JPH0160232B2 - - Google Patents
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- JPH0160232B2 JPH0160232B2 JP59115831A JP11583184A JPH0160232B2 JP H0160232 B2 JPH0160232 B2 JP H0160232B2 JP 59115831 A JP59115831 A JP 59115831A JP 11583184 A JP11583184 A JP 11583184A JP H0160232 B2 JPH0160232 B2 JP H0160232B2
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- Japan
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- surfactant
- membrane
- solution
- enzyme
- crude
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Description
本発明は粗ペクチン分解酵素溶液の処理法に関
する。 本発明は、粗ペクチン分解酵素溶液をノニオン
又はカチオン性界面活性剤の存在下に限外濾過す
ることを特徴とする粗ペクチン分解酵素溶液の処
理法を提供する。 ペクチン分解酵素は微生物、植物界に広く分布
している酵素であり、果汁の清澄、プロトプラス
トの製造への使用など食品工業、細胞融合の分野
等で利用されている。 粗ペクチン分解酵素溶液の処理には、従来限外
過法が用いられているが、限外過膜の表面に
ペクチン分解酵素が吸着するために、該酵素の損
失が大きく、うまくいかない。 本発明は酵素処理液に界面活性剤を添加する
か、又は界面活性剤で処理した過膜を用いるこ
とにより、処理するペクチン分解酵素が過膜に
吸着することによる損失もほとんどなく、効率よ
くペクチン分解酵素が処理できるという知見に基
いている。 本発明の目的は、限外過による粗ペクチン分
解酵素溶液の改良された処理法を提供することに
ある。 本発明の方法の特徴は、○イ処理されるべき粗ペ
クチン酵素溶液にノニオン又はカチオン性界面活
性剤を加えるか、又は○ロ予かじめ上記界面活性剤
で限外過膜を処理することを特徴としている。 以下に本発明を詳細に説明する。 この明細書にいう粗ペクチン分解酵素溶液は、
たとえば、ペクチン分解酵素を生産する微生物
(例、エルウイニア、クロストリジウム、シユー
ドモナス、キサントモナス、エアロモナス、バチ
ルス、アスパラギリス属)をペクチン含有の培地
に培養して得られる培養液から菌体を除去した酵
素溶液のことであるが、植物から抽出されたもの
も用いることができる。例えば、エルウイニア・
カロトボラの生産するペクチン分解酵素はペクチ
ン酸リアーゼが主体であるが、他にもペクチンリ
アーゼなどが含まれている。 本発明に用いるノニオン界面活性剤としては、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレ
ンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリ
ルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテ
ル等)、ポリオキシエチレンアルキルフエニルエ
ーテル(ポリオキシエチレンオクチルフエニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンノニフエニルエーテ
ル等)、ソルビタン脂肪酸エステル(ソルビタン
モノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、
ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオ
レエート等)、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル(ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタン
モノオレエート等)、ポリエチレングリコール脂
肪酸エステル(ポリエチレングリコールモノラウ
レート、ポリエチレングリコールモノステアレー
ト等)、脂肪酸モノグリセライド(グリセリルモ
ノステアレート、グリセリルモノオレエート等)
があげられる。 カチオン性界面活性剤としては、たとえば、ア
ルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩型の化合
物があげられ、さらに具体的には、ステアリルア
ミンアセテート、ココナツトアミンアセテート、
ステアリルアミン塩酸塩、ココナツトアミン塩酸
塩、ステアリルアミンオレエート、ラウリルトリ
メチルアンモニウム・クロリド、ステアリルトリ
メチルアンモニウム・クロリド、ジステアリルジ
メチルアンモニウム・クロリド、ラウリルベタイ
ン、ステアリルベタイン、ラウリルジメチルアミ
ンオキシド、塩化ベンザルコニウム等である。 使用する界面活性剤の濃度は、0.01〜5%(重
