JPH0154510B2 - - Google Patents
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- JPH0154510B2 JPH0154510B2 JP59105463A JP10546384A JPH0154510B2 JP H0154510 B2 JPH0154510 B2 JP H0154510B2 JP 59105463 A JP59105463 A JP 59105463A JP 10546384 A JP10546384 A JP 10546384A JP H0154510 B2 JPH0154510 B2 JP H0154510B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- tank
- side plate
- liner
- annular plate
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、石油等のタンクにおける底板、つま
り側板直下付近のタンク底の外周部における環状
な底板であるアニユラープレートの取替方法に関
する。
り側板直下付近のタンク底の外周部における環状
な底板であるアニユラープレートの取替方法に関
する。
「従来の技術」
タンク底板は、石油等の貯蔵液の影響、タンク
底板とタンク基礎間への雨水等の浸入の影響、そ
の他により腐蝕し、もつてその取替が必要とな
る。特にタンク底板外周部に複数の板体を環状に
溶接してなり、側板を支持している叙上のアニユ
ラープレートの部分は先行して腐食してタンク寿
命を決定するので、タンクの延命はアニユラープ
レートを取替えることでなされる場合が多い。
底板とタンク基礎間への雨水等の浸入の影響、そ
の他により腐蝕し、もつてその取替が必要とな
る。特にタンク底板外周部に複数の板体を環状に
溶接してなり、側板を支持している叙上のアニユ
ラープレートの部分は先行して腐食してタンク寿
命を決定するので、タンクの延命はアニユラープ
レートを取替えることでなされる場合が多い。
このようなタンク底板の取替方法としては、第
1図に例示したいわゆるジヤツキアツプ工法が、
従来より行なわれている。すなわち、タンクの側
板1の上端部に補強リング2を取り付け、この補
強リング2と側板1の下端部に取り付けられたブ
ラケツト3との間に補強材4を取り付け、ジヤツ
キ5によりタンクを一時的に持ち上げておいて、
アニユラープレート6の取替を行つていた。
1図に例示したいわゆるジヤツキアツプ工法が、
従来より行なわれている。すなわち、タンクの側
板1の上端部に補強リング2を取り付け、この補
強リング2と側板1の下端部に取り付けられたブ
ラケツト3との間に補強材4を取り付け、ジヤツ
キ5によりタンクを一時的に持ち上げておいて、
アニユラープレート6の取替を行つていた。
しかしながら、きわめて薄く外力に弱い側板1
が、ジヤツキアツプ時にタンク荷重のモーメント
により変形、座屈するのを防止するため用いられ
る、上記の補強リング2、補強材4、その他の補
強材等の仮設資材は、大きなものでもあり、その
材料費、曲げ加工費等が多大のものとなつてい
た。又このような仮設資材コストの問題の外、高
所での溶接を要する、ジヤツキのためにタンク基
礎の補強を要する、ジヤツキアツプ時にタンクが
バランスを失なつて傾斜しないように多くの人員
を要する等、人的コスト面、作業能率面、安全面
の問題も指摘されていた。そこで最近、このジヤ
ツキアツプ工法に代わつてタンク全体の持ち上げ
を要しないで済む工法が特公昭55−41990号公報
に提案された。この工法は、アニユラープレート
を周方向複数に区画した一区画の前記アニユラー
プレート及び側板下部を切断して取去り、前記区
画に新アニユラープレートを構成する板体を仮結
合し、側板下端と前記新アニユラープレートを構
成する板体上部との間に第1のくさびを打込む工
程と:隣接する新アニユラープレートを構成する
板体どうしを結合する工程と:前記区画内縁部を
前記アニユラープレートを構成する板体とを本結
