JPH0157762B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0157762B2 JPH0157762B2 JP56199505A JP19950581A JPH0157762B2 JP H0157762 B2 JPH0157762 B2 JP H0157762B2 JP 56199505 A JP56199505 A JP 56199505A JP 19950581 A JP19950581 A JP 19950581A JP H0157762 B2 JPH0157762 B2 JP H0157762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- color
- heat
- sensitive recording
- optical filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F77/00—Constructional details of devices covered by this subclass
- H10F77/30—Coatings
- H10F77/306—Coatings for devices having potential barriers
- H10F77/331—Coatings for devices having potential barriers for filtering or shielding light, e.g. multicolour filters for photodetectors
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Filters (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカラー画像形成用デバイスに有用であ
つて、特にカラー撮像素子あるいはカラー撮像管
に装着するのに有用な多色光学フイルターおよび
その製造方法に関する。
つて、特にカラー撮像素子あるいはカラー撮像管
に装着するのに有用な多色光学フイルターおよび
その製造方法に関する。
多色光学フイルターは斜光束制限用カラープレ
ート、ブラウン管表示用カラーフエイスプレー
ト、複写用の光電変換素子用プレート、単管式カ
ラーテレビカメラ用フイルターなど広く用いられ
るものである。また、特に近年、半導体製造技術
の進歩に伴い、二次元画像を電気信号に変換する
ための素子として従来の撮像管の代りに固体撮像
素子が用いられるようになつて来た。例えば
CCD(チヤージカツプルドデバイス)あるいは
BBD(バケツトブリケードデバイス)と呼ばれる
固体撮像素子は、微細に分割された多数の受光部
とこの受光部からの情報を取り出すための駆動回
路などがワンチツプに収容されており、カラー画
像を撮るためには、微細な受光部面にさらに対応
して多色光学フイルターを備えなければならな
い。このような固体撮像素子の代表例として、各
種の分野で用いられる多色光学フイルターとして
は、カラー画像の高解像性、あるいはカラー画像
変換装置の小型化に伴い、より緻密で高解像性を
持ち、また、耐久性に優れたものが期待されてい
る。
ート、ブラウン管表示用カラーフエイスプレー
ト、複写用の光電変換素子用プレート、単管式カ
ラーテレビカメラ用フイルターなど広く用いられ
るものである。また、特に近年、半導体製造技術
の進歩に伴い、二次元画像を電気信号に変換する
ための素子として従来の撮像管の代りに固体撮像
素子が用いられるようになつて来た。例えば
CCD(チヤージカツプルドデバイス)あるいは
BBD(バケツトブリケードデバイス)と呼ばれる
固体撮像素子は、微細に分割された多数の受光部
とこの受光部からの情報を取り出すための駆動回
路などがワンチツプに収容されており、カラー画
像を撮るためには、微細な受光部面にさらに対応
して多色光学フイルターを備えなければならな
い。このような固体撮像素子の代表例として、各
種の分野で用いられる多色光学フイルターとして
は、カラー画像の高解像性、あるいはカラー画像
変換装置の小型化に伴い、より緻密で高解像性を
持ち、また、耐久性に優れたものが期待されてい
る。
通常用いられる多色光学フイルターは、赤、
緑、青の色光3原色あるいはシアン、マゼンタ、
イエローの反射光3原色が規則的に配列されたも
のが多いが、2色のものや4色のものあるいはそ
れ以上のものもある。色要素の配列の仕方では、
ストライブ状とモザイク状が一般的である。
緑、青の色光3原色あるいはシアン、マゼンタ、
イエローの反射光3原色が規則的に配列されたも
のが多いが、2色のものや4色のものあるいはそ
れ以上のものもある。色要素の配列の仕方では、
ストライブ状とモザイク状が一般的である。
これら従来から知られている多色光学フイルタ
ーは一般的に蒸着法によつて製造される。この蒸
着法というのは干渉フイルター、即ち、支持体上
に屈折率の異なる薄膜を所定の厚さに幾層も蒸着
し、光の干渉効果により所望の波長領域(色)の
みを透過せしめるようにして多色光学フイルター
を形成するものである。しかし、この方法で得ら
れる多色光学フイルターは隣接する各色要素(単
位感光領域)ごとに異なる幾層(通常十数層)も
の薄膜を各層厳密な厚さで蒸着しなくてはならな
いという複雑なプロセスを必要とするためコスト
もかかり歩留りも悪い。
ーは一般的に蒸着法によつて製造される。この蒸
着法というのは干渉フイルター、即ち、支持体上
に屈折率の異なる薄膜を所定の厚さに幾層も蒸着
し、光の干渉効果により所望の波長領域(色)の
みを透過せしめるようにして多色光学フイルター
を形成するものである。しかし、この方法で得ら
れる多色光学フイルターは隣接する各色要素(単
位感光領域)ごとに異なる幾層(通常十数層)も
の薄膜を各層厳密な厚さで蒸着しなくてはならな
いという複雑なプロセスを必要とするためコスト
もかかり歩留りも悪い。
また別のよく知られた製造方法としては、所謂
染着法が挙げられる。染着法は、ポリビニルアル
コールやゼラチン膜などの樹脂を支持体上に塗布
して色要素受容層(媒染層)を形成し、これに着
色性物質(色素等)を付与して色要素を形成する
ものである。例えば米国特許第3284208号明細書
