JPH0148287B2 - - Google Patents
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- JPH0148287B2 JPH0148287B2 JP56098453A JP9845381A JPH0148287B2 JP H0148287 B2 JPH0148287 B2 JP H0148287B2 JP 56098453 A JP56098453 A JP 56098453A JP 9845381 A JP9845381 A JP 9845381A JP H0148287 B2 JPH0148287 B2 JP H0148287B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F214/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
- C08F214/18—Monomers containing fluorine
- C08F214/26—Tetrafluoroethene
- C08F214/265—Tetrafluoroethene with non-fluorinated comonomers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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Description
本発明は、安定な、水性の、コロイド状の、コ
ポリマーの分散物であつて、テトラフルオルエチ
レン共重合単位たかだか60モル%、エチレン共重
合単位60〜40モル%及び少くとも一つの別のα―
オレフインモノマー共重合単位0〜15モル%より
なるものを、水性相中で、慣用のフツ素化された
乳化剤、触媒としてのマンガン酸又はその塩又は
反応条件下でマンガン酸あるいはその塩に変るマ
ンガン化合物、ならびに連鎖移動剤の存在下で、
これらコモノマーを共重合することにより製造す
る方法ならびにその使用に関する。 テトラフルオルエチレン単位及びエチレン単位
からのコポリマーは知られている。これは優れた
温度―及び化学薬品耐性を持ち、熱可塑性な成型
法によつて溶融物から加工されることができる。 専らテトラフルオルエチレン単位及びエチレン
単位からなるコポリマーは、一般に150〜200℃の
温度範囲でいく分脆い。その改良は、他のビニル
モノマー単位を15モル%までの割合でこのコポリ
マー鎖に取込むことにより達成される。テトラフ
ルオルエチレン、エチレン及び場合により別のモ
ノマーからなるコポリマーは慣用の方法で有機溶
媒中で共重合することにより作られ、その際、フ
ルオルアルカン及びフルオルクロルアルカンが良
好な溶媒として働らく。有機溶媒中でのこのやり
方の共重合の場合に、>10μmの平均直径を持つコ
ポリマー粒子の、溶媒中サスペンジヨンが得られ
る。このために用いられるフルオルアルカンまた
はフルオルクロルアルカンは高価な物質であり、
出来るだけ回収されなければならない。従つて、
テトラフルオルエチレンとエチレンの共重合を、
水と有機溶媒との混合物中で又は純粋な水の反応
媒体中で実施することが既に研究されている。水
との混合物としてのフルオルアルカンの使用は、
日本国特許出願公告特公昭49―011746及び出願公
開された日本国特許出願特願昭49―024295に記載
される。西ドイツ国特許出願公開第2444516号明
細書から、水性反応媒体に10〜150重量%のフル
オルクロルアルカンを反応促進剤として加える方
法が知られる。米国特許第2468664号及び同第
3401155号明細書では、tert.―ブチルアルコール
と水との混合物が反応媒体として推奨されてい
る。しかし、これら公知方法に従つて、テトラフ
ルオルエチレン―エチレン型のコポリマーのコロ
イド粒子から成る安定な水性分散物を作ることは
出来ない。そのようなテトラフルオルエチレン―
エチレンコポリマーの安定な、水性の、コロイド
状分散物の製造は、ポリテトラフルオルエチレン
の水性コロイド分散物の製造のために慣用の条件
すなわちパーフツ素化された乳化剤及び触媒とし
て水溶性パーオキシド化合物又はレドツクス系の
存在下で行う場合に、やはりうまくゆかない。こ
の条件下で付加的な有機溶媒たとえばトリフルオ
ルトリクロルエタンを安定化添加物として用いな
い場合には、反応は起きないか、あるいは分散物
は極めて少しの固形分含量ですでに凝膠する(イ
タリア国特許第874129号明細書)。 純粋な水相中でのコロイド状分散物の製造は、
触媒としてマンガン酸又はその塩を用い、慣用の
乳化剤の存在下で、約15重量%までの固形分含量
を持つテトラフルオルエチレン―エチレンコポリ
マーの水性分散物が得られることが見いだされ、
可能となつた。これは、西ドイツ国特許出願公開
第2037028号及び同第2132463号に記載される。し
かし、この公知の方法に従えば、熱可塑的成型法
によつてコポリマーを加工するためにはあまりに
も高い分子量及びそれの結果としてあまりにも高
い溶融粘度(すなわち、あまりにも低いメルトイ
ンデツクス)を持つ、テトラフルオルエチレンと
エチレン(及び場合により更に別のモノマー)と
のコポリマーの水性コロイド分散物が得られる。
更に別の欠点として、この公知方法に従い作られ
た水性コロイド分散物は不都合な分散安定性を示
す。すなわち、それは凝膠する傾向があり、製造
の際に15重量%のコポリマー固形分含量を越える
場合に完全に凝膠する。従つてテトラフルオルエ
チレン―エチレン型のコポリマーの水性コロイド
分散物を触媒としてのマンガン酸又はその塩の存
在下で作る方法を、コロイド状に分散されるコポ
リマーの平均分子量を下げ、そしてそれによつて
このコポリマーの溶融粘度を加工プロセスに必要
な範囲に調節すること並びに同時に、形成された
コポリマー分散物の安定性を高めて15重量%より
多い固形分含量を持つテトラフルオルエチレン―
エチレンコポリマーのコロイド分散物を、有機溶
媒の添加なしの純粋な水相中での共重合により直
接に、凝膠の著しい形成なしに製造できるように
改善するという課題が存在する。 この課題の解決のために、本発明は上述の技術
の方法であつて下記の特徴をもつ方法を提供する
ものである。すなわち、共重合は (a) 一般式 X−CH2−COOR (ここで、X=Cl,Br,COOH,COOR,
COCH3,CH3,C2H5又はC3H7であり、かつR
は1〜4個の炭素原子を持つアルキル残基を意
味する。)で示される連鎖移動剤の一つ又はこ
れらの混合物、及び (b) 一般式 (ここで、Y=COONH4,COOH,CH3,
CH2OH,CH2COOH又はCH2COONH4であ
る。) で示される、分散物を安定化する化合物の一つ
又はこれら化合物の混合物 の存在下で行われ、その際、分散物を安定化する
この化合物は水性反応媒体に対し少くとも0.001
モル/の濃度で存在することが特徴である。フ
ルオルオレフインの重合を連鎖移動剤の存在下で
行うことは成程知られており、またこの目的のた
めに多数の種類の化合物が既に提案されている。
テトラフルオルエチレンとエチレン(及び場合に
より更に別のモノマー)との有機溶媒中での共重
合は連鎖移動剤の存在下で、たとえばアセトン又
はシクロヘキサンの存在下ですでに少数行われて
いる。しかし、この連鎖移動剤は、テトラフルオ
ルエチレンとエチレン及び場合により他のモノマ
ーとの共重合が、純粋な水相において行われる場
合、下記の欠点の一つ、複数あるいは全てを有す
る; ― 分子量調節作用が不十分である、 ― 重合速度が過度に下げられる、 ― 分散安定性が極端に低下する、 ― 凝膠により生じた粉末状のコポリマーの特性
が、たとえば泡の発生、着色あるいはこれから
作られた成形体の機械的特性が劣ることにより