合する工程と:前記側板に内側よりサポートピー
スを固着し、このサポートピースに対向して側板
外側の新アニユラープレートを構成する板体にホ
ールデイングピースを固定し、前記側板と前記ホ
ールデイングピースの間に第2のくさびを挿入す
る工程と:第1のくさびを抜取る工程と:側板下
端より上方位置においてサポートピース下部を切
断して側板下端を新アニユラープレートを構成す
る板体を仮結合した後、サポートピースを側板か
ら取去り、側板下部内面と新アニユラープレート
を構成する板体上面とを溶接する工程と:第2の
くさびを抜取つた後、ホールデイングピースを新
アニユラープレートを構成する板体より撤去し、
側板下部外面と新アニユラープレートを構成する
板体上面とを溶接する工程との結合からなるもの
で、タンク周囲の基礎地盤の補強や不等沈下修正
の必要がなく、また、ジヤツキアツプ工法に比較
して少数の人間により、短かい工事期間で作業が
できるという効果がある。
が、ジヤツキアツプ時にタンク荷重のモーメント
により変形、座屈するのを防止するため用いられ
る、上記の補強リング2、補強材4、その他の補
強材等の仮設資材は、大きなものでもあり、その
材料費、曲げ加工費等が多大のものとなつてい
た。又このような仮設資材コストの問題の外、高
所での溶接を要する、ジヤツキのためにタンク基
礎の補強を要する、ジヤツキアツプ時にタンクが
バランスを失なつて傾斜しないように多くの人員
を要する等、人的コスト面、作業能率面、安全面
の問題も指摘されていた。そこで最近、このジヤ
ツキアツプ工法に代わつてタンク全体の持ち上げ
を要しないで済む工法が特公昭55−41990号公報
に提案された。この工法は、アニユラープレート
を周方向複数に区画した一区画の前記アニユラー
プレート及び側板下部を切断して取去り、前記区
画に新アニユラープレートを構成する板体を仮結
合し、側板下端と前記新アニユラープレートを構
成する板体上部との間に第1のくさびを打込む工
程と:隣接する新アニユラープレートを構成する
板体どうしを結合する工程と:前記区画内縁部を
前記アニユラープレートを構成する板体とを本結
合する工程と:前記側板に内側よりサポートピー
スを固着し、このサポートピースに対向して側板
外側の新アニユラープレートを構成する板体にホ
ールデイングピースを固定し、前記側板と前記ホ
ールデイングピースの間に第2のくさびを挿入す
る工程と:第1のくさびを抜取る工程と:側板下
端より上方位置においてサポートピース下部を切
断して側板下端を新アニユラープレートを構成す
る板体を仮結合した後、サポートピースを側板か
ら取去り、側板下部内面と新アニユラープレート
を構成する板体上面とを溶接する工程と:第2の
くさびを抜取つた後、ホールデイングピースを新
アニユラープレートを構成する板体より撤去し、
側板下部外面と新アニユラープレートを構成する
板体上面とを溶接する工程との結合からなるもの
で、タンク周囲の基礎地盤の補強や不等沈下修正
の必要がなく、また、ジヤツキアツプ工法に比較
して少数の人間により、短かい工事期間で作業が
できるという効果がある。
叙上工法の要部を第6図a,bに示す。
図中14は側板、15は新アニユラープレート
を構成する板体、16は第1のくさび、17はサ
ポートピース、18はホールデイングピース、1
9は第2のくさび、20は板体15に対するサポ
ートピース17のあたりを良好にするべく必要に
応じて介装されるを良しとするサポート板を夫々
示す。
を構成する板体、16は第1のくさび、17はサ
ポートピース、18はホールデイングピース、1
9は第2のくさび、20は板体15に対するサポ
ートピース17のあたりを良好にするべく必要に
応じて介装されるを良しとするサポート板を夫々
示す。
a図は側板14下部の切断で新アニユラープレ
ートを構成する板体15との間に形成された間隙
にくさび16を介装し、かつ側板14にサポート
ピース17を付設することにより側板14を支持
している態様であり、この処理が全周に施こされ
る。b図はくさび16並びにサポートピース17
