し、したが
つてピンは通常、係合からはずれるように押され
る(他の手段が連続的な係合を与えるように採用
されていない限り)。ピンが点Zに対してY軸側
に位置するときは同じ上記の力の合力は半径方
向、内向きに内向しており、従つて、他のいかな
る手段からの援助なしに連続した係合を保証す
る。
卵形穴の内部でかみ合い結合部材であるピンが、
連続的にとる位置をより明確に示すため1/4サイ
クルあたりの卵形の数を第1図では6であつたも
のから9に増大して示すダイヤグラムである。よ
り明瞭に示すためこのピンの直径は実際の事実と
は少し異なるが、その最適のサイズより若干小さ
くして示してある。ピンは点ZからX′−O軸に
向けて、その連続的な位置で点線でもつて示され
ており、実際このことから明らかなように基準プ
レート及びスプロケツトからピンに作用する力は
径方向に発散(径方向に外向き発散)し、したが
つてピンは通常、係合からはずれるように押され
る(他の手段が連続的な係合を与えるように採用
されていない限り)。ピンが点Zに対してY軸側
に位置するときは同じ上記の力の合力は半径方
向、内向きに内向しており、従つて、他のいかな
る手段からの援助なしに連続した係合を保証す
る。
以下に詳細に説明するように点Zは、基準プレ
ートの卵形のピツチ円とスプロケツトの卵形のピ
ツチ円との交叉点である。
ートの卵形のピツチ円とスプロケツトの卵形のピ
ツチ円との交叉点である。
第1図及び第2図を参照して装置の作動は以下
の如くである。入力軸1が回転するにしたがつ
て、偏心軸5は入力軸に一体に固定されているた
めスプロケツト7を同じ方向に旋回(偏心的に回
動)させると共にスプロケツト7を対向した方向
に回転させ、その回転は減速された速度となる。
スプロケツト7が上記のように回転し、かつ旋回
する間、各ピン卵形の穴の輪郭線によつて規制さ
れた軌道軌跡に従い(穴の内部にとらえられた状
態で)、かつ相隣る歯の間に形成される切欠きの
輪郭線内を移動して、この切欠きの輪郭線上で順
次点接触する。その時、幾つかの歯が、或る瞬
間、等数のピンを介して卵形の穴と同時に係合し
ており、かつ、これらの歯数の半分が負荷を担持
し、かつ、支承していることになる。
の如くである。入力軸1が回転するにしたがつ
て、偏心軸5は入力軸に一体に固定されているた
めスプロケツト7を同じ方向に旋回(偏心的に回
動)させると共にスプロケツト7を対向した方向
に回転させ、その回転は減速された速度となる。
スプロケツト7が上記のように回転し、かつ旋回
する間、各ピン卵形の穴の輪郭線によつて規制さ
れた軌道軌跡に従い(穴の内部にとらえられた状
態で)、かつ相隣る歯の間に形成される切欠きの
輪郭線内を移動して、この切欠きの輪郭線上で順
次点接触する。その時、幾つかの歯が、或る瞬
間、等数のピンを介して卵形の穴と同時に係合し
ており、かつ、これらの歯数の半分が負荷を担持
し、かつ、支承していることになる。
ピンが同時に係合する歯の歯数は、いくつかの
パラメータによつて変るが、これらのパラメータ
も装置の用途や設計上の要因によつて異つてく
る。しかし、半サイクル(即ち、180゜の回転時)
に複数のピンが同数の歯と係合し得るということ
は、いくつかの設計上の利点があつて、例えば、
残りの半サイクル時には係合していない状態を得
ることができる。この場合、設計の目的が90゜の
回転時に負荷伝達と支承を行なわしめるようにす
ることであれば、特定の用途における外因性パラ
メータないし設計上の要因になり、例えば第1a
図について説明した如く、1/4サイクル(即ち、
90゜回転)時よりも短い間に負荷伝達と支承が行
なわれるようなことがある。
パラメータによつて変るが、これらのパラメータ
も装置の用途や設計上の要因によつて異つてく
る。しかし、半サイクル(即ち、180゜の回転時)
に複数のピンが同数の歯と係合し得るということ
は、いくつかの設計上の利点があつて、例えば、
残りの半サイクル時には係合していない状態を得
ることができる。この場合、設計の目的が90゜の
回転時に負荷伝達と支承を行なわしめるようにす
ることであれば、特定の用途における外因性パラ
メータないし設計上の要因になり、例えば第1a
図について説明した如く、1/4サイクル(即ち、
90゜回転)時よりも短い間に負荷伝達と支承が行
なわれるようなことがある。
本発明は、前述の如く従来例に比べて利点を有
する他に、下記の如くの特徴をも有するものであ
る。
する他に、下記の如くの特徴をも有するものであ
る。
構造的には、本発明による歯車は、相隣る歯3
1間の切欠きが、卵形の穴の一部をなしている
(即ち、歯車に卵形の一部の形状が形成されてい
る)。
1間の切欠きが、卵形の穴の一部をなしている
(即ち、歯車に卵形の一部の形状が形成されてい
る)。
更に、相隣る歯間に卵形の一部の形状を有する
切欠きのある歯車は機能的にもユニークなもので
あつて、従来例においては各サイクルにおける係
合時は係合機素(即ち、ピン)が歯車の歯間にロ
ツクされるのに対し、本発明においては、係合機
素(ピン21)は相隣る歯間に形成された卵形の
一部の形状の輪郭線と順次点接触しながら、切欠
き内で連続して移動するようになつている。
切欠きのある歯車は機能的にもユニークなもので
あつて、従来例においては各サイクルにおける係
合時は係合機素(即ち、ピン)が歯車の歯間にロ
ツクされるのに対し、本発明においては、係合機
素(ピン21)は相隣る歯間に形成された卵形の
一部の形状の輪郭線と順次点接触しながら、切欠
き内で連続して移動するようになつている。
基準プレート40上の卵形の穴41の輪郭内
で、しかも、スプロケツトにおける卵形の切欠き
でピン21が連続移動するということは、非常に
重要で利用価値のあるものである。即ち、歯31
間の切欠きを、穴41の卵形の輪郭と同一形状だ
が、それとは反対方向に向つた卵形の一部の形状
をなしておれば、ピン21は純粋の転動運動を行
う、即ち、穴41と歯間の切欠きにおいて回転す
るから、摩擦を伴うことはななく、従つて、摩擦
による運動損失をなくすことが出来るのである。
で、しかも、スプロケツトにおける卵形の切欠き
でピン21が連続移動するということは、非常に
重要で利用価値のあるものである。即ち、歯31
間の切欠きを、穴41の卵形の輪郭と同一形状だ
が、それとは反対方向に向つた卵形の一部の形状
をなしておれば、ピン21は純粋の転動運動を行
う、即ち、穴41と歯間の切欠きにおいて回転す
るから、摩擦を伴うことはななく、従つて、摩擦
による運動損失をなくすことが出来るのである。
更に、本発明による装置は、従来例よりもはる
かに簡単なものであるから、最少限の部品数を以
つて容易に製造し得るとともに、製造コストも比
較的低廉である。また、装置そのものも効率的な
ものであると同時に、諸損失も少く出来、かつ、
寸法において軽量小型である。
かに簡単なものであるから、最少限の部品数を以
つて容易に製造し得るとともに、製造コストも比
較的低廉である。また、装置そのものも効率的な
ものであると同時に、諸損失も少く出来、かつ、
寸法において軽量小型である。
さて、ここまで用いた「卵形」なる用語ではあ
るが、この形状については第4図と第5図とに示
してあつて、幾何学的には、長軸と短軸を有する
ものである。これらの長軸と短軸とは、夫々、主
軸と副軸とも言えるものである。第4図に示すよ
うに、主軸は、卵形の形状において描かれる長い
対称軸a−bであり、副軸は短い軸c−dであつ
て、主軸は副軸上の中間点を通つて副軸を等分し
ている。この卵形の形状における主軸と副軸との
交点を、本明細書においては「図芯」と称する。
るが、この形状については第4図と第5図とに示
してあつて、幾何学的には、長軸と短軸を有する
ものである。これらの長軸と短軸とは、夫々、主
軸と副軸とも言えるものである。第4図に示すよ
うに、主軸は、卵形の形状において描かれる長い
対称軸a−bであり、副軸は短い軸c−dであつ
て、主軸は副軸上の中間点を通つて副軸を等分し
ている。この卵形の形状における主軸と副軸との
交点を、本明細書においては「図芯」と称する。
前述の主軸は、卵形の輪郭線と2ケ所において
交わる。即ち、卵形の輪郭線の最も半径の小さい
弧線上の一点bと、それより半径の大きい弧線上
の一点である。そこで、卵形の輪郭線上であつて
主軸と交わる。比較的曲率のゆるやかな、大きい
半径で描かれる端部の部分を卵形の輪郭の「基
端」と称する。
交わる。即ち、卵形の輪郭線の最も半径の小さい
弧線上の一点bと、それより半径の大きい弧線上
の一点である。そこで、卵形の輪郭線上であつて
主軸と交わる。比較的曲率のゆるやかな、大きい
半径で描かれる端部の部分を卵形の輪郭の「基
端」と称する。
また、従来の歯車装置においては、歯車の設計
を分析するのに「ピツチ円」なる概念が使われて
いる。そして、従来の歯車装置においての互いに
連係している2つの歯車のピツチ円は、一点にて
接線方向に交わるようになつており、このことか
らして、各歯車ごと1つの歯が或る瞬間に他の歯
車の歯と係合して負荷伝達の役をなしていること
がわかる。
を分析するのに「ピツチ円」なる概念が使われて
いる。そして、従来の歯車装置においての互いに
連係している2つの歯車のピツチ円は、一点にて
接線方向に交わるようになつており、このことか
らして、各歯車ごと1つの歯が或る瞬間に他の歯
車の歯と係合して負荷伝達の役をなしていること
がわかる。
本発明においても、前述の如くの従来の「ピツ
チ円」の概念を用いて説明することが出来る。そ
れが出来るためには、卵形の穴のピツチ円を、前
述の図芯を通るものと定める必要がある。
チ円」の概念を用いて説明することが出来る。そ
れが出来るためには、卵形の穴のピツチ円を、前
述の図芯を通るものと定める必要がある。
第1図においては、基準プレート40上の卵形
の穴41の、中心を0とするピツチ円はcpを以つ
て示されている。このピツチ円cpを、以後、「板
のピツチ円」または「PCP」と略称する。他方、
スプロケツト7における卵形の輪郭の、中心0′
とするピツチ円はcsを以つて示されており、この
ピツチ円csを、以後、「スプロケツトのピツチ円」
または「PCS」と略称する。更に、ピン21の軸
芯を通る、中心0″とするピツチ円はcqを以つて
示されている。このピツチ円cqの中心0″は、中
心0と0′との間に位置している。
の穴41の、中心を0とするピツチ円はcpを以つ
て示されている。このピツチ円cpを、以後、「板
のピツチ円」または「PCP」と略称する。他方、
スプロケツト7における卵形の輪郭の、中心0′
とするピツチ円はcsを以つて示されており、この
ピツチ円csを、以後、「スプロケツトのピツチ円」
または「PCS」と略称する。更に、ピン21の軸
芯を通る、中心0″とするピツチ円はcqを以つて
示されている。このピツチ円cqの中心0″は、中
心0と0′との間に位置している。
本発明の最もありふれたものではあるが、重要
な特徴は、これら全てのピツチ円cp,cs,cqが、
軸X′−Xの上方において2ケ所Zにて互いに交
わる、ということである。
な特徴は、これら全てのピツチ円cp,cs,cqが、
軸X′−Xの上方において2ケ所Zにて互いに交
わる、ということである。
このように、全てのピツチ円が2ケ所にて交わ
ることから、従来の歯車装置におけるピツチ円の
位置に関する概念は本発明のそれとは異り、ま
た、本発明に基いて設計し構成するトルクコンバ
ータを分析する上で基礎となるものである。しか
も、この分析方法は軸X−X′の上方においての
み適用し得るもので、軸X−X′の下方において
は、歯とピンとの係合が外れて、その歯が「次の
ステーシヨン」に移る、即ち、1つの卵形だけ進