示されるように、著しく悪化する。 従つて、これらの欠点のすべてが、上述の方法
において上述の連鎖移動剤(a)と上述のコロイド分
散安定化化合物(b)からなる組合せを用いる場合
に、出現しないことは驚ろくべきことである。 好ましくは連鎖移動剤(a)は、マロン酸のジメチ
ルエステル、メチルエチルエステル及び特にジエ
チルエステルである。 連鎖移動剤の加えられるべき量は、その分子量
調節作用に依存する。メルトインデツクス値
(MFI値:MFI=“melt flow index”)に関して
加工上適当な範囲を得るために、形成されたコポ
リマー固体1Kg当りの0.005〜0.07モルの量が必
要であるが、この限界は絶対的な臨界値ではな
い。好ましいマロン酸ジエチルエステルについて
は、この量は、形成されたコポリマー固体1Kg当
り0.01〜0.035モルである。線材の被覆の製造に
特に適する15〜50g/10分(300℃で11Kgの重量
の負荷のもとで測定)の範囲のMFI値に調節す
ることを望むなら、この量は形成されたコポリマ
ー固体1Kg当り0.02〜0.03モルである。上述の連
鎖移動剤の混合物を加えることができることも本
発明の範囲に含まれる。 この連鎖移動剤と組合せて、上述のモノアンモ
ニウム―及びジアンモニウム塩の群から選ばれ
た、水性コロイド分散物を安定化する化合物(b)が
共重合の間、存在し、この場合シユウ酸モノアン
モニウム塩及び特にシユウ酸ジアンモニウム塩が
好ましい。上述の安定化化合物は水和物として存
在しても良い。上述の群から選ばれる化合物の混
合物を用いることも出来る。分散物を安定化する
この化合物は、水性重合媒体に対して少くとも
0.001モル/の濃度で存在しなければならない。
上限は絶対的臨界値ではないが、0.1モル/、
好ましくは0.02〜0.05モル/である。 連鎖移動剤の総量は、好ましくは重合開始の前
に反応器に入れられる。 しかし、初めに一部のみを入れておき、残りの
量を重合の間に回分的に又は連続的に後で配量す
ることも可能である。安定化剤についても臨界的
下限は、水性重合媒体当り0.001モル/である。
この量は、重合の開始前に反応器内に存在しなけ
ればならず、場合により、これを越える量を重合
の間に後から配量することが出来る。 本発明の別の対象は、分散物を安定化する上述
の化合物(b)を、無機の非金属の酸のアンモニウム
塩との混合物として用いることである。この非金
属の酸のアンモニウム塩の特に好ましくはもの
は、塩化アンモニウム、フツ化アンモニウム、リ
ン酸二水素アンモニウム、硼酸アンモニウム、硫
酸水素アンモニウム、硝酸アンモニウム及びギ酸
アンモニウムあるいは水性媒体中で共重合の際の
支配的な条件、即ち6〜1、好ましくは4〜2の
PH値で上述のアンモニウム塩に変る無機の非金属
性の酸の、他のアンモニウム塩である。この付加
的に用いられる無機の非金属性の酸のアンモニウ
ム塩は、水性重合媒体1当り0〜0.1モルの量
で加えられる。 分散物を安定化する化合物(b)も場合により付加
的に加えられる無機非金属酸のアンモニウム塩
も、遊離の酸の形でアンモニアと一緒に加えられ
ることが出来る。即ち、アンモニウム塩は水性重
合媒体中でその場で形成されることが出来る。 触媒としては、本発明に従うエマルジヨン重合
法においてマンガンの酸及び塩が用いられる。こ
れは西ドイツ国特許出願公開第2037028号明細書
に記載されている。これは特にマンガン酸()
の塩たとえば過マンガン酸カリウム、過マンガン
酸ナトリウム、過マンガン酸バリウム、過マンガ
ン酸マグネシウム:更にマンガン酸()の塩、
マンガン酸塩たとえばマンガン酸カリウム、マン
ガン酸アンモニウム、マンガン酸ナトリウム及び
マンガン酸カルシウムであり;更にマンガン酸
()の塩たとえば次亜マンガン酸ナトリウム
(Na3MnO4・10H2O)及びマンガン酸()の
塩、亜マンガン酸塩が適当である。遊離の酸自体
は、それが水性の酸性環境下で安定である限り、
触媒として使用され得る。たとえば過マンガン酸
の結晶状二水和物(HMnO4・2H2O)である。
同様に活性な触媒は、第一に、重合条件下で上述
の化合物に変る物質たとえば七酸化二マンガン
(Mn2O7)のような酸無水物、更に水酸化物、酸
ハロゲン化物であり、また他の容易に加水分解で
きる高価のマンガン化合物である。過マンガン酸
アルカリ塩及びマンガン酸アルカリ塩又は対応す
るNH4塩、特に過マンガン酸カリウム及びマン
ガン酸カリウムを用いることが最も優利でありう
る。個々のモノマーの重合傾向は、極めて様々で
あるが、しかし多くの場合、重合液総量に対して
0.001〜0.5重量%好ましくは0.003〜0.3重量%の
触媒量で間に合う。場合により、この触媒量の一
部を重合期間中にあとから配量することができ
る。 乳化剤としては、重合条件下で表面張力を少く
とも20mN/mだけ下げる、フルオルオレフイン
の乳化重合のために慣用の表面活性な、フツ素化
された化合物が使用される。そのようなフツ素化
された乳化剤は特に、一般式 Y−Rf−Z−M により示される化合物である。 ここで、Y=H,Cl又はF; Rf=基CaF2a(a=5〜10)、又は基 (X=F又はCF3,b=0〜3); Z=基COO又はSO3;及び M=アルカリ金属又は−N(R)4(Rは水素又は
1〜2個の炭素原子を持つアルキル残基を
示す。) である。 パーフルオルオクタン酸及びパーフルオルオク
タンスルホン酸のアンモニウム塩が好ましい。上
述の乳化剤の混合物もまた用い得る。これら乳化
剤は、水性重合媒体に対して0.06〜1.0重量%、
好ましくは0.1〜0.6重量%の濃度で存在しなけれ
ばならない。 このフツ素化された乳化剤に加えて、その界面
活性的特性に関して上述の成分(b)の安定化化合物
と相違し、かつ当業者には公知の表面活性安定化
乳化剤がなお加えられることができ、水性重合媒
体に対して0.005〜0.05重量%の量で加えられう
る。好ましい表面活性安定化乳化剤は、式 R′−(C6H4)C−(O−CH2−CH2)d−OH (ここでR′は1〜20個の炭素原子を持つ、第
一、第二又は第三アルキル基を意味し、cは0又
は1の数値、dは4〜50の数値をとることができ
る。)の化合物である。 フツ素化された乳化剤及び表面活性安定化乳化
剤もまた重合開始前に全量を入れることが出来、
あるいは、その一部を重合の進行中にあとから加
えることができる。しかし、後から加えること
は、固体含量が10重量%になる前に終つていなけ
ればならない。 全モノマー混合物の重合圧力は5〜50バール、
好ましくは10〜25バールの慣用の範囲である。重
合は、−5〜+50℃、好ましくは20〜40℃という
同様に慣用の温度範囲で行われる。 本発明に従う方法により、高々60(かつ少くと
も30)モル%のテトラフルオルエチレン共重合単
位及び60〜40モル%のエチレン共重合単位並びに
さらに0〜15モル%好ましくは0〜8モル%の少
くとも一つの別のα―オレフイン性モノマーを含
むコポリマーの水性コロイド分散物が製造でき、
その際、一又は複数の別のモノマーが存在する場
合にはその別のモノマーの含量の下限は0.05モル
%好ましくは0.5モル%である。好ましくは三元
ポリマー又は四元ポリマーが作られる。三元ポリ
マーはエチレン及びテトラフルオルエチレンの他
に、下記のα―オレフイン性モノマーを上述の割
合で含むことができる。 (C1) 式 CF=CF−Rf1 (ここでRf1は2〜10個好ましくは2〜5個
の炭素原子を持つパーフルオルアルキル残基で
ある。)のパーフルオルオレフイン。好ましく
は化合物として特にパーフルオルペンテン、パ
ーフルオルヘキセン及びパーフルオルペプテン
が挙げられる。このような鎖長のパーフツ素化
されたオレフインの製造は、公知であり、例え
