JPH0148887B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0148887B2 JPH0148887B2 JP56174988A JP17498881A JPH0148887B2 JP H0148887 B2 JPH0148887 B2 JP H0148887B2 JP 56174988 A JP56174988 A JP 56174988A JP 17498881 A JP17498881 A JP 17498881A JP H0148887 B2 JPH0148887 B2 JP H0148887B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- olefin
- oligomerizing
- halogenated
- reaction
- aliphatic carboxylic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はα―オレフインのオリゴマー化方法に
関するものである。 従来から、アルミニウムトリクロライドまたは
エチルアルミニウムジクロライドなどのハロゲン
化金属類を触媒としてα―オレフインを反応させ
オリゴマーを得る方法が知られている。しかる
に、これらハロゲン化金属類を触媒としてオリゴ
マー化を行なうと、かなりの高分子量の生成物、
例えば原料α―オレフインの五量体以上の生成物
が多量に副生する。 一方、α―オレフインのオリゴマー、すなわち
高級オレフインは、洗剤や可塑剤などの原料とし
て有用である。本発明者らは、α―オレフインの
オリゴマー化方法を研究した結果、ハロゲン化金
属類とプロトン酸であるハロゲン化脂肪族カルボ
ン酸との錯体を触媒としてα―オレフインを反応
させることにより、オリゴマーが収率よく生成す
ることを見出し、本発明を完成させたものであ
る。 すなわち、本発明は一般式AlX3(Xはハロゲン
原子)で示されるアルミニウムトリハライドおよ
び/または一般式AlRX2(Rはアルキル基、Xは
ハロゲン原子)で示される有機アルミニウムジハ
ライドと、ハロゲン化脂肪族カルボン酸とからな
る触媒の存在下に、無極性溶媒中でα―オレフイ
ンを反応させることを特徴とするα―オレフイン
のオリゴマー化方法を要旨とするものである。 本発明で使用する前記アルミニウムトリハライ
ドとしては、アルミニウムトリクロライド、アル
ミニウムトリブロマイドなどがある。また、前記
有機アルミニウムジハライドとしては、例えば、
メチルアルミニウムジクロライド、エチルアルミ
ニウムジクロライド、エチルアルミニウムジブロ
マイド、エチルアルミニウムジアイオダイド、プ
ロピルアルミニウムジクロライド、ブチルアルミ
ニウムジブロマイド、シクロヘキシルアルミニウ
ムジクロライドなどであつて、特に好ましくはエ
チルアルミニウムジクロライドである。なお、前
記アルミニウムトリハライドと前記有機アルミニ
ウムジハライドを適宜混合して使用することもで
きる。 次に本発明では、触媒として更にハロゲン化脂
肪族カルボン酸を添加する。このハロゲン化脂肪
族カルボン酸としては、たとえば、クロル酢酸、
ブロム酢酸などのハロゲン化酢酸、クロルプロピ
オン酸などのハロゲン化プロピオン酸などであ
り、特に好ましくはジクロル酢酸、トリクロル酢
酸などのポリハロゲン化脂肪族カルボン酸であ
る。 本発明の方法において、後者の触媒構成成分で
あるハロゲン化脂肪族カルボン酸は、アルミニウ
ムトリハライドおよび/または有機アルミニウム
ジハライドのアルミニウム原子1モルに対し、
0.05〜10モル好ましくは0.1モル〜2モル添加す
る。また、触媒の両成分を混合した後熟成操作を
することが好ましく、熟成温度は50℃〜70℃、熟
成時間は1時間〜5時間が適当である。 本発明のオリゴマー化方法では無極性溶媒を使
用する。この無極性溶媒としては、n―ヘキサ
ン、n―ヘプタン等の飽和脂肪族炭化水素、シク
ロヘキサン等の脂環式炭化水素および四塩化炭素
等のハロゲン化炭化水素などがある。 反応温度は0℃〜80℃であり、より好ましくは
50℃〜80℃である。また反応圧力は特に高圧にす
る必要はなく、反応相を液相に保つために必要な
圧力であれば良い。 本発明の触媒系によりオリゴマー化し得るα―
オレフインの炭素数は限定しないが、例えば、ブ
テン―1、ヘキセン―1、オクテン―1などの炭
素数4以上のα―オレフインが好ましい。但し、
炭素数が15を越えると反応性が低くなるので好ま
しくない。 また反応後、触媒を失活し、蒸留など適宜の操
作によつて未反応のα―オレフインを分離するこ
