JPH0154980B2 - - Google Patents

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JPH0154980B2
JPH0154980B2 JP55150323A JP15032380A JPH0154980B2 JP H0154980 B2 JPH0154980 B2 JP H0154980B2 JP 55150323 A JP55150323 A JP 55150323A JP 15032380 A JP15032380 A JP 15032380A JP H0154980 B2 JPH0154980 B2 JP H0154980B2
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JP
Japan
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oil
hydrogenated
acid content
parts
iodine value
Prior art date
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JP55150323A
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English (en)
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JPS5774041A (en
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Masaaki Kato
Yukinobu Murase
Kazuaki Suzuki
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Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、パイ、デニツシユペーストリー等の
ロールイン用に適したマーガリン・シヨートニン
グに使用する油脂組成物に関するものである。さ
らに詳しくは、ラウリン酸含量50%以上の天然の
非分別ヤシ油又はそのヤシ硬化油65〜45部とヨウ
素価5以下、パルミチン酸含量40%以上、炭素数
18以上の飽和脂肪酸含量60%以下の植物硬化油35
〜55部とのランダムエステル交換油25〜40%、液
状油75〜60%よりなるロールイン用マーガリン・
シヨートニング用の油脂組成物に関するものであ
る。 従来、パイ、ペーストリー等のロールイン用マ
ーガリン・シヨートニングには、いわゆる動植物
硬化油と液状油とを使用温度域で適度な稠度(可
塑性)を持つように配合した油脂が用いられてき
たが、適度な稠度である温度域が狭いため、地域
差、季節差の大きい我が国においては細かな配合
調節が必要であつた。従つて、このような状況か
らマーガリン・シヨートニング業界では、低温か
ら高温まで使用しうるロールイン用マーガリン・
シヨートニングが従来より望まれてきた。 温度による稠度変化を少なくするための一般的
な方法は、固体脂指数をねかす方法であり、その
一つとして、高融点油脂(動植物極度硬化油)と
液状油とを適度な比率にまぜて、低温から高温ま
での固体脂指数変化を少なくする方法があるが、
このようなものでは体温以上の高温まで多量の固
形脂が残り口どけが悪いため、風味に対する評価
の厳しい我が国においてはとうてい受け入れられ
るものではない。 又、使用温度範囲を広くする他の方法として製
造機による腰、伸展性の改良という方法があり、
「クーリングドラムによる冷却→真空ニーダーに
よる練り」という製造法をとることによつて従来
の製造機で製造した同じ油脂配合のマーガリン・
シヨートニングに比べかなり可塑性温度巾が広く
なる。この方法はそれなりに効果があるため近年
増加しつつあるが、この方法には生産性が悪いと
いう欠点がある上、動植物硬化油+液状油という
配合では固体脂指数曲線がどうしてもある程度立
つてしまうため、低温域では固体脂量が多いわり
に伸展性が良いという優れた点があるものの、低
温での伸展性の問題から、高温域ではどうしても
