JPH0148255B2 - - Google Patents
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- JPH0148255B2 JPH0148255B2 JP56098502A JP9850281A JPH0148255B2 JP H0148255 B2 JPH0148255 B2 JP H0148255B2 JP 56098502 A JP56098502 A JP 56098502A JP 9850281 A JP9850281 A JP 9850281A JP H0148255 B2 JPH0148255 B2 JP H0148255B2
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- carried out
- dehydrohalogenation
- solvent
- alkali
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C67/00—Preparation of carboxylic acid esters
- C07C67/30—Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は、ピレスロイドのための中間体を立体
選択的に合成する方法にかかわり、更に特定する
に、cis−2,2−ジメチル−3−(β−フルオル
−β−トリフルオルメチルビニル)シクロプロパ
ンカルボン酸の低級アルキルエステルを立体選択
的に合成するための2段法にかかわる。 シクロプロパン環におけるcis−異性は、合成
ピレスロイドに通常最も高い殺虫剤活性を付与す
るものであり、それ故その研究分野では、cis−
異性体を単離するため或は、cis−異性体に富む
混合物を得るために可成りの努力がなされてき
た。 しかしながら、ピレスロイド又はその中間体の
知られた立体選択的合成には制約があり、而して
それは専ら、3−位にβ,β−ジハロビニル基を
有する2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキ
シレートの合成にかかわる。 かかる合成として、フランス国特許第1580474
号(ルセル−ユクラフ)に記載の方法を挙げるこ
とができる。これは、式 のラクトンを用意し、該ラクトンとりんイリドと
をウイツチヒ反応によつて反応させるものであ
る。 上記ラクトンは、カロンアルデヒド(2,2−
ジメチル−3−ホルミルシクロプロパンカルボン
酸)の低級アルキルエステルを出発物質とした幾
分複雑且つコスト高な態様で製造される。 同様に、2,2−ジメチル−3−(β,β−ジ
ハロビニル)シクロプロパンカルボキシレートの
製造に限定される立体選択的合成の別の例は、
ACSシンポジウム・シリーズNo.42(編集者M.エリ
オツト)、ワシントン、1977の「シンセチツク・
ピレスロイド」に記されている。 公示された英国特許出願第2000764号(インペ
リアル・ケミカル・インダストリーズ)および同
第2015519号(モンテデイソン)は取り分け、一
般式 (ここでX=ハロゲン、R′=H、CN、−C≡
CH)を有するピレスロイドにかかわる。 前者の英国特許出願では、式中X=Cl、Br
の化合物が例示されており、後者の出願では、式
中X=F、Cl、Brの化合物が例示されている。 一般式のピレスロイドを製造するための中間
体は、式 (ここでX=ハロゲン、R=低級アルキル) の低級アルキルエステルである。 上記特許出願に開示された式の中間体を製造
する方法の一つは、式 〔ここで、YおよびY′=Cl若しくはBr(英国特許
出願第2015519号の場合);或はYおよびY′=F、
Cl若しくはBr(英国特許出願第2000764号の場
合)〕の化合物を塩基の存在で脱ハロゲン化水素
することである。 脱ハロゲン化水素は、式の化合物を、適当な
溶媒中2当量の塩基で処理することにより事実上
遂行される。 英国特許出願第2000764号に、概ね、適当な塩
基は第三アミン若しくはアルカリアルコキシドで
あり、特に適するものは、アルカリアルコキシド
と溶媒としての対応アルコールとからなる系であ
ると記されている。この特許出願に詳述された唯
一の例では、塩基としてナトリウムtert.ブトキシ
ドがテトラヒドロフラン中で用いられている。 英国特許出願第2015519号には、アルカリ水素
化物若しくはアルコキシド又はハロゲン化水素酸
受容性アミンが、極性溶媒中で用いられる塩基と
して挙げられている。 エタノール若しくはN,N−ジメチルホルムア
ミド中でNaOC2H5を用いて行なわれる脱ハロゲ
ン化水素反応が例示されている。 式の化合物を脱ハロゲン化水素反応させる際
に形成することが見込まれる中間体として、上記
二つの特許出願に式 の化合物が示されている。 英国特許出願第2015519号には、式の対応化
合物を制御条件(低い転化率、塩基の不在、エタ
ノール中のNaOC2H5、19〜23℃範囲の温度)下
で脱ハロゲン化水素させることによる式C(X=
Y=Br)の化合物の製造方法が記されている。 上記化合物に加えて、後脱ハロゲン化水素の生
成物が取得される。 英国特許出願第2000764号は、式A、B又はC
の化合物を塩基で脱ハロゲン化水素させて式の
化合物を得る可能性について記してはいるが、具
体的に例示しておらず、また単一異性体の形成に
ついて何も明らかにしていない。 上記二つの英国出願で、そこに開示せる方法に
より式の化合物がcis−異性体とtrans−異性体
との混成物として取得されうることが示されてい
ることを指摘することは重要である。 これらの特許出願に開示された例から注目し得
ることは、cis−異性体とtrans−異性体との比が
1に近いということである。 これら英国特許出願の示すところに依れば、式
の化合物の個々の異性体を取得する唯一の既知
方法は、式のエステルから誘導せるカルボン酸
の分別晶出又はカラムクロマトグラフイーによつ
て異性体混合物より個々の異性体を分離すること
である。 このような方法は、所要時間、使用原料(特定
の溶媒、クロマトグラフイー基材等)の点から、
また不所望な異性体を除去せねばならぬことと取
得しようとする異性体の収率が低いことの主な理
由からコスト高となる。 式の化合物を立体選択的に合成する方法につ
いては、上記英国特許出願に述べられておらず、
また本発明者の知る限り、他文献にも記されてい
ない。 本明細書中で用語「立体選択的」を用いると
き、それは、二つの可能な立体異性体のうち一方
を、特に、2,2−ジメチル−3−(β−フルオ
ル−β−トリフルオルメチルビニル)シクロプロ
パンカルボン酸の低級アルキルエステル(式中
X=Fの化合物)の、シクロプロパン環における
cis−異性体を主に形成せしめる反応を意味する。
而して、このcis−異性体を「主に形成せしめる」
