JPH0151466B2 - - Google Patents

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JPH0151466B2
JPH0151466B2 JP15658682A JP15658682A JPH0151466B2 JP H0151466 B2 JPH0151466 B2 JP H0151466B2 JP 15658682 A JP15658682 A JP 15658682A JP 15658682 A JP15658682 A JP 15658682A JP H0151466 B2 JPH0151466 B2 JP H0151466B2
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JP
Japan
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ceramic fiber
heat
block
furnace
resistant ceramic
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JP15658682A
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JPS5950083A (ja
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Misao Nobori
Masafumi Kunishima
Keiichi Sakashita
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
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Publication of JPS5950083A publication Critical patent/JPS5950083A/ja
Publication of JPH0151466B2 publication Critical patent/JPH0151466B2/ja
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  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、セラミツクフアイバーブロツク状単
体及びこの単体を内張りしてなる高温炉用炉壁構
造体に関するものであり、特に本発明は、従来の
セラミツクフアイバーブロツク状単体の高温熱収
縮性及び強度を主として改良した耐熱性セラミツ
クフアイバーブロツク状単体及びこの単体を内張
りしてなる高温炉用炉壁構造体に関するものであ
る。 従来、炉断熱壁のセラミツクフアイバーライニ
ングの耐熱性の向上、施工の簡略化を目的とする
セラミツクフアイバーブロツク状単体あるいはそ
のライニングが種々提案されている。 たとえば、特開昭48−23024号(以下従来例と
称す)には、セラミツクフアイバーマツトを切断
してなる小片を積層させてなる単位体であつて前
記単位体を構成する前記小片の繊維平面が炉壁に
対してほぼ垂直になるように構築されている工業
炉用ライニングが開示されており、また特開昭51
−103108号(以下従来例2と称す)には、支持板
の片面に、積層面が2層以上のセラミツクフアイ
バー層からなる所望数の積層フアイバーフエルト
をその支持板面に対して上記積層面を垂直に位置
せしめ、かつ炉内側の表面層に耐熱性セラミツク
フアイバーが位置するように配列して固着してな
る炉機用内張材が開示されており、また実公昭52
−134835号(以下従来例3と称す)にはシート状
セラミツクフアイバーを巻回してロール状とした
単体を炉壁面に対し該単体の軸が略直交するよう
に固着してなるセラミツクフアイバー炉壁構造体
が開示されており、さらにまた特開昭54−113609
号(以下これを従来例4と称す)には、セラミツ
クフアイバーマツトを切断した小片を積層させて
なる積層体の層間及び表面の全部又は一部がアル
ミナ多結晶質又はムライト多結晶質セラミツクフ
