JPH0149744B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0149744B2 JPH0149744B2 JP61227427A JP22742786A JPH0149744B2 JP H0149744 B2 JPH0149744 B2 JP H0149744B2 JP 61227427 A JP61227427 A JP 61227427A JP 22742786 A JP22742786 A JP 22742786A JP H0149744 B2 JPH0149744 B2 JP H0149744B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- carbon black
- vinyl
- parts
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Description
「産業上の利用分野」
本発明は、カレンダー加工性にすぐれた導電性
樹脂組成物に係わるものである。更に詳しくは、
軟質塩化ビニル樹脂に導電性を付与したカレンダ
ー加工用導電性樹脂組成物に係る。なお、ここで
いうすぐれたカレンダー加工性とは、カレンダー
上のバンク状態が安定していて大量の樹脂でもバ
ンクがスムーズにまわり、ピンボールが殆どな
く、樹脂分解が起こりにくい等の性質を指すもの
である。 「従来の技術」 従来、導電性樹脂組成物として熱可塑性樹脂に
カーボンブラツクを配合した導電性樹脂組成物が
知られている。このものは、カーボンブラツクの
添加量に応じた導電性樹脂組成物を得るが、高い
導電性の組成物を得るには、相当多量にカーボン
ブラツクを配合する必要がある。従つてカーボン
ブラツクの添加にともない、樹脂のもつすぐれた
特性が著しく低下してしまう欠点を有していた。
即ち、溶融時の流動性、機械的特性の低下にとも
ない特にカレンダー加工性が劣つたものになると
いう欠点があつた。 また樹脂のもつすぐれた特性の低下をおさえる
目的で、高DBP吸油量のカーボンブラツクを使
用する方法(特開昭60−8335号公報参照)及び、
表面積の大きいカーボンブラツクを使用する方法
(特開昭54−140990号公報参照)等が知られてい
る。 しかし、カレンダー加工においては、これらの
カーボンブラツクを使用することのみでは樹脂の
加工性、なかでも伸び、粘性を維持することはで
きなかつた。 「発明が解決しようとする問題点」 以上のような現状において本発明者らは、高導
電性でありながら、すぐれたカレンダー加工性を
有する導電性樹脂組成物を得るべく鋭意研究した
結果、本発明を完成するに到つた。 「問題点を解決するための手段」 本発明者らは、塩化ビニル系樹脂に高DBP吸
油量のカーボンブラツクをポリメチルメタクリレ
ートと共に添加することにより。すぐれたカレン
ダー加工性を得られる事に着目し、本発明に到つ
たものである。 すなわち、本発明の要旨は平均重合度1000〜
1700のポリ塩化ビニル100重量部に対し適当量の
可塑剤を加え、さらにDBP吸油量400ml/100g
以上のカーボンブラツクを5〜35重量部及びポリ
メチルメタクリレート1〜10重量部加えたことを
特徴とするカレンダー加工用導電性樹脂組成物に
ある。 以下、本発明を詳細に説明する。 塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニル単独ま
たは、塩化ビニルとそれに共重合可能なコモノマ
ーの混合物を、懸濁重合法、塊状重合法、微細懸
濁重合法または、乳化重合法等の通常の方法によ
つて製造されたものすべてが用いられるが、特に
懸濁重合法、塊状重合法によるものが好ましい。
そしてその平均重合度は1000〜1700に限定され
る。平均重合度が1000より低いものは、機械的性
能の低下が著しく、1700より高いものは、流動性
の低下にともなうカレンダー加工性の低下、およ
び高剪断による導電性の低下がある。 しかして、塩化ビニルに共重合可能なコモノマ
ーとしては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、ラウリン酸ビニル等のビニルエステル類、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチ
ルアクリレート等のアクリル酸エステル類、メチ
ルメタクリレート、エチルメタクリレート等のメ