には色光3原色による加色法カラー写真で使用さ
れる微細なストライブ状フイルターを次のような
工程で製造する方法について記載されている。す
なわち、支持体上に重クロム酸カリウムを添加し
て感光性にしたゼラチン層を塗設し、これをパタ
ーン露光した後温水で洗つてレリーフ像を作る。
次いでこのレリーフ像状に残つているゼラチン層
に色素溶液から第1色目の色素(赤色)を染着さ
せる。次にこの上に中間層を塗設した後、重クロ
ム酸カリウムを添加した第2回目のゼラチン層を
設け、露光、レリーフ像形成、第2色目の色素
(緑色)を染着させるという工程を行なう。さら
に中間層を塗設した後、重クロム酸カリウムを添
加した第3回目のゼラチン層を設け、露光、レリ
ーフ像形成、第3色目の色素(青色)を染着させ
るという工程を行なう。そして最後に保護層を最
上層に塗設する。以上のようにして多色光学フイ
ルターを製造することが可能であるが、製造工程
が複雑であり、また製造工程におけるピンホール
や傷が生じやすいという欠点を持つている。この
ようにして作られた多色光学フイルターは多数の
層が重なつた構造をなしており、従つて厚いもの
となつているため、例えば単一位置カラー画像形
成用デバイスに使用するときに好ましくない。何
故ならば、このような多色光学フイルターを用い
る場合には非常に深い焦点深度を持つ画像形成光
学系が要求され、それによつてフオトセンサーと
共に全ての層が焦点に含まれるようにしなければ
ならないからである。さらに、多層構造であるた
めに、個々の色要素と下層の固体撮像素子の受光
部の配列との間に不適合配置(または不適整合)
を生じ易いという不都合があつた。
染着法が挙げられる。染着法は、ポリビニルアル
コールやゼラチン膜などの樹脂を支持体上に塗布
して色要素受容層(媒染層)を形成し、これに着
色性物質(色素等)を付与して色要素を形成する
ものである。例えば米国特許第3284208号明細書
には色光3原色による加色法カラー写真で使用さ
れる微細なストライブ状フイルターを次のような
工程で製造する方法について記載されている。す
なわち、支持体上に重クロム酸カリウムを添加し
て感光性にしたゼラチン層を塗設し、これをパタ
ーン露光した後温水で洗つてレリーフ像を作る。
次いでこのレリーフ像状に残つているゼラチン層
に色素溶液から第1色目の色素(赤色)を染着さ
せる。次にこの上に中間層を塗設した後、重クロ
ム酸カリウムを添加した第2回目のゼラチン層を
設け、露光、レリーフ像形成、第2色目の色素
(緑色)を染着させるという工程を行なう。さら
に中間層を塗設した後、重クロム酸カリウムを添
加した第3回目のゼラチン層を設け、露光、レリ
ーフ像形成、第3色目の色素(青色)を染着させ
るという工程を行なう。そして最後に保護層を最
上層に塗設する。以上のようにして多色光学フイ
ルターを製造することが可能であるが、製造工程
が複雑であり、また製造工程におけるピンホール
や傷が生じやすいという欠点を持つている。この
ようにして作られた多色光学フイルターは多数の
層が重なつた構造をなしており、従つて厚いもの
となつているため、例えば単一位置カラー画像形
成用デバイスに使用するときに好ましくない。何
故ならば、このような多色光学フイルターを用い
る場合には非常に深い焦点深度を持つ画像形成光
学系が要求され、それによつてフオトセンサーと
共に全ての層が焦点に含まれるようにしなければ
ならないからである。さらに、多層構造であるた
めに、個々の色要素と下層の固体撮像素子の受光
部の配列との間に不適合配置(または不適整合)
を生じ易いという不都合があつた。
さらにまた、互いに異なる色に染められた色要
素(着色性層)同志が単一の層をなさないで、異
なつた層から構成されている、すなわち多層構造
をなしていることに基づく、以上のような欠点を
除去ないしは軽減するための1つの方法が例えば
米国特許第4236098号明細書に記載されている。
この方法においては、色要素の配列体は単一の媒
染層中に形成される。色素はフオトレジスト技術
を用いた窓状のパターンを通して溶液から媒染層
中に吸収される。また、単一層の色要素配列体か
らなる多色光学フイルターを製造する他の方法
は、例えば米国特許第4081277号、同第4168448号
各明細書等に記載されている。この方法ではフオ
トレジストの窓状のパターンを通して熱昇華性色
素又は熱移行性色素が色素受容層中に移行され
る。しかしながら、これらの方法においても、フ
オトレジストの塗布、現像、剥離等の工程を複数
回繰り返して行う必要があり、やはり複雑であ
り、歩留りを低くする原因を多くかかえている。
素(着色性層)同志が単一の層をなさないで、異
なつた層から構成されている、すなわち多層構造
をなしていることに基づく、以上のような欠点を
除去ないしは軽減するための1つの方法が例えば
米国特許第4236098号明細書に記載されている。
この方法においては、色要素の配列体は単一の媒
染層中に形成される。色素はフオトレジスト技術
を用いた窓状のパターンを通して溶液から媒染層
中に吸収される。また、単一層の色要素配列体か
らなる多色光学フイルターを製造する他の方法
は、例えば米国特許第4081277号、同第4168448号
各明細書等に記載されている。この方法ではフオ
トレジストの窓状のパターンを通して熱昇華性色
素又は熱移行性色素が色素受容層中に移行され
る。しかしながら、これらの方法においても、フ
オトレジストの塗布、現像、剥離等の工程を複数
回繰り返して行う必要があり、やはり複雑であ
り、歩留りを低くする原因を多くかかえている。
そこで、本発明の第1の目的は、上記のような
諸欠点を解決し、構造が簡単であり、しかも製造
工程が簡便であつて歩留りの上昇をもたらし、従
つて安価に提供することができる多色光学フイル
ターおよびその製造方法を明らかにすることにあ
る。
諸欠点を解決し、構造が簡単であり、しかも製造
工程が簡便であつて歩留りの上昇をもたらし、従
つて安価に提供することができる多色光学フイル
ターおよびその製造方法を明らかにすることにあ
る。
また本発明の第2の目的は、色要素受容層にお
ける着色性物質の横方向への拡散を抑えて、色を
異にする2つ以上の着色性パターンの各境界が鮮
明であつて混色が生ぜず、同時に、各色要素(着
色性パターン)の光学濃度が十分高い多色光学フ
イルターおよびその製造方法を明らかにすること
