JPH0150170B2 - - Google Patents
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- JPH0150170B2 JPH0150170B2 JP3987481A JP3987481A JPH0150170B2 JP H0150170 B2 JPH0150170 B2 JP H0150170B2 JP 3987481 A JP3987481 A JP 3987481A JP 3987481 A JP3987481 A JP 3987481A JP H0150170 B2 JPH0150170 B2 JP H0150170B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、配電線路事故区間検出システムに用
いられる自動区分開閉器等の遅延開放装置に関す
るものである。
いられる自動区分開閉器等の遅延開放装置に関す
るものである。
一般的に、開閉器自体は短絡電流や過負荷電流
の開放を目的としておらず、このような大電流が
回路に流れている場合には、無理に開放するとア
ーク等により接触子が溶損することになるので、
まず遮断器を開放した後に開閉器を開放する遅延
開放操作が必要である。
の開放を目的としておらず、このような大電流が
回路に流れている場合には、無理に開放するとア
ーク等により接触子が溶損することになるので、
まず遮断器を開放した後に開閉器を開放する遅延
開放操作が必要である。
現在の高圧配電線路事故区間検出システムは一
般に第1図に示す時限式順送方式を採用してお
り、正常送電中に例えば第区間のP点に地絡事
故が発生すると、変電所の遮断器CBが遮断し、
CB以降は停電となる。そうすると、第2図のタ
イムチヤートに示すように、少しの時間遅れの後
に時限式順送制御箱RY1,RY2…がオフ状態とな
つて自動区分開閉器DM1,DM2…を開放するこ
とになる。その後、CBが再閉路すると最初の区
間に配電され、これをRY1が検出して投入時間
X1(例えば10秒)後にDM1をオンさせ、検出時間
Y1(例えば5秒)を刻時させる。DM1がオンする
ことにより第区間に送電されるが、この区間に
は地絡事故は発生していないので、先のDM1Aが
オンした時刻よりX2時間の後、次の自動区分開
閉器DM2がオン状態となり第区間に送電を行
なう。DM2ではDM1と同様にY2時間を刻時する
が、この第区間には地絡事故点Pが存在するの
で、検出時間Y2の間に遮断器CBが再び遮断し、
このとき時限式順送制御箱RY2はロツクする。従
つてCBが再閉路してから再遮断する迄の時間を
計時すれば事故区間の検出ができる。上記の例の
場合の時刻tは、X1+X2<t<X1+X2+Y2とな
る。この後、遮断器CBは再々閉路するが、時限
式順送制御箱RY2がロツクされているので第区
間及び第区間にのみ送電され、第区間以降は
切離される。
般に第1図に示す時限式順送方式を採用してお
り、正常送電中に例えば第区間のP点に地絡事
故が発生すると、変電所の遮断器CBが遮断し、
CB以降は停電となる。そうすると、第2図のタ
イムチヤートに示すように、少しの時間遅れの後
に時限式順送制御箱RY1,RY2…がオフ状態とな
つて自動区分開閉器DM1,DM2…を開放するこ
とになる。その後、CBが再閉路すると最初の区
間に配電され、これをRY1が検出して投入時間
X1(例えば10秒)後にDM1をオンさせ、検出時間
Y1(例えば5秒)を刻時させる。DM1がオンする
ことにより第区間に送電されるが、この区間に
は地絡事故は発生していないので、先のDM1Aが
オンした時刻よりX2時間の後、次の自動区分開
閉器DM2がオン状態となり第区間に送電を行
なう。DM2ではDM1と同様にY2時間を刻時する
が、この第区間には地絡事故点Pが存在するの
で、検出時間Y2の間に遮断器CBが再び遮断し、
このとき時限式順送制御箱RY2はロツクする。従
つてCBが再閉路してから再遮断する迄の時間を
計時すれば事故区間の検出ができる。上記の例の
場合の時刻tは、X1+X2<t<X1+X2+Y2とな