とは、cis−異性体とtrans−異性体との混合物中
cis−異性体が該混合物の少くとも70%を占める
ことを意味する。 驚くべきことに、本発明者は、式中X=F、
Y′=Brの化合物(以下−Fと略称)を後述の
条件下で脱ハロゲン化水素させることにより、タ
イプBおよびCの化合物をほとんど含まない式A
の対応化合物を選択性の高い態様で取得しうるこ
とを見出した。 更に驚くべきことに、本発明者は、X=Fの化
合物A(以下A′と略称)を後述の条件下で脱ハロ
ゲン化水素させることにより、式中X=Fの化
合物(以下−Fと略称)がcis−形で立体選択
性に形成せしめられることを見出した。 かくして、本発明の一つの目的は、非極性溶媒
ないし低極性溶媒中第一若しくは第二アミンの存
在下式−Fの化合物を脱ハロゲン化水素させて
式A′の化合物を高い選択性を以て取得し、この
式A′の化合物を非極性溶媒ないし、エーテルの
如き低極性溶媒中アルカリ塩基の存在で脱ハロゲ
ン化水素させることよりなる、式−Fの化合物
のcis−異性体を立体選択的に合成する2段法を
提供することである。 本発明の目的を構成する上記方法は概略、次に
示す系1によつて表わすことができる。 〔Y=Cl若しくはBr;R=低級アルキル〕。本方
法の第一工程(上記系1中反応1)は、式−F
中置換基Yが塩素若しくは臭素の原子(好ましく
は臭素)である化合物を、非極性ないし低極性溶
媒中第一若しくは第二アミン好ましくは第二環式
アミンにより脱ハロゲン化水素させることによつ
て遂行される。この反応が生起する温度は臨界的
でないが、0℃〜溶媒の沸とう温度範囲とするこ
とができる。実際には、反応をより迅速に生起さ
せるために、溶媒の沸とう温度で行なう方が好ま
しい。 上記の実験条件下で行なうとき、反応1は選択
性において高いとわかつた。なぜなら、タイプC
の生成物が事実上不在であり且つ生成物A′およ
びB′(化合物B′は、X=Fの化合物Bに相当す
る)のうち化合物A′が少くとも80%を占める
(A′:B′の比>4.9)からである。 上記の条件を逸脱して行なうとき、付加物−
Fの脱ハロゲン化水素は申分のないA′:B′比を
もたらさない(例3参照)。 もし、第一若しくは第二アミンの代りに例えば
ピリジン、トリエチルアミンなどの如き第三アミ
ンを塩基として、非極性溶媒中で用いるなら、反
応は評価しうる速度で生起せず、どんな生成物の
形成も観察されない。 極性溶媒中での第三アミンの作用は化合物
B′を主に形成せしめる。 反応を過剰のピリジン中で行なうとき、該ピリ
ジンは塩基として作用するだけでなく極性溶媒と
しても作用するので、達成されるA′:B′比は1
より小さい。 非常に強力な塩基(アルカリ水酸化物、酢酸塩
又はアルコラート)を排他的に用いて付加物−
Fの脱ハロゲン化水素を行なうとき、タイプCの
生成物に加えて、生成物A′とB′が比較しうる量
(A′:B′比は約1に等しい)で得られる。 反応1での使用に適した第二アミンとして、ピ
ペリジン、ピロリジン、モルホリン、ピペラジ
ン、テトラメチルグアニジン等或はまた種々の第
二アミンの混合物を挙げることがきる。 非極性溶媒として、脂肪族炭化水素若しくは脂
環式炭化水素、芳香族およびアルキル芳香族炭化
水素を挙げることができる。 反応1に適した低極性溶媒として、エーテル類
のほかに環状エーテルおよびアルコールが挙げら
れる。 反応1を生起させる溶媒の極性が重要なこと
は、例3に記載の試験結果(表1)によつて立証
される。 事実、同じ塩基(ピペリジル)を用いても、極
性の異なる溶剤〔n−ヘキサン(ε20=1.89)お
よびエチルアルコール(ε25=24.3)〕を用いて反
応を行なうなら、結果として、A′:B′比は31(n
−ヘキサン)から5(エチルアルコール)に低下
する。 式−Fの化合物を選択的にモノ脱ハロゲン化
水素させるのに用いるアミンの量は、理論量か又
は過剰量とすることができる。別法として、アミ
ンを触媒量すなわち、中和すべきハロゲン化水素
酸(HY)の量に関し相当不足する量で用いるこ
ともできる。 このような場合、中和すべき酸に関して少くと
も理論量のアルカリ塩基存在下脱ハロゲン化水素
させることで十分である。ハロゲン化水素酸を受
容するアルカリ塩基として、水酸化物、アルカリ
反応を示す塩又は水素化物を用いることができ
る。 塩基がアルカリ水酸化物であるとき、これを水
溶液で用いることができ、また塩基がアルカリ水
素化物であるとき、該水素化物を同じ反応溶媒中
の懸濁物として用いることができる。 このようにして、有機相(非極性溶媒、式−
Fの化合物、第二アミン)と水性相(水、アルカ
リ塩基)又は固相(アルカリ水素化物)とからな
る2相系が得られる。反応が進むにつれ、形成し
ていた塩から、アルカリ塩基によりアミンが回復
され、それ故該アミンは触媒活性を及ぼす。 或る実施態様に依れば、反応1は、有機溶媒に
塩基および式−Fの化合物を簡単に混ぜ、得ら
れた混合物を撹拌下溶媒の還流温度で加熱するこ
とにより実施される。二・三時間後、式−Fの
化合物の高い転化度が達成される。 生成せる混合物(そのうち化合物A′が主要部
分を構成する)をアルカリおよび酸の水溶液で洗
浄し次いで有機相の分離、脱水および蒸留を行な
うことによつて、該混合物からタイプA′の化合
物を高純度且つ高収率で取ることができる。 2相系の存在で実施するときも、反応条件は同
様のものである。 本方法の第二工程(反応2)は、工程1から得
た化合物A′を脱ハロゲン化水素させることにあ
る。 式−Fの化合物をcis−異性体に関し高い立
体選択性を以て得るため、エーテルの如き低極性
溶媒或は、好ましくは非極性溶媒を用いることが
重要である。 非極性溶媒若しくはエーテル中少くとも理論量
のアルカリ塩基の存在で行なう化合物A′の脱ハ
ロゲン化水素は、式−Fを有する化合物のcis
−異性体の立体選択的な形成に帰す。 溶媒の極性を高めることによつて、cis−/
trans−比は低くなる。 非極性溶媒を用いるとき反応温度は臨界的でな
く、それ故この場合、℃〜溶媒の還流温度範囲で
反応させることができるが、実際には還流温度が
好ましい。 逆に、化合物A′の脱ハロゲン化水素をエーテ
ル中で行なうときは、50℃より高い温度で反応さ
せることによつてcis−/trans−比が低下し、そ
の結果反応2の立体選択性が減少する(例6を参
照)ので、温度は臨界的役割を果たす。 反応2に適した無機塩基は、アルコラート存在
下でのアルカリアルコラート若しくはアルカリ水
素化物である。特に適しているのは、例えば、触
媒量のアルコラート存在下での少くとも理論量の
アルカリ水素化物の使用である。而して、アルコ
ラートは、対応アルコールを少量加えることによ
つて「現場」製造される。 反応2に適した非極性溶媒として、脂肪族、脂
環式、芳香族およびアルキル芳香族炭化水素を挙
げることができる。 使用しうる他の溶剤は脂肪族および脂環式のエ
