JPH0149660B2 - - Google Patents
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- JPH0149660B2 JPH0149660B2 JP60200394A JP20039485A JPH0149660B2 JP H0149660 B2 JPH0149660 B2 JP H0149660B2 JP 60200394 A JP60200394 A JP 60200394A JP 20039485 A JP20039485 A JP 20039485A JP H0149660 B2 JPH0149660 B2 JP H0149660B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B40/00—Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
- C04B40/02—Selection of the hardening environment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/24—Macromolecular compounds
- C04B24/26—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C04B24/2641—Polyacrylates; Polymethacrylates
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
本発明はポリマー改質セメントモルタルおよび
コンクリートの製造に於ける改良または該製造に
関する改良に係る。 セメントモルタルおよびセメントコンクリート
は安い建築材料として広く用いられている。しか
し、かかるセメント結合材料は、引張および曲げ
強さが低く、破断時歪が低く、亀裂を起こしやす
くかつ耐薬品性が劣つていることが認められてい
る。 上に挙げた欠点の幾つかを克服するためのコン
クリート改質法の1つにポリマー含浸法がある。
この方法では、重合触媒を含む有機モノマーを用
いて部分硬化コンクリートを含浸せしめ、コンク
リートの細孔内でモノマーの重合を開始させ、そ
れによつてポリマー含浸コンクリートとして知ら
れている材料を製造する。この方法は下記の段階
を含む。 (1) 部分硬化コンクリートの製造、 (2) 熱をかけることによる乾燥、 (3) 部分硬化しかつ乾燥させたコンクリートの加
圧または減圧下でのモノマーおよび触媒による
含浸、 (4) 含浸コンクリートのγ照射または、より通常
には、熱処理によるモノマーの重合。 上記方法の正確な詳細および可能な変化は公知
であるが、複雑であるため、従つてその方法の費
用が高いため、ポリマー含浸コンクリートの開発
および応用は、期待されたよりも遥かに限定され
ている。 セメントモルタルおよびコンクリートのもう1
つの改質方法は、水性ポリマー分散液の形でのポ
リマーの混入による方法である。この目的用とし
て記載されているかかる分散液の例には、ポリア
クリル酸エステルエマルシヨン、エチレン/酢酸
ビニルエマルシヨン、スチレン/ブタジエンゴム
ラテツクスが含まれる。水性ポリマー分散液は、
一般に、混合中にセメントおよび骨材へ添加さ
れ、また過度の空気連行を抑制するため消泡剤も
しばしば添加される。ポリマー添加量は、通常5
〜20%(ポリマー分散液の乾燥重量として計算し
て)である。この方法におけるセメント結合剤の
ポリマー結合剤による部分的置換によつて、改良
されたワーカビリテイー、強さ、水の浸透に対す
る抵抗、接着、耐薬品性、耐衝撃性、耐摩耗性、
凍結融解安定剤などを有するポリマー改質セメン
トモルタルおよびコンクリートが得られることが
報告されている。 ポリアクリル酸エステルエマルシヨンを混入し
たポリマー改質セメントモルタルは工業用床スク
リード(screed)として用いられている。この目
的のために市販されているポリアクリル酸エステ
ルエマルシヨンの例には、ロームアンドハース
(U.K.)社〔Rohm&Haas(U.K.)Limited〕の
プライマルE−330(Primal E−330)〔ローフレ
ツクスE−330(Rhoplex E−330)としても発売
されている〕およびハーローケミカルズ社
(Harlow Chemicals Limited)のモウイトンM
−370(Mowiton M−370)が含まれる。プライ
マルE−330のメーカーの技術文献は、ポルトラ
ンドセメントと砂とをベースとする処方で、セメ
ントの重量に対して10〜20%(乾燥重量)のポリ
マー結合剤を用いて、温度25℃、相対湿度50%で
28日間空気中硬化後、後述する破壊係数
(MOR)試験で測定して、9〜13MNm-2の曲げ
強さを有するポリマー改質セメントモルタルが得
られることを示している。モウイトンM−370の
メーカーの技術文献は、21MNm-2までのMOR
値を有するモルタル生成物が得られることを示唆
しているが、これはセメントの重量に対して40%
(乾燥重量)のポリマー結合剤含量を用いかつ90
日間空気中硬化を行つたときにのみ得られる。 本発明は、ある種のポリアクリル酸エステルポ
リマーおよびコポリマーによる改質ならびに第1
段階は高温に於て高湿度条件下で行つてセメント
の水和を起こさせかつ第2段階は乾燥条件下で行
つてポリマー結合剤の硬化を起こさせる、2段階
で硬化を行う硬化工程の使用によつてさらに改良
された強さを有するセメントモルタルおよびコン
クリートが得られるという発見に基づくものであ
る。硬化工程の第2段階は、好ましくは、高温で
も行われ、この方法では2段階の全工程を比較的
短期間例えば48時間以内に完了することができ、
かつ同じ処方を用いて25℃、相対湿度50%に於て
長期間空気中硬化することによつて得られるもの
と比べて強さが実質的に増加した生成物が得られ
る。後述する改質用ポリアクリル酸エステルと上
に挙げた2段階硬化工程とを用いることにより、
例えば、上述した比較的複雑でかつ費用のかかる
ポリマー含浸法で製造されるコンクリートで得ら
れたものとほぼ同レベルの曲げ強さを有するコン
クリート生成物が得られることがわかつた。 かくして、本発明の1つの面によれば、水硬性
セメントとメタクリル酸エステルもしくはアクリ
ル酸エステルのポリマーまたはコポリマーの水性
分散液とを含む組成物を、第1段階は高温に於て
高湿度条件下で行つてセメントの水和を起こさせ
かつ第2段階は乾燥条件下で行つてポリマーまた
はコポリマーの硬化を起こさせる2段階硬化工程
で硬化させることを含むことからなりかつ該ポリ
マーまたはコポリマー分散液が、23℃の温度に於
て、スピンドル2、12rpmを用いてブルツクフイ
ールドLVT粘度計によつて測定したとき1500cps
未満の粘度と5℃以上の最低造膜温度(MFT)
とを有することを特徴とするモルタルおよびコン
クリートの製造方法が提供される。 本発明のもう1つの特徴によれば、上記のポリ
