JPH0147687B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0147687B2 JPH0147687B2 JP13016282A JP13016282A JPH0147687B2 JP H0147687 B2 JPH0147687 B2 JP H0147687B2 JP 13016282 A JP13016282 A JP 13016282A JP 13016282 A JP13016282 A JP 13016282A JP H0147687 B2 JPH0147687 B2 JP H0147687B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion chamber
- temperature
- furnace temperature
- furnace
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Coke Industry (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コークス炉の加熱制御方法に関し、
とくに乾留過程での総消費熱量を最小にするコー
クス炉の加熱制御方法に関するものである。
とくに乾留過程での総消費熱量を最小にするコー
クス炉の加熱制御方法に関するものである。
従来一般に行なわれているコークス炉の加熱方
法は、燃焼室の設定炉温を乾留過程の全時期を通
じて一定とした加熱方法であり、この一定加熱法
ではとくに乾留過程の中期から末期において必要
以上の熱量が供給され、赤熱コークス、廃ガスお
よび炉体放散の形で多くの熱量が失われる。これ
に対して、乾留過程の各時期に応じて供給熱量を
変えて乾留過程における総消費熱量を低減しよう
とするプログラム加熱法が提案されている。しか
し、このプログラム加熱法においても乾留過程の
各時期毎に燃焼室の設定炉温すなわち加熱パター
ンを消費熱量との関係において最適に定める方法
に関しては従来具体的な提案はなされていない。
法は、燃焼室の設定炉温を乾留過程の全時期を通
じて一定とした加熱方法であり、この一定加熱法
ではとくに乾留過程の中期から末期において必要
以上の熱量が供給され、赤熱コークス、廃ガスお
よび炉体放散の形で多くの熱量が失われる。これ
に対して、乾留過程の各時期に応じて供給熱量を
変えて乾留過程における総消費熱量を低減しよう
とするプログラム加熱法が提案されている。しか
し、このプログラム加熱法においても乾留過程の
各時期毎に燃焼室の設定炉温すなわち加熱パター
ンを消費熱量との関係において最適に定める方法
に関しては従来具体的な提案はなされていない。
本発明は上記プログラム加熱を行うにあたり、
炉体熱負荷変動と総消費熱量を最小にする燃焼室
の炉温パターンを求め、該炉温パターンにもとづ
いて供給熱量の制御を行うコークス炉の加熱制御
方法を提供するものである。すなわち本発明は、
燃焼室と炭化室が煉瓦壁を介して互いに相隣れる
ように構成されたコースク炉の加熱方法におい
て、石炭装入時点から一定時間間隔毎の石炭の目
標焼上温度および該温度をあらわす指標を設定
し、前記目標焼上温度をもとに燃焼室基準炉温と
して複数個の炉温を選択し、一方伝熱モデルをも
とにして石炭装入時点から一定時間間隔毎の燃焼
室炉温と炭化室内炭柱温度をあらわす指標との間
の関係式および焼上終了時点における目標焼上温
度に対する実績誤差の自乗和と焼上終了時点まで
の目標焼上温度に対する実績誤差の自乗和の累積
と燃焼室基準炉温に対する実績自乗偏差の累積に
それぞれ対応する値をあらわす関数式ならびに前
記一定時間間隔毎の燃焼室炉温を燃焼室基準炉温
と炭化室炭柱温度を含む関数式としてそれぞれ予
め求めておき、前記複数個の燃焼室基準炉温をそ
れぞれ前記関数式に代入して各式からそれぞれの
燃焼室基準炉温を用いたときの燃焼室炉温パター
ンを算出し該炉温パターンに従つて加熱をしたと
きの総消費熱量を算出して該総消費熱量が最小と
