JPH0156729B2 - - Google Patents
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- JPH0156729B2 JPH0156729B2 JP57005227A JP522782A JPH0156729B2 JP H0156729 B2 JPH0156729 B2 JP H0156729B2 JP 57005227 A JP57005227 A JP 57005227A JP 522782 A JP522782 A JP 522782A JP H0156729 B2 JPH0156729 B2 JP H0156729B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- rope
- bait container
- underwater
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はとろうとする魚が好んで回遊する深
さのところに撒餌を自動的に行い、魚を誘致しよ
うとする集魚装置の改良に関するものである。集
魚すなわち“寄せ”はたとえば広い海にいる魚を
釣り場に誘致するとともに、釣り場によせられた
魚群を逃げないようにひきつけておくためになさ
れ、そのため、音響、光を利用する方法の外に寄
せ餌(コマシ)を水中に撒く方法が用いられてい
る。
さのところに撒餌を自動的に行い、魚を誘致しよ
うとする集魚装置の改良に関するものである。集
魚すなわち“寄せ”はたとえば広い海にいる魚を
釣り場に誘致するとともに、釣り場によせられた
魚群を逃げないようにひきつけておくためになさ
れ、そのため、音響、光を利用する方法の外に寄
せ餌(コマシ)を水中に撒く方法が用いられてい
る。
この方法を有効に用いるには、釣り上げようと
する魚が好んで回遊する一定の深さのところに確
実にコマシを徐々に撒くようにしなければならな
い。
する魚が好んで回遊する一定の深さのところに確
実にコマシを徐々に撒くようにしなければならな
い。
本願出願人はこのような自動撒餌装置(本願で
は集魚装置と称する。)を特願昭55−149636号に
よりすでに出願している。この既出願のものの構
成について述べれば、中央部に吊下げ用ロープが
取付けられた底板を有する枠体と、その上部に着
脱自在に係合する蓋とからなる円筒状の撒餌容器
を、吊下げ具を取付けた外套管に収め、前記撒餌
容器をその吊下げ用ロープを介して水面の固定浮
子から水中の一定の深さに吊下げ保持するように
するとともに、前記撒餌容器と同時に水中に沈め
た前記外套管を前記吊下げ具に結び着けた前記ロ
ープとは別のロープを介して、時間経過により逐
次沈下せしめるようにした浮遊浮子から水中に吊
下げるようにされているものである。このように
構成されていることから前記外套管は、その吊下
げ具にロープを介して連結されている浮遊浮子が
時間経過により逐次沈下させられることによつて
前記撒餌容器から次第に下降し、それに応じて前
記撒餌容器の枠体が露出され、それに収められて
いるコマシが徐々に外部へ流出し撒餌がなされ
る。
は集魚装置と称する。)を特願昭55−149636号に
よりすでに出願している。この既出願のものの構
成について述べれば、中央部に吊下げ用ロープが
取付けられた底板を有する枠体と、その上部に着
脱自在に係合する蓋とからなる円筒状の撒餌容器
を、吊下げ具を取付けた外套管に収め、前記撒餌
容器をその吊下げ用ロープを介して水面の固定浮
子から水中の一定の深さに吊下げ保持するように
するとともに、前記撒餌容器と同時に水中に沈め
た前記外套管を前記吊下げ具に結び着けた前記ロ
ープとは別のロープを介して、時間経過により逐
次沈下せしめるようにした浮遊浮子から水中に吊
下げるようにされているものである。このように
構成されていることから前記外套管は、その吊下
げ具にロープを介して連結されている浮遊浮子が
時間経過により逐次沈下させられることによつて
前記撒餌容器から次第に下降し、それに応じて前
記撒餌容器の枠体が露出され、それに収められて
いるコマシが徐々に外部へ流出し撒餌がなされ
る。
しかしこの従来の装置は、固定浮子の係留ロー
プの外に固定浮子から撒餌容器の枠体を一定の深
さに吊下げ保持するロープと、前記固定浮子の近
傍に浮遊させ、時間経過により逐次沈下せしめる