タクリル酸エステル類、ジブチルマレエート、ジ
エチルマレエート等のマレイン酸エステル類、ジ
ブチルフマレート、ジエチルフマレート等のフマ
ール酸エステル類、ビニルメチルエーテル、ビニ
ルブチルエーテル、ビニルオクチルエーテル等の
ビニルエーテル類、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル等のシアン化ビニル類、エチレン、プ
ロピレン、スチレン等のα−オレフイン類、塩化
ビニリデン、臭化ビニル等の塩化ビニル以外のハ
ロゲン化ビニリデンまたはハロゲン化ビニル類が
挙げられ、これらコモノマーは、塩化ビニル系樹
脂の構成成分中30重量%以下、好ましくは20重量
%以下の範囲で用いられる。勿論、コモノマーは
上述のものに限定されるものではない。 本発明で使用できる可塑剤としては、例えばフ
タル酸ジ−n−ブチル、フタル酸ジ−n−オクチ
ル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸
ジイソオクチル、フタル酸オクチルデシル、フタ
ル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベンジル、イ
ソフタル酸ジ−2−エチルヘキシル、または炭素
原子数11〜13程度の高級アルコールのフタル酸エ
ステル等のフタル酸系可塑剤、トリメリツト酸n
−オクチル−n−デシル、トリメリツト酸トリ−
2−エチルヘキシル、トリ−2−エチルヘキシル
酸トリイソデシル、トリメリツト酸トリ−n−オ
クチル等のトリメリツト酸系可塑剤、アジピン酸
ジ−2−エチルヘキシル、アジピン酸ジ−n−デ
シル、アジピン酸ジイソデシル、アゼライン酸ジ
−2−エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、セ
バシン酸ジ−2−エチルヘキシル等の脂肪酸エス
テル系可塑剤、リン酸トリブチル、リン酸トリ−
2−エチルヘキシル、リン酸−2−エチルヘキシ
ルジフエニル、リン酸トリクレジル等のリン酸エ
ステル系可塑剤、エポキシ化大豆油、エポキシ化
アマニ油、エポキシ化トール油脂肪酸−2−エチ
ルヘキシル等のエポキシ系可塑剤または液状のエ
ポキシレジン等があげられる。又ポリエステル系
可塑剤としては、従来知られているポリエステル
系可塑剤(ポリメリツクとも呼ばれている。)は
いずれも使用できる。 これらの可塑剤は、1種または2種以上を混合
して使用する。またその量は目的に応じて変化す
るので特に限定されるものではないが、通常20〜
100重量部である。 本発明で使用するカーボンブラツクはDBP吸
油量が400ml/100g以上のものに限定される。
DBP吸油量がこれより小さくなると、高導電性
を得るには多量に配合しなければならず、樹脂の
特性が著しく低下する。またその使用量は5〜35
重量部、好ましくは10〜25重量部とする。5重量
部より少ない場合は、高導電性を得ることができ
ず、35重量部より多い場合は、添加効果が飽和し
てしまい、コストアツプ、重量アツプとなつてし
まう。 本発明における、導電性樹脂組成物の必須成分
の1つであるポリメチルメタクリレートは、分子
量30万〜200万のものがあげられる。分子量が大
きければ、添加量は少なくてすむが、一方、粘断
性が上がつてしまうので、好ましくは分子量60万
〜100万の間のものがよい。ポリメチルメタクリ
レートの添加量は、可塑剤量、カーボンブラツク
量により変化するが、添加量が多すぎると剪断発
熱による樹脂の分解を促進するため1〜10重量部
とする。 なお、本発明の導電性樹脂組成物は、必要に応
じて通常塩化ビニル系樹脂に使用される添加剤、
例えば安定剤、滑剤、難燃剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、充填剤、着色剤、離型剤等が併用され
ることが多い。 本発明の導電性樹脂組成物は、塩化ビニル系樹
脂、可塑剤、カーボンブラツク及びポリメチルメ
タクリレート、または必要に応じ上述の他の添加
剤を均一に混合して製造される。例えば、配合成
分をリボンブレンダー、ケーキミキサー、擂潰
機、高速ミキサー等によつて均一に分散して組成
物とする。また、この組成物をミルロール、バン
バリーミキサー、加圧ニーダー、単軸混練押出
機、2軸押出機、プラステイフイケーター、コニ
ーダー等を用いて混練してもよい。混練して得ら
れたシートまたはストランドを冷却後ペレツト化