ーテルであるが、既述の如く、反応温度が50℃を
越えないことを前提とする。 反応は、溶媒、アルカリ塩基および式A′の化
合物を混ぜ次いで該混合物を、溶媒が非極性の場
合その還流温度で或は溶媒としてエーテルを用い
るときは50℃より低い温度でかき混ぜることによ
り遂行される。 二・三時間後、化合物A′の高い転化度が達成
される。 反応混合物を中和後、形成した塩を該混合物か
ら分離し、また蒸留によつて、晶出物を分離す
る。 かくして、式−Fの化合物のcis−異性体が
立体選択的に取得される。 式−Fの化合物は、二重結合の存在故に、異
性体EおよびZ(二重結合に関する異性)の形で
存在しうる。 反応1は選択性が高く且つ転化率も高いため、
本発明の目的をなす製造方法を、変法によつても
行なうことができ、而してこの方法は実際上特に
有用とわかつた。 その変法とは、反応1および2を、化合物
A′の単離を行なわずに実施することにある。 この場合、反応1を前記条件に従い実施したあ
とで、得られた反応混合物に所要量の無機塩基を
加え、添加し終えたら、反応2に関し既述した手
順に従つて反応させる。 かくして、本発明の方法は、式−Fのシクロ
プロパンカルボン酸のcis−異性体を立体選択的
態様で取得することを可能にする。 本化合物を用いる実用面すなわち殺虫剤ピレス
ロイドの製造で、見込まれる少量のtrans−異性
体の存在は特に重要ではない。それ故、このよう
にして得た混合物(その中でcis−異性体ははる
かに優勢な割合を占める)は、ピレスロイドの製
造を企図した後続反応で何ら分離操作を行なわず
に用いることができる。 本発明を更に例示するために下記例を示す。 例 1 化合物3,3−ジメチル−6−ブロム−6,
7,7,7−テトラフルオルヘプタ−4−エン酸
エチル〔化合物A′、Y=Br、R=C2H5〕の製
造。 還流冷却器と撹拌機を備えたフラスコに、 −3,3−ジメチル−4,6−ジブロム−6,
7,7,7−テトラフルオルヘプタン酸エチル
CF3−CFBr−CH2−CHBr−C(CH3)2−CH2
−COOC2H5(英国特許出願第2015519号に記載
の如く調製)〔化合物−F、Y=Br、R=
C2H5〕0.1モル −ピペリジン 0.13モル −トルエン 200ml を導入した。 この反応混合物を2時間加熱還流させた。 冷却後、有機相を酸液で洗浄し次いで10%の
NaOH液で洗浄後更に中性PHになるまで水で洗
浄し、無水Na2SO4で脱水した。 この有機溶液の試料をガスクロマトグラフイー
分析(GLC)に付した結果、出発物質がほゞ完
全に消失し而して新たな化合物が約88%の濃度
(ガスクロマトグラフイーのピーク面積の比を基
に算定)で存在するとわかつた。この化合物が所
期化合物と同一であることは、次の手順に従つて
実施せる分離操作後に立証された。 上記有機溶液を減圧蒸留に付して0.5mmHg下
52.5〜55℃で蒸留して留分を集めた(25g)。こ
の留分は純度>95%の所期生成物よりなり、而し
てその中に存在する唯一の不純物はタイプB′の
異性体とわかつた(A′:B′比>19)。元素分析
は、所期化合物の構造と一致した。 IR(赤外分光学):1740cm-1(νC=O)および
1665cm-1(νC=O)で有意な吸収帯あり。 1H NMR(核磁気共鳴)(CDCl3、TMS)CF3
−CFBr−CHA=CHB−C(CH3)2−CH2−
COOC2H5 〓HA=5.7ppm 〓HB=6.3ppm JHA−HB=14.9Hz JHA−F=17.7Hz 例 2 例1の反応を、2相系を用いて反復した。 還流冷却器と撹拌棒を備えたフラスコに次のも
のを導入しこ: −3,3−ジメチル−4,6−ジブロム−6,
7,7,7−テトラフルオルヘプタン酸エチル
0.1モル −ピペリジン 2ml −ベンゼン 100ml −水10ml中NaOH 0.2モル この反応混合物を7時間還流下に保持した。冷
却後、有機相の試料をガスクロマトグラフイー分
析に付した結果、出発エステルが完全に消失し、
そして化合物3,3−ジメチル−6−ブロム−
6,7,7,7−テトラフルオルヘプタ−4−エ
ン酸エチルに相当するピーク一つが現われた。 二つの相を分離し、有機相を脱水し、減圧蒸留
によつて溶媒を除去したのち、約90%のガスクロ
マトグラフイー純度を有する生成物30gを得た。
(粗生成物に関する収率=約80%)。 例 3 本発明に従つて化合物3,3−ジメチル−4,
6−ジブロム−6,7,7,7−テトラフルオル
ヘプタン酸エチルのモノ脱ハロゲン化水素試験の
条件および結果並びに比較試験のそれを下記表1
に掲載する。作業手順は例1と同様のものとし
た。試験番号3.1〜3.6は、第一若しくは第二アミ
ンと低極性溶媒を用いた場合、反応1の、化合物
A′に対する選択性が高いことを立証するもので
ある。 この3.1〜3.6の反応で取得せる生成物はシクロ
プロパンカルボン酸誘導体を含まず、A′とB′と
の混合物中化合物A′は、84%(試験3.3、A′/
B′比=5)〜97%(試験3.1、A′/B′比=31)範
囲で、明らかに主要割合を占めている。 試験3.7および3.8は、非極性溶媒を用いるとき
達成される転化率がいかに低いかを示すものであ
る。 極性溶媒中第三アミンを用いるとき(試験
3.9)、転化率は高いがA′/B′比は低く不利となる
(A′/B′=0.35)。 また、相移動触媒の存在で水酸化物若しくはア
ルカリ塩を塩基として用いるとき(試験3.10およ
び3.11)も、A′/B′比は不利な結果を示してい
る。先に引用した二つの英国特許出願に記載のも
のと同様の条件で実施せる試験3.12および3.13
は、シクロプロパンカルボキシレートが、1に近
い或はtrans−異性体に有利な異性体cis−/
trans−比を以て取得されるまで反応がどのよう
に進行するかを示すものである。
選択的に合成する方法にかかわり、更に特定する
に、cis−2,2−ジメチル−3−(β−フルオル
−β−トリフルオルメチルビニル)シクロプロパ
ンカルボン酸の低級アルキルエステルを立体選択
的に合成するための2段法にかかわる。 シクロプロパン環におけるcis−異性は、合成
ピレスロイドに通常最も高い殺虫剤活性を付与す
るものであり、それ故その研究分野では、cis−
異性体を単離するため或は、cis−異性体に富む
混合物を得るために可成りの努力がなされてき
た。 しかしながら、ピレスロイド又はその中間体の
知られた立体選択的合成には制約があり、而して
それは専ら、3−位にβ,β−ジハロビニル基を
有する2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキ
シレートの合成にかかわる。 かかる合成として、フランス国特許第1580474
号(ルセル−ユクラフ)に記載の方法を挙げるこ
とができる。これは、式 のラクトンを用意し、該ラクトンとりんイリドと