とによりオリゴマーが得られる。得られるオリゴ
マーは主として二量体から四量体であるが、触媒
の種類、量比、モノマー濃度、触媒濃度、反応温
度を適宜に選択することにより、生成オリゴマー
の組成比を変えることができる。 次に実施例により本発明を詳述する。 実施例 1 n―ヘキサン1000mlに、エチルアルミニウムジ
クロライド30ミリモル、トリクロル酢酸30ミリモ
ルおよびヘキセン―1を1モル加え、乾燥窒素気
流下において反応温度70℃で24時間反応させた。
反応終了後、高速液体クロマトグラフイーおよび
ガスクロマトグラフイーで反応生成物を分析し
た。その結果を表1に示す。 実施例 2〜3 実施例2では、実施例1において、トリクロル
酢酸の代りにジクロル酢酸を用いたほかは同様に
反応させた。 また実施例3では同じく実施例1において、エ
チルアルミニウムジクロライドの代りにアルミニ
ウムトリクロライドを用いたほかは同様にして反
応させた。 実施例 4 α―オレフインとして、ヘキセン―1の代りに
オクテン―1を反応させた以外は実施例1と同様
にして反応させた。 比較例 1〜2 比較例1では触媒として、エチルアルミニウム
ジクロライドのみを、また比較例2ではアルミニ
ウムトリクロライドのみを用いて実施例1と同様
にして反応させた。 比較例 3 溶媒として、n―ヘキサンの代りに1,2―ジ
クロルエタンを用いた以外は実施例1と同様にし
て反応させた。 比較例 4 実施例1において、トリクロル酢酸の代りに酢
酸を使用したほかは、同様にして反応させたが、
ヘキセン―1は殆んど反応しなかつた。 結果はいずれも次表に示すが、本発明の方法に
よれば、二ないし四量体程度のオリゴマーが温和
な条件により高収率で合成されることがわかる。 【表】
関するものである。 従来から、アルミニウムトリクロライドまたは
エチルアルミニウムジクロライドなどのハロゲン
化金属類を触媒としてα―オレフインを反応させ
オリゴマーを得る方法が知られている。しかる
に、これらハロゲン化金属類を触媒としてオリゴ
マー化を行なうと、かなりの高分子量の生成物、
例えば原料α―オレフインの五量体以上の生成物
が多量に副生する。 一方、α―オレフインのオリゴマー、すなわち
高級オレフインは、洗剤や可塑剤などの原料とし
て有用である。本発明者らは、α―オレフインの
オリゴマー化方法を研究した結果、ハロゲン化金
属類とプロトン酸であるハロゲン化脂肪族カルボ
ン酸との錯体を触媒としてα―オレフインを反応
させることにより、オリゴマーが収率よく生成す
ることを見出し、本発明を完成させたものであ
る。 すなわち、本発明は一般式AlX3(Xはハロゲン
原子)で示されるアルミニウムトリハライドおよ
び/または一般式AlRX2(Rはアルキル基、Xは
ハロゲン原子)で示される有機アルミニウムジハ
ライドと、ハロゲン化脂肪族カルボン酸とからな
る触媒の存在下に、無極性溶媒中でα―オレフイ
ンを反応させることを特徴とするα―オレフイン
のオリゴマー化方法を要旨とするものである。 本発明で使用する前記アルミニウムトリハライ
ドとしては、アルミニウムトリクロライド、アル
ミニウムトリブロマイドなどがある。また、前記
有機アルミニウムジハライドとしては、例えば、
メチルアルミニウムジクロライド、エチルアルミ
ニウムジクロライド、エチルアルミニウムジブロ
マイド、エチルアルミニウムジアイオダイド、プ
ロピルアルミニウムジクロライド、ブチルアルミ
ニウムジブロマイド、シクロヘキシルアルミニウ
ムジクロライドなどであつて、特に好ましくはエ
チルアルミニウムジクロライドである。なお、前
記アルミニウムトリハライドと前記有機アルミニ
ウムジハライドを適宜混合して使用することもで
きる。 次に本発明では、触媒として更にハロゲン化脂
肪族カルボン酸を添加する。このハロゲン化脂肪
族カルボン酸としては、たとえば、クロル酢酸、
ブロム酢酸などのハロゲン化酢酸、クロルプロピ
オン酸などのハロゲン化プロピオン酸などであ
り、特に好ましくはジクロル酢酸、トリクロル酢
酸などのポリハロゲン化脂肪族カルボン酸であ
る。 本発明の方法において、後者の触媒構成成分で
あるハロゲン化脂肪族カルボン酸は、アルミニウ
ムトリハライドおよび/または有機アルミニウム
ジハライドのアルミニウム原子1モルに対し、
0.05〜10モル好ましくは0.1モル〜2モル添加す
る。また、触媒の両成分を混合した後熟成操作を
することが好ましく、熟成温度は50℃〜70℃、熟
成時間は1時間〜5時間が適当である。 本発明のオリゴマー化方法では無極性溶媒を使
用する。この無極性溶媒としては、n―ヘキサ
ン、n―ヘプタン等の飽和脂肪族炭化水素、シク