し、ペレツト状態の組成物としてもよい。 「実施例」 次に実施例を説明するが、本発明は以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例1〜8、比較例1〜7 平均重合度が1000、1300あるいは1700のいず
れかであるポリ塩化ビニル、可塑剤としてトリオ
クチルトリメリテート(以下TOTMと省略す
る)、安定剤として三塩基性硫酸鉛、滑剤として
ステアリン酸鉛、DBP吸油量が350ml/100gか
あるいは480ml/100gであるカーボンブラツク及
び、分子量が100万かあるいは60万であるポリメ
チルメタクリレート(以下PMMAと省略する)
の配合割合が第1、2表に示したとおりである樹
脂組成物を以下のようにして作成した。なお表中
の配合量はすべて重量部単位である。全ての配合
成分を20スーパーミキサーで混合、1.7バン
バリーミキサーで混練後、9インチ2本ロールで
シート化し、それをペレタイザーを用いてペレツ
トとした。 このペレツトを用いてブラベンダー試験機によ
り定常トルクの測定、及び樹脂分解時間の測定を
実施した。さらにこのペレツトを再度1・7バ
ンバリーミキサー、9インチ2本ロールで混練後
10インチ4本ロールにより0.1mm厚のフイルムを
作成した。このフイルムをJISK−6732により引
張強さ、伸びを測定した。なお、引張強さ及び伸
びの値は、フイルムの縦方向と横方向について測
定し、それを平均した。 体積低抗率はペレツトを2本ロールでシート化
した後、圧縮成形機により2mm厚のシートを作成
し、ASTM−D−991に準じて測定した。 又、カレンダー加工性はピンホール、バンク回
り、粘着性の3項目について、次のような基準で
評価した。 ●ピンホール 前述の0.1mm厚フイルムの100cm2におけるピン
ホール数 ●バンク回り 一定の回転をしているバンク 5 中 間 4 時々回転にムラのあるバンク 3 中 間 2 回転しないバンク 1 なお、5と3の中間のものを4、3と1の中
間のものを2と評価した。 ●粘着性 カレンダーから出てきたフイルムのロールにく
つつく長さがロールの円周1/8未満のもの 5 カレンダーから出てきたフイルムのロールにく
つつく長さがロールの円周1/8以上2/8未満のも
の 4 カレンダーから出てきたフイルムのロールにく
つつく長さがロールの円周2/8以上3/8未満のも
の 3 カレンダーから出てきたフイルムのロールにく
つつく長さがロールの円周3/8以上4/8未満のも
の 2 カレンダーから出てきたフイルムのロールにく
つつく長さがロールの円周4/8以上のもの 1 評価の結果はすべて第1表及び第2表に示し
た。
樹脂組成物に係わるものである。更に詳しくは、
軟質塩化ビニル樹脂に導電性を付与したカレンダ
ー加工用導電性樹脂組成物に係る。なお、ここで
いうすぐれたカレンダー加工性とは、カレンダー
上のバンク状態が安定していて大量の樹脂でもバ
ンクがスムーズにまわり、ピンボールが殆どな
く、樹脂分解が起こりにくい等の性質を指すもの
である。 「従来の技術」 従来、導電性樹脂組成物として熱可塑性樹脂に
カーボンブラツクを配合した導電性樹脂組成物が
知られている。このものは、カーボンブラツクの
添加量に応じた導電性樹脂組成物を得るが、高い
導電性の組成物を得るには、相当多量にカーボン
ブラツクを配合する必要がある。従つてカーボン
ブラツクの添加にともない、樹脂のもつすぐれた
特性が著しく低下してしまう欠点を有していた。
即ち、溶融時の流動性、機械的特性の低下にとも
ない特にカレンダー加工性が劣つたものになると
いう欠点があつた。 また樹脂のもつすぐれた特性の低下をおさえる
目的で、高DBP吸油量のカーボンブラツクを使
用する方法(特開昭60−8335号公報参照)及び、
表面積の大きいカーボンブラツクを使用する方法
(特開昭54−140990号公報参照)等が知られてい
る。 しかし、カレンダー加工においては、これらの
カーボンブラツクを使用することのみでは樹脂の
加工性、なかでも伸び、粘性を維持することはで
きなかつた。 「発明が解決しようとする問題点」 以上のような現状において本発明者らは、高導
電性でありながら、すぐれたカレンダー加工性を
有する導電性樹脂組成物を得るべく鋭意研究した
結果、本発明を完成するに到つた。 「問題点を解決するための手段」 本発明者らは、塩化ビニル系樹脂に高DBP吸
油量のカーボンブラツクをポリメチルメタクリレ
ートと共に添加することにより。すぐれたカレン
ダー加工性を得られる事に着目し、本発明に到つ