固体脂量が不足し、軟かすぎて使用しづらいとい
う欠点があり、未だ充分なものが得られていな
い。 以上のような状況から本発明者らは低温から高
温まで硬さの変化が少なく、かつ口どけも問題の
ない油脂組成、つまり0℃から30℃くらいまで固
体脂指数の変化が少なく、40℃では固体脂指数が
0となるような油脂組成はないものか、鋭意検討
した結果、本発明を完成するに到つた。 従つて、本発明の目的は、使用温度巾が広く、
口どけの良い油脂組成物を得ることにある。 本発明のロールイン用油脂組成物は、ラウリン
酸含量50%以上の天然の非分別ヤシ油又はそのヤ
シ硬化油65〜45部とヨウ素価5以下、パルミチン
酸含量40%以上、炭素数18以上の飽和脂肪酸含量
60%以下の植物硬化油35〜55部とのランダムエス
テル交換油25〜40%、液状油75〜60%、及び、ラ
ウリン酸含量50%以上の天然の非分別ヤシ油65〜
45部と炭素数16の脂肪酸含量40%以上、炭素数18
以上の脂肪酸含量60%以下の植物油35〜55部との
ランダムエステル交換油をヨウ素価5以下まで水
添した油脂25〜40%、液状油75〜60%よりなるも
のである。 本発明に使用する組成のうち、ヤシ油とはラウ
リン酸含量50%以上の天然ヤシ油であり、ヤシ硬
化油とはそれを水添したものである。又、ヨウ素
価5以下、パルミチン酸含量40%以上、炭素数18
以上の飽和脂肪酸含量60%以下の植物硬化油と
は、パーム油、パーム分別硬質油等の炭素数16の
脂肪酸含量40%以上の油脂をヨウ素価5以下まで
水添したものである。 上記ヤシ系油脂65〜45部と上記植物硬化油35〜
55部となるナトリウムメチラート等のエステル交
換触媒にてランダムエステル交換することにより
本発明の構成成分であるエステル交換油を得るの
である。この水添とエステル交換の工程は逆の順
序でもよく、例えば、ヤシ油とパーム油をランダ
ムエステル交換した後ヨウ素価5以下まで水添し
てもよい。 一方、本発明のもう一つの構成成分である液状
油とは大豆油、なたね油、コメ油その他の一販に
液状油とよばれていうものであればよく、白絞油
でもサラダ油でもよい。 この液状油75〜60%と前記エステル交換油25〜
40%をブレンドすることにより、0℃〜30℃で適
度な固体脂指数であり、かつ40℃で固体脂指数0
とできるのである。 ラウリン酸リツチなヤシ系油脂とパルミチン酸
リツチな植物極度硬化油とを適度な比率でエステ
ル交換し、0゜〜30℃で適度な稠度となるように液
状油とブレンドすることがポイントであり、植物
硬化油中のパルミチン酸含量が多い方が好まし
く、大豆油、なたね油、ハイエルシンなたね油の
極度硬化油等の炭素数18以上の飽和脂肪酸含量の
多い植物硬化油をエステル交換の相方とした場合
には、エステル交換油中のヤシ系油脂の比率を極
端に多くするか、あるいは液状油に対するエステ
ル交換油のブレンド比を極端に少なくしなければ
40℃以上の高温まで固体脂が残り、前者には固体
脂曲線が立ちすぎる、後者には固形脂量が少なす
ぎるという欠点があり、いかに比率を調整しても
目的とする油脂組成は得られない。 本発明のようなヤシ系油脂と植物硬化油を65〜
45:35〜55の比率でランダムエステル交換し、25
〜40:75〜60の比率で液状油とブレンドすること
ではじめて目的とする油脂組成物が得られるので
あり、エステル交換油中のヤシ系油脂が65部以上
では固体脂曲線が立ちすぎ、又植物硬化油が55部
以上では本発明のようなパルミチン酸含量の多い
植物硬化油を使用しても、適度な稠度となるよう
に液状油とブレンドした時に40℃以上まで固体脂
が残り、65〜45:35〜55が適当である。このよう
なエステル交換油を液状油と25〜40:75〜60でブ
レンドしてはじめて0℃〜30℃で適度な稠度であ
り、口どけもよいものができるのである。 叙上の如くして製造された油脂組成物は、ロー
ルイン用マーガリン・シヨートニングの配合油と
して適していることを特徴とするものであり、こ
の油脂組成物を配合油として使用し、急冷〓和す
ることにより、優れたロールイン用マーガリン・
シヨートニングが得られる。 本発明の油脂組成物を配合油として製造したマ
ーガリン・シヨートニングには以下のような優れ
た特徴がある。 温度変化による稠度変化が少なく、低温から