る。この後、遮断器CBは再々閉路するが、時限
式順送制御箱RY2がロツクされているので第区
間及び第区間にのみ送電され、第区間以降は
切離される。
この事故区間検出システムに使用される自動区
分開閉器DMとしては、例えば第3図に示すよう
に開閉器の可動接触子10を駆動するために電磁
石11が用いられるが、電磁石11の可動鉄心1
2を吸引するための起磁力と吸引後に可動鉄心1
2を固定鉄心13に吸着させておくための起磁力
とは著しく差があるため、固定鉄心13の発熱や
電力消費を抑えるためには可動鉄心12の吸引時
には大きな起磁力を与え、吸着後には吸着状態を
保持するだけの小さな起磁力をえることが得策で
ある。このため、固定鉄心13に投入用巻線3及
び投入状態保持用巻線4を巻装し、制御電圧入力
端子1,2と巻線3,4間に遅延開放回路5を設
け、この回路5により、制御電圧が入力されてか
ら所要時間(例えば0.5秒間)は投入用巻線3の
みに大電流を流して大きな起磁力(アンペアター
ン)を与えて可動鉄心12を吸引し、吸引後は投
入状態保持用巻線4又はこれと投入用巻線3との
直列回路に小電流(印加する電圧は同じ)を流し
て最小限の起磁力で可動鉄心12を保持し、制御
電入力が消滅した後所定の時間(例えば2秒)経
過後に保持電流を解除して可動鉄心12を消勢し
可動接触子10を開放するように構成する遅延開
放装置がある。第3図中14は自動区分開閉器
DMが接続される変電所側の区分の送電線の電圧
を変圧して検出する変圧器、15は制御箱RY内
において変圧器14の2次側電圧の有無を変圧し
て検出する変圧器、16は前記の事故区間検出シ
ステムにおける投入時間X、検出時間Yを刻時
し、投入時間X後に出力リレー17を励磁し、そ
の接点18を閉じて自動区分開閉器DMの入力端
子1,2に制御電圧を与える制御回路である。こ
の制御回路16は前述したように検出時間Yを刻
時する間に遮断器CBが再遮断したときは制御箱
RYの動作をロツクさせ、再々閉路の時には出力
リレー17を駆動しないように動作するよう構成
されている。
分開閉器DMとしては、例えば第3図に示すよう
に開閉器の可動接触子10を駆動するために電磁
石11が用いられるが、電磁石11の可動鉄心1
2を吸引するための起磁力と吸引後に可動鉄心1
2を固定鉄心13に吸着させておくための起磁力
とは著しく差があるため、固定鉄心13の発熱や
電力消費を抑えるためには可動鉄心12の吸引時
には大きな起磁力を与え、吸着後には吸着状態を
保持するだけの小さな起磁力をえることが得策で
ある。このため、固定鉄心13に投入用巻線3及
び投入状態保持用巻線4を巻装し、制御電圧入力
端子1,2と巻線3,4間に遅延開放回路5を設
け、この回路5により、制御電圧が入力されてか
ら所要時間(例えば0.5秒間)は投入用巻線3の
みに大電流を流して大きな起磁力(アンペアター
ン)を与えて可動鉄心12を吸引し、吸引後は投
入状態保持用巻線4又はこれと投入用巻線3との
直列回路に小電流(印加する電圧は同じ)を流し
て最小限の起磁力で可動鉄心12を保持し、制御
電入力が消滅した後所定の時間(例えば2秒)経
過後に保持電流を解除して可動鉄心12を消勢し
可動接触子10を開放するように構成する遅延開
放装置がある。第3図中14は自動区分開閉器
DMが接続される変電所側の区分の送電線の電圧
を変圧して検出する変圧器、15は制御箱RY内
において変圧器14の2次側電圧の有無を変圧し
て検出する変圧器、16は前記の事故区間検出シ
ステムにおける投入時間X、検出時間Yを刻時
し、投入時間X後に出力リレー17を励磁し、そ
の接点18を閉じて自動区分開閉器DMの入力端
子1,2に制御電圧を与える制御回路である。こ
の制御回路16は前述したように検出時間Yを刻
時する間に遮断器CBが再遮断したときは制御箱
RYの動作をロツクさせ、再々閉路の時には出力
リレー17を駆動しないように動作するよう構成
されている。
さて、従来の遅延開放回路は第4図に示すよう
に制御電圧入力端子1,2に全波整流器RFを接
続し、その2次側を制御電源とし、その制御電源