ば米国特許第2668864号明細書に記載される。 (C2) 式 CF2=CF−O−Rf2 (ここでRf2は1〜10個好ましくは1〜4個
の炭素原子を持つパーフルオルアルキル残基で
ある。)のパーフルオルビニルエーテル。パー
フルオル―n―エチル―パーフルオル―n―ブ
チル―及び特にパーフルオル―n―プロピル―
残基が挙げられる。このようなパーフルオル
(アルキルビニル)―エーテルの製造は米国特
許第3180895号明細書から知られる。 (C3) 式 (ここでnは1〜4、好ましくは1又は2で
ある。)のパーフルオルビニルエーテル。この
ようなパーフルオルビニルエーテルの製造は、
米国特許第3450684号明細書から知られる。 (C4) 式 (ここでn=0〜1、好ましくは0である。)
このモノマーの製造は、米国特許第4013689号
明細書に記載される。 (C5) パーフルオル―2―メチレン―4―メ
チル―1,3―ジオキソラン。これの製造は、
米国特許第3308107号明細書から知られる。 (C6) 一般式 CF2=CF−O−(CF2)o−COX1 (ここでX1はOH,OR1又はNR2R3を示し、
R1は1〜3個の炭素原子をもつアルキル基で
あり、R2とR3は各々、水素原子又はR1を示し、
そしてnは1〜10の数を意味する。)のパーフ
ルオルビニルエーテル。このようなモノマーの
製造は英国特許第1145445号明細書から知られ
る。好ましくはX1=OH又はOCH3である。 (C7) 式 (X2はCOOR4,COOH又はCNを示し、R4
は1〜3個の炭素原子をもつアルキル基であ
り、nは1〜4の整数を意味する。)のフツ素
化ビニルエーテル。このようなコモノマーの製
造は、米国特許第4138426号明細書に記載され
る。好ましくはX2=COOH又はCOOCH3であ
る。 (C8) 式 CH2=CH−Rf3 (ここでRf3は2〜10個好ましくは2〜6個
の炭素原子をもつパーフルオルアルキル残基で
ある。)のパーフルオルアルキル置換されたビ
ニル化合物。このような部分的にフツ素化され
たオレフインは、米国特許第3535381号明細書
に記載されるように、エチレンのパーフルオル
アルキルヨウ化物への付加及び続いての水酸化
アルカリによる脱ハロゲン化水素により作られ
る。 (C9) 1,1,1―トリフルオル―2―(ト
リフルオルメチル)―4―ペンテン―2―オー
ル これの製造は米国特許第3444148号明細書か
ら知られる。 (C10) アリル―ヒドロキシヘキサフルオルイ
ソプロピリデンエーテル これは、仏国特許第2178724号明細書に記載
されるように、アリルアルコールのフキサフル
オルアセトンへの付加により作られる。 (C11) 一般式 CH2=CH−(CH2)o−O−CF2−CFX3H (ここでX3=F,Cl又はトリフルオルメチ
ル、好ましくはFであり、nはゼロ又は1であ
る。)の化合物。n=1のモノマーは、米国特
許第2975161号明細書に記載されるように、対
応するフルオル―又はクロルフルオルオレフイ
ンのアリルアルコールへの付加により作られ得
る。n=0のモノマーは米国特許第2631975号
明細書に従い作られることができる。 (C12) 式 CH2=CR5−CH2−O−CO−R6 (ここでR5=H又はCH3であり、R6は1〜
3個の炭素原子をもつアルキル残基好ましくは
メチル残基である。)のアリル―又はメタリル
エステル。 (C13) 式 CH2=CH−O−CO−R7 (ここでR7は1〜3個の炭素原子をもつア
ルキル残基、特にメチル残基である。)のビニ
ルエステル。 (C14) 3〜4個の炭素原子をもつα―オレフ
イン好ましくはイソブチレン。 (C15) アクリル酸エステル及びメタクリル酸
エステル、特にそのメチル―ないしブチル―エ
ステル。 (C16) ヘキサフルオルプロピレン。 (C17) ビニリデンフルオライド及び (C18) トリフルオルクロルエチレン。 この三元ポリマーにおいて好ましいターモノマ
ー(テトラフルオルエチレン及びエチレンのほか
の)は、上述の群(C2),(C3),(C4),(C11),
(C13),(C16)及び(c17)のモノマーであり、
またそのうちで特に好ましいものとして挙げた代
表的モノマーである。 本発明に従う方法により、四元ポリマー又はよ
り高次の元のコポリマーの水性コロイド分散物も
また得ることができ、そのとき(c1)〜(c18)
に挙げたモノマーの二つ又はそれ以上が混合物と
して用いられる。テトラフルオルエチレン/エチ
レン/ヘキサフルオルプロピレンとビニリデンフ
ルオライド又はトリフルオルクロルエチレンとの
四元ポリマー及び特にテトラフルオルエチレン/
エチレン/ヘキサフルオルプロピレンと並んで上
述の群(c1)〜(c13)からのモノマーを含む四
元ポリマーが好ましく、後者のうち、群(C2),
(C3),(C4),(C11)及び(C13)が特に好まし
い。このような四元ポリマーは、西ドイツ国特許
出願P3024456.5(特許出願公開昭57―38807号公
報)に記載される。 これは、55〜30モル%好ましくは55〜40モル%
のテトラフルオルエチレン共重合単位、60〜40モ
ル%好ましくは55〜45モル%のエチレン共重合単
位、10〜1.5モル%好ましくは8〜3モル%特に
好ましくは5〜3モル%のヘキサフルオルプロピ
レン共重合単位並びに2.5〜0.05モル%好ましく
は1〜0.1モル%特に0.8〜0.2モル%の、上述の群
(C1)〜(C13)からの別のモノマーから成り、
この際、4つの成分は都度、100モル%になるよ
うにされる。 水性コロイド分散物を構成する、前述の組成の
コポリマーを得るために、重合の際に、用いられ
るモノマーのモル比はたとえば下記のように調節
される:重合の開始前にはモノマー混合物は圧力
をかけて押込むことによつてテトラフルオルエチ
レンのエチレンに対するモル比範囲を50:50〜
90:10、好ましくは65:35〜75:25に調節され
る。重合の間には、テトラフルオルエチレンとエ
チレンは40:60〜60:40のモル比範囲で供給さ
れ、そして場合により全モノマー混合物に対して
0.05〜15モル%好ましくは0.5〜8モル%の別の
モノマーが加えられ、その際、テトラフルオルエ
チレンのエチレンに対する比は対応して適合さ
れ、テトラフルオルエチレンの割合は30モル%ま
で減少されることができる。 本発明に従う方法により、水性反応媒体に対し
て15〜30重量%のコポリマー固体含量をもつ上述
のコポリマーの水性コロイド分散物を作ることが
できる。分散粒子は、0.05〜0.35μm好ましくは
0.10〜0.25μmの平均粒子直径を持つ。分散粒子の
大きさの分布は極めて狭く、かつ粒子は球形をし
ている。 凝膠物の形成は、本発明に従う方法において非
常に少ない。水性反応媒体に対して20〜22重量%
の固体含量まで乳化重合を行うならば、形成され
た、コロイド状に分布するコポリマー固体の重量
に対して1重量%より少ない凝膠物が見られる。
純粋な水相で本発明に従う方法により得られる水
性コロイド分散物は直接、高い固体含量まで重合
されることが出来、一方、有機溶媒中での重合
は、生じたスラツジ状のサスペンジヨンの混合が
非常に困難であるので、15重量%より下の固体含
量ですでに終えなければならない。本発明では、
有機溶媒の回収はなくなる。 本発明に従い作られる水性コロイド分散物を構
成するコポリマーは5〜200g/10分の範囲の
MFI値(300℃で11Kgの重量の負荷のもとで測
定)を持つ。この事から、該分散物をコーテイン
グ及び浸漬目的に使用する場合、そのようにして
作つた被覆の、焼付けの際の問題のない溶融及び
基材に対する良好な接合がもたらされる。本発明
に従い作られたコポリマー分散物は、慣用の方法
で充填材及び/又は顔料を加えられることができ
る。 本発明に従い作られた水性コロイド分散物は、
20℃で回転粘度計により測定すると、2〜4mPa.