高温までロールイン用として使用でき、かつ口
どけが良い。 生産性の悪いクーリングドラム方式により製
造したものでなくとも低温から高温まで伸展性
がよい。 クーリングドラム方式により製造したもので
も、従来の油脂配合によるものより伸展性温度
範囲が広くなる。 次に本発明の効果を実施例及び比較例をあげて
説明する。 〈実施例 1〉 パーム2分割硬質油の硬化油(ヨウ素価0.52)
1tとヤシ硬化油(ヨウ素価0.38)1tを容量5m3
エステル交換槽に仕込み、ナトリウムメチラート
を4Kg添加し、減圧下80℃で60分間ランダムエス
テル交換した後、常法どおり水洗、漂白、脱臭を
行ない、エステル交換油を製造した。 このエステル交換油1400Kg、大豆白絞油2600
Kg、水850Kg、食塩100Kg、グリセリンモノステア
レート25Kg、大豆レシチン25Kgを8m3の混和槽に
て溶解、乳化した後、直経100cmのクーリングド
ラムにて0℃に急冷、フレーク化した後、真空ニ
ーダーにて練り、ロールイン用マーガリンを得
た。 〈実施例 2〉 パーム油(ヨウ素価50.8)800Kgとヤシ油(ヨ
ウ素価8.3)1200Kgを実施例1と同様の方法にて
エステル交換、水洗、漂白した後、4m3の硬化槽
に入れ、ニツケル触媒6Kgを添加し、190℃、3
Kg/cm2加圧下で水添し、漂白、脱臭を行ない、ヨ
ウ素価0.42のエステル交換硬化油を製造した。 このエステル交換硬化油1600Kg、大豆白絞油
2400Kgを油相とした以外は実施例1と同じ配合、
製法にてロールイン用マーガリンを得た。 〈比較例 1〉 なたね油(ヨウ素価120.2)1tとヤシ油(ヨウ
素価8.3)1tを実施例2と同様の方法で加工し、
ヨウ素価0.53のエステル交換硬化油を製造した。 このエステル交換硬化油1200Kg、大豆白絞油
2800Kgを油相とした以外は実施例1と同じ配合、
製法にてロールイン用マーガリンを得た。 〈比較例 2〉 パーム硬化油(ヨウ素価38.9)400Kg、パーム
油(ヨウ素価50.8)1000Kg、大豆硬化油(ヨウ素
価70.3)1400Kg、大豆白絞油1200Kgを油相とした
以外は実施例1と同じ配合、製法にてロールイン
用マーガリンを得た。 実施例1,2及び比較例1,2で得られたロー
ルイン用マーガリンの油相SFI(固体脂指数)、硬
さ、ペーストリー生地に包みこんでの伸展性テス
ト結果及び口どけは、以下の通りであつた。
【表】
【表】
【表】
【表】 比較例1は、エステル交換の相方としてパルミ
チン酸含量40%以下、炭素数18以上の飽和脂肪酸
含量60%以上の植物硬化油を使用した場合であ
り、比較例2は、従来の油脂配合にて製造した場
合であるが、以上に示したとおり、実施例1,2
に示したマーガリンが0゜〜30℃の範囲で使用で
き、口どけも良好であるのに対し、比較例1のマ
ーガリンは、使用温度範囲は広いものの口どけが
悪く、又、比較例2のマーガリンは、使用温度範
囲が狭いと言え、実施例1,2のマーガリンの配
合油は、ロールインマーガリン用として優れてい
ると言える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ラウリン酸含量50%以上の天然の非分別ヤシ
    油又はそのヤシ硬化油65〜45部と、ヨウ素価5以
    下、パルミチン酸含量40%以上、炭素数18以上の
    飽和脂肪酸含量60%以下の植物硬化油35〜55部と
    のランダムエステル交換油25〜40%、液状油75〜
    60%よりなるロールイン用油脂組成物。 2 ラウリン酸含量50%以上の天然の非分別ヤシ
    油65〜45部と、炭素数16の脂肪酸含量40%以上、
    炭素数18以上の脂肪酸含量60%以下の植物油35〜
    55部とのランダムエステル交換油をヨウ素価5以
    下まで水添した油脂25〜40%、液状油75%〜60%
    よりなるロールイン用油脂組成物。
JP55150323A 1980-10-27 1980-10-27 Oil and fat composition Granted JPS5774041A (en)

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