を撤去して短寸化した側板14を新アニユラープ
レートを構成する板体15上に降下させた態様で
ある。つまり、この工法では側板14は下端が切
断されて短寸化する特徴を有し、この短寸化作業
が全周に渡つて施こされる間第1のくさび16と
サポートピース17とで支持するとしている。
ートを構成する板体15との間に形成された間隙
にくさび16を介装し、かつ側板14にサポート
ピース17を付設することにより側板14を支持
している態様であり、この処理が全周に施こされ
る。b図はくさび16並びにサポートピース17
を撤去して短寸化した側板14を新アニユラープ
レートを構成する板体15上に降下させた態様で
ある。つまり、この工法では側板14は下端が切
断されて短寸化する特徴を有し、この短寸化作業
が全周に渡つて施こされる間第1のくさび16と
サポートピース17とで支持するとしている。
尚、叙上第1のくさび16とサポートピース1
7とは、対等の支持部として間隔をおいて交互に
配されている。
7とは、対等の支持部として間隔をおいて交互に
配されている。
「発明が解決しようとする問題点」
叙上工法には以下列挙の諸難点がある。
(1) 撤去が前提とされるサポートピース17、ホ
ールデイングピース18等の支持用の仮受材
が、タンクの側板の下端部の内面、底板にそれ
ぞれ溶接固着されて、撤去は溶断でもつてなさ
れるために全く再利用不可であり、仮設資材コ
スト面、人員面、作業能率面の不合理な問題が
指摘される。
ールデイングピース18等の支持用の仮受材
が、タンクの側板の下端部の内面、底板にそれ
ぞれ溶接固着されて、撤去は溶断でもつてなさ
れるために全く再利用不可であり、仮設資材コ
スト面、人員面、作業能率面の不合理な問題が
指摘される。
(2) 最終工程たるタンクダウンは、上記サポート
ピース17の少量ずつのアニユラープレート面
真近で施こされるガス切断によりなされる為、
撤去作業、切断処理後のアニユラープレートの
品質検査作業についてのコスト面、能率面等が
問題となつている。
ピース17の少量ずつのアニユラープレート面
真近で施こされるガス切断によりなされる為、
撤去作業、切断処理後のアニユラープレートの
品質検査作業についてのコスト面、能率面等が
問題となつている。
(3) 第1のくさび16は、相隣る2者間のサポー
トピース17の切断撤去をすみやかに行なうた
めのものとしての役目、つまりタンク降下に際
しての仮受けの役を負うものであり、いつたん
サポートピース17によつて設定された支持レ
ベルを後で第1のくさび16の打ち込みでアツ
プさせるが如きは、支持点の半減と支持負担の
倍化を招くために不可能であるが、この不自由
さが品質上に重大な影響をもたらすことがあ
る。
トピース17の切断撤去をすみやかに行なうた
めのものとしての役目、つまりタンク降下に際
しての仮受けの役を負うものであり、いつたん
サポートピース17によつて設定された支持レ
ベルを後で第1のくさび16の打ち込みでアツ
プさせるが如きは、支持点の半減と支持負担の
倍化を招くために不可能であるが、この不自由
さが品質上に重大な影響をもたらすことがあ
る。
すなわち、第7図a,bに示す如く板15相
互の溶接接合24は、タンク内より電気溶接棒
21を側板14と板15との間隙22の奥(タ
ンク外)まで充分に入れて行なわなければなら
ない。図中23は裏当金を示す。
互の溶接接合24は、タンク内より電気溶接棒
21を側板14と板15との間隙22の奥(タ
ンク外)まで充分に入れて行なわなければなら
ない。図中23は裏当金を示す。
また、第8図a,bに示す如く上記の溶接接
合24に対しては、ハンド式の磁粉探傷機25
を用いて磁束線26を目視観察で検査が行なわ
れるが、間隙22部以遠については間隙22を
介してのぞき込む目視観察27によらねばなら
ない。
合24に対しては、ハンド式の磁粉探傷機25
を用いて磁束線26を目視観察で検査が行なわ
れるが、間隙22部以遠については間隙22を
介してのぞき込む目視観察27によらねばなら
ない。
尚、浸透探傷試験による検査でも事情は同じ
である。
である。