マーまたはコポリマー分散液で改質されたモルタ
ルおよびコンクリートで作られかつ22.5MNm-2
を越える、好ましくは25MN-2を越えるMOR値
を有する成形物品が提供される。 本発明の方法は、比較的薄い断面の成形物品、
例えば断面の厚さが50mm以下、特に25mm以下、よ
り特に20mm以下の物品の製造に特に有利に適用可
能である。かくして、本発明による成形物品は、
好ましくは比較的薄い断面の物品である。 22.5MNm-2を越えるMOR値を有する高曲げ強
さのポリマー改質セメントモルタルの製造は、こ
の比較的安い材料を広範囲の新しい用途に使用す
ることを可能にする。例えば、屋根瓦およびこけ
ら板として用いられるような完全圧縮アスベスト
セメントの最低標準曲げ強さは22.5MNm-2の
MOR値を必要とし、本発明の方法は、これに匹
敵するかもしくはそれ以上の曲げ強さを有するポ
リマー改質セメントモルタル屋根瓦の製造を可能
にする。本発明の方法によつて得られる改良され
た強さのポリマー改質セメントモルタルおよびコ
ンクリートの他の可能な用途は、家庭用および工
業用の床タイル、壁タイル、壁、天井、床、屋根
用のパネル、波形シート(例えば、フエンス及び
屋根用波形シート)、押出パイプのための材料と
しての用途である。上述した、22.5MNm-2を越
えるMOR値を有する屋根瓦およびこけら板は、
特に本発明の好ましい特徴を構成する。 本発明の屋根瓦およびこけら板は、例えば通常
のローラーおよびスリツパー(slipper)製造方
法を用いて製造することができる。本発明の他の
成形物品は、通常の成形技術、例えば振動および
(または)加圧成形によつて製造される。 かかるポリマー改質セメントモルタルの製造に
用いるための処方は一般に下記の成分を含む。 (i) セメント これは通常ポルトランドセメントで与えら
れ、速硬性ポルトランドセメントが好ましい。
一般に、通常のポルトランドセメントは約350
m2/Kgの表面積を有するが、速硬性ポルトラン
ドセメントは約450m2/Kgの表面積を有する。
本発明に有利に用いられるポルトランドセメン
トは350〜500m2/Kgの範囲内の表面積を有し、
425〜475m2/Kgの表面積が特に好ましい。 (ii) 骨材 これは通常砂、例えば珪砂で与えられる。比
較的低空隙率の砂を用いることが好ましく、
1.5%未満の空隙率を有する砂を用いることが
特に好ましい。入手できれば、0.3%以下の特
に低空隙率の砂を用いることが有利であること
がある。上記の空隙率の数値はブリテイツシユ
スタンダード(British Standard)812:1967
に従つて測定したものである。正確に水量を調
節するためおよび使用水量を、受容できるワー
カビリテイーを有する処方を与えるために必要
な最低に保つためにも、実質的に乾いた砂を骨
材として用いることが有利である。砂または他
の骨材の量は、生成物の強さを受容可能なレベ
ルより下に下げる程充分に多量であつてはなら
ない。通常、砂または他の骨材は処方中の最も
安い固体成分であるので、一般に、受容できる
強さの生成物を与える最大量の骨材を用いるの
が有利である。一般に、砂の場合、3.75:1ま
での砂:セメント重量比じ良好な強さの生成物
が得られることがわかつた。 所望ならば、軽量充填材を用いて、砂骨材を
部分的にまたは完全に置換することができる。
軽量充填剤は、通常、セノスフエア
(cenospheres)と呼ばれる材料で与えられる。
このものは、例えば英国チエシヤー州
(Cheshire)、ランコーン(Runcorn)市のフイ
ライト(ランコーン)社〔Fillite(Runcorn)
Limited〕から“フイライト(Fillite)”の商品
名で発売されている。このものは、発電所に於
ける石炭の燃焼の副産物として生じるフライア
ツシユを含むラグーンの水面に浮かんでいる物
質を集めて得られた軽量画分であり、極めて軽
量の中空球形粒子からなる。軽量充填材による
砂の部分的または完全な置換は、例えば重量基
準では重量で、また容量基準では容量で行わ
れ、本発明のポリマー改質セメントモルタルお
よびコンクリートの軽量形を与えるために用い
られる。 重量基準で重量で砂の代わりにセノスフエア
を混合物へ添加することにより、MOR試験で
測定される曲げ強さの実質的な低下が生じ、セ
ノスフエアによる砂の置換が大きければ大きい
程、MORの低下は大きい。それにも拘らず、
セノスフエアによる砂の少なくとも部分的な置
換には、セノスフエアの添加百分率にもよる
が、通常の範囲の標準砂/セメントモルタルで
得られるMOR値と同等かそれよりも高くさえ
あるMOR値を依然として有する軽量材料が得
られる点で利益がある。通常の砂/セメントモ
ルタルと同等な強さでは、セノスフエアによる
砂の最大の許容される置換は、一般に重量基準
で重量で35%である。得られた材料の密度は標
準砂/セメントモルタルより低く、特別なモル
タルの値はセノスフエアによつて置換される砂
の百分率に依存する。セノスフエアによつて置
換される砂の百分率が大きい程、得られる材料
の密度は低くなる。重量基準で重量でセノスフ
エアによる砂の35%置換に於て、得られる密度
の値は1.05gcm-3であつたがセノスフエアによ
る砂の零置換の場合に得られる典型的な値は
2.16gcm-3である。かくして、ポリマー改質モ
ルタルは標準砂/セメントモルタルの密度の半
分未満の密度を有する同等の曲げ強さをもつこ
とがわかる。かくして、軽量ポリマー改質セメ
ントモルタル(砂:セメント比が3.5:1の通
常の混合物を用いて作られるセメントモルタル
の半分以下の乾燥密度を有する)で作られる屋
根瓦およびこけら板および他の成形物品、特に
少なくとも12MNm-2のMOR値を有するこれ
らの成形物品は、さらに本発明の特徴を与え
る。 骨材の少なくとも一部分を与えるためにセノ
スフエアを用いる本発明の成形物品は、一般
に、比較的に良好な断熱性の利益をも有する。
かくして、例えば、砂骨材が容量基準に対して
容量でセノスフエアにより完全に置換された成
形物品は3%水分で0.174Wm-1℃-1のような低
い熱伝導率(λ)を有することがわかつた(実
施例10参照)。これは、標準モルタルのλ値約
1.75Wm-1℃-1と比較されるべきである。 本発明の軽量成形物品は、通常の成形法、例
えば押出(例えば屋根瓦製造用)、加圧成形お
よびラム押出で製造することもできる。 セノスフエアによる砂の部分的または完全置
換のもう1つの利益は、得られた混合物が容易
に成形できることがわかつたことである。かく
して、混合物は、種々の形に成形することがで
きかつ成形後にスランプしたりあるいは他の変
形を示したりする傾向がほとんどまたは全くな
いという利益を有する。従つて、本発明の軽量
ポリマー改質セメントモルタルおよびコンクリ
ートは、装飾的性格の多くの用途をも有するこ
とができると思われる。 (iii) メタクリル酸エステルもしくはアクリル酸エ
ステルポリマーまたはコポリマー分散液 上述したように、ポリマーまたはコポリマー