sの範囲の粘度を示す。それは更に剪断力の作用
に対して著しく高い安定性を示す。 本発明に従う方法により作られた、15〜30重量
%の固体含量を持つ水性コロイドコポリマー分散
物は、イオン交換材により脱塩され、そして公知
方法たとえば減圧下での蒸発、沈澱―又は層分離
法、電気傾シヤ又は限外過法(西ドイツ国特許
出願公告第2908001号明細書)によつて30〜60重
量%の高い固体含量をもつ分散物へと濃縮される
ことができる。濃縮された分散物は、特に繊維、
糸及び織物の表面の浸漬又は被覆のために適する
が、金属及び非金属基材の被覆のためにも適す
る。 本発明に従う方法により作られた水性コロイド
コポリマー分散物は、公知法たとえば機械的剪断
力の作用により又は電解質の添加により凝膠され
ることも出来る。得た凝膠物は優利には溶融顆粒
化される。この方法で次にコポリマーは熱可塑的
成形法によつて融成物からフイルム、管、棒、ダ
イカスト部品及び他の成形体へと加工される。こ
れは更に、良好な機械的特性をもつモノフイラメ
ントの製造に適し、この物は良好な耐熱及び耐化
学薬品性をもつ織物へと更に加工され得る。この
ことは特に、本発明に従い作られる分散物の基礎
になつている三元及び四元ポリマーにあてはま
る。後者は特に導電体のための被覆の製造に適す
る。そのようにして作られた線材被覆は、比較的
高い温度において脆くなく、かつひび割れが出来
る傾向を示さない。 説明及び実施例に述べる特性値は、下記の測定
法により測定される: 1 平均粒子大きさ 水で著しく希釈した分散物を銅網に塗り、乾
燥する。17000の倍率をもつ電子顕微鏡、
Firma SiemensのElmiskopにより撮影す
る。撮影を更に一度、4.25の倍率で拡大する。
次に、得られた像を、Firma Zeissの粒径計数
器(タイプTGZ3)によつて粒径の順に数え
る。平均粒子直径は、得られた分布カーブから
計算される。 2 MFI値(メルトインデツクス) 測定はDIN規格53735―70に従い、2.1mmの直
径、8mmの長さのノズルにより300℃で11Kgの
重量の負荷で行われる。 3 テトラフルオルエチレンの含量 テトラフルオルエチレンの含量(重量%)
は、分散物から得られるコポリマー粉末を
Wickbald装置中で燃焼させ、続いて硝酸トリ
ウムによる滴定により電位差グラフで測定され
るフツ素含量から与えられる。別のコモノマー
が存在する場合、フツ素含量はコモノマーによ
り決まるフツ素割合について修正される。 4 ヘキサフルオルプロピレンの含量 ヘキサフルオルプロピレン含量(重量%)の
測定は、100〜300μmの間の層厚さをもつ、280
℃でプレスされたフイルムのIR分析により行
われる。層厚さの測定は、マイクロメーターで
行われる。分析は、Firma Nicolet、モデル
HX1のフーリエ変換―IR―分光光度計により
実施される。補償のために、テトラフルオルエ
チレンとエチレンのみから成るコポリマーの同
様のフイルムを用いる。バンドμ=490cm-1を
利用する。ヘキサフルオルプロピレン含量は次
の式により計算される: ヘキサフルオルプロピレン(重量%)= 490cm-1における吸光/層厚さ(mm)・3 5 他のコモノマーの含量 他のコモノマーの取込みは物質収支により計
算される。その際、反応器に入れられたその都
度のモノマー総量は、共重合後に反応器内に残
つたその都度のコモノマー量を差引かれて決め
られる。 6 エチレン含量 エチレン含量は、100までの差から決められ
る。 7 密度 この測定はDIN規格53479に従い、溶融物か
ら押出された2mm厚さのひも状物について行わ
れる。 8 融点 融点は、溶融範囲の最低点として示され、こ
れは示差熱量計により測定される(DSC=
Differential―Scanning法)。 本発明を以下の実施例により説明する: 実施例 1〜14 実施例1〜14は、下記の反応条件下で行う: 総容積190を持ち、邪魔板と羽根車撹拌装置
を備える、ほうろう引きの重合反応器に、120
の脱塩した水を入れ、その中に485gのシユウ酸
二アンモニウム・一水和物、485gのパーフルオ
ルオクタン酸及び表に掲げた量のマロン酸ジエ
チルエステルを溶解する。重合反応器をまず窒素
で、続いてテトラフルオルエチレンで洗う。撹拌
速度を235r.p.mに調節し、次に表に掲げた量の
第一の及び場合により第二の他のコモノマーを入
れる。次にテトラフルオルエチレンを13.7バール
の総モノマー圧になるまで、そして続いてエチレ
ンを17バールの総モノマー圧になるまで圧力をか
けて入れる。その後、1の水当り20gの
KMnO4の濃度の過マンガン酸カリウム溶液でポ
ンプで入れることにより重合が開始される。過マ
ンガン酸カリウム溶液の供給は重合開始以後、約
40〜約100g/・hの重合速度が達成されるよ
うに制御される。重合温度は26〜27℃である。発
生する重合熱は、重合反応器の冷却マントルを流
れる冷媒により搬出される。17バールの総モノマ
ー圧は、モル比1:1のテトラフルオルエチレン
―エチレン混合物の連続的供給により自動的に維
持される。重合の間に、表に掲げた量の別のコ
モノマーを連続的にあとから配量する。その際、
反応は、入れられた水性反応媒体に対して約22重
量%(実施例11:27重量%)のコポリマー固体含
量においてモノマー混合物を放圧させることによ
り打切られる。生じた凝膠物を過により除き、
これを乾燥し秤量する。過した分散物の正確な
固体含量は液体比重測定により確定される。過マ
ンガン酸カリウムの使用量、重合期間、水性分散
物の量、ポリマー固体含量、平均粒子大きさ及び
凝膠物量を表に示す。 そこで、分散物を、高速撹拌装置により凝膠す
る。沈澱したコポリマー固体を液から分離し、水
で数回洗い、次に窒素雰囲気下で200℃で15時間
乾燥し、続いて溶融造粒する。続いて、このよう
にして得たコポリマーの組成ならびにその融点及
び密度を測定する。これを表に示す。このコポ
リマーのMFI11(300℃)値を表に挙げる。 実施例 15〜29 実施例15〜29では、一定のモノマー組成のもと
で、種々の連鎖移動剤(a)及び種々の分散安定化化
合物(b)を用いる。総容積50を持ち、邪魔板と羽
根車撹拌装置を備える、ほうろう引きの重合反応
器に、28の脱塩した水を入れ、その中に表に
掲げる量の連鎖移動剤、安定化化合物、場合によ
り追加的な無機酸のアンモニウム塩並びに116g
のパーフルオルオクタン酸を溶解する。 実施例29ではさらに、平均10個のエチレンオキ
サイド単位によりオキシエチル化されたp―イソ
オクチルフエノールを水反応媒体に対し0.01重量
%入れる。重合反応器をまず窒素で、続いてテト
ラフルオルエチレンで洗う。撹拌速度を260r.p.m
に調節する。その次に440gのヘキサフルオルプ
ロピレンを入れる。さらに、実施例1〜14に記載
のように処理する。重合進行の間に870gのヘキ
サフルオルプロピレンを、別のコモノマーとして
連続的にあとから配量する。重合は、入れた水性
反応媒体に対して約20重量%のコモノマー固体含
量において、モノマー混合物を放圧させることに
より打切られる。過マンガン酸カリウムの使用
量、重合期間、得られた水性分散物の量、コポリ
マー固体含量、平均粒子大きさ、生じた凝膠物量
及び得られたコポリマーのMFI11(300℃)を表
に示す。 実施例15〜29で作られたコポリマーは、次の組
成を持つ:49モル%のテトラフルオルエチレン、
46.5モル%のエチレン及び4.5モル%のヘキサフ
ルオルプロピレン。
ポリマーの分散物であつて、テトラフルオルエチ
レン共重合単位たかだか60モル%、エチレン共重
合単位60〜40モル%及び少くとも一つの別のα―
オレフインモノマー共重合単位0〜15モル%より
なるものを、水性相中で、慣用のフツ素化された
乳化剤、触媒としてのマンガン酸又はその塩又は
反応条件下でマンガン酸あるいはその塩に変るマ
ンガン化合物、ならびに連鎖移動剤の存在下で、
これらコモノマーを共重合することにより製造す
る方法ならびにその使用に関する。 テトラフルオルエチレン単位及びエチレン単位
からのコポリマーは知られている。これは優れた
温度―及び化学薬品耐性を持ち、熱可塑性な成型
法によつて溶融物から加工されることができる。 専らテトラフルオルエチレン単位及びエチレン
単位からなるコポリマーは、一般に150〜200℃の
温度範囲でいく分脆い。その改良は、他のビニル
モノマー単位を15モル%までの割合でこのコポリ
マー鎖に取込むことにより達成される。テトラフ