叙上の溶接、検査にあつては、間隙22は当
然のことながら大きければミスを少なく押さえ
ることが出来る。
然のことながら大きければミスを少なく押さえ
ることが出来る。
しかし、この処理はタンクにあつては許容さ
れない事情がある。すなわち、第9図a,bに
示す如く、側板14の下端部にはタンク内のデ
ツド・ゾーンを出来る限り小さく押さえるよう
にして収容液出し入れ用のノズル28が補強用
の当板29を介して取り付けられているが、当
初当該当板29下端とアニユラープレートとの
間に確保されていた間隔hは、間隙22相当の
切断により、b図に示す如く大巾に狭ばまるこ
ととなる。
れない事情がある。すなわち、第9図a,bに
示す如く、側板14の下端部にはタンク内のデ
ツド・ゾーンを出来る限り小さく押さえるよう
にして収容液出し入れ用のノズル28が補強用
の当板29を介して取り付けられているが、当
初当該当板29下端とアニユラープレートとの
間に確保されていた間隔hは、間隙22相当の
切断により、b図に示す如く大巾に狭ばまるこ
ととなる。
すると、側板14に於いては、当板29の溶
接部とアニユラープレートとに対する溶接部と
が図示の如く極めて接近してしまい、溶接楔端
間が母材厚の少なくとも2倍以上確保されるを
よしとされている溶接による残留応力の局部集
中による強度低下の弊害回避を期することが出
来ずに当該弊害を受けることとなる。
接部とアニユラープレートとに対する溶接部と
が図示の如く極めて接近してしまい、溶接楔端
間が母材厚の少なくとも2倍以上確保されるを
よしとされている溶接による残留応力の局部集
中による強度低下の弊害回避を期することが出
来ずに当該弊害を受けることとなる。
よつて、間隙22をみだりに大きく設定する
ことは出来ない。
ことは出来ない。
しかして、少なくおさえざるを得ない当初の
間隙22以上にリフトアツプ不可な従来手段に
あつては、溶接、検査の完全性向上を図ること
は不可能である。
間隙22以上にリフトアツプ不可な従来手段に
あつては、溶接、検査の完全性向上を図ること
は不可能である。
「問題点を解決するための手段」
本発明は、このような実情に鑑み、従来例の上
記問題点を解決すべくなされたものであつて、テ
ーパーを有するライナーを専ら支持材として活用
することにより、タンクについてその支持とダウ
ンとアツプとがいずれも容易に実施されうる、タ
ンクのアニユラープレート取替方法を提案せんと
するものである。
記問題点を解決すべくなされたものであつて、テ
ーパーを有するライナーを専ら支持材として活用
することにより、タンクについてその支持とダウ
ンとアツプとがいずれも容易に実施されうる、タ
ンクのアニユラープレート取替方法を提案せんと
するものである。
本発明に係るタンクのアニユラープレート取替
方法は、タンクの側板1の下端部の適宜箇所を所
定幅で部分的に切断して撤去した後、この切断撤
去箇所A付近の既存アニユラープレート6を部分
的に切断して撤去し、代りに新アニユラープレー
ト6を敷設して取替え、しかる後側板1の下端と
新アニユラープレート6との間に上下面を略水平
とした肉厚の板体を、テーパー面を介して上下に
分割した形状よりなる上ライナーと下ライナーと
を上下一組とし、当該上ライナーの基端部上に頭
を立設するとともに、下ライナーの両側縁にガイ
ド板を立設し、このガイド板間に上ライナーが収
納されるようにしてなるリフト機能を有するライ
ナー8を挿着する取替工程を備えてなつている。
方法は、タンクの側板1の下端部の適宜箇所を所
定幅で部分的に切断して撤去した後、この切断撤
去箇所A付近の既存アニユラープレート6を部分
的に切断して撤去し、代りに新アニユラープレー
ト6を敷設して取替え、しかる後側板1の下端と
新アニユラープレート6との間に上下面を略水平
とした肉厚の板体を、テーパー面を介して上下に
分割した形状よりなる上ライナーと下ライナーと
を上下一組とし、当該上ライナーの基端部上に頭
を立設するとともに、下ライナーの両側縁にガイ
ド板を立設し、このガイド板間に上ライナーが収
納されるようにしてなるリフト機能を有するライ