むようになつているから、前述の分析方法は適用
されない。
ることから、従来の歯車装置におけるピツチ円の
位置に関する概念は本発明のそれとは異り、ま
た、本発明に基いて設計し構成するトルクコンバ
ータを分析する上で基礎となるものである。しか
も、この分析方法は軸X−X′の上方においての
み適用し得るもので、軸X−X′の下方において
は、歯とピンとの係合が外れて、その歯が「次の
ステーシヨン」に移る、即ち、1つの卵形だけ進
むようになつているから、前述の分析方法は適用
されない。
3つのピツチcp,cs,cqは全て同一のピツチP
を有している、即ち、卵形の穴41の図芯間の距
離はスプロケツト7の卵形の図芯間の距離と等し
く、また、ピン21の軸芯間の距離とも等しい。
但し、これは、軸X′−Xの下方においては、サ
イドプレート16,17の如きの手段により互い
に隔離された時のピン21間の距離が変ることが
あるから、軸X′−Xの下方についてはあてはま
らない。
を有している、即ち、卵形の穴41の図芯間の距
離はスプロケツト7の卵形の図芯間の距離と等し
く、また、ピン21の軸芯間の距離とも等しい。
但し、これは、軸X′−Xの下方においては、サ
イドプレート16,17の如きの手段により互い
に隔離された時のピン21間の距離が変ることが
あるから、軸X′−Xの下方についてはあてはま
らない。
本発明による諸利点が充分味わえるようになる
ためには、本発明による装置の卵形の穴やスプロ
ケツトの卵形の輪郭やその他の部品のパラメータ
の形状と大きさとを慎重に調べ、かつ、分析して
設計する必要がある。卵形の形状についてこれか
ら説明する。
ためには、本発明による装置の卵形の穴やスプロ
ケツトの卵形の輪郭やその他の部品のパラメータ
の形状と大きさとを慎重に調べ、かつ、分析して
設計する必要がある。卵形の形状についてこれか
ら説明する。
前述のように、従来の歯車装置においては、た
だ1つだけ(たとえ良くても2,3)の歯が、或
る瞬間に係合して負荷伝達の役をなしている。
だ1つだけ(たとえ良くても2,3)の歯が、或
る瞬間に係合して負荷伝達の役をなしている。
多数の歯が同時に係合し得るためには、互いに
連係している2つの歯車のうち少くとも1つがフ
レキシブルであつて、形状が連続して変るものと
することである。これがいわゆる「フレクスプラ
イン(Flexspline)方式」にて行なわれているこ
とではあるが、実用化には問題があるばかりでは
なくて、製造コストがかさむなどの欠点がある。
連係している2つの歯車のうち少くとも1つがフ
レキシブルであつて、形状が連続して変るものと
することである。これがいわゆる「フレクスプラ
イン(Flexspline)方式」にて行なわれているこ
とではあるが、実用化には問題があるばかりでは
なくて、製造コストがかさむなどの欠点がある。
他の方法としては本発明によるものがある。そ
の前に、「歯車」と「歯」についての概存概念を
無視して、それに代るものとして、負荷を伝達す
るためには下記の基本的な機素が必要である。
の前に、「歯車」と「歯」についての概存概念を
無視して、それに代るものとして、負荷を伝達す
るためには下記の基本的な機素が必要である。
1 作用要素(可動ないし回転自在)
2 反応要素(固定ないし静止)
そこで負荷を伝達し得るためには、これらの2
つの要素はいくらか相互係合しなければならず、
従つて、各要素に適当な形状(必ずしも歯とは限
らない)をもたせる必要がある。更に、多数点係
合(Multiprofile Engagement)を得るために
は、前記両要素が固体で出来ているものであるか
ら、連続した形状(Profile)における係合点は、
それらの輪郭線に沿う互いに異つた位置上に来な
ければならないのは明らかである。
つの要素はいくらか相互係合しなければならず、
従つて、各要素に適当な形状(必ずしも歯とは限
らない)をもたせる必要がある。更に、多数点係
合(Multiprofile Engagement)を得るために
は、前記両要素が固体で出来ているものであるか
ら、連続した形状(Profile)における係合点は、
それらの輪郭線に沿う互いに異つた位置上に来な
ければならないのは明らかである。
以上のことから、作用要素と反応要素の形状
は、両者が恐らくは互いに直接係合し得ない形状
かも知れず、これを解消するためには、相互連結
用介在要素を介在させることである。
は、両者が恐らくは互いに直接係合し得ない形状
かも知れず、これを解消するためには、相互連結
用介在要素を介在させることである。
よつて、下記の如く、前述の二要素にもう一つ
の要素を付加して、3つの基本的な機素を構成す
る必要がある。(これは、従来の歯車装置におけ
る2機素とは対照である。) 1 作用要素(例えば、スプロケツト7の形
状) 2 反応要素(例えば、基板40上の穴41) 3 介在連結要素(例えば、ピン21) これらの「形状」ないし「穴」の形を定めるに
は2つの方法がある。即ち、実験によるものと、
理論(算術)によるものとがある。ことに、理論
的な方法においては、式は既知のパラメータに基
いているので、本発明による装置を設計するに当
つては有用な道具である。
の要素を付加して、3つの基本的な機素を構成す
る必要がある。(これは、従来の歯車装置におけ
る2機素とは対照である。) 1 作用要素(例えば、スプロケツト7の形
状) 2 反応要素(例えば、基板40上の穴41) 3 介在連結要素(例えば、ピン21) これらの「形状」ないし「穴」の形を定めるに
は2つの方法がある。即ち、実験によるものと、
理論(算術)によるものとがある。ことに、理論
的な方法においては、式は既知のパラメータに基
いているので、本発明による装置を設計するに当
つては有用な道具である。
以後、実験に基く方法と理論に基く方法とを
別々に説明する。
別々に説明する。
実験による形状軌跡の求め方
この方法については、第3図、第4図、第4a
図、第4b図、第4c図、第4d図及び第5図を
参照しながら説明する。第3図には、前述の「形
状」の形を定め、そのパラメータを見つけるため
の「描画機」が示されている。この描画機のデイ
スク40は、所望の形状が描かれるようになつた
「反応要素」である。これらの形状は、中心をO
とするピツチ円cp上に図芯を有することになる。
csは、中心をO′とする「作用要素」のピツチ円で
ある。このピツチcsはピツチ円cpよりも小さく、
これらのピツチ円cs,cpは、偏心量εだけ互いに
ずれている。
図、第4b図、第4c図、第4d図及び第5図を
参照しながら説明する。第3図には、前述の「形
状」の形を定め、そのパラメータを見つけるため
の「描画機」が示されている。この描画機のデイ
スク40は、所望の形状が描かれるようになつた
「反応要素」である。これらの形状は、中心をO
とするピツチ円cp上に図芯を有することになる。
csは、中心をO′とする「作用要素」のピツチ円で
ある。このピツチcsはピツチ円cpよりも小さく、
これらのピツチ円cs,cpは、偏心量εだけ互いに
ずれている。
中心OとO′とは「接地固定」されている。即
ち、中心O,O′とは、ピツチ円cp(及びデイスク
40)とピツチ円csとが、互いに独立して自由に
回転する時の軸芯(固定かつ静止)である。そこ
で、ピツチ円cpとcsとを夫々、OとO′とを中心と
して自由回転するデイスクないしプリーと仮定す
る。
ち、中心O,O′とは、ピツチ円cp(及びデイスク
40)とピツチ円csとが、互いに独立して自由に
回転する時の軸芯(固定かつ静止)である。そこ
で、ピツチ円cpとcsとを夫々、OとO′とを中心と
して自由回転するデイスクないしプリーと仮定す
る。
次に、ピツチ円cpと共通のアイドラーデイスク
との間、及び、ピツチ円csと前記アイドラーデ
イスクとの間に夫々ベルトを懸張させ、ピツチ
円csの円周の一点A(この点Aは、軸X′−Xの上
方においてピツチ円cpとcsが最も大きく重なり合
う所にある。)に描画用スタイラスを取りつける。
尚、アイドラーデイスクの軸ないしスピンドル
も「接地固定」されているものとする。
との間、及び、ピツチ円csと前記アイドラーデ
イスクとの間に夫々ベルトを懸張させ、ピツチ
円csの円周の一点A(この点Aは、軸X′−Xの上
方においてピツチ円cpとcsが最も大きく重なり合
う所にある。)に描画用スタイラスを取りつける。
尚、アイドラーデイスクの軸ないしスピンドル
も「接地固定」されているものとする。
そこで、ピツチ円csを回転させると、その上に
おかれたスタイラスは、デイスク40上に第4a
図、第4b図、または、第4c図に示した曲線を
描くことになる。このようにして描かれた曲線に
は複数の卵形の形が含まれており、その数はピツ
チ円cpとcsの夫々の半径の比によつてきまるとと
もに、また、卵形(第4a図でハツチングを施し
た部分)の大きさは偏心量εの値によつてきま
る。
おかれたスタイラスは、デイスク40上に第4a
図、第4b図、または、第4c図に示した曲線を
描くことになる。このようにして描かれた曲線に
は複数の卵形の形が含まれており、その数はピツ
チ円cpとcsの夫々の半径の比によつてきまるとと
もに、また、卵形(第4a図でハツチングを施し
た部分)の大きさは偏心量εの値によつてきま
る。
即ち、角度βp(第4a図と第4b図)は、ピツ
チ円cpとcsの夫々の半径の比によつてきまるか
ら、角度βpは両方の図形において同一である。し
かしながら、第4a図に示した偏心量はε=P/4 であり、第4b図の左側における偏心量はε>
P/4、同図右側における偏心量はε<P/4である。
チ円cpとcsの夫々の半径の比によつてきまるか
ら、角度βpは両方の図形において同一である。し
かしながら、第4a図に示した偏心量はε=P/4 であり、第4b図の左側における偏心量はε>
P/4、同図右側における偏心量はε<P/4である。
従つて、第4b図の左側と右側に示した卵形は、
第4a図に示したものに比べて、夫々大きくて、
小さいものである。
第4a図に示したものに比べて、夫々大きくて、
小さいものである。
第3図の「描画機」から、下記の如くの演繹す
ることが出来る。
ることが出来る。
1 求めている「形状」の形が、第4図にて拡大
して示した如くの卵形軌跡を描くものであるこ
と。
して示した如くの卵形軌跡を描くものであるこ
と。
2 ピツチ円cs上のスタイラス(直径が零に等し
いとみなし得る介在連結要素としてのピン)
は、360゜回転の途上の或る回転角において、ピ
ツチ円cp上の卵形と係合すること。
いとみなし得る介在連結要素としてのピン)
は、360゜回転の途上の或る回転角において、ピ
ツチ円cp上の卵形と係合すること。
3 ピツチ円cs上のスタイラスを、前記或る回転
角における残りの部分において(即ち、b−b
間の軌跡を描くに対応する回転角の間)、「ひつ
こめる」と、この「ひつこめる」作用は非係合
サイクルに対応して、スタイラス、即ち、介在
連結要素は、1つまたはそれ以上の卵形を「飛
び越す」、即ち、歩進するようになり、かくて、
著しい減速作用が得られる。
角における残りの部分において(即ち、b−b
間の軌跡を描くに対応する回転角の間)、「ひつ
こめる」と、この「ひつこめる」作用は非係合
サイクルに対応して、スタイラス、即ち、介在
連結要素は、1つまたはそれ以上の卵形を「飛
び越す」、即ち、歩進するようになり、かくて、
著しい減速作用が得られる。
4 cp,cs,βp,P、及び、εについての関係が
前述の如くになること。
前述の如くになること。
5 卵形の軌跡b−c−a−d−bが大きければ
大きい程、係合が可能なサイクルの部分が大き
くなること。
大きい程、係合が可能なサイクルの部分が大き
くなること。