分散液は、温度23℃に於て、スピンドル2、
12rpmを用いてブルツクフイールドLVT粘度
計で測定したとき1500cps未満の粘度と5℃以
上の最低造膜温度とを有していなければならな
い。8を越えるPHをもつ分散液を用いることが
有利であるので、分散液は少なくとも8以上の
アルカリ性PHに於て安定であることが好まし
い。上記2段階硬化工程に使用するためのかか
るポリマーまたはコポリマー分散液の選択によ
つて、本発明による高曲げ強さの成形物品を得
ることが可能になる。本発明に使用するための
好ましいポリマーまたはコポリマー分散液およ
び特に好ましいポリマーまたはコポリマー分散
液は下記の性質を有する。
コンクリートの製造に於ける改良または該製造に
関する改良に係る。 セメントモルタルおよびセメントコンクリート
は安い建築材料として広く用いられている。しか
し、かかるセメント結合材料は、引張および曲げ
強さが低く、破断時歪が低く、亀裂を起こしやす
くかつ耐薬品性が劣つていることが認められてい
る。 上に挙げた欠点の幾つかを克服するためのコン
クリート改質法の1つにポリマー含浸法がある。
この方法では、重合触媒を含む有機モノマーを用
いて部分硬化コンクリートを含浸せしめ、コンク
リートの細孔内でモノマーの重合を開始させ、そ
れによつてポリマー含浸コンクリートとして知ら
れている材料を製造する。この方法は下記の段階
を含む。 (1) 部分硬化コンクリートの製造、 (2) 熱をかけることによる乾燥、 (3) 部分硬化しかつ乾燥させたコンクリートの加
圧または減圧下でのモノマーおよび触媒による
含浸、 (4) 含浸コンクリートのγ照射または、より通常
には、熱処理によるモノマーの重合。 上記方法の正確な詳細および可能な変化は公知
であるが、複雑であるため、従つてその方法の費
用が高いため、ポリマー含浸コンクリートの開発
および応用は、期待されたよりも遥かに限定され
ている。 セメントモルタルおよびコンクリートのもう1
つの改質方法は、水性ポリマー分散液の形でのポ
リマーの混入による方法である。この目的用とし
て記載されているかかる分散液の例には、ポリア
クリル酸エステルエマルシヨン、エチレン/酢酸
ビニルエマルシヨン、スチレン/ブタジエンゴム
ラテツクスが含まれる。水性ポリマー分散液は、
一般に、混合中にセメントおよび骨材へ添加さ
れ、また過度の空気連行を抑制するため消泡剤も
しばしば添加される。ポリマー添加量は、通常5
〜20%(ポリマー分散液の乾燥重量として計算し
て)である。この方法におけるセメント結合剤の
ポリマー結合剤による部分的置換によつて、改良
されたワーカビリテイー、強さ、水の浸透に対す
る抵抗、接着、耐薬品性、耐衝撃性、耐摩耗性、
凍結融解安定剤などを有するポリマー改質セメン
トモルタルおよびコンクリートが得られることが
報告されている。 ポリアクリル酸エステルエマルシヨンを混入し
たポリマー改質セメントモルタルは工業用床スク
リード(screed)として用いられている。この目
的のために市販されているポリアクリル酸エステ
ルエマルシヨンの例には、ロームアンドハース
(U.K.)社〔Rohm&Haas(U.K.)Limited〕の
プライマルE−330(Primal E−330)〔ローフレ
ツクスE−330(Rhoplex E−330)としても発売
されている〕およびハーローケミカルズ社
(Harlow Chemicals Limited)のモウイトンM
−370(Mowiton M−370)が含まれる。プライ
マルE−330のメーカーの技術文献は、ポルトラ
ンドセメントと砂とをベースとする処方で、セメ
ントの重量に対して10〜20%(乾燥重量)のポリ
マー結合剤を用いて、温度25℃、相対湿度50%で
28日間空気中硬化後、後述する破壊係数
(MOR)試験で測定して、9〜13MNm-2の曲げ
強さを有するポリマー改質セメントモルタルが得
られることを示している。モウイトンM−370の
メーカーの技術文献は、21MNm-2までのMOR
値を有するモルタル生成物が得られることを示唆
しているが、これはセメントの重量に対して40%
(乾燥重量)のポリマー結合剤含量を用いかつ90
日間空気中硬化を行つたときにのみ得られる。 本発明は、ある種のポリアクリル酸エステルポ
リマーおよびコポリマーによる改質ならびに第1
段階は高温に於て高湿度条件下で行つてセメント
の水和を起こさせかつ第2段階は乾燥条件下で行
つてポリマー結合剤の硬化を起こさせる、2段階
で硬化を行う硬化工程の使用によつてさらに改良
された強さを有するセメントモルタルおよびコン
クリートが得られるという発見に基づくものであ
る。硬化工程の第2段階は、好ましくは、高温で
も行われ、この方法では2段階の全工程を比較的
短期間例えば48時間以内に完了することができ、
かつ同じ処方を用いて25℃、相対湿度50%に於て
長期間空気中硬化することによつて得られるもの
と比べて強さが実質的に増加した生成物が得られ
る。後述する改質用ポリアクリル酸エステルと上
に挙げた2段階硬化工程とを用いることにより、
例えば、上述した比較的複雑でかつ費用のかかる
ポリマー含浸法で製造されるコンクリートで得ら
れたものとほぼ同レベルの曲げ強さを有するコン
クリート生成物が得られることがわかつた。 かくして、本発明の1つの面によれば、水硬性
セメントとメタクリル酸エステルもしくはアクリ
ル酸エステルのポリマーまたはコポリマーの水性
分散液とを含む組成物を、第1段階は高温に於て
高湿度条件下で行つてセメントの水和を起こさせ
かつ第2段階は乾燥条件下で行つてポリマーまた
はコポリマーの硬化を起こさせる2段階硬化工程
で硬化させることを含むことからなりかつ該ポリ
マーまたはコポリマー分散液が、23℃の温度に於
て、スピンドル2、12rpmを用いてブルツクフイ
ールドLVT粘度計によつて測定したとき1500cps
未満の粘度と5℃以上の最低造膜温度(MFT)
とを有することを特徴とするモルタルおよびコン
クリートの製造方法が提供される。 本発明のもう1つの特徴によれば、上記のポリ
マーまたはコポリマー分散液で改質されたモルタ
ルおよびコンクリートで作られかつ22.5MNm-2
を越える、好ましくは25MN-2を越えるMOR値
を有する成形物品が提供される。 本発明の方法は、比較的薄い断面の成形物品、
例えば断面の厚さが50mm以下、特に25mm以下、よ
り特に20mm以下の物品の製造に特に有利に適用可
能である。かくして、本発明による成形物品は、
好ましくは比較的薄い断面の物品である。 22.5MNm-2を越えるMOR値を有する高曲げ強
さのポリマー改質セメントモルタルの製造は、こ
の比較的安い材料を広範囲の新しい用途に使用す
ることを可能にする。例えば、屋根瓦およびこけ
ら板として用いられるような完全圧縮アスベスト
セメントの最低標準曲げ強さは22.5MNm-2の
MOR値を必要とし、本発明の方法は、これに匹
敵するかもしくはそれ以上の曲げ強さを有するポ
リマー改質セメントモルタル屋根瓦の製造を可能