ようにされた浮子から外套管を吊下げる前記ロー
プとは別なロープとを備えており、これら2つの
ロープがたがいに接近して水中に吊下げられるこ
ととなるので、水面がおだやかなときはよいが、
波立つときはこれらロープがそれぞれ結びつけら
れている浮子の相対位置が変化することにより2
つのロープがからまつたり、よりあわされること
が間々生ずる。このようなことが生ずると、外套
管は撒餌容器から円滑に抜けだして降下すること
ができず、撒餌を時間経過にしたがつて徐々に行
うことが困難となる。
プの外に固定浮子から撒餌容器の枠体を一定の深
さに吊下げ保持するロープと、前記固定浮子の近
傍に浮遊させ、時間経過により逐次沈下せしめる
ようにされた浮子から外套管を吊下げる前記ロー
プとは別なロープとを備えており、これら2つの
ロープがたがいに接近して水中に吊下げられるこ
ととなるので、水面がおだやかなときはよいが、
波立つときはこれらロープがそれぞれ結びつけら
れている浮子の相対位置が変化することにより2
つのロープがからまつたり、よりあわされること
が間々生ずる。このようなことが生ずると、外套
管は撒餌容器から円滑に抜けだして降下すること
ができず、撒餌を時間経過にしたがつて徐々に行
うことが困難となる。
この発明は従来の装置における前記した欠点を
解消し、水面の状態の如可にかかわらず、ロープ
がからまりあうことなく確実に時間経過にしたが
つてコマシの撒布を徐々に行いうるように改良し
た自動撒餌装置すなわち集魚装置を提供すること
を目的とするものである。
解消し、水面の状態の如可にかかわらず、ロープ
がからまりあうことなく確実に時間経過にしたが
つてコマシの撒布を徐々に行いうるように改良し
た自動撒餌装置すなわち集魚装置を提供すること
を目的とするものである。
以下、この発明にかかる実施例装置について図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
第1図はこの装置全体の構成を示す説明図、第
2図はその要部の外形側面図、第3図はこの装置
の撒餌容器の側断面図、第4図は下方からみた平
面図、第5図は撒餌容器の外套管の外形側面図で
ある。この装置は第1図にめられるように水底の
砂地に固定したいかりに結びつけたロープ11に
よつて係留される固定浮子12と、この固定浮子
12に一端が結びつけられ、他端が底板14につ
なぎとめられたロープ15によつて水中に吊下げ
られてとろうとする魚が好んで回遊する一定の深
さのところに保持される撒餌容器13と、パイプ
16が鉛直方向の直径にそつて気密に固定されて
おり、このパイプ16を介してロープ15に摺動
自在に係合される球状の水中浮子17と、前記パ
イプ16を介してこの水中浮子17に取付けられ
る吊下げ具18と、この吊下げ具18によつて水
中浮子17から吊下げられ、撒餌容器13の外周
部を包囲する外套管19と、吊下げ具18にロー
プ15とは独立的に係合される複数個のウエイト
20とから構成されている。
2図はその要部の外形側面図、第3図はこの装置
の撒餌容器の側断面図、第4図は下方からみた平
面図、第5図は撒餌容器の外套管の外形側面図で
ある。この装置は第1図にめられるように水底の
砂地に固定したいかりに結びつけたロープ11に
よつて係留される固定浮子12と、この固定浮子
12に一端が結びつけられ、他端が底板14につ
なぎとめられたロープ15によつて水中に吊下げ
られてとろうとする魚が好んで回遊する一定の深
さのところに保持される撒餌容器13と、パイプ
16が鉛直方向の直径にそつて気密に固定されて
おり、このパイプ16を介してロープ15に摺動
自在に係合される球状の水中浮子17と、前記パ
イプ16を介してこの水中浮子17に取付けられ
る吊下げ具18と、この吊下げ具18によつて水
中浮子17から吊下げられ、撒餌容器13の外周
部を包囲する外套管19と、吊下げ具18にロー
プ15とは独立的に係合される複数個のウエイト
20とから構成されている。
撒餌容器13は、多数の細孔があけられ、中央
部に吊下げ用ロープ15がつなぎとめられた底板
14と枠体21とで円筒のかご状に形成されてお
り、枠体21には、吊下げ用ロープ15をとおす
穴があけられた蓋22が着脱自在にはめこまれて
いる。そしてこの撒餌容器13にいれられる寄せ
餌いわゆるコマシはとろうとする魚にあわせて
種々のものが用いられるが、底板14にはこの種
のコマシがこぼれ落ちることなく、水が自由に出