をウイツチヒ反応によつて反応させるものであ
る。 上記ラクトンは、カロンアルデヒド(2,2−
ジメチル−3−ホルミルシクロプロパンカルボン
酸)の低級アルキルエステルを出発物質とした幾
分複雑且つコスト高な態様で製造される。 同様に、2,2−ジメチル−3−(β,β−ジ
ハロビニル)シクロプロパンカルボキシレートの
製造に限定される立体選択的合成の別の例は、
ACSシンポジウム・シリーズNo.42(編集者M.エリ
オツト)、ワシントン、1977の「シンセチツク・
ピレスロイド」に記されている。 公示された英国特許出願第2000764号(インペ
リアル・ケミカル・インダストリーズ)および同
第2015519号(モンテデイソン)は取り分け、一
般式 (ここでX=ハロゲン、R′=H、CN、−C≡
CH)を有するピレスロイドにかかわる。 前者の英国特許出願では、式中X=Cl、Br
の化合物が例示されており、後者の出願では、式
中X=F、Cl、Brの化合物が例示されている。 一般式のピレスロイドを製造するための中間
体は、式 (ここでX=ハロゲン、R=低級アルキル) の低級アルキルエステルである。 上記特許出願に開示された式の中間体を製造
する方法の一つは、式 〔ここで、YおよびY′=Cl若しくはBr(英国特許
出願第2015519号の場合);或はYおよびY′=F、
Cl若しくはBr(英国特許出願第2000764号の場
合)〕の化合物を塩基の存在で脱ハロゲン化水素
することである。 脱ハロゲン化水素は、式の化合物を、適当な
溶媒中2当量の塩基で処理することにより事実上
遂行される。 英国特許出願第2000764号に、概ね、適当な塩
基は第三アミン若しくはアルカリアルコキシドで
あり、特に適するものは、アルカリアルコキシド
と溶媒としての対応アルコールとからなる系であ
ると記されている。この特許出願に詳述された唯
一の例では、塩基としてナトリウムtert.ブトキシ
ドがテトラヒドロフラン中で用いられている。 英国特許出願第2015519号には、アルカリ水素
化物若しくはアルコキシド又はハロゲン化水素酸
受容性アミンが、極性溶媒中で用いられる塩基と
して挙げられている。 エタノール若しくはN,N−ジメチルホルムア
ミド中でNaOC2H5を用いて行なわれる脱ハロゲ
ン化水素反応が例示されている。 式の化合物を脱ハロゲン化水素反応させる際
に形成することが見込まれる中間体として、上記
二つの特許出願に式 の化合物が示されている。 英国特許出願第2015519号には、式の対応化
合物を制御条件(低い転化率、塩基の不在、エタ
ノール中のNaOC2H5、19〜23℃範囲の温度)下
で脱ハロゲン化水素させることによる式C(X=
Y=Br)の化合物の製造方法が記されている。 上記化合物に加えて、後脱ハロゲン化水素の生
成物が取得される。 英国特許出願第2000764号は、式A、B又はC
の化合物を塩基で脱ハロゲン化水素させて式の
化合物を得る可能性について記してはいるが、具
体的に例示しておらず、また単一異性体の形成に
ついて何も明らかにしていない。 上記二つの英国出願で、そこに開示せる方法に
より式の化合物がcis−異性体とtrans−異性体
との混成物として取得されうることが示されてい
ることを指摘することは重要である。 これらの特許出願に開示された例から注目し得
ることは、cis−異性体とtrans−異性体との比が
1に近いということである。 これら英国特許出願の示すところに依れば、式
の化合物の個々の異性体を取得する唯一の既知
方法は、式のエステルから誘導せるカルボン酸
の分別晶出又はカラムクロマトグラフイーによつ
て異性体混合物より個々の異性体を分離すること
である。 このような方法は、所要時間、使用原料(特定
の溶媒、クロマトグラフイー基材等)の点から、
また不所望な異性体を除去せねばならぬことと取
得しようとする異性体の収率が低いことの主な理
由からコスト高となる。 式の化合物を立体選択的に合成する方法につ
いては、上記英国特許出願に述べられておらず、
また本発明者の知る限り、他文献にも記されてい
ない。 本明細書中で用語「立体選択的」を用いると
き、それは、二つの可能な立体異性体のうち一方
を、特に、2,2−ジメチル−3−(β−フルオ
ル−β−トリフルオルメチルビニル)シクロプロ
パンカルボン酸の低級アルキルエステル(式中
X=Fの化合物)の、シクロプロパン環における
cis−異性体を主に形成せしめる反応を意味する。
而して、このcis−異性体を「主に形成せしめる」
とは、cis−異性体とtrans−異性体との混合物中
cis−異性体が該混合物の少くとも70%を占める
ことを意味する。 驚くべきことに、本発明者は、式中X=F、
Y′=Brの化合物(以下−Fと略称)を後述の
条件下で脱ハロゲン化水素させることにより、タ
イプBおよびCの化合物をほとんど含まない式A
の対応化合物を選択性の高い態様で取得しうるこ
とを見出した。 更に驚くべきことに、本発明者は、X=Fの化
合物A(以下A′と略称)を後述の条件下で脱ハロ
ゲン化水素させることにより、式中X=Fの化
合物(以下−Fと略称)がcis−形で立体選択
性に形成せしめられることを見出した。 かくして、本発明の一つの目的は、非極性溶媒
ないし低極性溶媒中第一若しくは第二アミンの存
在下式−Fの化合物を脱ハロゲン化水素させて
式A′の化合物を高い選択性を以て取得し、この
式A′の化合物を非極性溶媒ないし、エーテルの
如き低極性溶媒中アルカリ塩基の存在で脱ハロゲ
ン化水素させることよりなる、式−Fの化合物
のcis−異性体を立体選択的に合成する2段法を
提供することである。 本発明の目的を構成する上記方法は概略、次に
示す系1によつて表わすことができる。 〔Y=Cl若しくはBr;R=低級アルキル〕。本方
法の第一工程(上記系1中反応1)は、式−F
中置換基Yが塩素若しくは臭素の原子(好ましく
は臭素)である化合物を、非極性ないし低極性溶
媒中第一若しくは第二アミン好ましくは第二環式
アミンにより脱ハロゲン化水素させることによつ
て遂行される。この反応が生起する温度は臨界的
でないが、0℃〜溶媒の沸とう温度範囲とするこ
とができる。実際には、反応をより迅速に生起さ
せるために、溶媒の沸とう温度で行なう方が好ま
しい。 上記の実験条件下で行なうとき、反応1は選択
性において高いとわかつた。なぜなら、タイプC
の生成物が事実上不在であり且つ生成物A′およ
びB′(化合物B′は、X=Fの化合物Bに相当す
る)のうち化合物A′が少くとも80%を占める
(A′:B′の比>4.9)からである。 上記の条件を逸脱して行なうとき、付加物−
Fの脱ハロゲン化水素は申分のないA′:B′比を
もたらさない(例3参照)。 もし、第一若しくは第二アミンの代りに例えば
ピリジン、トリエチルアミンなどの如き第三アミ
ンを塩基として、非極性溶媒中で用いるなら、反
応は評価しうる速度で生起せず、どんな生成物の