量%、以下同じ)である。 次に、界面活性剤による限外過膜の処理は、
たとえば次のように行なう。 限外過膜を薬剤、たとえば苛性ソーダ水溶液
単独、これに塩化ナトリウムを添加した液、塩
素、次亜塩素酸ソーダ、二酸化塩素水溶液等で処
理し、膜表面に付着又は吸着した汚染物質を除去
する。ついで該洗浄された限外過膜にノニオン
又はカチオン性界面活性剤を含む水溶液を流通さ
せるか、又は該膜を該水溶液に浸漬して膜の表面
を変性する。 限外過膜としては、通常限外過膜として使
用されているポリサルフオン、ポリアクリルニト
リル等の膜が用いられる。 以下に実施例を示す。 実施例 1 参考例で得られた粗ペクチン分解酵素溶液10ml
に対して、コータミン24P〔カチオン性界面活性
剤(ラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド)花王石鹸社製〕を0.1〜0.5%添加した溶液10
mlに限外過膜SEP1013(ポリサルフオン、旭化
成社製)の過面積50cm2相当分(内径0.8mm、長
さ2m相当)を浸漬する。ついで、7℃で24時
間、250rpm、往復振とうして膜繊維と十分に接
触した後、溶液中のペクチン酸リアーゼ量を測定
する。溶液中に残存するペクチン酸リアーゼ量と
粗ペクチン分解酵素溶液中に存在したペクチン酸
リアーゼの量との比をもつて回収率とする。その
結果を第1表に示す。
する。 本発明は、粗ペクチン分解酵素溶液をノニオン
又はカチオン性界面活性剤の存在下に限外濾過す
ることを特徴とする粗ペクチン分解酵素溶液の処
理法を提供する。 ペクチン分解酵素は微生物、植物界に広く分布
している酵素であり、果汁の清澄、プロトプラス
トの製造への使用など食品工業、細胞融合の分野
等で利用されている。 粗ペクチン分解酵素溶液の処理には、従来限外
過法が用いられているが、限外過膜の表面に
ペクチン分解酵素が吸着するために、該酵素の損
失が大きく、うまくいかない。 本発明は酵素処理液に界面活性剤を添加する
か、又は界面活性剤で処理した過膜を用いるこ
とにより、処理するペクチン分解酵素が過膜に
吸着することによる損失もほとんどなく、効率よ
くペクチン分解酵素が処理できるという知見に基
いている。 本発明の目的は、限外過による粗ペクチン分
解酵素溶液の改良された処理法を提供することに
ある。 本発明の方法の特徴は、○イ処理されるべき粗ペ
クチン酵素溶液にノニオン又はカチオン性界面活
性剤を加えるか、又は○ロ予かじめ上記界面活性剤
で限外過膜を処理することを特徴としている。 以下に本発明を詳細に説明する。 この明細書にいう粗ペクチン分解酵素溶液は、
たとえば、ペクチン分解酵素を生産する微生物
(例、エルウイニア、クロストリジウム、シユー
ドモナス、キサントモナス、エアロモナス、バチ
ルス、アスパラギリス属)をペクチン含有の培地
に培養して得られる培養液から菌体を除去した酵
素溶液のことであるが、植物から抽出されたもの
も用いることができる。例えば、エルウイニア・
カロトボラの生産するペクチン分解酵素はペクチ
ン酸リアーゼが主体であるが、他にもペクチンリ
アーゼなどが含まれている。 本発明に用いるノニオン界面活性剤としては、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレ
ンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリ
ルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテ
ル等)、ポリオキシエチレンアルキルフエニルエ
ーテル(ポリオキシエチレンオクチルフエニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンノニフエニルエーテ
ル等)、ソルビタン脂肪酸エステル(ソルビタン
モノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、
ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオ
レエート等)、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル(ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタン
モノオレエート等)、ポリエチレングリコール脂
肪酸エステル(ポリエチレングリコールモノラウ
レート、ポリエチレングリコールモノステアレー
ト等)、脂肪酸モノグリセライド(グリセリルモ
ノステアレート、グリセリルモノオレエート等)
があげられる。 カチオン性界面活性剤としては、たとえば、ア
ルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩型の化合
物があげられ、さらに具体的には、ステアリルア
ミンアセテート、ココナツトアミンアセテート、
ステアリルアミン塩酸塩、ココナツトアミン塩酸
塩、ステアリルアミンオレエート、ラウリルトリ
メチルアンモニウム・クロリド、ステアリルトリ
メチルアンモニウム・クロリド、ジステアリルジ
メチルアンモニウム・クロリド、ラウリルベタイ
ン、ステアリルベタイン、ラウリルジメチルアミ
ンオキシド、塩化ベンザルコニウム等である。 使用する界面活性剤の濃度は、0.01〜5%(重