にある。
ける着色性物質の横方向への拡散を抑えて、色を
異にする2つ以上の着色性パターンの各境界が鮮
明であつて混色が生ぜず、同時に、各色要素(着
色性パターン)の光学濃度が十分高い多色光学フ
イルターおよびその製造方法を明らかにすること
にある。
本発明のその他の目的は、本明細書の以下の記
述によつて明らかにされる。
述によつて明らかにされる。
上記本発明の目的は、支持体上に塗設された色
要素受容層に、色を異にする少なくとも2つの着
色性パターンを形成してある多色光学フイルター
の製造方法において、支持体上に塗設された色要
素受容層上に、感熱層を塗設し、パターンに従つ
て高密度エネルギー放射線を照射することによつ
て、前記色要素受容層を部分的に露出させ、次い
で該色要素受容層の露出部分に着色性物質を付与
して着色性パターンを形成する一連の工程を有す
ることを特徴とする多色光学フイルターの製造方
法によつて達成される。
要素受容層に、色を異にする少なくとも2つの着
色性パターンを形成してある多色光学フイルター
の製造方法において、支持体上に塗設された色要
素受容層上に、感熱層を塗設し、パターンに従つ
て高密度エネルギー放射線を照射することによつ
て、前記色要素受容層を部分的に露出させ、次い
で該色要素受容層の露出部分に着色性物質を付与
して着色性パターンを形成する一連の工程を有す
ることを特徴とする多色光学フイルターの製造方
法によつて達成される。
本発明の好ましい実施態様に従えば、前記本発
明に係る多色光学フイルターの製造方法におい
て、一連の工程の後にその都度残存している感熱
記録層を除去すること、または、最終に行なわれ
る一連の工程の後に、残存している感熱層記録層
を除去することである。
明に係る多色光学フイルターの製造方法におい
て、一連の工程の後にその都度残存している感熱
記録層を除去すること、または、最終に行なわれ
る一連の工程の後に、残存している感熱層記録層
を除去することである。
さらに本発明の代表的一実施例に従えば、支持
体上に順次色要素受容層、感熱記録層を塗設した
感熱記録材料に、第1のパターンに従つて高密度
エネルギー放射線を照射し、該感熱記録層を部分
的に除去して該色要素受容層を部分的に露出せし
め、次いで該色要素受容層の露出部分に第1の着
色性物質を付与せしめることにより第1色目の着
色性パターン部分を形成する工程と、残存してい
る該感熱記録層を必要に応じて除去した後に再び
感熱記録層を塗設する工程と、第2のパターンに
従つて高密度エネルギー放射線を照射し、該感熱
記録層を部分的に除去して該色要素受容層を部分
的に露出せしめ、次いでこの色要素受容層の露出
部分に第2の着色性物質を付与せしめることによ
り第2色目の着色性パターン部分を形成する工程
と、さらに必要ならば第3色目以降の着色性パタ
ーン部分を形成するため前記と同様の工程を繰り
返し、最終の工程の後に残存している感熱記録層
を除去することによつて多色光学フイルターを製
造することである。
体上に順次色要素受容層、感熱記録層を塗設した
感熱記録材料に、第1のパターンに従つて高密度
エネルギー放射線を照射し、該感熱記録層を部分
的に除去して該色要素受容層を部分的に露出せし
め、次いで該色要素受容層の露出部分に第1の着
色性物質を付与せしめることにより第1色目の着
色性パターン部分を形成する工程と、残存してい
る該感熱記録層を必要に応じて除去した後に再び
感熱記録層を塗設する工程と、第2のパターンに
従つて高密度エネルギー放射線を照射し、該感熱
記録層を部分的に除去して該色要素受容層を部分
的に露出せしめ、次いでこの色要素受容層の露出
部分に第2の着色性物質を付与せしめることによ
り第2色目の着色性パターン部分を形成する工程
と、さらに必要ならば第3色目以降の着色性パタ
ーン部分を形成するため前記と同様の工程を繰り
返し、最終の工程の後に残存している感熱記録層
を除去することによつて多色光学フイルターを製
造することである。
以下、本発明について詳述する。
本発明に係る多色光学フイルターは、第1図の
1bに示す如き感熱記録材料、すなわち支持体1
0の上に色要素受容層11と感熱記録層12が塗
設されたものから製造される。なお第1図および
第2図は本発明に係る多色光学フイルターの製造
方法を概略的に示す要部拡大断面図であつて、膜
厚等の寸法に関しては実際的なものではない。
1bに示す如き感熱記録材料、すなわち支持体1
0の上に色要素受容層11と感熱記録層12が塗
設されたものから製造される。なお第1図および
第2図は本発明に係る多色光学フイルターの製造
方法を概略的に示す要部拡大断面図であつて、膜
厚等の寸法に関しては実際的なものではない。
本発明に用いられる支持体は、それ自体が光学
フイルターの支持体となる場合は、透明であるこ
とが必要であるが、該支持体上の1つの色要素受
容層に2以上の着色性パターンを形成せしめ、こ
れを他の透明な支持体上に転写する場合は、該支
持体上は仮支持体であるので透明である必要はな
く、半透明のものや不透明のものであつてもよ
い。そして該支持体の形態も、板状体、シート状
体、あるいはフイルム状体であつてもよい。支持
体の素材としては、例えばポリエチレンテレフタ
レート、ポリスチレン、ポリカーボネート、酢酸
セルロース等のプラスチツク、ガラス、石英、サ
フアイアなどが支持体として用いられる。また支
持体自体が他の用途をもつていてもよく、例えば
撮像管の面板などの例がある。
フイルターの支持体となる場合は、透明であるこ
とが必要であるが、該支持体上の1つの色要素受
容層に2以上の着色性パターンを形成せしめ、こ
れを他の透明な支持体上に転写する場合は、該支
持体上は仮支持体であるので透明である必要はな
く、半透明のものや不透明のものであつてもよ
い。そして該支持体の形態も、板状体、シート状
体、あるいはフイルム状体であつてもよい。支持
体の素材としては、例えばポリエチレンテレフタ
レート、ポリスチレン、ポリカーボネート、酢酸
セルロース等のプラスチツク、ガラス、石英、サ
フアイアなどが支持体として用いられる。また支
持体自体が他の用途をもつていてもよく、例えば
撮像管の面板などの例がある。
本発明において、支持体10上には色要素受容
層11を塗設する前に下塗層を塗布することがで
きる(図示せず)。該下塗層は支持体10と色要
素受容層11の両方に強固な接着性を示す物質の