入できる細孔が多数設けられている。外套管19
は、その内径が撒餌容器13の外径より若干大き
くされ、その外径が前記容記13の蓋22のそれ
とほぼ同じにされており、その上端部外側には吊
下げ用の耳部23が設けられ、その下端部内側に
は、前記容器13の受け金24が固定されてい
る。外套管19を吊下げ具18は、パイプ16を
介して水中浮子17に固定される吊下げバー25
と、その両端部に取付けられて、耳部23に引掛
けられる吊環を下端部に有するロツド26とから
なり、このロツド26の長さは撒餌容器13の高
さより、若干<この例ではウエイト20の3枚分
の厚み程度>長くされている。そして吊下げバー
25にはロープ27が対称的に吊下げられ、この
ロープ27にウエイト20がほぼ等間隔にそれぞ
れ取付けられている。ウエイト20にはその中央
部に穴があけられ、この穴にロープ15がおとさ
れることによつて、ウエイト20の重量が直接吊
下げ用ロープ15に作用しないようにされてい
る。水中浮子17には、水の導入部28がパイプ
16の下方固定部の近傍に、それと前記浮子17
の中心に対する略対称位置に空気抜き部29がそ
れぞれ設けられている。水の導入部28には図示
されていないが、逆止弁が組込まれており、空気
抜き部29には遠隔操作、たとえばワイヤ−35
を引上げることによつて栓を開くことができるよ
うにされた細孔を有するコツクが取付けられてい
る。
部に吊下げ用ロープ15がつなぎとめられた底板
14と枠体21とで円筒のかご状に形成されてお
り、枠体21には、吊下げ用ロープ15をとおす
穴があけられた蓋22が着脱自在にはめこまれて
いる。そしてこの撒餌容器13にいれられる寄せ
餌いわゆるコマシはとろうとする魚にあわせて
種々のものが用いられるが、底板14にはこの種
のコマシがこぼれ落ちることなく、水が自由に出
入できる細孔が多数設けられている。外套管19
は、その内径が撒餌容器13の外径より若干大き
くされ、その外径が前記容記13の蓋22のそれ
とほぼ同じにされており、その上端部外側には吊
下げ用の耳部23が設けられ、その下端部内側に
は、前記容器13の受け金24が固定されてい
る。外套管19を吊下げ具18は、パイプ16を
介して水中浮子17に固定される吊下げバー25
と、その両端部に取付けられて、耳部23に引掛
けられる吊環を下端部に有するロツド26とから
なり、このロツド26の長さは撒餌容器13の高
さより、若干<この例ではウエイト20の3枚分
の厚み程度>長くされている。そして吊下げバー
25にはロープ27が対称的に吊下げられ、この
ロープ27にウエイト20がほぼ等間隔にそれぞ
れ取付けられている。ウエイト20にはその中央
部に穴があけられ、この穴にロープ15がおとさ
れることによつて、ウエイト20の重量が直接吊
下げ用ロープ15に作用しないようにされてい
る。水中浮子17には、水の導入部28がパイプ
16の下方固定部の近傍に、それと前記浮子17
の中心に対する略対称位置に空気抜き部29がそ
れぞれ設けられている。水の導入部28には図示
されていないが、逆止弁が組込まれており、空気
抜き部29には遠隔操作、たとえばワイヤ−35
を引上げることによつて栓を開くことができるよ
うにされた細孔を有するコツクが取付けられてい
る。
つぎにこの装置における動作についてたとえば
海中30m程度の深さのところを好んで回遊するタ
イに対して“寄せ”を行うために撒餌をなす場合
を例にあげて説明する。
海中30m程度の深さのところを好んで回遊するタ
イに対して“寄せ”を行うために撒餌をなす場合
を例にあげて説明する。
タイの釣り場の海面に固定浮子12をロープ1
1によつて前記のとおり係留し、それから撒餌容
器13の蓋22までのロープ15を前記30mの長
さにしておく。釣船の甲板に外套管19を据え、
その中にロープ15上をずらして蓋22を撒餌容
器13を受て金24があたるところまですつぽり
収めてから、コマシをそれに充たし、蓋22をか
ぶせる。そして吊下げ用ロープ15を引張りあげ
るとともに、空気抜き部29の前記コツク2.5
Kg/cm2G程度に空気を充てんした水中浮子17
を、パイプ16の上方固定部に設けた吊環30に
補助ロープ(図示せず)をとおし、この補助ロー
プにて水中浮子17、吊下げ具18および外套管
19を第2図に示した状態に保ちながら撒餌容器
13を外套管19と一緒に舷側から海中におろし