形成も観察されない。 極性溶媒中での第三アミンの作用は化合物
B′を主に形成せしめる。 反応を過剰のピリジン中で行なうとき、該ピリ
ジンは塩基として作用するだけでなく極性溶媒と
しても作用するので、達成されるA′:B′比は1
より小さい。 非常に強力な塩基(アルカリ水酸化物、酢酸塩
又はアルコラート)を排他的に用いて付加物−
Fの脱ハロゲン化水素を行なうとき、タイプCの
生成物に加えて、生成物A′とB′が比較しうる量
(A′:B′比は約1に等しい)で得られる。 反応1での使用に適した第二アミンとして、ピ
ペリジン、ピロリジン、モルホリン、ピペラジ
ン、テトラメチルグアニジン等或はまた種々の第
二アミンの混合物を挙げることがきる。 非極性溶媒として、脂肪族炭化水素若しくは脂
環式炭化水素、芳香族およびアルキル芳香族炭化
水素を挙げることができる。 反応1に適した低極性溶媒として、エーテル類
のほかに環状エーテルおよびアルコールが挙げら
れる。 反応1を生起させる溶媒の極性が重要なこと
は、例3に記載の試験結果(表1)によつて立証
される。 事実、同じ塩基(ピペリジル)を用いても、極
性の異なる溶剤〔n−ヘキサン(ε20=1.89)お
よびエチルアルコール(ε25=24.3)〕を用いて反
応を行なうなら、結果として、A′:B′比は31(n
−ヘキサン)から5(エチルアルコール)に低下
する。 式−Fの化合物を選択的にモノ脱ハロゲン化
水素させるのに用いるアミンの量は、理論量か又
は過剰量とすることができる。別法として、アミ
ンを触媒量すなわち、中和すべきハロゲン化水素
酸(HY)の量に関し相当不足する量で用いるこ
ともできる。 このような場合、中和すべき酸に関して少くと
も理論量のアルカリ塩基存在下脱ハロゲン化水素
させることで十分である。ハロゲン化水素酸を受
容するアルカリ塩基として、水酸化物、アルカリ
反応を示す塩又は水素化物を用いることができ
る。 塩基がアルカリ水酸化物であるとき、これを水
溶液で用いることができ、また塩基がアルカリ水
素化物であるとき、該水素化物を同じ反応溶媒中
の懸濁物として用いることができる。 このようにして、有機相(非極性溶媒、式−
Fの化合物、第二アミン)と水性相(水、アルカ
リ塩基)又は固相(アルカリ水素化物)とからな
る2相系が得られる。反応が進むにつれ、形成し
ていた塩から、アルカリ塩基によりアミンが回復
され、それ故該アミンは触媒活性を及ぼす。 或る実施態様に依れば、反応1は、有機溶媒に
塩基および式−Fの化合物を簡単に混ぜ、得ら
れた混合物を撹拌下溶媒の還流温度で加熱するこ
とにより実施される。二・三時間後、式−Fの
化合物の高い転化度が達成される。 生成せる混合物(そのうち化合物A′が主要部
分を構成する)をアルカリおよび酸の水溶液で洗
浄し次いで有機相の分離、脱水および蒸留を行な
うことによつて、該混合物からタイプA′の化合
物を高純度且つ高収率で取ることができる。 2相系の存在で実施するときも、反応条件は同
様のものである。 本方法の第二工程(反応2)は、工程1から得
た化合物A′を脱ハロゲン化水素させることにあ
る。 式−Fの化合物をcis−異性体に関し高い立
体選択性を以て得るため、エーテルの如き低極性
溶媒或は、好ましくは非極性溶媒を用いることが
重要である。 非極性溶媒若しくはエーテル中少くとも理論量
のアルカリ塩基の存在で行なう化合物A′の脱ハ
ロゲン化水素は、式−Fを有する化合物のcis
−異性体の立体選択的な形成に帰す。 溶媒の極性を高めることによつて、cis−/
trans−比は低くなる。 非極性溶媒を用いるとき反応温度は臨界的でな
く、それ故この場合、℃〜溶媒の還流温度範囲で
反応させることができるが、実際には還流温度が
好ましい。 逆に、化合物A′の脱ハロゲン化水素をエーテ
ル中で行なうときは、50℃より高い温度で反応さ
せることによつてcis−/trans−比が低下し、そ
の結果反応2の立体選択性が減少する(例6を参
照)ので、温度は臨界的役割を果たす。 反応2に適した無機塩基は、アルコラート存在
下でのアルカリアルコラート若しくはアルカリ水
素化物である。特に適しているのは、例えば、触
媒量のアルコラート存在下での少くとも理論量の
アルカリ水素化物の使用である。而して、アルコ
ラートは、対応アルコールを少量加えることによ
つて「現場」製造される。 反応2に適した非極性溶媒として、脂肪族、脂
環式、芳香族およびアルキル芳香族炭化水素を挙
げることができる。 使用しうる他の溶剤は脂肪族および脂環式のエ
ーテルであるが、既述の如く、反応温度が50℃を
越えないことを前提とする。 反応は、溶媒、アルカリ塩基および式A′の化
合物を混ぜ次いで該混合物を、溶媒が非極性の場
合その還流温度で或は溶媒としてエーテルを用い
るときは50℃より低い温度でかき混ぜることによ
り遂行される。 二・三時間後、化合物A′の高い転化度が達成
される。 反応混合物を中和後、形成した塩を該混合物か
ら分離し、また蒸留によつて、晶出物を分離す
る。 かくして、式−Fの化合物のcis−異性体が
立体選択的に取得される。 式−Fの化合物は、二重結合の存在故に、異
性体EおよびZ(二重結合に関する異性)の形で
存在しうる。 反応1は選択性が高く且つ転化率も高いため、
本発明の目的をなす製造方法を、変法によつても
行なうことができ、而してこの方法は実際上特に
有用とわかつた。 その変法とは、反応1および2を、化合物
A′の単離を行なわずに実施することにある。 この場合、反応1を前記条件に従い実施したあ
とで、得られた反応混合物に所要量の無機塩基を
加え、添加し終えたら、反応2に関し既述した手
順に従つて反応させる。 かくして、本発明の方法は、式−Fのシクロ
プロパンカルボン酸のcis−異性体を立体選択的
態様で取得することを可能にする。 本化合物を用いる実用面すなわち殺虫剤ピレス
ロイドの製造で、見込まれる少量のtrans−異性
体の存在は特に重要ではない。それ故、このよう
にして得た混合物(その中でcis−異性体ははる
かに優勢な割合を占める)は、ピレスロイドの製
造を企図した後続反応で何ら分離操作を行なわず
に用いることができる。 本発明を更に例示するために下記例を示す。 例 1 化合物3,3−ジメチル−6−ブロム−6,
7,7,7−テトラフルオルヘプタ−4−エン酸
エチル〔化合物A′、Y=Br、R=C2H5〕の製
造。 還流冷却器と撹拌機を備えたフラスコに、 −3,3−ジメチル−4,6−ジブロム−6,
7,7,7−テトラフルオルヘプタン酸エチル
CF3−CFBr−CH2−CHBr−C(CH3)2−CH2
−COOC2H5(英国特許出願第2015519号に記載
の如く調製)〔化合物−F、Y=Br、R=
C2H5〕0.1モル −ピペリジン 0.13モル −トルエン 200ml を導入した。 この反応混合物を2時間加熱還流させた。 冷却後、有機相を酸液で洗浄し次いで10%の
NaOH液で洗浄後更に中性PHになるまで水で洗