なる最適燃焼室基準炉温を定め、該最適燃焼室基
準炉温を前記関数式に代入して各式から燃焼室炉
温パターンを算出し、該炉温パターンを設定炉温
パターンとして供給熱量の制御を行うことを特徴
とするコークス炉の加熱制御方法である。
炉体熱負荷変動と総消費熱量を最小にする燃焼室
の炉温パターンを求め、該炉温パターンにもとづ
いて供給熱量の制御を行うコークス炉の加熱制御
方法を提供するものである。すなわち本発明は、
燃焼室と炭化室が煉瓦壁を介して互いに相隣れる
ように構成されたコースク炉の加熱方法におい
て、石炭装入時点から一定時間間隔毎の石炭の目
標焼上温度および該温度をあらわす指標を設定
し、前記目標焼上温度をもとに燃焼室基準炉温と
して複数個の炉温を選択し、一方伝熱モデルをも
とにして石炭装入時点から一定時間間隔毎の燃焼
室炉温と炭化室内炭柱温度をあらわす指標との間
の関係式および焼上終了時点における目標焼上温
度に対する実績誤差の自乗和と焼上終了時点まで
の目標焼上温度に対する実績誤差の自乗和の累積
と燃焼室基準炉温に対する実績自乗偏差の累積に
それぞれ対応する値をあらわす関数式ならびに前
記一定時間間隔毎の燃焼室炉温を燃焼室基準炉温
と炭化室炭柱温度を含む関数式としてそれぞれ予
め求めておき、前記複数個の燃焼室基準炉温をそ
れぞれ前記関数式に代入して各式からそれぞれの
燃焼室基準炉温を用いたときの燃焼室炉温パター
ンを算出し該炉温パターンに従つて加熱をしたと
きの総消費熱量を算出して該総消費熱量が最小と
なる最適燃焼室基準炉温を定め、該最適燃焼室基
準炉温を前記関数式に代入して各式から燃焼室炉
温パターンを算出し、該炉温パターンを設定炉温
パターンとして供給熱量の制御を行うことを特徴
とするコークス炉の加熱制御方法である。
以下本発明を詳しく説明する。
周知のようにコークス炉は煉瓦壁を介して燃焼
室と炭化室が互いに隣接して構成されている。こ
の燃焼室の炉温と炭化室の炭柱温度との関係は伝
熱計算によりつぎのようにして求めることができ
る。
室と炭化室が互いに隣接して構成されている。こ
の燃焼室の炉温と炭化室の炭柱温度との関係は伝
熱計算によりつぎのようにして求めることができ
る。
コークス炉の高さ方法の温度分布は一様ではな
いが、炉巾方向の温度勾配に比して炉高方向の温
度勾配は十分に小さいので、コークス炉の熱伝導
模様として第1図に示すように、燃焼室から煉瓦
壁を通じて炭化室にいたる炉巾方向の熱伝達を考
えると、次のような一次元熱伝導方程式が得られ
る。図中、矢印は熱の流れを示す。
いが、炉巾方向の温度勾配に比して炉高方向の温
度勾配は十分に小さいので、コークス炉の熱伝導
模様として第1図に示すように、燃焼室から煉瓦
壁を通じて炭化室にいたる炉巾方向の熱伝達を考
えると、次のような一次元熱伝導方程式が得られ
る。図中、矢印は熱の流れを示す。
煉瓦壁温度分布
Cbρb∂θb/∂t=∂/∂X(λb∂θb/∂X)……(1)
炭柱温度分布
Ccρc∂θc/∂t=∂/∂X(λc∂θc/∂X)−ΔH∂
M/∂t……(2) 境界条件 λb∂θb/∂X|x=0=he(θg−θb) ……(3) λb∂θb/∂X|x=l=heq(θb−θc)……(4) λc∂θc/∂X|x=n=0 ……(5) 但し、 Cb、Cc:比熱〔kcal/Kg〕 ρb、ρc:嵩比重〔Kg/m3〕 λb、λc:熱伝導率〔kcal/m・hr・℃〕添字のb
は煉瓦、cは石炭をあらわす θg:燃焼室の炉温〔℃〕 θb:煉瓦温度〔℃〕 θc:炭化室内炭柱温度〔℃〕 ΔH:石炭中の水分の蒸発潜熱〔kcal/Kg〕 M:石炭中の水分量〔Kg/m3〕 he:燃焼室ガスと煉瓦の間の熱伝達係数
〔kcal/m2・hr・℃〕 heq:煉瓦と石炭の間の熱伝達係数〔kcal/m2・
hr・℃〕 X:燃焼室と煉瓦壁の境界からの距離〔m〕 t:時間〔hr〕 上記(1)〜(5)式をX=0からX=m(炭化室中心)
までの間を炉巾方向に複数区分に等分して差分近
似し、更に時間に対して離散化すると、次式に示
す区分的に線形な離散型状態方程式が得られる。
