JPH0152379B2 - - Google Patents

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JPH0152379B2
JPH0152379B2 JP8465285A JP8465285A JPH0152379B2 JP H0152379 B2 JPH0152379 B2 JP H0152379B2 JP 8465285 A JP8465285 A JP 8465285A JP 8465285 A JP8465285 A JP 8465285A JP H0152379 B2 JPH0152379 B2 JP H0152379B2
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JP
Japan
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acid
maleic acid
maleic
ester
reaction solution
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JP8465285A
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JPS61246147A (ja
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Hiroshi Yoshida
Haruo Tawara
Masatoshi Kamioka
Masao Baba
Atsushi Ookubo
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、マレイン酸ジアルキルエステルの精
製方法に関する。詳しくは、マレイン酸または無
水マレイン酸とアルコールとを酸触媒の存在下反
応させて得られるマレイン酸ジアルキルエステル
を含有する反応液に特定の処理をした後蒸留して
高純度マレイン酸ジアルキルエステルを得る精製
方法である。 <従来の技術> マレイン酸または無水マレイン酸とアルコール
とを酸触媒の存在下で反応させてマレイン酸ジア
ルキルエステルを製造する方法は、チエコスロバ
キア特許第144063号、同第122479号、西ドイツ特
許第3114320号およびRev.Roumaine.Chim.、11
(8)、975−981(1966).等の文献に提案されてい
る。これらの技術は、無水マレイン酸と化学量論
量より過剰のアルコールとを硫酸等の酸触媒の存
在下、反応温度80〜100℃で生成水をアルコール
と共に系外に留去しながらエステル化反応せしめ
てマレイン酸ジアルキルエステルを合成するもの
である。そして、マレイン酸ジアルキルエステル
を含有する反応液から該エステルを分離・生成す
る工程は一般に蒸留によつて行なわれる。 <発明が解決しようとする問題点> しかし、本発明者らの実験によると、上記のよ
うにして製造・精製されたマレイン酸ジアルキル
エステルを用いて、過酸化ベンゾイルなどの過酸
化物触媒の存在下脂肪族アルデヒドと反応させて
アシルコハク酸ジアルキルエステルを製造した場
合、原料マレイン酸ジアルキルエステルに含まれ
ている微量の不純物がアシル化反応を阻害し収率
を低下させていることが判明した。そして、この
不純物は単に精留操作条件を選択するだけではマ
レイン酸ジアルキルエステルと分離することは困
難であつた。 そこで、本発明の目的はマレイン酸または無水
マレイン酸とアルコールとを酸触媒の存在下エス
テル化して得られるマレイン酸ジアルキルエステ
ルを含有する反応液からこれらの不純物を除去し
た高純度マレイン酸ジアルキルエステルを得る精
製方法を提供することである。 <問題点を解決するための手段> かかる目的を達成するべく鋭意研究した結果本
発明を完成させたものであつて、本発明は、マレ
イン酸または無水マレイン酸と炭素数1〜8のア
ルコールとを酸触媒の存在下で反応させて得られ
るマレイン酸ジアルキルエステルを含有する反応
液中の酸分を塩基性物質で中和した後、高められ
た温度で熱処理し、次いで、その熱処理によつて
発生する酸分を塩基性物質で再中和した後蒸留す
ることを特徴とするマレイン酸ジアルキルエステ
ルの精製方法である。 以下、本発明を詳細に説明する。 マレイン酸または無水マレイン酸と炭素数1〜
8のアルコールとを酸触媒の存在下で反応させて
マレイン酸ジアルキルエステルを製造する工程
は、公知の方法で実施されるものである。一例を
示せば、メチル、エチル、プロピル、ブチルまた