層である。下塗層に用いられる物質としては、ゼ
ラチン、アルブミン、カゼイン、セルロース誘導
体、澱粉誘導体、アルギン酸ナトリウム、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリル酸共重合体、ポリアクリルアミド等が挙げ
られる。下塗層の厚さは可能な範囲で小さい方が
望ましく、0.01〜1μ、好ましくは0.05〜0.5μの範
囲である。
層11を塗設する前に下塗層を塗布することがで
きる(図示せず)。該下塗層は支持体10と色要
素受容層11の両方に強固な接着性を示す物質の
層である。下塗層に用いられる物質としては、ゼ
ラチン、アルブミン、カゼイン、セルロース誘導
体、澱粉誘導体、アルギン酸ナトリウム、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリル酸共重合体、ポリアクリルアミド等が挙げ
られる。下塗層の厚さは可能な範囲で小さい方が
望ましく、0.01〜1μ、好ましくは0.05〜0.5μの範
囲である。
本発明において、色要素受容層には着色性物質
として、例えば色素が付与される。本発明の好ま
しい一実施態様によれば、色要素受容層11は感
熱記録層12に形成されたマスクを通して色素溶
液から染色される媒染層である。この媒染層とし
てはポリビニルアルコールやゼラチン等から成る
層が用いられてもよい。しかしながら、この場合
には色素染着量が少なく、従つて十分な光学濃度
を得ることが困難であり、同時に該媒染層中にお
ける色素の移動が比較的自由であるため、着色性
パターン(色要素)の境界が滲み不鮮明になつて
混色してしまうという欠点が見られる場合があ
る。この欠点は、色素を吸着や化学結合等によつ
て比較的強く固定することができる物質(媒染剤
と呼ばれる)を媒染層中に含有せしめることによ
つて解決され得る。本発明において、感熱記録材
料に有利に用いられるこのような物質としては、
例えば特開昭54−124726号、同55−22766号、同
52−45327号、同52−136626号、同53−30328号、
同50−47624号、同47−13935号、同51−73440号
等の各公報に記載されている物質が挙げられる。
本発明において特に有利に用いられる媒染剤の具
体例としては、下記一般式()および()で
表わされるものが挙げられる。但し、一般式
()および()によつて、本発明において有
利に使用される媒染剤が限定されるものではな
い。
として、例えば色素が付与される。本発明の好ま
しい一実施態様によれば、色要素受容層11は感
熱記録層12に形成されたマスクを通して色素溶
液から染色される媒染層である。この媒染層とし
てはポリビニルアルコールやゼラチン等から成る
層が用いられてもよい。しかしながら、この場合
には色素染着量が少なく、従つて十分な光学濃度
を得ることが困難であり、同時に該媒染層中にお
ける色素の移動が比較的自由であるため、着色性
パターン(色要素)の境界が滲み不鮮明になつて
混色してしまうという欠点が見られる場合があ
る。この欠点は、色素を吸着や化学結合等によつ
て比較的強く固定することができる物質(媒染剤
と呼ばれる)を媒染層中に含有せしめることによ
つて解決され得る。本発明において、感熱記録材
料に有利に用いられるこのような物質としては、
例えば特開昭54−124726号、同55−22766号、同
52−45327号、同52−136626号、同53−30328号、
同50−47624号、同47−13935号、同51−73440号
等の各公報に記載されている物質が挙げられる。
本発明において特に有利に用いられる媒染剤の具
体例としては、下記一般式()および()で
表わされるものが挙げられる。但し、一般式
()および()によつて、本発明において有
利に使用される媒染剤が限定されるものではな
い。
一般式()
〔式中、Aは少なくとも2個のエチレン状不飽和
基を含有するモノマー単位であり、Bはα,β―
エチレン状不飽和モノマー単位であり、Rは水素
原子、メチル基またはエチル基である。またx、
y、zはモル比を示すもので、x:y:z=0〜
5:0〜90:10〜100である。〕 一般式() 〔式中Aは少なくとも2個のエチレン状不飽和基
を有する共重合可能な単量体の単位、Bは共重合
可能なα,β―エチレン状不飽和単量体の単位、
R1は水素原子またはメチル基、R2およびR3はそ
れぞれ低級アルキル基、R4はアルキル基、アル
アルキル基、、シクロアルキル基またはシクロア
ルキルアルキル基、X はアニオンを表わし、
x、y、zはモル比であり、x:y:z=0.5〜
6.0:0〜79.5:20〜99.5である〕 本発明の好ましい一実施態様においては、例え
ば上記一般式()における下記一般式(a)
で表わされる重合体物質をゼラチンと共に用いて
媒染層とすることである。
基を含有するモノマー単位であり、Bはα,β―
エチレン状不飽和モノマー単位であり、Rは水素
原子、メチル基またはエチル基である。またx、
y、zはモル比を示すもので、x:y:z=0〜
5:0〜90:10〜100である。〕 一般式() 〔式中Aは少なくとも2個のエチレン状不飽和基
を有する共重合可能な単量体の単位、Bは共重合
可能なα,β―エチレン状不飽和単量体の単位、
R1は水素原子またはメチル基、R2およびR3はそ
れぞれ低級アルキル基、R4はアルキル基、アル
アルキル基、、シクロアルキル基またはシクロア
ルキルアルキル基、X はアニオンを表わし、
x、y、zはモル比であり、x:y:z=0.5〜
6.0:0〜79.5:20〜99.5である〕 本発明の好ましい一実施態様においては、例え
ば上記一般式()における下記一般式(a)
で表わされる重合体物質をゼラチンと共に用いて
媒染層とすることである。
一般式(a)
〔但しx:y:zは例えば4:48:48〕
上記媒染層は、所望の色の十分な光学濃度が得
られる限り、薄いほど好ましい。本発明において
は0.3μ〜10μの厚さの媒染層が満足的結果を与え
る。
られる限り、薄いほど好ましい。本発明において
は0.3μ〜10μの厚さの媒染層が満足的結果を与え
る。
本発明において使用する感熱記録材料の感熱記
録層は、レーザー光その他の高密度エネルギー放
射線を照射することによつて、所望のパターン状
に所謂窓開けを行なうことが可能であり、かつ着