ルオルエチレン、エチレン及び場合により別のモ
ノマーからなるコポリマーは慣用の方法で有機溶
媒中で共重合することにより作られ、その際、フ
ルオルアルカン及びフルオルクロルアルカンが良
好な溶媒として働らく。有機溶媒中でのこのやり
方の共重合の場合に、>10μmの平均直径を持つコ
ポリマー粒子の、溶媒中サスペンジヨンが得られ
る。このために用いられるフルオルアルカンまた
はフルオルクロルアルカンは高価な物質であり、
出来るだけ回収されなければならない。従つて、
テトラフルオルエチレンとエチレンの共重合を、
水と有機溶媒との混合物中で又は純粋な水の反応
媒体中で実施することが既に研究されている。水
との混合物としてのフルオルアルカンの使用は、
日本国特許出願公告特公昭49―011746及び出願公
開された日本国特許出願特願昭49―024295に記載
される。西ドイツ国特許出願公開第2444516号明
細書から、水性反応媒体に10〜150重量%のフル
オルクロルアルカンを反応促進剤として加える方
法が知られる。米国特許第2468664号及び同第
3401155号明細書では、tert.―ブチルアルコール
と水との混合物が反応媒体として推奨されてい
る。しかし、これら公知方法に従つて、テトラフ
ルオルエチレン―エチレン型のコポリマーのコロ
イド粒子から成る安定な水性分散物を作ることは
出来ない。そのようなテトラフルオルエチレン―
エチレンコポリマーの安定な、水性の、コロイド
状分散物の製造は、ポリテトラフルオルエチレン
の水性コロイド分散物の製造のために慣用の条件
すなわちパーフツ素化された乳化剤及び触媒とし
て水溶性パーオキシド化合物又はレドツクス系の
存在下で行う場合に、やはりうまくゆかない。こ
の条件下で付加的な有機溶媒たとえばトリフルオ
ルトリクロルエタンを安定化添加物として用いな
い場合には、反応は起きないか、あるいは分散物
は極めて少しの固形分含量ですでに凝膠する(イ
タリア国特許第874129号明細書)。 純粋な水相中でのコロイド状分散物の製造は、
触媒としてマンガン酸又はその塩を用い、慣用の
乳化剤の存在下で、約15重量%までの固形分含量
を持つテトラフルオルエチレン―エチレンコポリ
マーの水性分散物が得られることが見いだされ、
可能となつた。これは、西ドイツ国特許出願公開
第2037028号及び同第2132463号に記載される。し
かし、この公知の方法に従えば、熱可塑的成型法
によつてコポリマーを加工するためにはあまりに
も高い分子量及びそれの結果としてあまりにも高
い溶融粘度(すなわち、あまりにも低いメルトイ
ンデツクス)を持つ、テトラフルオルエチレンと
エチレン(及び場合により更に別のモノマー)と
のコポリマーの水性コロイド分散物が得られる。
更に別の欠点として、この公知方法に従い作られ
た水性コロイド分散物は不都合な分散安定性を示
す。すなわち、それは凝膠する傾向があり、製造
の際に15重量%のコポリマー固形分含量を越える
場合に完全に凝膠する。従つてテトラフルオルエ
チレン―エチレン型のコポリマーの水性コロイド
分散物を触媒としてのマンガン酸又はその塩の存
在下で作る方法を、コロイド状に分散されるコポ
リマーの平均分子量を下げ、そしてそれによつて
このコポリマーの溶融粘度を加工プロセスに必要
な範囲に調節すること並びに同時に、形成された
コポリマー分散物の安定性を高めて15重量%より
多い固形分含量を持つテトラフルオルエチレン―
エチレンコポリマーのコロイド分散物を、有機溶
媒の添加なしの純粋な水相中での共重合により直
接に、凝膠の著しい形成なしに製造できるように
改善するという課題が存在する。 この課題の解決のために、本発明は上述の技術
の方法であつて下記の特徴をもつ方法を提供する
ものである。すなわち、共重合は (a) 一般式 X−CH2−COOR (ここで、X=Cl,Br,COOH,COOR,
COCH3,CH3,C2H5又はC3H7であり、かつR
は1〜4個の炭素原子を持つアルキル残基を意
味する。)で示される連鎖移動剤の一つ又はこ
れらの混合物、及び (b) 一般式 (ここで、Y=COONH4,COOH,CH3,
CH2OH,CH2COOH又はCH2COONH4であ
る。) で示される、分散物を安定化する化合物の一つ
又はこれら化合物の混合物 の存在下で行われ、その際、分散物を安定化する
この化合物は水性反応媒体に対し少くとも0.001
モル/の濃度で存在することが特徴である。フ
ルオルオレフインの重合を連鎖移動剤の存在下で
行うことは成程知られており、またこの目的のた
めに多数の種類の化合物が既に提案されている。
テトラフルオルエチレンとエチレン(及び場合に
より更に別のモノマー)との有機溶媒中での共重
合は連鎖移動剤の存在下で、たとえばアセトン又
はシクロヘキサンの存在下ですでに少数行われて
いる。しかし、この連鎖移動剤は、テトラフルオ
ルエチレンとエチレン及び場合により他のモノマ
ーとの共重合が、純粋な水相において行われる場
合、下記の欠点の一つ、複数あるいは全てを有す
る; ― 分子量調節作用が不十分である、 ― 重合速度が過度に下げられる、 ― 分散安定性が極端に低下する、 ― 凝膠により生じた粉末状のコポリマーの特性
が、たとえば泡の発生、着色あるいはこれから
作られた成形体の機械的特性が劣ることにより
示されるように、著しく悪化する。 従つて、これらの欠点のすべてが、上述の方法
において上述の連鎖移動剤(a)と上述のコロイド分
散安定化化合物(b)からなる組合せを用いる場合
に、出現しないことは驚ろくべきことである。 好ましくは連鎖移動剤(a)は、マロン酸のジメチ
ルエステル、メチルエチルエステル及び特にジエ
チルエステルである。 連鎖移動剤の加えられるべき量は、その分子量
調節作用に依存する。メルトインデツクス値
(MFI値:MFI=“melt flow index”)に関して
加工上適当な範囲を得るために、形成されたコポ
リマー固体1Kg当りの0.005〜0.07モルの量が必
要であるが、この限界は絶対的な臨界値ではな
い。好ましいマロン酸ジエチルエステルについて
は、この量は、形成されたコポリマー固体1Kg当
り0.01〜0.035モルである。線材の被覆の製造に
特に適する15〜50g/10分(300℃で11Kgの重量
の負荷のもとで測定)の範囲のMFI値に調節す
ることを望むなら、この量は形成されたコポリマ
ー固体1Kg当り0.02〜0.03モルである。上述の連
鎖移動剤の混合物を加えることができることも本
発明の範囲に含まれる。 この連鎖移動剤と組合せて、上述のモノアンモ
ニウム―及びジアンモニウム塩の群から選ばれ
た、水性コロイド分散物を安定化する化合物(b)が
共重合の間、存在し、この場合シユウ酸モノアン
モニウム塩及び特にシユウ酸ジアンモニウム塩が
好ましい。上述の安定化化合物は水和物として存
在しても良い。上述の群から選ばれる化合物の混
合物を用いることも出来る。分散物を安定化する
この化合物は、水性重合媒体に対して少くとも
0.001モル/の濃度で存在しなければならない。
上限は絶対的臨界値ではないが、0.1モル/、
好ましくは0.02〜0.05モル/である。 連鎖移動剤の総量は、好ましくは重合開始の前
に反応器に入れられる。 しかし、初めに一部のみを入れておき、残りの
量を重合の間に回分的に又は連続的に後で配量す
ることも可能である。安定化剤についても臨界的
下限は、水性重合媒体当り0.001モル/である。
この量は、重合の開始前に反応器内に存在しなけ
ればならず、場合により、これを越える量を重合
の間に後から配量することが出来る。 本発明の別の対象は、分散物を安定化する上述
の化合物(b)を、無機の非金属の酸のアンモニウム
塩との混合物として用いることである。この非金
属の酸のアンモニウム塩の特に好ましくはもの
は、塩化アンモニウム、フツ化アンモニウム、リ
ン酸二水素アンモニウム、硼酸アンモニウム、硫
酸水素アンモニウム、硝酸アンモニウム及びギ酸
アンモニウムあるいは水性媒体中で共重合の際の
支配的な条件、即ち6〜1、好ましくは4〜2の
PH値で上述のアンモニウム塩に変る無機の非金属
性の酸の、他のアンモニウム塩である。この付加
的に用いられる無機の非金属性の酸のアンモニウ
ム塩は、水性重合媒体1当り0〜0.1モルの量
で加えられる。 分散物を安定化する化合物(b)も場合により付加
的に加えられる無機非金属酸のアンモニウム塩
も、遊離の酸の形でアンモニアと一緒に加えられ
ることが出来る。即ち、アンモニウム塩は水性重
合媒体中でその場で形成されることが出来る。 触媒としては、本発明に従うエマルジヨン重合