にする。本発明の方法によつて得られる改良され
た強さのポリマー改質セメントモルタルおよびコ
ンクリートの他の可能な用途は、家庭用および工
業用の床タイル、壁タイル、壁、天井、床、屋根
用のパネル、波形シート(例えば、フエンス及び
屋根用波形シート)、押出パイプのための材料と
しての用途である。上述した、22.5MNm-2を越
えるMOR値を有する屋根瓦およびこけら板は、
特に本発明の好ましい特徴を構成する。 本発明の屋根瓦およびこけら板は、例えば通常
のローラーおよびスリツパー(slipper)製造方
法を用いて製造することができる。本発明の他の
成形物品は、通常の成形技術、例えば振動および
(または)加圧成形によつて製造される。 かかるポリマー改質セメントモルタルの製造に
用いるための処方は一般に下記の成分を含む。 (i) セメント これは通常ポルトランドセメントで与えら
れ、速硬性ポルトランドセメントが好ましい。
一般に、通常のポルトランドセメントは約350
m2/Kgの表面積を有するが、速硬性ポルトラン
ドセメントは約450m2/Kgの表面積を有する。
本発明に有利に用いられるポルトランドセメン
トは350〜500m2/Kgの範囲内の表面積を有し、
425〜475m2/Kgの表面積が特に好ましい。 (ii) 骨材 これは通常砂、例えば珪砂で与えられる。比
較的低空隙率の砂を用いることが好ましく、
1.5%未満の空隙率を有する砂を用いることが
特に好ましい。入手できれば、0.3%以下の特
に低空隙率の砂を用いることが有利であること
がある。上記の空隙率の数値はブリテイツシユ
スタンダード(British Standard)812:1967
に従つて測定したものである。正確に水量を調
節するためおよび使用水量を、受容できるワー
カビリテイーを有する処方を与えるために必要
な最低に保つためにも、実質的に乾いた砂を骨
材として用いることが有利である。砂または他
の骨材の量は、生成物の強さを受容可能なレベ
ルより下に下げる程充分に多量であつてはなら
ない。通常、砂または他の骨材は処方中の最も
安い固体成分であるので、一般に、受容できる
強さの生成物を与える最大量の骨材を用いるの
が有利である。一般に、砂の場合、3.75:1ま
での砂:セメント重量比じ良好な強さの生成物
が得られることがわかつた。 所望ならば、軽量充填材を用いて、砂骨材を
部分的にまたは完全に置換することができる。
軽量充填剤は、通常、セノスフエア
(cenospheres)と呼ばれる材料で与えられる。
このものは、例えば英国チエシヤー州
(Cheshire)、ランコーン(Runcorn)市のフイ
ライト(ランコーン)社〔Fillite(Runcorn)
Limited〕から“フイライト(Fillite)”の商品
名で発売されている。このものは、発電所に於
ける石炭の燃焼の副産物として生じるフライア
ツシユを含むラグーンの水面に浮かんでいる物
質を集めて得られた軽量画分であり、極めて軽
量の中空球形粒子からなる。軽量充填材による
砂の部分的または完全な置換は、例えば重量基
準では重量で、また容量基準では容量で行わ
れ、本発明のポリマー改質セメントモルタルお
よびコンクリートの軽量形を与えるために用い
られる。 重量基準で重量で砂の代わりにセノスフエア
を混合物へ添加することにより、MOR試験で
測定される曲げ強さの実質的な低下が生じ、セ
ノスフエアによる砂の置換が大きければ大きい
程、MORの低下は大きい。それにも拘らず、
セノスフエアによる砂の少なくとも部分的な置
換には、セノスフエアの添加百分率にもよる
が、通常の範囲の標準砂/セメントモルタルで
得られるMOR値と同等かそれよりも高くさえ
あるMOR値を依然として有する軽量材料が得
られる点で利益がある。通常の砂/セメントモ
ルタルと同等な強さでは、セノスフエアによる
砂の最大の許容される置換は、一般に重量基準
で重量で35%である。得られた材料の密度は標
準砂/セメントモルタルより低く、特別なモル
タルの値はセノスフエアによつて置換される砂
の百分率に依存する。セノスフエアによつて置
換される砂の百分率が大きい程、得られる材料
の密度は低くなる。重量基準で重量でセノスフ
エアによる砂の35%置換に於て、得られる密度
の値は1.05gcm-3であつたがセノスフエアによ
る砂の零置換の場合に得られる典型的な値は
2.16gcm-3である。かくして、ポリマー改質モ
ルタルは標準砂/セメントモルタルの密度の半
分未満の密度を有する同等の曲げ強さをもつこ
とがわかる。かくして、軽量ポリマー改質セメ
ントモルタル(砂:セメント比が3.5:1の通
常の混合物を用いて作られるセメントモルタル
の半分以下の乾燥密度を有する)で作られる屋
根瓦およびこけら板および他の成形物品、特に
少なくとも12MNm-2のMOR値を有するこれ
らの成形物品は、さらに本発明の特徴を与え
る。 骨材の少なくとも一部分を与えるためにセノ
スフエアを用いる本発明の成形物品は、一般
に、比較的に良好な断熱性の利益をも有する。
かくして、例えば、砂骨材が容量基準に対して
容量でセノスフエアにより完全に置換された成
形物品は3%水分で0.174Wm-1℃-1のような低
い熱伝導率(λ)を有することがわかつた(実
施例10参照)。これは、標準モルタルのλ値約
1.75Wm-1℃-1と比較されるべきである。 本発明の軽量成形物品は、通常の成形法、例
えば押出(例えば屋根瓦製造用)、加圧成形お
よびラム押出で製造することもできる。 セノスフエアによる砂の部分的または完全置
換のもう1つの利益は、得られた混合物が容易
に成形できることがわかつたことである。かく
して、混合物は、種々の形に成形することがで
きかつ成形後にスランプしたりあるいは他の変
形を示したりする傾向がほとんどまたは全くな
いという利益を有する。従つて、本発明の軽量
ポリマー改質セメントモルタルおよびコンクリ
ートは、装飾的性格の多くの用途をも有するこ
とができると思われる。 (iii) メタクリル酸エステルもしくはアクリル酸エ
ステルポリマーまたはコポリマー分散液 上述したように、ポリマーまたはコポリマー
分散液は、温度23℃に於て、スピンドル2、
12rpmを用いてブルツクフイールドLVT粘度
計で測定したとき1500cps未満の粘度と5℃以
上の最低造膜温度とを有していなければならな
い。8を越えるPHをもつ分散液を用いることが
有利であるので、分散液は少なくとも8以上の
アルカリ性PHに於て安定であることが好まし
い。上記2段階硬化工程に使用するためのかか
るポリマーまたはコポリマー分散液の選択によ
つて、本発明による高曲げ強さの成形物品を得
ることが可能になる。本発明に使用するための
好ましいポリマーまたはコポリマー分散液およ
び特に好ましいポリマーまたはコポリマー分散
液は下記の性質を有する。
【表】
【表】
ポリマー分散液の最低造膜温度は、例えばドイ
ツ(German)DIN53787の標準方法で概算する
ことができるが、同様な概算を与える他の方法も
当然使用可能である。 メタクリル酸エステルおよびアクリル酸エステ
