JPH0152365B2 - - Google Patents
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- JPH0152365B2 JPH0152365B2 JP53099448A JP9944878A JPH0152365B2 JP H0152365 B2 JPH0152365 B2 JP H0152365B2 JP 53099448 A JP53099448 A JP 53099448A JP 9944878 A JP9944878 A JP 9944878A JP H0152365 B2 JPH0152365 B2 JP H0152365B2
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- formula
- hydrogen
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なアントラキノン系化合物を有効
成分とする抗癌剤に関する。 さらに詳しくは、本発明は、 式: 式中、 A−BはCH=CH及びCH2−CH2よりなる群か
ら選ばれ; Qは式: (式中nは2〜4の整数である) で示されるものよりなる群から選ばれる二価の基
であり; R1及びR2のそれぞれは水素、1〜4個の炭素
原子を有するアルキル基、2〜4個の炭素原子を
有し且つR1とR2が結合している窒素原子に対し
α位の炭素原子はヒドロキシ基を持つていないモ
ノヒドロキシアルキル基、3〜6個の炭素原子を
有し且つR1とR2が結合している窒素原子に対し
α位の炭素原子はヒドロキシ基を持つていないジ
ヒドロキシアルキル基並びに式: (式中nは2〜4の整数であり、R3及びR4のそ
れぞれは水素及び1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基よりなる群から独立に選ばれる) で示される基よりなる群から独立に選ばれるか;
あるいはR1およびR2はそれらが結合している窒
素原子と一緒になつて、並びにR3およびR4はそ
れらが結合している窒素原子と一緒になつてモル
ホリノ基又は 式: (式中mは2〜6の整数である) で示される基であり(ただし1位及び4位の側鎖
における炭素原子の総数対酸素原子の総数と窒素
原子の総数との和の比が4を越えない); R5は水素及びヒドロキシ基よりなる群から選
ばれ; R6は水素及びヒドロキシ基よりなる群から選
ばれ; R7は水素、ヒドロキシ基及び−NH−
CH2CH2NH2で示される基よりなる群から選ば
れる;ただしR5がOHであるときにはR6及びR7
の一つはHでなければならず、またR5がHであ
るときにはR6及びR7はともにHでなければなら
ない、 で示される化合物、その互変異性形態及び薬理上
許容される酸付加塩よりなる群から選ばれる化合
物を有効成分とすることを特徴とする抗癌剤であ
る。 A−BがCH2−CH2である上記一般式の化合
物は一般に安定な化合物であり、相当するアント
ラキノンのロイコ形態として知られる。これらの
ロイコ形態はそれぞれの互変異性形態で存在する
ことは公知であり、そのような形態はすべて本発
明の目的に対し均等物である。ロイコ形態(本明
細書のロイコ塩基)、及びその互変異性体は次の
一般式で表わしても良い: 上記の新規な化合物は一般に特性的融点及び吸
収スペクトルを有する赤かつ色ないし青黒色の結
晶性物質として得ることができ、遊離塩基が大部
分水に不溶性であり、その若干の多くの有機溶媒
に不溶性であるので低級アルカノールで浸出する
ことにより精製しても良い。本発明の有機塩基
(、及び)は種々の薬理上許容される有機
及び無機の塩形成試薬と無毒性付加塩を形成す
る。従つて、有機遊離塩基と1当量、2当量又は
8当量までの酸とを、好ましくは中性溶媒中で混
合することにより形成される酸付加塩は硫酸、リ
ン酸、塩酸、臭化水素酸、スルフアミド酸、クエ
ン酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、酢
酸、安息香酸、グルコン酸、アスコルビン酸など
のような酸で形成される。好ましい酸は塩酸及び
酢酸である。本発明の目的には遊離塩基はそれら
の無毒性酸付加塩と均等である。本発明の有機塩
基の酸付加塩は一般に結晶性固体で、水、メタノ
ール及びエタノールに比較的可溶性であるが、ジ
エチルエーテル、ベンゼン、トルエンなどのよう
な非極性予機溶媒中に比較的不溶性である。 そのような塩がすべて当業者に公知の方法によ
り式、及びによつて示されるそれぞれの遊
離形態に再び転化できること、従つてそのような
塩及び遊離形態がすべて本発明の目的に対し均等
であることが当業者に理解されるであろう。 本発明の新規な化合物の観点の好ましい実施態
様は次の一般式: 及びその薬理上許容される酸付加塩によつて表
わしても良い。式中、A−B及びQは前記の如く
であり;R1は水素、1〜4個の炭素原子を有す
るアルキル基又は2〜4個の炭素原子を有し窒素
原子にα位の炭素原子はヒドロキシル基を含まな
いモノヒドロキシアルキル基であり;R2は2〜
4個の炭素原子を有し窒素原子にα位の炭素原子
はヒドロキシ基を含まないモノヒドロキシ基、3
〜6個の炭素原子を有し窒素原子にα位の炭素原
子はヒドロキシ基を含まないジヒドロキシアルキ
ル基又は式: (式中n、R3及びR4は前記の如くである) で示される成分である(ただし、1位及び4位の
それぞれの側鎖における炭素原子の総数の酸素原
子の総数と窒素原子の総数との和に対する比が4
を超えない)。 本発明の新規化合物の観点の第二の好ましい実
施態様は次の一般式: 及びその薬理上許容される酸付加塩により表わ
しても良い。式中Rは水素又は1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基であり、A−B、n及びQ
は前記の如くであり、1位及び4位のそれぞれの
側鎖における炭素原子の総数の酸素原子の総数と
窒素原子の総数との和に対する比が4を超えな
い。 本発明の新規化合物の観点の第三の好ましい実
施態様は次式: で示される化合物及びその薬理上許容される酸付
加塩に関する。式中、n、R1、R2及びA−Bは
第一の好ましい実施態様に示した如くである。 本発明の新規化合物の観点の第四の好ましい実
施態様は次式: で示される化合物及びその薬事上許容される酸付
加塩に関する。式中R1は水素又は−CH2CH2OH
である。好ましい塩は塩酸塩及び酢酸塩である。 式、及びによつて示される本発明の新規
な化合物は次の一般法によつて容易に製造される
であろう。 式: で示される化合物と式: Y−〔Q−〕TZ で示される化合物とを反応させ、R5=R7=クロ
ロ基又はアルカノイルオキシ基のときにはそれを
ヒドロキシ基に転化し、XがNHCOCF3であると
きにはCOCF3基を除去し、ZがNR1R2に転化で
きる基であるときにはその転化を行ない、また望
むならばA−BがCH2−CH2であるときにそれを
CH−CKに転化し、また生成物を塩形成条件下
に薬理上許容される塩形成試薬と接触させる。式
中 X及びYの一つはNR1R2又はNHCOCF3であ
り他方はOR10、Cl、Br、I、N(R10)2、NO2、
SO3R10、SO2R10、SOR10、SR10、N3、ONO及
びテトラゾリル(式中R10は水素、1〜6個の炭
素原子のアルキル基、フエニル基、p−トリル基
及びベンジル基からなる群から選ばれる)からな
る群から選ばれ; S及びTは異なり、0及び1から選ばれ; Zは水素、1〜4個の炭素原子のアルキル基及
びNR1R2はそれに転化できる基からなる群から
選ばれる;ただし、 (a) XのみがNHCOCF3であつても良く、そして
Sが0であるときのみZは水素又はアルキル基
ではない、 (b) (a)でなければSが0であるときにはR1/R2
はH/Hであり、Zは水素又は1〜4個のアル
キル基ではない、 (c) Tが0でありYがNR1R2であるときにはZ
は水素である、 (d) Tが0でありXがNR1R2であるときには
R1/R2は少くとも一つが水素であり、Zが1
〜4個の炭化水素のアルキル基である、 (e) R5及びR7の一つがクロロ基又はアルカノイ
ルオキシ基であるときには他の一つは同一であ
り、R6は水素である、 (f) R1及びR2の一つのみがアルカノイル基であ
つても良い。 反応は好ましくは水、低級アルカノール、例え
ばメタノール、エタノール、プロパノール、i−
プロパノール、異性体ブタノールのいずれかなど
のような反応不活性溶媒中で、又はホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミドなどのようなアミド溶
媒中、あるいはN,N,N′,N′−テトラメチル
エチレンジアミンのような溶媒又はそれらの混合
物中で約40〜110℃の温度で約2〜約10時間の間
反応物を加熱することにより行なわれる。上記の
温度、時間及び溶媒並びにそれらの組合せはこの
方法を行なうのに大抵は十分であろう。他の溶媒
や反応パラメータがときには望ましく又は必要で
あるかもしれないが、そのような他の溶媒及び反
応パラメーターの選択は技術の範囲内であり本発
明の目的に対してすべて均等であると思われる。 多くの場合に生成物は固体であり、自然にある
いは結晶種を入れ又はこすると冷却する際に反応
溶媒から結晶化し、過又はデカンテーシヨンに
より捕集しても良い。他の例では、反応混合物
を、例えば高温で真空下に濃縮しても良く、そし
て冷却すると生成物が結晶化し、上記のように
過又はデカンテーシヨンにより捕集されるであろ
う。また他の例では、生成物を捕集するために溶
媒を蒸発乾燥させあるいは水のような他の混和性
溶媒を反応混合物に混合し又はそれで希釈し、例
えば過又は抽出による生成物の捕集に進むこと
が必要であるかもしれない。当業者は従うべき手
順を選択することができ、そのような手順はすべ
て本発明の目的に対して均等であると考えられ
る。生成物を捕集すれば、例えば結晶化、クロマ
トグラフイー(薄層又はカラム)又は、好ましく
は低級アルコールを用いた浸出により精製しても
良い。溶媒、例えばエタノールのような有機溶媒
中の離解又は破砕のような他の手順を用いても良
く、そして精製手順はすべて本発明の目的に対し
て均等であると考えるべきである。 当業者はロイコ形態の生成物を望むとき三環式
出発物質がロイコ形態にあるべきであり、そのよ
うな物質を、殊に高い温度(すなわち室温)であ
るときに、例えば酸素のような酸化剤に対して保
護するように注意すべきことを認めるであろう。
従つて、ロイコ生成物を望むときには反応は正常
にかつ有効に空気を排除した雰囲気中で行なわれ
る。従つて、反応は、例えば窒素又はアルゴンの
雰囲気中で行なつても良く、また精製手順、殊に
高温を必要とする手順の間この配慮をなすべきで
ある。芳香族生成物を望み、芳香族出発物質を用
いるときにはそのような配慮は通常必要ではな
い。 望むときには種々の方法によりロイコ形態を容
易に芳香族形態に転化しうることは当業者に周知
である。従つて、空気酸化はそのような方法の一
つであり、他の方法は、例えば熱ニトロベンゼ
ン、クロルアニル、過酸化水素又は過ホウ酸ナト
リウムで処理する。そのような方法のすべて、及
びロイコ形態を芳香族形態に転化する他の方法は
本発明の目的に対し均等であると考えるべきであ
る。 当業者はまた置換基Zが【式】に転化でき る基であるときに前記の転化が当業者に周知であ
りその技術内の自明の手順により容易に行なうこ
とができることを理解するであろう。従つてこれ
らのすべての手順により基Zを【式】に転化 させることが本発明により意図され、そのような
手順がすべて本発明の目的に対して均等であると
考えるべきである。基Zを【式】に転化する ため本発明により意図される好ましい手順は次に
例証される。これらは前記転化の単なる例であ
り、本発明の範囲を定めるものではないことを理
解すべきである。他の転化手順は当業者に公知で
あり、本発明の目的に対して全く均等であると考
えるべきである。従つてZがアルデヒド基又はケ
トン基、すなわち【式】(式中Rは水素又は アルキル基から選ばれる)であるときには
【式】(式中R1及びR2は前記の如くである) のアミンで水素のような還元条件下にラニ−ニツ
ケル触媒又は水素化ホウ素ナトリウムを用いて処
理すると所望の転化が達成されるであろう。 Zに対して式: (式中mは2又は3である) で示される成分もまた意図される。この基を酸、
例えば水性エタノール性塩化水素で40〜80℃で1
〜6時間処理するとそれは−NH−(CH2)m−
OHに転化し、それが基【式】により意図さ れている成分である。 同様にZにはCl、Br、I、p−トシル、
OSO2CH3などのような有効な残留基が意図され
る。Zが上記の残留基又は均等物であるときには
式、【式】のアミンで、例えば低級アルカノ ール溶媒中で処理すると所望の転化が生ずるであ
ろう。 さらにZが第一アミン又は第二アミン、すなわ
ち−NH2又は−NHR1であるときには、さらに
アルキル化するとそれは所望の基、【式】に 転化されるであろう。周知のアルキル化剤はこの
転化を容易に生ずることが知られている。ハロゲ
ン化アルキル、硫酸アルキル、置換及び不置換ア
クリロニトリルなどのような試薬が意図される。
還元条件下に縮合したアルデヒド及びケトンもま
た利用しても良い。 そのような転化及び他の転化手順はすべて本発
明の目的に対して均等であると考えられる。 本発明の第一の方法の観点の好ましい実施態様
は次の図式によつて表わしても良い。 (式中R1、R2、R5、R6、R7及びQは前記の如く
である) この反応図式によれば、ロイコ1,4ジヒドロ
キシアントラキノン()をN,N,N′,N′−
テトラメチルエチレンジアミン、エタノール、ジ
メチルホルムアミドのような溶媒又はその混合物
中で窒素雰囲気下に約40〜約60℃で数時間適当な
アルキレンジアミン()と縮合させ相当するロ
イコ塩基()を生成させる。ロイコ塩基()
は空気酸化又は熱ニトロベンゼン処理あるいはク
ロルアニル、過酸化水素又は過ホウ酸ナトリウム
による処理のような種々の方法により完全芳香族
誘導体()に容易に酸化されるであろう。次い
で生成物を第四級化又は塩形成条件下に薬理上許
容される第四級化剤又は塩形成剤と接触させても
良い。 本発明の第一の方法の観点の好ましい下位概念
の実施態様は次の反応図式Aによつて表わしても
良い: (式中R1、R2及びQは前記の如くである) 本発明の第一の方法の観点のより好ましい下位
概念の実施態様はQが前記の如くであり、R1が
水素又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基
であり、R2が2〜4個の炭素原子を有し窒素原
子にα位の炭素原子がヒドロキシ基を含まないモ
ノヒドロキシアルキル基、3〜6個の炭素原子を
有し窒素原子にα位の炭素原子がヒドロキシ基を
含まないジヒドロキシアルキル基、又は式:
【式】(式中n、R3及びR4は前記 の如くである)で示される成分である(ただし、
1位及び4位のそれぞれの側鎖において炭素原子
の総数の酸素原子の総数と窒素原子の総数との和
に対する比が4を超えない)上記反応図式Aによ
つて表わされ、またその薬理上許容される酸付加
塩を製造するためにはその生成物を薬理上許容さ
れる酸、好ましくは酢酸又は塩酸と接触させる。 本発明の第一の方法の観点の第二のより好まし
い下位概念の実施態様はR1が水素又は1〜4個
の炭素原子を有するアルキル基であり、R2が−
(CH2)nOHであり、n及びQが前記の如くであ
る(ただし、1位及び4位のそれぞれの側鎖にお
いて炭素原子の総数の酸素原子の総数と窒素原子
の総数との和に対する比が4を超えない)上記反
応図式によつて表わされ、またその薬理上許容さ
れる酸付加塩を製造するためにはその生成物を薬
理上許容される酸、好ましくは酢酸又は塩酸と接
触させる。 本発明の第一の方法の観点の最も好ましい下位
概念の実施態様はQが−(CH2)o−(式中nは2〜
4の整数、好ましくは2、である)であり、R1
が水素又は−CH2CH2OHであり、R2が−
CH2CH2OHである上記反応図式Aにより表わさ
れ、またその薬理上許容される酸付加塩を製造す
るためにはその生成物を薬理上許容される酸、好
ましくは酢酸又は塩酸と接触させる。 A−BがCH=CHであり、R5及びR7がともに
水素又はヒドロキシ基であり、R6が水素である 本発明の新規な化合物はまた式: の化合物と式: の化合物とを反応させ、望むなら生成物を薬理上
許容される塩形成試薬と接触させることにより製
造しても良い。式中、 Gは1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ
基、1〜6個の炭素原子のアルコキシ基又は
【式】(式中Kは1〜6個の炭素原子 のアルキル基である)であり;Lは水素、ヒドロ
キシ基又は【式】であり;Jは水素、 塩素又は臭素である;ただし、 (a) Gが【式】であるときにはLは水 素又はヒドロキシ基であり、Jは塩素であり、
置換基Kは三環式生成物から除去される; (b) Gが【式】以外であるときにはL は【式】であり、環化生成物は芳香 族化される。 この方法は好ましくはトルエン、キシレン又は
エタノールのような反応の不活性溶媒中で60〜
150℃の反応温度で、好ましくは窒素のような不
活性雰囲気中で行なわれる。必要であるときに
は、例えばGが【式】以外であるとき には三環式生成物は芳香族化される。Gが
【式】であるときには置換基Kは、例 えば水性エタノール性酸で処理することにより三
環式生成物から除去される。当業者はK置換基を
除去した後に得られる生成物が遊離カルバミド酸
でありそれが自然に脱炭酸することを認めるであ
ろう。 A−BがCH=CHであり、R5及びR7がともに
水素又はヒドロキシ基であり、R6が水素である
本発明の新規な化合物を製造し得る他の方法は次
の如くである: 式: の化合物と式: の化合物とを反応させ、基RCO、及びYがOCH3
であるときのYを加水分解してそれぞれ水素又は
ヒドロキシ基に転化させ、望むなら生成物を薬理
上許容される塩形成剤と接触させる。式中、 Rは1〜6の炭素原子のアルキル基又はCF3で
あり; E及びFはともに水素であるか、又は一緒にし
たときに【式】(式中R3は水素又は1〜6個 の炭素原子のアルキル基である)を形成し; C−DはCH=CH又は【式】(式中YはH 又はOCH3である)である;ただし、 E及びFが水素であるときにはC−Dは
【式】であり、またC−DがCH=CHのとき にはE及びFは【式】を形成し、R5=R7=ヒ ドロキシ基である。 この反応は好ましくは反応物をNaAlCl4
(NaCl/AlCl3)融解物中で130〜200℃の温度で
1〜6時間混合することにより行なわれる。三環
式生成物を加水分解、例えば水性酸加水分解、し
て保護基を除去し、また望むなら薬理上許容され
る塩を製造する。 本発明の方法に利用する反応物がある特定の置
換基を含むときには、その方法を時間、温度及び
溶媒のような反応変数の特定の選択により特に効
率的、効果的に進めることができることが認めら
れた。反応物及び反応変数のこれらの好ましい組
合せは以下の反応図式1〜12により例証される。
列挙した図式によつて例証される組合せは本発明
の方法の単なる好ましい組合せ、配列にすぎず、
本発明の範囲又は特許請求する方法の範囲を制限
するものではないことは当業者に認められるであ
ろう。 反応図式1〜12によつて示される手順及び好ま
しい組合せは本発明の実施を望む人の便宜のため
に開示されたにすぎず、決して本発明の範囲を定
めるのに用いるものではない。 図式1〜12のそれぞれに用いた記号及び定義は
反対に示さなければそれらが用いられる個々の図
式のみに関する。 式中Q、R及びR2は前記の如くであり、Xは
OH、Cl、Br、I、NH2、NO2、SO3H、
【式】【式】SH、S−R10、OR10、N3、 テトラゾリル、ONOのような良く残る基であり、
ZはH又はOHである。 上記反応図式によれば、ロイコ形態又は芳香族
形態の適当に置換した9,10−アントラセンジオ
ンを示した構造のアミンと反応させると所望の
1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジオン
がロイコ形態又は芳香族形態で得られる。反応は
エタノール、プロパノール、イソプロパノール又
はN,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン中で窒素雰囲気下に40〜100゜の温度で2〜10
時間行なわれる。生成物がロイコ化合物であると
きにはそれは先に記載した方法により芳香族形態
に転化される。 R1、R2及びQは前記の如くであり、Zはクロ
ロ基又は1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキ
シ基である。 ロイコ1,4,5,8−テトラ置換−9,10−
アントラセンジオンとアミンとの間の反応は低級
アルカノール中で窒素雰囲気下に40〜100゜の温度
で2〜10時間の間行なわれる。二置換誘導体1は
水酸化ナトリウム又は塩酸のエタノール−水溶液
を用いてアルカリ加水分解又は酸加水分解により
ジヒドロキシ誘導体2に転化される。反応を制御
しアミノ置換基の加水分解を避けるように薄層ク
ロマトグラフイーを用いて反応を監視する。また
ロイコ生成物は先に記載の方法により芳香族形態
に転化される。 式中ZはH又はOHであり、Q、R1及びR2は前
記の如くであり、XはCl、Br、I、OSO2C6H4p
−CH3、OSO3CH3でりり、R3はH又は【式】 である。 二反応物を低級アルカノール中で混合し、40〜
90゜に1〜8時間加熱すると所望の生成物が生ず
る。R3がCF3COであるときには後者を水性メタ
ノール性炭酸カルウムで除去する。 Qは前記の如くであり、Zは水素又はヒドロキ
シ基であり、Rは低級アルキル基、ヒドロキシ低
級アルキル基又はジアルキルアミノ低級アルキル
基であることができ、R1はH又は低級アルキル
基であつても良く、R2はH、低級アルキル基又
はヒドロキシ低級アルキル基であつても良い。 9,10−アントラセンジオンと2〜3モル当量
のアルデヒド又はケトンの低級アルカノール中の
混合物を水素のような還元条件下にラニ−ニツケ
ル触媒又は白金触媒あるいは水素化ホウ素ナトリ
ウムとともに40〜100゜に2〜8時間加熱すると所
望の1,4−ビス(置換アミノ)9,10−アント
ラセンジオンが生ずる。 式中Zは水素又はヒドロキシ基であり、Qは前
記の如くであり、RはH、低級アルキル基又はヒ
ドロキシ低級アルキル基であり、R2はH又は低
級アルキル基である。 9,10−アントラセンジオン及びアクリロニト
リルの低級アルカノール中の混合物を60〜100゜に
2〜10時間加熱すると所望の生成物が生ずる。 ZはH又はOHであり、nは1〜3であり、R1
及びR2は前記の如くである。 水性−メタノール性酢酸中のビスアセタール1
を25゜に0.5〜3時間温ためるとジアルデヒド2が
生ずる。後者の化合物を低級アルカノール中で水
素のような還元条件下にラニ−ニツケル触媒又は
白金触媒あるいは水素化ホウ素ナトリウムで40〜
100゜で2〜10時間2〜4モル当量のアミン
【式】で処理すると所望の1,4−ジアミノ −9,10−アントラセンジオンが得られる。 ZはH又はOHであり、n=1〜3、m=2又
は3である。 ロイコ−1,4−ジヒドロキシ−9,10−アン
トラセンジオン4又はその芳香族形態及びアミン
5を低級アルカノール又はN,N,N′,N′−テ
トラメチルエチレンジアミン中で50〜90゜で2〜
10時間加熱するとロイコ−1,4−ジアミノ−
9,10−アントラセンジオン6又はその芳香族形
態が生ずる。次いで化合物6を水性エタノール性
HCl中で40〜80゜に1〜6時間温ためると所望の
1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジオン
7が生ずる。 式中ZはH又はOHであり、XはCl、Fr、I、
OSO2C6H4p−CH3、OSO2CH3である。 1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジオ
ン1、塩化チオニル及びピリジンを冷時混合し次
いで60〜110゜に2〜10時間加熱すると化合物2
(XがClである)が生ずる。化合物2、アミン
【式】及び溶媒(低級アルカノール)を混合 し70〜100゜に2〜14時間加熱すると最終生成物
3、1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジ
オン、が得られる。 式中Q及びR1、R2は前記の如くであり、R3及
びR4は低級アルキル基である。 ジヒドロアミノナフトキノン1が公表された手
順〔I.S.M.Bloom and G.O.Dudek、
Tetrahedron、26、1267(1970)〕により製造され
る。非プロトン性溶媒中酢酸ナトリウムの存在下
に化合物1と酸無水物とを反応させるとアミドエ
ステル2が得られ、次いでそれを水性塩基で加水
分解すると相当するアミドフエノール3が生ず
る。このアミドフエノールを塩基の存在下にハロ
ゲン化アルキル又はスルホン酸アルキルでアルキ
ル化すると相当するアミドエステル4が生ずる。
アミドフエノール3又はアミドエステル4を
NaAlCl4融解物中で無水マレイン酸と混合し、
130〜180゜に1〜5時間加熱し、水性酸加水分解
後所望の1,4−ジアミノ−9,10−アントラセ
ンジオン5が得られる。 式中R1及びR2は前記の如くであり、Rは低級
アルキル基又はCF3であり、n=2〜4、Xは
Cl、Br、OSO2C6H4−p−CH3又はOSO2CH3で
あり、YはH又はOCH3であり、Z=H又はOH
である。 トルエン中のジアミド1をNaHで処理し、次
いでアミン2で1〜8時間60〜110゜で処理すると
ジアミドジアミン3が生ずる。後者の化合物3を
無水フタル酸4、AlCl3及びNaClと混合し、130
〜200゜で1〜6時間融解するとアントラセンジオ
ン5が生ずる。5を水性酸加水分解すると所望の
1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジオン
6が生ずる。 Q、Z、R1及びR2は前記の如くであり、Rは
低級アルキル基である。 ジアジド1がトランス、トランスムコン酸から
常法により製造される。トルエン中のジアジド1
及び低級アルカノールを70〜110゜に2〜8時間加
熱するとビスウレタン2が生ずる。次いでビスウ
レタン2をエーテル又はテトラヒドロフラン中で
水素化ナトリウム又は他の塩基の存在下に40〜
60゜で2〜10時間ハロゲン化アミノアルキルと反
応させると化合物3が生ずる。次いで後者の化合
物をトルエン中で60〜110゜で1〜5時間ジクロロ
ナフトキノン4で処理するとアントラセンジオン
5が生じ、それは水性メタノール性酸加水分解に
より所望の1,4−ジアミノ−9,10−アントラ
センジオン6を生ずる。 Q、R1及びR2は前記の如くであり、X=Cl又
はBr、Z=Oアシル又はOCH3である。 ブタジエン1及びジアミン2〔Tetrahedron
26、(1970)記載のように製造した〕はエタノー
ル又はトルエン中で窒素下に60〜150゜でジアミン
3を生ずる。XがHであるときには3の4への転
化は同じ溶媒中でクロルアニルのような脱水素化
剤で処理することにより達成される。Xがハロゲ
ンであるときには3は水性メタノール性重炭酸ナ
トリウム溶液中で温和に加熱することにより4に
転化される。次いで温和な酸加水分解で4Z=0
アシルを4Z=OHに転化する。 本発明にはまた生成物を酸付加塩に転化するこ
とが意図される。塩を形成させる多くの方法が当
業者に公知であり、それらは本発明の目的に対し
て均等であると考えるべきである。従つて、例え
ば生成物を低級アルカノール(例えばメタノー
ル、エタノール、i−プロパノール)のような溶
媒中に溶解又は懸濁させ、塩形成試験薬で、その
ものの同一の溶媒又は異なる溶媒中の溶液で処理
しても良い。従つて、例えばエタノール中の生成
物の懸濁液又は溶液を希薄な又は濃厚な酢酸、塩
酸など、又はエタノール性HClで処理しても良
く、相当する塩を、例えば過により捕集しても
良い。塩形成試薬はまた純粋な形で添加しても良
い。従つて、生成物の溶液又は懸濁液を氷酢酸又
は気体HClで処理し相当する酸付加塩を捕集して
も良い。 本発明にはまた、式、及びの化合物並び
にその薬理上許容できる酸付加塩、並びにそれら
の混合物を薬事上の治療製剤及び組成物中の活性
成分として使用することが意図される。 本発明の治療組成物は1日当り体重Kg当り約5
〜約200mgの範囲の量を投与したときに移植した
マウス腫瘍の成長を抑制し、並びに哺乳類におけ
る白血病及び関連癌の退行及び(又は)緩和を誘
発する。最適結果に好ましい用量規制は1日当り
体重Kg当り約5〜約50mgであろう。そしてそのよ
うな用量単位は体重約70Kgの患者に合計約350mg
〜約3.5gの活性化合物を24時間の間に投与する
ことが用いられる。この用量規制は最適の治療応
答を与えるように調整しても良い。例えば、いく
つかに分けた用量を投与しても良く、あるいは治
療状態の緊急により示されるように比例して減じ
ても良い。決定された実用的利点は活性化合物を
経口、静脈内、筋肉内又は皮下径路のように便利
な方法で投与し得ることである。 活性成分は、例えば不活性希釈剤又は同化性食
用担体とともに経口的に適用しても良く、あるい
は硬質又は軟質の殻のゼラチンカプセル中に封入
しても良く、あるいはそれらを錠剤に圧縮しても
良いしあるいはそれらを直接食事食品に混合して
も良い。経口治療投与には、活性化合物を賦形薬
と混合し、摂取錠剤、口内錠、トローチ、カプセ
ル、エリキシル、懸濁液、シロツプ、ウエフアー
などとして使用しても良い。そのような組成物及
び製剤は少くとも0.1%の活性化合物を含有すべ
きであろう。もちろん、組成物及び製剤の割合は
変更しても良く、単位の重量の約2〜約60%が便
利であろう。そのような治療に有用な組成物中の
活性成分の量は適当な用量が得られるような量で
ある。本発明による好ましい組成物又は製剤は経
口単位剤形が活性化合物約5〜200mgを含有する
ように調製される。 錠剤、トローチ、丸剤、カプセルなどはまた次
のものを含有しても良い:トラガカントゴム、ア
ラビアゴム、コーンスターチ又はゼラチンのよう
な結合剤;第二リン酸カルシウムのような賦形
薬;コーンスターチ、ばれいしよデンプン、アル
ギン酸などのような崩壊剤;ステアリン酸マグネ
シウムのような潤滑剤;スクロース、ラクトース
又はおそらく添加されるサツカリンのような甘味
剤、あるいははつか、ウインターグリーン油又は
チエリー香味のような芳香薬。単位剤形がカプセ
ルであるときには、それは上記種類の物質に加え
て液体担体を含有しても良い。種々の他の物質が
コーテイングとして又は用量単位の物理的形態を
その他変形するために存在しても良い。例えば、
錠剤、丸剤又はカプセルをセラツク、糖又は両方
で被覆しても良い。シロツプ又はエリキシルは活
性化合物、甘味剤としてのスクロース、防腐剤と
してのメチルパラベン及びプロピルパラベン、染
料及びチエリー又はオレンジ香味のような矯味を
含有しても良い。もちろん、どの単位剤形の調製
に使用されるどの物質も薬事上純粋で用いられる
量で事実上無毒性でなければならない。さらに活
性成分は持続放出の製剤及び配合物中に混合して
も良い。 活性成分はまた非経口的又は腹腔内に投与して
も良い。ヒドロキシプロピルセルロースのような
界面活性剤を適当に混合した水中に遊離塩基又は
薬理上許容される塩として活性成分の溶液を調製
することができる。分散液もまたグリセリン、液
体ポリエチレングリコール及びそれらの混合物中
に、並びに油中に調製できる。普通の貯蔵及び使
用条件下ではこれらの製剤には微生物の成長防止
のために防腐剤が含有される。 注射用に適する治療用形態には無菌の水溶液又
は分散液及び無菌の注射用溶液又は分散液の即席
調製用の無菌粉末が含まれる。すべての場合に形
態は無菌でなければならずまた容易な注射性能が
存在する程度に流動性でなければならない。それ
は製造及び貯蔵の条件下に安定でなければなら
ず、また細菌及び真菌のような微生物の汚染作用
に対して防護されねばならない。担体は、例えば
水、エタノール、ポリオール(例えばグリセリ
ン、プロピレングリコール及び液体ポリエチレン
グリコールなど)、それらの適当な混合物及び植
物油を含む溶媒又は分散媒であることができる。
適当な流動性は、例えばレシチンのようなコーテ
イングの使用、分散液の場合に必要な粒度の維
持、及び界面活性剤の使用により維持することが
できる。微生物の作用の防護は種々の抗細菌、抗
菌剤、例えば、パラベン、クロロブタノール、フ
エノール、ソルビン酸、チメロサールなどにより
行なうことができる。多くの場合に等張剤、例え
ば糖又は塩化ナトリウムを含むことが好ましいで
あろう。注射組成物の長期吸収は吸収を遅延させ
る薬品、例えばモノステアリン酸アルミニウム及
びゼラチン、を組成物中に使用することにより行
なうことができる。 無菌注射液は適当な溶媒中の所要量の活性成分
を必要なように前に挙げた他の種々の成分と混合
し、次いで過滅菌により製造される。一般に、
分散液は種々の滅菌した活性成分を基本分散媒及
び前に挙げた必要な他の成分を含有する無菌賦形
薬中に混合することにより調製される。無菌注射
溶液の調製用の無菌粉末の場合には、好ましい調
製法は真空乾燥及び凍結乾燥の技術でありそれは
予め無菌過した溶液から活性成分と添加所望成
分とを合せた粉末を生ずる。 本明細書に用いたように、「薬理上許容される
担体」には溶媒、分散媒、コーテイング、抗細菌
剤及び抗菌剤、等張剤並びに吸収遅延剤などのい
ずれもまたそのすべてが含まれる。薬事上の活性
物質に対しそのような媒質及び試薬を使用するこ
とは技術的に周知である。慣用の媒質又は試薬が
活性成分と配合禁忌である場合を除き治療組成物
におけるその使用が意図される。補助活性成分も
また組成物中に混合することができる。 投与の容易さ及び用量の均一性のために非経口
組成物を単位剤形に配合することが特に有利であ
る。本明細書に用いた単位剤形とは治療すべき哺
乳類患体に一個の用量として適する物理的に分離
した単位を示し、各単位は所望の治療効果が生ず
るように計算した予め定めた量の活性物質を必要
な薬事上の担体とともに含有する。本発明の新規
な単位剤形に対する仕様は本明細書に詳しく開示
するように(a)活性物質の独特の特性及び達成すべ
き特定の治療効果、並びに(b)身体の健康が害なわ
れている疾患状態を有する生患体中の疾病の治療
にそのような活性物質を配合する技術に固有の制
約に直接依存させることにより指示される。 本発明にはまた前記の薬事上の治療製剤及び組
成物の使用法が意図される。 癌の退行及び緩和が、例えば経口又は注射様式
の適用を用いて達成される。例えば単一の経口又
は静脈内用量あるいは繰返して一日量を投与でき
る。約5日又は10日まで一日量がしばしば十分で
ある。毎日1回あるいは一日おき又はより少ない
日に1日分与することもまた可能である。用量規
制から知ることができるように投与される主活性
成分の量は癌が潜伏する宿主に細胞毒の性質の過
度の有害副作用なしで白血病などの退行及び緩和
に役立つのに十分な量である。この量はまた有効
量として本明細書に示される。本明細書に用いる
ように癌疾患とは白血病のような血液悪性腫瘍並
びに黒色癌、肺癌及び乳房腫瘍のような他の充実
性及び非充実性腫瘍を意味する。退行及び緩和と
は治療のない疾患過程に比べて腫瘍の成長又は疾
患の他の発現の阻止又は遅延を意味する。 本発明の方法の観点には式: で示されるもの、その互変異性形態及び薬理上許
容される酸付加塩からなる群から選ばれる化合物
の有効量を哺乳類に経口又は非経口的に投与する
ことを含む哺乳類における癌疾患の退行及び(又
は)緩和を誘発させる方法が含まれる。 本明細書に記載した新規な化合物はキレート
剤、錯化剤又は金属イオン封鎖剤として有用であ
る。多価金属イオンで形成された錯体は殊に安定
で通常種々の有機溶媒中で安定である。もちろん
それらの性質は金属イオンの汚染が問題を生ずる
種々の用途に、例えば飽和及び不飽和の潤滑油、
並びに遷移金属イオンの汚染が酸化劣化及び発色
を促進する炭化水素、脂肪酸及びろうのような
種々の有機系における安定剤として、有用にす
る。それらはさらにこれらの物質により錯化又は
抽出しても良い多価金属イオンの分析に、及び金
属担体として有用である。金属イオン封鎖剤に共
通の他の用途もまたこれらの化合物に明らかであ
る。さらに、ロイコ塩基()は完全に芳香族の
誘導体(、式中A−BがCH=CHである)の
製造に中間体として有用である。 本発明の新規な化合物はまた次の標準試験手順
により立証されるように移植したマウス腫瘍の成
長を抑制する性質を有する。 リンパ性白血病P388試験 用いた動物はすべて同性の最低17gですべて3
g重量の範囲内の体重のDBA/2マウスである。
試験群毎に5又は6体である。腫瘍の移植はリン
パ性白血病P388の106細胞を含有する希薄な腹水
液0.1mlの腹腔内注射による。試験化合物は1日、
5日及び9日(腫瘍接種に関し)に種々の用量で
腹腔内に投与される。動物は30日間定期的に体重
をはかり生存体を記録する。50%生存時間及び処
理(T)動物/対照(C)動物の生存時間比を計算す
る。陽性対照化合物は60mg/Kg注射として与えた
5−フルオロウラシルである。本発明の代表的化
合物を用いたこの試験の結果は第1表に示され
る。効果の判定基準はT/C×100125%であ
る。 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 リンパ性白血病P388試験 試験化合物を腹腔内の代りに経口的に種々の用
量で投与することを除き用いた手順はリンパ性白
血病P388に対する前記試験と同様である。本発
明の典型的な化合物を用いたこの試験の結果は第
2表に示される。効果の判定基準はT/C×100
≧125%である。 【表】 リンパ性白血病L1210試験 腫瘍移植が105セル/マウスの濃度で接種した
リンパ性白血病L1210からなり、平均生存時間を
計算することを除き手順はリンパ性白血病P388
腹腔内試験と同様である。本発明の代表的化合物
の結果は第3表に示される。 【表】 黒色性黒色腫B16 用いた動物はすべて同性の、最低17gですべて
3gの範囲内の体重のC57BC/6マウスである。
通常試験群毎に10体である。黒色性黒色腫B16腫
瘍1gを冷緩衝塩類溶液10ml中に均質化し、ホモ
ジネート0.5mlを試験マウスそれぞれに腹腔内に
移植する。試験化合物は1日〜9日の間(腫瘍接
種に関し)に種々の用量で腹腔内投与する。60日
間規則的に動物の体重をはかり生存体を記録す
る。50%生存時間及び処理(T)動物/対照(C)動
物の生存時間比を計算する。陽性対照化合物は20
mg/Kg注射として与えた5−フルオロウラシルで
ある。本発明の代表的化合物を用いたこの試験の
結果は第4表に示される。効果の判定基準はT/
C×100≧125%である。 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 リツジウエイ(Ridgway)骨肉腫 用いた動物は同性の最低17gですべて3gの範
囲内の体重のAKD2F1/Jマウスである。通常試
験群毎に8体である。腫瘍はマウス当り2mmフラ
グメント5個としてトロカールにより皮下適用す
る。試験化合物は15日(腫瘍接種に関し)に始め
る合計6接種に対し4日目毎に種々の用量を腹腔
内に投与する。90日間規則的に動物の体重をはか
り生存体を記録する。腫瘍の退行を全試験動物に
記録する。第5表は本発明の代表的化合物を用い
たこの試験の結果を腫瘍退行を示す動物の割合に
ついて示す。 【表】 本発明は次の特定の実施例に関連してより詳細
に記載される。 実施例 1 ロイコ−1,4−ビス〔(2−ジメチルアミノ
エチル)アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアン
トラキノン N,N−ジメチルエチレンジアミン10.58g、
N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミ
ン60ml及びロイコ−1,4,5,8−テトラヒド
ロキシアントラキノン10.96gを含む反応混合物
を窒素でフラツシングし、49〜51℃に保つた油浴
で加熱しながら窒素下に2時間撹拌する。混合物
を窒素下に冷却させる。固体を捕集し、エタノー
ルで洗浄すると所望の生成物14.78g(224℃でシ
ンター、300℃で融解せず)が暗赤かつ色固体と
して得られる。 実施例 2 1,4−ビス〔(2−ジメチルアミノエチル)
アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノ
ン ニトロベンゼン100ml中のロイコ−1,4−ビ
ス〔(2−ジメチルアミノエチル)アミノ−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン12.00gを15分
間還流下に加熱してから熱時過する。液を再
び加熱して沸騰させ、冷却させ、固体を捕集しエ
タノールで洗浄すると所望の生成物8.44gが青黒
色の結晶として得られる。融点236〜238℃。 実施例 3 ロイコ−1,4−ビス(2−モルホリノエチル
アミノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノ
ン N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン40ml中のN−(2−アミノエチル)モルホリ
ン15.62gの溶液に窒素を15分間バブリングさせ
ることにより脱気する。ロイコ−1,4,5,8
−テトラヒドロキシアントラキノン10.97gを撹
拌しながら徐々に添加し、懸濁液を実施例1記載
のように処理すると所望の生成物18.07gがオリ
ーブ色の固体として得られる、融点223〜227℃。 実施例 4 1,4−ビス(2−モルホリノエチルアミノ)
−5,8−ジヒドロキシアントラキノン ニトロベンゼン100ml中のロイコ−1,4−ビ
ス(2−モルホリノエチルアミン)−5,8−ジ
ヒドロキシアントラキノン13.90gを実施例2記
載のように酸化すると所望の生成物10.30gが黒
色のロツドとして得られる。融点241〜243℃。 実施例 5 ロイコ−1,4−ビス〔(2−ジエチルアミノ
エチル)アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアン
トラキノン N−(2−アミノエチル)モルホリンの代りに
N,N−ジエチルエチレンジアミン13.95gを用
いて実施例3の手順を繰返すと所望の生成物
13.97gが赤かつ色の固体として得られる、融点
182〜185℃。 実施例 6 1,4−ビス〔(2−ジエチルアミノエチル)
アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノ
ン ロイコ−1,4−ビス〔(2−ジエチルアミノ
エチル)アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン10.90gを実施例2記載のように酸化す
ると所望の生成物6.35gが青黒色の針状結晶とし
て得られる、融点202〜204℃。 実施例 7 ロイコ−1,4−ビス〔2−(1−ピロリジニ
ル)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノン N−(2−アミノエチル)モルホリンの代りに
N−2−ピロリジノエチルアミン12.05g及びN,
N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン80
mlを用いて実施例3の手順を繰返すと所望の生成
物13.24gが赤かつ色の固体として得られる。融
点180〜185℃。 実施例 8 1,4−ビス〔2−(1−ピロリジニル)エチ
ルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキ
ノン ロイコ−1,4−ビス〔〔2−(1−ピロリジニ
ル)エチル〕アミノ〕−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノン8.61gを実施例2記載のように酸化
する。反応混合物を蒸発乾燥し、残留物をトルエ
ンから再結晶すると所望の生成物5.12gが青黒色
の結晶として得られる、融点193〜196℃。 実施例 9 ロイコ−1,4−ビス〔2−(メチルアミノ)
エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン N−2−ピロリジノエチルアミンの代りにN−
メチルエチレンジアミン8.90gを用いて実施例7
の手順を繰返すと所望の生成物13.73gが暗緑色
の固体として得られる。融点157〜160℃。 実施例 10 ロイコ−1,4−ビス〔(3−ジメチルアミノ
プロピル)アミノ〕−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノン ジメチルアミノプロピルアミン80mlに窒素を15
分間バブリングする。ロイコ−1,4,5,8−
テトラヒドロアントラキノン10.97gを撹拌しな
がら徐々に加える。混合物を窒素下に50〜52℃で
2時間加熱し、次いで冷却させる。固体を捕集し
冷エタノールで洗浄すると暗橙赤色の結晶5.59g
が得られる、融点115〜118℃。 実施例 11 1,4−ビス〔(3−ジメチルアミノプロピル)
アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノ
ン N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン60ml中のロイコ−1,4−ビス〔(3−ジメ
チルアミノプロピル)アミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン6.00gの懸濁液を蒸気浴上
で還流下に空気をバブリングしながら12時間加熱
する。溶液を冷却すると固体が生じ、それを捕集
しヘプタンで2回、石油エーテルで1回洗浄す
る。この固体を熱ヘプタン350mlで抽出し、過
し、300mlに濃縮することにより再結晶する。結
晶化し石油エーテルで洗浄すると所望の生成物
3.72gが黒色の針状結晶として得られる、融点
154〜157℃。 実施例 12 ロイコ−1,4−ビス(2−アミノエチルアミ
ノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノン エチレンジアミン7.22gを含有する脱気した
N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミ
ン80ml中のロイコ−1,4,5,8−テトラヒド
ロキシアントラキノン10.97gを含む反応混合物
を加熱し窒素下に48〜50℃で1時間撹拌する。混
合物を窒素を徐々に流しながら保持すると固体が
生じ、それを捕集し酢酸エチル、アセトニトリル
及び石油エーテルで洗浄すると所望の生成物13.8
g(350℃で融解せず、赤外線吸収スペクトル:
6.34および8.20μm)が赤黒色の固体として得ら
れる。 実施例 13 ロイコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルア
ミノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノン N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン80ml中の1,3−ジアミノプロパン8.90gの
脱気した溶液中のロイコ−1,4,5,8−テト
ラヒドロキシアントラキノン10.97gの懸濁液を
撹拌し窒素下に49℃で1時間加熱してから冷却さ
せる。生ずる固体を捕集し冷エタノールで洗浄す
ると所望の生成物14.21g(350℃で融解せず、赤
外線吸収スペクトル:6.44および8.22μm)が黒