量%、以下同じ)である。 次に、界面活性剤による限外過膜の処理は、
たとえば次のように行なう。 限外過膜を薬剤、たとえば苛性ソーダ水溶液
単独、これに塩化ナトリウムを添加した液、塩
素、次亜塩素酸ソーダ、二酸化塩素水溶液等で処
理し、膜表面に付着又は吸着した汚染物質を除去
する。ついで該洗浄された限外過膜にノニオン
又はカチオン性界面活性剤を含む水溶液を流通さ
せるか、又は該膜を該水溶液に浸漬して膜の表面
を変性する。 限外過膜としては、通常限外過膜として使
用されているポリサルフオン、ポリアクリルニト
リル等の膜が用いられる。 以下に実施例を示す。 実施例 1 参考例で得られた粗ペクチン分解酵素溶液10ml
に対して、コータミン24P〔カチオン性界面活性
剤(ラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド)花王石鹸社製〕を0.1〜0.5%添加した溶液10
mlに限外過膜SEP1013(ポリサルフオン、旭化
成社製)の過面積50cm2相当分(内径0.8mm、長
さ2m相当)を浸漬する。ついで、7℃で24時
間、250rpm、往復振とうして膜繊維と十分に接
触した後、溶液中のペクチン酸リアーゼ量を測定
する。溶液中に残存するペクチン酸リアーゼ量と
粗ペクチン分解酵素溶液中に存在したペクチン酸
リアーゼの量との比をもつて回収率とする。その
結果を第1表に示す。
【表】
第1表から明らかなように、コータミン24Pの
濃度に対して、ほぼ1次の関係でペクチン酸リア
ーゼの回収率があがることがわかる。 実施例 2 コータミン24Pの0.1〜0.7%の水溶液10mlに、
限外過膜SEP1013の過面積50cm2相当分を24時
間浸漬する。該膜を引き上げ、2%次亜塩素酸ソ
ーダ10mlで30分間往復振とうした後水により洗浄
して、該界面活性剤を過膜に強固に結合させた
後、10mlの蒸留水により10回洗浄する。ついで、
該膜を参考例で得られた粗ペクチン分解酵素溶液
10mlを入れた試験管に投入する。7℃で24時間振
とうして膜繊維と酵素を十分に接触した後、溶液
中のペクチン酸リアーゼ量を測定する。溶液中に
残在するペクチン酸リアーゼ量と粗ペクチン分解
酵素溶液中に存在したペクチン酸リアーゼの量と
の比をもつて回収率とする。ブランク試料として
はコータミン24Pの未処理膜を用いた。その結果
を第2表に示す。
濃度に対して、ほぼ1次の関係でペクチン酸リア
ーゼの回収率があがることがわかる。 実施例 2 コータミン24Pの0.1〜0.7%の水溶液10mlに、
限外過膜SEP1013の過面積50cm2相当分を24時
間浸漬する。該膜を引き上げ、2%次亜塩素酸ソ
ーダ10mlで30分間往復振とうした後水により洗浄
して、該界面活性剤を過膜に強固に結合させた
後、10mlの蒸留水により10回洗浄する。ついで、
該膜を参考例で得られた粗ペクチン分解酵素溶液
10mlを入れた試験管に投入する。7℃で24時間振
とうして膜繊維と酵素を十分に接触した後、溶液
中のペクチン酸リアーゼ量を測定する。溶液中に
残在するペクチン酸リアーゼ量と粗ペクチン分解
酵素溶液中に存在したペクチン酸リアーゼの量と
の比をもつて回収率とする。ブランク試料として
はコータミン24Pの未処理膜を用いた。その結果
を第2表に示す。
【表】
第2表から明らかなように、コータミン24Pの
未処理膜に比べて、処理膜の場合には酵素の回収
率が顕著に増加している。 実施例 3 限外過膜SEP1013(過面積50cm2相当分)を
サニゾールB−50(塩化ベンザルコニウム系、花
王石鹸社製)の濃度を変えた溶液10mlに投入し、
室温で24時間往復振とうする。これを引上げ、参
考例で得られた粗酵素液10mlに投入し、7℃で24
時間往復振とうした後、酵素の回収率を求める。
その結果を第3表に示す。
未処理膜に比べて、処理膜の場合には酵素の回収
率が顕著に増加している。 実施例 3 限外過膜SEP1013(過面積50cm2相当分)を
サニゾールB−50(塩化ベンザルコニウム系、花
王石鹸社製)の濃度を変えた溶液10mlに投入し、
室温で24時間往復振とうする。これを引上げ、参
考例で得られた粗酵素液10mlに投入し、7℃で24
時間往復振とうした後、酵素の回収率を求める。
その結果を第3表に示す。
【表】
回収率は限外過膜を加えない酵素溶液を同一
条件下に保持した値を100%として求める。 実施例 4 限外過膜SEP1013(過面積50cm2相当分)を
サニゾールB−50の濃度を変えた溶液10mlに投入
し、室温で24時間往復振とうさせたものを引上
げ、50倍に希釈した次亜塩素酸ソーダ10mlの中に
投入し、30分間往復振とうする。これを引き上
げ、蒸留水10mlで10回洗浄した後、参考例で得ら
れた粗酵素液10mlに入れ、7℃で24時間往復振と
うした後、酵素の回収率を調べる。その結果を第
4表に示す。
条件下に保持した値を100%として求める。 実施例 4 限外過膜SEP1013(過面積50cm2相当分)を
サニゾールB−50の濃度を変えた溶液10mlに投入
し、室温で24時間往復振とうさせたものを引上
げ、50倍に希釈した次亜塩素酸ソーダ10mlの中に
投入し、30分間往復振とうする。これを引き上
げ、蒸留水10mlで10回洗浄した後、参考例で得ら