アイバー及び結合剤を含む糊状コーテイングによ
つて塗布されてなる耐熱耐風速性セラミツクフア
イバーが開示されている。 しかしながら、従来例1の工業炉用ライニング
では前記単位体内において、亀裂や剥離は生じな
いが炉内温度が1200℃以上になると各々の単位体
が相接する目地において、セラミツクフアイバー
の熱収縮により開口が著しくなり、目地開口部か
ら高熱が侵入し、炉壁鉄皮もしくはバツクアツプ
材に損傷をもたらすことが知られている。また従
来例2の炉材用内張り材にあつては各種セラミツ
クフアイバーが湿式成形されることにより繊維が
短かくなり繊維同士の絡みが弱くなるため、得ら
れた前記内張材は耐振動性、耐風速性に乏しいこ
とが知られている。 また、従来例3のセラミツクフアイバー炉壁構
造体にあつては、前記単体間の目地が直交する部
分では、施工時に空隙が生じやすく、さらに前記
単体の炉内に露出する面の4つの隅は、他の位置
に比べて嵩比重が相当小さいため、前記4つの隅
のセラミツクフアイバーの熱収縮は大きく現われ
前記空隙は著しく大きくなり、前記部分から高熱
が侵入し炉壁鉄皮に損傷をもたらすことが知られ
ている。さらにまた、前記従来例4の積層体にあ
つては前記糊状コーテイング材によつて塗布され
た層間の面に平行な方向には、熱収縮が抑制され
るが、前記塗布された面に垂直方向の熱収縮は抑
制されないという欠点がある。また層間に塗布さ
れるとともに積層体の表面に糊状コーテイング材
が塗布されても前記熱収縮が層間に塗布された面
に垂直方向に生起することを十分抑制することは
できないという欠点があることが知られている。
また前記糊状コーテイング材の塗布厚みを厚くし
ても、それぞれの場合において生ずる欠点は改善
されないことが知られている。 以上従来提案されているセラミツクフアイバー
ブロツク状単体あるいはこれら単体が内張りされ
てなるライニングは、前述のような諸欠点をそれ
ぞれ有しているため、高温炉における耐久性は不
十分であつた。 本発明は、前記諸従来例の欠点を除去改良した
低熱収縮性、高強度性を有し、耐振動性、耐風速
性に優れ、かつ安価な耐熱性セラミツクフアイバ
ーブロツク状単体を提供することを目的とするも
のであり、特許請求の範囲記載の耐熱性セラミツ
クフアイバーブロツク状単体及びこの単体を内張
りしてなる高温炉用炉壁構造体を提供することに
よつて本発明の目的を達成するに至つた。 本発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク
状単体は、セラミツクフアイバーからなるマツト
を切断してなるシート状物を積層させてなるブロ
ツク状単体の積層面を横切る4つの外側面の少な
くとも1つの側面に対して垂直に略格子状に設け
られてなる開溝内に、前記マツトを構成するセラ
ミツクフアイバーよりもより耐熱性の高い耐熱性
セラミツクフアイバーと無機物を主成分とする結
合剤とを含む充填材が充填されてなることを特徴
とする高温熱収縮の少ないブロツク状単体であ
る。さらにこの単体を内張りしてなる高温炉用炉
壁構造体は、前記ブロツク状単体を高温炉の炉内
壁に使用するにあたり、前記ブロツク状単体の充
填材が充填されてなる開溝を有する側面を高温側
に、前記側面と向い合う側面を低温側になるよう
に前記ブロツク状単体が炉内壁に内張りされてな
る高温炉用炉壁構造体である。 次に、本発明を詳細に説明する。 本発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク
状単体に用いることのできるセラミツクフアイバ
ーブロツク状単体は、第1図に示すように通常ア
ルミナが45〜65wt%、残部実質的にシリカより
なるセラミツクフアイバーのマツトを切断してな
るシート状物を積層させてなるブロツク状単体、
及び予め有機質結合剤を均一に含ませたセラミツ
クフアイバーマツトを切断してなるシート状物を
積層し硬化させたブロツク状単体である。特に好
ましいブロツク状単体は、大型成形が可能で、寸
法精度及び加工性に優れた後者のブロツク状単体
である。 本発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク
状単体に用いる耐熱性セラミツクフアイバーとし