色の固体として得られる。 実施例 14 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシ
エチルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒ
ドロキシアントラキノン N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン40ml中の2−(2−アミノエチルアミノ)エ
タノール12.5gの懸濁液を撹拌し、15分間窒素を
バブリングすることにより脱気する。ロイコ−
1,4,5,8−テトラヒドロキシアントラキノ
ン10.97gを撹拌しながら徐々に加える。懸濁液
を加熱し窒素下50〜52℃で油浴中で5時間撹拌す
る。混合物を保持し窒素下に12時間冷却する。固
体をデカンテーシヨンにより捕集し、エタノール
中に離解し、捕集しエタノールで洗浄すると所望
の生成物15.06gが灰緑色の固体として得られる、
融点129〜131℃。 実施例 15 ロイコ−1,4−ビス〔2−〔ジ−(β−ヒドロ
キシエチル)アミノ〕エチルアミノ〕−5,8
−ジヒドロキシアントラキノン メタノール100ml中のN,N−ジ(2−ヒドロ
キシエチル)エチレンジアミン17.8gの溶液を氷
溶で冷却し、撹拌し、窒素のバブリングにより15
分間脱気する。ロイコ−1,4,5,8−テトラ
ヒドロキシアントラキノン10.97gを撹拌しなが
ら徐々に加え冷却を続ける。懸濁液を加熱し、窒
素下に50〜52℃で油浴中で1時間撹拌し、次いで
混合物を窒素下に一夜保持し冷却させる。固体を
捕集しエタノールで洗浄すると赤かつ色固体14.8
gが得られる、融点165〜168℃。 実施例 16 1,4−ビス〔2−(メチルアミノ)エチルア
ミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノン
二塩酸塩 2−メトキシエタノール200ml中のロイコ−1,
4−ビス〔2−(メチルアミノ)エチルアミノ〕−
5,8−ジヒドロキシアントラキノン11.60g
(0.03モル)の懸濁液に撹拌しながら8Nエタノー
ル性塩化水素15mlを徐々に加えた。系を氷浴で冷
却し、クロルアニル粉末7.50g(0.0305モル)を
徐々に加えながら撹拌した。混合物を室温で一夜
撹拌し、エーテル600mlで希釈した。固体を捕集
しテトラヒドロフランで洗浄した。生成物
(14.16g)を水130ml中に溶解しアセトン650mlを
加えることにより再結晶すると青黒色の固体
13.15g(350℃で融解せず、赤外線吸収スペクト
ル:620、6.39、8.26および12.13μm)が得られ
た。 実施例 17 1,4−ビス〔2−(2−アミノエチルアミノ)
エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン 実施例3の一般手順に従いロイコ−1,4,
5,8−テトラヒドロキシアントラキノン10.97
g、N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジ
アミン80ml及びジエチレントリアミン21.84g
(0.24モル)の混合物は直ちに濃厚な凝結塊を生
じ、それが有効な撹拌を妨害したので反応時間が
24時間に延びた。混合物を冷却させ、上澄液をデ
カンテーシヨンし棄却した。メタノール100ml中
の凝結塊の溶液を過し、次いで空気中で一部蓋
つたフラスコ中で4日間酸化させた。分離したゼ
ラチン状の塊は酸化混合物をアセトニトリル200
mlとともに撹拌してから1時間保持すると固体に
なつた。固体を捕集し初めにアセトニトリル、次
いでエーテルで洗浄すると青黒色の粉末10.88g
(350℃で融解せず、赤外線吸収スペクトル:
6.21、6.42および8.31μm)になつた。 実施例 18 ロイコ−1,4−ビス(4−アミノブチルアミ
ノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノン 実施例3の一般手順に従い、しかし第一アミン
成分として1,4−ジアミノブタン45mlを用いる
と生成物12.20g(350℃で融解せず、赤外線吸収
スペクトル:6.31、8.12、および12.02μm)が暗
灰緑色の固体として得られた。 実施例 19 ロイコ−1,4−ビス〔2−ジメチルアミノプ
ロピルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン 2−ジメチルアミノプロピルアミン12.26gと
ロイコ−1,4,5,8−テトラヒドロキシアン
トラキノン10.97gとをエタノール100ml中で実施
例1の手順により1時間反応させると赤かつ色の
結晶7.29g(225℃で黒色化、350℃で融解せず、
赤外線吸収スペクトル:6.31、8.11および12.02μ
m)が得られる。 実施例 20 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−メチルアミ
ノエチルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジ
ヒドロキシアントラキノン エタノール50ml及びN,N,N′,N′−テトラ
メチルエチレンジアミン40ml中の1−メチルジエ
チレントリアミン14.10gの溶液にロイコ−1,
4,5,8−テトラヒドロキシアントラキノン
10.97gを実施例1のように添加する。混合物を
50で加熱し、窒素下に1時間撹拌し、氷浴で冷却
し、固体を捕集し、冷エタノールで洗浄すると緑
黒色の結晶7.23gが得られる、融点108〜111℃。 実施例 21 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−ジメチルア
ミノエチルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−
ジヒドロキシアントラキノン 実施例20の手順によりN−(ジメチルアミノエ
チル)エチレンジアミンとロイコ−1,4,5,
8−テトラヒドロキシアントラキノンとを反応さ
せると主題の化合物が生ずる。 実施例 22 ロイコ−1,4−ビス〔2−(1−ピペラジニ
ル)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノン N−(2−アミノエチル)ピペラジン15.50gに
実施例20の手順を適用すると350℃までは融解し
ない黒色の粉末3.92gが生じ、それを棄却する。
母液及びエタノール洗液を栓をしないフラスコ中
に2週間保持し、一部蒸発させると固体が析出
し、それを捕集しエタノールで洗浄すると主題の
化合物6.19gが黒色の固体として得られる、融点
200〜203℃。 実施例 23 1,4−ビス(2−アミノエチルアミノ)−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン二塩酸塩 実施例16の手順により実施例12の生成物28.25
gをクロルアニルで酸化すると粗、青黒色の固体
29.66gが得られ、次いでそれを水800mlとともに
14時間撹拌することにより抽出する。固体を遠心
分離により除き、上澄溶液を凍結乾燥すると350
℃までは融解しない青黒色の固体16,38gが残
る。 実施例 24 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン二塩酸塩 実施例16の手順により実施例14の生成物17.86
gをクロルアニルで酸化すると(再結晶なしで)
青黒色の固体21.34gが得られる、融点203〜205
℃。 実施例 25 1,4−ビス〔2−(2−メチルアミノエチル
アミノ)エチルアミノ−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン四塩酸塩 実施例20の生成物(11.70g)を実施例16の手
順によりクロルアニルで酸化すると青黒色の固体
18.03gが得られる、融点190〜203℃。 実施例 26 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン 実施例14の方法の変法において用いた溶媒はエ
タノール100mlである。ロイコ生成物からの母液
を栓をしないフラスコ中に2週間保持すると酸化
生成物が分離する。それを捕集しエタノールで洗
浄し、次いでエタノールから再結晶すると青黒色
の結晶が得られる、融点175〜177℃。 実施例 27 ロイコ−1,4−ビス〔3−(2−ヒドロキシ
エチルアミン)−1−プロピルアミノ〕−5,8
−ジヒドロキシアントラキノン エタノール100ml中の2−(3−アミノプロピル
アミノ)エタノール14.18gの溶液で実施例15の
手順を用いる。生ずる溶液を過し、液をエー
テル300mlで希釈すると生成物が粘着性物質とし
て沈殿する。上澄溶液のデカンテーシヨン後、粘
着性物質をテトラヒドロフラン100mlとともにか
きまぜると結晶化が生ずる。エタノールで洗浄す
ると緑黒色の固体12.56gが得られる。融点101〜
104℃ 実施例 28 1,4−ビス〔3−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)−1−プロピルアミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン二塩酸塩 実施例16のようにロイコ−1,4−ビス〔3−
(2−ヒドロキシエチルアミノ)プロピルアミノ〕
−5,8−ジヒドロキシアントラキノン9.95gを
クロルアニルで酸化すると青色の固体11.70gが
得られる、それは350℃までは融解しない。 実施例 29 ロイコ−1,4−ビス〔2−(3−ヒドロキシ
−1−プロピルアミノ)エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン エタノール100ml中のN−(3−ヒドロキシプロ
ピル)エチレンジアミン14.18gを用いて実施例
15の手順のように行なうと赤かつ色の結晶14.63
gが得られる。点58〜60℃。 実施例 30 1,4−ビス〔2−(3−ヒドロキシ−1−プ
ロピルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒ
ドロキシアントラキノン二塩酸塩 実施例16の手順により実施例29の生成物10.77
gをクロルアニルで酸化すると暗青色の固体
11.64gが生ずる、融点210〜216℃。 実施例 31 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシ
−1−プロピルアミノ)エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン 実施例15の手順にエタノール100ml中の1−(2
−アミノエチルアミノ)−2−プロパノール14.18
gを用いると緑黒色の結晶17.61gが生ずる、融
点50〜60℃。 実施例 32 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシ−1−プ
ロピルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒ
ドロキシアントラキノン二塩酸塩 2−メトキシエタノール215ml中のロイコ−1,
4−ビス〔2−(2−ヒドロキシ−1−プロピル
アミノ)エチルアミノ〕−1,4−ジヒドロキシ
アントラキノン14.44gの過した溶液を実施例
16の手順によりクロルアニル7.65gにより酸化す
ると紫色の固体16.75gが得られる、融点177〜
185℃。 実施例 33 ロイコ−1,4−ビス〔2−〔2−(2−ヒドロ
キシエチルアミノ)エチルアミノ〕エチルアミ
ノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノン 実施例15の手順にメタノール100ml中の2−〔2
−(2−アミノエチルアミノ)エチルアミノ〕エ
タノール17.67gの溶液を用いると溶液が生じ、
それを過し、エーテル300mlで希釈すると粘着
性物質が沈殿しそれは一夜保持すると硬化する。
固体を溶媒中に離解することにより硬化が完全に
なる。固体を捕集しエーテルで洗浄する緑黒色の
固体16.82g(融点:75゜〜85℃)が生ずる。。こ
の固体は−25℃で貯蔵すると粒状のまゝであるが
25℃で貯蔵すると固体ケークになる。 実施例 34 1,4−ビス〔2−〔2−(2−ヒドロキシエチ
ルアミノ)エチルアミノ〕エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン四塩酸塩 実施例16の方法により実施例33の生成物12.10
gをクロルアニル酸化し、固体をメタノールでさ
らに3回洗浄すると暗青色の固体生成物12.46g
(融点:119゜〜202℃、赤外線吸収スペクトル:
6.21、6.38および8.33μm)が得られる。 実施例 35 1,4−ビス〔2−(2,3−ジヒドロキシプ
ロピルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒ
ドロキシアントラキノン二塩酸塩 実施例15の手順によりメタノール100ml中の3
−(2−アミノエチルアミノ)−1,2−プロパン
ジオール〔サリーら(A.R.Surry、C.M.Suter
and J.S.Buck)、J.Am.Chem.Soc.、74、4102
(1952)〕16.10gの溶液は粘着性物質を生じ、そ
れを氷浴で冷却し、デカンテーシヨンすることに
より溶媒から分離する。粘着性物質をメタノール
100mlとともに25゜で1.5時間撹拌し、氷浴で冷却
し、デカンテーシヨンすることにより4回洗浄す
る。2−メトキシエタノール280ml中の粘着性物
質の溶液を過し実施例16の方法によりクロルア
ニル10.01gで酸化する。生成物をさらにエタノ
ールで洗浄すると青黒色の固体15.25gが得られ
る、融点191〜193℃。 実施例 36 ロイコ−1,4−ビス〔2−(1−アジリジノ)
エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノ 実施例15の手順でN,N,N′,N′−テトラメ
チルエチレンジアミン80ml中のN−(2−アミノ
エチル))アジリジン10.33gを用いると硬いガム
が生ずる。翌日上澄溶液を棄却し、エーテル100
mlを加え他日定期的にそれに離解するとガムは殆
んど硬化する。固体をエーテルで3回洗浄する間
に離解により硬化が完全になり青黒色の粒状粉末
17.66g(融点:120〜132℃、赤外線吸収スペク
トル:6.37、6.89、8.20および12.03μm)が得ら
れる。 実施例 37 1,4−ビス〔2−(1−アジリジノ)エチル
アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノ
ン クロロホルム40ml中の実施例36の生成物4.10g
の懸濁液にクロロホルム25ml中のアゾジカルボン
酸ジエチル1.74gの溶液を加える。混合物を20分
間撹拌し、生ずる暗青色の溶液を過し、液を
≦30゜で蒸発させる。残留物のクロロホルム40ml
中の溶液を脱色炭素2gとともに5分間撹拌し、
過し、さらにクロロホルム25mlを用いて洗浄す
る。液にエーテル100mlを加えるとガムが沈殿
し、それをデカンテーシヨン過により除去す
る。液から結晶が析出し、それを少量のアセト
ンで洗浄する。−60Kgに冷却したクロロホルム−
エーテル母液から2回目の結晶が析出し、それを
エーテル、及びメタノールで洗浄する。両結晶の
クロロホルム20ml中の溶液を脱色炭素と撹拌し、
過し、≦25℃で5mlの容積まで蒸発させ、エー
テル20mlで希釈し、次いで−60℃に冷却する。生
ずる青黒色の結晶をエーテルで洗浄する0.64gに
なる、融点168〜170℃。シリカゲル上の薄層クロ
マトグラフイーにおいて、生成物はクロロホルム
−トリエチルアミン−メタノール27/31/1(容
積比)により青色スポツトとして移動する。 実施例 38 1,4−ビス〔2−〔2−(1−モルホリノ)エ
チルアミノ〕エチルアミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン四塩酸塩 エタノール100ml中のN−(モルホリノエチル)
エチレンジアミン20.80gの溶液を実施例15の手
順に用いて溶液を得、それを過し、エーテル
900mlで希釈すると粘着性物質が沈殿する。上澄
溶液をデカンテーシヨンし、粘着性物質を2−メ
トキシエタノール175ml中に溶解し、実施例16の
方法によりクロルアニル5.29gで酸化すると暗青
色の固体17.7g(融点:265℃)が得られる。 実施例 39 ロイコ−1,4−ビス〔2−(アセトアミド)
エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン 実施例15の手順においてエタノール100ml中の
N−アセチルエチレンジアミン12.26gの溶液は
暗赤かつ色の固体15.27gを生ずる、融点125℃。 実施例 40 1,4−ビス〔2−(アセトアミド)エチルア
ミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノン ロイコ−1,4−ビス〔2−(アセトアミド)
エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラ
キノン11.95gの懸濁液を実施例16の方法により
61時間の間クロルアニル6.76gで酸化すると非常
に酸性の塩酸塩を生じ、それを水で4回洗浄する
ことにより遊離塩基に転化させる。ジメチルスル
ホキシド110mlから結晶化(2分間だけ沸騰させ
熱過は行なわない)し、次いでジメチルスルホ
キシドで、そしてエタノールで洗浄すると青黒色
の固体7.76gが得られる、融点273〜274℃。 実施例 41 1,4−ビス〔2−〔N−(2−ヒドロキシエチ
ル)トリフルオロアセトアミド〕エチルアミ
ノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノン トリフルオロ酢酸エチル75ml及びメタノール75
ml中の1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエチ
ルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキ
シアントラキノン1.50gの懸濁液を10分間撹拌す
る。生ずる溶液を真空で30℃において蒸発させる
と残留物が残り、それを塩化メチレンで洗浄し離
解すると青黒色の固体2.11gが得られる、融点
162℃。 実施例 42 1,4−ビス〔2−アミノ−2−カルボキシエ
チルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラ
キノン・3/4HCl 温水30ml中のdl−α,β−ジアミノプロピオン
酸6.23gの溶液に水酸化リチウム1.078g及びジ
メチルスルホキシド60mlを加える。系を窒素でフ
ラツシングしロイコ−1,4,5,8−テトラヒ
ドロキシアントラキノン4.12gを撹拌しながら
徐々に加える。混合物を撹拌し50゜で油浴を用い
て、初めに窒素下に15時間、次いで初期生成物を
空気のバブリングにより酸化しながら21時間加熱
する。メタノール−水−濃アンモニア(容積で
25/5/1)を用いたシリカゲル上の薄層クロマ
トグラフイーは酸化が完全であるときには生成物
スポツトがすべて青色であることを示す。混合物
を冷却した後、固体を過により除き一度ジメチ
ルスルホキシド−水(2/1)で洗浄する。液
にメタノール400mlを添加すると固体が沈殿し、
それを捕集しメタノールで洗浄する。0.01N水性
酢酸合計13mlでさらに洗浄すると固体のすべてが
事実上溶解する。酢酸液に濃塩酸3mlを添加す
ると青黒色固体が沈殿し、それをアセトンで洗浄
すると生成物0.24g(赤外線吸収スペクトル:
5.76、6.21、6.40、8.32および12.10μm)が得られ
る。 実施例 43 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−メトキシエ
チルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン 実施例15の手順においてN−(2−メトキシエ
チル)エチレンジアミン(米国特許第3454640号
明細書)のエタノール溶液を反応させると主題の
化合物が得られる。 実施例 44 1,4−ビス〔2−(1,3−オキサゾリジン
−1−イル)エチルアミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン 水50ml中の37%ホルムアルデヒド水溶液1.62g
の溶液を1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエ
チルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロ
キシアントラキノン4.44gとともに一夜撹拌す
る。生ずる固体を水で洗浄すると生成物(203〜
204℃)が得られる。 実施例 45 1,4−ビス〔2−(テトラヒドロ−1,3−
オキサジン−1−イル)エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン 0.4N水性水酸化ナトリウム50ml中の37%水性
ホルムアルデヒド1.62mlの溶液を1,4−ビス
〔2−(3−ヒドロキシ−1−プロピルアミノ)エ
チルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキ
ノン二塩酸塩5.45gとともに一夜撹拌する。生ず
る固体を水で洗浄することにより生成物が得られ
る。 実施例 46 1,4−ビス〔2−(1,3−オキサゾリジン
−2−オン−1−イル)エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン メタノール25ml中のナトリウム0.020gの溶液
を炭酸ジエチル75ml及び1,4−ビス〔2−(2
−ヒドロキシエチルアミノ)エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン4.44gとともに
一夜還流下に撹拌し加熱する。混合物を冷却させ
る。それを酢酸0.1mlとともに撹拌し、固体を
過により捕集し、メタノールで洗浄すると生成物
が得られる。 実施例 47 1,4−ビス〔2−(1,3−オキサジン−2
−オン−1−イル)エチルアミノ〕−5,8−
ジヒドロキシアントラキノン メタノール25ml中のナトリウム0.48gの溶液を
炭酸ジエチル75ml及び1,4−ビス〔2−(3−
ヒドロキシ−1−プロピルアミノ)エチルアミ
ノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノン二塩
酸塩5.45gとともに一夜撹拌し加熱する。混合物
を冷却した後、それを酢酸0.1mlとともに撹拌す
る。固体生成物を過により捕集しメタノール
で、次いで水で洗浄する。生成物は254〜256℃の
融点を示す。 実施例 48 1,4−ビス〔2−〔ジ(β−ヒドロキシエチ
ル)アミノ〕エチルアミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン二塩酸塩 実施例16の方法により実施例15の生成物10.77
gをクロルアニル酸化すると暗青色の固体11.64
gが得られる、融点216℃。 実施例 49 【表】 1,4−ビス(3−アミノプロピルアミノ−
5,8−ジヒドロキシアントラキノン、ラクトー
ス及びコーンスターチ(混合用)を混合する。コ
ーンスターチ(ペースト用)を水600ml中に懸濁
させ、撹拌しながら加熱してペーストを形成させ
る。次いでこのペーストを混合した粉末の粒状化
に用いる。必要であればさらに水を用いる。湿潤
粒子をNo.8ハンドスクリーンに通し、120〓で乾
燥する。次いで乾燥した粒子をNo.16ふるいに通
す。混合物をステアリン酸マグネシウム1%で潤