はオクチルアルコール等の炭素数1〜8のアルコ
ールとを無水マレイン酸とそのモル比が5〜7の
アルコール過剰側の範囲で反応器に仕込み、酸触
媒の存在下反応温度80〜100℃で生成水をアルコ
ールと共に系外に留去しながらエステル化反応を
完結させる。用いられる酸触媒としては、強酸性
陽イオン交換樹脂、p−トルエンスルホン酸、メ
タンスルホン酸、モノメチル硫酸、硫酸等が挙げ
られ、無水マレイン酸に対して0.5〜2.0重量%の
量を用いるとよい。 こうして得られるマレイン酸ジアルキルエステ
ルを含有する反応液を室温近くまで冷却後、反応
液中に含有される使用した酸触媒や残存する未反
応マレイン酸等の酸分を塩基性物質で中和する。
塩基性物質としては水酸化ナトリウムや水酸化カ
リウムなどのアルカリ金属水酸化物水溶液あるい
はアンモニア水溶液が好適に用いられ、その使用
量は酸に対して1.1〜2.0モル倍であり、水相/油
相の重量比が0.5以下の量を使用すればよい。 続いて、中和処理された反応液を温度を高めて
熱処理する。この工程が本発明において最も特徴
とする点である。この熱処理の目的は、無水マレ
イン酸のエステル化工程で生じたある種の不純物
を加熱することによつて熱分解せしめ酸分とする
ことにある。例えば該反応液を80〜100℃で0.5〜
1時間加熱するとこの不純物は酸性物質に変化す
るのである。この不純物の同定は未だ確定的でな
いが特に硫酸を触媒として用いた場合多く生成す
ることからジアルキル硫酸もその一種であると推
定される。しかし、本発明が除去しようとするも
のはジアルキル硫酸に限らず、熱処理によつて酸
分を生成する不純物である。 本発明者らの知見によると、マレイン酸ジアル
キルエステル中に含有されるこのような性質を有
する不純物がたとえばアルデヒドとのアシル化反
応を行なつた場合その反応を阻害し目的とするア
シルコハク酸ジアルキルエステルの収率を低下さ
せる一つの原因であり、蒸留によるマレイン酸ジ
アルキルエステルとこの不純物との分離は困難で
あり、また試薬の添加による不純物との反応によ
る除去も困難であつた。そこで、さらにこの不純
物の除去方法について検討を加えた結果、高めら
れた温度、好ましくは80℃以上、さらに好ましく
は80〜100℃で0.5時間以上、好ましくは0.5〜1
時間、中和処理されたマレイン酸ジアルキルエス
テル含有反応液を加熱することによつて、このも
のは熱分解によると考えられる酸分を生成し、こ
の酸性物質を中和処理することによつて容易に除
去することができることを見い出した。中和処理
工程は通常の操作で行なわれる。例えば、反応液
中の酸1molに対して塩基0.8〜1mol添加して中和
すればよい。このような簡便な方法を採ることに
よつてこの処理後得られるマレイン酸ジアルキル
エステル粗製物をアシル化反応に供すると収率良
くアシルコハク酸ジアルキルエステルを製造する
ことが可能になるのである。 次に、中和の際用いた水を分液あるいは留去す
ることによつて除去した後、マレイン酸ジアルキ
ルエステルを蒸留によつて精製する。蒸留は通常
の操作条件下で行なわれる。 以下、実施例を示し本発明を更に具体的に説明
する。 実施例 1 理論段数3段相当の充填塔を持つた5の四ツ
口フラスコに無水マレイン酸3304.6gおよび硫酸
16.6gを仕込み、徐々に昇温して融解させた。液
温が80℃になつた時点で系内を100mmHgに調整し
た。ついでメタノールをフラスコ液中に578.9
g/Hrで供給した。供給開始後2時間までは供
給したメタノールはすみやかに無水マレイン酸と
反応してマレイン酸モノメチルエステルを生成し
た。その後さらにメタノールをフラスコ液中に
578.9g/Hr、充填塔の塔頂に94.4g/Hrで8時
間供給した。塔頂にメタノールを供給するのは生
成したマレイン酸ジメチルエステルが塔頂から留
出するのを防止する目的で実施した。留出液組成
はメタノール87.08重量%、水分12.52重量%、マ
レイン酸ジメチルエステル0.38重量%であつた。
無水マレイン酸の所定の反応率が得られている事
を確認した上で液温を80℃から135〜140℃まで
徐々に昇温し未反応のメタノールを回収し反応終
了とした。使用した全メタノール量は6797.3gで
あり、内4546.2gのメタノールを回収した。得ら
れたマレイン酸ジメチルエステルの反応液量は
4410.8gであつた。反応液組成はマレイン酸ジメ
チルエステル97.05重量%、マレイン酸モノメチ
ルエステル1.68重量%、フマル酸ジメチルエステ
ル0.40重量%であつた。 上記反応液270.7gに水108.3g、48%−NaOH