M/∂t……(2) 境界条件 λb∂θb/∂X|x=0=he(θg−θb) ……(3) λb∂θb/∂X|x=l=heq(θb−θc)……(4) λc∂θc/∂X|x=n=0 ……(5) 但し、 Cb、Cc:比熱〔kcal/Kg〕 ρb、ρc:嵩比重〔Kg/m3〕 λb、λc:熱伝導率〔kcal/m・hr・℃〕添字のb
は煉瓦、cは石炭をあらわす θg:燃焼室の炉温〔℃〕 θb:煉瓦温度〔℃〕 θc:炭化室内炭柱温度〔℃〕 ΔH:石炭中の水分の蒸発潜熱〔kcal/Kg〕 M:石炭中の水分量〔Kg/m3〕 he:燃焼室ガスと煉瓦の間の熱伝達係数
〔kcal/m2・hr・℃〕 heq:煉瓦と石炭の間の熱伝達係数〔kcal/m2・
hr・℃〕 X:燃焼室と煉瓦壁の境界からの距離〔m〕 t:時間〔hr〕 上記(1)〜(5)式をX=0からX=m(炭化室中心)
までの間を炉巾方向に複数区分に等分して差分近
似し、更に時間に対して離散化すると、次式に示
す区分的に線形な離散型状態方程式が得られる。
x(k+1)=Φ(k)x(k)+φ(k)u(k) ……(6)
但し、
x(k):炭化室内炭柱温度分布および煉瓦壁温度分
布をあらわす状態変数ベストル u(k):燃焼室の炉温 Φ(k)、φ(k):(1)〜(5)式の物性値を温度の関数とし
て求めた行列およびベクトルで離散化近似値 添字のkは一定のサンプリング間隔で制御する
際のk回目の制御段を示す。
布をあらわす状態変数ベストル u(k):燃焼室の炉温 Φ(k)、φ(k):(1)〜(5)式の物性値を温度の関数とし
て求めた行列およびベクトルで離散化近似値 添字のkは一定のサンプリング間隔で制御する
際のk回目の制御段を示す。
本発明においては、まず前記(6)式から燃焼室炉
温と炭化室内炭柱温度との関係を求める。すなわ
ち、(6)式の右辺のx(k)に対応してΦ(k)、φ(k)を定
め(6)式を解きx(k+1)を求める。但し、炭化
室への石炭装入時の煉瓦壁温度分布および装入石
炭温度を初期値x(0)として与える。
温と炭化室内炭柱温度との関係を求める。すなわ
ち、(6)式の右辺のx(k)に対応してΦ(k)、φ(k)を定
め(6)式を解きx(k+1)を求める。但し、炭化
室への石炭装入時の煉瓦壁温度分布および装入石
炭温度を初期値x(0)として与える。
つぎに、所定のコーコス品質を維持して装入時
点からの指定時刻に目標焼上温度に焼上ることを
前提に、炉体の熱負荷変動と総消費熱量を最小に
する燃焼室炉温パターンをつぎのようにして求め
る。本発明では燃焼室炉温パターンを求めるのに
次式に示す2次形式の評価関数式の値を最小とす
る制御時間が有限の最適レギユレータ問題を応用
する。
点からの指定時刻に目標焼上温度に焼上ることを
前提に、炉体の熱負荷変動と総消費熱量を最小に
する燃焼室炉温パターンをつぎのようにして求め
る。本発明では燃焼室炉温パターンを求めるのに
次式に示す2次形式の評価関数式の値を最小とす
る制御時間が有限の最適レギユレータ問題を応用
する。
J=(x(N)−X(N))TR(x(N)−
X(N)) +N-1 〓 〓k=0 〔(x(k)−X(k))TQ(x(k)−X(k))+(u(k)
−U0)2〕……(7) 但し、 X(k)、(k=0、1、2、…、(N−1)、N):石
炭装入時点からの一定時間間隔毎の石炭の目標
焼上温度ベクトル R、Q:重み行列 U0:燃焼室の基準炉温度 N:乾留過程における総制御段数 上記(7)式の右辺第1項は焼上終了時点における
目標焼上温度に対する実績誤差の自乗和の程度に
対応し、第2項(積分項)の前の項は焼上終了時
点までの目標焼上温度に対する実績誤差の自乗和
の累積値の程度に対応し、後の項は燃焼室基準炉
温値に対する実績自乗偏差の累積値すなわち炉体
熱負荷変動の程度に対応する。
X(N)) +N-1 〓 〓k=0 〔(x(k)−X(k))TQ(x(k)−X(k))+(u(k)
−U0)2〕……(7) 但し、 X(k)、(k=0、1、2、…、(N−1)、N):石
炭装入時点からの一定時間間隔毎の石炭の目標
焼上温度ベクトル R、Q:重み行列 U0:燃焼室の基準炉温度 N:乾留過程における総制御段数 上記(7)式の右辺第1項は焼上終了時点における