6 係合と非係合サイクルの選定については、第
4d図に、偏心量εが異つた値をとるときにcp
が90゜回転する間のスタイラスA(第3図参照)
が描く軌跡が示されているので役立つであろ
う。この図から明らかな如く、本発明の装置に
卵形の一部を用いると、最初の2つの軌跡につ
いては軸X′−Xの上方では90゜回転前に、また、
軸X′−X上にあつては90゜回転時に夫々係合が
行なわれ、更に、第3の軌跡については軸
X′−Xの下方では90゜回転後に係合が行なわれ
ることになる。これに対応する状態は、夫々、
第4b図の右側、第4a図、及び、第4b図の
左側に示してある。
4d図に、偏心量εが異つた値をとるときにcp
が90゜回転する間のスタイラスA(第3図参照)
が描く軌跡が示されているので役立つであろ
う。この図から明らかな如く、本発明の装置に
卵形の一部を用いると、最初の2つの軌跡につ
いては軸X′−Xの上方では90゜回転前に、また、
軸X′−X上にあつては90゜回転時に夫々係合が
行なわれ、更に、第3の軌跡については軸
X′−Xの下方では90゜回転後に係合が行なわれ
ることになる。これに対応する状態は、夫々、
第4b図の右側、第4a図、及び、第4b図の
左側に示してある。
そこで、介在連結要素(ピン21)の実際の直
径が一たん定まると、ピン21の半径と等しい半
径を有する一群の円形が、夫々の中心が第4図の
軌跡の右側に位置した状態で描くことができ、従
つて第5図に示した図形が得られる。第5図の図
形の包絡線そのものが、介在連結要素(ピン2
1)に所定の直径をもたせた時に「有効形状」と
なるのである。
径が一たん定まると、ピン21の半径と等しい半
径を有する一群の円形が、夫々の中心が第4図の
軌跡の右側に位置した状態で描くことができ、従
つて第5図に示した図形が得られる。第5図の図
形の包絡線そのものが、介在連結要素(ピン2
1)に所定の直径をもたせた時に「有効形状」と
なるのである。
さて、反応要素(基準プレート40)は卵形の
穴ないし卵形の形を、また、作用要素(スプロケ
ツト7)に卵形の形(作用要素、即ち、スプロケ
ツト7の円周上の切欠き)を形成すれば、そし
て、ピン21を以つて純粋なコロガリ運動(転動
運動)を行なわしめたいのであれば、卵形の形の
大きさとしては第4図に示したのと正確に合せ、
しかも、これらの2つの形(基準プレート40と
スプロケツト7における卵形)を互いに反対方向
に向ける、つまり、正確に言えば、夫々の卵形の
形における基端を互いに外方へ向ける必要があ
る。
穴ないし卵形の形を、また、作用要素(スプロケ
ツト7)に卵形の形(作用要素、即ち、スプロケ
ツト7の円周上の切欠き)を形成すれば、そし
て、ピン21を以つて純粋なコロガリ運動(転動
運動)を行なわしめたいのであれば、卵形の形の
大きさとしては第4図に示したのと正確に合せ、
しかも、これらの2つの形(基準プレート40と
スプロケツト7における卵形)を互いに反対方向
に向ける、つまり、正確に言えば、夫々の卵形の
形における基端を互いに外方へ向ける必要があ
る。
前述のように、ピン21の純粋なコロガリ運動
とは、理論的にも摩擦がないということであつ
て、これにより機構の全体の効率を高めることが
できるのである。
とは、理論的にも摩擦がないということであつ
て、これにより機構の全体の効率を高めることが
できるのである。
ところで、第3図に示したように、cpとcsとは
共通のアイドラ−デイスク(遊車)に連結され
ているので、cpとcsの回転運動は力学的にも均一
なものである。換言すれば、cpを一定の角速度で
回転すれば、cpの角速度とcsの角速度は直径が異
るので互いに異るけれども、それでもcsも一定の
角速度で回転する。これは、入力速度と出力速度
とが力学的にも均一、換言すれば、入力速度が一
定であれば、出力速度も常に一定であることから
して、非常に重要なことである。
共通のアイドラ−デイスク(遊車)に連結され
ているので、cpとcsの回転運動は力学的にも均一
なものである。換言すれば、cpを一定の角速度で
回転すれば、cpの角速度とcsの角速度は直径が異
るので互いに異るけれども、それでもcsも一定の
角速度で回転する。これは、入力速度と出力速度
とが力学的にも均一、換言すれば、入力速度が一
定であれば、出力速度も常に一定であることから
して、非常に重要なことである。
理論による形状軌跡の求め方
全ての計算は、2つの四分円体が係合している
時、即ち、スプロケツト上の切欠きが、(第1図
の軸X′−Xの上方にて)介在連結要素の作用を
介して卵形の穴と係合している時に起る諸条件に
基いている。
時、即ち、スプロケツト上の切欠きが、(第1図
の軸X′−Xの上方にて)介在連結要素の作用を
介して卵形の穴と係合している時に起る諸条件に
基いている。
そこで、検討の仕方を容易にするため、入力シ
ヤフトは固定されており、トルクコンバータはこ
の固定入力シヤフトを中心に回転自在であるもの
と仮定する。
ヤフトは固定されており、トルクコンバータはこ
の固定入力シヤフトを中心に回転自在であるもの
と仮定する。
また、理論による形状軌跡を求めるに当り、そ
こで使われる記号を先ず説明しておく。
こで使われる記号を先ず説明しておく。
P:スプロケツトの歯と卵形の穴の共通ピ
ツチ PRS:スプロケツトのピツチ半径。
ツチ PRS:スプロケツトのピツチ半径。
PRP:基準プレートのピツチ半径(即ち、卵
形の穴の図芯のピツチ半径)。
形の穴の図芯のピツチ半径)。
ε:偏心量(ε=O−O′)。
α:入力シヤフトに対する基準プレートの
回転角。
回転角。
ns:スプロケツトの歯数
np:基準プレート上の卵形の穴の数
K:npとnsの差(K=ns−np)
R:npとnsの比(R=np/ns)
β:スプロケツトの歯間のピツチ角
δ:β/4
cp:捕捉プレート(基準プレート)
S:スプロケツト
O:基準プレート(固定入力シヤフト)の
回転中心。
回転中心。
O′:スプロケツトと出力シヤフトの回転中
心。
心。
さて、偏心量εの求め方ではあるが、第1図に
示すように、スプロケツト7はO′を中心とし、
また、入力シヤフト1はOを中心として回転する
とともに、軸芯Oは卵形の穴41のピツチ円の中
心と一致している。従つて、偏心量はε=O−
O′。
示すように、スプロケツト7はO′を中心とし、
また、入力シヤフト1はOを中心として回転する
とともに、軸芯Oは卵形の穴41のピツチ円の中
心と一致している。従つて、偏心量はε=O−
O′。
スプロケツトの歯数が基準プレート上の卵形の
穴の数よりも1つだけ少いのであれば、入力シヤ
フトが1回転するごと、スプロケツトは、ピツチ
角βに等しい角度だけ回転するのは明らかであ
る。
穴の数よりも1つだけ少いのであれば、入力シヤ
フトが1回転するごと、スプロケツトは、ピツチ
角βに等しい角度だけ回転するのは明らかであ
る。
しかしながら、入力シヤフトは固定されている
ものと仮定しているので、基準プレートが1回転
するごと、スプロケツトは360゜+βだけ同一方向
に回転させられる。即ち、第6図に示すように、
卵形の穴B0の中心が360゜回転して同一位置に戻る
と、スプロケツトA0は、位置A4に来、角A0O′A
はβとなり、また、直線A0−A4はPとなつて直
線ピツチとなる。
ものと仮定しているので、基準プレートが1回転
するごと、スプロケツトは360゜+βだけ同一方向
に回転させられる。即ち、第6図に示すように、
卵形の穴B0の中心が360゜回転して同一位置に戻る
と、スプロケツトA0は、位置A4に来、角A0O′A
はβとなり、また、直線A0−A4はPとなつて直
線ピツチとなる。
同様に、基準プレートが1/4回転(90゜回転)す
るごと、スプロケツトは90゜+β/4=90゜+δの
角度だけ回転する。即ち、第6図に示すように、
B0がB1へと移動すると、A0もA1へと移動するの
で、角A5O′A1はβ/4=δ……(1)となる。
るごと、スプロケツトは90゜+β/4=90゜+δの
角度だけ回転する。即ち、第6図に示すように、
B0がB1へと移動すると、A0もA1へと移動するの
で、角A5O′A1はβ/4=δ……(1)となる。
従つて、第6図に示すように、基準プレートが
90゜、180゜、270゜、360゜と回転すると、卵形の穴の
特定の中心点は位置B1,B2,B3,B4を夫々占め
る一方、同一歯が位置A1,A2,A3,A4へと夫々
移動する。
90゜、180゜、270゜、360゜と回転すると、卵形の穴の
特定の中心点は位置B1,B2,B3,B4を夫々占め
る一方、同一歯が位置A1,A2,A3,A4へと夫々
移動する。
一般にPRPが角度αだけ回転するごと、PRS
の対応する回転は、第7図に示すようにR〓(=
np/nsα)である。
の対応する回転は、第7図に示すようにR〓(=
np/nsα)である。
第6図に示すように、前述のと同一理由によ
り、点B0が360゜回転(即ち、出発点と同一位置
B4へ戻る)する都度、一般にnp−ns=Kである場
合、点A0はその時はすでに360゜+Kβだけ回転し
て位置A4に来ており、従つて、弧A0−A4=Kβで
ある。
り、点B0が360゜回転(即ち、出発点と同一位置
B4へ戻る)する都度、一般にnp−ns=Kである場
合、点A0はその時はすでに360゜+Kβだけ回転し
て位置A4に来ており、従つて、弧A0−A4=Kβで
ある。
他方、B0が1/4回転(90゜回転)して位置B1に
来ると、点A0はすでに位置A1のところまで回転
しており、従つて、弧は360゜+Kβ/4=90゜+Kβ/
4= A0−A1となる。
来ると、点A0はすでに位置A1のところまで回転
しており、従つて、弧は360゜+Kβ/4=90゜+Kβ/
4= A0−A1となる。
今、第4a図、第4b図と第4d図を参照しな
がら説明したのを思い出してみると、第4a図に
おいては点A1は軸X′−X上に、第4b図におい
ては、左側と右側の四分円にあつて夫々軸X′−
Xの上方と下方にあることがわかる。このことか
ら、ε<MA1(第4b図の右側)の場合、四分円
に相当する角度だけ回転する前に非係合とならな
ければならないし、また、ε>MA1(第4b図の
左側)の場合は、四分円に相当する角度だけ回転
した後に非係合とならなければならないのは明ら
かである。一般に、点A1が軸X′−Xの右側にあ
る時、即ち、ε=MA1の時、180゜回転時に係合、
残りの180゜回転時に非係合となるような対称的な
条件を得ることが出来るので、設計上有利である
ことは明らかである。
がら説明したのを思い出してみると、第4a図に
おいては点A1は軸X′−X上に、第4b図におい
ては、左側と右側の四分円にあつて夫々軸X′−
Xの上方と下方にあることがわかる。このことか
ら、ε<MA1(第4b図の右側)の場合、四分円
に相当する角度だけ回転する前に非係合とならな
ければならないし、また、ε>MA1(第4b図の
左側)の場合は、四分円に相当する角度だけ回転
した後に非係合とならなければならないのは明ら
かである。一般に、点A1が軸X′−Xの右側にあ
る時、即ち、ε=MA1の時、180゜回転時に係合、
残りの180゜回転時に非係合となるような対称的な
条件を得ることが出来るので、設計上有利である
ことは明らかである。
それ故、今、点A1が軸X′−X上にあるものと
して選ぶと、 ε=MA1=PRSsinKβ/4 ……(2) よつて、式(1)でのδの値は一般にKβ/4である。第 9図からして PRS=P/2/sinβ/2 ……(3) 式(3)と式(2)とから ε=MA1=P/2sin β/2sinKβ/4 ……(4) となる。