ては、たとえばアルミナ多結晶質、ムライト多結
晶質、ジルコニア多結晶質等のセラミツクフアイ
バーを用いることができるが、従来市販されてい
る非晶質のセラミツクフアイバーよりも耐熱性が
優れているものであれば、いずれの繊維でも使用
することができる。 また耐熱性セラミツクフアイバーに配合して用
いる無機質結合剤としては、たとえば、コロイダ
ルシリカ、コロイダルアルミナ、コロイダルジル
コニア、塩基性塩化アルミニウム、塩基性乳酸ア
ルミニウム、リン酸アルミニウム、リン酸アンモ
ニウム等を用いることができるが、これらのいず
れか2種以上を組合せて用いることもでき、一般
に耐熱性及び結合能力を有している結合剤であれ
ばいずれの結合剤をも用いることができる。 本発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク
状単体は、第2図に示すように前記セラミツクフ
アイバーブロツク状単体の積層面を横切る4つの
外側面のうちの1つの側面に対して垂直に格子状
の開溝が設けられ前記充填材をその開溝内に充填
して得られたものである。この場合、前記ブロツ
ク状単体内に設けられる開溝の幅及び開溝の間隔
については特に制限はないが、開口の幅が狭すぎ
たり、開溝の間隔が広すぎると、後述の優れた諸
特性を得ることができない。一方、開溝の幅が広
すぎたり、開溝の間隔が狭すぎると後述の優れた
諸特性が現れるが、耐熱性多結晶質セラミツクフ
アイバーの使用量は多くなるため経済的に不利に
なるばかりでなく、充填材がブロツク状単体から
離脱するという欠点が生ずる。 以上のことから、耐熱性、経済性を考慮して本
発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク状単
体における開溝の幅を2〜20mmに、また開溝の間
隔を20〜120mmにする時に最も良い結果が得られ
る。 また前記開溝の幅又は間隔は、前記の範囲内で
あれば必ずしも均一でなくてもよい。たとえば、
本発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク状
単体を用いて炉内壁を構築されてなる炉壁構造体
において、炉内に露出する面即ち高温側から炉壁
鉄皮即ち低温側に向つて開溝の幅を徐々に狭くす
ることもできる。何故なら炉壁鉄皮即ち低温側に
向つてセラミツクフアイバーの熱収縮が小さくな
るからである。さらにまた、本発明の耐熱性セラ
ミツクフアイバーブロツク状単体内に設けられる
開溝の深さは、この単体を構築してなる高温炉の
炉内の温度により任意に決定することができる
が、本発明の効果を十分発揮させるためには、本
発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク状単
体を用いて炉内壁を構築してなる炉壁構造体の内
部において800℃以上の高温に曝される温度域、
即ちセラミツクフアイバーの熱収縮が認められる
温度域に達する領域まで前記開溝が設けられてい
ることが有利である。 以上説明した本発明の耐熱性セラミツクフアイ
バーブロツク状単体は、(i)前記充填材が充填され
た領域では、格子を形成する平面と同一方向の平
面における熱収縮をその平面において方向性を示
すことなく著しく小さくすることができる。(ii)前
記充填材が充填された領域の強度を向上させると
ともにその強度が格子を形成する平面と同一方向
の平面において方向性を示さない。さらに、(iii)前
記充填材が充填されている開溝の底部を含む平面
領域において、開溝が設けられているブロツク状
単体の部分と開溝が設けられていないブロツク状
単体の部分とが剥離せず、あるいは前記充填材と
前記ブロツク状単体との接合界面から剥離したり
しないという優れた特性を有している。このよう
に、本発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツ
ク状単体が、極めて優れた前記諸特性を有する理
由は、以下の如くである。 (イ) 前記充填材を格子状に充填することにより低
熱収縮性を有する耐熱性多結晶質セラミツクフ
アイバーを主成分とする充填材と、セラミツク
フアイバーブロツク状単体とが、相接する面が