れた粗酵素液10mlに入れ、7℃で24時間往復振と
うした後、酵素の回収率を調べる。その結果を第
4表に示す。
【表】
実施例3及び4を比較すると、サニゾールB−
50で処理した後、次亜塩素酸ソーダで洗う方が、
処理用界面活性剤の濃度の低い場合も酵素の吸着
は抑えられている。従つてサニゾールB−50によ
る処理後に次亜塩素酸ソーダ(50倍希釈)溶液で
の洗浄を行なうことにより、界面活性剤は膜面に
強固に付着させることができる。 実施例 5及び6 界面活性剤としてコータミン24Pの代わりにオ
スバン〔カチオン性逆性石鹸(塩化ベンザルコニ
ユウム10%溶液)、第五栄養化学社製〕及びエマ
ルゲン〔ノニオン性界面活性剤(ポリオキシエチ
ルラウリルエーテル)花王石鹸社製〕を用いる以
外は実施例1と同様にして第5表の結果を得る。
50で処理した後、次亜塩素酸ソーダで洗う方が、
処理用界面活性剤の濃度の低い場合も酵素の吸着
は抑えられている。従つてサニゾールB−50によ
る処理後に次亜塩素酸ソーダ(50倍希釈)溶液で
の洗浄を行なうことにより、界面活性剤は膜面に
強固に付着させることができる。 実施例 5及び6 界面活性剤としてコータミン24Pの代わりにオ
スバン〔カチオン性逆性石鹸(塩化ベンザルコニ
ユウム10%溶液)、第五栄養化学社製〕及びエマ
ルゲン〔ノニオン性界面活性剤(ポリオキシエチ
ルラウリルエーテル)花王石鹸社製〕を用いる以
外は実施例1と同様にして第5表の結果を得る。
【表】
第5表に示されるように、界面活性剤の添加に
よつて酵素の回収率は大幅に改善されている。 実施例 7 限外過膜SEP1013(過面積50cm2相当分)を
0.4%サニゾールB−50溶液10mlに投入し、室温
で24時間往復振とう(250rpm)を行なう。フア
イバーを引上げ、水洗いを行なう。1回当り10ml
の蒸留水を使用し水洗いの回数を変えたものを用
意し、各々10mlの参考例で得られた粗酵素液に投
入し、24時間7℃で往復振とうさせることによつ
て酵素力価の減少を測定し、水洗浄の回数による
界面活性剤の剥離状況を調べた。10回の洗浄では
回収率は28.1%まで低下していた。 これとは別に同様の条件でサニゾールB−50に
浸漬後、1回水洗いした後、市販の次亜塩素酸ソ
ーダを50倍に希釈したもの(2%)10ml中に投入
し、室温下で30分間往復振とうを行なう。過膜
を引上げた後、10mlの蒸留水で10回洗浄した後、
上記と同様に酵素液に投入し、粗酵素の回収率を
調べたところ、水洗浄による界面活性剤の剥離は
ほとんどみられなかつた。このときの回収率は
83.0%であつた。 これらのことから、界面活性剤(サニゾールB
−50)による限外過膜の処理のみでも酵素の膜
面への吸着は阻止できるが、次亜塩素酸ソーダで
の洗浄により界面活性剤の膜面との結合はさらに
強固になることがわかる。 実施例 8 限外過膜SEP1013(過面積0.2m2、分離分子
量3000)にサニゾールB−50 0.5%溶液1を24
時間、280ml/分の流速で循環させ処理を行なつ
た後、2%の次亜塩素酸ソーダ500mlを30分間循
環させる。ついで蒸留水により2回洗浄を行な
う。1回目1、2回目500ml利用し、ドレンし
た後、参考例で得られた粗酵素液3の限外過
濃縮を行なう。温度2℃、流速230ml/分で456分
循環の後、濃縮率10倍でペクチン酸リアーゼの回
収率は98%であつた。その結果を第6表に示す。 一方、サニゾールB−50未処理膜で濃縮を行な
つた場合には類似の条件での濃縮後の回収率は81
%であつた。
よつて酵素の回収率は大幅に改善されている。 実施例 7 限外過膜SEP1013(過面積50cm2相当分)を
0.4%サニゾールB−50溶液10mlに投入し、室温
で24時間往復振とう(250rpm)を行なう。フア
イバーを引上げ、水洗いを行なう。1回当り10ml
の蒸留水を使用し水洗いの回数を変えたものを用
意し、各々10mlの参考例で得られた粗酵素液に投
入し、24時間7℃で往復振とうさせることによつ
て酵素力価の減少を測定し、水洗浄の回数による
界面活性剤の剥離状況を調べた。10回の洗浄では
回収率は28.1%まで低下していた。 これとは別に同様の条件でサニゾールB−50に
浸漬後、1回水洗いした後、市販の次亜塩素酸ソ
ーダを50倍に希釈したもの(2%)10ml中に投入
し、室温下で30分間往復振とうを行なう。過膜
を引上げた後、10mlの蒸留水で10回洗浄した後、
上記と同様に酵素液に投入し、粗酵素の回収率を
調べたところ、水洗浄による界面活性剤の剥離は
ほとんどみられなかつた。このときの回収率は
83.0%であつた。 これらのことから、界面活性剤(サニゾールB
−50)による限外過膜の処理のみでも酵素の膜
面への吸着は阻止できるが、次亜塩素酸ソーダで
の洗浄により界面活性剤の膜面との結合はさらに
強固になることがわかる。 実施例 8 限外過膜SEP1013(過面積0.2m2、分離分子
量3000)にサニゾールB−50 0.5%溶液1を24
時間、280ml/分の流速で循環させ処理を行なつ
た後、2%の次亜塩素酸ソーダ500mlを30分間循
環させる。ついで蒸留水により2回洗浄を行な
う。1回目1、2回目500ml利用し、ドレンし
た後、参考例で得られた粗酵素液3の限外過