して選ぶと、 ε=MA1=PRSsinKβ/4 ……(2) よつて、式(1)でのδの値は一般にKβ/4である。第 9図からして PRS=P/2/sinβ/2 ……(3) 式(3)と式(2)とから ε=MA1=P/2sin β/2sinKβ/4 ……(4) となる。
ところが、K=1とすると、式(4)は
ε=Psinβ/4/2sinβ/2 ……(5)
となり、ns>9(即ち、対象範囲より大きい)の
場合、式(5)はε≒P/4となる。
場合、式(5)はε≒P/4となる。
概算は非常に近似している。例えば、Pを1と
すると、正確性は ns=9の場合、0.053以内 ns=36の場合、0.00009以内 ns=90の場合、完全に正確で、三角関数表の
5桁の小数点以下正の確性。
すると、正確性は ns=9の場合、0.053以内 ns=36の場合、0.00009以内 ns=90の場合、完全に正確で、三角関数表の
5桁の小数点以下正の確性。
K=2の場合、式(4)は
ε=P/2sinβ/2sin2β/4=P/2
となる。
偏心量εが最適計算値からわずかだけそれたと
しても、このεは(sinKβ/4)/(sinβ/2)の関 数であり、しかも、βの値は相対的に小さいの
で、或る場合には問題にならない。
しても、このεは(sinKβ/4)/(sinβ/2)の関 数であり、しかも、βの値は相対的に小さいの
で、或る場合には問題にならない。
第4a図、第4b図、及び、第4c図は、np−
nsを1と便宜上仮定して、わかりやすく説明する
ために描かれたものである。従つて、これらの図
面においては、偏心量がP/4の関数として与え
られる場合、δ=Kβ/4であれば、P/4の代りに PRSsinδを用いるのが一般的である。
nsを1と便宜上仮定して、わかりやすく説明する
ために描かれたものである。従つて、これらの図
面においては、偏心量がP/4の関数として与え
られる場合、δ=Kβ/4であれば、P/4の代りに PRSsinδを用いるのが一般的である。
さて、卵形の軌跡ではあるが、前述のように、
全ての卵形の穴の図芯は、ピツチ円cp上にあつ
て、その主軸a−bは、半径方向PRP(第7図と
第8図を参照)に沿つている。従つて、卵形の形
をプロツトするのに好都合な方法としては、角度
αが、例えば5゜ごと増す時の長さBAを算出する
ことである。すると、長さBA(第8図参照)は
どれも、2つの成分、即ち、半径PRPに沿つて
求めた中心Bを原点とするY座標と、それに直交
するX座標から求められるものである。
全ての卵形の穴の図芯は、ピツチ円cp上にあつ
て、その主軸a−bは、半径方向PRP(第7図と
第8図を参照)に沿つている。従つて、卵形の形
をプロツトするのに好都合な方法としては、角度
αが、例えば5゜ごと増す時の長さBAを算出する
ことである。すると、長さBA(第8図参照)は
どれも、2つの成分、即ち、半径PRPに沿つて
求めた中心Bを原点とするY座標と、それに直交
するX座標から求められるものである。
角度αは、位置B0にあつては0゜ではあるが、位
置B1へと90゜に増大するにつれて、板のピツチ円
cp(弧B0 B1)は点Zにおいてスプロケツトのピ
ツチ円csと交わる。しかし、実際の交わる点は、
R=np/nsの値に極くわずかながら決定される。(従 つて、実用上、交点Zはα=52゜の時に出現する
ものとみなす。) 以上のことから、α≒52゜のときのY座標は零
であり、また、α=0゜とα=90゜のときのX座標
は零である。
置B1へと90゜に増大するにつれて、板のピツチ円
cp(弧B0 B1)は点Zにおいてスプロケツトのピ
ツチ円csと交わる。しかし、実際の交わる点は、
R=np/nsの値に極くわずかながら決定される。(従 つて、実用上、交点Zはα=52゜の時に出現する
ものとみなす。) 以上のことから、α≒52゜のときのY座標は零
であり、また、α=0゜とα=90゜のときのX座標
は零である。
第8図において、AEとA′E′とはX座標上にあ
り、+BEと−B′E′とはY座標上にある。(尚、交
点Zがとちら側にあるかによつて、Y座標はマイ
ナスとプラスになる。) 四辺形AEOO′の形から; 角O′OB=α 角AO′O=180゜−Rα 角EAO′=90゜+φ 角AEO=90゜ 三角形AO′Gから; 角AO′G=180゜−Rα−(90゜−α) =90゜−Rα+α =90゜−α(R−1) 角AO′G+φ=90゜ 従つて、φ=90゜−角AO′G =90゜−〔90゜−α(R−1)〕 =α(R−1) ……(1) 三角形O′FOから; O′F=εsinα ……(2) FO=εcosα ……(3) 三角形AO′Gをもう一度検討し、式(1)を代入す
ると、 GO′=PRSsinφ =PRSsin〔α(R−1)〕 ……(4) AG=PRScosφ =PRScos〔α(R−1)〕 ……(5) X座標=AE =GF =O′F−GO′ そして、式(2)と(4)とから X=εsinα−PRSsin〔α(R−1)〕 ……(6) Y座標値は、弧B0Z(プラス側)、ZB1(マイナ
ス側)及び交点Z(原点)によつて、プラス、マ
イナス及び零と夫々なり得る。
り、+BEと−B′E′とはY座標上にある。(尚、交
点Zがとちら側にあるかによつて、Y座標はマイ
ナスとプラスになる。) 四辺形AEOO′の形から; 角O′OB=α 角AO′O=180゜−Rα 角EAO′=90゜+φ 角AEO=90゜ 三角形AO′Gから; 角AO′G=180゜−Rα−(90゜−α) =90゜−Rα+α =90゜−α(R−1) 角AO′G+φ=90゜ 従つて、φ=90゜−角AO′G =90゜−〔90゜−α(R−1)〕 =α(R−1) ……(1) 三角形O′FOから; O′F=εsinα ……(2) FO=εcosα ……(3) 三角形AO′Gをもう一度検討し、式(1)を代入す
ると、 GO′=PRSsinφ =PRSsin〔α(R−1)〕 ……(4) AG=PRScosφ =PRScos〔α(R−1)〕 ……(5) X座標=AE =GF =O′F−GO′ そして、式(2)と(4)とから X=εsinα−PRSsin〔α(R−1)〕 ……(6) Y座標値は、弧B0Z(プラス側)、ZB1(マイナ
ス側)及び交点Z(原点)によつて、プラス、マ
イナス及び零と夫々なり得る。
故に、弧B0Zの場合、
Y=(EF+FO)−OB
(このYの値は、第8図を見ればわかるよう
に、EF+FO>OBであるから、プラス値。) また、弧ZB1については、 Y=(E′F+FO)−OB′ (このYの値は、E′F+FO<OB′であるから、
マイナス値。) 従つて、式の値はプラスとマイナスの値をとる
ことがあり、一般に下記の如くになる。
に、EF+FO>OBであるから、プラス値。) また、弧ZB1については、 Y=(E′F+FO)−OB′ (このYの値は、E′F+FO<OB′であるから、
マイナス値。) 従つて、式の値はプラスとマイナスの値をとる
ことがあり、一般に下記の如くになる。
Y=(EF+FO)−OB
=(AG+FO)−PRP
式(5)と(3)とから
Y=PRS〔cosα(R−1)〕+εcosα−PRP ……(7)
式(6)と(7)とから、介在連結要素(ピン21)の
直径が零に等しい時、α=0゜からα=90゜となる
間の卵形の穴の軌跡を求めることが出来る。第1
0図には、上記の式(6)と(7)とを、αが5゜ずつ増す
都度に得られる卵形の形の軌跡をプロツトするの
に使つた一例が示されている。この第10図にお
いて、線1は、式(6)と(7)とから直接得られた卵形
軌跡であつて、線2は、一方を基準プレートに、
他方をスプロケツトに卵形の形を形成するため
に、線1の卵形軌跡を半分割したものである。
直径が零に等しい時、α=0゜からα=90゜となる
間の卵形の穴の軌跡を求めることが出来る。第1
0図には、上記の式(6)と(7)とを、αが5゜ずつ増す
都度に得られる卵形の形の軌跡をプロツトするの
に使つた一例が示されている。この第10図にお
いて、線1は、式(6)と(7)とから直接得られた卵形
軌跡であつて、線2は、一方を基準プレートに、
他方をスプロケツトに卵形の形を形成するため
に、線1の卵形軌跡を半分割したものである。
介在連結要素(ピン21)の直径が一たん定ま
ると、半径がピン21の半径と等しく、中心が前
述の軌跡に位置している円形を複数描くことが出
来、そうしていると、第5図に示した図形にてあ
らわされる実際の卵形の形が得られる。
ると、半径がピン21の半径と等しく、中心が前
述の軌跡に位置している円形を複数描くことが出
来、そうしていると、第5図に示した図形にてあ
らわされる実際の卵形の形が得られる。
場合によつては、このように理論に基いて展開
された卵形の軌跡からいくらか脱することが望ま
しいことがある。
された卵形の軌跡からいくらか脱することが望ま
しいことがある。
直線ピツチPが、スプロケツトと基準プレート
(卵形の穴が形成されているプレート)とに対し
て共通であるから、PRSとPRPからよりもこの
値PからX座標とY座標とを求めることが時とし
て有用である。
(卵形の穴が形成されているプレート)とに対し
て共通であるから、PRSとPRPからよりもこの
値PからX座標とY座標とを求めることが時とし
て有用である。
第9図において、
P/2=PRP sinβs/2 ……(8)
ところが、直線ピツチPはスプロケツトと卵形
(基準プレート)とでは同一であるから、ピツチ
角は異つている。そこで、スプロケツトのピツチ
角をβs、プレート(卵形)のピツチ角をβpとする
と、 βs=360゜/ns,βp=360゜/np となり、 βs/2=180゜/ns,βp/2=180゜/np=180゜/n
s+K 式(8)より、 PRS=P/2sinβs/2=P/2sin180°/ns ……(9) 同様に、 PRP=P/2sin180°/np=P/2sin180°/ns+K…
…(10) そこで、式(9)と(10)とを夫々式(6)と(7)に入れる
と、 X=εsinαP/2sin180°/nssin〔α(R−1)〕
…(11) Y=P/2sin180°/nscos〔α(R−1)〕 +εcosα−P/2sin180°/ns+K ……(12) となる。
(基準プレート)とでは同一であるから、ピツチ
角は異つている。そこで、スプロケツトのピツチ
角をβs、プレート(卵形)のピツチ角をβpとする
と、 βs=360゜/ns,βp=360゜/np となり、 βs/2=180゜/ns,βp/2=180゜/np=180゜/n
s+K 式(8)より、 PRS=P/2sinβs/2=P/2sin180°/ns ……(9) 同様に、 PRP=P/2sin180°/np=P/2sin180°/ns+K…
…(10) そこで、式(9)と(10)とを夫々式(6)と(7)に入れる
と、 X=εsinαP/2sin180°/nssin〔α(R−1)〕
…(11) Y=P/2sin180°/nscos〔α(R−1)〕 +εcosα−P/2sin180°/ns+K ……(12) となる。
ところで、大ていの用途においては、ε,R及
びKは定数とみなし得る。従つて、下記の如くに
することも設計上可能である。
びKは定数とみなし得る。従つて、下記の如くに
することも設計上可能である。
ε=P/4,K=1
この場合、K=np−ns=1,np=ns+1である
から、 R=np/ns=ns+1/ns よつて、ピツチPと歯数nsとがどのような数値
をとろうとも、一たん選ばれれば、新規な卵形の
一部をなす歯を有する歯車を設計製造し得る。
から、 R=np/ns=ns+1/ns よつて、ピツチPと歯数nsとがどのような数値
をとろうとも、一たん選ばれれば、新規な卵形の
一部をなす歯を有する歯車を設計製造し得る。
さて、介在連結要素、即ち、係合連結手段(ピ
ン21)が軸芯移動型連結手段(Planocentric