浄し、無水Na2SO4で脱水した。 この有機溶液の試料をガスクロマトグラフイー
分析(GLC)に付した結果、出発物質がほゞ完
全に消失し而して新たな化合物が約88%の濃度
(ガスクロマトグラフイーのピーク面積の比を基
に算定)で存在するとわかつた。この化合物が所
期化合物と同一であることは、次の手順に従つて
実施せる分離操作後に立証された。 上記有機溶液を減圧蒸留に付して0.5mmHg下
52.5〜55℃で蒸留して留分を集めた(25g)。こ
の留分は純度>95%の所期生成物よりなり、而し
てその中に存在する唯一の不純物はタイプB′の
異性体とわかつた(A′:B′比>19)。元素分析
は、所期化合物の構造と一致した。 IR(赤外分光学):1740cm-1(νC=O)および
1665cm-1(νC=O)で有意な吸収帯あり。 1H NMR(核磁気共鳴)(CDCl3、TMS)CF3
−CFBr−CHA=CHB−C(CH3)2−CH2−
COOC2H5 〓HA=5.7ppm 〓HB=6.3ppm JHA−HB=14.9Hz JHA−F=17.7Hz 例 2 例1の反応を、2相系を用いて反復した。 還流冷却器と撹拌棒を備えたフラスコに次のも
のを導入しこ: −3,3−ジメチル−4,6−ジブロム−6,
7,7,7−テトラフルオルヘプタン酸エチル
0.1モル −ピペリジン 2ml −ベンゼン 100ml −水10ml中NaOH 0.2モル この反応混合物を7時間還流下に保持した。冷
却後、有機相の試料をガスクロマトグラフイー分
析に付した結果、出発エステルが完全に消失し、
そして化合物3,3−ジメチル−6−ブロム−
6,7,7,7−テトラフルオルヘプタ−4−エ
ン酸エチルに相当するピーク一つが現われた。 二つの相を分離し、有機相を脱水し、減圧蒸留
によつて溶媒を除去したのち、約90%のガスクロ
マトグラフイー純度を有する生成物30gを得た。
(粗生成物に関する収率=約80%)。 例 3 本発明に従つて化合物3,3−ジメチル−4,
6−ジブロム−6,7,7,7−テトラフルオル
ヘプタン酸エチルのモノ脱ハロゲン化水素試験の
条件および結果並びに比較試験のそれを下記表1
に掲載する。作業手順は例1と同様のものとし
た。試験番号3.1〜3.6は、第一若しくは第二アミ
ンと低極性溶媒を用いた場合、反応1の、化合物
A′に対する選択性が高いことを立証するもので
ある。 この3.1〜3.6の反応で取得せる生成物はシクロ
プロパンカルボン酸誘導体を含まず、A′とB′と
の混合物中化合物A′は、84%(試験3.3、A′/
B′比=5)〜97%(試験3.1、A′/B′比=31)範
囲で、明らかに主要割合を占めている。 試験3.7および3.8は、非極性溶媒を用いるとき
達成される転化率がいかに低いかを示すものであ
る。 極性溶媒中第三アミンを用いるとき(試験
3.9)、転化率は高いがA′/B′比は低く不利となる
(A′/B′=0.35)。 また、相移動触媒の存在で水酸化物若しくはア
ルカリ塩を塩基として用いるとき(試験3.10およ
び3.11)も、A′/B′比は不利な結果を示してい
る。先に引用した二つの英国特許出願に記載のも
のと同様の条件で実施せる試験3.12および3.13
は、シクロプロパンカルボキシレートが、1に近
い或はtrans−異性体に有利な異性体cis−/
trans−比を以て取得されるまで反応がどのよう
に進行するかを示すものである。
【表】
【表】
例 4
化合物2,2−ジメチル−3−(β−フルオル
−β−トリフルオルメチルビニル)シクロプロパ
ンカルボン酸エチル(−F、R=C2H5)のcis
−異性体(シクロプロパン環での異性)の立体選
択的製造 還流冷却器と撹拌機を備えたフラスコに、−n
−ヘキサン30ml中NaH 0.04モルを装入した。 還流状態になつたとき、 −n−ヘキサン 20mlおよび −エチルアルコール 0.15ml中 −3,3−ジメチル−6−ブロム−6,7,7,
7−テトラフルオルヘプタ−4−エン酸エチル
(例1に記載の如く調製)0.02モル を装入した。 反応混合物を撹拌下還流温度で5時間保持し
た。冷却後、有機相の試料をガスクロマトグラフ
イー分析に付した。その結果、出発エステルが定
量的に転化し、cis−:trans−異性体(環での異
性)比が82:18をなす所期生成物の得られたこと
がわかつた。 中和後、溶媒を除去すべく有機相を減圧で蒸留
し、その残留物として4.6gの所期生成物を得た。
その純度は82%で、残部はtrans−異性体であつ
た。 例 5 水素化ナトリウムに代えてナトリウムエトキシ
ド(NaOC2H5)を塩基として用いたほかは例4
に記載の如く行なうことにより、45℃で2時間の
反応後、93%の転化率を達成することができた。
調製せる反応混合物4.6gの組成(GLCによる決
定)は次の如くであつた: 2,2−ジメチル−3−(β−トリフルオルメチ
ル−β−フルオルビニル)シクロプロパンカルボ
ン酸エチル(cis:trans比=82.6:17.4) 91% 未転化の出発化合物 6.9% 未知化合物 2.1% 例 6 本発明に従つた化合物3,3−ジメチル−6−
ブロム−6,7,7,7−テトラフルオルヘプタ
−4−エン酸エチルの脱ハロゲン化水素試験の条
件と結果および比較試験のそれを下記表2に掲載
する。 表2に示す試験全てにおいて、ナトリウムエチ
ラート(NaOC2H5)を塩基として用いた。 脱ハロゲン化水素生成物〔2,2−ジメチル−
3−(β−トリフルオルメチル−β−フルオルビ
ニル)シクロプロパンカルボン酸エチル〕の
cis:trans異性体比をガスクロマトグラフイー分
析(GLC)によつて調べた。 本発明に従つた試験番号6.1〜6.7は、非極性溶
媒(試験6.1〜6.4)中でもまたエーテル(6.5〜
6.7)〔この場合温度は50℃を越えないものとする
(試験6.8参照)〕中でもcis−異性体への立体選択
性のあることを立証するものである。試験6.9お
よび6.10は、同じ反応を、高極性溶媒中で行なう
なら低温でもそれが如何に立体選択的でないかを
立証するものである。
−β−トリフルオルメチルビニル)シクロプロパ
ンカルボン酸エチル(−F、R=C2H5)のcis
−異性体(シクロプロパン環での異性)の立体選
択的製造 還流冷却器と撹拌機を備えたフラスコに、−n
−ヘキサン30ml中NaH 0.04モルを装入した。 還流状態になつたとき、 −n−ヘキサン 20mlおよび −エチルアルコール 0.15ml中 −3,3−ジメチル−6−ブロム−6,7,7,
7−テトラフルオルヘプタ−4−エン酸エチル
(例1に記載の如く調製)0.02モル を装入した。 反応混合物を撹拌下還流温度で5時間保持し
た。冷却後、有機相の試料をガスクロマトグラフ
イー分析に付した。その結果、出発エステルが定
量的に転化し、cis−:trans−異性体(環での異
性)比が82:18をなす所期生成物の得られたこと