ルのポリマーならびにコポリマー分散液は、通
常、安定剤を含むエマルシヨンの形である。コロ
イド状安定剤がこの目的のために時々使用される
が、本発明に用いるための分散液中に於けるかか
るコロイド状安定剤の存在は不利である。従つ
て、本発明に用いられる分散液は、コロイド状安
定剤を含んでいてはならず、イオン性または非イ
オン性界面活性剤で安定化することが有利であ
る。所望ならば、ワーカビリテイーを改良するた
めに、さらに界面活性剤を処方へ添加することが
できる。 本発明に用いるための好ましい分散液は、メタ
クリル酸アルキルまたはアクリル酸アルキルとメ
タクリル酸またはアクリル酸とのコポリマーであ
る。メタクリル酸アルキルまたはアクリル酸アル
キルは、好ましくは1〜8個の炭素原子を有する
アルキル基を含む。分散液のコポリマー中に通常
存在できる他の共重合性モノマーにはスチレンが
含まれる。本発明に使用することができる分散液
の例は下記の通りである。 すべてロームアンドハース(UK)社発売のプ
ライマルE−300(Primal E−300)、プライマル
B−60A(Primal B−60A)、プライマルMC−
76(Primal MC−76)、プライマルAC−61
(Primal AC−61)、プライマルSS−521(Primal
SS−521)、プライマルAC−73(Primal AC−
73);ドイツ国ダルムシユタツト(Darmstadt)、
ローム社(Rohm Gmbh)発売のプレクストル
M618(Plextol M618)、プレクストルM718
(Plextol M718)。 これらはすべて水性分散液として発売されてお
り、これらを用いることは、処方中へポリアクリ
ル酸エステル結合剤を混入させるだけでなく、一
定量の水を混入させることを意味する。使用する
分散液の固形分含量は、好ましくは40〜60重量
%、有利には45〜55重量%である。ポリマー結合
剤の使用量(ポリマーの乾燥重量として表わされ
る)は、処方中のセメントの重量に対して10〜40
%、好ましくは15〜30%の範囲内であり、有利に
は約20%である。 (iv) 消泡剤 ポリマー改質セメントモルタルおよびコンク
リート中に連行された空気が存在すると強さが
低下する。従つて、例えば英国ヨークシヤー州
ベバリー市(Beverley、Yorkshire、
England)のベバロイド社(Bevaloid
Limited)発売の“ベバロイド60
(Bevaloid60)”または“ベバロイド691
(Bevaloid691)”消泡剤のような消泡剤の有効
量を処方中に混入させるのが有利である。ベバ
ロイド60およびベバロイド691消泡剤はパラフ
イン油型であるが、所望ならば、他の消泡剤、
例えばシリコーン型の消泡剤を使用することが
できる。ポリマー結合剤の乾燥重量に対して約
1重量%のベバロイド60またはベバロイド691
のようなパラフイン油消泡剤が有効であること
がわかつた。 (v) 水 処方中の水の量が増すと強さの低いモルタル
およびコンクリートを与えることがわかつてい
る。十分なワーカビリテイーを与えるためには
処方が十分な水を含むことが必要であり、一般
に、この目的のために必要な量だけの水を含む
処方を用いるのが有利であることが知られてい
る。処方中に通常混入させることができる水の
量少量はポリアクリル酸エステル水性分散液中
に存在する量である。これである目的には十分
であるが、十分なワーカビリテイーために必要
な水量は、その処方を用いるモルタルの製造に
使用される締固め方法にある程度依存してい
る。かくして、例えば、機械的締固めを用いる
場合には、手締固めて必要な処方に比べてより
施行しにくい処方を用いることができる。少な
くとも0.20:1の水:セメント重量比が通常好
ましく、0.20:1〜0.30:1の範囲内の水:セ
メント重量比が有利である。 上記の処方を用いてポリマー改質セメントモル
タルを製造するとき、添加水があれば添加水とポ
リアクリル酸エステル分散液とを混合した後、こ
の成分を砂とセメントへ添加するのが有利であ
る。この方法では、受容できるワーカビリテイー
を与えるための処方中に必要な水の全量が、水を
セメントおよび(または)骨材へ別個に加える場
合または実質的に乾いた砂でなく湿つた砂を成分
として用いる場合のように水が既に骨材中に存在
している場合よりも少ないことがわかつた。好ま
しくは、ポリアクリル酸エステル分散液と消泡剤
と添加水とを一緒に混合し、それによつて得られ
た混合物をセメントと砂または他の骨材との混合
物へ添加する。 本発明による硬化工程の第1段階は高温および
高湿度の使用を含む。高温の使用はセメントの水
和を促進し、好ましくは、使用する温度は、セメ
ントの大部分(例えば少なくとも75〜80%)が24
時間以内に確実に硬化するのに少なくとも十分な
温度である。この目的のために好ましい温度範囲
は35℃または40℃から60℃までの範囲である。こ
の範囲の下端では、硬化工程の第1段階をまるま
る24時間行う必要がある場合があり、この範囲の
上端では、8時間のような短時間の硬化で充分な
ことがある。所望ならは、さらに短時間が必要な
場合、60℃以上、例えば100℃までの温度を用い
ることができる。100℃を越える温度では、高圧
オートクレーブ処理を用いることもできる。 硬化工程の第1段階中でのセメントの水和を促
進するためには、高湿度条件を用いねばならな
い。一般に、相対湿度は少なくとも75%でなけれ
ばならず、80〜100%の範囲内が有利である。高
湿度条件は、100℃までの温度を用いる場合、通
常の湿度オーブンで便利に与えられる。より高温
では、高湿度条件を与えることができるオートク
レーブを用いることができる。 硬化工程の第1段階後、一般に、半硬化物品を
金型から外し、硬化工程の第2段階の乾燥硬化を
行うため乾燥用オープンに移すことが便利であ
る。本発明の硬化工程のこの段階で得られたポリ
マー改質セメントモルタルの半硬化成形物品は、
取扱いおよび輸送用に充分な強さを有することお
よび実際に通常のセメントモルタルから製造され
る成形物品に匹敵する強さを有することがわかつ
た。 硬化工程の第2段階は乾燥条件下で行われ、そ
れによつてポリマー結合剤の硬化が生じる。必要
な乾燥条件を与えるため、湿度は硬化工程の第1
段階の湿度よりずつと低くなければならない。一
般に、硬化工程のこの段階は、50℃以下、好まし
くは45%以下の相対湿度で行われねばならず、所
望ならはこの限界で示されるよりもずつと低い湿
度を用いることができる。少なくとも40℃、より
特別には少なくとも45〜50℃の温度を用いること
が好ましい。一般に、硬化工程のこの段階で高い
硬化温度を用いると増加した曲げ強さを有する生
成物が得られ、55〜80℃の範囲内の硬化温度を用
いて特に良好な結果が得られた、所望ならば、さ
らにもつと高い第2段階硬化温度を用いることが
できる。硬化工程の第2段階は、通常、乾燥用オ
ーブン中で行われ、24時間以下の時間で一般に充
分である。温度が高い程、より短時間で充分であ