色性物質を付与する染色工程において、該感熱記
録層の皮膜を色素等の着色性物質が通過できない
という性質を有するものである。
録層は、レーザー光その他の高密度エネルギー放
射線を照射することによつて、所望のパターン状
に所謂窓開けを行なうことが可能であり、かつ着
色性物質を付与する染色工程において、該感熱記
録層の皮膜を色素等の着色性物質が通過できない
という性質を有するものである。
レーザー光その他の高密度エネルギー放射線の
照射により所望のパターン状に窓開けすることが
可能な感熱記録層としては、例えば特公昭43−
26929号、同46−3710号、同51−35144号各公報等
に記載されている感熱記録層を応用することがで
きる。しかしながら、これら公知の感熱記録層は
その皮膜を色素等が通過できないという性質を必
ずしも満足しない。
照射により所望のパターン状に窓開けすることが
可能な感熱記録層としては、例えば特公昭43−
26929号、同46−3710号、同51−35144号各公報等
に記載されている感熱記録層を応用することがで
きる。しかしながら、これら公知の感熱記録層は
その皮膜を色素等が通過できないという性質を必
ずしも満足しない。
本発明において、感熱記録層にはレーザー光の
ような高密度エネルギー放射線を吸収し、この放
射線エネルギーを効率的に熱に変換することがで
きる物質が少なくとも1種類含有される。このよ
うな物質としては、たとえばカーボンブラツク、
グラフアイト、重金属の酸化物、または硫化物、
特にマンガン、または鉛のような原子量45〜210
を有する重金属の酸化物または硫化物、または微
粒子状態のこれらの重金属自体、例えば銀、ビス
マス、鉛、鉄、コバルト、ニツケル等、あるいは
フタロシアニン、ローダミン等の有機顔料、ある
いは染料等が挙げられる。
ような高密度エネルギー放射線を吸収し、この放
射線エネルギーを効率的に熱に変換することがで
きる物質が少なくとも1種類含有される。このよ
うな物質としては、たとえばカーボンブラツク、
グラフアイト、重金属の酸化物、または硫化物、
特にマンガン、または鉛のような原子量45〜210
を有する重金属の酸化物または硫化物、または微
粒子状態のこれらの重金属自体、例えば銀、ビス
マス、鉛、鉄、コバルト、ニツケル等、あるいは
フタロシアニン、ローダミン等の有機顔料、ある
いは染料等が挙げられる。
さらに、本発明における感熱記録層には、着色
性物質を付与する染色工程において、色素の通過
を阻む性質を有しており、かつ高密度エネルギー
放射線の照射時に上記の如き物質によつて変換発
生せしめられた熱を受けて蒸発または飛散する性
質を有する物質が含有され得る。
性物質を付与する染色工程において、色素の通過
を阻む性質を有しており、かつ高密度エネルギー
放射線の照射時に上記の如き物質によつて変換発
生せしめられた熱を受けて蒸発または飛散する性
質を有する物質が含有され得る。
このような物質としては、例えばポリスチレ
ン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリ
アクリロニトリル、アセチルセルロース類、ニト
ロセルロース類等が挙げられる。
ン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリ
アクリロニトリル、アセチルセルロース類、ニト
ロセルロース類等が挙げられる。
本発明における好ましい一実施態様によれば、
感熱記録層は、ニトロセルロースの酢酸エチル溶
液中にカーボンブラツク(例えばニトロセルロー
スに対する重量比が1/4〜2)を分散した液を
媒染層の上にオーバーコートし、酢酸エチルを蒸
発除去することによつて形成される。
感熱記録層は、ニトロセルロースの酢酸エチル溶
液中にカーボンブラツク(例えばニトロセルロー
スに対する重量比が1/4〜2)を分散した液を
媒染層の上にオーバーコートし、酢酸エチルを蒸
発除去することによつて形成される。
次に、本発明に係る多色光学フイルターの製造
方法を図面に基づいてさらに詳しく説明する。
方法を図面に基づいてさらに詳しく説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すものである。
1aで支持体10の上に、本発明の色要素受容層
としての媒染層11が塗設され、1bでその上に
さらに感熱記録層12がオーバーコートされる。
この感熱記録材料に高密度エネルギー放射線を照
射することによつて、1cの如く感熱記録層12
を部分的に除去し、媒染層11を部分的に露出せ
しめる。
1aで支持体10の上に、本発明の色要素受容層
としての媒染層11が塗設され、1bでその上に
さらに感熱記録層12がオーバーコートされる。
この感熱記録材料に高密度エネルギー放射線を照
射することによつて、1cの如く感熱記録層12
を部分的に除去し、媒染層11を部分的に露出せ
しめる。
本発明において、高密度エネルギー放射線とし
ては、例えばアルゴンガスレーザー、ヘリウム―
ネオンレーザー等のレーザー光が挙げられる。レ
ーザー光を照射するときは、第1図1bの支持体
10の側から行なうことも、感熱記録層12の側
から行なうこともできる。レーザー光の照射の
際、連続光として感熱記録材料上を走査すれば、
感熱記録層に微細な溝を形成することが出来て、
例えばストライブ状多色光学フイルターを製造す
る場合に特に有利である。
ては、例えばアルゴンガスレーザー、ヘリウム―
ネオンレーザー等のレーザー光が挙げられる。レ
ーザー光を照射するときは、第1図1bの支持体
10の側から行なうことも、感熱記録層12の側
から行なうこともできる。レーザー光の照射の
際、連続光として感熱記録材料上を走査すれば、
感熱記録層に微細な溝を形成することが出来て、
例えばストライブ状多色光学フイルターを製造す
る場合に特に有利である。
また、モザイク状多色光学フイルターを製造す
る場合には、レーザー光を間欠光として感熱記録
材料上を走査すればよい。この場合の間欠照射
は、例えば走査速度に対応して制御された断続シ
ヤツター機構をレーザー光源と感熱記録材料の間
の光路中に設けることによつて行なうことができ
る。
る場合には、レーザー光を間欠光として感熱記録
材料上を走査すればよい。この場合の間欠照射
は、例えば走査速度に対応して制御された断続シ
ヤツター機構をレーザー光源と感熱記録材料の間