より広くなるため、前記多結晶質セラミツクフ
アイバーの有する低熱収縮性が十分発揮され、
さらに前記多結晶質セラミツクフアイバーの有
する低熱収縮性は、格子構造を有する無方向性
により、格子を形成する平面において、方向性
を示すことなく発揮される。 (ロ) 前記充填材を格子状に充填することにより、
格子構造が有する高強度性と格子構造を有する
無方向性が、格子を形成する平面と同一方向の
平面において発揮される。 (ハ) 前記充填材が前記ブロツク状単体内に、その
単体を構成するセラミツクフアイバーの配向方
向と同一方向に奥深く充填されており、さらに
前記充填材と前記ブロツク状単体とが接する界
面が互いに繊維形態で接合されているため、前
記界面においてもしくは開溝が設けられている
ブロツク状単体の部分と開溝が設けられていな
いブロツク状単体の部分との間において熱歪に
よるクラツクが発生するということはない。 以上のような諸特性を有する本発明の耐熱性セ
ラミツクフアイバーブロツク状単体を用いて、各
種高温炉の炉内壁を構築する場合について説明す
る。即ち本発明の高温炉用炉壁構造体は、たとえ
ば第3図に示すように、鉄皮7に従来知られてい
るいずれかの取付方法たとえば、L型又はT型の
支持金具にて固着させる方法、あるいは予めエキ
スパンドメタルを鉄皮7に電気溶接し、その面に
無機質接着剤にて固着させる方法等により第2図
に示す前記耐熱性セラミツクフアイバーブロツク
状単体を充填材が充填されてなる面Xを炉内側
に、前記側面と向い合う側面Yを鉄皮7側になる
ように取り付けて構築される。この場合、前記耐
熱性セラミツクフアイバーブロツク状単体の取付
けの方向として、第2図に示す積層面2が互いに
直交する取付けと前記積層面が単一方向に並ぶ取
付けとが考えられるが、前記耐熱性セラミツクフ
アイバーブロツク状単体の熱収縮による目地の開
口の幅がより小さくかつ均一になる前者の取付方
法が好ましい。 このようにして得られた炉壁構造体は前記耐熱
性セラミツクフアイバーブロツク状単体間からの
目地の開口が著しく小さいため、炉内からの高熱
の侵入による炉壁鉄皮の損傷又は前記ブロツク状
単体の支持金具の劣化に伴なう脱落は発生せず、
さらに前記構造体は耐風速性、耐振動性、耐スポ
ーリングに優れているという極めて有用な高温炉
用炉壁構造体を得ることができる。さらに、前記
耐熱性セラミツクフアイバーブロツク状単体間の
目地部に目地材を塗布して、本発明の耐熱性セラ
ミツクフアイバーブロツク状単体の熱収縮の抑
制、耐振動性及び耐風速性をより一層高めること
もできる。 また本発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロ
ツク状単体を内張りしてなる炉壁構造体において
はさらに使用条件の一層苛酷な高温炉でも十分耐
用できるよう、炉内高温側に露出する面に長期に
わたつても剥離することのないコーテイング層を
設けることができる。このようなコーテイング層
を設けることができる理由は、炉内高温側に格子
状に露出している耐熱性多結晶質セラミツクフア
イバーが、高温において非晶質セラミツクフアイ
バーに見られるような強度の低下並びに、高温炉
内で鋼材が熱処理されるときに生ずるスケール又
はアルカリ等の化学侵食による劣化損傷が極めて
生じにくいこと、並びに前記従来例4にみられる
ような高温炉内側に露出する平面において、熱収
縮の抑制に方向性を示すといつた現象が生じない
からである。 さらにまた、本発明の耐熱性セラミツクフアイ
バーブロツク状単体は、充填材として使用する高
価な耐熱性セラミツクフアイバーが少量しか使用
されないため価格的に極めて有利である。 前述したように、本発明の耐熱性セラミツクフ
アイバーブロツク状単体は、前記従来例2に開示
されている炉材用内張り材に比して、耐振動性、
耐風速性が著しく優れ、また前記従来例4に開示
されている耐熱性セラミツクフアイバーに較べ、
ブロツク状単体の熱収縮の抑制の効果が著しく優
れている。さらに本発明の耐熱性セラミツクフア
イバーブロツク状単体を内張りしてなる高温炉用
炉壁構造体は、前記従来例(1)に開示されている工
業用ライニング及び前記従来例(3)に開示されてい
る炉壁構造体に比し、高温における熱収縮による