てゆく。この場合固定浮子12からのロープ15
が十分にたるみ、この装置の全自重を前記補助ロ
ープにて支えるようにかつワイヤー35をこれら
ロープにからませたり、ひつぱつたりしないよう
に留意しながら、最後に水中浮子17を海面おも
むろに投下し、前記補助ロープを吊環30から抜
き取る。そして水中浮子17の浮力に抗しながら
第2図に示したこの装置の要部を吊下げロープ1
5を繰出して所望の深さまで沈下させる。
1によつて前記のとおり係留し、それから撒餌容
器13の蓋22までのロープ15を前記30mの長
さにしておく。釣船の甲板に外套管19を据え、
その中にロープ15上をずらして蓋22を撒餌容
器13を受て金24があたるところまですつぽり
収めてから、コマシをそれに充たし、蓋22をか
ぶせる。そして吊下げ用ロープ15を引張りあげ
るとともに、空気抜き部29の前記コツク2.5
Kg/cm2G程度に空気を充てんした水中浮子17
を、パイプ16の上方固定部に設けた吊環30に
補助ロープ(図示せず)をとおし、この補助ロー
プにて水中浮子17、吊下げ具18および外套管
19を第2図に示した状態に保ちながら撒餌容器
13を外套管19と一緒に舷側から海中におろし
てゆく。この場合固定浮子12からのロープ15
が十分にたるみ、この装置の全自重を前記補助ロ
ープにて支えるようにかつワイヤー35をこれら
ロープにからませたり、ひつぱつたりしないよう
に留意しながら、最後に水中浮子17を海面おも
むろに投下し、前記補助ロープを吊環30から抜
き取る。そして水中浮子17の浮力に抗しながら
第2図に示したこの装置の要部を吊下げロープ1
5を繰出して所望の深さまで沈下させる。
このようにすると、吊下げ用ロープ15にはコ
マシの入つた撒餌容器13の重量W1(正確には海
水からうける浮力分だけで軽くなつている。)が
主として作用し、水中浮子17には、同じく若干
軽くされた吊下げ具18、外套管19およびウエ
イト20(この例では3個)の合計重量W2が作
用することとなる。固定浮子12は、その容量が
大きくとられ、十分大きな浮力を備えるようにさ
れているから、わずかに沈下するだけで、撒餌容
器13は所望の深さ(この場合は30m)のところ
に保持される。
マシの入つた撒餌容器13の重量W1(正確には海
水からうける浮力分だけで軽くなつている。)が
主として作用し、水中浮子17には、同じく若干
軽くされた吊下げ具18、外套管19およびウエ
イト20(この例では3個)の合計重量W2が作
用することとなる。固定浮子12は、その容量が
大きくとられ、十分大きな浮力を備えるようにさ
れているから、わずかに沈下するだけで、撒餌容
器13は所望の深さ(この場合は30m)のところ
に保持される。
一方水中浮子17は、水の導入部28および空
気抜き部29の両方が閉じられて全体が水没させ
られると、前記した吊下げ具18、外套具19お
よびウエイト20の水中での合計重量W2より若
干(w)大きい浮力F=W2+wをもつようにそ
の容量がとられるとともに、たとえば10Kg/cm2G
の水圧に耐える強度がもたせてある。
気抜き部29の両方が閉じられて全体が水没させ
られると、前記した吊下げ具18、外套具19お
よびウエイト20の水中での合計重量W2より若
干(w)大きい浮力F=W2+wをもつようにそ
の容量がとられるとともに、たとえば10Kg/cm2G
の水圧に耐える強度がもたせてある。
したがつて吊下げ用ロープ15には撒餌容器1
3の前記目方はW1はそのまま作用せず、外套管
19の受け金24を介して前記wだけの力で撒餌
容器13が下方から支えられた分が差引かれて作
用することとなる。しかし、水中浮子17が深さ
25mをこえて沈降させられると、水の導入部28
に組込まれた前記逆止弁が、それに作用する2.5
Kg/cm2G以上の水圧に抗しきれず、開かれ、浮子
17の内部に前記導入部28から海水が徐々に侵
入する。そして沈下深さが前記した30mになる
と、侵入した海水によつて圧縮された浮子17内
の空気圧力が外部の水圧と同じ圧力(ほぼ3Kg/
cm2G)となると海水の侵入が停止する。この侵入
した海水の量に応じて浮子17の浮力Fが減ずる
こととなるが、この減少分が前記wにほぼ等しく
なるように浮子17の容量がきめられておればこ
の場合の浮力F′=W2となり、吊下げ具18、外
套管19およびウエイト20が水中浮子17の浮
力のみによつて支えられ、第2図に示した状態が