たものである。 すなわち、本発明の要旨は平均重合度1000〜
1700のポリ塩化ビニル100重量部に対し適当量の
可塑剤を加え、さらにDBP吸油量400ml/100g
以上のカーボンブラツクを5〜35重量部及びポリ
メチルメタクリレート1〜10重量部加えたことを
特徴とするカレンダー加工用導電性樹脂組成物に
ある。 以下、本発明を詳細に説明する。 塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニル単独ま
たは、塩化ビニルとそれに共重合可能なコモノマ
ーの混合物を、懸濁重合法、塊状重合法、微細懸
濁重合法または、乳化重合法等の通常の方法によ
つて製造されたものすべてが用いられるが、特に
懸濁重合法、塊状重合法によるものが好ましい。
そしてその平均重合度は1000〜1700に限定され
る。平均重合度が1000より低いものは、機械的性
能の低下が著しく、1700より高いものは、流動性
の低下にともなうカレンダー加工性の低下、およ
び高剪断による導電性の低下がある。 しかして、塩化ビニルに共重合可能なコモノマ
ーとしては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、ラウリン酸ビニル等のビニルエステル類、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチ
ルアクリレート等のアクリル酸エステル類、メチ
ルメタクリレート、エチルメタクリレート等のメ
タクリル酸エステル類、ジブチルマレエート、ジ
エチルマレエート等のマレイン酸エステル類、ジ
ブチルフマレート、ジエチルフマレート等のフマ
ール酸エステル類、ビニルメチルエーテル、ビニ
ルブチルエーテル、ビニルオクチルエーテル等の
ビニルエーテル類、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル等のシアン化ビニル類、エチレン、プ
ロピレン、スチレン等のα−オレフイン類、塩化
ビニリデン、臭化ビニル等の塩化ビニル以外のハ
ロゲン化ビニリデンまたはハロゲン化ビニル類が
挙げられ、これらコモノマーは、塩化ビニル系樹
脂の構成成分中30重量%以下、好ましくは20重量
%以下の範囲で用いられる。勿論、コモノマーは
上述のものに限定されるものではない。 本発明で使用できる可塑剤としては、例えばフ
タル酸ジ−n−ブチル、フタル酸ジ−n−オクチ
ル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸
ジイソオクチル、フタル酸オクチルデシル、フタ
ル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベンジル、イ
ソフタル酸ジ−2−エチルヘキシル、または炭素
原子数11〜13程度の高級アルコールのフタル酸エ
ステル等のフタル酸系可塑剤、トリメリツト酸n
−オクチル−n−デシル、トリメリツト酸トリ−
2−エチルヘキシル、トリ−2−エチルヘキシル
酸トリイソデシル、トリメリツト酸トリ−n−オ
クチル等のトリメリツト酸系可塑剤、アジピン酸
ジ−2−エチルヘキシル、アジピン酸ジ−n−デ
シル、アジピン酸ジイソデシル、アゼライン酸ジ
−2−エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、セ
バシン酸ジ−2−エチルヘキシル等の脂肪酸エス
テル系可塑剤、リン酸トリブチル、リン酸トリ−
2−エチルヘキシル、リン酸−2−エチルヘキシ
ルジフエニル、リン酸トリクレジル等のリン酸エ
ステル系可塑剤、エポキシ化大豆油、エポキシ化
アマニ油、エポキシ化トール油脂肪酸−2−エチ
ルヘキシル等のエポキシ系可塑剤または液状のエ
ポキシレジン等があげられる。又ポリエステル系
可塑剤としては、従来知られているポリエステル
系可塑剤(ポリメリツクとも呼ばれている。)は
いずれも使用できる。 これらの可塑剤は、1種または2種以上を混合
して使用する。またその量は目的に応じて変化す
るので特に限定されるものではないが、通常20〜
100重量部である。 本発明で使用するカーボンブラツクはDBP吸
油量が400ml/100g以上のものに限定される。
DBP吸油量がこれより小さくなると、高導電性
を得るには多量に配合しなければならず、樹脂の
特性が著しく低下する。またその使用量は5〜35
重量部、好ましくは10〜25重量部とする。5重量
部より少ない場合は、高導電性を得ることができ