がわかつた。 中和後、溶媒を除去すべく有機相を減圧で蒸留
し、その残留物として4.6gの所期生成物を得た。
その純度は82%で、残部はtrans−異性体であつ
た。 例 5 水素化ナトリウムに代えてナトリウムエトキシ
ド(NaOC2H5)を塩基として用いたほかは例4
に記載の如く行なうことにより、45℃で2時間の
反応後、93%の転化率を達成することができた。
調製せる反応混合物4.6gの組成(GLCによる決
定)は次の如くであつた: 2,2−ジメチル−3−(β−トリフルオルメチ
ル−β−フルオルビニル)シクロプロパンカルボ
ン酸エチル(cis:trans比=82.6:17.4) 91% 未転化の出発化合物 6.9% 未知化合物 2.1% 例 6 本発明に従つた化合物3,3−ジメチル−6−
ブロム−6,7,7,7−テトラフルオルヘプタ
−4−エン酸エチルの脱ハロゲン化水素試験の条
件と結果および比較試験のそれを下記表2に掲載
する。 表2に示す試験全てにおいて、ナトリウムエチ
ラート(NaOC2H5)を塩基として用いた。 脱ハロゲン化水素生成物〔2,2−ジメチル−
3−(β−トリフルオルメチル−β−フルオルビ
ニル)シクロプロパンカルボン酸エチル〕の
cis:trans異性体比をガスクロマトグラフイー分
析(GLC)によつて調べた。 本発明に従つた試験番号6.1〜6.7は、非極性溶
媒(試験6.1〜6.4)中でもまたエーテル(6.5〜
6.7)〔この場合温度は50℃を越えないものとする
(試験6.8参照)〕中でもcis−異性体への立体選択
性のあることを立証するものである。試験6.9お
よび6.10は、同じ反応を、高極性溶媒中で行なう
なら低温でもそれが如何に立体選択的でないかを
立証するものである。
【表】
例 7
本例の目的は、3,3−ジメチル−4,6−ジ
ブロム−6,7,7,7−テトラフルオルヘプタ
ン酸エチル(1)〔CF3−CFBr−CH2−CHBr−C
(CH3)2−CH2−COOC2H5〕を出発物質として、
中間体3,3−ジメチル−6−ブロム−6,7,
7,7−テトラフルオロヘプタ−4−エン酸エチ
ル(2)〔CF3−CFBr−CH=CH−C(CH3)2−CH2
−COOC2H5〕を単離せずに、2,2−ジメチル
−3−(β−トリフルオルメチル−β−フルオル
ビニル)シクロプロパンカルボン酸エチルのcis
−異性体を立体選択的に製造することができる。 撹拌機と還流冷却器を備えたフラスコに、 −n−ヘキサン20ml中NaH 0.02モル −ピペリジン 0.015モル を導入した。 この混合物を撹拌下加熱還流させたのち、 −n−ヘキサン10ml中0.01モルの CF3−CFBr−CH2−CHBr−C(CH3)2 −CH2−COOC2H5 (1)を迅速に加えた。 反応混合物を撹拌下還流温度で7時間保持し
た。冷却後、有機相の試料をガスクロマトグラフ
イー分析に付した結果、それは次の組成を有する
とわかつた: 未反応化合物(1) 10% 化合物(2) 86% 他の化合物 4% 次いで、この反応混合物にNaH0.02モルを加
えた。該混合物を再度加熱還流させたのち、エチ
ルアルコール0.3mlを加え、全体を撹拌下還流状
態に1時間保持した。冷却後、混合物試料をガス
クロマトグラフイーで分析した結果、それが2,
2−ジメチル−3−(β−トリフルオルメチル)−
β−フルオルビニル)シクロプロパンカルボン酸
エチル(cis:trans比=81:19)より構成され而
して化合物(1)および中間体(2)が存在しないとわか
つた。次いで、反応混合物を水で反復洗浄し、脱
水した。減圧での蒸発により、溶媒を除去し、こ
のようにして、前記シクロプロパンカルボン酸エ
ステル(環上でのcis:trans=81:19)よりなる
残留物2gを得た。その純度は>95%であつた
(GLC)。 例 8 本例の目的は、化合物2,2−ジメチル−3−
(β−トリフルオルメチル−β−フルオル)ビニ
ルシクロプロパンカルボン酸エチルの、分析上純
粋なcis−異性体を製造することである。 2,2−ジメチル−3−(β−トリフルオルメ
チル−β−フルオルビニル)シクロプロパンカル
ボン酸エチルのcis−およびtrans−異性体(約
80:20比)の混合物(例4、5および7と同様の
粗生成物を一緒にすることにより取得)16gを減
圧で蒸留させて下記留分を集めた: 18mmHg下82〜85℃での留分(10g) 18mmHg下85〜88℃での留分(2g) 18mmHg下88〜90℃での留分(1g)。 個々の留分のNMR特性を調べたところ、留分
は純粋なcis−異性体、また留分は純粋な
trans−異性体より夫々なり、そして留分はcis
−およびtrans−異性体の混合物であるとわかつ
た。 (記号1Hおよび19F−NMR並びに相当する結合
物は、英国特許出願第2015519号に示される対応
ピレスロイドエステルに関連したデータに依る)。
ブロム−6,7,7,7−テトラフルオルヘプタ
ン酸エチル(1)〔CF3−CFBr−CH2−CHBr−C
(CH3)2−CH2−COOC2H5〕を出発物質として、
中間体3,3−ジメチル−6−ブロム−6,7,
7,7−テトラフルオロヘプタ−4−エン酸エチ
ル(2)〔CF3−CFBr−CH=CH−C(CH3)2−CH2
−COOC2H5〕を単離せずに、2,2−ジメチル
−3−(β−トリフルオルメチル−β−フルオル
ビニル)シクロプロパンカルボン酸エチルのcis
−異性体を立体選択的に製造することができる。 撹拌機と還流冷却器を備えたフラスコに、 −n−ヘキサン20ml中NaH 0.02モル −ピペリジン 0.015モル を導入した。 この混合物を撹拌下加熱還流させたのち、 −n−ヘキサン10ml中0.01モルの CF3−CFBr−CH2−CHBr−C(CH3)2 −CH2−COOC2H5 (1)を迅速に加えた。 反応混合物を撹拌下還流温度で7時間保持し
た。冷却後、有機相の試料をガスクロマトグラフ
イー分析に付した結果、それは次の組成を有する
とわかつた: 未反応化合物(1) 10% 化合物(2) 86% 他の化合物 4% 次いで、この反応混合物にNaH0.02モルを加
えた。該混合物を再度加熱還流させたのち、エチ
ルアルコール0.3mlを加え、全体を撹拌下還流状
態に1時間保持した。冷却後、混合物試料をガス
クロマトグラフイーで分析した結果、それが2,
2−ジメチル−3−(β−トリフルオルメチル)−
β−フルオルビニル)シクロプロパンカルボン酸
エチル(cis:trans比=81:19)より構成され而
して化合物(1)および中間体(2)が存在しないとわか
つた。次いで、反応混合物を水で反復洗浄し、脱
水した。減圧での蒸発により、溶媒を除去し、こ
のようにして、前記シクロプロパンカルボン酸エ
ステル(環上でのcis:trans=81:19)よりなる
残留物2gを得た。その純度は>95%であつた
(GLC)。 例 8 本例の目的は、化合物2,2−ジメチル−3−