間に投入用巻線3(直流抵抗値が小さくなるよう
に線径が太い線を数千ターン巻く)及び投入状態
保持用巻線4(直流抵抗値が大きくなるように線
径が細い線を数万ターン巻く)とを直列に接続
し、また制御電源間に抵抗器R2、コンデンサC2
からなる平滑兼時定数回路を接続し、逆流阻止ダ
イオードD2を経て抵抗R1、コンデンサC1の直列
回路よりなる時定数回路を接続し、コンデンサ
C1の両端にリレー6を接続し、リレー6のb接
点7を投入状態保持用巻線4と並列に接続したも
ので、入力端子1,2間に制御電圧VCが入力さ
れると全波整流器RFにより全波整流され、投入
用巻線3は補助リレー6のb接点7を通して励磁
され、従つて開閉器DMの可動鉄心12が吸引さ
れ可動接触子10も投入される。その後、抵抗
R1、コンデンサC1よりなる充電回路のコンデン
サC1の両端電圧が補助リレー6の動作電圧以上
に上昇するとリレー6が動作し、b接点7が開放
して投入用巻線3と投入状態保持用巻線4とが直
列に励磁され、小さな電流値で可動鉄心12の吸
着状態を保持する起磁力を与えることになる。
に制御電圧入力端子1,2に全波整流器RFを接
続し、その2次側を制御電源とし、その制御電源
間に投入用巻線3(直流抵抗値が小さくなるよう
に線径が太い線を数千ターン巻く)及び投入状態
保持用巻線4(直流抵抗値が大きくなるように線
径が細い線を数万ターン巻く)とを直列に接続
し、また制御電源間に抵抗器R2、コンデンサC2
からなる平滑兼時定数回路を接続し、逆流阻止ダ
イオードD2を経て抵抗R1、コンデンサC1の直列
回路よりなる時定数回路を接続し、コンデンサ
C1の両端にリレー6を接続し、リレー6のb接
点7を投入状態保持用巻線4と並列に接続したも
ので、入力端子1,2間に制御電圧VCが入力さ
れると全波整流器RFにより全波整流され、投入
用巻線3は補助リレー6のb接点7を通して励磁
され、従つて開閉器DMの可動鉄心12が吸引さ
れ可動接触子10も投入される。その後、抵抗
R1、コンデンサC1よりなる充電回路のコンデン
サC1の両端電圧が補助リレー6の動作電圧以上
に上昇するとリレー6が動作し、b接点7が開放
して投入用巻線3と投入状態保持用巻線4とが直
列に励磁され、小さな電流値で可動鉄心12の吸
着状態を保持する起磁力を与えることになる。
この従来の遅延開放回路における動作を説明す
ると、正常区間投入及び開放の場合は第5図に示
すように制御箱RYから投入時間X後遮断器CB
遮断迄の間に制御電圧入力VCが入力されると、
少しのタイムラグT1後に開閉器DMの可動接触子
10が投入し、補助リレー6は第5図(d)のように
時間T2に動作し、そのb接点7が開放して小さ
な電流で可動鉄心12を保持させる。コンデンサ
C2の両端電圧V2は、制御電圧入力VCの入力後か
らT2時間の間は、直流抵抗値の小さな投入用巻
線3、抵抗器R2及びコンデンサC2を閉回路とし
て充放電(制御電源が単相全波整流形であるた
め)を繰り返し、その充電電流が大きいため、大
きなリツプルを含む直流波形となり、時間T2経
過後はV2は、合成抵抗値が大きな投入用巻線3
と投入状態保持用巻線4、抵抗器R2及びコンデ
ンサC2を閉回路として充放電されるためリツプ
ルの少ない平滑直流となる。後続する地絡区間の
自動区分開閉器の投入により変電所の遮断器CB
が遮断すると、制御電圧VCが零となるため、コ
ンデンサC2の両端電圧V2は、C2(R2+rc+rh)な
る時定数で減衰する。(但し、rcは投入用巻線3
の直流抵抗値、rhは投入状態保持用巻線4の直流
抵抗値)コンデンサC1の両端電圧が補助リレー
6の開放電圧以下になると開放しその接点7が閉
じるため、コンデンサC2の両端電圧V2はC2(R2+
rc)なる小さな時定数で更に減衰し、電圧V2が開
閉器DMの電磁石11の保持起磁力を維持する電
圧以下になると可動鉄心12が開放し同時に可動
接触子10が開放する。従つて第5図bに示すよ
うに遅延開放時間はT3となり、開閉器DMの投入
による負荷電流ILは同図eに示すようになる。
ると、正常区間投入及び開放の場合は第5図に示