ロヘキサン等の脂環式炭化水素および四塩化炭素
等のハロゲン化炭化水素などがある。 反応温度は0℃〜80℃であり、より好ましくは
50℃〜80℃である。また反応圧力は特に高圧にす
る必要はなく、反応相を液相に保つために必要な
圧力であれば良い。 本発明の触媒系によりオリゴマー化し得るα―
オレフインの炭素数は限定しないが、例えば、ブ
テン―1、ヘキセン―1、オクテン―1などの炭
素数4以上のα―オレフインが好ましい。但し、
炭素数が15を越えると反応性が低くなるので好ま
しくない。 また反応後、触媒を失活し、蒸留など適宜の操
作によつて未反応のα―オレフインを分離するこ
とによりオリゴマーが得られる。得られるオリゴ
マーは主として二量体から四量体であるが、触媒
の種類、量比、モノマー濃度、触媒濃度、反応温
度を適宜に選択することにより、生成オリゴマー
の組成比を変えることができる。 次に実施例により本発明を詳述する。 実施例 1 n―ヘキサン1000mlに、エチルアルミニウムジ
クロライド30ミリモル、トリクロル酢酸30ミリモ
ルおよびヘキセン―1を1モル加え、乾燥窒素気
流下において反応温度70℃で24時間反応させた。
反応終了後、高速液体クロマトグラフイーおよび
ガスクロマトグラフイーで反応生成物を分析し
た。その結果を表1に示す。 実施例 2〜3 実施例2では、実施例1において、トリクロル
酢酸の代りにジクロル酢酸を用いたほかは同様に
反応させた。 また実施例3では同じく実施例1において、エ
チルアルミニウムジクロライドの代りにアルミニ
ウムトリクロライドを用いたほかは同様にして反
応させた。 実施例 4 α―オレフインとして、ヘキセン―1の代りに
オクテン―1を反応させた以外は実施例1と同様
にして反応させた。 比較例 1〜2 比較例1では触媒として、エチルアルミニウム
ジクロライドのみを、また比較例2ではアルミニ
ウムトリクロライドのみを用いて実施例1と同様
にして反応させた。 比較例 3 溶媒として、n―ヘキサンの代りに1,2―ジ
クロルエタンを用いた以外は実施例1と同様にし
て反応させた。 比較例 4 実施例1において、トリクロル酢酸の代りに酢
酸を使用したほかは、同様にして反応させたが、
ヘキセン―1は殆んど反応しなかつた。 結果はいずれも次表に示すが、本発明の方法に
よれば、二ないし四量体程度のオリゴマーが温和
な条件により高収率で合成されることがわかる。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式AlX3(但し、Xはハロゲン原子)で示
されるアルミニウムトリハライドおよび/または
一般式AlRX2(但し、Rはアルキル基、Xはハロ
ゲン原子)で示される有機アルミニウムジハライ
ドと、ハロゲン化脂肪族カルボン酸との錯体から
なる触媒の存在下に、無極性溶媒中でα―オレフ
インを反応させることを特徴とするα―オレフイ
ンのオリゴマー化方法。 2 前記有機アルミニウムジハライドがエチルア
ルミニウムジクロライドである特許請求の範囲第
1項記載のα―オレフインのオリゴマー化方法。 3 前記ハロゲン化脂肪族カルボン酸がハロゲン
化酢酸である特許請求の範囲第1項または第2項
記載のα―オレフインのオリゴマー化方法。 4 前記無極性溶媒が飽和脂肪族炭化水素である
特許請求の範囲第1項ないし第3項いずれかに記
載のα―オレフインのオリゴマー化方法。 5 前記α―オレフインの炭素数が4以上である
特許請求の範囲第1項ないし第4項いずれかに記
載のα―オレフインのオリゴマー化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56174988A JPS5877827A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | α−オレフィンのオリゴマ−化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56174988A JPS5877827A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | α−オレフィンのオリゴマ−化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5877827A JPS5877827A (ja) | 1983-05-11 |
| JPH0148887B2 true JPH0148887B2 (ja) | 1989-10-20 |
Family