目標焼上温度に対する実績誤差の自乗和の程度に
対応し、第2項(積分項)の前の項は焼上終了時
点までの目標焼上温度に対する実績誤差の自乗和
の累積値の程度に対応し、後の項は燃焼室基準炉
温値に対する実績自乗偏差の累積値すなわち炉体
熱負荷変動の程度に対応する。
この問題の解は、下記(8)式の解を用いて、最適
制御則(9)式として得られる。制御時間が有限であ
るので、最適制御則を実現する加熱制御系は時変
係数フイードバツク系となるが、(8)式のフイード
バツク係数ベストルgT(k)ならびにα(k)、β(k)を予
め算出し、その値を用いて(9)式から(7)式のJの値
を最小にするu(k)に対応する値u0(k)を求める。
制御則(9)式として得られる。制御時間が有限であ
るので、最適制御則を実現する加熱制御系は時変
係数フイードバツク系となるが、(8)式のフイード
バツク係数ベストルgT(k)ならびにα(k)、β(k)を予
め算出し、その値を用いて(9)式から(7)式のJの値
を最小にするu(k)に対応する値u0(k)を求める。
H(k)=ΦT(k)H(k+1)Φ(k)
−ΦT(k)H(k+1)φ(k)gT(k)+Q
ST(k)=ST(k+1)Φ(k)
+XT(k)Q−β(k)gT(k) ……(8)
但し、
α(k)=1+φT(k)H(k+1)φ(k)
β(k)=U0+ST(k+1)φ(k)
gT(k)=α-1(k)φT(k)H(k+1)Φ(k)
H(N)=R
ST(N)=XT(N)R
u0(k)=α-1(k)β(k)−gT(k)x(k) ……(9)
燃焼室の炉温パターンの求め方は、k=(N−
1)→k=0についてx(k)に応じてΦ(k)、φ(k)を
定め、(8)式を解いてα(k)、β(k)およびgT(k)を算出
し、その値を用いてk=0→k=(N−1)につ
いて(9)式からx(k)に対応した燃焼室炉温値(u0
(k))を算出して前出の(6)式によりx(k+1)を
推定し、この計算を何度か繰り返えしてu0(k)の値
の収束値をもつてu(k)の決定値とする。
1)→k=0についてx(k)に応じてΦ(k)、φ(k)を
定め、(8)式を解いてα(k)、β(k)およびgT(k)を算出
し、その値を用いてk=0→k=(N−1)につ
いて(9)式からx(k)に対応した燃焼室炉温値(u0
(k))を算出して前出の(6)式によりx(k+1)を
推定し、この計算を何度か繰り返えしてu0(k)の値
の収束値をもつてu(k)の決定値とする。
u(k)すなわち燃焼室の炉温パターンは、これを
示す(8)、(9)式からわかるように燃焼室の基準炉温
値U0を含み、かつこのU0値が総消費熱量に大き
く影響する。そこで、この基準炉温値U0の定め
方が重要となる。
示す(8)、(9)式からわかるように燃焼室の基準炉温
値U0を含み、かつこのU0値が総消費熱量に大き
く影響する。そこで、この基準炉温値U0の定め
方が重要となる。
第2図は実際のコークス炉を対象として基準炉
温値U0を種々変えたときのU0と総消費熱量の関
係の1例を示す図表である。この図で、総消費熱
量が最小となる点が当該炉における最適な基準炉
温値である。
温値U0を種々変えたときのU0と総消費熱量の関
係の1例を示す図表である。この図で、総消費熱
量が最小となる点が当該炉における最適な基準炉
温値である。
第2図に例示した調査結果から、最適な基準炉
温値は、従来の一定加熱法による操業で経験的に
定めていた設定炉温値に近いところにあることが
わかつた。そこで本発明を実施するにあたつて、
基準炉温値はつぎのようにして定める。第2図を
参照して説明すると、従来の一定加熱時の設定炉
温を含む温度範囲の数個の温度について、各温度
毎にその温度を基準炉温値U0としたときの各U0
毎の燃焼室の炉温パターンおよび該炉温パターン
を与えた時の総消費熱量(第2図の・印で示す)
を算出し、総消費熱量が最小となる点を、第2図
に示した数点から内挿して最適U0を定める。そ
して、こうして定めた最適基準炉温値に対する燃