保たれる。さて、この状態において船上からワイ
ヤー35をおもむろに引張り、空気抜き部29に
取付けた前記コツクを操作して開くと、空気抜き
部29の前記細孔から、水中浮子17に封入され
侵入海水によつて圧縮され空気が気泡となつて
徐々に海中に放出される。それに伴つて浮子17
内の残留空気が減圧されることから、水の導入部
28から再び海水が侵入し始める。この動作が繰
返えされることによつて水中浮子17は、その残
留浮力が次第に減少してゆくので、それに作用す
る前記W2の大きさをもつ引下げ力に抗しきれず
吊下げ用ロープ15にそつて徐々に下降し、その
下降した量だけ、外套管19が撒餌容器13から
抜け出すことにより枠体21が露出するようにな
り、その中にいれられているコマシが潮流にのせ
られて外部へ少しづつ流出し、撒餌が行われる。
そして前記した浮子17内の残留圧縮空気が海水
と置き換えられることによる浮力の減少速さと一
定の関係をもつた沈下速さに浮子17が外套管1
9とともに沈降し、ウエイト20の最下位のもの
が蓋22に接触すると、第1図に示すようにロー
プ27がたわみ、最下位のウエイト20は撒餌容
器13を介して吊下げ用ロープ15にて支持さ
れ、水中浮子17に作用しないこととなる。した
がつて浮子17に作用する引下げ力は前記W2か
らウエイト1個分だけ弱められることから、前記
した水中浮子17、すなわち外套管19の沈降が
一時見掛け上制動され、再び前記程度の沈降速さ
にて浮子17が沈降し、同じ速さにて外套管19
が撒餌容器13から抜け落ちてゆく。そして下か
ら二番目、ついて最上位のウエイト20がつぎつ
ぎと前記同様に吊下げ用ロープ15に切替え支持
される毎に前記見掛上の制動が浮子17すなわち
外套管19が沈降動作に作用し、ほぼ一定の速さ
で外套管18が撒餌容器13から抜け落ちてゆ
く。このようにして撒餌容器13内のコマシがた
とえば5〜6時間程度のかなり長時間にわたつて
一定の深さのところに確実にかつ徐々に撒布され
る。
3の前記目方はW1はそのまま作用せず、外套管
19の受け金24を介して前記wだけの力で撒餌
容器13が下方から支えられた分が差引かれて作
用することとなる。しかし、水中浮子17が深さ
25mをこえて沈降させられると、水の導入部28
に組込まれた前記逆止弁が、それに作用する2.5
Kg/cm2G以上の水圧に抗しきれず、開かれ、浮子
17の内部に前記導入部28から海水が徐々に侵
入する。そして沈下深さが前記した30mになる
と、侵入した海水によつて圧縮された浮子17内
の空気圧力が外部の水圧と同じ圧力(ほぼ3Kg/
cm2G)となると海水の侵入が停止する。この侵入
した海水の量に応じて浮子17の浮力Fが減ずる
こととなるが、この減少分が前記wにほぼ等しく
なるように浮子17の容量がきめられておればこ
の場合の浮力F′=W2となり、吊下げ具18、外
套管19およびウエイト20が水中浮子17の浮
力のみによつて支えられ、第2図に示した状態が
保たれる。さて、この状態において船上からワイ
ヤー35をおもむろに引張り、空気抜き部29に
取付けた前記コツクを操作して開くと、空気抜き
部29の前記細孔から、水中浮子17に封入され
侵入海水によつて圧縮され空気が気泡となつて
徐々に海中に放出される。それに伴つて浮子17
内の残留空気が減圧されることから、水の導入部
28から再び海水が侵入し始める。この動作が繰
返えされることによつて水中浮子17は、その残
留浮力が次第に減少してゆくので、それに作用す
る前記W2の大きさをもつ引下げ力に抗しきれず
吊下げ用ロープ15にそつて徐々に下降し、その
下降した量だけ、外套管19が撒餌容器13から
抜け出すことにより枠体21が露出するようにな
り、その中にいれられているコマシが潮流にのせ
られて外部へ少しづつ流出し、撒餌が行われる。
そして前記した浮子17内の残留圧縮空気が海水
と置き換えられることによる浮力の減少速さと一
定の関係をもつた沈下速さに浮子17が外套管1
9とともに沈降し、ウエイト20の最下位のもの
が蓋22に接触すると、第1図に示すようにロー
プ27がたわみ、最下位のウエイト20は撒餌容
器13を介して吊下げ用ロープ15にて支持さ
れ、水中浮子17に作用しないこととなる。した
がつて浮子17に作用する引下げ力は前記W2か
らウエイト1個分だけ弱められることから、前記
した水中浮子17、すなわち外套管19の沈降が