滑し、適当な錠剤機中で錠剤に圧縮する。 実施例 50 経口懸濁液の調製 成 分 量 ロイコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルアミ
ノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノン 500mg ソルビトール溶液(70%N.F.) 40ml 安息香酸ナトリウム 150mg サツカリン 10mg 赤色染料 50mg チエリー香味 50ml 蒸留水……qs ad 100ml ソルビトール溶液を蒸留水40mlに加えそれにロ
イコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルアミ
ノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノンを懸
濁させる。サツカリン、安息香酸ナトリウム、香
味及び染料を加え溶解させる。蒸留水で容積を
100mlに調整する。シロツプ各1mlはロイコ−1,
4−ビス(3−アミノプロピルアミノ)−5,8
−ジヒドロキシアントラキノン5mgを含有する。 実施例 51 非経口溶液の調製 プロピレングリコール700mlと注射用の水200ml
との溶液に1,4−ビス〔3−(ジメチルアミノ)
プロピルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン二塩酸塩20.0gを撹拌しながら懸濁させ
る。懸濁が終つた後塩酸でPHを5.5に調整し、注
射用の水で容積を1000mlにする。配合物を滅菌
し、各2.0ml(薬品40mgに相当する)を容れる5.0
mlのアンプルに満たし窒素下に封鎖する。 実施例 52 1,4−ビス(2−ジメチルアミノエチルアミ
ノ)アントラキノンの製造 キニザリン3g、N,N−ジメチルエチレンジ
アミン10g及び水17.5mlの混合物を撹拌し、還流
下に3.5時間加熱する。混合物を冷却し、固体を
捕集し水で洗浄すると所望の生成物2.96gが暗青
色の固体として得られる、融点170〜172℃。 あるいは、キニザリン2.4g、N,N−ジメチ
ルエチレンジアミン2.82g及びN,N,N′,
N′−テトラメチルエチレンジアミン9mlの混合
物を還流下に5時間撹拌しながら加熱することに
より上記生成物を製造しても良い。生成物は上記
のように回収する。 実施例 53 1,4−ビス(2−モルホリノエチルアミノ)
アントラキノンの製造 キニザリン9.60g、N−(2−アミノエチル)
モルホリン46.90g及び水56mlを実施例52記載の
ように反応させると所望の生成物9.92gが青黒色
の固体として得られる、融点158〜159℃。 実施例 54 1,4−ビス(2−ジエチルアミノエチルアミ
ノ)アントラキノンの製造 N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン42ml、N,N−ジエチルエチレンジアミン
17.43g及びキニザリン12.01gの混合物を還流下
に15時間撹拌し加熱する。生ずる溶液を蒸発し乾
燥させ、残留物のクロロホルム溶液をアルミナ
300gに通して過する。青色の液にナイロン
フイルムカラム中でシリカゲル上でクロマトグ
ラフイーを行ない、クロロホルム:メタノール
(6:1)混合物で展開する。主要青色バンドを
切りとり、次いでクロロホルム:メタノール:ト
リエチルアミン(6:2:1)混合物で溶出す
る。溶出液を蒸発させる。残留物をヘキサンから
結晶化し、石油エーテルで洗浄すると所望の生成
物1.43gが青黒色の板状結晶として得られる、融
点109℃。 実施例 55 ロイコ−1,4−ビス(2−アミノエチルアミ
ノ)アントラキノンの製造 エチレンジアミン125mlを15分間窒素のパプリ
ングにより脱気する。ロイコキニザリン12.0gを
加え、混合物を窒素下に撹拌しながら50℃で1時
間加熱する。混合物を冷却させる。固体を捕集し
順次酢酸エチル、アセトニトリル及び石油エーテ
ルで洗浄すると所望の生成物8.07gが緑金色の結
晶として得られる、融点毎分9゜の加熱速度で162
〜165℃(分解) 実施例 56 1,4−ビス(2−アミノエチルアミノ)アン
トラキノンの製造 ロイコ−1,4−ビス(2−アミノエチルアミ
ノ)アントラキノン7.0g及びエチレンジアミン
87.5mlの混合物を50℃に加熱しながら1時間空気
をバブリングする。混合物をアセトニトリル87.5
mlで希釈し、冷却させ、固体を捕集しアセトニト
リルで洗浄すると所望の生成物5.43gが暗黒色の
固体として得られる、融点170〜171℃。 実施例 57 1,4−ビス〔2−(メチルアミノ)エチルア
ミノ〕アントラキノンの製造 ロイコキニザリン2.4gと脱気したN−メチル
エチレンジアミン25gとの混合物を窒素下に撹拌
しながら50℃で1時間加熱する。混合物に空気を
40分間バブリングしながら50℃で加熱を続ける。
混合物を蒸発させて乾燥し、次いで再び2回エタ
ノール25mlから蒸発させる。エタノール−エーテ
ルから−70℃で残留物を結晶化すると粗固体2.32
gが得られ、それを四塩化炭素から2回再結晶す
ると所望の生成物1.92gが暗青色の結晶として得
られる、融点131〜132℃。 実施例 58 1,4−ビス(2−ピペリジノエチルアミノ)
アントラキノンの製造 キニザリン4.07g、N−(2−アミノエチル)
ピペリジン21.74g及び水26mlの混合物を還流下
に2時間撹拌し、次いで一夜保持する。ガム状固
体を捕集し水で遠心分離により洗浄すると青黒色
の固体1.99gが得られる。この固体をクロロホル
ム15ml中に溶解し、アルミナ100g上で比較的短
い湿潤カラム手順によりクロマトグラフイーを行
ないクロロホルムで溶離する。溶出液合計180ml
を溶出液が青色に変るときから黒色バンドがカラ
ムの底に近ずくまで8個の個々のカツトに集め
る。カツト1〜6を合せて蒸発させると青黒色の
結晶1.42gが得られ、それをエタノールから再結
晶すると所望の生成物1.35gが青黒色の針状結晶
として得られる、融点140〜141℃。生成物を真空
で78℃において乾燥する、156〜157℃で融解。 実施例 59 ロイコ−1,4−ビス(2−ジメチルアミノエ
チルアミノ)アントラキノンの製造 N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン75ml中のN,N−ジメチルエチレンジアミン
26.44gの溶液を15分間N2のバブリングにより脱
気する。次いでロイコキニザリン12.11gを加え、
生じた混合物を窒素下に48〜50℃に加熱しながら
21時間撹拌する。窒素下に一夜冷却した後固体を
過により捕集し、アセトニトリルで3回スラリ
ーにすることにより、次いで石油エーテルで2回
洗浄する。そのようにして暗緑色の結晶12.52g
が得られる、融点150〜157℃;又はホツトステー
ジ顕微鏡上で融点153〜154℃。 実施例 60 【表】 【表】 1,4−ビス〔2−(メチルアミノ)エチルア
ミノ〕アントラキノン、ラクトース及びコーンス
ターチ(混合用)を混合する。コーンスターチ
(ペースト用)を水600ml中に懸濁させ、撹拌しな
がら加熱してペーストを形成させる。次いでこの
ペーストを混合した粉末の粒状化に用いる。必要
であればさらに水を用いる。湿潤粒子をNo.8ハン
ドスクリーンに通し、120〓で乾燥する。次いで
乾燥した粒子をNo.16ふるいに通す。混合物をステ
アリン酸マグネシウム1%で潤滑し、適当な錠剤
機で錠剤に圧縮する。 実施例 61 経口懸濁液の調製 成 分 量 ロイコ−1,4−ビス(2−アミノエチルアミ
ノ)アントラキノン 500mg ソルビトール溶液(70%N.F.) 40ml 安息香酸ナトリウム 150mg サツカリン 10mg 赤色染料 10mg チエリー香味 50mg 蒸留水……qs.ad. 100ml ソルビトール溶液を蒸留水40mlに加え、それに
ロイコ−1,4−ビス(2−アミノエチルアミ
ノ)アントラキノンを懸濁させる。サツカリン、
安息香酸ナトリウム、香味及び染料を加え溶解さ
せる。蒸留水で容積を100mlに調整する。シロツ
プ各1mlはロイコ−1,4−ビス(2−アミノエ
チルアミノ)アントラキノン5mgを含有する。 実施例 62 非経口溶液の調製 プロピレングリコール700mlと注射用の水200ml
との溶液に1,4−ビス(4−アミノブチルアミ
ノ)アントラキノン20.0gを撹拌しながら懸濁さ
せる。懸濁が終つた後塩酸でPHを5.5に調整し、
注射用の水で容積を1000mlにする。配合物を滅菌
し、各2.0ml(薬品40mgに相当する)を容れる5.0
mlのアンプルに満たし窒素下に封鎖する。 実施例 63 ロイコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルア
ミノ)アントラキノンの製造 実施例55の手順においてエチレンジアミンの代
りに1,3−プロパンジアミンを用いるときに生
成物は主題の化合物である。 実施例 64 ロイコ−1,4−ビス〔(2−ジメチルアミノ
プロピル)アミノ〕アントラキノンの製造 実施例59の手順においてN,N−ジメチルエチ
レンジアミンの代りに2−ジメチルアミノプロピ
ルアミン15.32gを用いると50゜で1時間の反応時
間後に主題の化合物が得られる。 実施例 65 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−メチルアミ
ノエチルアミノ)エチルアミノ〕アントラキノ
ン エタノール100ml中の1−メチルジエチレント
リアミン14.10g(0.12モル)の溶液をそれに15
分間窒素をバブリングすることにより脱気し、次
いでロイコキニザリン9.69g(0.04モル)を撹拌
しながら徐々に加える。混合物を窒素下に撹拌し
油浴を用いて50℃で21時間加熱する。混合物を冷
却させ、生成物を過により捕集し、アセトニト
リルで洗浄し次いで石油エーテルで洗浄すると主
題の化合物が暗緑色の固体として得られる。 実施例 66 ロイコ−1,4−ビス(2−メチルアミノエチ
ルアミノ)アントラキノンの製造 N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン80ml中のN−メチルエチレンジアミン8.89g
の溶液を脱気し(実施例59参照)、ロイコキニザ
リン9.68gを加える。混合物を撹拌し、窒素下に
50℃で1時間加熱し、次いで冷却させる。固体を
捕集しトルエン、次いでエーテルで洗浄すると緑
黒色の固体9.0gが得られる、融点105〜109℃。 実施例 67 1,4,5−トリス〔(2−アミノエチル)ア
ミノ〕−8−ヒドロキシアントラキノン エチレンジアミン100mlをそれに15分間窒素を
バブリングすることにより脱気する。ロイコ−
1,4,5,8−テトラヒドロキシアントラキノ
ン10.97gを加え混合物を窒素下に50〜51℃で1
時間撹拌する。混合物を冷却し過する。栓をし
ない液を10℃で2時間冷却させると固体が生
じ、それを捕集しエタノールで洗浄すると所望の
生成物2.25gが(360℃まで融解せず、2−メト
キシエタノール溶液中、長波長のUV吸収ピーク
が763nmに示される。これに対し1,4−ビス
(アミノアルキルアミノ)−5,8−ジヒドロキシ
−アントラキノンは660nm近辺にピークを示
す。)が暗紫色の固体として得られる。 実施例 68 1,4−ビス〔(2−ジメチルアミノエチル)
アミノ〕−5,6−ジヒドロキシアントラキノ
ン 氷酢酸1.5mlと1,4,5,6−テトラヒドロ
キシアントラキノン27.2gを含有する水40mlとの
沸騰混合物に亜鉛30gを一部ずつ加える。混合物
を30分間沸騰させ、過し、液を冷却する。生
ずる橙かつ色の結晶を捕集するとロイコ−1,
4,5,6−テトラヒドロキシアントラキノン
19.7gが得られる、融点255〜257℃。 テトラメチルエチレンジアミン75ml中のジメチ
ルアミノエチルアミン7.9gを80〜100℃に加熱し
窒素で脱気する。この混合物を窒素下に撹拌しな
がらロイコ−1,4,5,6−テトラヒドロキシ
アントラキノン8.22gの一部ずつで処理し90〜
100℃で6時間加熱する。混合物を熱時過する。
液を4℃に冷却し、エーテルで処理し48時間保
持した後暗青色のガムが生ずる。上澄液をデカン
テーシヨンし、等量のエーテルで2回処理して冷
却すると青色のガムが生ずる。この上澄液を保持
し、次いでさらにエーテルで処理すると所望の最
終生成物1.5gが青色の固体として得られる、融
点133〜135℃。 実施例 69 1,4,5−トリス{〔2−(2−ヒドロキシエ
チルアミノ)エチル〕アミノ}−8−ヒドロキ
シアントラキノン 2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチルア
ミンとロイコ−1,4,5,8−テトラヒドロキ
シアントラキノンとの間の反応を実施例67のよう
に行なうと主題の化合物が得られる。 実施例 70 1,4−ビス(3−アミノプロピルアミノ)−
5,8−ジヒドロキシアントラキノン 脱気した1,3−ジアミノプロパン120ml中の
ロイコ−1,4,5,8−テトラヒドロキシアン
トラキノン10.0gの懸濁液を撹拌し45℃で窒素下
に1時間、次いで空気を懸濁液にバブリングしな
がら10分間加熱する。次いで混合物を蒸発して乾
燥させ、残留物をソツクスレー装置中でエタノー
ル650mlを用いて17時間抽出する。抽出物を熱時
過し、95mlに濃縮し、次いでジエチルエーテル
900mlで希釈する。混合物を冷却し、固体を捕集
しエタノール−ジエチルエーテル、次いでジエチ
ルエーテルで洗浄すると所望の生成物が青色の固
体9.57gとして得られる、融点115〜130℃。 実施例 71 【表】 1,4−ビス(3−アミノプロピルアミノ)−
5,8−ジヒドロキシアントラキノン、ラクトー
ス及びコーンスターチ(混合用)を混合する。コ
ーンスターチ(ペースト用)を水600ml中に懸濁
させ、撹拌しながら加熱してペーストを形成させ
る。次いでこのペーストを混合した粉末の粒状化
に用いる。必要であればさらに水を用いる。湿潤
粒子をNo.8ハンドスクリーンに通し、120〓で乾
燥する。次いで乾燥した粒子をNo.16ふるいに通
す。混合物をステアリン酸マグネシウム1%で潤
滑し、適当な錠剤機で錠剤に圧縮する。 実施例 72 経口懸濁液の調製 成 分 量 ロイコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルアミ
ノ)−5,8−ヒドロキシアントラキノン 500mg ソルビトール溶液(70%N.F.) 40ml 安息香酸ナトリウム 150mg サツカリン 10mg 赤色染料 50mg チエリー香料 50ml 蒸留水……qs ad 100ml ソルビトール溶液を蒸留水40mlに加え、それに
ロイコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルアミ
ノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノンを懸
濁させる。サツカリン、安息香酸ナトリウム、香
味及び染料を加え溶解させる。蒸留水で容積100
mlに調整する。シロツプ各1mlはロイコ−1,4
−ビス(3−アミノプロピルアミノ)−5,8−
ジヒドロキシアントルキノン5mgを含有する。 実施例 73 非経口溶液の調製 プロピレングリコール700mlと注射用の水200ml
との溶液に1,4−ビス(3−アミノプロピルア
ミノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノン二
塩酸塩20.0gを撹拌しながら懸濁させる。懸濁が
終つた後塩酸でPHを5.5に調整し、注射用の水で
容積を1000mlにする。配合物を滅菌し、各2.0ml
(薬品40mgに相当する)を容れる5.0mlのアンプル
に満たし窒素下に封鎖する。 実施例 74 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン二コハク酸塩 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノン222mg、コハク酸118mg及びエタノー
ル50mlの混合物を還流下に30分間加熱すると主題
の化合物が得られる。 実施例 75 1,4−ビス〔2−(3−ヒドロキシプロピル
アミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキ
シアントラキノン二リンゴ酸塩 1,4−ビス〔2−(3−ヒドロキシプロピル
アミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン228mg、DL−リンゴ酸134mg及び
エタノール50の混合物を還流下に30分間加熱する
と主題の化合物が得られる。 実施例 76 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシプロピル
アミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキ
シアントラキノン二乳酸塩 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシプロピル
アミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン228mg、80%DL−乳酸120mg及び
エタノール10mlの混合物を蒸気浴上で10分間加熱
し、冷却し、アセトン50mlで処理し、冷却すると
主題の化合物が得られる。 実施例 77 10.97g(40ミリモル)のロイコテトラヒドロ
キシアントラキノンを300mlのメタノール中に懸
濁させそしてこの懸濁物中に、機械中に撹拌しつ
つ30分間に亘り、アルゴンを泡として通した。こ
れに、12.6g(120ミリモル)の蒸留したN−(2
−シアノエチル)−1,2−エチレンジアミンを
添加し、そしてこの混合物を加熱し(55〜60℃)
そして12〜18時間撹拌した。赤褐色溶液を1錠の
苛性カリで処理しそしてその混合物中に、55〜60
℃で22時間空気を泡として通した。黒青色固体を
集め、メタノールで良く洗浄しそして乾燥した。
粗生成物を次いで還流塩化メチレン(又はクロロ
ホルム)で、ソツクスレー装置中で24時間抽出し
た(抽出物中に色が無くなるまで)。溶媒を減圧
下で除去し、紺青色の生成物を約450mlのメタノ
ールと一緒に沸とうさせ、冷却しそして捕集し
た。この物質は均質であつた(シリカゲルGF254
−THF/CH3COOH/H2O−7/3/1)。 収率=12.8g(70%)。融点:121〜123℃。 元素分析、計算値(C24H26N6O4・0.284H2O)
C=61.64%;H=5.73%;N=17.97%;O=
14.66% 分析値 C=61.74%:H=5.65%:N=17.62% 実施例 78 1,4−ビス[2−(メルチアミノ)エチルア
ミノ]アントラキノン 200ml中の2−メトキシエタノール中の10.60g
(0.03モル)のロイコ−1,4−ビス[2−(メチ
ルアミノ)エチルアミノ]アントラキノンの懸濁
物に対し、撹拌下に15mlの8N−エチノール性塩
化水素を次第に添加した。この系を水溶で冷却
し、撹拌しそして7.50g(0.0305モル)のプラニ
ル粉末を漸次添加する間窒素下に維持した。この
混合物を窒素下で室温で一晩に亘り撹拌しそして
600mlのエーテルで希釈した。この固体を集めそ
して酢酸エチルで洗浄すると所望の生成物を黄緑
色の結晶、融点:162〜165℃(分解)として与え
た。 実施例 79 1,4−ビス[(2−ジメチルアミノエチル)
アミノ]アントラキノン 100mlのニトロベンゼン中の12.00gのロイコ−
1,4−ビス[(2−ジメチルアミノエチル)ア
ミノ]アントラキノンを還流下に15分間加熱し次
いで熱い間に過した。液を沸とうするまで再
加熱し、冷却し、そして固体を集め、エタノール
で洗浄すると黒青色固体として所望の生成物を与
えた。融点:170〜172℃。 実施例 80 1,4−ビス[2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ]アントラキノン塩化水素
酸塩 1モルの1,4−ビス[2−(2−ヒドロキシ
エチルアミノ)エチルアミノ]アントラキノン、
8N塩酸の過剰の4モルおよび50mlのエタノール
の混合物を、還流下に30分間加熱すると表記化合
物を与えた。融点200゜〜203℃。 実施例 81 1,4−ビス[2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ]−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノンのLD50値は下記のとおりである。 静 注 マウス(雄)LD50=11.3mg/Kg マウス(雌)LD50=9.7mg/Kg 静 注 ラツト(雄)LD50=5.3mg/Kg ラツト(雌)LD50=7.1mg/Kg 腹腔内投与 マウス(雄)LD50=16.6mg/Kg マウス(雌)LD50=19.7mg/Kg
成分とする抗癌剤に関する。 さらに詳しくは、本発明は、 式: 式中、 A−BはCH=CH及びCH2−CH2よりなる群か
ら選ばれ; Qは式: (式中nは2〜4の整数である) で示されるものよりなる群から選ばれる二価の基
であり; R1及びR2のそれぞれは水素、1〜4個の炭素
原子を有するアルキル基、2〜4個の炭素原子を
有し且つR1とR2が結合している窒素原子に対し
α位の炭素原子はヒドロキシ基を持つていないモ
ノヒドロキシアルキル基、3〜6個の炭素原子を
有し且つR1とR2が結合している窒素原子に対し
α位の炭素原子はヒドロキシ基を持つていないジ
ヒドロキシアルキル基並びに式: (式中nは2〜4の整数であり、R3及びR4のそ
れぞれは水素及び1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基よりなる群から独立に選ばれる) で示される基よりなる群から独立に選ばれるか;
あるいはR1およびR2はそれらが結合している窒
素原子と一緒になつて、並びにR3およびR4はそ
れらが結合している窒素原子と一緒になつてモル
ホリノ基又は 式: (式中mは2〜6の整数である) で示される基であり(ただし1位及び4位の側鎖
における炭素原子の総数対酸素原子の総数と窒素
原子の総数との和の比が4を越えない); R5は水素及びヒドロキシ基よりなる群から選
ばれ; R6は水素及びヒドロキシ基よりなる群から選
ばれ; R7は水素、ヒドロキシ基及び−NH−
CH2CH2NH2で示される基よりなる群から選ば
れる;ただしR5がOHであるときにはR6及びR7
の一つはHでなければならず、またR5がHであ
るときにはR6及びR7はともにHでなければなら
ない、 で示される化合物、その互変異性形態及び薬理上
許容される酸付加塩よりなる群から選ばれる化合
物を有効成分とすることを特徴とする抗癌剤であ
る。 A−BがCH2−CH2である上記一般式の化合
物は一般に安定な化合物であり、相当するアント
ラキノンのロイコ形態として知られる。これらの
ロイコ形態はそれぞれの互変異性形態で存在する
ことは公知であり、そのような形態はすべて本発
明の目的に対し均等物である。ロイコ形態(本明
細書のロイコ塩基)、及びその互変異性体は次の
一般式で表わしても良い: 上記の新規な化合物は一般に特性的融点及び吸
収スペクトルを有する赤かつ色ないし青黒色の結
晶性物質として得ることができ、遊離塩基が大部
分水に不溶性であり、その若干の多くの有機溶媒
に不溶性であるので低級アルカノールで浸出する
ことにより精製しても良い。本発明の有機塩基
(、及び)は種々の薬理上許容される有機
及び無機の塩形成試薬と無毒性付加塩を形成す
る。従つて、有機遊離塩基と1当量、2当量又は
8当量までの酸とを、好ましくは中性溶媒中で混
合することにより形成される酸付加塩は硫酸、リ
ン酸、塩酸、臭化水素酸、スルフアミド酸、クエ
ン酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、酢