Coupling)として使用されている新規な装置に
ついて詳述する。この装置は、バツク・センター
連結装置(Back−to−center Coupling
Devices)を個別的に用いる必要性をなくし得る
などの利点がある。
ン21)が軸芯移動型連結手段(Planocentric
Coupling)として使用されている新規な装置に
ついて詳述する。この装置は、バツク・センター
連結装置(Back−to−center Coupling
Devices)を個別的に用いる必要性をなくし得る
などの利点がある。
この装置については、第11図に第2図と対応
して断面図にて示されているので、第11図を参
照しながら説明する。基準プレート40,50と
はスペーサ60を介して相互連結されているの
で、両者は一体となつて偏心カム5を中心に旋回
し得るようになつている。偏心カム5は入力シヤ
フト1に固着されている。従つて、基準プレート
40,50は、例えば静止ないし固定プレート4
0′,50′の如きの機構の固定フレームに形成さ
れた適当な穴41′を貫通するピン21により、
回転出来ないようになつている。スプロケツト7
は、ピン21の介在係合作用を介して基準プレー
ト40,50に設けた卵形の穴を、第1図及び第
2図に示した装置について詳述したのと同様な態
様で係合している。しかしながら、このスプロケ
ツト7は入力シヤフト1と同心的に配置されてい
るので、基準プレート40,50に対しては相対
偏心回転するが、装置のフレーム(即ち、「地
面」)に対しては、入力シヤフトと共に同心的に
回転する。従つて、スプロケツト7に同心的に固
着、または、一体形成された出力シヤフト3から
非常に都合よく直接出力が得られる。
して断面図にて示されているので、第11図を参
照しながら説明する。基準プレート40,50と
はスペーサ60を介して相互連結されているの
で、両者は一体となつて偏心カム5を中心に旋回
し得るようになつている。偏心カム5は入力シヤ
フト1に固着されている。従つて、基準プレート
40,50は、例えば静止ないし固定プレート4
0′,50′の如きの機構の固定フレームに形成さ
れた適当な穴41′を貫通するピン21により、
回転出来ないようになつている。スプロケツト7
は、ピン21の介在係合作用を介して基準プレー
ト40,50に設けた卵形の穴を、第1図及び第
2図に示した装置について詳述したのと同様な態
様で係合している。しかしながら、このスプロケ
ツト7は入力シヤフト1と同心的に配置されてい
るので、基準プレート40,50に対しては相対
偏心回転するが、装置のフレーム(即ち、「地
面」)に対しては、入力シヤフトと共に同心的に
回転する。従つて、スプロケツト7に同心的に固
着、または、一体形成された出力シヤフト3から
非常に都合よく直接出力が得られる。
このことからして、軸O′−O′は軸O−Oを中
心として、O−O′=εなる偏心量だけ隔てて回
転するから、各ピン21の軸芯がεに等しい半径
(即ち、2εに等しい直径)を有する円形軌跡を描
くことになる。従つて、穴41′の形としては、
ピン21の直径と2εとの和に等しい直径を有する
円形である。
心として、O−O′=εなる偏心量だけ隔てて回
転するから、各ピン21の軸芯がεに等しい半径
(即ち、2εに等しい直径)を有する円形軌跡を描
くことになる。従つて、穴41′の形としては、
ピン21の直径と2εとの和に等しい直径を有する
円形である。
第12図に示した装置は、第11図のと同様な
ものではあるが、雌歯車7,9が出力をとり出す
ものとして使われている。
ものではあるが、雌歯車7,9が出力をとり出す
ものとして使われている。
第11図の装置においては、スプロケツト7は
旋回し得、出力シヤフト3は回転基準プレート4
0,50に連結されているが、第12図の装置に
おいても役割は同じである。即ち、基準プレート
40が偏心カム5(入力シヤフト1に固定)を中
心に旋回し、筒状体60と板67とを介して出力
シヤフト3に連結された2つの内輪歯車7,9が
減速された速度で回転するようになつている。
旋回し得、出力シヤフト3は回転基準プレート4
0,50に連結されているが、第12図の装置に
おいても役割は同じである。即ち、基準プレート
40が偏心カム5(入力シヤフト1に固定)を中
心に旋回し、筒状体60と板67とを介して出力
シヤフト3に連結された2つの内輪歯車7,9が
減速された速度で回転するようになつている。
前述の装置においては、ピン21は固定プレー
ト40′,50′に形成した円形穴41′と貫通し
ている。これらのプレート40′,50′は、旋回
自在基準プレート40に形成された遊穴28を貫
通するスペーサ棒29を介して互いに連結されて
いる。出力シヤフト3は、ハブないしカラー56
に回転自在に支承されており、このハブないしカ
ラー56は、基板4に固定または一体形成された
支持体57と一体化されている。第12図の装置
においても、前述のと同一理由により、穴41′
の直径は、ピン21の直径と2εの和に等しいもの
である。
ト40′,50′に形成した円形穴41′と貫通し
ている。これらのプレート40′,50′は、旋回
自在基準プレート40に形成された遊穴28を貫
通するスペーサ棒29を介して互いに連結されて
いる。出力シヤフト3は、ハブないしカラー56
に回転自在に支承されており、このハブないしカ
ラー56は、基板4に固定または一体形成された
支持体57と一体化されている。第12図の装置
においても、前述のと同一理由により、穴41′
の直径は、ピン21の直径と2εの和に等しいもの
である。
第13図と第14図とに示した装置のトルクコ
ンバータは、第1図と第2図とに示したものと類
似しているが、ただ、介在連結手段として、第1
段の偏心回転出力シヤフトをもとの軸芯へ戻し得
る二重軸芯移動型連結手段(Double
Planocentric Coupling)が用いられている点で
相違している。
ンバータは、第1図と第2図とに示したものと類
似しているが、ただ、介在連結手段として、第1
段の偏心回転出力シヤフトをもとの軸芯へ戻し得
る二重軸芯移動型連結手段(Double
Planocentric Coupling)が用いられている点で
相違している。
詳述すれば、第1段には、互いに連結された一
対のスプロケツト7が回転自在に装架されている
偏心カム5が入力シヤフト1と形成されている。
他方、基準プレート40,50とは、装置のフレ
ーム4に固定されて支持されている。スプロケツ
ト7と基準プレート40,50とは、第1図と第
2図とを参照して説明したのと同一であり、ま
た、両者は介在連結手段(ピン21)を介して互
いに連結されている点も前述の装置におけるのと
同様である。
対のスプロケツト7が回転自在に装架されている
偏心カム5が入力シヤフト1と形成されている。
他方、基準プレート40,50とは、装置のフレ
ーム4に固定されて支持されている。スプロケツ
ト7と基準プレート40,50とは、第1図と第
2図とを参照して説明したのと同一であり、ま
た、両者は介在連結手段(ピン21)を介して互
いに連結されている点も前述の装置におけるのと
同様である。
一対の互いに連結されたスプロケツト7は、更
に、筒状体47に固定されており、この筒状体4
7は、これまた偏心回転自在な一対の第1軸芯移
動型デイスク36に固定されている。これらのデ
イスク36の間には第2軸芯移動型デイスク33
が介在していて、このデイスク33は、入力シヤ
フト1に対して同心的に配置された出力シヤフト
3に固定されている。従つて、入力シヤフト1と
出力シヤフト3(及びデイスク33)は共通軸O
−Oを中心に回転するが、スプロケツト7とデイ
スク36とは、偏心量がO−O′=εだけずれた
軸芯O′−O′を中心に偏心回転するようになつて
いる。
に、筒状体47に固定されており、この筒状体4
7は、これまた偏心回転自在な一対の第1軸芯移
動型デイスク36に固定されている。これらのデ
イスク36の間には第2軸芯移動型デイスク33
が介在していて、このデイスク33は、入力シヤ
フト1に対して同心的に配置された出力シヤフト
3に固定されている。従つて、入力シヤフト1と
出力シヤフト3(及びデイスク33)は共通軸O
−Oを中心に回転するが、スプロケツト7とデイ
スク36とは、偏心量がO−O′=εだけずれた
軸芯O′−O′を中心に偏心回転するようになつて
いる。
第1及び第2軸芯移動型デイスク36と33と
は全て、同一数の円形穴37を有している。しか
も、デイスク36の円形穴37とデイスク33の
円形穴37とは、これらの穴に捕捉されているロ
ーラピン34を介して互いに連結されている。
は全て、同一数の円形穴37を有している。しか
も、デイスク36の円形穴37とデイスク33の
円形穴37とは、これらの穴に捕捉されているロ
ーラピン34を介して互いに連結されている。
また、第1デイスク36に設けられている穴3
7の中心は全て軸芯O′−O′から等間隔だけ離れ
ており、第2デイスク33上の穴37の中心は軸
芯O−Oから等間隔だけ離れている。軸芯O′−
O′とO−Oとの間の距離は言うまでもなく偏心
量εをあらわしている。そこで、第13図と第1
4図とに示した装置における穴37の直径は、ピ
ン34の直径と偏心量εとの和に等しい。
7の中心は全て軸芯O′−O′から等間隔だけ離れ
ており、第2デイスク33上の穴37の中心は軸
芯O−Oから等間隔だけ離れている。軸芯O′−
O′とO−Oとの間の距離は言うまでもなく偏心
量εをあらわしている。そこで、第13図と第1
4図とに示した装置における穴37の直径は、ピ
ン34の直径と偏心量εとの和に等しい。
バランサー46は、偏心運動をする質量から出
る力に対抗して平衡を保つ作用をなす。このバラ
ンサー46は、偏心カム5の偏心部とは反対側に
設け、フレームと第1スプロケツト7との間に位
置せしめることも容易に考えられるが、図示の状
態に位置せしめることが望ましい。何故ならば、
このようにバランサー46を位置せしめると、旋
回運動する質量間に位置する訳だから、ほとんど
完全な動的平衡を達し得るからである。
る力に対抗して平衡を保つ作用をなす。このバラ
ンサー46は、偏心カム5の偏心部とは反対側に
設け、フレームと第1スプロケツト7との間に位
置せしめることも容易に考えられるが、図示の状
態に位置せしめることが望ましい。何故ならば、
このようにバランサー46を位置せしめると、旋
回運動する質量間に位置する訳だから、ほとんど
完全な動的平衡を達し得るからである。
このように構成された二重軸芯移動型装置は、
定速性、バツク・センター連結手段を単に供し得
るばかりではなくて、非常に優れたものであつ
て、穴37内で捕捉されたローラピン34が純粋
なコロガリ運動をすることから、摩擦を理論的零
値にし得るという点において、従来の軸芯移動型
装置(穴を有する単一板を用いたもの)よりもは
るかに優れたものである。
定速性、バツク・センター連結手段を単に供し得
るばかりではなくて、非常に優れたものであつ
て、穴37内で捕捉されたローラピン34が純粋
なコロガリ運動をすることから、摩擦を理論的零
値にし得るという点において、従来の軸芯移動型
装置(穴を有する単一板を用いたもの)よりもは
るかに優れたものである。
第15図には、接近連結式二重軸芯移動型装置
(Close−coupled,Double−planocentric
Device)を用いた、個別的な連結手段を要しな
い新規な装置が示されている。即ち、これは、単
段トルクコンバータであつて、第13図と第14
図とを参照しながら説明した新規な二重軸芯移動
型装置を含んでいる。この装置においては、入力
シヤフトと出力シヤフトとが同芯的に配置されて