濃縮を行なう。温度2℃、流速230ml/分で456分
循環の後、濃縮率10倍でペクチン酸リアーゼの回
収率は98%であつた。その結果を第6表に示す。 一方、サニゾールB−50未処理膜で濃縮を行な
つた場合には類似の条件での濃縮後の回収率は81
%であつた。
【表】
参考例
エルウイニア・カロトボラGIR1044(微工研菌
寄第7576号)を培地(組成:ペクチン5.0g/、
L−グルタミンモノナトリウム5.0g/、
(NH4)2SO43.0g/、KH2PO42.4g/、
Na2HPO40.8g/、MgSO4・7H2O0.2g/、
PH6.8−7.0)に28℃で24時間、通気下で培養す
る。培養液を遠心分離(12000×g、10分)し、
上澄みを採り、これを粗ペクチン分解酵素溶液と
する。
寄第7576号)を培地(組成:ペクチン5.0g/、
L−グルタミンモノナトリウム5.0g/、
(NH4)2SO43.0g/、KH2PO42.4g/、
Na2HPO40.8g/、MgSO4・7H2O0.2g/、
PH6.8−7.0)に28℃で24時間、通気下で培養す
る。培養液を遠心分離(12000×g、10分)し、
上澄みを採り、これを粗ペクチン分解酵素溶液と
する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 粗ペクチン分解酵素溶液をノニオン又はカチ
オン性界面活性剤の存在下に限外濾過する工程か
らなる、粗ペクチン分解酵素溶液の処理法。 2 粗ペクチン分解酵素溶液に界面活性剤を加え
た後、限外濾過する特許請求の範囲第1項記載の
方法。 3 界面活性剤で処理した限外濾過膜を用いる特
許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11583184A JPS60259186A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 粗ペクチン分解酵素溶液の処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11583184A JPS60259186A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 粗ペクチン分解酵素溶液の処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60259186A JPS60259186A (ja) | 1985-12-21 |
| JPH0160232B2 true JPH0160232B2 (ja) | 1989-12-21 |
Family
ID=14672196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11583184A Granted JPS60259186A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 粗ペクチン分解酵素溶液の処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60259186A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03149581A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-26 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 電子写真装置のトナー補給用カートリッジ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2767397B3 (fr) * | 1997-08-18 | 1999-07-23 | Kuo Shu Cheng | Dispositif d'entree de signal a axes multiples d'une souris |
| JP4552482B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-09-29 | 栗田工業株式会社 | 有機性排水の処理方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52960B2 (ja) * | 1971-08-26 | 1977-01-11 |
-
1984
- 1984-06-06 JP JP11583184A patent/JPS60259186A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03149581A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-26 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 電子写真装置のトナー補給用カートリッジ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60259186A (ja) | 1985-12-21 |
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