ず、35重量部より多い場合は、添加効果が飽和し
てしまい、コストアツプ、重量アツプとなつてし
まう。 本発明における、導電性樹脂組成物の必須成分
の1つであるポリメチルメタクリレートは、分子
量30万〜200万のものがあげられる。分子量が大
きければ、添加量は少なくてすむが、一方、粘断
性が上がつてしまうので、好ましくは分子量60万
〜100万の間のものがよい。ポリメチルメタクリ
レートの添加量は、可塑剤量、カーボンブラツク
量により変化するが、添加量が多すぎると剪断発
熱による樹脂の分解を促進するため1〜10重量部
とする。 なお、本発明の導電性樹脂組成物は、必要に応
じて通常塩化ビニル系樹脂に使用される添加剤、
例えば安定剤、滑剤、難燃剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、充填剤、着色剤、離型剤等が併用され
ることが多い。 本発明の導電性樹脂組成物は、塩化ビニル系樹
脂、可塑剤、カーボンブラツク及びポリメチルメ
タクリレート、または必要に応じ上述の他の添加
剤を均一に混合して製造される。例えば、配合成
分をリボンブレンダー、ケーキミキサー、擂潰
機、高速ミキサー等によつて均一に分散して組成
物とする。また、この組成物をミルロール、バン
バリーミキサー、加圧ニーダー、単軸混練押出
機、2軸押出機、プラステイフイケーター、コニ
ーダー等を用いて混練してもよい。混練して得ら
れたシートまたはストランドを冷却後ペレツト化
し、ペレツト状態の組成物としてもよい。 「実施例」 次に実施例を説明するが、本発明は以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例1〜8、比較例1〜7 平均重合度が1000、1300あるいは1700のいず
れかであるポリ塩化ビニル、可塑剤としてトリオ
クチルトリメリテート(以下TOTMと省略す
る)、安定剤として三塩基性硫酸鉛、滑剤として
ステアリン酸鉛、DBP吸油量が350ml/100gか
あるいは480ml/100gであるカーボンブラツク及
び、分子量が100万かあるいは60万であるポリメ
チルメタクリレート(以下PMMAと省略する)
の配合割合が第1、2表に示したとおりである樹
脂組成物を以下のようにして作成した。なお表中
の配合量はすべて重量部単位である。全ての配合
成分を20スーパーミキサーで混合、1.7バン
バリーミキサーで混練後、9インチ2本ロールで
シート化し、それをペレタイザーを用いてペレツ
トとした。 このペレツトを用いてブラベンダー試験機によ
り定常トルクの測定、及び樹脂分解時間の測定を
実施した。さらにこのペレツトを再度1・7バ
ンバリーミキサー、9インチ2本ロールで混練後
10インチ4本ロールにより0.1mm厚のフイルムを
作成した。このフイルムをJISK−6732により引
張強さ、伸びを測定した。なお、引張強さ及び伸
びの値は、フイルムの縦方向と横方向について測
定し、それを平均した。 体積低抗率はペレツトを2本ロールでシート化
した後、圧縮成形機により2mm厚のシートを作成
し、ASTM−D−991に準じて測定した。 又、カレンダー加工性はピンホール、バンク回
り、粘着性の3項目について、次のような基準で
評価した。 ●ピンホール 前述の0.1mm厚フイルムの100cm2におけるピン
ホール数 ●バンク回り 一定の回転をしているバンク 5 中 間 4 時々回転にムラのあるバンク 3 中 間 2 回転しないバンク 1 なお、5と3の中間のものを4、3と1の中
間のものを2と評価した。 ●粘着性 カレンダーから出てきたフイルムのロールにく
つつく長さがロールの円周1/8未満のもの 5 カレンダーから出てきたフイルムのロールにく
つつく長さがロールの円周1/8以上2/8未満のも
の 4 カレンダーから出てきたフイルムのロールにく
つつく長さがロールの円周2/8以上3/8未満のも
の 3 カレンダーから出てきたフイルムのロールにく
つつく長さがロールの円周3/8以上4/8未満のも
の 2 カレンダーから出てきたフイルムのロールにく
つつく長さがロールの円周4/8以上のもの 1 評価の結果はすべて第1表及び第2表に示し
た。
【表】
【表】
【表】
「作用」及び「発明の効果」
本発明は、ポリ塩化ビニル樹脂に高DBP吸油
量のカーボンブラツクと、ポリメチルメタクリレ
ートを加えたことにより、ポリ塩化ビニル樹脂の
溶融時の流動性、機械的特性、及び特にカレンダ
ー加工性に優れしかも、高導電性をそなえた有用