焼室の炉温パターンを前述の方法で算出し、これ
をもつて最適炉温パターンとして設定するのであ
る。
温値は、従来の一定加熱法による操業で経験的に
定めていた設定炉温値に近いところにあることが
わかつた。そこで本発明を実施するにあたつて、
基準炉温値はつぎのようにして定める。第2図を
参照して説明すると、従来の一定加熱時の設定炉
温を含む温度範囲の数個の温度について、各温度
毎にその温度を基準炉温値U0としたときの各U0
毎の燃焼室の炉温パターンおよび該炉温パターン
を与えた時の総消費熱量(第2図の・印で示す)
を算出し、総消費熱量が最小となる点を、第2図
に示した数点から内挿して最適U0を定める。そ
して、こうして定めた最適基準炉温値に対する燃
焼室の炉温パターンを前述の方法で算出し、これ
をもつて最適炉温パターンとして設定するのであ
る。
第3図は以上に述べた燃焼室の最適炉温パター
ンの設定手順を図示化したものである。まず(1)〜
(5)式に示した物性値を温度の関数として求め、予
め入力し、記憶させる。目標乾留時間と所要コー
クス品質とから乾留過程における制御段数および
石炭装入時点からの一定時間間隔毎の石炭の目標
焼上温度を設定する。装入条件と目標焼上温度と
から操業経験則により一定加熱操業時の燃焼室の
設定炉温値を選択し、この炉温値を含む複数個の
基準炉温値U0を選択する。石炭装入時の煉瓦壁
温度分布および装入石炭温度を初期値として、前
記各U0毎に昇温過程計算ブロツク((6)式)と炉
温パターン計算ブロツク((7)〜(9)式)を用いた収
束計算により燃焼室炉温パターン算出し、そして
この炉温パターンを用いたときの総消費熱量を算
出し、これらの算出値を用いた内挿法により総消
費熱量が最小となる基準炉温値を最適基準炉温値
と決定する。つぎにこの最適基準炉温値を用いて
燃焼室の最適炉温パターンを算出し、これを操業
上の炉温パターンとして設定する。この設定炉温
パターンに従つて、各時刻における目標炉温と実
測炉温との偏差にもとづいて供給熱量を制御して
コークス炉の加熱制御を行なうものである。
ンの設定手順を図示化したものである。まず(1)〜
(5)式に示した物性値を温度の関数として求め、予
め入力し、記憶させる。目標乾留時間と所要コー
クス品質とから乾留過程における制御段数および
石炭装入時点からの一定時間間隔毎の石炭の目標
焼上温度を設定する。装入条件と目標焼上温度と
から操業経験則により一定加熱操業時の燃焼室の
設定炉温値を選択し、この炉温値を含む複数個の
基準炉温値U0を選択する。石炭装入時の煉瓦壁
温度分布および装入石炭温度を初期値として、前
記各U0毎に昇温過程計算ブロツク((6)式)と炉
温パターン計算ブロツク((7)〜(9)式)を用いた収
束計算により燃焼室炉温パターン算出し、そして
この炉温パターンを用いたときの総消費熱量を算
出し、これらの算出値を用いた内挿法により総消
費熱量が最小となる基準炉温値を最適基準炉温値
と決定する。つぎにこの最適基準炉温値を用いて
燃焼室の最適炉温パターンを算出し、これを操業
上の炉温パターンとして設定する。この設定炉温
パターンに従つて、各時刻における目標炉温と実
測炉温との偏差にもとづいて供給熱量を制御して
コークス炉の加熱制御を行なうものである。
以上のごとき本発明の方法によつて設定した燃
焼室の炉温パターンにもとづいてコークス炉の加
熱制御を行なつた結果、生産能率およびコークス
品質は従来の水準を維持しつつ総消費熱量を約10
%低減することができた。
焼室の炉温パターンにもとづいてコークス炉の加
熱制御を行なつた結果、生産能率およびコークス
品質は従来の水準を維持しつつ総消費熱量を約10
%低減することができた。
第1図はコークス炉の熱伝導模型を示す図、第
2図は基準炉温値と総消費熱量の関係を示す図
表、第3図は熱焼室炉温パターンの設定手順を示
すフローチヤートである。
2図は基準炉温値と総消費熱量の関係を示す図
表、第3図は熱焼室炉温パターンの設定手順を示
すフローチヤートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 燃焼室と炭化室が煉瓦壁を介して互いに相隣