いるので、個別的なバツク・センター装置
(Back−to−center Device)を要しない利点が
ある。
(Close−coupled,Double−planocentric
Device)を用いた、個別的な連結手段を要しな
い新規な装置が示されている。即ち、これは、単
段トルクコンバータであつて、第13図と第14
図とを参照しながら説明した新規な二重軸芯移動
型装置を含んでいる。この装置においては、入力
シヤフトと出力シヤフトとが同芯的に配置されて
いるので、個別的なバツク・センター装置
(Back−to−center Device)を要しない利点が
ある。
第15図において、ハウジングは、ハブないし
カラー58のついたフランジ4を含む二部品から
なり、これらの二部品はボルトなどで互いに連結
されている。ハウジングの内部には、軸芯O−O
を有する入力シヤフト1が自由回転自在に支承さ
れている。この入力シヤフト1には、軸芯O′−
O′を有する偏心カム5が形成されていて、軸芯
O′−O′とO−Oとは偏心量εだけ離れている。
この偏心カム5上には、卵形穴41が形成された
一対の基準プレート40,50が回転自在に装架
されている。これらの卵形穴41は、出力シヤフ
ト3と一体形成または、それに対して固定された
スプロケツト7の歯間の切欠きと連係するように
なつている。出力シヤフト3は、入力シヤフト1
と同芯的に配置されて、装置のハウジングの部品
56に回転自在に支承されている。この部品56
は、ボルト51ないしその他の手段により、フラ
ンジ4と連結されている。基準プレート40,5
0とは、適当な手段、例えば、リング33に形成
された遊穴39を自由貫通したボルト29とスペ
ーサ棒29′とで互いに連結されている。各遊穴
39の大きさは、後述のように基準プレート4
0,50との旋回運動を許容し得る程の大きさに
選ばれている。
カラー58のついたフランジ4を含む二部品から
なり、これらの二部品はボルトなどで互いに連結
されている。ハウジングの内部には、軸芯O−O
を有する入力シヤフト1が自由回転自在に支承さ
れている。この入力シヤフト1には、軸芯O′−
O′を有する偏心カム5が形成されていて、軸芯
O′−O′とO−Oとは偏心量εだけ離れている。
この偏心カム5上には、卵形穴41が形成された
一対の基準プレート40,50が回転自在に装架
されている。これらの卵形穴41は、出力シヤフ
ト3と一体形成または、それに対して固定された
スプロケツト7の歯間の切欠きと連係するように
なつている。出力シヤフト3は、入力シヤフト1
と同芯的に配置されて、装置のハウジングの部品
56に回転自在に支承されている。この部品56
は、ボルト51ないしその他の手段により、フラ
ンジ4と連結されている。基準プレート40,5
0とは、適当な手段、例えば、リング33に形成
された遊穴39を自由貫通したボルト29とスペ
ーサ棒29′とで互いに連結されている。各遊穴
39の大きさは、後述のように基準プレート4
0,50との旋回運動を許容し得る程の大きさに
選ばれている。
卵形穴41は、ピン21の介在連結作用を介し
てスプロケツト7上の切欠きと相互連係してお
り、これらの穴41、スプロケツト7及びピン2
1については、第1図と第2図とを参照して説明
したものと同様なものである。
てスプロケツト7上の切欠きと相互連係してお
り、これらの穴41、スプロケツト7及びピン2
1については、第1図と第2図とを参照して説明
したものと同様なものである。
しかしながら、第15図に示した基準プレート
40,50には、円形穴37が形成されているの
で、これらの基準プレート40,50は偏心カム
5上を旋回しつつ偏心回転して第1軸芯移動型デ
イスクとしての作用をなす。基準プレート50が
このように偏心回転している時、第2軸芯移動型
(センターレス)リング33に形成した穴を転動
する軸芯移動ローラ34により、軸芯O′−O′を
中心に回転出来ないようになつている。この軸芯
移動型装置は、第13図と第14図とを参照して
説明したのと類似しているので、詳しく説明する
までもないことではあるが、ただ、第13図と第
14図とに示したものとは、基準プレートと一体
化されている点において相違している。
40,50には、円形穴37が形成されているの
で、これらの基準プレート40,50は偏心カム
5上を旋回しつつ偏心回転して第1軸芯移動型デ
イスクとしての作用をなす。基準プレート50が
このように偏心回転している時、第2軸芯移動型
(センターレス)リング33に形成した穴を転動
する軸芯移動ローラ34により、軸芯O′−O′を
中心に回転出来ないようになつている。この軸芯
移動型装置は、第13図と第14図とを参照して
説明したのと類似しているので、詳しく説明する
までもないことではあるが、ただ、第13図と第
14図とに示したものとは、基準プレートと一体
化されている点において相違している。
そして、装置を更にコンパクトにするには、第
2軸芯移動リング33とスプロケツト7とを基準
プレート40と50との間に位置せしめれば良
い。
2軸芯移動リング33とスプロケツト7とを基準
プレート40と50との間に位置せしめれば良
い。
更に、入力シヤフト1と出力シヤフト3とは、
基準プレート40,50に対して相対的に偏心回
転するが、これらの基準プレートは偏心的に旋回
するものの、(軸芯移動型装置により)回転出来
ないようになつているので、入力シヤフトと出力
シヤフトとは実質的に同芯的になつている。
基準プレート40,50に対して相対的に偏心回
転するが、これらの基準プレートは偏心的に旋回
するものの、(軸芯移動型装置により)回転出来
ないようになつているので、入力シヤフトと出力
シヤフトとは実質的に同芯的になつている。
ピン21とローラ34の摩擦損失は(理論的に
は)零である。何故ならば、これらのピンとロー
ラは対応する穴において純粋のコロガリ運動をし
て移動するからである。そして、一対のバランサ
ー46,46′とが用いられているので、偏心運
動する質量に対して充分な平衡作用をなす。
は)零である。何故ならば、これらのピンとロー
ラは対応する穴において純粋のコロガリ運動をし
て移動するからである。そして、一対のバランサ
ー46,46′とが用いられているので、偏心運
動する質量に対して充分な平衡作用をなす。
前述のコンパクトで、単段変速用二重軸芯移動
型装置は、構成部品の位置を変えたり、また、そ
の形状や寸法を変えることにより、幾多の変形例
に構成し得るものである。それ故、第15図を参
照して説明したものは、あくまでも一実施例にす
ぎないと解すべきである。
型装置は、構成部品の位置を変えたり、また、そ
の形状や寸法を変えることにより、幾多の変形例
に構成し得るものである。それ故、第15図を参
照して説明したものは、あくまでも一実施例にす
ぎないと解すべきである。
ピン21は、例えば第1図と第2図とにおいて
16と17とを以つて示したサイドプレートの如
きの適当な手段を介して互いに連結されていると
ともに、所望の一定距離だけ互いに隔離されてい
る。
16と17とを以つて示したサイドプレートの如
きの適当な手段を介して互いに連結されていると
ともに、所望の一定距離だけ互いに隔離されてい
る。
しかし乍ら、本明細書の冒頭あたりで説明した
ように、穴41そのものが役をなすことからし
て、このようにピン21を相互連結することは必
須ではなくて所望次第のものである。歯31の頂
部が卵形穴の半径方向に対して内側の部分(サイ
クル毎の非係合部分)を越えて突出している場
合、例えば、第1図の軸OY′に沿つて示されてい
る如くの状況においては、サイドプレート16,
17(またはそれらに相当する連結手段)がない
ものとすると、ピン21は歯31の頂部(歯先)
と衝突する。これは、ピンのみならず、歯先も破
損することになりかねないので、非常に望ましく
ない現象である。
ように、穴41そのものが役をなすことからし
て、このようにピン21を相互連結することは必
須ではなくて所望次第のものである。歯31の頂
部が卵形穴の半径方向に対して内側の部分(サイ
クル毎の非係合部分)を越えて突出している場
合、例えば、第1図の軸OY′に沿つて示されてい
る如くの状況においては、サイドプレート16,
17(またはそれらに相当する連結手段)がない
ものとすると、ピン21は歯31の頂部(歯先)
と衝突する。これは、ピンのみならず、歯先も破
損することになりかねないので、非常に望ましく
ない現象である。
このような状況は第21図にも示されており、
これを解消するには、第22図に示した如く、卵
形穴41の半径方向に対する内側の部分を縮少さ
せれば良い。このように縮少したとしても、穴4
1は、縮少された部分を除いて、依然と、前述の
式より求められた卵形の形をしていることには変
りない。
これを解消するには、第22図に示した如く、卵
形穴41の半径方向に対する内側の部分を縮少さ
せれば良い。このように縮少したとしても、穴4
1は、縮少された部分を除いて、依然と、前述の
式より求められた卵形の形をしていることには変
りない。
以後、本発明の具体的な変形例について説明す
る。
る。
介在連結要素(ピン)は基準プレート40上の
卵形の穴に捕捉されていて、斯る穴の卵形により
移動軌道が定められているので、基準プレート上
の卵形穴を移動限定手段と呼ぶのが好都合である
時がある。
卵形の穴に捕捉されていて、斯る穴の卵形により
移動軌道が定められているので、基準プレート上
の卵形穴を移動限定手段と呼ぶのが好都合である
時がある。
同様に、本明細書の冒頭あたりで「形状」と
「多数点係合」についてふれたが、斯る形状はス
プロケツトと基準プレートとに形成してもいい訳
であるから、その形状を順番付けて、即ち、スプ
ロケツト上の形状を「第1形状」とし、基準プレ
ート上の形上を「第2形状」と呼ぶことが好都合
である時もある。
「多数点係合」についてふれたが、斯る形状はス
プロケツトと基準プレートとに形成してもいい訳
であるから、その形状を順番付けて、即ち、スプ
ロケツト上の形状を「第1形状」とし、基準プレ
ート上の形上を「第2形状」と呼ぶことが好都合
である時もある。
更に、卵形がスプロケツトと基準プレートとに
あるので、第3図の描画機で得られた、または、
式に基いてプロツトすることにより得られた卵形
の形は半分割する必要がある。しかしながら、2
つの卵形(一方はスプロケツト上、他方は基準プ
レート上)の大きさは互いに異つていても良く、
この場合、ピン21の直径が全てにわたつて均一
である限り、ピン21が転動することはない。そ
れでも、この場合、ピン21の直径が長さ方向に
2つある、つまり、ピン21のどこかに同心的に
環状段部が形成されているのであれば、ピン21
をして転動せしめることが出来る。このような、
段部を有し、それを境に同心的な第1、第2円筒
部よりなるピンを用いるのであれば、それぞれに
対応して寸法の異つた第1卵形状と第2卵形状と
を用いる必要がある。このようなピンは第23図
に示した通り、二種類考えられる。しかも、第
1、第2円筒部が正確に設計されていないと、こ
のような段部のあるピンを使つても役に立たない
ことがある。
あるので、第3図の描画機で得られた、または、
式に基いてプロツトすることにより得られた卵形
の形は半分割する必要がある。しかしながら、2
つの卵形(一方はスプロケツト上、他方は基準プ
レート上)の大きさは互いに異つていても良く、
この場合、ピン21の直径が全てにわたつて均一
である限り、ピン21が転動することはない。そ
れでも、この場合、ピン21の直径が長さ方向に
2つある、つまり、ピン21のどこかに同心的に
環状段部が形成されているのであれば、ピン21
をして転動せしめることが出来る。このような、