すように制御箱RYから投入時間X後遮断器CB
遮断迄の間に制御電圧入力VCが入力されると、
少しのタイムラグT1後に開閉器DMの可動接触子
10が投入し、補助リレー6は第5図(d)のように
時間T2に動作し、そのb接点7が開放して小さ
な電流で可動鉄心12を保持させる。コンデンサ
C2の両端電圧V2は、制御電圧入力VCの入力後か
らT2時間の間は、直流抵抗値の小さな投入用巻
線3、抵抗器R2及びコンデンサC2を閉回路とし
て充放電(制御電源が単相全波整流形であるた
め)を繰り返し、その充電電流が大きいため、大
きなリツプルを含む直流波形となり、時間T2経
過後はV2は、合成抵抗値が大きな投入用巻線3
と投入状態保持用巻線4、抵抗器R2及びコンデ
ンサC2を閉回路として充放電されるためリツプ
ルの少ない平滑直流となる。後続する地絡区間の
自動区分開閉器の投入により変電所の遮断器CB
が遮断すると、制御電圧VCが零となるため、コ
ンデンサC2の両端電圧V2は、C2(R2+rc+rh)な
る時定数で減衰する。(但し、rcは投入用巻線3
の直流抵抗値、rhは投入状態保持用巻線4の直流
抵抗値)コンデンサC1の両端電圧が補助リレー
6の開放電圧以下になると開放しその接点7が閉
じるため、コンデンサC2の両端電圧V2はC2(R2+
rc)なる小さな時定数で更に減衰し、電圧V2が開
閉器DMの電磁石11の保持起磁力を維持する電
圧以下になると可動鉄心12が開放し同時に可動
接触子10が開放する。従つて第5図bに示すよ
うに遅延開放時間はT3となり、開閉器DMの投入
による負荷電流ILは同図eに示すようになる。
次に、短絡区間投入の場合は第6図に示すよう
に制御電圧VCが入力されるとT1のタイムラグ後
に開閉器DMの可動接触子10が投入されるが、
投入と同時に短絡電流が流れるため配電線路の電
圧が急激に低下し従つて制御電圧VCも急激に低
下する。そうすると、まだ補助リレー6が作動前
であり接点7が閉じたままであるのでコンデンサ
C2の両端電圧V2はC2(R2+rc)なる短い時定数で
放電し、電磁石11の投入状態保持のための起磁
力以下の電圧値に低下した時開閉器DMの可動接
触子10が開放する。変電所の遮断器の開放動作
時間は0.2〜2秒という時間に設定されるため、
開閉器DMの開放時間T′5が0.1秒程度であると第
6図eに示すように短絡電流ISを開閉器DMが開
放することになり、開閉器DMの破損につなが
る。また、コンデンサC2の両端電圧V2は投入用
巻線3、抵抗器R2及びコンデンサC2という回路
で充放電されるためリツプルの大きな波形とな
り、停電の際のリツプルの波形の位置によつて放
電開始の電圧が左右され、従つて遅延開放時間
T′3が大きく変動し、低い電圧の時から放電が開
始すると遅延開放時間T′3がさらに短くなるとい
う欠点がある。
に制御電圧VCが入力されるとT1のタイムラグ後
に開閉器DMの可動接触子10が投入されるが、
投入と同時に短絡電流が流れるため配電線路の電
圧が急激に低下し従つて制御電圧VCも急激に低
下する。そうすると、まだ補助リレー6が作動前
であり接点7が閉じたままであるのでコンデンサ
C2の両端電圧V2はC2(R2+rc)なる短い時定数で
放電し、電磁石11の投入状態保持のための起磁
力以下の電圧値に低下した時開閉器DMの可動接
触子10が開放する。変電所の遮断器の開放動作
時間は0.2〜2秒という時間に設定されるため、
開閉器DMの開放時間T′5が0.1秒程度であると第
6図eに示すように短絡電流ISを開閉器DMが開
放することになり、開閉器DMの破損につなが
る。また、コンデンサC2の両端電圧V2は投入用
巻線3、抵抗器R2及びコンデンサC2という回路
で充放電されるためリツプルの大きな波形とな
り、停電の際のリツプルの波形の位置によつて放
電開始の電圧が左右され、従つて遅延開放時間
T′3が大きく変動し、低い電圧の時から放電が開
始すると遅延開放時間T′3がさらに短くなるとい
う欠点がある。
本発明は、このような従来の欠点を解消し、短
絡点投入時においても遮断器CBの遮断時間より