酸、安息香酸、グルコン酸、アスコルビン酸など
のような酸で形成される。好ましい酸は塩酸及び
酢酸である。本発明の目的には遊離塩基はそれら
の無毒性酸付加塩と均等である。本発明の有機塩
基の酸付加塩は一般に結晶性固体で、水、メタノ
ール及びエタノールに比較的可溶性であるが、ジ
エチルエーテル、ベンゼン、トルエンなどのよう
な非極性予機溶媒中に比較的不溶性である。 そのような塩がすべて当業者に公知の方法によ
り式、及びによつて示されるそれぞれの遊
離形態に再び転化できること、従つてそのような
塩及び遊離形態がすべて本発明の目的に対し均等
であることが当業者に理解されるであろう。 本発明の新規な化合物の観点の好ましい実施態
様は次の一般式: 及びその薬理上許容される酸付加塩によつて表
わしても良い。式中、A−B及びQは前記の如く
であり;R1は水素、1〜4個の炭素原子を有す
るアルキル基又は2〜4個の炭素原子を有し窒素
原子にα位の炭素原子はヒドロキシル基を含まな
いモノヒドロキシアルキル基であり;R2は2〜
4個の炭素原子を有し窒素原子にα位の炭素原子
はヒドロキシ基を含まないモノヒドロキシ基、3
〜6個の炭素原子を有し窒素原子にα位の炭素原
子はヒドロキシ基を含まないジヒドロキシアルキ
ル基又は式: (式中n、R3及びR4は前記の如くである) で示される成分である(ただし、1位及び4位の
それぞれの側鎖における炭素原子の総数の酸素原
子の総数と窒素原子の総数との和に対する比が4
を超えない)。 本発明の新規化合物の観点の第二の好ましい実
施態様は次の一般式: 及びその薬理上許容される酸付加塩により表わ
しても良い。式中Rは水素又は1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基であり、A−B、n及びQ
は前記の如くであり、1位及び4位のそれぞれの
側鎖における炭素原子の総数の酸素原子の総数と
窒素原子の総数との和に対する比が4を超えな
い。 本発明の新規化合物の観点の第三の好ましい実
施態様は次式: で示される化合物及びその薬理上許容される酸付
加塩に関する。式中、n、R1、R2及びA−Bは
第一の好ましい実施態様に示した如くである。 本発明の新規化合物の観点の第四の好ましい実
施態様は次式: で示される化合物及びその薬事上許容される酸付
加塩に関する。式中R1は水素又は−CH2CH2OH
である。好ましい塩は塩酸塩及び酢酸塩である。 式、及びによつて示される本発明の新規
な化合物は次の一般法によつて容易に製造される
であろう。 式: で示される化合物と式: Y−〔Q−〕TZ で示される化合物とを反応させ、R5=R7=クロ
ロ基又はアルカノイルオキシ基のときにはそれを
ヒドロキシ基に転化し、XがNHCOCF3であると
きにはCOCF3基を除去し、ZがNR1R2に転化で
きる基であるときにはその転化を行ない、また望
むならばA−BがCH2−CH2であるときにそれを
CH−CKに転化し、また生成物を塩形成条件下
に薬理上許容される塩形成試薬と接触させる。式
中 X及びYの一つはNR1R2又はNHCOCF3であ
り他方はOR10、Cl、Br、I、N(R10)2、NO2、
SO3R10、SO2R10、SOR10、SR10、N3、ONO及
びテトラゾリル(式中R10は水素、1〜6個の炭
素原子のアルキル基、フエニル基、p−トリル基
及びベンジル基からなる群から選ばれる)からな
る群から選ばれ; S及びTは異なり、0及び1から選ばれ; Zは水素、1〜4個の炭素原子のアルキル基及
びNR1R2はそれに転化できる基からなる群から
選ばれる;ただし、 (a) XのみがNHCOCF3であつても良く、そして
Sが0であるときのみZは水素又はアルキル基
ではない、 (b) (a)でなければSが0であるときにはR1/R2
はH/Hであり、Zは水素又は1〜4個のアル
キル基ではない、 (c) Tが0でありYがNR1R2であるときにはZ
は水素である、 (d) Tが0でありXがNR1R2であるときには
R1/R2は少くとも一つが水素であり、Zが1
〜4個の炭化水素のアルキル基である、 (e) R5及びR7の一つがクロロ基又はアルカノイ
ルオキシ基であるときには他の一つは同一であ
り、R6は水素である、 (f) R1及びR2の一つのみがアルカノイル基であ
つても良い。 反応は好ましくは水、低級アルカノール、例え
ばメタノール、エタノール、プロパノール、i−
プロパノール、異性体ブタノールのいずれかなど
のような反応不活性溶媒中で、又はホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミドなどのようなアミド溶
媒中、あるいはN,N,N′,N′−テトラメチル
エチレンジアミンのような溶媒又はそれらの混合
物中で約40〜110℃の温度で約2〜約10時間の間
反応物を加熱することにより行なわれる。上記の
温度、時間及び溶媒並びにそれらの組合せはこの
方法を行なうのに大抵は十分であろう。他の溶媒
や反応パラメータがときには望ましく又は必要で
あるかもしれないが、そのような他の溶媒及び反
応パラメーターの選択は技術の範囲内であり本発
明の目的に対してすべて均等であると思われる。 多くの場合に生成物は固体であり、自然にある
いは結晶種を入れ又はこすると冷却する際に反応
溶媒から結晶化し、過又はデカンテーシヨンに
より捕集しても良い。他の例では、反応混合物
を、例えば高温で真空下に濃縮しても良く、そし
て冷却すると生成物が結晶化し、上記のように
過又はデカンテーシヨンにより捕集されるであろ
う。また他の例では、生成物を捕集するために溶
媒を蒸発乾燥させあるいは水のような他の混和性
溶媒を反応混合物に混合し又はそれで希釈し、例
えば過又は抽出による生成物の捕集に進むこと
が必要であるかもしれない。当業者は従うべき手
順を選択することができ、そのような手順はすべ
て本発明の目的に対して均等であると考えられ
る。生成物を捕集すれば、例えば結晶化、クロマ
トグラフイー(薄層又はカラム)又は、好ましく
は低級アルコールを用いた浸出により精製しても
良い。溶媒、例えばエタノールのような有機溶媒
中の離解又は破砕のような他の手順を用いても良
く、そして精製手順はすべて本発明の目的に対し
て均等であると考えるべきである。 当業者はロイコ形態の生成物を望むとき三環式
出発物質がロイコ形態にあるべきであり、そのよ
うな物質を、殊に高い温度(すなわち室温)であ
るときに、例えば酸素のような酸化剤に対して保
護するように注意すべきことを認めるであろう。
従つて、ロイコ生成物を望むときには反応は正常
にかつ有効に空気を排除した雰囲気中で行なわれ
る。従つて、反応は、例えば窒素又はアルゴンの
雰囲気中で行なつても良く、また精製手順、殊に
高温を必要とする手順の間この配慮をなすべきで
ある。芳香族生成物を望み、芳香族出発物質を用
いるときにはそのような配慮は通常必要ではな
い。 望むときには種々の方法によりロイコ形態を容
易に芳香族形態に転化しうることは当業者に周知
である。従つて、空気酸化はそのような方法の一
つであり、他の方法は、例えば熱ニトロベンゼ
ン、クロルアニル、過酸化水素又は過ホウ酸ナト
リウムで処理する。そのような方法のすべて、及
びロイコ形態を芳香族形態に転化する他の方法は
本発明の目的に対し均等であると考えるべきであ
る。 当業者はまた置換基Zが【式】に転化でき る基であるときに前記の転化が当業者に周知であ
りその技術内の自明の手順により容易に行なうこ
とができることを理解するであろう。従つてこれ
らのすべての手順により基Zを【式】に転化 させることが本発明により意図され、そのような
手順がすべて本発明の目的に対して均等であると
考えるべきである。基Zを【式】に転化する ため本発明により意図される好ましい手順は次に
例証される。これらは前記転化の単なる例であ
り、本発明の範囲を定めるものではないことを理
解すべきである。他の転化手順は当業者に公知で
あり、本発明の目的に対して全く均等であると考
えるべきである。従つてZがアルデヒド基又はケ
トン基、すなわち【式】(式中Rは水素又は アルキル基から選ばれる)であるときには
【式】(式中R1及びR2は前記の如くである) のアミンで水素のような還元条件下にラニ−ニツ
ケル触媒又は水素化ホウ素ナトリウムを用いて処
理すると所望の転化が達成されるであろう。 Zに対して式: (式中mは2又は3である) で示される成分もまた意図される。この基を酸、
例えば水性エタノール性塩化水素で40〜80℃で1
〜6時間処理するとそれは−NH−(CH2)m−
OHに転化し、それが基【式】により意図さ れている成分である。 同様にZにはCl、Br、I、p−トシル、
OSO2CH3などのような有効な残留基が意図され
る。Zが上記の残留基又は均等物であるときには
式、【式】のアミンで、例えば低級アルカノ ール溶媒中で処理すると所望の転化が生ずるであ
ろう。 さらにZが第一アミン又は第二アミン、すなわ
ち−NH2又は−NHR1であるときには、さらに
アルキル化するとそれは所望の基、【式】に 転化されるであろう。周知のアルキル化剤はこの
転化を容易に生ずることが知られている。ハロゲ
ン化アルキル、硫酸アルキル、置換及び不置換ア
クリロニトリルなどのような試薬が意図される。
還元条件下に縮合したアルデヒド及びケトンもま
た利用しても良い。 そのような転化及び他の転化手順はすべて本発
明の目的に対して均等であると考えられる。 本発明の第一の方法の観点の好ましい実施態様
は次の図式によつて表わしても良い。 (式中R1、R2、R5、R6、R7及びQは前記の如く
である) この反応図式によれば、ロイコ1,4ジヒドロ
キシアントラキノン()をN,N,N′,N′−
テトラメチルエチレンジアミン、エタノール、ジ
メチルホルムアミドのような溶媒又はその混合物
中で窒素雰囲気下に約40〜約60℃で数時間適当な
アルキレンジアミン()と縮合させ相当するロ
イコ塩基()を生成させる。ロイコ塩基()
は空気酸化又は熱ニトロベンゼン処理あるいはク
ロルアニル、過酸化水素又は過ホウ酸ナトリウム
による処理のような種々の方法により完全芳香族
誘導体()に容易に酸化されるであろう。次い
で生成物を第四級化又は塩形成条件下に薬理上許
容される第四級化剤又は塩形成剤と接触させても
良い。 本発明の第一の方法の観点の好ましい下位概念
の実施態様は次の反応図式Aによつて表わしても
良い: (式中R1、R2及びQは前記の如くである) 本発明の第一の方法の観点のより好ましい下位
概念の実施態様はQが前記の如くであり、R1が
水素又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基
であり、R2が2〜4個の炭素原子を有し窒素原
子にα位の炭素原子がヒドロキシ基を含まないモ
ノヒドロキシアルキル基、3〜6個の炭素原子を
有し窒素原子にα位の炭素原子がヒドロキシ基を
含まないジヒドロキシアルキル基、又は式:
【式】(式中n、R3及びR4は前記 の如くである)で示される成分である(ただし、
1位及び4位のそれぞれの側鎖において炭素原子
の総数の酸素原子の総数と窒素原子の総数との和
に対する比が4を超えない)上記反応図式Aによ
つて表わされ、またその薬理上許容される酸付加
塩を製造するためにはその生成物を薬理上許容さ
れる酸、好ましくは酢酸又は塩酸と接触させる。 本発明の第一の方法の観点の第二のより好まし
い下位概念の実施態様はR1が水素又は1〜4個
の炭素原子を有するアルキル基であり、R2が−
(CH2)nOHであり、n及びQが前記の如くであ
る(ただし、1位及び4位のそれぞれの側鎖にお
いて炭素原子の総数の酸素原子の総数と窒素原子
の総数との和に対する比が4を超えない)上記反
応図式によつて表わされ、またその薬理上許容さ
れる酸付加塩を製造するためにはその生成物を薬
理上許容される酸、好ましくは酢酸又は塩酸と接
触させる。 本発明の第一の方法の観点の最も好ましい下位
概念の実施態様はQが−(CH2)o−(式中nは2〜
4の整数、好ましくは2、である)であり、R1
が水素又は−CH2CH2OHであり、R2が−
CH2CH2OHである上記反応図式Aにより表わさ
れ、またその薬理上許容される酸付加塩を製造す
るためにはその生成物を薬理上許容される酸、好
ましくは酢酸又は塩酸と接触させる。 A−BがCH=CHであり、R5及びR7がともに
水素又はヒドロキシ基であり、R6が水素である 本発明の新規な化合物はまた式: の化合物と式: の化合物とを反応させ、望むなら生成物を薬理上
許容される塩形成試薬と接触させることにより製
造しても良い。式中、 Gは1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ
基、1〜6個の炭素原子のアルコキシ基又は
【式】(式中Kは1〜6個の炭素原子 のアルキル基である)であり;Lは水素、ヒドロ
キシ基又は【式】であり;Jは水素、 塩素又は臭素である;ただし、 (a) Gが【式】であるときにはLは水 素又はヒドロキシ基であり、Jは塩素であり、
置換基Kは三環式生成物から除去される; (b) Gが【式】以外であるときにはL は【式】であり、環化生成物は芳香 族化される。 この方法は好ましくはトルエン、キシレン又は
エタノールのような反応の不活性溶媒中で60〜
150℃の反応温度で、好ましくは窒素のような不
活性雰囲気中で行なわれる。必要であるときに
は、例えばGが【式】以外であるとき には三環式生成物は芳香族化される。Gが
【式】であるときには置換基Kは、例 えば水性エタノール性酸で処理することにより三
環式生成物から除去される。当業者はK置換基を
除去した後に得られる生成物が遊離カルバミド酸
でありそれが自然に脱炭酸することを認めるであ
ろう。 A−BがCH=CHであり、R5及びR7がともに
水素又はヒドロキシ基であり、R6が水素である
本発明の新規な化合物を製造し得る他の方法は次
の如くである: 式: の化合物と式: の化合物とを反応させ、基RCO、及びYがOCH3
であるときのYを加水分解してそれぞれ水素又は
ヒドロキシ基に転化させ、望むなら生成物を薬理
上許容される塩形成剤と接触させる。式中、 Rは1〜6の炭素原子のアルキル基又はCF3で
あり; E及びFはともに水素であるか、又は一緒にし
たときに【式】(式中R3は水素又は1〜6個 の炭素原子のアルキル基である)を形成し; C−DはCH=CH又は【式】(式中YはH 又はOCH3である)である;ただし、 E及びFが水素であるときにはC−Dは
【式】であり、またC−DがCH=CHのとき にはE及びFは【式】を形成し、R5=R7=ヒ ドロキシ基である。 この反応は好ましくは反応物をNaAlCl4
(NaCl/AlCl3)融解物中で130〜200℃の温度で
1〜6時間混合することにより行なわれる。三環
式生成物を加水分解、例えば水性酸加水分解、し
て保護基を除去し、また望むなら薬理上許容され
る塩を製造する。 本発明の方法に利用する反応物がある特定の置
換基を含むときには、その方法を時間、温度及び
溶媒のような反応変数の特定の選択により特に効
率的、効果的に進めることができることが認めら
れた。反応物及び反応変数のこれらの好ましい組
合せは以下の反応図式1〜12により例証される。
列挙した図式によつて例証される組合せは本発明
の方法の単なる好ましい組合せ、配列にすぎず、
本発明の範囲又は特許請求する方法の範囲を制限
するものではないことは当業者に認められるであ
ろう。 反応図式1〜12によつて示される手順及び好ま
しい組合せは本発明の実施を望む人の便宜のため
に開示されたにすぎず、決して本発明の範囲を定
めるのに用いるものではない。 図式1〜12のそれぞれに用いた記号及び定義は
反対に示さなければそれらが用いられる個々の図
式のみに関する。 式中Q、R及びR2は前記の如くであり、Xは
OH、Cl、Br、I、NH2、NO2、SO3H、
【式】【式】SH、S−R10、OR10、N3、 テトラゾリル、ONOのような良く残る基であり、
ZはH又はOHである。 上記反応図式によれば、ロイコ形態又は芳香族
形態の適当に置換した9,10−アントラセンジオ
ンを示した構造のアミンと反応させると所望の
1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジオン
がロイコ形態又は芳香族形態で得られる。反応は
エタノール、プロパノール、イソプロパノール又
はN,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン中で窒素雰囲気下に40〜100゜の温度で2〜10
時間行なわれる。生成物がロイコ化合物であると
きにはそれは先に記載した方法により芳香族形態
に転化される。 R1、R2及びQは前記の如くであり、Zはクロ
ロ基又は1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキ
シ基である。 ロイコ1,4,5,8−テトラ置換−9,10−
アントラセンジオンとアミンとの間の反応は低級
アルカノール中で窒素雰囲気下に40〜100゜の温度
で2〜10時間の間行なわれる。二置換誘導体1は
水酸化ナトリウム又は塩酸のエタノール−水溶液
を用いてアルカリ加水分解又は酸加水分解により
ジヒドロキシ誘導体2に転化される。反応を制御
しアミノ置換基の加水分解を避けるように薄層ク
ロマトグラフイーを用いて反応を監視する。また
ロイコ生成物は先に記載の方法により芳香族形態
に転化される。 式中ZはH又はOHであり、Q、R1及びR2は前
記の如くであり、XはCl、Br、I、OSO2C6H4p
−CH3、OSO3CH3でりり、R3はH又は【式】 である。 二反応物を低級アルカノール中で混合し、40〜
90゜に1〜8時間加熱すると所望の生成物が生ず
る。R3がCF3COであるときには後者を水性メタ
ノール性炭酸カルウムで除去する。 Qは前記の如くであり、Zは水素又はヒドロキ
シ基であり、Rは低級アルキル基、ヒドロキシ低
級アルキル基又はジアルキルアミノ低級アルキル
基であることができ、R1はH又は低級アルキル
基であつても良く、R2はH、低級アルキル基又
はヒドロキシ低級アルキル基であつても良い。 9,10−アントラセンジオンと2〜3モル当量
のアルデヒド又はケトンの低級アルカノール中の
混合物を水素のような還元条件下にラニ−ニツケ
ル触媒又は白金触媒あるいは水素化ホウ素ナトリ
ウムとともに40〜100゜に2〜8時間加熱すると所
望の1,4−ビス(置換アミノ)9,10−アント
ラセンジオンが生ずる。 式中Zは水素又はヒドロキシ基であり、Qは前
記の如くであり、RはH、低級アルキル基又はヒ
ドロキシ低級アルキル基であり、R2はH又は低
級アルキル基である。 9,10−アントラセンジオン及びアクリロニト
リルの低級アルカノール中の混合物を60〜100゜に
2〜10時間加熱すると所望の生成物が生ずる。 ZはH又はOHであり、nは1〜3であり、R1
及びR2は前記の如くである。 水性−メタノール性酢酸中のビスアセタール1
を25゜に0.5〜3時間温ためるとジアルデヒド2が
生ずる。後者の化合物を低級アルカノール中で水
素のような還元条件下にラニ−ニツケル触媒又は
白金触媒あるいは水素化ホウ素ナトリウムで40〜
100゜で2〜10時間2〜4モル当量のアミン
【式】で処理すると所望の1,4−ジアミノ −9,10−アントラセンジオンが得られる。 ZはH又はOHであり、n=1〜3、m=2又
は3である。 ロイコ−1,4−ジヒドロキシ−9,10−アン
トラセンジオン4又はその芳香族形態及びアミン
5を低級アルカノール又はN,N,N′,N′−テ
トラメチルエチレンジアミン中で50〜90゜で2〜
10時間加熱するとロイコ−1,4−ジアミノ−
9,10−アントラセンジオン6又はその芳香族形
態が生ずる。次いで化合物6を水性エタノール性
HCl中で40〜80゜に1〜6時間温ためると所望の
1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジオン
7が生ずる。 式中ZはH又はOHであり、XはCl、Fr、I、
OSO2C6H4p−CH3、OSO2CH3である。 1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジオ
ン1、塩化チオニル及びピリジンを冷時混合し次
いで60〜110゜に2〜10時間加熱すると化合物2
(XがClである)が生ずる。化合物2、アミン
【式】及び溶媒(低級アルカノール)を混合 し70〜100゜に2〜14時間加熱すると最終生成物
3、1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジ
オン、が得られる。 式中Q及びR1、R2は前記の如くであり、R3及
びR4は低級アルキル基である。 ジヒドロアミノナフトキノン1が公表された手
順〔I.S.M.Bloom and G.O.Dudek、
Tetrahedron、26、1267(1970)〕により製造され
る。非プロトン性溶媒中酢酸ナトリウムの存在下
に化合物1と酸無水物とを反応させるとアミドエ
ステル2が得られ、次いでそれを水性塩基で加水
分解すると相当するアミドフエノール3が生ず
る。このアミドフエノールを塩基の存在下にハロ
ゲン化アルキル又はスルホン酸アルキルでアルキ
ル化すると相当するアミドエステル4が生ずる。
アミドフエノール3又はアミドエステル4を
NaAlCl4融解物中で無水マレイン酸と混合し、
130〜180゜に1〜5時間加熱し、水性酸加水分解
後所望の1,4−ジアミノ−9,10−アントラセ
ンジオン5が得られる。 式中R1及びR2は前記の如くであり、Rは低級
アルキル基又はCF3であり、n=2〜4、Xは
Cl、Br、OSO2C6H4−p−CH3又はOSO2CH3で
あり、YはH又はOCH3であり、Z=H又はOH
である。 トルエン中のジアミド1をNaHで処理し、次
いでアミン2で1〜8時間60〜110゜で処理すると
ジアミドジアミン3が生ずる。後者の化合物3を
無水フタル酸4、AlCl3及びNaClと混合し、130
〜200゜で1〜6時間融解するとアントラセンジオ
ン5が生ずる。5を水性酸加水分解すると所望の
1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジオン
6が生ずる。 Q、Z、R1及びR2は前記の如くであり、Rは
低級アルキル基である。 ジアジド1がトランス、トランスムコン酸から
常法により製造される。トルエン中のジアジド1
及び低級アルカノールを70〜110゜に2〜8時間加
熱するとビスウレタン2が生ずる。次いでビスウ
レタン2をエーテル又はテトラヒドロフラン中で
水素化ナトリウム又は他の塩基の存在下に40〜
60゜で2〜10時間ハロゲン化アミノアルキルと反
応させると化合物3が生ずる。次いで後者の化合
物をトルエン中で60〜110゜で1〜5時間ジクロロ
ナフトキノン4で処理するとアントラセンジオン
5が生じ、それは水性メタノール性酸加水分解に
より所望の1,4−ジアミノ−9,10−アントラ
センジオン6を生ずる。 Q、R1及びR2は前記の如くであり、X=Cl又
はBr、Z=Oアシル又はOCH3である。 ブタジエン1及びジアミン2〔Tetrahedron
26、(1970)記載のように製造した〕はエタノー
ル又はトルエン中で窒素下に60〜150゜でジアミン
3を生ずる。XがHであるときには3の4への転
化は同じ溶媒中でクロルアニルのような脱水素化
剤で処理することにより達成される。Xがハロゲ
ンであるときには3は水性メタノール性重炭酸ナ
トリウム溶液中で温和に加熱することにより4に
転化される。次いで温和な酸加水分解で4Z=0
アシルを4Z=OHに転化する。 本発明にはまた生成物を酸付加塩に転化するこ
とが意図される。塩を形成させる多くの方法が当
業者に公知であり、それらは本発明の目的に対し
て均等であると考えるべきである。従つて、例え
ば生成物を低級アルカノール(例えばメタノー
ル、エタノール、i−プロパノール)のような溶
媒中に溶解又は懸濁させ、塩形成試験薬で、その
ものの同一の溶媒又は異なる溶媒中の溶液で処理
しても良い。従つて、例えばエタノール中の生成
物の懸濁液又は溶液を希薄な又は濃厚な酢酸、塩