水溶液9.4g(NaOHモル比=2.0対残酸分)を添
加し室温で中和した。ついでこの混合液を100℃
に昇温し30分間保持後冷却した。冷却後加水分解
した酸分を再び中和する為に48%−NaOH水溶
液4.6g(NaOHモル比=1.0対残酸分)添加し室
温で中和した。油水層を分離後系内を60mmHgに
調整し液温を常温から125℃まで昇温してマレイ
ン酸ジメチルエステル中の脱水を終了した。この
時マレイン酸ジメチルエステルの留出を防ぐ為に
還流比0.3で実施した。脱水後60mmHgで単蒸留に
て液温130〜132℃でマレイン酸ジメチルエステル
を留出させて蒸留終了とした。得られたマレイン
酸ジメチルエステルは244.9gであつた。マレイ
ン酸ジメチルエステルの組成は純度99.53重量%
であり、その他に不純物としてフマル酸ジメチル
エステルが0.36重量%含まれていた。色相
(APHA)は10であつた。 実施例 2 実施例1で得られたマレイン酸ジメチルエステ
ルの反応液200.4gに水100.2g、48%−NaOH水
溶液5.2g(NaOHモル比=1.5対残酸分)を添加
し室温で中和した。ついでこの混合液を80℃に昇
温し30分間保持後冷却した。冷却後加水分解した
酸分を再び中和する為に48%−NaOH水溶液2.7
g(NaOHモル比=0.8対残酸分)添加し室温で
中和した。 油水層を分離後、実施例1と同様の方法で脱水
蒸留を行なつた。得られたマレイン酸ジメチルエ
ステルは173.3gであつた。マレイン酸ジメチル
エステルの組成は純度99.48重量%であり、その
他に不純物としてフマル酸ジメチルエステルが
0.33重量%含まれていた。色相(APHA)は10で
あつた。 比較例 1 実施例1で得られたマレイン酸ジメチルエステ
ルの反応液210.5gに、水84.2g、48%−NaOH
水溶液7.3g(NaOHモル比=2.0対残酸分)を添
加し室温で中和した。 油水層を分離後、実施例1と同様の方法で脱水
蒸留を行なつた。得られたマレイン酸ジメチルエ
ステルは180.3gであつた。マレイン酸ジメチル
エステルの組成は純度99.50重量%であり、その
他に不純物としてフマル酸ジメチルエステルが
0.37重量%含まれていた。色相(APHA)は10で
あつた。 比較例 2 実施例1で得られたマレイン酸ジメチルエステ
ルの反応液180.2gに水180.2g、48%−NaOH水
溶液12.4g(NaOHモル比=4.0対残酸分)を添
加し室温で中和した。 油水層を分離後、実施例1と同様の方法で脱水
蒸留を行なつた。得られたマレイン酸ジメチルエ
ステルは149.2gであつた。マレイン酸ジメチル
エステルの組成は純度99.53重量%であり、その
他に不純物としてフマル酸ジメチルエステルが
0.36重量%含まれていた。色相(APHA)は10で
あつた。 参考例 実施例1〜2および比較例1〜2で得たマレイ
ン酸ジメチルエステルを用いて過酸化ベンゾイル
を触媒としアセトアルデヒドと反応させアセチル
コハク酸ジメチルエステルを合成した。代表的な
実験例を示せば、マレイン酸ジメチルエステル
240g、アセトアルデヒド328g、過酸化ベンゾイ
ル1.5g、水2.9gおよび水酸化ナトリウム0.03g
をオートクレーブに仕込み、95℃で4時間自然発
生圧力下(7.5〜8.5Kg/cm2G)で反応を行なつ
た。得られた結果を第1表に示す。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マレイン酸または無水マレイン酸と炭素数1
    〜8のアルコールとを酸触媒の存在下で反応させ
    て得られるマレイン酸ジアルキルエステルを含有
    する反応液中の酸分を塩基性物質で中和した後、
    高められた温度で熱処理し、次いで、その熱処理
    によつて発生する酸分を塩基性物質で再中和した
    後蒸留することを特徴とするマレイン酸ジアルキ
    ルエステルの精製方法。
JP8465285A 1985-04-22 1985-04-22 マレイン酸ジアルキルエステルの精製方法 Granted JPS61246147A (ja)

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KR20150080037A (ko) * 2011-06-08 2015-07-08 바이오젠 엠에이 인코포레이티드 고순도 및 결정질 다이메틸 푸마레이트의 제조 방법

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