も遅れて開閉器が開放するように遅延開放時間を
確保でき、しかも一定した遅延開放時間を得るこ
とのできる遅延開放装置を提供することを目的と
するものである。
絡点投入時においても遮断器CBの遮断時間より
も遅れて開閉器が開放するように遅延開放時間を
確保でき、しかも一定した遅延開放時間を得るこ
とのできる遅延開放装置を提供することを目的と
するものである。
以下本発明を第7図及び第8図に示す実施例に
基いて説明する。遅延開放装置の全体構成は第3
図に示すものと同一であり、また実施例相互間及
び第4図に示す従来例において同一又は相当する
構成要素については説明の重複を避けるため同一
番号又は同一符号を用いた。
基いて説明する。遅延開放装置の全体構成は第3
図に示すものと同一であり、また実施例相互間及
び第4図に示す従来例において同一又は相当する
構成要素については説明の重複を避けるため同一
番号又は同一符号を用いた。
第7図及び第8図に示す遅延開放回路では、い
ずれも投入用巻線3と、投入状態保持用巻線4と
逆流阻止ダイオードD1とを制御電源間に直列接
続し、両巻線3,4と並列に抵抗器R2、コンデ
ンサC2からなる平滑兼時定数回路を接続したも
のである。また第7図に示す第1実施例では投入
状態保持用巻線4及びダイオードD1の短絡素子
としてリレー6のb接点7を用い、第8図に示す
第2実施例では同じく短絡素子としてサイリスタ
Thを用いて無接点化したものである。
ずれも投入用巻線3と、投入状態保持用巻線4と
逆流阻止ダイオードD1とを制御電源間に直列接
続し、両巻線3,4と並列に抵抗器R2、コンデ
ンサC2からなる平滑兼時定数回路を接続したも
のである。また第7図に示す第1実施例では投入
状態保持用巻線4及びダイオードD1の短絡素子
としてリレー6のb接点7を用い、第8図に示す
第2実施例では同じく短絡素子としてサイリスタ
Thを用いて無接点化したものである。
まず第1実施例について説明すれば、正常区間
の投入及び遅延開放作用については従来の回路と
同様であるが、ダイオードD1を設けたことによ
る効果は短絡区間投入及び開放の場合に現れる。
即ち、第9図に示すように端子1,2間に入力さ
れる制御電圧VCにより少しのタイムラグT1後に
開閉器DMの可動接触子10は投入され、投入と
同時に短絡点に短絡電流が流れるため制御電圧
VCは急激に低下する。この時点では補助リレー
6は作動しておらず、従つて接点7は閉じたまま
である。そこでコンデンサC2の放電経路は逆流
阻止ダイオードD1の存在により接点7を経由せ
ず、抵抗R2、投入用巻線3及び投入状態保持用
巻線4を経由した経路となり、コンデンサC2の
両端電圧V2の減衰は従来とは異なり緩かになる。
従つて遅延開放の時間T′3は正常区間投入時の開
放時間T3と同等となる。この遅延開放時間T′3は
変電所の遮断器CBの遮断時刻よりも長くなるた
め第9図e及びfに示すように遮断器CBにより
短絡電流Isが開放され、その後自動区分開閉器
DMが開放することになるので開閉器が短絡電流
を開放することはなくなる。また、コンデンサ
C2の充電は逆流阻止ダイオードD1の順方向で行
なわれ、放電は高抵抗(手として投入状態保持用
巻線4の抵抗値)を介して行なわれるためコンデ
ンサC2の両端電圧V2は制御電源のピーク電圧に
近い直流電圧となり、リツプルが少なくなるため
停電時(制御電圧入力の消去時)におけるV2の
瞬時値が一定しており、従つて遅延開放時間T′3
も一定化し、遮断器CBの遮断時間に対する遅延
開放時間の設定を正確にすることができる。
の投入及び遅延開放作用については従来の回路と
同様であるが、ダイオードD1を設けたことによ
る効果は短絡区間投入及び開放の場合に現れる。
即ち、第9図に示すように端子1,2間に入力さ
れる制御電圧VCにより少しのタイムラグT1後に
開閉器DMの可動接触子10は投入され、投入と
同時に短絡点に短絡電流が流れるため制御電圧
VCは急激に低下する。この時点では補助リレー
6は作動しておらず、従つて接点7は閉じたまま
である。そこでコンデンサC2の放電経路は逆流