の光路中に設けることによつて行なうことができ
る。
また、別の方法では、レーザー光源をパルス発
光させて行なうこともできる。
光させて行なうこともできる。
レーザー光を感熱記録材料に照射するとき、光
路中に置いた所望パターンのマスクを介して行な
うことも勿論可能である。
路中に置いた所望パターンのマスクを介して行な
うことも勿論可能である。
次に第1図の1dに示す如く、第1色目の染色
を行なう。好ましい一実施態様によれば、1cに
概略的に表わされているような感熱記録材料を、
昇華性染料雰囲気下や、染料の真空蒸着下に置く
か、色素を溶解した染色浴に浸すことである。こ
の場合、色素は例えば繊維染色用として知られて
いるものや写真工業分野で広く知られている色素
類を用いることができる。一具体例では下記のシ
アン色素を0.2%含有したアルカリ性(0.01規定
水酸化カリウム)水溶液を染色浴とし、常温で1
分間の浸漬処理により、良好な染色部分13を得
ることができる。
を行なう。好ましい一実施態様によれば、1cに
概略的に表わされているような感熱記録材料を、
昇華性染料雰囲気下や、染料の真空蒸着下に置く
か、色素を溶解した染色浴に浸すことである。こ
の場合、色素は例えば繊維染色用として知られて
いるものや写真工業分野で広く知られている色素
類を用いることができる。一具体例では下記のシ
アン色素を0.2%含有したアルカリ性(0.01規定
水酸化カリウム)水溶液を染色浴とし、常温で1
分間の浸漬処理により、良好な染色部分13を得
ることができる。
次に、1eに示すように、残存している感熱記
録層12を溶剤等の中で剥離除去する。さらに1
fに示すように、新しく感熱記録層12′を塗設
する。第2回目以降のレーザー光照射は、例えば
1gのようにして、それ以前に染色された部分を
避けて行ない、感熱記録層を部分的に除去する。
録層12を溶剤等の中で剥離除去する。さらに1
fに示すように、新しく感熱記録層12′を塗設
する。第2回目以降のレーザー光照射は、例えば
1gのようにして、それ以前に染色された部分を
避けて行ない、感熱記録層を部分的に除去する。
1hに示すように、第2色目の染色を行ない、
染色部分14を形成する。一具体例では下記のイ
エロー色素を0.2%含有したアルカリ性(0.1規定
水酸化カリウム)水溶液を染色浴として常温で1
分間の浸漬処理を行なう。
染色部分14を形成する。一具体例では下記のイ
エロー色素を0.2%含有したアルカリ性(0.1規定
水酸化カリウム)水溶液を染色浴として常温で1
分間の浸漬処理を行なう。
〔イエロー色素〕
続いて、残存している感熱記録層12′を剥離
除去し(1i参照)、新たに感熱記録層12″を塗
設し(1j参照)、レーザー光を照射し(1k参
照)、第3色目の染色処理を行なつて染色部分1
5を形成し、最後に残存している感熱記録層1
2″を剥離除去する。この後、必要に応じて保護
層(図示せず)を媒染層11上に塗設することが
できる。
除去し(1i参照)、新たに感熱記録層12″を塗
設し(1j参照)、レーザー光を照射し(1k参
照)、第3色目の染色処理を行なつて染色部分1
5を形成し、最後に残存している感熱記録層1
2″を剥離除去する。この後、必要に応じて保護
層(図示せず)を媒染層11上に塗設することが
できる。
第3色目の染色処理の一具体例では、下記のマ
ゼンタ色素を0.2%含有したアルカリ性(0.01規
定水酸化カリウム)水溶液を染色浴とし、常温で
1分間の処理を行なう。
ゼンタ色素を0.2%含有したアルカリ性(0.01規
定水酸化カリウム)水溶液を染色浴とし、常温で
1分間の処理を行なう。
本発明に係る多色光学フイルターの製造方法に
よれば、以上の一実施例からもわかるように感熱
記録層は染色用マスクのはたらきをする。そし
て、このマスクを形成する際に、従来の多色光学
フイルターの製造方法において多用されたフオト
レジスト層から作られた染色用マスクの場合とは
異なつて、現像処理工程は必要とされない。
よれば、以上の一実施例からもわかるように感熱
記録層は染色用マスクのはたらきをする。そし
て、このマスクを形成する際に、従来の多色光学
フイルターの製造方法において多用されたフオト
レジスト層から作られた染色用マスクの場合とは
異なつて、現像処理工程は必要とされない。
フオトレジスト層から染色マスクを作る従来方
法においては、しばしば次のようなことが指摘さ
れた。すなわち、第1番目に、フオトレジストに
パターン露光を行なうとき、解像力を高めるた
め、また現像後にフオトレジストを除去して窓開
けする部分に最終的にフオトレジストの皮膜が残
らないようにするため、露光量に細心の注意を払
わなければならない。第2番目に、フオトレジス
トの現像処理工程でフオトレジスト層に所謂ひび
割れが生じて染色用マスクとしての役割を果たさ
ないことがある。第3番目に、前記第1番目およ
び第2番目の問題と関係して、媒染層の皮膜の硬
さの制御及び媒染層とフオトレジスト層の間の接
着強度の制御に特別の技術を必要とすることであ
る。
法においては、しばしば次のようなことが指摘さ
れた。すなわち、第1番目に、フオトレジストに
パターン露光を行なうとき、解像力を高めるた
め、また現像後にフオトレジストを除去して窓開
けする部分に最終的にフオトレジストの皮膜が残
らないようにするため、露光量に細心の注意を払
わなければならない。第2番目に、フオトレジス
トの現像処理工程でフオトレジスト層に所謂ひび
割れが生じて染色用マスクとしての役割を果たさ
ないことがある。第3番目に、前記第1番目およ
び第2番目の問題と関係して、媒染層の皮膜の硬
さの制御及び媒染層とフオトレジスト層の間の接
着強度の制御に特別の技術を必要とすることであ
る。
従来の多色光学フイルターの製造方法には以上
のような問題点があつたのに対して、本発明に係
る多色光学フイルターおよびその製造方法におい
ては、以上のことは全く問題とならない。
のような問題点があつたのに対して、本発明に係
る多色光学フイルターおよびその製造方法におい
ては、以上のことは全く問題とならない。
さらに、従来のフオトレジスト層から成る染色
用マスクの場合には第1色目の染色工程後および
第2色目の染色工程後の各々において、フオトレ
ジスト層を剥離する必要がある。一方、本発明の
多色光学フイルターの製造方法においては、染色