酸など、又はエタノール性HClで処理しても良
く、相当する塩を、例えば過により捕集しても
良い。塩形成試薬はまた純粋な形で添加しても良
い。従つて、生成物の溶液又は懸濁液を氷酢酸又
は気体HClで処理し相当する酸付加塩を捕集して
も良い。 本発明にはまた、式、及びの化合物並び
にその薬理上許容できる酸付加塩、並びにそれら
の混合物を薬事上の治療製剤及び組成物中の活性
成分として使用することが意図される。 本発明の治療組成物は1日当り体重Kg当り約5
〜約200mgの範囲の量を投与したときに移植した
マウス腫瘍の成長を抑制し、並びに哺乳類におけ
る白血病及び関連癌の退行及び(又は)緩和を誘
発する。最適結果に好ましい用量規制は1日当り
体重Kg当り約5〜約50mgであろう。そしてそのよ
うな用量単位は体重約70Kgの患者に合計約350mg
〜約3.5gの活性化合物を24時間の間に投与する
ことが用いられる。この用量規制は最適の治療応
答を与えるように調整しても良い。例えば、いく
つかに分けた用量を投与しても良く、あるいは治
療状態の緊急により示されるように比例して減じ
ても良い。決定された実用的利点は活性化合物を
経口、静脈内、筋肉内又は皮下径路のように便利
な方法で投与し得ることである。 活性成分は、例えば不活性希釈剤又は同化性食
用担体とともに経口的に適用しても良く、あるい
は硬質又は軟質の殻のゼラチンカプセル中に封入
しても良く、あるいはそれらを錠剤に圧縮しても
良いしあるいはそれらを直接食事食品に混合して
も良い。経口治療投与には、活性化合物を賦形薬
と混合し、摂取錠剤、口内錠、トローチ、カプセ
ル、エリキシル、懸濁液、シロツプ、ウエフアー
などとして使用しても良い。そのような組成物及
び製剤は少くとも0.1%の活性化合物を含有すべ
きであろう。もちろん、組成物及び製剤の割合は
変更しても良く、単位の重量の約2〜約60%が便
利であろう。そのような治療に有用な組成物中の
活性成分の量は適当な用量が得られるような量で
ある。本発明による好ましい組成物又は製剤は経
口単位剤形が活性化合物約5〜200mgを含有する
ように調製される。 錠剤、トローチ、丸剤、カプセルなどはまた次
のものを含有しても良い:トラガカントゴム、ア
ラビアゴム、コーンスターチ又はゼラチンのよう
な結合剤;第二リン酸カルシウムのような賦形
薬;コーンスターチ、ばれいしよデンプン、アル
ギン酸などのような崩壊剤;ステアリン酸マグネ
シウムのような潤滑剤;スクロース、ラクトース
又はおそらく添加されるサツカリンのような甘味
剤、あるいははつか、ウインターグリーン油又は
チエリー香味のような芳香薬。単位剤形がカプセ
ルであるときには、それは上記種類の物質に加え
て液体担体を含有しても良い。種々の他の物質が
コーテイングとして又は用量単位の物理的形態を
その他変形するために存在しても良い。例えば、
錠剤、丸剤又はカプセルをセラツク、糖又は両方
で被覆しても良い。シロツプ又はエリキシルは活
性化合物、甘味剤としてのスクロース、防腐剤と
してのメチルパラベン及びプロピルパラベン、染
料及びチエリー又はオレンジ香味のような矯味を
含有しても良い。もちろん、どの単位剤形の調製
に使用されるどの物質も薬事上純粋で用いられる
量で事実上無毒性でなければならない。さらに活
性成分は持続放出の製剤及び配合物中に混合して
も良い。 活性成分はまた非経口的又は腹腔内に投与して
も良い。ヒドロキシプロピルセルロースのような
界面活性剤を適当に混合した水中に遊離塩基又は
薬理上許容される塩として活性成分の溶液を調製
することができる。分散液もまたグリセリン、液
体ポリエチレングリコール及びそれらの混合物中
に、並びに油中に調製できる。普通の貯蔵及び使
用条件下ではこれらの製剤には微生物の成長防止
のために防腐剤が含有される。 注射用に適する治療用形態には無菌の水溶液又
は分散液及び無菌の注射用溶液又は分散液の即席
調製用の無菌粉末が含まれる。すべての場合に形
態は無菌でなければならずまた容易な注射性能が
存在する程度に流動性でなければならない。それ
は製造及び貯蔵の条件下に安定でなければなら
ず、また細菌及び真菌のような微生物の汚染作用
に対して防護されねばならない。担体は、例えば
水、エタノール、ポリオール(例えばグリセリ
ン、プロピレングリコール及び液体ポリエチレン
グリコールなど)、それらの適当な混合物及び植
物油を含む溶媒又は分散媒であることができる。
適当な流動性は、例えばレシチンのようなコーテ
イングの使用、分散液の場合に必要な粒度の維
持、及び界面活性剤の使用により維持することが
できる。微生物の作用の防護は種々の抗細菌、抗
菌剤、例えば、パラベン、クロロブタノール、フ
エノール、ソルビン酸、チメロサールなどにより
行なうことができる。多くの場合に等張剤、例え
ば糖又は塩化ナトリウムを含むことが好ましいで
あろう。注射組成物の長期吸収は吸収を遅延させ
る薬品、例えばモノステアリン酸アルミニウム及
びゼラチン、を組成物中に使用することにより行
なうことができる。 無菌注射液は適当な溶媒中の所要量の活性成分
を必要なように前に挙げた他の種々の成分と混合
し、次いで過滅菌により製造される。一般に、
分散液は種々の滅菌した活性成分を基本分散媒及
び前に挙げた必要な他の成分を含有する無菌賦形
薬中に混合することにより調製される。無菌注射
溶液の調製用の無菌粉末の場合には、好ましい調
製法は真空乾燥及び凍結乾燥の技術でありそれは
予め無菌過した溶液から活性成分と添加所望成
分とを合せた粉末を生ずる。 本明細書に用いたように、「薬理上許容される
担体」には溶媒、分散媒、コーテイング、抗細菌
剤及び抗菌剤、等張剤並びに吸収遅延剤などのい
ずれもまたそのすべてが含まれる。薬事上の活性
物質に対しそのような媒質及び試薬を使用するこ
とは技術的に周知である。慣用の媒質又は試薬が
活性成分と配合禁忌である場合を除き治療組成物
におけるその使用が意図される。補助活性成分も
また組成物中に混合することができる。 投与の容易さ及び用量の均一性のために非経口
組成物を単位剤形に配合することが特に有利であ
る。本明細書に用いた単位剤形とは治療すべき哺
乳類患体に一個の用量として適する物理的に分離
した単位を示し、各単位は所望の治療効果が生ず
るように計算した予め定めた量の活性物質を必要
な薬事上の担体とともに含有する。本発明の新規
な単位剤形に対する仕様は本明細書に詳しく開示
するように(a)活性物質の独特の特性及び達成すべ
き特定の治療効果、並びに(b)身体の健康が害なわ
れている疾患状態を有する生患体中の疾病の治療
にそのような活性物質を配合する技術に固有の制
約に直接依存させることにより指示される。 本発明にはまた前記の薬事上の治療製剤及び組
成物の使用法が意図される。 癌の退行及び緩和が、例えば経口又は注射様式
の適用を用いて達成される。例えば単一の経口又
は静脈内用量あるいは繰返して一日量を投与でき
る。約5日又は10日まで一日量がしばしば十分で
ある。毎日1回あるいは一日おき又はより少ない
日に1日分与することもまた可能である。用量規
制から知ることができるように投与される主活性
成分の量は癌が潜伏する宿主に細胞毒の性質の過
度の有害副作用なしで白血病などの退行及び緩和
に役立つのに十分な量である。この量はまた有効
量として本明細書に示される。本明細書に用いる
ように癌疾患とは白血病のような血液悪性腫瘍並
びに黒色癌、肺癌及び乳房腫瘍のような他の充実
性及び非充実性腫瘍を意味する。退行及び緩和と
は治療のない疾患過程に比べて腫瘍の成長又は疾
患の他の発現の阻止又は遅延を意味する。 本発明の方法の観点には式: で示されるもの、その互変異性形態及び薬理上許
容される酸付加塩からなる群から選ばれる化合物
の有効量を哺乳類に経口又は非経口的に投与する
ことを含む哺乳類における癌疾患の退行及び(又
は)緩和を誘発させる方法が含まれる。 本明細書に記載した新規な化合物はキレート
剤、錯化剤又は金属イオン封鎖剤として有用であ
る。多価金属イオンで形成された錯体は殊に安定
で通常種々の有機溶媒中で安定である。もちろん
それらの性質は金属イオンの汚染が問題を生ずる
種々の用途に、例えば飽和及び不飽和の潤滑油、
並びに遷移金属イオンの汚染が酸化劣化及び発色
を促進する炭化水素、脂肪酸及びろうのような
種々の有機系における安定剤として、有用にす
る。それらはさらにこれらの物質により錯化又は
抽出しても良い多価金属イオンの分析に、及び金
属担体として有用である。金属イオン封鎖剤に共
通の他の用途もまたこれらの化合物に明らかであ
る。さらに、ロイコ塩基()は完全に芳香族の
誘導体(、式中A−BがCH=CHである)の
製造に中間体として有用である。 本発明の新規な化合物はまた次の標準試験手順
により立証されるように移植したマウス腫瘍の成
長を抑制する性質を有する。 リンパ性白血病P388試験 用いた動物はすべて同性の最低17gですべて3
g重量の範囲内の体重のDBA/2マウスである。
試験群毎に5又は6体である。腫瘍の移植はリン
パ性白血病P388の106細胞を含有する希薄な腹水
液0.1mlの腹腔内注射による。試験化合物は1日、
5日及び9日(腫瘍接種に関し)に種々の用量で
腹腔内に投与される。動物は30日間定期的に体重
をはかり生存体を記録する。50%生存時間及び処
理(T)動物/対照(C)動物の生存時間比を計算す
る。陽性対照化合物は60mg/Kg注射として与えた
5−フルオロウラシルである。本発明の代表的化
合物を用いたこの試験の結果は第1表に示され
る。効果の判定基準はT/C×100125%であ
る。 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 リンパ性白血病P388試験 試験化合物を腹腔内の代りに経口的に種々の用
量で投与することを除き用いた手順はリンパ性白
血病P388に対する前記試験と同様である。本発
明の典型的な化合物を用いたこの試験の結果は第
2表に示される。効果の判定基準はT/C×100
≧125%である。 【表】 リンパ性白血病L1210試験 腫瘍移植が105セル/マウスの濃度で接種した
リンパ性白血病L1210からなり、平均生存時間を
計算することを除き手順はリンパ性白血病P388
腹腔内試験と同様である。本発明の代表的化合物
の結果は第3表に示される。 【表】 黒色性黒色腫B16 用いた動物はすべて同性の、最低17gですべて
3gの範囲内の体重のC57BC/6マウスである。
通常試験群毎に10体である。黒色性黒色腫B16腫
瘍1gを冷緩衝塩類溶液10ml中に均質化し、ホモ
ジネート0.5mlを試験マウスそれぞれに腹腔内に
移植する。試験化合物は1日〜9日の間(腫瘍接
種に関し)に種々の用量で腹腔内投与する。60日
間規則的に動物の体重をはかり生存体を記録す
る。50%生存時間及び処理(T)動物/対照(C)動
物の生存時間比を計算する。陽性対照化合物は20
mg/Kg注射として与えた5−フルオロウラシルで
ある。本発明の代表的化合物を用いたこの試験の
結果は第4表に示される。効果の判定基準はT/
C×100≧125%である。 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 リツジウエイ(Ridgway)骨肉腫 用いた動物は同性の最低17gですべて3gの範
囲内の体重のAKD2F1/Jマウスである。通常試
験群毎に8体である。腫瘍はマウス当り2mmフラ
グメント5個としてトロカールにより皮下適用す
る。試験化合物は15日(腫瘍接種に関し)に始め
る合計6接種に対し4日目毎に種々の用量を腹腔
内に投与する。90日間規則的に動物の体重をはか
り生存体を記録する。腫瘍の退行を全試験動物に
記録する。第5表は本発明の代表的化合物を用い
たこの試験の結果を腫瘍退行を示す動物の割合に
ついて示す。 【表】 本発明は次の特定の実施例に関連してより詳細
に記載される。 実施例 1 ロイコ−1,4−ビス〔(2−ジメチルアミノ
エチル)アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアン
トラキノン N,N−ジメチルエチレンジアミン10.58g、
N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミ
ン60ml及びロイコ−1,4,5,8−テトラヒド
ロキシアントラキノン10.96gを含む反応混合物
を窒素でフラツシングし、49〜51℃に保つた油浴
で加熱しながら窒素下に2時間撹拌する。混合物
を窒素下に冷却させる。固体を捕集し、エタノー
ルで洗浄すると所望の生成物14.78g(224℃でシ
ンター、300℃で融解せず)が暗赤かつ色固体と
して得られる。 実施例 2 1,4−ビス〔(2−ジメチルアミノエチル)
アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノ
ン ニトロベンゼン100ml中のロイコ−1,4−ビ
ス〔(2−ジメチルアミノエチル)アミノ−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン12.00gを15分
間還流下に加熱してから熱時過する。液を再
び加熱して沸騰させ、冷却させ、固体を捕集しエ
タノールで洗浄すると所望の生成物8.44gが青黒
色の結晶として得られる。融点236〜238℃。 実施例 3 ロイコ−1,4−ビス(2−モルホリノエチル
アミノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノ
ン N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン40ml中のN−(2−アミノエチル)モルホリ
ン15.62gの溶液に窒素を15分間バブリングさせ
ることにより脱気する。ロイコ−1,4,5,8
−テトラヒドロキシアントラキノン10.97gを撹
拌しながら徐々に添加し、懸濁液を実施例1記載
のように処理すると所望の生成物18.07gがオリ
ーブ色の固体として得られる、融点223〜227℃。 実施例 4 1,4−ビス(2−モルホリノエチルアミノ)
−5,8−ジヒドロキシアントラキノン ニトロベンゼン100ml中のロイコ−1,4−ビ
ス(2−モルホリノエチルアミン)−5,8−ジ
ヒドロキシアントラキノン13.90gを実施例2記
載のように酸化すると所望の生成物10.30gが黒
色のロツドとして得られる。融点241〜243℃。 実施例 5 ロイコ−1,4−ビス〔(2−ジエチルアミノ
エチル)アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアン
トラキノン N−(2−アミノエチル)モルホリンの代りに
N,N−ジエチルエチレンジアミン13.95gを用
いて実施例3の手順を繰返すと所望の生成物
13.97gが赤かつ色の固体として得られる、融点
182〜185℃。 実施例 6 1,4−ビス〔(2−ジエチルアミノエチル)
アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノ
ン ロイコ−1,4−ビス〔(2−ジエチルアミノ
エチル)アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン10.90gを実施例2記載のように酸化す
ると所望の生成物6.35gが青黒色の針状結晶とし
て得られる、融点202〜204℃。 実施例 7 ロイコ−1,4−ビス〔2−(1−ピロリジニ
ル)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノン N−(2−アミノエチル)モルホリンの代りに
N−2−ピロリジノエチルアミン12.05g及びN,
N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン80
mlを用いて実施例3の手順を繰返すと所望の生成
物13.24gが赤かつ色の固体として得られる。融
点180〜185℃。 実施例 8 1,4−ビス〔2−(1−ピロリジニル)エチ
ルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキ
ノン ロイコ−1,4−ビス〔〔2−(1−ピロリジニ
ル)エチル〕アミノ〕−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノン8.61gを実施例2記載のように酸化
する。反応混合物を蒸発乾燥し、残留物をトルエ
ンから再結晶すると所望の生成物5.12gが青黒色
の結晶として得られる、融点193〜196℃。 実施例 9 ロイコ−1,4−ビス〔2−(メチルアミノ)
エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン N−2−ピロリジノエチルアミンの代りにN−
メチルエチレンジアミン8.90gを用いて実施例7
の手順を繰返すと所望の生成物13.73gが暗緑色
の固体として得られる。融点157〜160℃。 実施例 10 ロイコ−1,4−ビス〔(3−ジメチルアミノ
プロピル)アミノ〕−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノン ジメチルアミノプロピルアミン80mlに窒素を15
分間バブリングする。ロイコ−1,4,5,8−
テトラヒドロアントラキノン10.97gを撹拌しな
がら徐々に加える。混合物を窒素下に50〜52℃で
2時間加熱し、次いで冷却させる。固体を捕集し
冷エタノールで洗浄すると暗橙赤色の結晶5.59g
が得られる、融点115〜118℃。 実施例 11 1,4−ビス〔(3−ジメチルアミノプロピル)
アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノ
ン N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン60ml中のロイコ−1,4−ビス〔(3−ジメ
チルアミノプロピル)アミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン6.00gの懸濁液を蒸気浴上
で還流下に空気をバブリングしながら12時間加熱
する。溶液を冷却すると固体が生じ、それを捕集
しヘプタンで2回、石油エーテルで1回洗浄す
る。この固体を熱ヘプタン350mlで抽出し、過
し、300mlに濃縮することにより再結晶する。結
晶化し石油エーテルで洗浄すると所望の生成物
3.72gが黒色の針状結晶として得られる、融点
154〜157℃。 実施例 12 ロイコ−1,4−ビス(2−アミノエチルアミ
ノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノン エチレンジアミン7.22gを含有する脱気した
N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミ
ン80ml中のロイコ−1,4,5,8−テトラヒド
ロキシアントラキノン10.97gを含む反応混合物
を加熱し窒素下に48〜50℃で1時間撹拌する。混
合物を窒素を徐々に流しながら保持すると固体が
生じ、それを捕集し酢酸エチル、アセトニトリル
及び石油エーテルで洗浄すると所望の生成物13.8
g(350℃で融解せず、赤外線吸収スペクトル:
6.34および8.20μm)が赤黒色の固体として得ら
れる。 実施例 13 ロイコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルア
ミノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノン N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン80ml中の1,3−ジアミノプロパン8.90gの
脱気した溶液中のロイコ−1,4,5,8−テト
ラヒドロキシアントラキノン10.97gの懸濁液を
撹拌し窒素下に49℃で1時間加熱してから冷却さ
せる。生ずる固体を捕集し冷エタノールで洗浄す
ると所望の生成物14.21g(350℃で融解せず、赤
外線吸収スペクトル:6.44および8.22μm)が黒
色の固体として得られる。 実施例 14 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシ
エチルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒ
ドロキシアントラキノン N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン40ml中の2−(2−アミノエチルアミノ)エ
タノール12.5gの懸濁液を撹拌し、15分間窒素を
バブリングすることにより脱気する。ロイコ−
1,4,5,8−テトラヒドロキシアントラキノ
ン10.97gを撹拌しながら徐々に加える。懸濁液
を加熱し窒素下50〜52℃で油浴中で5時間撹拌す
る。混合物を保持し窒素下に12時間冷却する。固
体をデカンテーシヨンにより捕集し、エタノール
中に離解し、捕集しエタノールで洗浄すると所望
の生成物15.06gが灰緑色の固体として得られる、
融点129〜131℃。 実施例 15 ロイコ−1,4−ビス〔2−〔ジ−(β−ヒドロ
キシエチル)アミノ〕エチルアミノ〕−5,8
−ジヒドロキシアントラキノン メタノール100ml中のN,N−ジ(2−ヒドロ
キシエチル)エチレンジアミン17.8gの溶液を氷
溶で冷却し、撹拌し、窒素のバブリングにより15
分間脱気する。ロイコ−1,4,5,8−テトラ
ヒドロキシアントラキノン10.97gを撹拌しなが
ら徐々に加え冷却を続ける。懸濁液を加熱し、窒
素下に50〜52℃で油浴中で1時間撹拌し、次いで
混合物を窒素下に一夜保持し冷却させる。固体を
捕集しエタノールで洗浄すると赤かつ色固体14.8
gが得られる、融点165〜168℃。 実施例 16 1,4−ビス〔2−(メチルアミノ)エチルア
ミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノン
二塩酸塩 2−メトキシエタノール200ml中のロイコ−1,
4−ビス〔2−(メチルアミノ)エチルアミノ〕−
5,8−ジヒドロキシアントラキノン11.60g
(0.03モル)の懸濁液に撹拌しながら8Nエタノー
ル性塩化水素15mlを徐々に加えた。系を氷浴で冷
却し、クロルアニル粉末7.50g(0.0305モル)を
徐々に加えながら撹拌した。混合物を室温で一夜
撹拌し、エーテル600mlで希釈した。固体を捕集
しテトラヒドロフランで洗浄した。生成物
(14.16g)を水130ml中に溶解しアセトン650mlを
加えることにより再結晶すると青黒色の固体
13.15g(350℃で融解せず、赤外線吸収スペクト
ル:620、6.39、8.26および12.13μm)が得られ
た。 実施例 17 1,4−ビス〔2−(2−アミノエチルアミノ)
エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン 実施例3の一般手順に従いロイコ−1,4,
5,8−テトラヒドロキシアントラキノン10.97
g、N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジ
アミン80ml及びジエチレントリアミン21.84g
(0.24モル)の混合物は直ちに濃厚な凝結塊を生
じ、それが有効な撹拌を妨害したので反応時間が
24時間に延びた。混合物を冷却させ、上澄液をデ
カンテーシヨンし棄却した。メタノール100ml中
の凝結塊の溶液を過し、次いで空気中で一部蓋
つたフラスコ中で4日間酸化させた。分離したゼ
ラチン状の塊は酸化混合物をアセトニトリル200
mlとともに撹拌してから1時間保持すると固体に
なつた。固体を捕集し初めにアセトニトリル、次
いでエーテルで洗浄すると青黒色の粉末10.88g
(350℃で融解せず、赤外線吸収スペクトル:
6.21、6.42および8.31μm)になつた。 実施例 18 ロイコ−1,4−ビス(4−アミノブチルアミ
ノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノン 実施例3の一般手順に従い、しかし第一アミン
