JPH0158852B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0158852B2 JPH0158852B2 JP58012056A JP1205683A JPH0158852B2 JP H0158852 B2 JPH0158852 B2 JP H0158852B2 JP 58012056 A JP58012056 A JP 58012056A JP 1205683 A JP1205683 A JP 1205683A JP H0158852 B2 JPH0158852 B2 JP H0158852B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- multilayer film
- vapor
- film capacitor
- aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
本発明は蒸着電極の組成を改良した積層形フイ
ルムコンデンサに関する。 一般に積層形フイルムコンデンサは大口径巻芯
に蒸着電極を施した一対の金属化フイルムを積層
巻回し両端面にメタリコン電極を形成してなる母
素子を半径方向に切断し構成するようにしてい
る。しかして切断面において蒸着電極間を完全に
絶縁された状態に確保することはきわめて重要な
要件である。従来これらの要件を具備したものと
して例えば特公昭49−7413号公報がある。しかし
て該公報に開示されている技術は鋸刃切断による
局部加熱によりフイルムが切断端に続く狭い区域
で収縮し、それによつてこの区域内の蒸着層を互
いに絶縁された小斑点状に分裂させた構造とする
ものである。しかしながら該公報にて開示されて
いる蒸着電極はアルミニウムであるので金属とし
ての伸びが大きく切断時の収縮で小斑点に分裂す
ることは実際上非常に困難で、しばしば分裂しな
いアルミニウムが異電極と接触することが多い。
また切断時の加熱により小斑点のアルミニウムの
一部は酸化され絶縁体となるが伸びのため小斑点
になりにくい部分はこの効果がうすく、したがつ
て切断面の耐圧が低くまたバラツキも大きくなり
高電圧のコンデンサとしては不適で信頼性低下の
原因となり、またこれら積層形フイルムコンデン
サは一般に無外装で使用されることが多い訳であ
るがアルミニウム表面に生ずるAl2O3−H2O皮膜
は径時的に水素の粒界侵入拡散により腐食が進行
し耐湿性、耐海水性が低下し特性を劣化させるな
どの欠点をもつていた。 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので蒸着
電極の組成としてアルミニウムに他の金属を添加
したアルミニウム合金を用いることによつて切断
面の耐圧向上、バラツキ減少ならびに耐湿性、耐
海水性にすぐれた積層形フイルムコンデンサを提
供することを目的とするものである。 以下本発明につき詳細に説明する。すなわち大
口径巻芯に蒸着電極組成としてアルミニウムに
Cu、Mn、Si、Mg、Crの少なくとも1種を添加
したアルミニウム合金を用い金属化した一対の金
属化フイルムを積層巻回し両端面にメタリコン電
極を形成してなる母素子を前記大口径巻芯から取
りはずし回転鋸刃を用い半径方向に切断し前記メ
タリコン電極にリード線を取着してなるものであ
る。第1図はこの場合の積層形フイルムコンデン
サを示すもので1は金属化フイルム、2はメタリ
コン電極、3はメタリコン電極2に取着したリー
ド線である。以上のように構成してなる積層形フ
イルムコンデンサは蒸着電極組成としてCu、
Mn、Si、Ms、Cr金属の少なくとも1種を添加
したアルミニウム合金から構成されており、該ア
ルミニウム合金は伸び性およびじん性においてア
ルミニウム金属より劣るため回転鋸刃による切断
時の振動、切断面近傍の収縮によつて小斑点に分
裂し易く、蒸着電極間はお互い絶縁された状態に
なり易い、また小斑点になり易いことは切断時の
加熱によつて酸化され易く、金属自体の状態で切
断面に存在することはなくほとんど絶縁体である
酸化物の小斑点となる。したがつて耐圧が向上し
さらにそのバラツキが小さくなる。よつて高電圧
の範囲まで積層形コンデンサが可能となる。さら
に前記アルミニウム合金は局部電池の形成により
電気化学反応を促進して酸化皮膜を強化し水素吸
収を阻止するため耐湿性、耐海水性をより向上さ
せる利点を有する。 つぎに実験例に基づき本発明をさらに詳細に説
明する。まず表に示す各種の蒸着電極組成それぞ
れを電子ビームで蒸発させ幅方向の一端面を1.5
mmマージン部として残して膜抵抗1.5Ω/□以上
となるよう蒸着電極を形成した9μ×8mm幅の金
属化ポリエステルフイルム2枚のマージン部それ
ぞれが反対側になるようにしてしかも該マージン
部が内側に入るように2枚の金属化ポリエステル
フイルムをずらして積層し大口径巻芯に巻回し母
素子を形成する。つぎに該母素子の両端面にメタ
リコン電極を形成し、その後母素子を大口径巻芯
から取りはずし回転鋸刃を用いて切断しメタリコ
ン電極にリード線を取着して構成した単位積層形
フイルムコンデンサそれぞれの切断面の耐圧特性
および耐湿特性を調べた結果第2図および第3図
に示すようになつた。すなわち第2図は常温で
DCを連続昇圧した場合の破壊電圧状況を示した
もので、第3図は温度40℃湿度90〜95%の高温高
湿槽に放置した場合の時間−tanδ特性を示したも
のである。
ルムコンデンサに関する。 一般に積層形フイルムコンデンサは大口径巻芯
に蒸着電極を施した一対の金属化フイルムを積層
巻回し両端面にメタリコン電極を形成してなる母
素子を半径方向に切断し構成するようにしてい
る。しかして切断面において蒸着電極間を完全に
絶縁された状態に確保することはきわめて重要な
要件である。従来これらの要件を具備したものと
して例えば特公昭49−7413号公報がある。しかし
て該公報に開示されている技術は鋸刃切断による
局部加熱によりフイルムが切断端に続く狭い区域
で収縮し、それによつてこの区域内の蒸着層を互
いに絶縁された小斑点状に分裂させた構造とする
ものである。しかしながら該公報にて開示されて
いる蒸着電極はアルミニウムであるので金属とし
ての伸びが大きく切断時の収縮で小斑点に分裂す
ることは実際上非常に困難で、しばしば分裂しな
いアルミニウムが異電極と接触することが多い。