る可能性がある。 例えば米国カリフオルニア州のような特に乾燥
した気候では、硬化工程の第2段階を包囲温度お
よび包囲湿度で行うことが可能であり得る。これ
を行う場合、より高温を用いるときに比べて、特
に夜間高湿度条件が期待されるので乾燥工程が大
体に於て毎日の一部分のみに限定される気候中で
は長時間かかる。それにも拘らず、包囲温度およ
び包囲湿度で硬化工程の第2段階を行うという経
済的な利益は、その結果生ずるどんな不利益をも
十分に補うことができる。 本発明の2段階硬化工程を行うために用いるこ
とができる他の方法があることはわかるであろ
う。例えば、真空オーブンまたはマイクロ波オー
ブンまたは高周波乾燥機を、乾燥条件下で硬化工
程の第2段階を加速するために通常用いることが
できる。 以上、本発明の生成物および方法を特にポリマ
ー改質セメントモルタルに関して説明したが、本
発明がポリマー改質セメントコンクリートにも適
用でき、その場合も同様な利益が得られることは
当然である。 以下、本発明の実施例を示す。これらの実施例
に於て、曲げ強さの試験方法は下記の通りであ
る。 3点曲げ試験よりも堅い材料でより良い再現性
の結果を与える4点曲げ試験で破壊係数
(MOR)を測定する。試験はモンサントテンソ
メーター(Monsanto tensometer)で行われ、
使用資料片の大きさは17.78×5.08×1.27cm(7×
2×0.5インチ)で、断面が長方形である。 試験を行うには、資料片を、試験ジグ中に、負
荷点が資料片の両端から等距離になるように、か
つ、両負荷点間の距離が全距離(span)の1/3よ り大きいか1/3に等しくなるように負荷する。た わみ速度が1.6mm/分になるように荷重をかけ、
破壊のための最終的荷重を記録し、破壊点に於け
る破壊資料片の寸法を測定する。 資料片のMORは下記のように算出される。す
なわち、MORは次式で与えられる。 MOR=3WD/bd2 上式において、Wは最終の印加荷重であり、D
は荷重と最も近い外側支持体との間の距離であ
り、bは資料片の幅であり、dは資料片の厚さで
ある。 実施例 1〜8 処 方 洗剤済みピツト砂、0〜2.36mmに篩つたゾーン
2、空隙率1.25%(ブリテイツシユスタンダー
ド812:1967による) 600g 通常のポルトランドセメントまたは速硬性ポル
トランドセメント 200g ポリマーまたはコポリマー分散液(以下の表参
照) 84g ベバロイド60またはベバロイド691消泡剤(ベ
バロイド社) 0.8g 水 10ml 成形物品の製造方法 砂とセメントとを遊星形ミキサー中で1〜2分
間混合する。分散液と消泡剤と水を別個に混合
し、砂およびセメントへ添加後、さらの2分間混
合を続ける。次に、混合物を17.78×5.08cm(7
×2インチ)の金型中に詰め、ここで平らにして
厚さ10mmにする。この充填された金型を、湿度オ
ーブン中で、50℃、相対湿度100%で24時間加熱
する。 湿度オーブンから取り出した後、この半硬化成
形物品を乾燥用オーブン中へ入れ、75℃に於て、
再び24時間加熱する。 かくして得られた3試料片のMOR値を前記の
方法で概算し、結果を次表に示す。
ツ(German)DIN53787の標準方法で概算する
ことができるが、同様な概算を与える他の方法も
当然使用可能である。 メタクリル酸エステルおよびアクリル酸エステ
ルのポリマーならびにコポリマー分散液は、通
常、安定剤を含むエマルシヨンの形である。コロ
イド状安定剤がこの目的のために時々使用される
が、本発明に用いるための分散液中に於けるかか
るコロイド状安定剤の存在は不利である。従つ
て、本発明に用いられる分散液は、コロイド状安
定剤を含んでいてはならず、イオン性または非イ
オン性界面活性剤で安定化することが有利であ
る。所望ならば、ワーカビリテイーを改良するた
めに、さらに界面活性剤を処方へ添加することが
できる。 本発明に用いるための好ましい分散液は、メタ
クリル酸アルキルまたはアクリル酸アルキルとメ
タクリル酸またはアクリル酸とのコポリマーであ
る。メタクリル酸アルキルまたはアクリル酸アル
キルは、好ましくは1〜8個の炭素原子を有する
アルキル基を含む。分散液のコポリマー中に通常
存在できる他の共重合性モノマーにはスチレンが
含まれる。本発明に使用することができる分散液
の例は下記の通りである。 すべてロームアンドハース(UK)社発売のプ
ライマルE−300(Primal E−300)、プライマル
B−60A(Primal B−60A)、プライマルMC−
76(Primal MC−76)、プライマルAC−61
(Primal AC−61)、プライマルSS−521(Primal
SS−521)、プライマルAC−73(Primal AC−
73);ドイツ国ダルムシユタツト(Darmstadt)、
ローム社(Rohm Gmbh)発売のプレクストル
M618(Plextol M618)、プレクストルM718
(Plextol M718)。 これらはすべて水性分散液として発売されてお
り、これらを用いることは、処方中へポリアクリ
ル酸エステル結合剤を混入させるだけでなく、一
定量の水を混入させることを意味する。使用する
分散液の固形分含量は、好ましくは40〜60重量
%、有利には45〜55重量%である。ポリマー結合
剤の使用量(ポリマーの乾燥重量として表わされ
る)は、処方中のセメントの重量に対して10〜40
%、好ましくは15〜30%の範囲内であり、有利に
は約20%である。 (iv) 消泡剤 ポリマー改質セメントモルタルおよびコンク
リート中に連行された空気が存在すると強さが
低下する。従つて、例えば英国ヨークシヤー州
ベバリー市(Beverley、Yorkshire、
England)のベバロイド社(Bevaloid
Limited)発売の“ベバロイド60
(Bevaloid60)”または“ベバロイド691
(Bevaloid691)”消泡剤のような消泡剤の有効
量を処方中に混入させるのが有利である。ベバ
ロイド60およびベバロイド691消泡剤はパラフ
イン油型であるが、所望ならば、他の消泡剤、
例えばシリコーン型の消泡剤を使用することが
できる。ポリマー結合剤の乾燥重量に対して約
1重量%のベバロイド60またはベバロイド691
のようなパラフイン油消泡剤が有効であること
がわかつた。 (v) 水 処方中の水の量が増すと強さの低いモルタル
およびコンクリートを与えることがわかつてい
る。十分なワーカビリテイーを与えるためには
処方が十分な水を含むことが必要であり、一般
に、この目的のために必要な量だけの水を含む
処方を用いるのが有利であることが知られてい
る。処方中に通常混入させることができる水の
量少量はポリアクリル酸エステル水性分散液中
に存在する量である。これである目的には十分
であるが、十分なワーカビリテイーために必要
な水量は、その処方を用いるモルタルの製造に
使用される締固め方法にある程度依存してい
る。かくして、例えば、機械的締固めを用いる
場合には、手締固めて必要な処方に比べてより
施行しにくい処方を用いることができる。少な