ID=15988247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56174988A Granted JPS5877827A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | α−オレフィンのオリゴマ−化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5877827A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4938247A (ja) * | 1972-08-15 | 1974-04-09 |
-
1981
- 1981-10-31 JP JP56174988A patent/JPS5877827A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5877827A (ja) | 1983-05-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4189703B2 (ja) | 触媒組成物、並びにエチレンの特に1−ブテンおよび/または1−ヘキセンへのオリゴマー化方法 | |
| JP4747416B2 (ja) | 触媒組成物および特にエチレンの1−ヘキセンへのオリゴマー化方法 | |
| US3592869A (en) | Olefin oligomerization | |
| US6677495B1 (en) | Oligomer mixtures derived from cyclopentene; method for the production and use thereof | |
| US20030130551A1 (en) | Catalytic composition and process for oligomerizing ethylene, in particular to1-hexene | |
| NZ208378A (en) | Oligomerisation of ethylene using nickel complex- containing catalyst | |
| JPH0665110A (ja) | プロペンオリゴマーの製法 | |
| EP0015603B1 (en) | Process for the dimerization of 1-alkenes | |
| US4110410A (en) | Oligomerization of olefins | |
| EP0443686B1 (en) | Co-oligomerization process | |
| US3483268A (en) | Dimerisation process | |
| JP2538811B2 (ja) | 線状α―オレフィンの製造方法 | |
| US5220088A (en) | Process for dimerizating n-butene | |
| US4087379A (en) | Catalyst and process for oligomerizing olefins | |
| JP3327554B2 (ja) | アルケンオリゴマー化及び共オリゴマー化用触媒組成物 | |
| US3689588A (en) | Process for dimerization of olefins | |
| JP2529916B2 (ja) | オレフィンの二量化及び共二量化用の無塩化水素触媒系 | |
| US4686315A (en) | Oligomerization of ethylene using nickel ylide/alkyl aluminum alkoxide catalyst | |
| US9193814B1 (en) | Heterogeneous supports for homogeneous catalysts | |
| US3427365A (en) | Nitrosyl nickel complexes for olefin dimerization | |
| CA2285376A1 (en) | Olefin oligomerization catalyst and process employing and preparing same | |
| JPH09301894A (ja) | α−オレフィン低重合体の製造方法 | |
| US5166410A (en) | Preparation of carboxylic acid esters | |
| JPS5877827A (ja) | α−オレフィンのオリゴマ−化方法 | |
| JP3517279B2 (ja) | 低級オレフィンの二量化法 |