成分として1,4−ジアミノブタン45mlを用いる
と生成物12.20g(350℃で融解せず、赤外線吸収
スペクトル:6.31、8.12、および12.02μm)が暗
灰緑色の固体として得られた。 実施例 19 ロイコ−1,4−ビス〔2−ジメチルアミノプ
ロピルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン 2−ジメチルアミノプロピルアミン12.26gと
ロイコ−1,4,5,8−テトラヒドロキシアン
トラキノン10.97gとをエタノール100ml中で実施
例1の手順により1時間反応させると赤かつ色の
結晶7.29g(225℃で黒色化、350℃で融解せず、
赤外線吸収スペクトル:6.31、8.11および12.02μ
m)が得られる。 実施例 20 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−メチルアミ
ノエチルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジ
ヒドロキシアントラキノン エタノール50ml及びN,N,N′,N′−テトラ
メチルエチレンジアミン40ml中の1−メチルジエ
チレントリアミン14.10gの溶液にロイコ−1,
4,5,8−テトラヒドロキシアントラキノン
10.97gを実施例1のように添加する。混合物を
50で加熱し、窒素下に1時間撹拌し、氷浴で冷却
し、固体を捕集し、冷エタノールで洗浄すると緑
黒色の結晶7.23gが得られる、融点108〜111℃。 実施例 21 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−ジメチルア
ミノエチルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−
ジヒドロキシアントラキノン 実施例20の手順によりN−(ジメチルアミノエ
チル)エチレンジアミンとロイコ−1,4,5,
8−テトラヒドロキシアントラキノンとを反応さ
せると主題の化合物が生ずる。 実施例 22 ロイコ−1,4−ビス〔2−(1−ピペラジニ
ル)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノン N−(2−アミノエチル)ピペラジン15.50gに
実施例20の手順を適用すると350℃までは融解し
ない黒色の粉末3.92gが生じ、それを棄却する。
母液及びエタノール洗液を栓をしないフラスコ中
に2週間保持し、一部蒸発させると固体が析出
し、それを捕集しエタノールで洗浄すると主題の
化合物6.19gが黒色の固体として得られる、融点
200〜203℃。 実施例 23 1,4−ビス(2−アミノエチルアミノ)−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン二塩酸塩 実施例16の手順により実施例12の生成物28.25
gをクロルアニルで酸化すると粗、青黒色の固体
29.66gが得られ、次いでそれを水800mlとともに
14時間撹拌することにより抽出する。固体を遠心
分離により除き、上澄溶液を凍結乾燥すると350
℃までは融解しない青黒色の固体16,38gが残
る。 実施例 24 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン二塩酸塩 実施例16の手順により実施例14の生成物17.86
gをクロルアニルで酸化すると(再結晶なしで)
青黒色の固体21.34gが得られる、融点203〜205
℃。 実施例 25 1,4−ビス〔2−(2−メチルアミノエチル
アミノ)エチルアミノ−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン四塩酸塩 実施例20の生成物(11.70g)を実施例16の手
順によりクロルアニルで酸化すると青黒色の固体
18.03gが得られる、融点190〜203℃。 実施例 26 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン 実施例14の方法の変法において用いた溶媒はエ
タノール100mlである。ロイコ生成物からの母液
を栓をしないフラスコ中に2週間保持すると酸化
生成物が分離する。それを捕集しエタノールで洗
浄し、次いでエタノールから再結晶すると青黒色
の結晶が得られる、融点175〜177℃。 実施例 27 ロイコ−1,4−ビス〔3−(2−ヒドロキシ
エチルアミン)−1−プロピルアミノ〕−5,8
−ジヒドロキシアントラキノン エタノール100ml中の2−(3−アミノプロピル
アミノ)エタノール14.18gの溶液で実施例15の
手順を用いる。生ずる溶液を過し、液をエー
テル300mlで希釈すると生成物が粘着性物質とし
て沈殿する。上澄溶液のデカンテーシヨン後、粘
着性物質をテトラヒドロフラン100mlとともにか
きまぜると結晶化が生ずる。エタノールで洗浄す
ると緑黒色の固体12.56gが得られる。融点101〜
104℃ 実施例 28 1,4−ビス〔3−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)−1−プロピルアミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン二塩酸塩 実施例16のようにロイコ−1,4−ビス〔3−
(2−ヒドロキシエチルアミノ)プロピルアミノ〕
−5,8−ジヒドロキシアントラキノン9.95gを
クロルアニルで酸化すると青色の固体11.70gが
得られる、それは350℃までは融解しない。 実施例 29 ロイコ−1,4−ビス〔2−(3−ヒドロキシ
−1−プロピルアミノ)エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン エタノール100ml中のN−(3−ヒドロキシプロ
ピル)エチレンジアミン14.18gを用いて実施例
15の手順のように行なうと赤かつ色の結晶14.63
gが得られる。点58〜60℃。 実施例 30 1,4−ビス〔2−(3−ヒドロキシ−1−プ
ロピルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒ
ドロキシアントラキノン二塩酸塩 実施例16の手順により実施例29の生成物10.77
gをクロルアニルで酸化すると暗青色の固体
11.64gが生ずる、融点210〜216℃。 実施例 31 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシ
−1−プロピルアミノ)エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン 実施例15の手順にエタノール100ml中の1−(2
−アミノエチルアミノ)−2−プロパノール14.18
gを用いると緑黒色の結晶17.61gが生ずる、融
点50〜60℃。 実施例 32 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシ−1−プ
ロピルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒ
ドロキシアントラキノン二塩酸塩 2−メトキシエタノール215ml中のロイコ−1,
4−ビス〔2−(2−ヒドロキシ−1−プロピル
アミノ)エチルアミノ〕−1,4−ジヒドロキシ
アントラキノン14.44gの過した溶液を実施例
16の手順によりクロルアニル7.65gにより酸化す
ると紫色の固体16.75gが得られる、融点177〜
185℃。 実施例 33 ロイコ−1,4−ビス〔2−〔2−(2−ヒドロ
キシエチルアミノ)エチルアミノ〕エチルアミ
ノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノン 実施例15の手順にメタノール100ml中の2−〔2
−(2−アミノエチルアミノ)エチルアミノ〕エ
タノール17.67gの溶液を用いると溶液が生じ、
それを過し、エーテル300mlで希釈すると粘着
性物質が沈殿しそれは一夜保持すると硬化する。
固体を溶媒中に離解することにより硬化が完全に
なる。固体を捕集しエーテルで洗浄する緑黒色の
固体16.82g(融点:75゜〜85℃)が生ずる。。こ
の固体は−25℃で貯蔵すると粒状のまゝであるが
25℃で貯蔵すると固体ケークになる。 実施例 34 1,4−ビス〔2−〔2−(2−ヒドロキシエチ
ルアミノ)エチルアミノ〕エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン四塩酸塩 実施例16の方法により実施例33の生成物12.10
gをクロルアニル酸化し、固体をメタノールでさ
らに3回洗浄すると暗青色の固体生成物12.46g
(融点:119゜〜202℃、赤外線吸収スペクトル:
6.21、6.38および8.33μm)が得られる。 実施例 35 1,4−ビス〔2−(2,3−ジヒドロキシプ
ロピルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒ
ドロキシアントラキノン二塩酸塩 実施例15の手順によりメタノール100ml中の3
−(2−アミノエチルアミノ)−1,2−プロパン
ジオール〔サリーら(A.R.Surry、C.M.Suter
and J.S.Buck)、J.Am.Chem.Soc.、74、4102
(1952)〕16.10gの溶液は粘着性物質を生じ、そ
れを氷浴で冷却し、デカンテーシヨンすることに
より溶媒から分離する。粘着性物質をメタノール
100mlとともに25゜で1.5時間撹拌し、氷浴で冷却
し、デカンテーシヨンすることにより4回洗浄す
る。2−メトキシエタノール280ml中の粘着性物
質の溶液を過し実施例16の方法によりクロルア
ニル10.01gで酸化する。生成物をさらにエタノ
ールで洗浄すると青黒色の固体15.25gが得られ
る、融点191〜193℃。 実施例 36 ロイコ−1,4−ビス〔2−(1−アジリジノ)
エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノ 実施例15の手順でN,N,N′,N′−テトラメ
チルエチレンジアミン80ml中のN−(2−アミノ
エチル))アジリジン10.33gを用いると硬いガム
が生ずる。翌日上澄溶液を棄却し、エーテル100
mlを加え他日定期的にそれに離解するとガムは殆
んど硬化する。固体をエーテルで3回洗浄する間
に離解により硬化が完全になり青黒色の粒状粉末
17.66g(融点:120〜132℃、赤外線吸収スペク
トル:6.37、6.89、8.20および12.03μm)が得ら
れる。 実施例 37 1,4−ビス〔2−(1−アジリジノ)エチル
アミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノ
ン クロロホルム40ml中の実施例36の生成物4.10g
の懸濁液にクロロホルム25ml中のアゾジカルボン
酸ジエチル1.74gの溶液を加える。混合物を20分
間撹拌し、生ずる暗青色の溶液を過し、液を
≦30゜で蒸発させる。残留物のクロロホルム40ml
中の溶液を脱色炭素2gとともに5分間撹拌し、
過し、さらにクロロホルム25mlを用いて洗浄す
る。液にエーテル100mlを加えるとガムが沈殿
し、それをデカンテーシヨン過により除去す
る。液から結晶が析出し、それを少量のアセト
ンで洗浄する。−60Kgに冷却したクロロホルム−
エーテル母液から2回目の結晶が析出し、それを
エーテル、及びメタノールで洗浄する。両結晶の
クロロホルム20ml中の溶液を脱色炭素と撹拌し、
過し、≦25℃で5mlの容積まで蒸発させ、エー
テル20mlで希釈し、次いで−60℃に冷却する。生
ずる青黒色の結晶をエーテルで洗浄する0.64gに
なる、融点168〜170℃。シリカゲル上の薄層クロ
マトグラフイーにおいて、生成物はクロロホルム
−トリエチルアミン−メタノール27/31/1(容
積比)により青色スポツトとして移動する。 実施例 38 1,4−ビス〔2−〔2−(1−モルホリノ)エ
チルアミノ〕エチルアミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン四塩酸塩 エタノール100ml中のN−(モルホリノエチル)
エチレンジアミン20.80gの溶液を実施例15の手
順に用いて溶液を得、それを過し、エーテル
900mlで希釈すると粘着性物質が沈殿する。上澄
溶液をデカンテーシヨンし、粘着性物質を2−メ
トキシエタノール175ml中に溶解し、実施例16の
方法によりクロルアニル5.29gで酸化すると暗青
色の固体17.7g(融点:265℃)が得られる。 実施例 39 ロイコ−1,4−ビス〔2−(アセトアミド)
エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン 実施例15の手順においてエタノール100ml中の
N−アセチルエチレンジアミン12.26gの溶液は
暗赤かつ色の固体15.27gを生ずる、融点125℃。 実施例 40 1,4−ビス〔2−(アセトアミド)エチルア
ミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノン ロイコ−1,4−ビス〔2−(アセトアミド)
エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラ
キノン11.95gの懸濁液を実施例16の方法により
61時間の間クロルアニル6.76gで酸化すると非常
に酸性の塩酸塩を生じ、それを水で4回洗浄する
ことにより遊離塩基に転化させる。ジメチルスル
ホキシド110mlから結晶化(2分間だけ沸騰させ
熱過は行なわない)し、次いでジメチルスルホ
キシドで、そしてエタノールで洗浄すると青黒色
の固体7.76gが得られる、融点273〜274℃。 実施例 41 1,4−ビス〔2−〔N−(2−ヒドロキシエチ
ル)トリフルオロアセトアミド〕エチルアミ
ノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノン トリフルオロ酢酸エチル75ml及びメタノール75
ml中の1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエチ
ルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキ
シアントラキノン1.50gの懸濁液を10分間撹拌す
る。生ずる溶液を真空で30℃において蒸発させる
と残留物が残り、それを塩化メチレンで洗浄し離
解すると青黒色の固体2.11gが得られる、融点
162℃。 実施例 42 1,4−ビス〔2−アミノ−2−カルボキシエ
チルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラ
キノン・3/4HCl 温水30ml中のdl−α,β−ジアミノプロピオン
酸6.23gの溶液に水酸化リチウム1.078g及びジ
メチルスルホキシド60mlを加える。系を窒素でフ
ラツシングしロイコ−1,4,5,8−テトラヒ
ドロキシアントラキノン4.12gを撹拌しながら
徐々に加える。混合物を撹拌し50゜で油浴を用い
て、初めに窒素下に15時間、次いで初期生成物を
空気のバブリングにより酸化しながら21時間加熱
する。メタノール−水−濃アンモニア(容積で
25/5/1)を用いたシリカゲル上の薄層クロマ
トグラフイーは酸化が完全であるときには生成物
スポツトがすべて青色であることを示す。混合物
を冷却した後、固体を過により除き一度ジメチ
ルスルホキシド−水(2/1)で洗浄する。液
にメタノール400mlを添加すると固体が沈殿し、
それを捕集しメタノールで洗浄する。0.01N水性
酢酸合計13mlでさらに洗浄すると固体のすべてが
事実上溶解する。酢酸液に濃塩酸3mlを添加す
ると青黒色固体が沈殿し、それをアセトンで洗浄
すると生成物0.24g(赤外線吸収スペクトル:
5.76、6.21、6.40、8.32および12.10μm)が得られ
る。 実施例 43 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−メトキシエ
チルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン 実施例15の手順においてN−(2−メトキシエ
チル)エチレンジアミン(米国特許第3454640号
明細書)のエタノール溶液を反応させると主題の
化合物が得られる。 実施例 44 1,4−ビス〔2−(1,3−オキサゾリジン
−1−イル)エチルアミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン 水50ml中の37%ホルムアルデヒド水溶液1.62g
の溶液を1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエ
チルアミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロ
キシアントラキノン4.44gとともに一夜撹拌す
る。生ずる固体を水で洗浄すると生成物(203〜
204℃)が得られる。 実施例 45 1,4−ビス〔2−(テトラヒドロ−1,3−
オキサジン−1−イル)エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン 0.4N水性水酸化ナトリウム50ml中の37%水性
ホルムアルデヒド1.62mlの溶液を1,4−ビス
〔2−(3−ヒドロキシ−1−プロピルアミノ)エ
チルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキ
ノン二塩酸塩5.45gとともに一夜撹拌する。生ず
る固体を水で洗浄することにより生成物が得られ
る。 実施例 46 1,4−ビス〔2−(1,3−オキサゾリジン
−2−オン−1−イル)エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン メタノール25ml中のナトリウム0.020gの溶液
を炭酸ジエチル75ml及び1,4−ビス〔2−(2
−ヒドロキシエチルアミノ)エチルアミノ〕−5,
8−ジヒドロキシアントラキノン4.44gとともに
一夜還流下に撹拌し加熱する。混合物を冷却させ
る。それを酢酸0.1mlとともに撹拌し、固体を
過により捕集し、メタノールで洗浄すると生成物
が得られる。 実施例 47 1,4−ビス〔2−(1,3−オキサジン−2
−オン−1−イル)エチルアミノ〕−5,8−
ジヒドロキシアントラキノン メタノール25ml中のナトリウム0.48gの溶液を
炭酸ジエチル75ml及び1,4−ビス〔2−(3−
ヒドロキシ−1−プロピルアミノ)エチルアミ
ノ〕−5,8−ジヒドロキシアントラキノン二塩
酸塩5.45gとともに一夜撹拌し加熱する。混合物
を冷却した後、それを酢酸0.1mlとともに撹拌す
る。固体生成物を過により捕集しメタノール
で、次いで水で洗浄する。生成物は254〜256℃の
融点を示す。 実施例 48 1,4−ビス〔2−〔ジ(β−ヒドロキシエチ
ル)アミノ〕エチルアミノ〕−5,8−ジヒド
ロキシアントラキノン二塩酸塩 実施例16の方法により実施例15の生成物10.77
gをクロルアニル酸化すると暗青色の固体11.64
gが得られる、融点216℃。 実施例 49 【表】 1,4−ビス(3−アミノプロピルアミノ−
5,8−ジヒドロキシアントラキノン、ラクトー
ス及びコーンスターチ(混合用)を混合する。コ
ーンスターチ(ペースト用)を水600ml中に懸濁
させ、撹拌しながら加熱してペーストを形成させ
る。次いでこのペーストを混合した粉末の粒状化
に用いる。必要であればさらに水を用いる。湿潤
粒子をNo.8ハンドスクリーンに通し、120〓で乾
燥する。次いで乾燥した粒子をNo.16ふるいに通
す。混合物をステアリン酸マグネシウム1%で潤
滑し、適当な錠剤機中で錠剤に圧縮する。 実施例 50 経口懸濁液の調製 成 分 量 ロイコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルアミ
ノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノン 500mg ソルビトール溶液(70%N.F.) 40ml 安息香酸ナトリウム 150mg サツカリン 10mg 赤色染料 50mg チエリー香味 50ml 蒸留水……qs ad 100ml ソルビトール溶液を蒸留水40mlに加えそれにロ
イコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルアミ
ノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノンを懸
濁させる。サツカリン、安息香酸ナトリウム、香
味及び染料を加え溶解させる。蒸留水で容積を
100mlに調整する。シロツプ各1mlはロイコ−1,
4−ビス(3−アミノプロピルアミノ)−5,8
−ジヒドロキシアントラキノン5mgを含有する。 実施例 51 非経口溶液の調製 プロピレングリコール700mlと注射用の水200ml
との溶液に1,4−ビス〔3−(ジメチルアミノ)
プロピルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシアント
ラキノン二塩酸塩20.0gを撹拌しながら懸濁させ
る。懸濁が終つた後塩酸でPHを5.5に調整し、注
射用の水で容積を1000mlにする。配合物を滅菌
し、各2.0ml(薬品40mgに相当する)を容れる5.0
mlのアンプルに満たし窒素下に封鎖する。 実施例 52 1,4−ビス(2−ジメチルアミノエチルアミ
ノ)アントラキノンの製造 キニザリン3g、N,N−ジメチルエチレンジ
アミン10g及び水17.5mlの混合物を撹拌し、還流
下に3.5時間加熱する。混合物を冷却し、固体を
捕集し水で洗浄すると所望の生成物2.96gが暗青
色の固体として得られる、融点170〜172℃。 あるいは、キニザリン2.4g、N,N−ジメチ
ルエチレンジアミン2.82g及びN,N,N′,
N′−テトラメチルエチレンジアミン9mlの混合
物を還流下に5時間撹拌しながら加熱することに
より上記生成物を製造しても良い。生成物は上記
のように回収する。 実施例 53 1,4−ビス(2−モルホリノエチルアミノ)
アントラキノンの製造 キニザリン9.60g、N−(2−アミノエチル)
モルホリン46.90g及び水56mlを実施例52記載の
ように反応させると所望の生成物9.92gが青黒色
の固体として得られる、融点158〜159℃。 実施例 54 1,4−ビス(2−ジエチルアミノエチルアミ
ノ)アントラキノンの製造 N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン42ml、N,N−ジエチルエチレンジアミン
17.43g及びキニザリン12.01gの混合物を還流下
に15時間撹拌し加熱する。生ずる溶液を蒸発し乾
燥させ、残留物のクロロホルム溶液をアルミナ
300gに通して過する。青色の液にナイロン
フイルムカラム中でシリカゲル上でクロマトグ
ラフイーを行ない、クロロホルム:メタノール
(6:1)混合物で展開する。主要青色バンドを
切りとり、次いでクロロホルム:メタノール:ト
リエチルアミン(6:2:1)混合物で溶出す
る。溶出液を蒸発させる。残留物をヘキサンから
結晶化し、石油エーテルで洗浄すると所望の生成
物1.43gが青黒色の板状結晶として得られる、融
点109℃。 実施例 55 ロイコ−1,4−ビス(2−アミノエチルアミ
ノ)アントラキノンの製造 エチレンジアミン125mlを15分間窒素のパプリ
ングにより脱気する。ロイコキニザリン12.0gを
加え、混合物を窒素下に撹拌しながら50℃で1時
間加熱する。混合物を冷却させる。固体を捕集し
順次酢酸エチル、アセトニトリル及び石油エーテ
ルで洗浄すると所望の生成物8.07gが緑金色の結
晶として得られる、融点毎分9゜の加熱速度で162
〜165℃(分解) 実施例 56 1,4−ビス(2−アミノエチルアミノ)アン