一時見掛け上制動され、再び前記程度の沈降速さ
にて浮子17が沈降し、同じ速さにて外套管19
が撒餌容器13から抜け落ちてゆく。そして下か
ら二番目、ついて最上位のウエイト20がつぎつ
ぎと前記同様に吊下げ用ロープ15に切替え支持
される毎に前記見掛上の制動が浮子17すなわち
外套管19が沈降動作に作用し、ほぼ一定の速さ
で外套管18が撒餌容器13から抜け落ちてゆ
く。このようにして撒餌容器13内のコマシがた
とえば5〜6時間程度のかなり長時間にわたつて
一定の深さのところに確実にかつ徐々に撒布され
る。
そして水中浮子17の空気抜き部29の前記細
孔の大きさならびにウエイト20の分割個数をそ
れぞれ適当に選定することによつて前記撒布時間
を調節することができる。
孔の大きさならびにウエイト20の分割個数をそ
れぞれ適当に選定することによつて前記撒布時間
を調節することができる。
なおコマシは一般にその比重が海水と同程度で
あるので、外套管19がたとえば1/3程度沈下し、 枠体21がかなり大きく露出すると、コマシが浮
上しまとまつて流出するおそれのあるときは、吊
下げロープ15に予め中蓋をいくつかとおし、そ
れぞれをウエイト20のロープ27に対する取付
け、いく段かに分けてコマシを撒餌容器13に収
めるようにすればよい。
あるので、外套管19がたとえば1/3程度沈下し、 枠体21がかなり大きく露出すると、コマシが浮
上しまとまつて流出するおそれのあるときは、吊
下げロープ15に予め中蓋をいくつかとおし、そ
れぞれをウエイト20のロープ27に対する取付
け、いく段かに分けてコマシを撒餌容器13に収
めるようにすればよい。
またこの実施例においては、空気抜き部29の
開弁をワイヤー35を介しての遠隔操作にて行う
ようにされているので、このワイヤー35とロー
プ15とがからみあわないことが必要であり、そ
のために両者を通す穴をそれぞれ端部にもつ隔片
にワイヤー35、ロープ15をそれぞれ通し、こ
のようにした隔片を適当なピツチ配設するように
しておくとよい。空気抜き部29に取付ける弁を
防水、小形電磁弁とし、この開弁をワイヤー35
の代りに防水処理を施したリード線を介して行う
ようにしてもよい。
開弁をワイヤー35を介しての遠隔操作にて行う
ようにされているので、このワイヤー35とロー
プ15とがからみあわないことが必要であり、そ
のために両者を通す穴をそれぞれ端部にもつ隔片
にワイヤー35、ロープ15をそれぞれ通し、こ
のようにした隔片を適当なピツチ配設するように
しておくとよい。空気抜き部29に取付ける弁を
防水、小形電磁弁とし、この開弁をワイヤー35
の代りに防水処理を施したリード線を介して行う
ようにしてもよい。
さらには、この装置の構成要素である水中浮子
17を、第6図に示すように、その水の導入部2
8、その空気抜き部29のそれぞれに減圧弁31
を組み込んだものとしてもよい。この減圧弁31
は入口側圧力すなわち水圧の如何にかかわりなく
出口側圧力すなわち浮子17を形成する耐圧容器
内の空気圧力を前記水圧よりも低い設定圧力たと
えば大気圧力にほぼ保つように調整する圧力制御
弁である。このような減圧弁や水の導入部28、
空気抜き部29にそれぞれ組込まれた水中浮子1
7を第2図に示すようにこの装置に取付け、第1
図に示すように撒餌容器13と外套管19とを一
緒にたとえば30mの海中に吊下げロープ15によ
つて固定浮子12から沈下させたとする。この沈
下過程において、減圧弁31の入口側に作用する
水圧は水中浮子17が沈下するにしたがつて次第
に高くなり、30mの海中においてはほぼ3Kg/cm2
Gとなるが、減圧弁31を介して水の導入部2
8、空気抜き29のおそらく双方から浮子17内
に侵入してくる海水はいずれも大気圧力程度まで
減圧されてその量がわずかづつ浮子17内に増し
てくる。それと同時に浮子17の空気はその比重
が外部の海水に比して堪だ小さいから、小気泡と
なつて空気抜き29の減圧弁31からわずかづつ
海中に放出され、前記浮子17に侵入した前記海
水の量だけ少くされ、浮子17の内部の空気圧力
は大気圧状態にほぼ保持される。この場合、水中
浮子17をなす球状耐圧容器は水圧によつて変形
は生じないものとする。したがつて30mの深さま
で水中浮子17が沈下させられたときに、この浮
子17内に侵入した海水量によつて前記したと同
様に水中浮子17の浮力が前記したwだけ減少す