阻止ダイオードD1の存在により接点7を経由せ
ず、抵抗R2、投入用巻線3及び投入状態保持用
巻線4を経由した経路となり、コンデンサC2の
両端電圧V2の減衰は従来とは異なり緩かになる。
従つて遅延開放の時間T′3は正常区間投入時の開
放時間T3と同等となる。この遅延開放時間T′3は
変電所の遮断器CBの遮断時刻よりも長くなるた
め第9図e及びfに示すように遮断器CBにより
短絡電流Isが開放され、その後自動区分開閉器
DMが開放することになるので開閉器が短絡電流
を開放することはなくなる。また、コンデンサ
C2の充電は逆流阻止ダイオードD1の順方向で行
なわれ、放電は高抵抗(手として投入状態保持用
巻線4の抵抗値)を介して行なわれるためコンデ
ンサC2の両端電圧V2は制御電源のピーク電圧に
近い直流電圧となり、リツプルが少なくなるため
停電時(制御電圧入力の消去時)におけるV2の
瞬時値が一定しており、従つて遅延開放時間T′3
も一定化し、遮断器CBの遮断時間に対する遅延
開放時間の設定を正確にすることができる。
次に第8図に示す第2実施例について説明すれ
ば、制御電源間に、逆流阻止ダイオードD2を経
て分圧抵抗器R1,R3を直列に接続し、抵抗器R3
と並列に平滑コンデンサC1を接続し、抵抗器R3
と並列にコンデンサC3、抵抗器R4による微分回
路を接続し、コンデンサC3と抵抗器R4の接続点
より、制御電源の一端へ即ち抵抗器R4に並列に
コンデンサC3放電用のダイオードD3を接続し、
また上記接続点より電流制限抵抗器R5、ゼナダ
イオードZDを経てサイリスタThのゲートへ接続
する。サイリスタThのゲート、カソード間に動
作安定用抵抗器R6を接続する。端子1,2制御
電圧VCが入力されると、単相全波整流された制
御電源の電圧によりダイオードD2と抑制抵抗R1
を通してコンデンサC1が充電される。一方、コ
ンデンサC3はコンデンサC1の両端電圧によつて
抵抗器R4と抵抗器R5、ゼナダイオードZD及び抵
抗器R6との並列回路を通して充電される。この
時、抵抗器R4の端子電圧がゼナダイオードZDの
ゼナ電圧以上になるとゼナダイオードZDを通し
てサイリスタThの導通により投入用巻線3に電
流が流れる。また平滑用コンデンサC4は抑制抵
抗R7を通して充電され、投入用巻線3を通して
放電され投入用巻線3に流れる電流を平滑化する
と共にサイリスタThのアノードカソード間の電
圧が半サイクル毎に零になる時間を増大させる。
コンデンサC3は、投入用巻線3による投入用起
磁力で電磁石11が投入してから十分時間を経て
サイリスタThのゲート電流が消滅するようその
静電容量が選定される。そこで、ゲート電流が無
くなればサイリスタThはアノードカソード間に
加わる電圧が零になつた時、自ずから非導通状態
に変る。即ち制御電源は単相全波整流された電圧
であるので、電圧が零になるとサイリスタの保持
電流以下となり、ゲート電流が消滅してから半サ
イクル以内にサイリスタThは非導通となる。一
方、コンデンサC2は端子1,2間に電圧が印加
されると同時に抵抗R2を通し瞬時時に充電され、
停電時に電磁石11を遅延開放させるために備え
る。正常区間投入時はサイリスタThの非導通に
より投入用巻線3と投入状態保持用巻線4に電流
が流れ、小さな保持電流で可動鉄心12を保持す
ることは第1実施例と同様である。短絡区間投入
時にはコンデンサC2の電荷が抵抗R2、両巻線3,
4を介して放電されることも第1実施例と同様で
ある。
ば、制御電源間に、逆流阻止ダイオードD2を経
て分圧抵抗器R1,R3を直列に接続し、抵抗器R3
と並列に平滑コンデンサC1を接続し、抵抗器R3
と並列にコンデンサC3、抵抗器R4による微分回
路を接続し、コンデンサC3と抵抗器R4の接続点
より、制御電源の一端へ即ち抵抗器R4に並列に
コンデンサC3放電用のダイオードD3を接続し、
また上記接続点より電流制限抵抗器R5、ゼナダ
イオードZDを経てサイリスタThのゲートへ接続
する。サイリスタThのゲート、カソード間に動
作安定用抵抗器R6を接続する。端子1,2制御