くとも0.20:1の水:セメント重量比が通常好
ましく、0.20:1〜0.30:1の範囲内の水:セ
メント重量比が有利である。 上記の処方を用いてポリマー改質セメントモル
タルを製造するとき、添加水があれば添加水とポ
リアクリル酸エステル分散液とを混合した後、こ
の成分を砂とセメントへ添加するのが有利であ
る。この方法では、受容できるワーカビリテイー
を与えるための処方中に必要な水の全量が、水を
セメントおよび(または)骨材へ別個に加える場
合または実質的に乾いた砂でなく湿つた砂を成分
として用いる場合のように水が既に骨材中に存在
している場合よりも少ないことがわかつた。好ま
しくは、ポリアクリル酸エステル分散液と消泡剤
と添加水とを一緒に混合し、それによつて得られ
た混合物をセメントと砂または他の骨材との混合
物へ添加する。 本発明による硬化工程の第1段階は高温および
高湿度の使用を含む。高温の使用はセメントの水
和を促進し、好ましくは、使用する温度は、セメ
ントの大部分(例えば少なくとも75〜80%)が24
時間以内に確実に硬化するのに少なくとも十分な
温度である。この目的のために好ましい温度範囲
は35℃または40℃から60℃までの範囲である。こ
の範囲の下端では、硬化工程の第1段階をまるま
る24時間行う必要がある場合があり、この範囲の
上端では、8時間のような短時間の硬化で充分な
ことがある。所望ならは、さらに短時間が必要な
場合、60℃以上、例えば100℃までの温度を用い
ることができる。100℃を越える温度では、高圧
オートクレーブ処理を用いることもできる。 硬化工程の第1段階中でのセメントの水和を促
進するためには、高湿度条件を用いねばならな
い。一般に、相対湿度は少なくとも75%でなけれ
ばならず、80〜100%の範囲内が有利である。高
湿度条件は、100℃までの温度を用いる場合、通
常の湿度オーブンで便利に与えられる。より高温
では、高湿度条件を与えることができるオートク
レーブを用いることができる。 硬化工程の第1段階後、一般に、半硬化物品を
金型から外し、硬化工程の第2段階の乾燥硬化を
行うため乾燥用オープンに移すことが便利であ
る。本発明の硬化工程のこの段階で得られたポリ
マー改質セメントモルタルの半硬化成形物品は、
取扱いおよび輸送用に充分な強さを有することお
よび実際に通常のセメントモルタルから製造され
る成形物品に匹敵する強さを有することがわかつ
た。 硬化工程の第2段階は乾燥条件下で行われ、そ
れによつてポリマー結合剤の硬化が生じる。必要
な乾燥条件を与えるため、湿度は硬化工程の第1
段階の湿度よりずつと低くなければならない。一
般に、硬化工程のこの段階は、50℃以下、好まし
くは45%以下の相対湿度で行われねばならず、所
望ならはこの限界で示されるよりもずつと低い湿
度を用いることができる。少なくとも40℃、より
特別には少なくとも45〜50℃の温度を用いること
が好ましい。一般に、硬化工程のこの段階で高い
硬化温度を用いると増加した曲げ強さを有する生
成物が得られ、55〜80℃の範囲内の硬化温度を用
いて特に良好な結果が得られた、所望ならば、さ
らにもつと高い第2段階硬化温度を用いることが
できる。硬化工程の第2段階は、通常、乾燥用オ
ーブン中で行われ、24時間以下の時間で一般に充
分である。温度が高い程、より短時間で充分であ
る可能性がある。 例えば米国カリフオルニア州のような特に乾燥
した気候では、硬化工程の第2段階を包囲温度お
よび包囲湿度で行うことが可能であり得る。これ
を行う場合、より高温を用いるときに比べて、特
に夜間高湿度条件が期待されるので乾燥工程が大
体に於て毎日の一部分のみに限定される気候中で
は長時間かかる。それにも拘らず、包囲温度およ
び包囲湿度で硬化工程の第2段階を行うという経
済的な利益は、その結果生ずるどんな不利益をも
十分に補うことができる。 本発明の2段階硬化工程を行うために用いるこ
とができる他の方法があることはわかるであろ
う。例えば、真空オーブンまたはマイクロ波オー
ブンまたは高周波乾燥機を、乾燥条件下で硬化工
程の第2段階を加速するために通常用いることが
できる。 以上、本発明の生成物および方法を特にポリマ
ー改質セメントモルタルに関して説明したが、本
発明がポリマー改質セメントコンクリートにも適
用でき、その場合も同様な利益が得られることは
当然である。 以下、本発明の実施例を示す。これらの実施例
に於て、曲げ強さの試験方法は下記の通りであ
る。 3点曲げ試験よりも堅い材料でより良い再現性
の結果を与える4点曲げ試験で破壊係数
(MOR)を測定する。試験はモンサントテンソ
メーター(Monsanto tensometer)で行われ、
使用資料片の大きさは17.78×5.08×1.27cm(7×
2×0.5インチ)で、断面が長方形である。 試験を行うには、資料片を、試験ジグ中に、負
荷点が資料片の両端から等距離になるように、か
つ、両負荷点間の距離が全距離(span)の1/3よ り大きいか1/3に等しくなるように負荷する。た わみ速度が1.6mm/分になるように荷重をかけ、
破壊のための最終的荷重を記録し、破壊点に於け
る破壊資料片の寸法を測定する。 資料片のMORは下記のように算出される。す
なわち、MORは次式で与えられる。 MOR=3WD/bd2 上式において、Wは最終の印加荷重であり、D
は荷重と最も近い外側支持体との間の距離であ
り、bは資料片の幅であり、dは資料片の厚さで
ある。 実施例 1〜8 処 方 洗剤済みピツト砂、0〜2.36mmに篩つたゾーン
2、空隙率1.25%(ブリテイツシユスタンダー
ド812:1967による) 600g 通常のポルトランドセメントまたは速硬性ポル
トランドセメント 200g ポリマーまたはコポリマー分散液(以下の表参
照) 84g ベバロイド60またはベバロイド691消泡剤(ベ
バロイド社) 0.8g 水 10ml 成形物品の製造方法 砂とセメントとを遊星形ミキサー中で1〜2分
間混合する。分散液と消泡剤と水を別個に混合
し、砂およびセメントへ添加後、さらの2分間混
合を続ける。次に、混合物を17.78×5.08cm(7
×2インチ)の金型中に詰め、ここで平らにして
厚さ10mmにする。この充填された金型を、湿度オ
ーブン中で、50℃、相対湿度100%で24時間加熱
する。 湿度オーブンから取り出した後、この半硬化成
形物品を乾燥用オーブン中へ入れ、75℃に於て、
再び24時間加熱する。 かくして得られた3試料片のMOR値を前記の
方法で概算し、結果を次表に示す。
【表】
【表】
* このポリマーは工程中に架橋される。
** ワーカビリテイを得るため、低界面活性剤濃度
、すなわち0.7gのシンペロニツクPE39/70
(Synperonic PE 39/70)(インペリアルケミカ
ル工業社)を添加した。
実施例 9 処 方 洗浄済みピツト砂、0−2.36mmに篩つたゾーン
2、空隙率1.25%(ブリテイツシユ スタンダ
ード812:1967による) 120g セノスフエア 180g 速硬性ポルトランドセメント 200g プライマルB−60Aエマルシヨン〔ロームアン