用マスクとしての感熱記録層を第1色目及び第2
色目の如き最終工程前の染色工程後に、必ずしも
剥離除去する必要はない。この場合の一例を第2
図に基づいて説明する。まず、支持体20の表面
上に色要素受容層(媒染層)21を塗設し(2a
参照)、次いでその上に感熱記録層22をオーバ
ーコートする(2b参照)。2cに示す如くレー
ザー光のような高密度エネルギー光の照射によ
り、感熱記録層22の一部を除去して色要素受容
層の一部を露出せしめ、次に染色処理を施して第
1色目の染色部分23を形成する(2d参照)。
次いで、感熱記録層22′をオーバーコートし
(2e参照)、レーザー光を照射し(2f参照)、
第2色目の染色部分24を形成する(2g参照)。
さらに、感熱記録層22″を塗設し(2h参照)、
レーザー光を照射し(2i参照)、第3色目の染
色部分25を形成し(2j参照)、最後に残存し
ている感熱記録層22+22′+22″を剥離除去
する。この後、必要に応じて保護層(図示せず)
をオーバーコートすることができる。
用マスクの場合には第1色目の染色工程後および
第2色目の染色工程後の各々において、フオトレ
ジスト層を剥離する必要がある。一方、本発明の
多色光学フイルターの製造方法においては、染色
用マスクとしての感熱記録層を第1色目及び第2
色目の如き最終工程前の染色工程後に、必ずしも
剥離除去する必要はない。この場合の一例を第2
図に基づいて説明する。まず、支持体20の表面
上に色要素受容層(媒染層)21を塗設し(2a
参照)、次いでその上に感熱記録層22をオーバ
ーコートする(2b参照)。2cに示す如くレー
ザー光のような高密度エネルギー光の照射によ
り、感熱記録層22の一部を除去して色要素受容
層の一部を露出せしめ、次に染色処理を施して第
1色目の染色部分23を形成する(2d参照)。
次いで、感熱記録層22′をオーバーコートし
(2e参照)、レーザー光を照射し(2f参照)、
第2色目の染色部分24を形成する(2g参照)。
さらに、感熱記録層22″を塗設し(2h参照)、
レーザー光を照射し(2i参照)、第3色目の染
色部分25を形成し(2j参照)、最後に残存し
ている感熱記録層22+22′+22″を剥離除去
する。この後、必要に応じて保護層(図示せず)
をオーバーコートすることができる。
以下、実施例を挙げて本発明を例証するが、本
発明の実施態様はこれらに限定されない。
発明の実施態様はこれらに限定されない。
実施例 1
透明なガラス板上に下記の層(1)および層(2)を順
次塗設して感熱記録材料を作つた。
次塗設して感熱記録材料を作つた。
層(1);前記一般式(a)で示される重合体
(7.5mg/100cm2)及びフオルムアルデヒドにより
硬膜されたゼラチン(15mg/100cm2)を有する色
要素受容層。
(7.5mg/100cm2)及びフオルムアルデヒドにより
硬膜されたゼラチン(15mg/100cm2)を有する色
要素受容層。
層(2);ニトロセルロース(31.5mg/100cm2)及
びカーボンブラツク(31.5mg/100cm2)を有する
感熱記録層。
びカーボンブラツク(31.5mg/100cm2)を有する
感熱記録層。
上記感熱記録材料の試料に対してガラス側から
アルゴンレーザー光(波長514.5nm、光束径10μ)
を1.6ジユール/cm2のエネルギー密度になるよう
に走査照射して感熱記録層を線条に除去し、色要
素受容層を露出せしめた。このとき、レーザー光
が走査された線条部分同士の間隔が20μとなるよ
うにした。
アルゴンレーザー光(波長514.5nm、光束径10μ)
を1.6ジユール/cm2のエネルギー密度になるよう
に走査照射して感熱記録層を線条に除去し、色要
素受容層を露出せしめた。このとき、レーザー光
が走査された線条部分同士の間隔が20μとなるよ
うにした。
次に、この感熱記録材料の試料を下記の色素溶
液〔A〕に80℃で20秒間浸漬し、色要素受容層の
露出部分を染色した。
液〔A〕に80℃で20秒間浸漬し、色要素受容層の
露出部分を染色した。
色素溶液〔A〕
スミノールミリングレツドRS 1%
氷酢酸 2.5%
次いで、水で簡単に洗つてから乾燥した後、前
記層(2)の上に下記の層(3)を塗設した。
記層(2)の上に下記の層(3)を塗設した。
層(3);ニトロセルロース(15mg/100cm2)及び
カーボンブラツク(15mg/100cm2)を有する層。
カーボンブラツク(15mg/100cm2)を有する層。
この感熱記録材料試料の赤色に染色された線条
部分に隣接する部分に対して、前記と同様にアル
ゴンレーザー光をエネルギー密度1.8ジユール/
cm2で照射した。
部分に隣接する部分に対して、前記と同様にアル
ゴンレーザー光をエネルギー密度1.8ジユール/
cm2で照射した。
次に、この感熱記録材料試料を下記の色素溶液
〔B〕に70℃で30秒間浸漬し、色要素受容層の露
出部分を緑色に染色した。
〔B〕に70℃で30秒間浸漬し、色要素受容層の露
出部分を緑色に染色した。
色素溶液〔B〕
アシツドグリーンC.I.7 0.83%
ダイレクトイエローC.I.4 0.32%
氷酢酸 2.5%
水洗、乾燥後、前記層(3)と同じ組成物から成る
層をさらにオーバーコートした。次いで、未染色
部分に対して前記と同様にアルゴンレーザー光を
エネルギー密度2.1ジユール/cm2で照射した。
層をさらにオーバーコートした。次いで、未染色
部分に対して前記と同様にアルゴンレーザー光を
エネルギー密度2.1ジユール/cm2で照射した。
次に、この感熱記録材料の試料を下記の色素溶
液〔C〕に70℃で20秒間浸漬し、色要素受容層の
露出部分を青色に染色した。
液〔C〕に70℃で20秒間浸漬し、色要素受容層の
露出部分を青色に染色した。
色素溶液〔C〕
ダイレクトスカイブルー6B 1%
氷酢酸 2.5%
次いで、水洗後、アセトンを用いて感熱記録層
を取り除いた。
を取り除いた。
以上のようにして、赤色、緑色、青色の3色か
らなるストライブ状の多色光学フイルターを製造
した。
らなるストライブ状の多色光学フイルターを製造
した。
実施例 2
実施例―1とは次の工程だけが異なる方法によ
り、ストライブ状多色光学フイルターを製造し
た。すなわち、本実施例の場合、赤色染色工程と
緑色染色工程の各工程後に、残存している感熱記
録層をアセトンを用いて除去し、改めて実施例―