ナー8を挿着する取替工程を備えてなつている。
そして更に、このような取替工程を側板1の下
端部の各箇所に施す工程と、ライナー8をすべて
抜き取ることにより側板1を新アニユラープレー
ト6上に降下させるタンクダウン工程とを、備え
てなつている。
端部の各箇所に施す工程と、ライナー8をすべて
抜き取ることにより側板1を新アニユラープレー
ト6上に降下させるタンクダウン工程とを、備え
てなつている。
「作用および実施例」
以下本発明方法を、第2,3,4,5図に示す
その実施例に基づいて詳細に説明する。
その実施例に基づいて詳細に説明する。
タンクは、円筒形の側板1と、この側板1の上
下端面に固着された頂板およびアニユラープレー
ト6とから構成され、基礎9上に設置されてい
る。
下端面に固着された頂板およびアニユラープレー
ト6とから構成され、基礎9上に設置されてい
る。
まずタンクの側板1の下端部について、その外
表面を周方向に所定幅で複数に区画し、けがき線
および逃げ墨で切断用のマーキングを行う。この
切断高さは、側板1の下端すなわちアニユラープ
レート6上より約20〜50mm程度とし、切断幅は、
事後取替予定のアニユラープレート6の部分的1
枚の周方向長さより若干長目の所定幅とする。
表面を周方向に所定幅で複数に区画し、けがき線
および逃げ墨で切断用のマーキングを行う。この
切断高さは、側板1の下端すなわちアニユラープ
レート6上より約20〜50mm程度とし、切断幅は、
事後取替予定のアニユラープレート6の部分的1
枚の周方向長さより若干長目の所定幅とする。
そして側板1の下端部について、上記区画のう
ち適宜箇所を部分的に切断して撤去し、開口を設
ける。
ち適宜箇所を部分的に切断して撤去し、開口を設
ける。
次にこの切断撤去箇所Aすなわち開口となつた
部分付近の既存アニユラープレート6を部分的に
切断して撤去し、代わりに新アニユラープレート
6を敷設して取替える。すなわち、この側板1の
切断撤去箇所A直下付近のアニユラープレート6
を、取替予定の新アニユラープレート6一枚と重
ね代を考慮の上ほぼ同じ大きさに切断し、側板1
の切断撤去箇所Aたる開口を介し、外部に撤去
し、代わりの新アニユラープレート6を挿し、敷
設し、周囲のアニユラープレート6と結合するこ
とにより、取替がなされる。なお既存アニユラー
プレート6の撤去の際、基礎9の状態をチエツク
し、不陸状態等があれば調整・整地の上、新アニ
ユラープレート6を敷設する。
部分付近の既存アニユラープレート6を部分的に
切断して撤去し、代わりに新アニユラープレート
6を敷設して取替える。すなわち、この側板1の
切断撤去箇所A直下付近のアニユラープレート6
を、取替予定の新アニユラープレート6一枚と重
ね代を考慮の上ほぼ同じ大きさに切断し、側板1
の切断撤去箇所Aたる開口を介し、外部に撤去
し、代わりの新アニユラープレート6を挿し、敷
設し、周囲のアニユラープレート6と結合するこ
とにより、取替がなされる。なお既存アニユラー
プレート6の撤去の際、基礎9の状態をチエツク
し、不陸状態等があれば調整・整地の上、新アニ
ユラープレート6を敷設する。
しかる後、側板1の切断撤去箇所Aを形成する
端面をグラインダー等により整形する。上記切断
撤去箇所Aを形成する側板1の下端面と、敷設さ
れた新アニユラープレート6との間に第4,5図
に詳示の上下面を略水平とした肉厚の板体をテー
パー7′,7″を有して上下に切断した形状よりな
る上ライナー8′と下ライナー8″とを上下一組と
して用い、そして上ライナー8′の基端部上に頭
11を立設するとともに、下ライナー8″の両側
縁にガイド板12,12を立設し、このガイド板
12,12間に上ライナー8′が収納されるよう
にしてなるライナー8を打ち込んで装着する。
端面をグラインダー等により整形する。上記切断
撤去箇所Aを形成する側板1の下端面と、敷設さ
れた新アニユラープレート6との間に第4,5図
に詳示の上下面を略水平とした肉厚の板体をテー
パー7′,7″を有して上下に切断した形状よりな
る上ライナー8′と下ライナー8″とを上下一組と