段部を有し、それを境に同心的な第1、第2円筒
部よりなるピンを用いるのであれば、それぞれに
対応して寸法の異つた第1卵形状と第2卵形状と
を用いる必要がある。このようなピンは第23図
に示した通り、二種類考えられる。しかも、第
1、第2円筒部が正確に設計されていないと、こ
のような段部のあるピンを使つても役に立たない
ことがある。
第2図にて40と50とで示した基準プレート
は、一群の卵形穴41が形成された板材ないし円
盤として説明した。しかしながら、設計上、或い
は、製造上の理由により、このようなプレート
は、中心をもたない(センターレス)板材や円盤
であつても良く、この場合、センターレス開口の
周囲が選ばれた点で卵形穴と交わるようにする。
この場合、基準板材ないし円盤は、第16図に示
した如くの内輪歯車に似たものとなる。
は、一群の卵形穴41が形成された板材ないし円
盤として説明した。しかしながら、設計上、或い
は、製造上の理由により、このようなプレート
は、中心をもたない(センターレス)板材や円盤
であつても良く、この場合、センターレス開口の
周囲が選ばれた点で卵形穴と交わるようにする。
この場合、基準板材ないし円盤は、第16図に示
した如くの内輪歯車に似たものとなる。
中心をもたない2つの基準プレート40,50
とは、第17図に概略的に示したように両者間に
スプロケツト7を挾持するようにしてもよく、ま
たは、第18図に示したように、基準プレート4
0とスプロケツト7とは互いに当接、即ち、ほぼ
同一平面に位置させても良い。第17図と第18
図とは、第2図の上部(即ち、第1図の線OYに
沿う)の部分に対応した部分を示している。この
場合、卵形41(第16図参照)の一部だけがプ
レート40に存在しているから、ピン21を所
望、必要な空間範囲内に含ませておくために、別
のピン捕捉手段を設けるのが望ましい。これを達
成するための都合の良い手段としては、第19図
に40′と50′とで示した如くの別のプレートを
設ければ良い。これらの別のプレートには、円形
(または他の形)の穴41′を形成しておく。更
に、これらの別のプレートは、実際的にはハウジ
ングと一体的なものでも良い。尚、穴41′は、
プレート40′,50′の全厚を貫通するものでな
くて、凹部として形成しても良い。事実、ピン2
1は半径方向、即ち、基準プレートの中心Oを通
る線の一般的な方向に含ませる必要はないから、
別々の凹部とすることは必須ではなくて、リング
状の溝として形成することも可能である。
とは、第17図に概略的に示したように両者間に
スプロケツト7を挾持するようにしてもよく、ま
たは、第18図に示したように、基準プレート4
0とスプロケツト7とは互いに当接、即ち、ほぼ
同一平面に位置させても良い。第17図と第18
図とは、第2図の上部(即ち、第1図の線OYに
沿う)の部分に対応した部分を示している。この
場合、卵形41(第16図参照)の一部だけがプ
レート40に存在しているから、ピン21を所
望、必要な空間範囲内に含ませておくために、別
のピン捕捉手段を設けるのが望ましい。これを達
成するための都合の良い手段としては、第19図
に40′と50′とで示した如くの別のプレートを
設ければ良い。これらの別のプレートには、円形
(または他の形)の穴41′を形成しておく。更
に、これらの別のプレートは、実際的にはハウジ
ングと一体的なものでも良い。尚、穴41′は、
プレート40′,50′の全厚を貫通するものでな
くて、凹部として形成しても良い。事実、ピン2
1は半径方向、即ち、基準プレートの中心Oを通
る線の一般的な方向に含ませる必要はないから、
別々の凹部とすることは必須ではなくて、リング
状の溝として形成することも可能である。
また、卵形41の一部の形状を有する部分(第
16図)はピン21を半径方向の外側へ捕捉する
ものであるから、半径方向の内側へ捕捉するもの
であつても良く、この場合、第20図に示した環
状突起の如く、プレート40′,50′に突起ない
し環状突起42を一体形成ないし取付けるか、ま
たは、プレート40′,50′に環状溝を形成すれ
ば良い。一般に、本明細書にて用いた卵形穴の如
く「穴」なる用語は、必ずしも穴そのものを意味
するのではなくて、所望の形を有する溝、空洞、
切欠きなどをも含むものと解すべきである。
16図)はピン21を半径方向の外側へ捕捉する
ものであるから、半径方向の内側へ捕捉するもの
であつても良く、この場合、第20図に示した環
状突起の如く、プレート40′,50′に突起ない
し環状突起42を一体形成ないし取付けるか、ま
たは、プレート40′,50′に環状溝を形成すれ
ば良い。一般に、本明細書にて用いた卵形穴の如
く「穴」なる用語は、必ずしも穴そのものを意味
するのではなくて、所望の形を有する溝、空洞、
切欠きなどをも含むものと解すべきである。
更に、本来はなければならない1つ、または、
それ以上のステーシヨンにおいて、1つ、また
は、それ以上の歯、卵形、穴、ピン及び類似のも
のを省略してもよく、このことは、容易に考えら
れる設計上の単なる変更事項である。
それ以上のステーシヨンにおいて、1つ、また
は、それ以上の歯、卵形、穴、ピン及び類似のも
のを省略してもよく、このことは、容易に考えら
れる設計上の単なる変更事項である。
また、スプロケツト、歯車、ないし、歯付き車
なる用語は、雄歯を有するものと雌歯を有するも
のの両方を含むものと解すべきであつて、雄歯を
有するスプロケツト7は、第1図、第2図、第1
1図、第13図及び第15図に、また、雌歯を有
するスプロケツト7,9は第12図に示されてい
る。
なる用語は、雄歯を有するものと雌歯を有するも
のの両方を含むものと解すべきであつて、雄歯を
有するスプロケツト7は、第1図、第2図、第1
1図、第13図及び第15図に、また、雌歯を有
するスプロケツト7,9は第12図に示されてい
る。
加うるに、1つまたは2つのスプロケツトを基
準プレート40,50との間に挾持させても良
い。例えば、第2図の装置においては1つのスプ
ロケツト7が用いられているが、2つのスプロケ
ツトを互いに並設して用いることも可能である。
準プレート40,50との間に挾持させても良
い。例えば、第2図の装置においては1つのスプ
ロケツト7が用いられているが、2つのスプロケ
ツトを互いに並設して用いることも可能である。
上述のとは逆に、1つまたは2つの基準プレー
トを、複数のスプロケツト間に挾持させても良
い。例えば、第12図においては、1つの基準プ
レート40が2つのスプロケツト7,9との間に
挾持されているが、第13図においては、2つの
基準プレート40,50が2つのスプロケツト7
の間に挾持されている。
トを、複数のスプロケツト間に挾持させても良
い。例えば、第12図においては、1つの基準プ
レート40が2つのスプロケツト7,9との間に
挾持されているが、第13図においては、2つの
基準プレート40,50が2つのスプロケツト7
の間に挾持されている。
第1図においては、基準プレートが固定、スプ
ロケツトが回転自在となつているが、それを逆に
することも出来る。また、第11図、第12図及
び第15図に示すようにプレートとスプロケツト
が共に回転自在となるようにすることも可能であ
る。
ロケツトが回転自在となつているが、それを逆に
することも出来る。また、第11図、第12図及
び第15図に示すようにプレートとスプロケツト
が共に回転自在となるようにすることも可能であ
る。
同様に、第1図では出力シヤフトがスプロケツ
トに固定されているが、基準プレートないしプレ
ートに取り付けることも可能である。
トに固定されているが、基準プレートないしプレ
ートに取り付けることも可能である。
スプロケツトは第1図と第13図とに示すよう
に、偏心カムに回転自在に装架されているが、第
12図と第15図とに示すように、偏心カムに
は、基準プレートを回転自在に装架しても良い。
に、偏心カムに回転自在に装架されているが、第
12図と第15図とに示すように、偏心カムに
は、基準プレートを回転自在に装架しても良い。
更に、基準プレートとスプロケツトの夫々は、
一体構成のものであつても、または、複数の部品
で構成したり、積層体として構成することも可能
である。
一体構成のものであつても、または、複数の部品
で構成したり、積層体として構成することも可能
である。
介在連結要素(ピン21)は、所望によつて相
互連結して、無端動力伝達ループに構成しても良
く、その場合、フレキシブルバンドとか側プレー
トとか類似のものでそれらを互いに連結するか、
または、等間隔おきに支持させることによつて構
成し得る。
互連結して、無端動力伝達ループに構成しても良
く、その場合、フレキシブルバンドとか側プレー
トとか類似のものでそれらを互いに連結するか、
または、等間隔おきに支持させることによつて構
成し得る。
ここまでの説明において一体化されたものとし
て図示し、かつ、説明した構成部品は、言うまで
もなく、複数部品より成るものであつても良い。
また、寸法や形についても、必ずしも互いに異つ
たものとする必要はなく、繰返して説明したよう
に、卵形とは卵形の形の一部であつても良く、基
準プレートの中心部は、第16図に示したように
切り抜いても良い。
て図示し、かつ、説明した構成部品は、言うまで
もなく、複数部品より成るものであつても良い。
また、寸法や形についても、必ずしも互いに異つ
たものとする必要はなく、繰返して説明したよう
に、卵形とは卵形の形の一部であつても良く、基
準プレートの中心部は、第16図に示したように
切り抜いても良い。
この他にも種々の変形が考えられるであろう
し、たとえそれが説明されていなくとも、本発明
の範囲から逸脱しない限り、本発明の概念に含ま
れるべきである。
し、たとえそれが説明されていなくとも、本発明
の範囲から逸脱しない限り、本発明の概念に含ま
れるべきである。
第1図は、本発明の最も簡単な実施例を示す前
面図であつて、構成部品の大部分は省略したり、
透明材で構成されているものと仮定して示してあ
る。第1a図は、四分円において本発明の「形
状」が係合している間の介在連結要素の相対位置
を示す図面である。第2図は、第1図における線
2−2に沿う横断面図である。第3図は、本発明
による卵形を描くための簡単な描画機の概略構成
図である。第4図は、第3図の描画機で描かれた
典型的な卵形の形を示す図である。第4a図乃至
第4d図は、第3図の描画機で描かれたものであ
つて、分析上有用な線と文字とを付加した典型的
な軌跡図である。第5図は、所定直径の介在連結
要素を収納し得る卵形の形の典型的なグラフ図で
ある。第6図から第8図までは、本明細書におい
ての説明のために用いた説明図である。第9図
は、本発明の説明のために用いた幾何解析図であ
る。第10図は、理論に基いて計算することによ
つて得られた本発明の卵形の半割図である。第1
1図と第12図とは、本発明の第二実施例の縦断
面図である。第13図は、第14図における線1
3−13に沿う横断面図であつて、新規な軸芯移
動型装置を組込んだ二段装置を示すものである。
第14図は、第13図における線14−14に沿
う横断面図である。第15図は、本発明による単
段軸芯移動型装置の縦断面図である。第16図
は、本発明による基準プレートの変形例を示す部
分図である。第17図から第20図は、本発明に
て用いられている構成部品の部分断面図である。
第21図、第22図は、夫々卵形穴の異つた構成
を示す部分図であつて、ピンを対向して臨ませて
ある。第23図は、段部を有するピンを示した側
面図である。 1……入力シヤフト、3……出力シヤフト、5
……偏心カム、7……スプロケツト、16,17
……側プレート、21……ピン、31……歯、4