れるように構成されたコークス炉の加熱方法にお
いて、 石炭装入時点から一定時間間隔毎の石炭の目標
焼上温度および該温度をあらわす指標を設定し、 前記目標焼上温度をもとに燃焼室基準炉温とし
て複数個の炉温を選択し、 一方伝熱モデルをもとにして石炭装入時点から
一定時間間隔毎の燃焼室炉温と炭化室内炭柱温度
をあらわす指標との間の関係式および焼上終了時
点における目標焼上温度に対する実績誤差の自乗
和と焼上終了時点までの目標焼上温度に対する実
績誤差の自乗和の累積と燃焼室基準炉温に対する
実績自乗偏差の累積にそれぞれ対応する値をあら
わす関数式ならびに前記一定時間間隔毎の燃焼室
炉温を燃焼室基準炉温と炭化室炭柱温度を含む関
数式としてそれぞれ予め求めておき、 前記複数個の燃焼室基準炉温をそれぞれ前記関
数式に代入して各式からそれぞれの燃焼室基準炉
温を用いたときの燃焼室炉温パターンを算出し該
炉温パターンに従つて加熱をしたときの総消費熱
量を算出して該総消費熱量が最小となる最適燃焼
室基準炉温を定め、 該最適燃焼室基準炉温を前記関数式に代入して
各式から燃焼室炉温パターンを算出し、該炉温パ
ターンを設定炉温パターンとして供給熱量の制御
を行うことを特徴とするコークス炉の加熱制御方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13016282A JPS5920379A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | コ−クス炉の加熱制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13016282A JPS5920379A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | コ−クス炉の加熱制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5920379A JPS5920379A (ja) | 1984-02-02 |
| JPH0147687B2 true JPH0147687B2 (ja) | 1989-10-16 |
Family
ID=15027484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13016282A Granted JPS5920379A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | コ−クス炉の加熱制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920379A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62105791U (ja) * | 1985-12-20 | 1987-07-06 | ||
| JPH0766971B2 (ja) * | 1989-06-07 | 1995-07-19 | シャープ株式会社 | 炭化珪素半導体装置 |
| JPH08132298A (ja) * | 1991-03-01 | 1996-05-28 | Inter Metallics Kk | 焼結用圧粉体の製造方法、製造装置、ゴムモールドならびに焼結体の製造方法 |
| JP7709033B2 (ja) * | 2021-09-09 | 2025-07-16 | 日本製鉄株式会社 | 処理装置、処理方法、およびプログラム |
-
1982
- 1982-07-26 JP JP13016282A patent/JPS5920379A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5920379A (ja) | 1984-02-02 |
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