各単位体間の目地の開口が著しく小さく、かつ、
耐風速性に優れているため、高温において十分な
耐久性を有している。 以下、本発明を実施例について説明する。 実施例 1 セラミツクフアイバーの繊維化工程において、
予め有機質結合剤を水で3倍に希釈した溶液と
Al2O348.1wt%、SiO250.8wt%の化学組成を有す
るセラミツクフアイバーとの重量比率が1:1と
なるように前記溶液を連続的に添加し、得られた
セラミツクフアイバーを集綿してフエルト状にし
た後、これらを積層しプレスしさらに乾燥して硬
化させることにより嵩比重が0.16g/cm3のブロツ
ク状成形体を得た。このようにして得られたセラ
ミツクフアイバーブロツク状単体を用いて、第1
表に示す通りの開溝を格子状に設けた。
【表】 一方、前記開溝内に充填する充填材として、第
2表に示すような配合のペースト状調合物を作成
した。
【表】
【表】 前記調合物を前記ブロツク状単体内に設けた開
溝内に密に充填し、その後これらを熱風乾燥機内
で105℃の温度で24時間乾燥させ第2図に示す如
き耐熱性セラミツクフアイバーブロツク状単体を
得た。 このようにして得られた前記ブロツク状単体の
格子を形成する面に対して平行に、開溝の深さが
75mmのところで切断し第4図に示すような試験体
を得た。その後、それぞれの試験体を電気炉で加
熱して、残存熱収縮率、曲げ強度、圧縮強度を測
定し、さらに耐スポーリング性試験を行つた。そ
の結果を第3表に示す。 なお、前記各物性の測定方法は、下記の通りで
ある。 (i) 残存熱収縮:300mm角で厚みが75mmの試験体
を、第5図に示す測定点B1、B2、B3、B4にお
いて、それぞれ1400℃で24時間加熱処理した後
に、前記各測定点間の距離の変化量を測定し
た。 (ii) 曲げ強度:300mm角で厚みが75mmの試験体を
1400℃で24時間加熱処理後、スパンの長さを
200mmにして第4図に示すA方向に対して測定
した。 (iii) 圧縮強度:300mm角で厚みが75mmの試験体を
1400℃で24時間加熱処理後、第4図に示すA方
向に対して測定した。 (iv) 耐スポーリング性試験:300mm角で厚みが75
mmの試験体を1400℃に保持された電気炉で、15
分加熱後、直ちに炉外に取り出し15分間空冷す
る。この操作を20サイクル繰り返し各サイクル
ごとに亀裂の発生の有無並びに亀裂の程度を観
察した。 また比較のために、格子状の開溝が設けられて
いない前記セラミツクフアイバーブロツク状単体
に対しても同様に残存熱収縮率、曲げ強度、圧縮
強度及び耐スポーリング性試験を行なつた。その
結果を第3表に併記する。
【表】
【表】 各物性の測定結果より、本発明の耐熱性セラミ
ツクフアイバーブロツク状単体に比して残存熱収
縮率が小さく、曲げ強度及び圧縮強度が高く優れ
た物性を示した。 実施例 2 バツチ式加熱炉天井部鉄皮(2m×1.5m)の
全面に、実施例1ののタイプで製作した本発明
の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク状単体
(サイズ長さ300mm、幅300mm、厚み300mm、開溝の
幅10mm、開溝の間隔50mm、開溝の深さ75mm)をこ
の単体の充填材が格子状に充填されている面が高
温側になるように取りつけて1400℃で100時間加
熱した後、炉内から前記ブロツク状単体間の目地
の開口の程度をチエツクした。その結果を第5表
に示す。 また比較のために、前記従来例1の相当品とし
てセラミツクフアイバー(Al2O348.1wt%、
SiO250.8wt%)からなるブランケツト(嵩比重
0.16g/cm3、厚み25mm)を300mm角に切断し積層
して得た積層体(サイズ:長さ300mm、幅300mm、
厚み300mm)及び前記従来例4の相当品としてセ
ラミツクフアイバー(Al2O348.1wt%、
SiO250.8wt%)からなるブランケツト(嵩比重
0.16g/cm3、厚み25mm)を300mm角に切断し積層
した後、層間及び表面の全体に下記第4表に示す
配合で調合した糊状調合物を塗布して得た積層体
(サイズ長さ300mm、幅300mm、厚み300mm)を前記