して用い、そして上ライナー8′の基端部上に頭
11を立設するとともに、下ライナー8″の両側
縁にガイド板12,12を立設し、このガイド板
12,12間に上ライナー8′が収納されるよう
にしてなるライナー8を打ち込んで装着する。
このような取替工程を、側板1の下端部の各箇
所に順次施して行く。このようにして、側板1の
下端部は全周にわたつて切断撤去され、アニユラ
ープレート6は側板1の直下付近を中心に取替え
られる。そして多数のライナー8が、側板1の下
端と敷設された新アニユラープレート6との間に
挿着された状態となる。これらのライナー8は、
約500mm程度のピツチで等間隔に配設する。
所に順次施して行く。このようにして、側板1の
下端部は全周にわたつて切断撤去され、アニユラ
ープレート6は側板1の直下付近を中心に取替え
られる。そして多数のライナー8が、側板1の下
端と敷設された新アニユラープレート6との間に
挿着された状態となる。これらのライナー8は、
約500mm程度のピツチで等間隔に配設する。
このようにして側板1の鉛直荷重はこれらのラ
イナー8により受け止められ、ライナー8はタン
クを一時的に支持する仮受材として機能するの
で、側板1にモーメントが発生するようなことも
なく、側板1の変形等は確実に防止される。
イナー8により受け止められ、ライナー8はタン
クを一時的に支持する仮受材として機能するの
で、側板1にモーメントが発生するようなことも
なく、側板1の変形等は確実に防止される。
さてこのようにタンクはライナー8により一時
的に支持されているが、必要に応じタンクアツプ
も可能である。すなわち、敷設された新アニユラ
ープレート6の非破壊検査装置の取り付け、その
他の作業を行うための空間が、前述の側板1の下
端と新アニユラープレート6との間の切断撤去箇
所Aたる開口だけでは不足する場合には、ライナ
ー8をハンマー等で更に打ち込むことにより、ラ
イナー8のリフト機能を利用して、タンクを少し
アツプすることができる。もつて非破壊検査、溶
接、その他の作業が、支障なく充分確実に実施さ
れることになる。
的に支持されているが、必要に応じタンクアツプ
も可能である。すなわち、敷設された新アニユラ
ープレート6の非破壊検査装置の取り付け、その
他の作業を行うための空間が、前述の側板1の下
端と新アニユラープレート6との間の切断撤去箇
所Aたる開口だけでは不足する場合には、ライナ
ー8をハンマー等で更に打ち込むことにより、ラ
イナー8のリフト機能を利用して、タンクを少し
アツプすることができる。もつて非破壊検査、溶
接、その他の作業が、支障なく充分確実に実施さ
れることになる。
さてしかる後、ライナー8にハンマー等による
打撃を加えることにより、その降下機能を利用し
てすべてのライナー8を抜き取り、もつて側板1
を新アニユラープレート6上に降下させ、タンク
ダウンが完了する。このようにタンクダウンは、
一切仮受材の溶断という資材のムダと作業の煩雑
さを伴なうことなくして容易かつ確実に行なわれ
ると共に溶断部についての品質検査という追加の
手間もない。
打撃を加えることにより、その降下機能を利用し
てすべてのライナー8を抜き取り、もつて側板1
を新アニユラープレート6上に降下させ、タンク
ダウンが完了する。このようにタンクダウンは、
一切仮受材の溶断という資材のムダと作業の煩雑
さを伴なうことなくして容易かつ確実に行なわれ
ると共に溶断部についての品質検査という追加の
手間もない。
その後、側板1の下端面と新アニユラープレー
ト6との溶接固定、一切の仮設資材の撤去、その
取付跡の表面整形等が行なわれる。
ト6との溶接固定、一切の仮設資材の撤去、その
取付跡の表面整形等が行なわれる。
また、このような特殊な上ライナー8′と下ラ
イナー8″とを組み合わせて用いると、相互のテ
ーパー7′,7″を利用して滑動可能となるので、
タンクのアツプおよびダウンがよりスムーズに行
なわれるようになる。そして、上ライナー8′は
下ライナー8″に組み合つて拘束され、絶対にず
れることがないので、位置ずれのない側板1の支
持が出来る利点がある。なお、第4図中に示した