1の層(2)と同じ層を色要素受容層の上に塗設し
た。そして緑色染色工程および青色染色工程にそ
れぞれ先立つて行なうレーザー光照射工程におい
て、照射エネルギー密度を1.6ジユール/cm2にし
た。
り、ストライブ状多色光学フイルターを製造し
た。すなわち、本実施例の場合、赤色染色工程と
緑色染色工程の各工程後に、残存している感熱記
録層をアセトンを用いて除去し、改めて実施例―
1の層(2)と同じ層を色要素受容層の上に塗設し
た。そして緑色染色工程および青色染色工程にそ
れぞれ先立つて行なうレーザー光照射工程におい
て、照射エネルギー密度を1.6ジユール/cm2にし
た。
本実施例では、各染色工程の後にそれぞれ感熱
記録層を塗設し直すという方法をとつて多色光学
フイルターの製造を試みたが、実施例―1と同様
に良質のフイルターが得られた。
記録層を塗設し直すという方法をとつて多色光学
フイルターの製造を試みたが、実施例―1と同様
に良質のフイルターが得られた。
第1図は本発明に係る多色光学フイルターの製
造方法の一実施例を示すものであり、1a〜1b
は本発明に使用する感熱記録材料の構成を示して
おり、1c〜1eは第1色目の染色部分の形成工
程を、1f〜1iは第2色目の染色部分の形成工
程を、1j〜1mは第3色目の染色部分の形成工
程を各々示す。第2図は本発明に係る多色光学フ
イルターの製造方法の他の実施例を示すものであ
り、2a〜2bは感熱記録材料の構成を示してお
り、2c〜2dは第1色目の染色部分の形成工程
を、2e〜2gは第2色目の染色部分の形成工程
を、2h〜2jは第3色目の染色部分の形成工程
を、また2kは感熱記録層から成る染色用マスク
が剥離除去された様子を各々示している。 図中、10,20は支持体、11,21は色要
素受容層、12,22は感熱記録層を示す。
造方法の一実施例を示すものであり、1a〜1b
は本発明に使用する感熱記録材料の構成を示して
おり、1c〜1eは第1色目の染色部分の形成工
程を、1f〜1iは第2色目の染色部分の形成工
程を、1j〜1mは第3色目の染色部分の形成工
程を各々示す。第2図は本発明に係る多色光学フ
イルターの製造方法の他の実施例を示すものであ
り、2a〜2bは感熱記録材料の構成を示してお
り、2c〜2dは第1色目の染色部分の形成工程
を、2e〜2gは第2色目の染色部分の形成工程
を、2h〜2jは第3色目の染色部分の形成工程
を、また2kは感熱記録層から成る染色用マスク
が剥離除去された様子を各々示している。 図中、10,20は支持体、11,21は色要
素受容層、12,22は感熱記録層を示す。
Claims (1)
- 1 支持体上に塗設された色要素受容層に、色を
異にする少なくとも2つの着色性パターンを形成
してある多色光学フイルターの製造方法におい
て、支持体上に塗設された色要素受容層上に、感
熱層を塗設し、パターンに従つて高密度エネルギ
ー放射線を照射することによつて、前記色要素受
容層を部分的に露出させ、次いで該色要素受容層
の露出部分に着色性物質を付与して着色性パター
ンを形成する一連の工程を有することを特徴とす
る多色光学フイルターの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56199505A JPS58100803A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 多色光学フイルターの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56199505A JPS58100803A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 多色光学フイルターの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58100803A JPS58100803A (ja) | 1983-06-15 |
| JPH0157762B2 true JPH0157762B2 (ja) | 1989-12-07 |
Family
ID=16408930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56199505A Granted JPS58100803A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | 多色光学フイルターの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58100803A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6132846A (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-15 | Hoechst Japan Kk | カラ−マトリツクス及びその製造方法 |
| FR2595148B1 (fr) * | 1986-02-28 | 1988-04-29 | Commissariat Energie Atomique | Filtres colores, leur procede de fabrication et solution utilisable pour la mise en oeuvre de ce procede |
| US7456932B2 (en) * | 2003-07-25 | 2008-11-25 | Asml Netherlands B.V. | Filter window, lithographic projection apparatus, filter window manufacturing method, device manufacturing method and device manufactured thereby |
-
1981
- 1981-12-12 JP JP56199505A patent/JPS58100803A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58100803A (ja) | 1983-06-15 |
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