また切断時の加熱により小斑点のアルミニウムの
一部は酸化され絶縁体となるが伸びのため小斑点
になりにくい部分はこの効果がうすく、したがつ
て切断面の耐圧が低くまたバラツキも大きくなり
高電圧のコンデンサとしては不適で信頼性低下の
原因となり、またこれら積層形フイルムコンデン
サは一般に無外装で使用されることが多い訳であ
るがアルミニウム表面に生ずるAl2O3−H2O皮膜
は径時的に水素の粒界侵入拡散により腐食が進行
し耐湿性、耐海水性が低下し特性を劣化させるな
どの欠点をもつていた。 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので蒸着
電極の組成としてアルミニウムに他の金属を添加
したアルミニウム合金を用いることによつて切断
面の耐圧向上、バラツキ減少ならびに耐湿性、耐
海水性にすぐれた積層形フイルムコンデンサを提
供することを目的とするものである。 以下本発明につき詳細に説明する。すなわち大
口径巻芯に蒸着電極組成としてアルミニウムに
Cu、Mn、Si、Mg、Crの少なくとも1種を添加
したアルミニウム合金を用い金属化した一対の金
属化フイルムを積層巻回し両端面にメタリコン電
極を形成してなる母素子を前記大口径巻芯から取
りはずし回転鋸刃を用い半径方向に切断し前記メ
タリコン電極にリード線を取着してなるものであ
る。第1図はこの場合の積層形フイルムコンデン
サを示すもので1は金属化フイルム、2はメタリ
コン電極、3はメタリコン電極2に取着したリー
ド線である。以上のように構成してなる積層形フ
イルムコンデンサは蒸着電極組成としてCu、
Mn、Si、Ms、Cr金属の少なくとも1種を添加
したアルミニウム合金から構成されており、該ア
ルミニウム合金は伸び性およびじん性においてア
ルミニウム金属より劣るため回転鋸刃による切断
時の振動、切断面近傍の収縮によつて小斑点に分
裂し易く、蒸着電極間はお互い絶縁された状態に
なり易い、また小斑点になり易いことは切断時の
加熱によつて酸化され易く、金属自体の状態で切
断面に存在することはなくほとんど絶縁体である
酸化物の小斑点となる。したがつて耐圧が向上し
さらにそのバラツキが小さくなる。よつて高電圧
の範囲まで積層形コンデンサが可能となる。さら
に前記アルミニウム合金は局部電池の形成により
電気化学反応を促進して酸化皮膜を強化し水素吸
収を阻止するため耐湿性、耐海水性をより向上さ
せる利点を有する。 つぎに実験例に基づき本発明をさらに詳細に説
明する。まず表に示す各種の蒸着電極組成それぞ
れを電子ビームで蒸発させ幅方向の一端面を1.5
mmマージン部として残して膜抵抗1.5Ω/□以上
となるよう蒸着電極を形成した9μ×8mm幅の金
属化ポリエステルフイルム2枚のマージン部それ
ぞれが反対側になるようにしてしかも該マージン
部が内側に入るように2枚の金属化ポリエステル
フイルムをずらして積層し大口径巻芯に巻回し母
素子を形成する。つぎに該母素子の両端面にメタ
リコン電極を形成し、その後母素子を大口径巻芯
から取りはずし回転鋸刃を用いて切断しメタリコ
ン電極にリード線を取着して構成した単位積層形
フイルムコンデンサそれぞれの切断面の耐圧特性
および耐湿特性を調べた結果第2図および第3図
に示すようになつた。すなわち第2図は常温で
DCを連続昇圧した場合の破壊電圧状況を示した
もので、第3図は温度40℃湿度90〜95%の高温高
湿槽に放置した場合の時間−tanδ特性を示したも
のである。
【表】
【表】
第2図および第3図から明らかなように本発明
による積層形フイルムコンデンサそれぞれは従来
例による積層形フイルムコンデンサのものと比較
して切断面の耐圧とそのバラツキは大幅に改善さ
れるとともに耐湿特性の向上によつてtanδ特性が
大幅に向上できることを示している。 なお上記実験例では誘電体フイルムとしてポリ
エステルフイルムを用いるものについて説明した
が例えばポリプロピレン、ポリカーボネート、ポ
リスルフオン、ポリイミド、四弗化エチレン、ポ
リ弗化ビニリデンなどのフイルムを用いたもので
も同効である。 以上述べたように本発明によれば一対の金属化
フイルムを積層巻回し形成した母素子を切断して
なる積層形フイルムコンデンサにおいて蒸着電極
としてアルミニウムにCu、Mn、Si、Mg、Crの
少なくとも1種を添加したアルミニウム合金を用
いることによつて切断面の耐圧向上、バラツキ減
少ならびに耐湿性、耐海水性にすぐれた積層形フ
イルムコンデンサを得ることができる。
による積層形フイルムコンデンサそれぞれは従来
例による積層形フイルムコンデンサのものと比較
して切断面の耐圧とそのバラツキは大幅に改善さ
れるとともに耐湿特性の向上によつてtanδ特性が
大幅に向上できることを示している。 なお上記実験例では誘電体フイルムとしてポリ
エステルフイルムを用いるものについて説明した
が例えばポリプロピレン、ポリカーボネート、ポ
リスルフオン、ポリイミド、四弗化エチレン、ポ
リ弗化ビニリデンなどのフイルムを用いたもので
も同効である。 以上述べたように本発明によれば一対の金属化
フイルムを積層巻回し形成した母素子を切断して
なる積層形フイルムコンデンサにおいて蒸着電極
としてアルミニウムにCu、Mn、Si、Mg、Crの
少なくとも1種を添加したアルミニウム合金を用
いることによつて切断面の耐圧向上、バラツキ減
少ならびに耐湿性、耐海水性にすぐれた積層形フ
イルムコンデンサを得ることができる。
第1図は本発明による積層形フイルムコンデン
サを示す斜視図、第2図は蒸着電極組成のちがい
による破壊電圧特性図、第3図は時間−tanδ特性
曲線図である。 1……金属化フイルム、2……メタリコン電
極、3……リード線。
サを示す斜視図、第2図は蒸着電極組成のちがい
による破壊電圧特性図、第3図は時間−tanδ特性
曲線図である。 1……金属化フイルム、2……メタリコン電
極、3……リード線。
Claims (1)
- 1 蒸着電極を施した一対の金属化フイルムを積
層巻回し両端面にメタリコン電極を形成した母素
子を切断してなる積層形フイルムコンデンサにお
いて、前記蒸着電極としてアルミニウムにCu、
Mn、Si、Mg、Crの少なくとも1種を添加した
アルミニウム合金を用いたことを特徴とする積層
形フイルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58012056A JPS59136918A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 積層形フイルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58012056A JPS59136918A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 積層形フイルムコンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59136918A JPS59136918A (ja) | 1984-08-06 |
| JPH0158852B2 true JPH0158852B2 (ja) | 1989-12-13 |
Family
ID=11794940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58012056A Granted JPS59136918A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 積層形フイルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59136918A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011055517A1 (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-12 | パナソニック株式会社 | 金属化フィルムコンデンサ及びこれを用いたケースモールド型コンデンサ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2506628B2 (ja) * | 1984-03-02 | 1996-06-12 | 松下電器産業株式会社 | 金属化フイルムコンデンサ |
| JP5824654B2 (ja) * | 2011-03-10 | 2015-11-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 金属化フィルムコンデンサ |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2703636C3 (de) * | 1977-01-28 | 1985-10-10 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Regenerierfähiger elektrischer Kondensator und Verfahren zu seiner Herstellung |
| DE2730038C2 (de) * | 1977-07-02 | 1983-12-29 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Selbstheilender elektrischer Kondensator |
| DE2902195C2 (de) * | 1979-01-20 | 1984-09-06 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Selbstheilender elektrischer Kondensator |
| JPS57136313A (en) * | 1981-02-17 | 1982-08-23 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Laminated condenser |
| JPS57148329A (en) * | 1981-03-09 | 1982-09-13 | Nissei Electric | Method of improving characteristic of laminated film capacitor |
| JPS57210616A (en) * | 1981-06-18 | 1982-12-24 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Laminated condenser |
-
1983
- 1983-01-26 JP JP58012056A patent/JPS59136918A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011055517A1 (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-12 | パナソニック株式会社 | 金属化フィルムコンデンサ及びこれを用いたケースモールド型コンデンサ |
| JPWO2011055517A1 (ja) * | 2009-11-04 | 2013-03-21 | パナソニック株式会社 | 金属化フィルムコンデンサ及びこれを用いたケースモールド型コンデンサ |
| US8559161B2 (en) | 2009-11-04 | 2013-10-15 | Panasonic Corporation | Metallized film capacitor and case mold type capacitor including same |
| US8861177B2 (en) | 2009-11-04 | 2014-10-14 | Panasonic Corporation | Metallized film capacitor and case mold type capacitor including same |
| US9240279B2 (en) | 2009-11-04 | 2016-01-19 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Metallized film capacitor and case mold type capacitor including same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59136918A (ja) | 1984-08-06 |
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