るようにされておれば、この場合の浮力F′=w2
となり、吊下げ具18、外套管19およびウエイ
ト20が水中浮子17の浮力のみによつて支えら
れ、第2図に示した状態が前記同様に保たれる。
この状態になつてからも空気抜き部29の減圧弁
31から浮子17内の空気は引続いてわずかづつ
海中に放出され、一方水の導入部28の減圧弁3
1からは放出された空気量に相当する海水が徐々
に浮子17内に侵入する。このようにして水中浮
子17の残留浮力が次第に減少してゆくので、前
記したと同様な過程をへて撒餌容器13内のコマ
シがかなり長時間にわたつて一定の深さのところ
に確実に徐々に撒布される。
17を、第6図に示すように、その水の導入部2
8、その空気抜き部29のそれぞれに減圧弁31
を組み込んだものとしてもよい。この減圧弁31
は入口側圧力すなわち水圧の如何にかかわりなく
出口側圧力すなわち浮子17を形成する耐圧容器
内の空気圧力を前記水圧よりも低い設定圧力たと
えば大気圧力にほぼ保つように調整する圧力制御
弁である。このような減圧弁や水の導入部28、
空気抜き部29にそれぞれ組込まれた水中浮子1
7を第2図に示すようにこの装置に取付け、第1
図に示すように撒餌容器13と外套管19とを一
緒にたとえば30mの海中に吊下げロープ15によ
つて固定浮子12から沈下させたとする。この沈
下過程において、減圧弁31の入口側に作用する
水圧は水中浮子17が沈下するにしたがつて次第
に高くなり、30mの海中においてはほぼ3Kg/cm2
Gとなるが、減圧弁31を介して水の導入部2
8、空気抜き29のおそらく双方から浮子17内
に侵入してくる海水はいずれも大気圧力程度まで
減圧されてその量がわずかづつ浮子17内に増し
てくる。それと同時に浮子17の空気はその比重
が外部の海水に比して堪だ小さいから、小気泡と
なつて空気抜き29の減圧弁31からわずかづつ
海中に放出され、前記浮子17に侵入した前記海
水の量だけ少くされ、浮子17の内部の空気圧力
は大気圧状態にほぼ保持される。この場合、水中
浮子17をなす球状耐圧容器は水圧によつて変形
は生じないものとする。したがつて30mの深さま
で水中浮子17が沈下させられたときに、この浮
子17内に侵入した海水量によつて前記したと同
様に水中浮子17の浮力が前記したwだけ減少す
るようにされておれば、この場合の浮力F′=w2
となり、吊下げ具18、外套管19およびウエイ
ト20が水中浮子17の浮力のみによつて支えら
れ、第2図に示した状態が前記同様に保たれる。
この状態になつてからも空気抜き部29の減圧弁
31から浮子17内の空気は引続いてわずかづつ
海中に放出され、一方水の導入部28の減圧弁3
1からは放出された空気量に相当する海水が徐々
に浮子17内に侵入する。このようにして水中浮
子17の残留浮力が次第に減少してゆくので、前
記したと同様な過程をへて撒餌容器13内のコマ
シがかなり長時間にわたつて一定の深さのところ
に確実に徐々に撒布される。
以上の説明によつて明らかなように、この発明
にかかる集魚装置においては、固定浮子の近傍に
浮遊させ、時間経過にしたがつて逐次沈下せしめ
るようにされた従来の装置の浮子を用いることな
く、固定浮子から撒餌容器を吊下げるロープと摺
動自在に係合され、時間経過にしたがつて吊下げ
用ロープにそつて逐次沈下せしめるようにした水
中浮子を用いていることから、従来の装置のよう
に撒餌容器の吊下げ用ロープに近接して外套管を
吊下げるロープを設ける必要がなく、十分に離し
ておくことが容易な固定浮子の係留用と、それか
らの撒餌容器その他の吊下げ用との2つのロープ
を必要とするだけであるので、水面が波立つ場合
においてもこれらロープがたがいにからまりあう
ことは完全に防止することができ、つねに撒餌を
所望の深さのところに確実にかつ徐々に行うこと
を可能ならしめたものである。
にかかる集魚装置においては、固定浮子の近傍に
浮遊させ、時間経過にしたがつて逐次沈下せしめ
るようにされた従来の装置の浮子を用いることな
く、固定浮子から撒餌容器を吊下げるロープと摺
動自在に係合され、時間経過にしたがつて吊下げ
用ロープにそつて逐次沈下せしめるようにした水
中浮子を用いていることから、従来の装置のよう
に撒餌容器の吊下げ用ロープに近接して外套管を
吊下げるロープを設ける必要がなく、十分に離し
ておくことが容易な固定浮子の係留用と、それか
らの撒餌容器その他の吊下げ用との2つのロープ