法においてマンガンの酸及び塩が用いられる。こ
れは西ドイツ国特許出願公開第2037028号明細書
に記載されている。これは特にマンガン酸()
の塩たとえば過マンガン酸カリウム、過マンガン
酸ナトリウム、過マンガン酸バリウム、過マンガ
ン酸マグネシウム:更にマンガン酸()の塩、
マンガン酸塩たとえばマンガン酸カリウム、マン
ガン酸アンモニウム、マンガン酸ナトリウム及び
マンガン酸カルシウムであり;更にマンガン酸
()の塩たとえば次亜マンガン酸ナトリウム
(Na3MnO4・10H2O)及びマンガン酸()の
塩、亜マンガン酸塩が適当である。遊離の酸自体
は、それが水性の酸性環境下で安定である限り、
触媒として使用され得る。たとえば過マンガン酸
の結晶状二水和物(HMnO4・2H2O)である。
同様に活性な触媒は、第一に、重合条件下で上述
の化合物に変る物質たとえば七酸化二マンガン
(Mn2O7)のような酸無水物、更に水酸化物、酸
ハロゲン化物であり、また他の容易に加水分解で
きる高価のマンガン化合物である。過マンガン酸
アルカリ塩及びマンガン酸アルカリ塩又は対応す
るNH4塩、特に過マンガン酸カリウム及びマン
ガン酸カリウムを用いることが最も優利でありう
る。個々のモノマーの重合傾向は、極めて様々で
あるが、しかし多くの場合、重合液総量に対して
0.001〜0.5重量%好ましくは0.003〜0.3重量%の
触媒量で間に合う。場合により、この触媒量の一
部を重合期間中にあとから配量することができ
る。 乳化剤としては、重合条件下で表面張力を少く
とも20mN/mだけ下げる、フルオルオレフイン
の乳化重合のために慣用の表面活性な、フツ素化
された化合物が使用される。そのようなフツ素化
された乳化剤は特に、一般式 Y−Rf−Z−M により示される化合物である。 ここで、Y=H,Cl又はF; Rf=基CaF2a(a=5〜10)、又は基 (X=F又はCF3,b=0〜3); Z=基COO又はSO3;及び M=アルカリ金属又は−N(R)4(Rは水素又は
1〜2個の炭素原子を持つアルキル残基を
示す。) である。 パーフルオルオクタン酸及びパーフルオルオク
タンスルホン酸のアンモニウム塩が好ましい。上
述の乳化剤の混合物もまた用い得る。これら乳化
剤は、水性重合媒体に対して0.06〜1.0重量%、
好ましくは0.1〜0.6重量%の濃度で存在しなけれ
ばならない。 このフツ素化された乳化剤に加えて、その界面
活性的特性に関して上述の成分(b)の安定化化合物
と相違し、かつ当業者には公知の表面活性安定化
乳化剤がなお加えられることができ、水性重合媒
体に対して0.005〜0.05重量%の量で加えられう
る。好ましい表面活性安定化乳化剤は、式 R′−(C6H4)C−(O−CH2−CH2)d−OH (ここでR′は1〜20個の炭素原子を持つ、第
一、第二又は第三アルキル基を意味し、cは0又
は1の数値、dは4〜50の数値をとることができ
る。)の化合物である。 フツ素化された乳化剤及び表面活性安定化乳化
剤もまた重合開始前に全量を入れることが出来、
あるいは、その一部を重合の進行中にあとから加
えることができる。しかし、後から加えること
は、固体含量が10重量%になる前に終つていなけ
ればならない。 全モノマー混合物の重合圧力は5〜50バール、
好ましくは10〜25バールの慣用の範囲である。重
合は、−5〜+50℃、好ましくは20〜40℃という
同様に慣用の温度範囲で行われる。 本発明に従う方法により、高々60(かつ少くと
も30)モル%のテトラフルオルエチレン共重合単
位及び60〜40モル%のエチレン共重合単位並びに
さらに0〜15モル%好ましくは0〜8モル%の少
くとも一つの別のα―オレフイン性モノマーを含
むコポリマーの水性コロイド分散物が製造でき、
その際、一又は複数の別のモノマーが存在する場
合にはその別のモノマーの含量の下限は0.05モル
%好ましくは0.5モル%である。好ましくは三元
ポリマー又は四元ポリマーが作られる。三元ポリ
マーはエチレン及びテトラフルオルエチレンの他
に、下記のα―オレフイン性モノマーを上述の割
合で含むことができる。 (C1) 式 CF=CF−Rf1 (ここでRf1は2〜10個好ましくは2〜5個
の炭素原子を持つパーフルオルアルキル残基で
ある。)のパーフルオルオレフイン。好ましく
は化合物として特にパーフルオルペンテン、パ
ーフルオルヘキセン及びパーフルオルペプテン
が挙げられる。このような鎖長のパーフツ素化
されたオレフインの製造は、公知であり、例え
ば米国特許第2668864号明細書に記載される。 (C2) 式 CF2=CF−O−Rf2 (ここでRf2は1〜10個好ましくは1〜4個
の炭素原子を持つパーフルオルアルキル残基で
ある。)のパーフルオルビニルエーテル。パー
フルオル―n―エチル―パーフルオル―n―ブ
チル―及び特にパーフルオル―n―プロピル―
残基が挙げられる。このようなパーフルオル
(アルキルビニル)―エーテルの製造は米国特
許第3180895号明細書から知られる。 (C3) 式 (ここでnは1〜4、好ましくは1又は2で
ある。)のパーフルオルビニルエーテル。この
ようなパーフルオルビニルエーテルの製造は、
米国特許第3450684号明細書から知られる。 (C4) 式 (ここでn=0〜1、好ましくは0である。)
このモノマーの製造は、米国特許第4013689号
明細書に記載される。 (C5) パーフルオル―2―メチレン―4―メ
チル―1,3―ジオキソラン。これの製造は、
米国特許第3308107号明細書から知られる。 (C6) 一般式 CF2=CF−O−(CF2)o−COX1 (ここでX1はOH,OR1又はNR2R3を示し、
R1は1〜3個の炭素原子をもつアルキル基で
あり、R2とR3は各々、水素原子又はR1を示し、
そしてnは1〜10の数を意味する。)のパーフ
ルオルビニルエーテル。このようなモノマーの
製造は英国特許第1145445号明細書から知られ
る。好ましくはX1=OH又はOCH3である。 (C7) 式 (X2はCOOR4,COOH又はCNを示し、R4
は1〜3個の炭素原子をもつアルキル基であ
り、nは1〜4の整数を意味する。)のフツ素
化ビニルエーテル。このようなコモノマーの製
造は、米国特許第4138426号明細書に記載され
る。好ましくはX2=COOH又はCOOCH3であ
る。 (C8) 式 CH2=CH−Rf3 (ここでRf3は2〜10個好ましくは2〜6個
の炭素原子をもつパーフルオルアルキル残基で
ある。)のパーフルオルアルキル置換されたビ
ニル化合物。このような部分的にフツ素化され
たオレフインは、米国特許第3535381号明細書
に記載されるように、エチレンのパーフルオル
アルキルヨウ化物への付加及び続いての水酸化
アルカリによる脱ハロゲン化水素により作られ
る。 (C9) 1,1,1―トリフルオル―2―(ト
リフルオルメチル)―4―ペンテン―2―オー
ル これの製造は米国特許第3444148号明細書か
ら知られる。 (C10) アリル―ヒドロキシヘキサフルオルイ
ソプロピリデンエーテル これは、仏国特許第2178724号明細書に記載
されるように、アリルアルコールのフキサフル
オルアセトンへの付加により作られる。 (C11) 一般式 CH2=CH−(CH2)o−O−CF2−CFX3H (ここでX3=F,Cl又はトリフルオルメチ
ル、好ましくはFであり、nはゼロ又は1であ
る。)の化合物。n=1のモノマーは、米国特
許第2975161号明細書に記載されるように、対
応するフルオル―又はクロルフルオルオレフイ
ンのアリルアルコールへの付加により作られ得
る。n=0のモノマーは米国特許第2631975号
明細書に従い作られることができる。 (C12) 式 CH2=CR5−CH2−O−CO−R6 (ここでR5=H又はCH3であり、R6は1〜
3個の炭素原子をもつアルキル残基好ましくは
メチル残基である。)のアリル―又はメタリル
エステル。 (C13) 式 CH2=CH−O−CO−R7 (ここでR7は1〜3個の炭素原子をもつア
ルキル残基、特にメチル残基である。)のビニ
ルエステル。 (C14) 3〜4個の炭素原子をもつα―オレフ
イン好ましくはイソブチレン。 (C15) アクリル酸エステル及びメタクリル酸
エステル、特にそのメチル―ないしブチル―エ
ステル。 (C16) ヘキサフルオルプロピレン。 (C17) ビニリデンフルオライド及び (C18) トリフルオルクロルエチレン。 この三元ポリマーにおいて好ましいターモノマ
ー(テトラフルオルエチレン及びエチレンのほか