ドハース(UK)社〕、樹脂分47% 84g ベバロイド60消泡剤(ベバロイド社) 0.8g 水 8ml 成形物品の製造方法 砂、セメント、セノスフエアを、遊星形ミキサ
ー中で1〜2分間、一緒に混合する。他の成分中
への混合方法、成形方法および硬化方法は実施例
1〜8記載と同じである。 かくして得られた3種の資料片は、平均MOR
値が4.8MNm-2、最大MOR値が5.7MNm-2であ
つた。 実施例 10 処 方 セノスフエア 110g 速硬性ポルトランドセメント 200g プライマルB−60Aエマルシヨン〔ロームアン
ドハース(UK)社〕、樹脂分47% 84g ベバロイド691消泡剤(ベバロイド社) 0.8g 水 8ml 成形物品の製造方法 セメントとセノスフエアとを一緒に、遊星形ミ
キサー中で1〜2分間混合する。他の成分中への
混合方法、成形方法および硬化方法は実施例1〜
8記載の通りである。 かくして得られた3種の資料片は、平均MOR
が13.4MNm-2、密度0.82g/cm3、3%水分に於
ける熱伝導率が0.174Wm-1であつた。 比較実施例 以下の実験A、B及びCを行なつた。これらの
実験の結果から、本発明方法特にその第1段階に
おける高温かつ高湿度条件の使用により極めて改
良された結果が得られることが判る。 実験 A 前記実施例1と同じ処方を使用した。但し、セ
メントとして通常ポルトランドセメントまたは消
泡剤としてベバロイド691を使用した。 硬化条件(養生条件):前記実施例1と同じ。 生成物の曲げ強さ〔MOR(MNm-2)〕:25.3 実験 B 上記実験Aと同じ処方を使用した。 硬化条件:上記実験Aと同じ。但し、第1段階に
おいて、湿度オーブン(湿潤オーブ
ン)の代りに乾燥オーブンを使用し
た。 生成物の曲げ強さ〔MOR(MNm-2)〕:18.4 実験 C 上記実験Aと同じ処方を使用した。 硬化条件:組成物を周囲温度で1日間型枠内に置
き、その後脱型し、さらに4日間硬化
せしめた。(これは、特開昭51−66316
号記載の実施例の条件に準じた。) 生成物の曲げ強さ〔MOR(MNm-2)〕:11.3。
** ワーカビリテイを得るため、低界面活性剤濃度
、すなわち0.7gのシンペロニツクPE39/70
(Synperonic PE 39/70)(インペリアルケミカ
ル工業社)を添加した。
実施例 9 処 方 洗浄済みピツト砂、0−2.36mmに篩つたゾーン
2、空隙率1.25%(ブリテイツシユ スタンダ
ード812:1967による) 120g セノスフエア 180g 速硬性ポルトランドセメント 200g プライマルB−60Aエマルシヨン〔ロームアン
ドハース(UK)社〕、樹脂分47% 84g ベバロイド60消泡剤(ベバロイド社) 0.8g 水 8ml 成形物品の製造方法 砂、セメント、セノスフエアを、遊星形ミキサ
ー中で1〜2分間、一緒に混合する。他の成分中
への混合方法、成形方法および硬化方法は実施例
1〜8記載と同じである。 かくして得られた3種の資料片は、平均MOR
値が4.8MNm-2、最大MOR値が5.7MNm-2であ
つた。 実施例 10 処 方 セノスフエア 110g 速硬性ポルトランドセメント 200g プライマルB−60Aエマルシヨン〔ロームアン
ドハース(UK)社〕、樹脂分47% 84g ベバロイド691消泡剤(ベバロイド社) 0.8g 水 8ml 成形物品の製造方法 セメントとセノスフエアとを一緒に、遊星形ミ
キサー中で1〜2分間混合する。他の成分中への
混合方法、成形方法および硬化方法は実施例1〜
8記載の通りである。 かくして得られた3種の資料片は、平均MOR
が13.4MNm-2、密度0.82g/cm3、3%水分に於
ける熱伝導率が0.174Wm-1であつた。 比較実施例 以下の実験A、B及びCを行なつた。これらの
実験の結果から、本発明方法特にその第1段階に
おける高温かつ高湿度条件の使用により極めて改
良された結果が得られることが判る。 実験 A 前記実施例1と同じ処方を使用した。但し、セ
メントとして通常ポルトランドセメントまたは消
泡剤としてベバロイド691を使用した。 硬化条件(養生条件):前記実施例1と同じ。 生成物の曲げ強さ〔MOR(MNm-2)〕:25.3 実験 B 上記実験Aと同じ処方を使用した。 硬化条件:上記実験Aと同じ。但し、第1段階に
おいて、湿度オーブン(湿潤オーブ
ン)の代りに乾燥オーブンを使用し
た。 生成物の曲げ強さ〔MOR(MNm-2)〕:18.4 実験 C 上記実験Aと同じ処方を使用した。 硬化条件:組成物を周囲温度で1日間型枠内に置
き、その後脱型し、さらに4日間硬化
せしめた。(これは、特開昭51−66316
号記載の実施例の条件に準じた。) 生成物の曲げ強さ〔MOR(MNm-2)〕:11.3。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 温度23℃に於てスピンドル2、12rpmを用い
てブルツクフイールドLVT粘度計で測定したと
き1500cps未満の粘度と5℃以上の最低造膜温度
とを有するメタクリル酸エステルまたはアクリル
酸エステルのポリマーまたはコポリマーの水性分
散液で改質されたモルタルまたはコンクリートで
作られ、かつ、22.5MNm-2を越える破壊係数値
を有することを特徴とする物品。 2 25MNm-2を越える破壊係数値を有すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の物品。 3 断面の厚さが50mm以下であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項または第2項記載の物
品。 4 断面の厚さが25mm以下であることを特徴とす
る特許請求の範囲第3項記載の物品。 5 屋根瓦およびこけら板の形の特許請求の範囲
第1〜3項のいずれか一項に記載の物品。 6 軽量骨材としてセノスフエアを含み、3.5:
1の砂対セメント比を有する通常の混合物を用い
て作られたセメントモルタルの半分以下の乾燥密
度を有し、温度23℃に於てスピンドル2、12rpm
を用いてブルツクフイールドLVT粘度計で測定
したとき1500cps未満の粘度と5℃以上の最低造
膜温度とを有するメタクリル酸エステルまたはア
クリル酸エステルのポリマーまたはコポリマーの
水性分散液で改質されているモルタルまたはコン
クリートで作られた物品。 7 少なくとも12MNm-2破壊係数値を有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の物
品。 8 断面の厚さが50mm以下であることを特徴とす
る特許請求の範囲第6項または第7項記載の物
品。 9 断面の厚さが25mm以下であることを特徴とす
るする特許請求の範囲第8項記載の物品。 10 屋根瓦およびこけら板の形の特許請求の範
囲第6項〜第8項のいずれか一項に記載の物品。
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