トラキノンの製造 ロイコ−1,4−ビス(2−アミノエチルアミ
ノ)アントラキノン7.0g及びエチレンジアミン
87.5mlの混合物を50℃に加熱しながら1時間空気
をバブリングする。混合物をアセトニトリル87.5
mlで希釈し、冷却させ、固体を捕集しアセトニト
リルで洗浄すると所望の生成物5.43gが暗黒色の
固体として得られる、融点170〜171℃。 実施例 57 1,4−ビス〔2−(メチルアミノ)エチルア
ミノ〕アントラキノンの製造 ロイコキニザリン2.4gと脱気したN−メチル
エチレンジアミン25gとの混合物を窒素下に撹拌
しながら50℃で1時間加熱する。混合物に空気を
40分間バブリングしながら50℃で加熱を続ける。
混合物を蒸発させて乾燥し、次いで再び2回エタ
ノール25mlから蒸発させる。エタノール−エーテ
ルから−70℃で残留物を結晶化すると粗固体2.32
gが得られ、それを四塩化炭素から2回再結晶す
ると所望の生成物1.92gが暗青色の結晶として得
られる、融点131〜132℃。 実施例 58 1,4−ビス(2−ピペリジノエチルアミノ)
アントラキノンの製造 キニザリン4.07g、N−(2−アミノエチル)
ピペリジン21.74g及び水26mlの混合物を還流下
に2時間撹拌し、次いで一夜保持する。ガム状固
体を捕集し水で遠心分離により洗浄すると青黒色
の固体1.99gが得られる。この固体をクロロホル
ム15ml中に溶解し、アルミナ100g上で比較的短
い湿潤カラム手順によりクロマトグラフイーを行
ないクロロホルムで溶離する。溶出液合計180ml
を溶出液が青色に変るときから黒色バンドがカラ
ムの底に近ずくまで8個の個々のカツトに集め
る。カツト1〜6を合せて蒸発させると青黒色の
結晶1.42gが得られ、それをエタノールから再結
晶すると所望の生成物1.35gが青黒色の針状結晶
として得られる、融点140〜141℃。生成物を真空
で78℃において乾燥する、156〜157℃で融解。 実施例 59 ロイコ−1,4−ビス(2−ジメチルアミノエ
チルアミノ)アントラキノンの製造 N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン75ml中のN,N−ジメチルエチレンジアミン
26.44gの溶液を15分間N2のバブリングにより脱
気する。次いでロイコキニザリン12.11gを加え、
生じた混合物を窒素下に48〜50℃に加熱しながら
21時間撹拌する。窒素下に一夜冷却した後固体を
過により捕集し、アセトニトリルで3回スラリ
ーにすることにより、次いで石油エーテルで2回
洗浄する。そのようにして暗緑色の結晶12.52g
が得られる、融点150〜157℃;又はホツトステー
ジ顕微鏡上で融点153〜154℃。 実施例 60 【表】 【表】 1,4−ビス〔2−(メチルアミノ)エチルア
ミノ〕アントラキノン、ラクトース及びコーンス
ターチ(混合用)を混合する。コーンスターチ
(ペースト用)を水600ml中に懸濁させ、撹拌しな
がら加熱してペーストを形成させる。次いでこの
ペーストを混合した粉末の粒状化に用いる。必要
であればさらに水を用いる。湿潤粒子をNo.8ハン
ドスクリーンに通し、120〓で乾燥する。次いで
乾燥した粒子をNo.16ふるいに通す。混合物をステ
アリン酸マグネシウム1%で潤滑し、適当な錠剤
機で錠剤に圧縮する。 実施例 61 経口懸濁液の調製 成 分 量 ロイコ−1,4−ビス(2−アミノエチルアミ
ノ)アントラキノン 500mg ソルビトール溶液(70%N.F.) 40ml 安息香酸ナトリウム 150mg サツカリン 10mg 赤色染料 10mg チエリー香味 50mg 蒸留水……qs.ad. 100ml ソルビトール溶液を蒸留水40mlに加え、それに
ロイコ−1,4−ビス(2−アミノエチルアミ
ノ)アントラキノンを懸濁させる。サツカリン、
安息香酸ナトリウム、香味及び染料を加え溶解さ
せる。蒸留水で容積を100mlに調整する。シロツ
プ各1mlはロイコ−1,4−ビス(2−アミノエ
チルアミノ)アントラキノン5mgを含有する。 実施例 62 非経口溶液の調製 プロピレングリコール700mlと注射用の水200ml
との溶液に1,4−ビス(4−アミノブチルアミ
ノ)アントラキノン20.0gを撹拌しながら懸濁さ
せる。懸濁が終つた後塩酸でPHを5.5に調整し、
注射用の水で容積を1000mlにする。配合物を滅菌
し、各2.0ml(薬品40mgに相当する)を容れる5.0
mlのアンプルに満たし窒素下に封鎖する。 実施例 63 ロイコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルア
ミノ)アントラキノンの製造 実施例55の手順においてエチレンジアミンの代
りに1,3−プロパンジアミンを用いるときに生
成物は主題の化合物である。 実施例 64 ロイコ−1,4−ビス〔(2−ジメチルアミノ
プロピル)アミノ〕アントラキノンの製造 実施例59の手順においてN,N−ジメチルエチ
レンジアミンの代りに2−ジメチルアミノプロピ
ルアミン15.32gを用いると50゜で1時間の反応時
間後に主題の化合物が得られる。 実施例 65 ロイコ−1,4−ビス〔2−(2−メチルアミ
ノエチルアミノ)エチルアミノ〕アントラキノ
ン エタノール100ml中の1−メチルジエチレント
リアミン14.10g(0.12モル)の溶液をそれに15
分間窒素をバブリングすることにより脱気し、次
いでロイコキニザリン9.69g(0.04モル)を撹拌
しながら徐々に加える。混合物を窒素下に撹拌し
油浴を用いて50℃で21時間加熱する。混合物を冷
却させ、生成物を過により捕集し、アセトニト
リルで洗浄し次いで石油エーテルで洗浄すると主
題の化合物が暗緑色の固体として得られる。 実施例 66 ロイコ−1,4−ビス(2−メチルアミノエチ
ルアミノ)アントラキノンの製造 N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン80ml中のN−メチルエチレンジアミン8.89g
の溶液を脱気し(実施例59参照)、ロイコキニザ
リン9.68gを加える。混合物を撹拌し、窒素下に
50℃で1時間加熱し、次いで冷却させる。固体を
捕集しトルエン、次いでエーテルで洗浄すると緑
黒色の固体9.0gが得られる、融点105〜109℃。 実施例 67 1,4,5−トリス〔(2−アミノエチル)ア
ミノ〕−8−ヒドロキシアントラキノン エチレンジアミン100mlをそれに15分間窒素を
バブリングすることにより脱気する。ロイコ−
1,4,5,8−テトラヒドロキシアントラキノ
ン10.97gを加え混合物を窒素下に50〜51℃で1
時間撹拌する。混合物を冷却し過する。栓をし
ない液を10℃で2時間冷却させると固体が生
じ、それを捕集しエタノールで洗浄すると所望の
生成物2.25gが(360℃まで融解せず、2−メト
キシエタノール溶液中、長波長のUV吸収ピーク
が763nmに示される。これに対し1,4−ビス
(アミノアルキルアミノ)−5,8−ジヒドロキシ
−アントラキノンは660nm近辺にピークを示
す。)が暗紫色の固体として得られる。 実施例 68 1,4−ビス〔(2−ジメチルアミノエチル)
アミノ〕−5,6−ジヒドロキシアントラキノ
ン 氷酢酸1.5mlと1,4,5,6−テトラヒドロ
キシアントラキノン27.2gを含有する水40mlとの
沸騰混合物に亜鉛30gを一部ずつ加える。混合物
を30分間沸騰させ、過し、液を冷却する。生
ずる橙かつ色の結晶を捕集するとロイコ−1,
4,5,6−テトラヒドロキシアントラキノン
19.7gが得られる、融点255〜257℃。 テトラメチルエチレンジアミン75ml中のジメチ
ルアミノエチルアミン7.9gを80〜100℃に加熱し
窒素で脱気する。この混合物を窒素下に撹拌しな
がらロイコ−1,4,5,6−テトラヒドロキシ
アントラキノン8.22gの一部ずつで処理し90〜
100℃で6時間加熱する。混合物を熱時過する。
液を4℃に冷却し、エーテルで処理し48時間保
持した後暗青色のガムが生ずる。上澄液をデカン
テーシヨンし、等量のエーテルで2回処理して冷
却すると青色のガムが生ずる。この上澄液を保持
し、次いでさらにエーテルで処理すると所望の最
終生成物1.5gが青色の固体として得られる、融
点133〜135℃。 実施例 69 1,4,5−トリス{〔2−(2−ヒドロキシエ
チルアミノ)エチル〕アミノ}−8−ヒドロキ
シアントラキノン 2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチルア
ミンとロイコ−1,4,5,8−テトラヒドロキ
シアントラキノンとの間の反応を実施例67のよう
に行なうと主題の化合物が得られる。 実施例 70 1,4−ビス(3−アミノプロピルアミノ)−
5,8−ジヒドロキシアントラキノン 脱気した1,3−ジアミノプロパン120ml中の
ロイコ−1,4,5,8−テトラヒドロキシアン
トラキノン10.0gの懸濁液を撹拌し45℃で窒素下
に1時間、次いで空気を懸濁液にバブリングしな
がら10分間加熱する。次いで混合物を蒸発して乾
燥させ、残留物をソツクスレー装置中でエタノー
ル650mlを用いて17時間抽出する。抽出物を熱時
過し、95mlに濃縮し、次いでジエチルエーテル
900mlで希釈する。混合物を冷却し、固体を捕集
しエタノール−ジエチルエーテル、次いでジエチ
ルエーテルで洗浄すると所望の生成物が青色の固
体9.57gとして得られる、融点115〜130℃。 実施例 71 【表】 1,4−ビス(3−アミノプロピルアミノ)−
5,8−ジヒドロキシアントラキノン、ラクトー
ス及びコーンスターチ(混合用)を混合する。コ
ーンスターチ(ペースト用)を水600ml中に懸濁
させ、撹拌しながら加熱してペーストを形成させ
る。次いでこのペーストを混合した粉末の粒状化
に用いる。必要であればさらに水を用いる。湿潤
粒子をNo.8ハンドスクリーンに通し、120〓で乾
燥する。次いで乾燥した粒子をNo.16ふるいに通
す。混合物をステアリン酸マグネシウム1%で潤
滑し、適当な錠剤機で錠剤に圧縮する。 実施例 72 経口懸濁液の調製 成 分 量 ロイコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルアミ
ノ)−5,8−ヒドロキシアントラキノン 500mg ソルビトール溶液(70%N.F.) 40ml 安息香酸ナトリウム 150mg サツカリン 10mg 赤色染料 50mg チエリー香料 50ml 蒸留水……qs ad 100ml ソルビトール溶液を蒸留水40mlに加え、それに
ロイコ−1,4−ビス(3−アミノプロピルアミ
ノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノンを懸
濁させる。サツカリン、安息香酸ナトリウム、香
味及び染料を加え溶解させる。蒸留水で容積100
mlに調整する。シロツプ各1mlはロイコ−1,4
−ビス(3−アミノプロピルアミノ)−5,8−
ジヒドロキシアントルキノン5mgを含有する。 実施例 73 非経口溶液の調製 プロピレングリコール700mlと注射用の水200ml
との溶液に1,4−ビス(3−アミノプロピルア
ミノ)−5,8−ジヒドロキシアントラキノン二
塩酸塩20.0gを撹拌しながら懸濁させる。懸濁が
終つた後塩酸でPHを5.5に調整し、注射用の水で
容積を1000mlにする。配合物を滅菌し、各2.0ml
(薬品40mgに相当する)を容れる5.0mlのアンプル
に満たし窒素下に封鎖する。 実施例 74 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン二コハク酸塩 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノン222mg、コハク酸118mg及びエタノー
ル50mlの混合物を還流下に30分間加熱すると主題
の化合物が得られる。 実施例 75 1,4−ビス〔2−(3−ヒドロキシプロピル
アミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキ
シアントラキノン二リンゴ酸塩 1,4−ビス〔2−(3−ヒドロキシプロピル
アミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン228mg、DL−リンゴ酸134mg及び
エタノール50の混合物を還流下に30分間加熱する
と主題の化合物が得られる。 実施例 76 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシプロピル
アミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキ
シアントラキノン二乳酸塩 1,4−ビス〔2−(2−ヒドロキシプロピル
アミノ)エチルアミノ〕−5,8−ジヒドロキシ
アントラキノン228mg、80%DL−乳酸120mg及び
エタノール10mlの混合物を蒸気浴上で10分間加熱
し、冷却し、アセトン50mlで処理し、冷却すると
主題の化合物が得られる。 実施例 77 10.97g(40ミリモル)のロイコテトラヒドロ
キシアントラキノンを300mlのメタノール中に懸
濁させそしてこの懸濁物中に、機械中に撹拌しつ
つ30分間に亘り、アルゴンを泡として通した。こ
れに、12.6g(120ミリモル)の蒸留したN−(2
−シアノエチル)−1,2−エチレンジアミンを
添加し、そしてこの混合物を加熱し(55〜60℃)
そして12〜18時間撹拌した。赤褐色溶液を1錠の
苛性カリで処理しそしてその混合物中に、55〜60
℃で22時間空気を泡として通した。黒青色固体を
集め、メタノールで良く洗浄しそして乾燥した。
粗生成物を次いで還流塩化メチレン(又はクロロ
ホルム)で、ソツクスレー装置中で24時間抽出し
た(抽出物中に色が無くなるまで)。溶媒を減圧
下で除去し、紺青色の生成物を約450mlのメタノ
ールと一緒に沸とうさせ、冷却しそして捕集し
た。この物質は均質であつた(シリカゲルGF254
−THF/CH3COOH/H2O−7/3/1)。 収率=12.8g(70%)。融点:121〜123℃。 元素分析、計算値(C24H26N6O4・0.284H2O)
C=61.64%;H=5.73%;N=17.97%;O=
14.66% 分析値 C=61.74%:H=5.65%:N=17.62% 実施例 78 1,4−ビス[2−(メルチアミノ)エチルア
ミノ]アントラキノン 200ml中の2−メトキシエタノール中の10.60g
(0.03モル)のロイコ−1,4−ビス[2−(メチ
ルアミノ)エチルアミノ]アントラキノンの懸濁
物に対し、撹拌下に15mlの8N−エチノール性塩
化水素を次第に添加した。この系を水溶で冷却
し、撹拌しそして7.50g(0.0305モル)のプラニ
ル粉末を漸次添加する間窒素下に維持した。この
混合物を窒素下で室温で一晩に亘り撹拌しそして
600mlのエーテルで希釈した。この固体を集めそ
して酢酸エチルで洗浄すると所望の生成物を黄緑
色の結晶、融点:162〜165℃(分解)として与え
た。 実施例 79 1,4−ビス[(2−ジメチルアミノエチル)
アミノ]アントラキノン 100mlのニトロベンゼン中の12.00gのロイコ−
1,4−ビス[(2−ジメチルアミノエチル)ア
ミノ]アントラキノンを還流下に15分間加熱し次
いで熱い間に過した。液を沸とうするまで再
加熱し、冷却し、そして固体を集め、エタノール
で洗浄すると黒青色固体として所望の生成物を与
えた。融点:170〜172℃。 実施例 80 1,4−ビス[2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ]アントラキノン塩化水素
酸塩 1モルの1,4−ビス[2−(2−ヒドロキシ
エチルアミノ)エチルアミノ]アントラキノン、
8N塩酸の過剰の4モルおよび50mlのエタノール
の混合物を、還流下に30分間加熱すると表記化合
物を与えた。融点200゜〜203℃。 実施例 81 1,4−ビス[2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ]−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノンのLD50値は下記のとおりである。 静 注 マウス(雄)LD50=11.3mg/Kg マウス(雌)LD50=9.7mg/Kg 静 注 ラツト(雄)LD50=5.3mg/Kg ラツト(雌)LD50=7.1mg/Kg 腹腔内投与 マウス(雄)LD50=16.6mg/Kg マウス(雌)LD50=19.7mg/Kg
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式: 式中、 A−BはCH=CH及びCH2−CH2よりなる群か
ら選ばれ; Qは式: (式中nは2〜4の整数である) で示されるものよりなる群から選ばれる二価の基
であり; R1及びR2のそれぞれは水素、1〜4個の炭素
原子を有するアルキル基、2〜4個の炭素原子を
有し且つR1とR2が結合している窒素原子に対し
α位の炭素原子はヒドロキシ基を持つていないモ
ノヒドロキシアルキル基、3〜6個の炭素原子を
有し且つR1とR2が結合している窒素原子に対し
α位の炭素原子はヒドロキシ基を持つていないジ
ヒドロキシアルキル基並びに式: (式中nは2〜4の整数であり、R3及びR4のそ
れぞれは水素及び1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基よりなる群から独立に選ばれる) で示される基よりなる群から独立に選ばれるか;
あるいはR1およびR2はそれらが結合している窒
素原子と一緒になつて、並びにR3およびR4はそ
れらが結合している窒素原子と一緒になつてモル
ホリノ基又は式: (式中mは2〜6の整数である) で示される基であり(ただし1位及び4位の側鎖
における炭素原子の総数対酸素原子の総数と窒素
原子の総数との和の比が4を越えない); R5は水素及びヒドロキシ基よりなる群から選
ばれ; R6は水素及びヒドロキシ基よりなる群から選
ばれ; R7は水素、ヒドロキシ基及び−NH−
CH2CH2NH2で示される基よりなる群から選ば
れる;ただしR5がOHであるときにはR6及びR7
の一つはHでなければならず、またR5がHであ
るときにはR6及びR7はともにHでなければなら
ない、 で示される化合物、その互変異性形態及び薬理上
許容される酸付加塩よりなる群から選ばれる化合
物を有効成分とすることを特徴とする抗癌剤。 2 R5及びR7がヒドロキシ基でありR6が水素で
ある化合物を有効成分とする特許請求の範囲第1
項記載の抗癌剤。 3 R1が水素又は1〜4個の炭素原子を有する
アルキル基であり、R2が2〜4個の炭素原子を
有するモノヒドロキシアルキル基、3〜6個の炭
素原子を有するジヒドロキシアルキル基又は 式: で示される基である化合物又はその薬理上許容さ
れる付加塩を有効成分とする特許請求の範囲第2
項記載の抗癌剤。 4 R1が2〜4個の炭素原子を有するモノヒド
ロキシアルキル基であり、R2が水素又は1〜4
個の炭素原子を有するアルキル基である化合物又
はその薬理上許容される付加塩を有効成分とする
特許請求の範囲第2項記載の抗癌剤。 5 Qが−(CH2)n−であり、nが2〜4の整
数である化合物又はその薬理上許容される付加塩
を有効成分とする特許請求の範囲第2項記載の抗
癌剤。 6 Qが−(CH2)n−であり、R1が水素又は−
CH2CH2OHであり、R2が−CH2CH2OHである
化合物又はその薬理上許容される付加塩を有効成
分とする特許請求の範囲第2項記載の抗癌剤。 7 A−BがCH=CHであり、R1が水素である、
塩酸塩形態の化合物を有効成分とする特許請求の
範囲第6項記載の抗癌剤。 8 A−BがCH=CHであり、R1がCH2CH2OH
である酢酸塩形態の化合物を有効成分とする特許
請求の範囲第6項記載の抗癌剤。 9 下記式 の1,4−ビス[2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルアミノ]−5,8−ジヒドロキシア
ントラキノン、そのロイコ塩基およびその互変異
性体並びに薬理上許容されるその酸付加塩から選
ばれる化合物を有効成分とする特許請求の範囲第
1項記載の抗癌剤。 10 下記式 そのロイコ塩基、その互変異性体並びに薬理上
許容されるその酸付加塩から選ばれる化合物を有
効成分とする特許請求の範囲第1項記載の抗癌
剤。 11 上記有効成分を一日用量単位当り体重Kg当
り約1〜約2mgを含む単位剤形の形態にある、哺
乳類における癌疾患の退行又は緩和を誘発させる
のに有用な特許請求の範囲第1〜10項のいずれ
かに記載の抗癌剤。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US82487277A | 1977-08-15 | 1977-08-15 | |
| US87304178A | 1978-01-30 | 1978-01-30 | |
| US87304078A | 1978-01-30 | 1978-01-30 | |
| US87317478A | 1978-01-30 | 1978-01-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5463064A JPS5463064A (en) | 1979-05-21 |
| JPH0152365B2 true JPH0152365B2 (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=27505869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9944878A Granted JPS5463064A (en) | 1977-08-15 | 1978-08-15 | Tumor control agent |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5463064A (ja) |
| ES (2) | ES472508A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6317823A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-25 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 抗固形腫瘍剤 |
| GB9828670D0 (en) * | 1998-12-24 | 1999-02-17 | Univ Montfort | Anthraquinone anticancer drugs |
| CA2550839A1 (en) * | 2003-12-23 | 2005-07-07 | Somanta Limited | Antharquinone compounds as anti cancer compounds |
| US9272981B1 (en) * | 2015-06-23 | 2016-03-01 | Amazon Technologies, Inc. | Method of preparing a compound |
-
1978
- 1978-08-11 ES ES472508A patent/ES472508A1/es not_active Expired
- 1978-08-15 JP JP9944878A patent/JPS5463064A/ja active Granted
-
1979
- 1979-04-03 ES ES479234A patent/ES479234A1/es not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ES472508A1 (es) | 1979-10-16 |
| JPS5463064A (en) | 1979-05-21 |
| ES479234A1 (es) | 1979-07-16 |
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