の)は、上述の群(C2),(C3),(C4),(C11),
(C13),(C16)及び(c17)のモノマーであり、
またそのうちで特に好ましいものとして挙げた代
表的モノマーである。 本発明に従う方法により、四元ポリマー又はよ
り高次の元のコポリマーの水性コロイド分散物も
また得ることができ、そのとき(c1)〜(c18)
に挙げたモノマーの二つ又はそれ以上が混合物と
して用いられる。テトラフルオルエチレン/エチ
レン/ヘキサフルオルプロピレンとビニリデンフ
ルオライド又はトリフルオルクロルエチレンとの
四元ポリマー及び特にテトラフルオルエチレン/
エチレン/ヘキサフルオルプロピレンと並んで上
述の群(c1)〜(c13)からのモノマーを含む四
元ポリマーが好ましく、後者のうち、群(C2),
(C3),(C4),(C11)及び(C13)が特に好まし
い。このような四元ポリマーは、西ドイツ国特許
出願P3024456.5(特許出願公開昭57―38807号公
報)に記載される。 これは、55〜30モル%好ましくは55〜40モル%
のテトラフルオルエチレン共重合単位、60〜40モ
ル%好ましくは55〜45モル%のエチレン共重合単
位、10〜1.5モル%好ましくは8〜3モル%特に
好ましくは5〜3モル%のヘキサフルオルプロピ
レン共重合単位並びに2.5〜0.05モル%好ましく
は1〜0.1モル%特に0.8〜0.2モル%の、上述の群
(C1)〜(C13)からの別のモノマーから成り、
この際、4つの成分は都度、100モル%になるよ
うにされる。 水性コロイド分散物を構成する、前述の組成の
コポリマーを得るために、重合の際に、用いられ
るモノマーのモル比はたとえば下記のように調節
される:重合の開始前にはモノマー混合物は圧力
をかけて押込むことによつてテトラフルオルエチ
レンのエチレンに対するモル比範囲を50:50〜
90:10、好ましくは65:35〜75:25に調節され
る。重合の間には、テトラフルオルエチレンとエ
チレンは40:60〜60:40のモル比範囲で供給さ
れ、そして場合により全モノマー混合物に対して
0.05〜15モル%好ましくは0.5〜8モル%の別の
モノマーが加えられ、その際、テトラフルオルエ
チレンのエチレンに対する比は対応して適合さ
れ、テトラフルオルエチレンの割合は30モル%ま
で減少されることができる。 本発明に従う方法により、水性反応媒体に対し
て15〜30重量%のコポリマー固体含量をもつ上述
のコポリマーの水性コロイド分散物を作ることが
できる。分散粒子は、0.05〜0.35μm好ましくは
0.10〜0.25μmの平均粒子直径を持つ。分散粒子の
大きさの分布は極めて狭く、かつ粒子は球形をし
ている。 凝膠物の形成は、本発明に従う方法において非
常に少ない。水性反応媒体に対して20〜22重量%
の固体含量まで乳化重合を行うならば、形成され
た、コロイド状に分布するコポリマー固体の重量
に対して1重量%より少ない凝膠物が見られる。
純粋な水相で本発明に従う方法により得られる水
性コロイド分散物は直接、高い固体含量まで重合
されることが出来、一方、有機溶媒中での重合
は、生じたスラツジ状のサスペンジヨンの混合が
非常に困難であるので、15重量%より下の固体含
量ですでに終えなければならない。本発明では、
有機溶媒の回収はなくなる。 本発明に従い作られる水性コロイド分散物を構
成するコポリマーは5〜200g/10分の範囲の
MFI値(300℃で11Kgの重量の負荷のもとで測
定)を持つ。この事から、該分散物をコーテイン
グ及び浸漬目的に使用する場合、そのようにして
作つた被覆の、焼付けの際の問題のない溶融及び
基材に対する良好な接合がもたらされる。本発明
に従い作られたコポリマー分散物は、慣用の方法
で充填材及び/又は顔料を加えられることができ
る。 本発明に従い作られた水性コロイド分散物は、
20℃で回転粘度計により測定すると、2〜4mPa.
sの範囲の粘度を示す。それは更に剪断力の作用
に対して著しく高い安定性を示す。 本発明に従う方法により作られた、15〜30重量
%の固体含量を持つ水性コロイドコポリマー分散
物は、イオン交換材により脱塩され、そして公知
方法たとえば減圧下での蒸発、沈澱―又は層分離
法、電気傾シヤ又は限外過法(西ドイツ国特許
出願公告第2908001号明細書)によつて30〜60重
量%の高い固体含量をもつ分散物へと濃縮される
ことができる。濃縮された分散物は、特に繊維、
糸及び織物の表面の浸漬又は被覆のために適する
が、金属及び非金属基材の被覆のためにも適す
る。 本発明に従う方法により作られた水性コロイド
コポリマー分散物は、公知法たとえば機械的剪断
力の作用により又は電解質の添加により凝膠され
ることも出来る。得た凝膠物は優利には溶融顆粒
化される。この方法で次にコポリマーは熱可塑的
成形法によつて融成物からフイルム、管、棒、ダ
イカスト部品及び他の成形体へと加工される。こ
れは更に、良好な機械的特性をもつモノフイラメ
ントの製造に適し、この物は良好な耐熱及び耐化
学薬品性をもつ織物へと更に加工され得る。この
ことは特に、本発明に従い作られる分散物の基礎
になつている三元及び四元ポリマーにあてはま
る。後者は特に導電体のための被覆の製造に適す
る。そのようにして作られた線材被覆は、比較的
高い温度において脆くなく、かつひび割れが出来
る傾向を示さない。 説明及び実施例に述べる特性値は、下記の測定
法により測定される: 1 平均粒子大きさ 水で著しく希釈した分散物を銅網に塗り、乾
燥する。17000の倍率をもつ電子顕微鏡、
Firma SiemensのElmiskopにより撮影す
る。撮影を更に一度、4.25の倍率で拡大する。
次に、得られた像を、Firma Zeissの粒径計数
器(タイプTGZ3)によつて粒径の順に数え
る。平均粒子直径は、得られた分布カーブから
計算される。 2 MFI値(メルトインデツクス) 測定はDIN規格53735―70に従い、2.1mmの直
径、8mmの長さのノズルにより300℃で11Kgの
重量の負荷で行われる。 3 テトラフルオルエチレンの含量 テトラフルオルエチレンの含量(重量%)
は、分散物から得られるコポリマー粉末を
Wickbald装置中で燃焼させ、続いて硝酸トリ
ウムによる滴定により電位差グラフで測定され
るフツ素含量から与えられる。別のコモノマー
が存在する場合、フツ素含量はコモノマーによ
り決まるフツ素割合について修正される。 4 ヘキサフルオルプロピレンの含量 ヘキサフルオルプロピレン含量(重量%)の
測定は、100〜300μmの間の層厚さをもつ、280
℃でプレスされたフイルムのIR分析により行
われる。層厚さの測定は、マイクロメーターで
行われる。分析は、Firma Nicolet、モデル
HX1のフーリエ変換―IR―分光光度計により
実施される。補償のために、テトラフルオルエ
チレンとエチレンのみから成るコポリマーの同
様のフイルムを用いる。バンドμ=490cm-1を
利用する。ヘキサフルオルプロピレン含量は次
の式により計算される: ヘキサフルオルプロピレン(重量%)= 490cm-1における吸光/層厚さ(mm)・3 5 他のコモノマーの含量 他のコモノマーの取込みは物質収支により計
算される。その際、反応器に入れられたその都
度のモノマー総量は、共重合後に反応器内に残
つたその都度のコモノマー量を差引かれて決め
られる。 6 エチレン含量 エチレン含量は、100までの差から決められ
る。 7 密度 この測定はDIN規格53479に従い、溶融物か
ら押出された2mm厚さのひも状物について行わ
れる。 8 融点 融点は、溶融範囲の最低点として示され、こ
れは示差熱量計により測定される(DSC=
Differential―Scanning法)。 本発明を以下の実施例により説明する: 実施例 1〜14 実施例1〜14は、下記の反応条件下で行う: 総容積190を持ち、邪魔板と羽根車撹拌装置
を備える、ほうろう引きの重合反応器に、120
の脱塩した水を入れ、その中に485gのシユウ酸
二アンモニウム・一水和物、485gのパーフルオ
ルオクタン酸及び表に掲げた量のマロン酸ジエ
チルエステルを溶解する。重合反応器をまず窒素
で、続いてテトラフルオルエチレンで洗う。撹拌
速度を235r.p.mに調節し、次に表に掲げた量の
第一の及び場合により第二の他のコモノマーを入
れる。次にテトラフルオルエチレンを13.7バール
の総モノマー圧になるまで、そして続いてエチレ
ンを17バールの総モノマー圧になるまで圧力をか
けて入れる。その後、1の水当り20gの
KMnO4の濃度の過マンガン酸カリウム溶液でポ