ような新アニユラープレート6上に立設の仮設材
としての平板状のガイドピース13を用い、ライ
ナー8′,8″が挿着される箇所付近の側板1を間
に挾んで略直線状に、アニユラープレート6上に
対向設しておくと、ライナー8′,8″の打ち込
み、引き抜きに際し、側板1がタンク半径方向に
ついて位置ずれすることなく保持される利点があ
る。
イナー8″とを組み合わせて用いると、相互のテ
ーパー7′,7″を利用して滑動可能となるので、
タンクのアツプおよびダウンがよりスムーズに行
なわれるようになる。そして、上ライナー8′は
下ライナー8″に組み合つて拘束され、絶対にず
れることがないので、位置ずれのない側板1の支
持が出来る利点がある。なお、第4図中に示した
ような新アニユラープレート6上に立設の仮設材
としての平板状のガイドピース13を用い、ライ
ナー8′,8″が挿着される箇所付近の側板1を間
に挾んで略直線状に、アニユラープレート6上に
対向設しておくと、ライナー8′,8″の打ち込
み、引き抜きに際し、側板1がタンク半径方向に
ついて位置ずれすることなく保持される利点があ
る。
「発明の効果」
以上説明したごとく、本発明に係るタンクのア
ニユラープレート取替方法は、溶接、溶断により
着脱されることのない仮設材であると共に全点仮
受後であつてもタンクアツプが可能であるという
特徴を有するライナーを専ら活用することによ
り、再使用可による仮設資材コスト面、人員面、
作業能率面、安全面、品質維持に優れ、しかもタ
ンクダウンも効率的に実施され、タンクアツプも
適宜可能で非破壊検査等の付帯作業も十分に実施
出来、この種従来例に存した問題点が一挙に一掃
される等、その発揮する効果は、顕著にして大な
るものがある。
ニユラープレート取替方法は、溶接、溶断により
着脱されることのない仮設材であると共に全点仮
受後であつてもタンクアツプが可能であるという
特徴を有するライナーを専ら活用することによ
り、再使用可による仮設資材コスト面、人員面、
作業能率面、安全面、品質維持に優れ、しかもタ
ンクダウンも効率的に実施され、タンクアツプも
適宜可能で非破壊検査等の付帯作業も十分に実施
出来、この種従来例に存した問題点が一挙に一掃
される等、その発揮する効果は、顕著にして大な
るものがある。
第1図は、従来例に係るタンクのアニユラープ
レート取替方法を説明するための、タンク正面中
央縦断面図、第2図、第3図は、本発明に係るタ
ンクのアニユラープレート取替方法説明するため
のものであり、第2図はタンク正面中央縦断面
図、第3図は第2図の要部拡大図であり、第3図
中1図は本方法初期の段階を、2図はその次の段
階をそれぞれ示す図である。第4図は、本発明に
用いるライナーを示し、1図はその要部側断面
図、2図はその横断面図である。第5図は第4図
に示すライナーを個々に示したものであり、1図
は上ライナーの平面図、2図は同側面図、3図は
下ライナーの平面図、4図は同側面図、第6図
a,bは従来の工法を示す説明図、第7図a,b
は新アニユラープレートの溶接部説明用の断面
図、平面図、第8図a,bは溶接部の検査説明用
断面図、平面図、第9図a,bはタンクに於ける
収容液出し入れ用のノズルと側板との関係説明図
である。 1……側板、2……補強リング、3……ブラケ
ツト、4……補強材、5……ジヤツキ、6……ア
ニユラープレート、7,7′,7″……テーパー、
8……ライナー、8′……上ライナー、8″……下
ライナー、9……基礎、11……頭、12……ガ
イド板、13……ガイドピース、A……切断撤去
箇所。
レート取替方法を説明するための、タンク正面中
央縦断面図、第2図、第3図は、本発明に係るタ
ンクのアニユラープレート取替方法説明するため
のものであり、第2図はタンク正面中央縦断面
図、第3図は第2図の要部拡大図であり、第3図
中1図は本方法初期の段階を、2図はその次の段
階をそれぞれ示す図である。第4図は、本発明に
用いるライナーを示し、1図はその要部側断面
図、2図はその横断面図である。第5図は第4図
に示すライナーを個々に示したものであり、1図