加熱炉天井部鉄皮にそれぞれ3m2取り付けて、同
様に加熱した後、炉内から各積層体間の目地の開
口の程度をチエツクした。
【表】
【表】 その結果を同じく第5表に示す。
【表】 本発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク
状単体を構築してなる炉壁構造体は、従来知られ
ているセラミツクフアイバーブロツク状単体から
なる炉壁構造体に比して、著しく目地の開口が小
さかつた。このことは、高温炉用炉壁構造体を構
成するセラミツクフアイバーブロツク状単体とし
て本発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク
状単体が優れていることを示している。 実施例 3 バツチ式鍜造加熱炉の天井部鉄皮の半分に実施
例1ののタイプで製作した本発明の耐熱性セラ
ミツクフアイバーブロツク状単体(サイズ 長さ
300mm、幅300mm、厚み300mm)をこの単体の充填
材が格子状に充填されている面を高温側になるよ
うに取り付けた。 その後、実施例2に示した糊状調合物を前記耐
熱性セラミツクフアイバーブロツク状単体の炉内
側に露出する面に厚みが5mmになるように塗布し
てコーテイング層を設けた。 また比較のために、前記従来例2の相当品とし
て以下に示す方法にて作製したセラミツクフアイ
バーブロツク状単体を前記加熱炉天井部鉄皮の残
り半分を取りつけた。 即ち、第6図に示すように2枚の波形状仕切板
を等間隔に設けられた真空吸引成形用金型内に岩
綿セラミツクフアイバー、アルミナ多結晶質セラ
ミツクフアイバーの3種の繊維のスラリーをそれ
ぞれ流し込み、各スラリーの動揺がおさまつた
後、前記波形状仕切板を引き抜いてただちに吸引
した。得られた成形体を105℃で2千時間乾燥し
てフエルト状物を得た。かくして得られたフエル
ト状物を所望数積層させて、長さ300mm、幅300
mm、厚み300mmの積層体を製作しその積層体にお
いて岩綿が位置する側面に、エアーセセツトモル
タル(水ガラス系)を用いて、300mm角のエキス
パンドメルを固着させて、セラミツクフアイバー
ブロツク状単体を製作し、前記加熱炉天井部鉄皮
の残り半分に取りつけた。このようにして構築し
た前記加熱炉を3ケ月操業(実質加熱時間650時
間)後炉内から観察した。その結果を第6表に示
す。 なお、バツチ式鍜造加熱炉のサイズ、燃料、及
び使用条件は下記の通りである。 サイズ:2.1W×2.1L×1.5H 燃料:A重油 雰囲気温度:1360℃(MAX1420℃) 鍜造時の振動:縦方向MAX110db
【表】 本発明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク
状単体を構築してなる炉壁構造体は、振動及びス
ケール、アルカリ等の侵食によるコーテイング材
の剥離、前記充填材の分離脱落は生じなかつた。
このことは、本発明の耐熱性セラミツクフアイバ
ーブロツク状単体を構築してなる炉壁構造体が、
耐振動性に優れているとともに長期にわたつて剥
離することのないコーテイング層を設けることが
できることを示している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、セラミツクフアイバーマツトを小片
状に切断し積層したセラミツクフアイバーブロツ
ク状単体の斜視図、第2図は、本発明の耐熱性セ
ラミツクフアイバーブロツク状単体の斜視図、第
3図は、本発明の耐熱性セラミツクフアイバーブ
ロツク状単体を高温炉炉壁鉄皮に構築してなる炉
壁構造体の一部分を示す斜視図、第4図は、本発
明の耐熱性セラミツクフアイバーブロツク状単体
の充填材を格子状に充填されている面に対して平
行に、充填材が充填されている深さのところで切
断した試験体の斜視図、第5図は、前記試験体の
平面図、第6図は、比較例3に使用した真空吸引
成形用金型の斜視図である。 1……セラミツクフアイバーマツト、2……積
層面、3……セラミツクフアイバーブロツク状単
体、4……充填材、5……目地、6……支持金
具、7……鉄皮、8……成型金枠、9……波形状
仕切板、10……金網板、X……充填材が格子状
に充填されてなる面、Y……充填材が格子状に充