(β−トリフルオルメチル−β−フルオル)ビニ
ルシクロプロパンカルボン酸エチルの、分析上純
粋なcis−異性体を製造することである。 2,2−ジメチル−3−(β−トリフルオルメ
チル−β−フルオルビニル)シクロプロパンカル
ボン酸エチルのcis−およびtrans−異性体(約
80:20比)の混合物(例4、5および7と同様の
粗生成物を一緒にすることにより取得)16gを減
圧で蒸留させて下記留分を集めた: 18mmHg下82〜85℃での留分(10g) 18mmHg下85〜88℃での留分(2g) 18mmHg下88〜90℃での留分(1g)。 個々の留分のNMR特性を調べたところ、留分
は純粋なcis−異性体、また留分は純粋な
trans−異性体より夫々なり、そして留分はcis
−およびtrans−異性体の混合物であるとわかつ
た。 (記号1Hおよび19F−NMR並びに相当する結合
物は、英国特許出願第2015519号に示される対応
ピレスロイドエステルに関連したデータに依る)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 (ここでR=アルキルC1〜C4) を有するシス−2,2−ジメチル−3−(β−ト
リフルオルメチル−β−フルオルビニル)シクロ
プロパンカルボン酸の低級アルキルエステルを立
体選択的に製造する方法であつて、式 (ここでRは先に示した意味を有し、置換基Yは
塩素若しくは臭素の原子である) の化合物を、非極性溶媒ないし低極性溶媒中第一
若しくは第二アミンの存在下モノ脱ハロゲン化水
素させ、かくして式 (ここでYおよびRは先に示した意味を有する) の化合物を選択的に取得し、次いで該化合物を非
極性溶媒中或は、50℃以下の温度に保持したエー
テル中アルカリ塩基の作用によつて脱ハロゲン化
水素させることを特徴とする方法。 2 式 (ここでRおよびYは特許請求の範囲第1項に示
した意味を有する) の化合物を製造すべく、式 (ここでRおよびYは特許請求の範囲第1項に示
したと同じ意味を有する) の化合物を、非極性溶媒ないし低極性溶媒中、少
くとも等モル量の第一若しくは第二アミンの存在
で脱ハロゲン化水素させることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法。 3 化合物−Fの脱ハロゲン化水素を、脂環式
第二アミンを用いて行なうことを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の方法。 4 化合物−Fの脱ハロゲン化水素を、脂肪
族、脂環式、芳香族若しくはアルカリ芳香族炭化
水素の如き非極性溶媒中で行なうことを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載の方法。 5 化合物−Fの脱ハロゲン化水素を、エーテ
ル若しくはアルコールの如き低極性溶媒中で行な
うことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
方法。 6 化合物−Fの脱ハロゲン化水素を0℃〜溶
媒の沸点範囲の温度で行なうことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の方法。 7 等モル量の第一若しくは第二アミンに代えて
少くとも理論量のアルカリ塩基および触媒量のア
ミンを用いることを特徴とする特許請求の範囲第
2項記載の方法。 8 化合物−Fの脱ハロゲン化水素を、非極性
溶媒中少くとも理論量の脂環式第二アミンの存在
下溶媒の沸とう温度で行なうことを特徴とする特
許請求の範囲第2項記載の方法。 9 式 (ここでRは特許請求の範囲第1項に示した意味
を有する)の化合物のcis−異性体を立体選択的
に製造すべく、式 (ここでRおよびYは特許請求の範囲第1項に示
した意味を有する)の化合物を、非極性溶媒中或
は、50℃以下の温度に保持したエーテル中少くと
も等モル量のアルカリ塩基で脱ハロゲン化水素さ
せることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の方法。 10 化合物A′の脱ハロゲン化水素を、低級ア
ルコールの存在下塩基としてアルカリアルコラー
ト若しくはアルカリ水素化物を用いて行なうこと
を特徴とする特許請求の範囲第9項記載の方法。 11 化合物A′の脱ハロゲン化水素を、脂肪族、
脂環式、芳香族若しくはアルキル芳香族炭化水素
の如き非極性溶媒中で行なうことを特徴とする特
許請求の範囲第9項記載の方法。 12 化合物A′の脱ハロゲン化水素を、0℃〜
溶媒の沸点範囲の温度で行なうことを特徴とする
特許請求の範囲第11項記載の方法。 13 化合物A′の脱ハロゲン化水素を、溶媒と
してエーテルを用い且つ温度を50℃より低くして
行なうことを特徴とする特許請求の範囲第9項記
載の方法。 14 化合物A′の脱ハロゲン化水素反応を、非
極性溶媒中、該化合物A′に関し少くとも理論量
の低級アルコールの存在下溶媒の還流温度でしか
もアルカリ塩基としてアルコラート若しくはアル
カリ水素化物を用いて行なうことを特徴とする特
許請求の範囲第9項記載の方法。 15 化合物−Fを化合物A′にモノ脱ハロゲ
ン化水素させ且つ該化合物A′を化合物−Fに
脱ハロゲン化水素させることを、化合物A′の単
離なしで行なうことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の方法。 16 化合物−Fと脂環式第二アミンとを、非
極性溶媒中アルカリ塩基の存在下溶媒の沸とう温
度で反応させ、得られた混合物にアルコラート若
しくはアルカリ水素化物を加え、これを溶媒の沸
とう温度で反応させることを特徴とする特許請求
の範囲第15項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT8023180A IT1131883B (it) | 1980-07-02 | 1980-07-02 | Processo per la sintesi stereoselettiva di ciclopropancarbossilati intermaedi per piretroidi |
Publications (2)
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|---|---|
| JPS5745141A JPS5745141A (en) | 1982-03-13 |
| JPH0148255B2 true JPH0148255B2 (ja) | 1989-10-18 |
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Family Applications (1)
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