は上ライナーの平面図、2図は同側面図、3図は
下ライナーの平面図、4図は同側面図、第6図
a,bは従来の工法を示す説明図、第7図a,b
は新アニユラープレートの溶接部説明用の断面
図、平面図、第8図a,bは溶接部の検査説明用
断面図、平面図、第9図a,bはタンクに於ける
収容液出し入れ用のノズルと側板との関係説明図
である。 1……側板、2……補強リング、3……ブラケ
ツト、4……補強材、5……ジヤツキ、6……ア
ニユラープレート、7,7′,7″……テーパー、
8……ライナー、8′……上ライナー、8″……下
ライナー、9……基礎、11……頭、12……ガ
イド板、13……ガイドピース、A……切断撤去
箇所。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 タンクの側板の下端部の適宜箇所を所定幅で
部分的に切断して撤去した後、この切断撤去箇所
付近の既存アニユラープレートを部分的に切断し
て撤去し、代りに新アニユラープレートを敷設し
て取替え、しかる後上記側板の下端と新アニユラ
ープレートとの間に、上下面を略水平とした肉厚
の板体をテーパー面を介して上下に分割した形状
よりなる上ライナーと下ライナーとを上下一組と
し、当該上ライナーの基端部上に頭を立設すると
ともに下ライナーの両側縁にガイド板を立設し、
このガイド板間に上ライナーが収納されるように
してなるライナーを挿着する取替工程と、 このような取替工程を上記側板の下端部の各箇
所に施す工程と、 上記ライナーをすべて抜き取ることにより上記
側板を新アニユラープレート上に降下させるタン
クダウン工程とを、 備えてなることを特徴とするタンクのアニユラー
プレート取替方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59105463A JPS60250166A (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | タンクのアニュラープレート取替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59105463A JPS60250166A (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | タンクのアニュラープレート取替方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60250166A JPS60250166A (ja) | 1985-12-10 |
| JPH0154510B2 true JPH0154510B2 (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=14408271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59105463A Granted JPS60250166A (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | タンクのアニュラープレート取替方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60250166A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59195965A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-07 | 京浜工業株式会社 | タンクの底板取替工法 |
-
1984
- 1984-05-24 JP JP59105463A patent/JPS60250166A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60250166A (ja) | 1985-12-10 |
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