電圧VCが入力されると、単相全波整流された制
御電源の電圧によりダイオードD2と抑制抵抗R1
を通してコンデンサC1が充電される。一方、コ
ンデンサC3はコンデンサC1の両端電圧によつて
抵抗器R4と抵抗器R5、ゼナダイオードZD及び抵
抗器R6との並列回路を通して充電される。この
時、抵抗器R4の端子電圧がゼナダイオードZDの
ゼナ電圧以上になるとゼナダイオードZDを通し
てサイリスタThの導通により投入用巻線3に電
流が流れる。また平滑用コンデンサC4は抑制抵
抗R7を通して充電され、投入用巻線3を通して
放電され投入用巻線3に流れる電流を平滑化する
と共にサイリスタThのアノードカソード間の電
圧が半サイクル毎に零になる時間を増大させる。
コンデンサC3は、投入用巻線3による投入用起
磁力で電磁石11が投入してから十分時間を経て
サイリスタThのゲート電流が消滅するようその
静電容量が選定される。そこで、ゲート電流が無
くなればサイリスタThはアノードカソード間に
加わる電圧が零になつた時、自ずから非導通状態
に変る。即ち制御電源は単相全波整流された電圧
であるので、電圧が零になるとサイリスタの保持
電流以下となり、ゲート電流が消滅してから半サ
イクル以内にサイリスタThは非導通となる。一
方、コンデンサC2は端子1,2間に電圧が印加
されると同時に抵抗R2を通し瞬時時に充電され、
停電時に電磁石11を遅延開放させるために備え
る。正常区間投入時はサイリスタThの非導通に
より投入用巻線3と投入状態保持用巻線4に電流
が流れ、小さな保持電流で可動鉄心12を保持す
ることは第1実施例と同様である。短絡区間投入
時にはコンデンサC2の電荷が抵抗R2、両巻線3,
4を介して放電されることも第1実施例と同様で
ある。
上述したように、本発明では固定鉄心に投入用
巻線及び投入状態保持用巻線を巻装した電磁石に
より可動接触子を駆動する開閉器の遅延開放装置
において、制御電圧入力により直流電圧を発生す
る制御電源間に、前記電磁石の投入用巻線と投入
状態保持用巻線と逆流阻止ダイオードとを順に直
列接続し、投入用巻線及び投入状態保持用巻線に
並列に、抵抗器とコンデンサにより構成される平
滑兼時定数回路を接続し、投入状態保持用巻線及
び逆流阻止ダイオードに並列に、短絡素子を接続
し、且つ当該短絡素子を前記制御電圧入力の入力
時から一定の時間内短絡状態に保持する遅延制御
回路を設けて遅延開放装置を構成したもので、下
記の効果を泰するものである。
巻線及び投入状態保持用巻線を巻装した電磁石に
より可動接触子を駆動する開閉器の遅延開放装置
において、制御電圧入力により直流電圧を発生す
る制御電源間に、前記電磁石の投入用巻線と投入
状態保持用巻線と逆流阻止ダイオードとを順に直
列接続し、投入用巻線及び投入状態保持用巻線に
並列に、抵抗器とコンデンサにより構成される平
滑兼時定数回路を接続し、投入状態保持用巻線及
び逆流阻止ダイオードに並列に、短絡素子を接続
し、且つ当該短絡素子を前記制御電圧入力の入力
時から一定の時間内短絡状態に保持する遅延制御
回路を設けて遅延開放装置を構成したもので、下
記の効果を泰するものである。
(1) 短絡区間投入時においても正常区間投入時と
同様、遅延開放時間を変電所の遮断器の遮断時
間よりも長くでき、短絡電流の遮断機能が無い
開閉器が短絡区間を開放失敗し破損するのを簡
単な構成で防止することができる。
同様、遅延開放時間を変電所の遮断器の遮断時
間よりも長くでき、短絡電流の遮断機能が無い
開閉器が短絡区間を開放失敗し破損するのを簡
単な構成で防止することができる。
(2) 遅延開放用のコンデンサの放電が高抵抗を介
して行なわれるためコンデンサの両端電圧のリ
ツプルが少なくなり、遅延開放時間の変動が少
なく一定化する。
して行なわれるためコンデンサの両端電圧のリ
ツプルが少なくなり、遅延開放時間の変動が少
なく一定化する。
第1図は本発明の遅延開放装置の適用を行なう
事故区間検出システムを示す配電系統図、第2図
はその動作を示す説明図、第3図は本発明の装置
の全体構成を示す回路図、第4図は従来の遅延開