0,50……基準プレート、41……卵形穴。
面図であつて、構成部品の大部分は省略したり、
透明材で構成されているものと仮定して示してあ
る。第1a図は、四分円において本発明の「形
状」が係合している間の介在連結要素の相対位置
を示す図面である。第2図は、第1図における線
2−2に沿う横断面図である。第3図は、本発明
による卵形を描くための簡単な描画機の概略構成
図である。第4図は、第3図の描画機で描かれた
典型的な卵形の形を示す図である。第4a図乃至
第4d図は、第3図の描画機で描かれたものであ
つて、分析上有用な線と文字とを付加した典型的
な軌跡図である。第5図は、所定直径の介在連結
要素を収納し得る卵形の形の典型的なグラフ図で
ある。第6図から第8図までは、本明細書におい
ての説明のために用いた説明図である。第9図
は、本発明の説明のために用いた幾何解析図であ
る。第10図は、理論に基いて計算することによ
つて得られた本発明の卵形の半割図である。第1
1図と第12図とは、本発明の第二実施例の縦断
面図である。第13図は、第14図における線1
3−13に沿う横断面図であつて、新規な軸芯移
動型装置を組込んだ二段装置を示すものである。
第14図は、第13図における線14−14に沿
う横断面図である。第15図は、本発明による単
段軸芯移動型装置の縦断面図である。第16図
は、本発明による基準プレートの変形例を示す部
分図である。第17図から第20図は、本発明に
て用いられている構成部品の部分断面図である。
第21図、第22図は、夫々卵形穴の異つた構成
を示す部分図であつて、ピンを対向して臨ませて
ある。第23図は、段部を有するピンを示した側
面図である。 1……入力シヤフト、3……出力シヤフト、5
……偏心カム、7……スプロケツト、16,17
……側プレート、21……ピン、31……歯、4
0,50……基準プレート、41……卵形穴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 等しい間隔をおいた相隣る歯31の間の凹状
の切欠きによつて構成される第1のプロフイール
を備えた、歯が形成されたホイールの形式の偏心
手段7と、円筒形状の可動噛合連結要素21と、
各連結要素が自由に軌道に乗りかつ回転しうるよ
うにこれら連結要素を緩い拘束関係に保持する基
準部材40内に等しい間隔に配置され、凹状の切
欠きによつて構成される第2のプロフイールの形
式の移動制限手段41との組み合わせによつて特
徴づけられ、 上記連結要素は、係合時に、各々その円筒表面
が第1および第2プロフイールに同時に接触して
滑らかに転動しながら駆動係合し、上記偏心手段
の回転で上記噛合連結要素は、順次に第1プロフ
イールと係合するとともに、第1のプロフイール
の廻りで転動するようになり、次いで第1のプロ
フイールとは非係合となり、 第1および第2プロフイールは、上記連結要素
が第1、第2プロフイールに駆動方向に係合され
たときに、連結要素を駆動係合状態において第
1、第2の両方のプロフイールに対して相対的に
軌道運動させ、それによつて、ホイール手段7と
基準部材との間に相対的な旋回および回転運動を
生起させるようになつており、第2のプロフイー
ルと第1のプロフイールを構成する切欠きの両方
は、夫々連結要素に対して十分大きいデイメンジ
ヨンを有し、駆動係合中に第1および第2プロフ
イールの輪郭の廻りでの連結要素の転動による上
記軌道運動を許容するものである運動伝達装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載された運動伝達
装置において、上記連結要素21のうちの相隣る
複数個が対応する個数の第1および第2プロフイ
ールに同時に駆動係合することを特徴とするも
の。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載され
た運動伝達装置において、 連続する歯と歯の間の上記切欠きは、実質的に
卵形の一部であるプロフイールを有することを特
徴とするもの。 4 特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか
一に記載された運動伝達装置において、 上記ホイール手段と上記基準部材とは、基準部
材の範囲内でホイール手段と実質的に同じ面内に
あることを特徴としており、連結要素のための付
加的な捕捉手段が、基準部材の周囲のケーシング
もしくはハウジング内に形成されているもの。 5 特許請求の範囲第4項に記載された運動伝達
装置において、 上記連結要素のための付加的な捕捉手段が、リ
ング形状の凸部もしくは凹部を含むことを特徴と
するもの。 6 等しい間隔をおいた相隣る歯の間の切欠きに
よつて構成される第1のプロフイールを備えてお
り、これら切欠きは、独立に移動しうる噛合連結
要素に駆動的に係合しうるように形状が形成され
ている歯が形成されたホイールの形式の偏心手段
と、 上記連結要素が自由に軌道に乗りかつ回転しう
るようにこれら連結要素を緩い拘束関係に保持す
る基準部材に用いられている第2プロフイールの
形式の移動制限手段との組み合わせによつて特徴
づけられ、 上記偏心手段の回転で上記噛合連結要素は順次
に第1プロフイールに係合するようになるととも
に、上記第1プロフイールの廻りで転動するよう
になり、次いで第1プロフイールとは非係合とな
り、かつ第1プロフイールとの係合中、上記連結
要素のうちの相隣る複数個が対応する個数の第1
および第2プロフイールに同時に駆動係合し、第
1および第2プロフイールは、駆動係合された連
結要素を駆動係合中に第1および第2プロフイー
ルの両方に相対してある駆動運動に従わせ、それ
により、上記ホイール手段と基準部材との間に相
対的な旋回および回転運動を生じさせるようにな
つており、 第2のプロフイールと第1のプロフイールを構
成する切欠きの両方は、夫々連結要素に対して十
分大きいデイメンジヨンを有し、駆動係合中に第
1および第2プロフイールの輪郭の廻りでの上記
連結要素の転動による上記駆動係合を許容するも
のである運動伝達装置。 7 特許請求の範囲第6項に記載された装置にお
いて、 上記噛合連結要素が円筒部分で形成され、第1
プロフイールと第2プロフイールとは上記円筒部
分と係合することを特徴とするもの。 8 特許請求の範囲第6項または第7項のいずれ
かに記載された運動伝達装置において、 上記ホイール手段と上記基準部材とは、基準部
材の範囲内でホイール手段と実質的に同じ面内に
あることを特徴としており、連結要素のための付
加的な捕捉手段が、基準部材の周囲のケーシング
もしくはハウジング内に形成されているもの。 9 特許請求の範囲第8項に記載された運動伝達
装置において、 上記連結要素のための付加的な捕捉手段が、リ
ング形状の凸部もしくは凹部を含むことを特徴と
するもの。 10 第1のプロフイールを構成する凹状の切欠
きを有し、第1プロフイールの図芯は第1軸の廻
りの第1円上に配置され、第1プロフイールは、
独立に動きうる噛合連結要素の円筒部との転動−
駆動係合を与えるようになつている、ホイールを
有する偏心手段と、 上記連結要素を緩い拘束関係に保持する基準部
材に設けられた第2のプロフイールの形式を有
し、第2のプロフイールの図芯は第2軸廻りの第
2円上に配置され、第2プロフイールは上記円筒
部との転動−駆動係合を与えるようになつてい
る、移動制限手段との組み合わせによつて特徴づ
けられ、 上記偏心手段の回転で連結要素は順次に第1プ
ロフイールに係合するようになつているととも
に、第1プロフイールの廻りで転動され、次いで
ホイール手段の第1プロフイールとは非係合とな
り、かつ第1プロフイールとの係合の間、連結要
素のうち相隣る複数個は対応する個数の第1およ
び第2プロフイールに同時に転動しつつ駆動係合
するようになつており、 転動−駆動係合中の連結要素の軸は、第3軸の
廻りの第3の円の円周上に配置され、上記第1、
第2および第3円は互いに同じ2点で交差するよ
うになつており、第1および第2プロフイール
は、転動−駆動係合されている上記連結要素を、
駆動係合中、第1および第2プロフイールの両方
に相対した軌道運動に従わせ、それにより、ホイ
ール手段と基準部材との間に相対的な旋回および
回転運動を発生させるようになつており、 第2プロフイールと第1プロフイールを構成す
る切欠きの両方は夫々連結要素に対して十分大き
いデイメンジヨンを有し、駆動係合中に第1およ
び第2プロフイールの輪郭の廻りでの上記連結要
素の転動による上記駆動係合を許容するものであ
る運動伝達装置。 11 特許請求の範囲第10項に記載された運動
伝達装置において、 上記ホイール手段と上記基準部材とは、基準部
材の範囲内でホイール手段と実質的に同じ面内に
あることを特徴としており、連結要素のための付
加的な捕捉手段が、基準部材の周囲のケーシング
もしくはハウジング内に形成されているもの。 12 特許請求の範囲第11項に記載された運動
伝達装置において、 上記連結要素のための付加的な捕捉手段が、リ
ング形状の凸部もしくは凹部をふくむことを特徴
とするもの。 13 等しい間隔をおいた相隣る歯の間の切欠き
によつて構成される第1のプロフイールを備え、
第1プロフイールの図芯は第1軸の廻りの第1円
上に配置され、第1プロフイールは円筒部を有
し、独立に動きうる噛合連結要素との転動−駆動
係合を与えるようになつている、歯が形成された
ホイールの形式の偏心手段と、 上記連結要素を緩い拘束関係に保持する基準部
材に設けられた第2のプロフイールの形式を有
し、第2のプロフイールの図芯は第2軸廻りの第
2円上に配置され、第2プロフイールは上記円筒
部との転動−駆動係合を与えるようになつてい
る、移動制限手段との組み合わせによつて特徴づ
けられ、 上記偏心手段の回転で連結要素は順次に第1プ
ロフイールに係合するようになつているととも
に、第1プロフイールの廻りで転動され、次いで
ホイール手段の第1プロフイールとは非係合とな
り、かつ第1プロフイールとの係合の間、連結要
素のうち相隣る複数個は対応する個数の第1およ
び第2プロフイールに同時に転動しつつ駆動係合
するようになつており、 上記第1および第2円は互いに交差するように
なつており、第1および第2プロフイールは、転
動−駆動係合されている上記連結要素を、駆動係
合中、第1および第2プロフイールの両方に相対
した軌道運動に従わせ、それにより、ホイール手
段と基準部材との間に相対的な旋回および回転運
動を発生させるようになつており、 第2プロフイールと第1プロフイールを構成す
る切欠きの両方は夫々連結要素に対して十分大き
いデイメンジヨンを有し、駆動係合中に第1およ
び第2プロフイールの輪郭の廻りでの上記連結要
素の転動による上記駆動係合を許容するものであ
る運動伝達装置。 14 特許請求の範囲第13項に記載された運動
伝達装置において、 上記ホイール手段と上記基準部材とは、基準部
材の範囲内でホイール手段と実質的に同じ面内に
あることを特徴としており、連結要素のための付
加的な捕捉手段が、基準部材の周囲のケーシング
もしくはハウジング内に形成されているもの。 15 特許請求の範囲第14項に記載された運動
伝達装置において、 上記連結要素のための付加的な捕捉手段が、リ
ング形状の凸部もしくは凹部を含むことを特徴と
するもの。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB8011061 | 1980-04-02 |
Publications (2)
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