を必要とするだけであるので、水面が波立つ場合
においてもこれらロープがたがいにからまりあう
ことは完全に防止することができ、つねに撒餌を
所望の深さのところに確実にかつ徐々に行うこと
を可能ならしめたものである。
第1図はこの発明にかかる実施例装置全体の構
成を示す説明図、第2図はその要部の外形側面
図、第3図はこの装置の撒餌容器の側断面図、第
4図はその下方からみた平面図、第5図は撒餌容
器の外套管の外形側面図、第6図は水中浮子の別
な実施例の外形側面図である。 12……固定浮子、13……撒餌容器、14…
…底板、15……吊下げ用ロープ、16……パイ
プ、17……水中浮子、18……吊下げ具、19
……外套管、21……枠体、22……蓋、23…
…耳部、28……水の導入部、29……空気抜き
部、31……減圧弁。
成を示す説明図、第2図はその要部の外形側面
図、第3図はこの装置の撒餌容器の側断面図、第
4図はその下方からみた平面図、第5図は撒餌容
器の外套管の外形側面図、第6図は水中浮子の別
な実施例の外形側面図である。 12……固定浮子、13……撒餌容器、14…
…底板、15……吊下げ用ロープ、16……パイ
プ、17……水中浮子、18……吊下げ具、19
……外套管、21……枠体、22……蓋、23…
…耳部、28……水の導入部、29……空気抜き
部、31……減圧弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水面上に係留される固定浮子と、この固定浮
子に一端が係着された吊下げ用ロープと、多数の
細孔があけられた底板を備えた筒状枠体からな
り、その枠体の上部に着脱自在に係合する蓋を有
し、前記吊下げ用ロープの他端が係着され、その
吊下げ用ロープを介して水面上の前記固定浮子か
ら水中の一定深さ位置に吊下げ保持される撒餌容
器と、この撒餌容器の枠体外周部を包囲し、撒餌
容器に装脱自在に嵌挿される外套管と、この外套
管に吊下げ具を介して連結され、下部に水の導入
部、上部に空気抜き部がそれぞれ形成された水中
浮子とからなり、前記水中浮子を前記吊下げ用ロ
ープに、そのロープに対して移動自在に係合した
ことを特徴とする集魚装置。 2 水中浮子に、その中心を通る鉛直方向にパイ
プを貫設して気密に固着し、その水中浮子のパイ
プに吊下げ用ロープを摺接可能に挿通した特許請
求の範囲第1項記載の集魚装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP522782A JPS58121742A (ja) | 1982-01-16 | 1982-01-16 | 集魚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP522782A JPS58121742A (ja) | 1982-01-16 | 1982-01-16 | 集魚装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58121742A JPS58121742A (ja) | 1983-07-20 |
| JPH0156729B2 true JPH0156729B2 (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=11605293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP522782A Granted JPS58121742A (ja) | 1982-01-16 | 1982-01-16 | 集魚装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58121742A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4819593U (ja) * | 1971-07-21 | 1973-03-06 |
-
1982
- 1982-01-16 JP JP522782A patent/JPS58121742A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58121742A (ja) | 1983-07-20 |
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