な組成物を提供するものである。 本発明の組成物より得られるカレンダー成形品
は、主としてCVケーブル(crosslinked poly−
ethylene insulated polyvinyl chloride sheath
−ed power cable)の半導電層として使用され
るが、その他各種静電気障害防止材としても使用
されるなどその用途は広く、産業界への貢献度は
高い。
量のカーボンブラツクと、ポリメチルメタクリレ
ートを加えたことにより、ポリ塩化ビニル樹脂の
溶融時の流動性、機械的特性、及び特にカレンダ
ー加工性に優れしかも、高導電性をそなえた有用
な組成物を提供するものである。 本発明の組成物より得られるカレンダー成形品
は、主としてCVケーブル(crosslinked poly−
ethylene insulated polyvinyl chloride sheath
−ed power cable)の半導電層として使用され
るが、その他各種静電気障害防止材としても使用
されるなどその用途は広く、産業界への貢献度は
高い。
Claims (1)
- 1 平均重合度1000〜1700のポリ塩化ビニル100
重量部に対し適当量の可塑剤を加え、さらに
DBP吸油量400ml/100g以上のカーボンブラツ
クを5〜35重量部、及び分子量30万〜200万のポ
リメチルメタクリレート1〜10重量部加えたこと
を特徴とするカレンダー加工用導電性樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22742786A JPS6383154A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | カレンダ−加工用導電性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22742786A JPS6383154A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | カレンダ−加工用導電性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6383154A JPS6383154A (ja) | 1988-04-13 |
| JPH0149744B2 true JPH0149744B2 (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=16860678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22742786A Granted JPS6383154A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | カレンダ−加工用導電性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6383154A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110483915B (zh) * | 2019-08-20 | 2021-09-07 | 安徽滁州德威新材料有限公司 | 一种汽车同轴电缆用105℃半导电pvc材料及其制备方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57127939A (en) * | 1981-01-28 | 1982-08-09 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Polyvinyl chloride resin composition for video disc |
| JPS5839828A (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-08 | Bridgestone Corp | 製振材料 |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP22742786A patent/JPS6383154A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6383154A (ja) | 1988-04-13 |
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