ンプで入れることにより重合が開始される。過マ
ンガン酸カリウム溶液の供給は重合開始以後、約
40〜約100g/・hの重合速度が達成されるよ
うに制御される。重合温度は26〜27℃である。発
生する重合熱は、重合反応器の冷却マントルを流
れる冷媒により搬出される。17バールの総モノマ
ー圧は、モル比1:1のテトラフルオルエチレン
―エチレン混合物の連続的供給により自動的に維
持される。重合の間に、表に掲げた量の別のコ
モノマーを連続的にあとから配量する。その際、
反応は、入れられた水性反応媒体に対して約22重
量%(実施例11:27重量%)のコポリマー固体含
量においてモノマー混合物を放圧させることによ
り打切られる。生じた凝膠物を過により除き、
これを乾燥し秤量する。過した分散物の正確な
固体含量は液体比重測定により確定される。過マ
ンガン酸カリウムの使用量、重合期間、水性分散
物の量、ポリマー固体含量、平均粒子大きさ及び
凝膠物量を表に示す。 そこで、分散物を、高速撹拌装置により凝膠す
る。沈澱したコポリマー固体を液から分離し、水
で数回洗い、次に窒素雰囲気下で200℃で15時間
乾燥し、続いて溶融造粒する。続いて、このよう
にして得たコポリマーの組成ならびにその融点及
び密度を測定する。これを表に示す。このコポ
リマーのMFI11(300℃)値を表に挙げる。 実施例 15〜29 実施例15〜29では、一定のモノマー組成のもと
で、種々の連鎖移動剤(a)及び種々の分散安定化化
合物(b)を用いる。総容積50を持ち、邪魔板と羽
根車撹拌装置を備える、ほうろう引きの重合反応
器に、28の脱塩した水を入れ、その中に表に
掲げる量の連鎖移動剤、安定化化合物、場合によ
り追加的な無機酸のアンモニウム塩並びに116g
のパーフルオルオクタン酸を溶解する。 実施例29ではさらに、平均10個のエチレンオキ
サイド単位によりオキシエチル化されたp―イソ
オクチルフエノールを水反応媒体に対し0.01重量
%入れる。重合反応器をまず窒素で、続いてテト
ラフルオルエチレンで洗う。撹拌速度を260r.p.m
に調節する。その次に440gのヘキサフルオルプ
ロピレンを入れる。さらに、実施例1〜14に記載
のように処理する。重合進行の間に870gのヘキ
サフルオルプロピレンを、別のコモノマーとして
連続的にあとから配量する。重合は、入れた水性
反応媒体に対して約20重量%のコモノマー固体含
量において、モノマー混合物を放圧させることに
より打切られる。過マンガン酸カリウムの使用
量、重合期間、得られた水性分散物の量、コポリ
マー固体含量、平均粒子大きさ、生じた凝膠物量
及び得られたコポリマーのMFI11(300℃)を表
に示す。 実施例15〜29で作られたコポリマーは、次の組
成を持つ:49モル%のテトラフルオルエチレン、
46.5モル%のエチレン及び4.5モル%のヘキサフ
ルオルプロピレン。
【表】
量に対する重
量%)
MFI11(300℃) 33 32 28
24 8 42 14
37 11 40
量%)
MFI11(300℃) 33 32 28
24 8 42 14
37 11 40
【表】
量に対する重
量%)
MFI11(300℃) 20 78 23
40 25 22 21
27 24 25
量%)
MFI11(300℃) 20 78 23
40 25 22 21
27 24 25
【表】
量に対する重
量%)
MFI11(300℃) 6 184 64
20 63 36 45
65 58
量%)
MFI11(300℃) 6 184 64
20 63 36 45
65 58
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高々60モル%のテトラフルオルエチレン共重
合単位、60〜40モル%のエチレン共重合単位およ
び0〜15モル%の、少なくとも一つの別のα―オ
レフイン性モノマー共重合単位より成るコポリマ
ーの安定な水性コロイド分散物を、水相中で慣用
のフツ素化された乳化剤、触媒としてのマンガン
酸またはその塩あるいは反応条件下でマンガン酸
またはその塩に変えるマンガン化合物、ならびに
連鎖移動剤の存在下で、これらコモノマーを共重
合することにより製造する方法において、該共重
合を (a) 一般式 X−CH2−COOR (ここで、XはCl,Br,COOH,COOR,
COCH3,CH3,C2H5又はC3H7であり、Rは1
〜4個の炭素原子をもつアルキル残基を意味す
る。)で示される連鎖移動剤の一つ又はこれら
の混合物、及び (b) 一般式 (ここで、YはCOONH4,COOH,CH3,
CH2OH,CH2OOH又はCH2COONH4であ
る。) で表される分散安定性化化合物の一つ又はこれ
ら化合物の混合物 の存在下で行い、その際、該分散安定化化合物が
水性反応媒体に対して少なくとも0.001モル/
の濃度で存在下にすることを特徴とする上記方
法。 2 連鎖移動剤(a)が、形成されるコポリマー固体
1Kg当たり0.005〜0.07モルの量で加えられる特
許請求の範囲第1項記載の方法。 3 分散安定化化合物(b)として、シユウ酸ジアン
モニウムを加える特許請求の範囲第1項記載の方
法。 4 高々60モル%のテトラフルオルエチレン共重
合単位、60〜40モル%のエチレン共重合単位およ
び0〜15モル%の、少なくとも一つの別のα―オ
レフイン性モノマー共重合単位より成るコポリマ
ーの安定な水性コロイド分散物を、水相中で慣用
のフツ素化された乳化剤、触媒としてのマンガン
酸またはその塩あるいは反応条件下でマンガン酸
またはその塩に変えるマンガン化合物、ならびに
連鎖移動剤の存在下で、これらコモノマーを共重
合することにより製造する方法において、該共重
合を (a) 一般式 X−CH2−COOR (ここで、XはCl,Br,COOH,COOR,
COCH3,CH3,C2H5又はC3H7であり、Rは1
〜4個の炭素原子をもつアルキル残基を意味す
る。)で示される連鎖移動剤の一つ又はこれら
の混合物、及び (b) 一般式 (ここで、YはCOONH4,COOH,CH3,
CH2OH,CH2OOH又はCH2COONH4であ
る。) で表される分散安定性化化合物の一つ又はこれ
ら化合物の混合物 (c) 無機の非金属性の酸のアンモニウム塩の存在
下で行い、その際、該分散安定化化合物が水性
反応媒体に対して少なくとも0.001モル/の
濃度で存在することおよび分散安定化化合物(b)
に加えて、無機の非金属性の酸のアンモニウム
塩を水性反応媒体に対して0.1モル/までの
量で加えることを特徴とする上記方法。 5 分散安定化化合物(b)として、シユウ酸ジアン
モニウムを加える特許請求の範囲第3項記載の方
法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19803024450 DE3024450A1 (de) | 1980-06-28 | 1980-06-28 | Verfahren zur herstellung von waessrigen, kolloidalen dispersionen von copolymerisaten des typs tetrafluorethylen-ethylen |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5738808A JPS5738808A (en) | 1982-03-03 |
| JPH0148287B2 true JPH0148287B2 (ja) | 1989-10-18 |
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ID=6105817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9845381A Granted JPS5738808A (en) | 1980-06-28 | 1981-06-26 | Manufacture of water colloid dispersion of tetrafluoroethylene-ethylene type copolymer |
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| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPS5738808A (ja) |
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