填されてなる面と向い合う面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セラミツクフアイバーからなるマツトを切断
    してなるシート状物を積層させてなるブロツク状
    単体であつて、前記単体の積層面を横切る4つの
    外側面の少なくとも1つの側面に対して略垂直に
    略格子状に設けられてなる開溝内に、前記マツト
    を構成するセラミツクフアイバーよりもより耐熱
    性の高い耐熱性セラミツクフアイバーと、無機物
    を主成分とする結合剤とを含む充填材が充填され
    てなることを特徴とする高温熱収縮の少ない耐熱
    性セラミツクフアイバーブロツク状単体。 2 格子状の開溝の幅が2〜20mmであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の耐熱性セラ
    ミツクフアイバーブロツク状単体。 3 格子状の開溝のうちの1つの開溝と平行に相
    隔てて設けられている隣りの開溝との間隔が、20
    〜150mmであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項あるいは第2項記載の耐熱性セラミツクフ
    アイバーブロツク状単体。 4 ブロツク状単体を構成するセラミツクフアイ
    バーは、アルミナ45〜65wt%、残部実質的にシ
    リカよりなるセラミツクフアイバーである特許請
    求の範囲第1項ないし第3項の何れかに記載の耐
    熱性セラミツクフアイバーブロツク状単体。 5 前記充填材に含まれる耐熱性セラミツクフア
    イバーは、アルミナ、ムライト、ジルコニアのそ
    れぞれからなる多結晶質セラミツクフアイバーの
    うちから選ばれる何れか少なくとも1種からなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    4項の何れかに記載の耐熱性セラミツクフアイバ
    ーブロツク状単体。 6 前記充填材に含まれる結合材中の無機物は、
    コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、コロイ
    ダルジルコニア、塩基性塩化アルミニウム、塩基
    性乳酸アルミニウム、リン酸アルミニウム、リン
    酸アンモニウムのうちから選ばれる何れか少なく
    とも1種からなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項ないし第5項の何れかに記載の耐熱性セ
    ラミツクフアイバーブロツク状単体。 7 セラミツクフアイバーからなるマツトを切断
    してなるシート状物を積層させてなるブロツク状
    単体であつて、前記単体の積層面を横切る4つの
    外側面の少なくとも1つの側面に対して略垂直に
    略格子状に設けられてなる開溝内に、前記マツト
    を構成するセラミツクフアイバーよりもより耐熱
    性の高い耐熱性セラミツクフアイバーと、無機物
    を主成分とする結合剤とを含む充填材が充填され
    てなることを特徴とする高温熱収縮の少ない耐熱
    性セラミツクフアイバーブロツク状単体を高温炉
    の炉内壁に使用するにあたり、前記ブロツク状単
    体の充填材が充填されてなる開溝を有する側面を
    高温側に、前記側面と向い合う側面を低温側にな
    るように前記ブロツク状単体が炉内壁に内張りさ
    れてなる高温炉用炉壁構造体。 8 前記開溝の底部が前記ブロツク状単体の内部
    の温度が800℃を下廻らぬ温度域に設けられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の
    高温炉用炉壁構造体。
JP15658682A 1982-09-10 1982-09-10 耐熱性セラミツクフアイバ−ブロツク状単体とこの単体を内張りしてなる高温炉用炉壁構造体 Granted JPS5950083A (ja)

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