放回路を示す回路図、第5図は従来回路における
正常区間投入開放時の各部の波形を示す波形図、
第6図は従来回路における短絡区間投入時の各部
の波形を示す波形図、第7図及び第8図はそれぞ
れ本発明の第1及び第2実施例を示す回路図、第
9図は本発明の回路における各部の波形を示す波
形図。
事故区間検出システムを示す配電系統図、第2図
はその動作を示す説明図、第3図は本発明の装置
の全体構成を示す回路図、第4図は従来の遅延開
放回路を示す回路図、第5図は従来回路における
正常区間投入開放時の各部の波形を示す波形図、
第6図は従来回路における短絡区間投入時の各部
の波形を示す波形図、第7図及び第8図はそれぞ
れ本発明の第1及び第2実施例を示す回路図、第
9図は本発明の回路における各部の波形を示す波
形図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固定鉄心に投入用巻線及び投入状態保持用巻
線を装置した電磁石により可動接触子を駆動する
開閉器の遅延開放装置において、制御電圧入力に
より直流電圧を発生する制御電源間に、前記電磁
石の投入用巻線と投入状態保持用巻線と逆流阻止
ダイオードとを順に直列接続し、投入用巻線及び
投入状態保持用巻線に並列に、抵抗器とコンデン
サにより構成される平滑兼時定数回路を接続し、
投入状態保持用巻線及び逆流阻止ダイオードに並
列に、短絡素子を接続し、旦つ当該短絡素子を前
記制御電圧入力の入力時から一定の時間内短絡状
態に保持する遅延制御回路を設けてなる開閉器の
遅延開放装置。 2 遅延制御回路は遅延動作するリレーから構成
され、短絡素子を該リレーの接点としたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の開閉器の遅
延開放装置。 3 短絡素子をサイリスタとし、遅延制御回路と
して遅延復帰動作を行なう該サイリスタの点弧回
路を構成し、且つ制御電源は零電圧を半波毎に有
する全波整流波形の電圧としたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の開閉器の遅延開放装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3987481A JPS57154720A (en) | 1981-03-19 | 1981-03-19 | Delay opening device for switch |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3987481A JPS57154720A (en) | 1981-03-19 | 1981-03-19 | Delay opening device for switch |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57154720A JPS57154720A (en) | 1982-09-24 |
| JPH0150170B2 true JPH0150170B2 (ja) | 1989-10-27 |
Family
ID=12565123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3987481A Granted JPS57154720A (en) | 1981-03-19 | 1981-03-19 | Delay opening device for switch |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57154720A (ja) |
-
1981
- 1981-03-19 JP JP3987481A patent/JPS57154720A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57154720A (en) | 1982-09-24 |
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