JPH0160314B2 - - Google Patents

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JPH0160314B2
JPH0160314B2 JP59058957A JP5895784A JPH0160314B2 JP H0160314 B2 JPH0160314 B2 JP H0160314B2 JP 59058957 A JP59058957 A JP 59058957A JP 5895784 A JP5895784 A JP 5895784A JP H0160314 B2 JPH0160314 B2 JP H0160314B2
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JP
Japan
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microorganisms
humus
sludge
water
immobilized
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JP59058957A
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English (en)
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JPS60202794A (ja
Inventor
Koichi Mochida
Takao Oosaki
Tsunetoshi Hino
Tatsuji Kobayashi
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SOORAA KK
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SOORAA KK
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  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、腐植又は生物学的廃水処理液液中の
汚泥を、担体の一組織として利用した固定化菌体
に関するものである。 微生物が、各種の有用な性質−例えば有機物
の合成又は分解作用などの物質変換。遊離窒素
の固定。アンモニア・硝酸化成作用。微生物
間の拮抗作用。有害・有毒物質の分解除去。
安定凝集体の生成。生長促進物質の生産−を有
していることは既知である。 固定化菌体は、上記した如き有用な微生物を、
保存・運搬・施用に施した形態となしたものであ
つて、その良否は、微生物の産業への利用性を大
きく左右する。 菌体の固定化は、かかる事情もあつて、種々提
案されているが、保存・運搬・施用上の利点を生
かす迄には至らず、保存や運搬等は固定化菌体と
してではなく、凍結乾燥菌体や培養原液そのまま
の形態でなされているのが実状である。 このように、固定化菌体がその利用性の大きさ
にもかかわらず、利用の方法が限定されている理
由としては、○イ固定化時に微生物の活性が低下し
たり微生物が死滅し易い。○ロ固定化後、活性を持
続させた状態で保存できる日数に限りがある。○ハ
固定化菌体を利用して微生物の増殖をはかる際
に、増殖に日数がかかる。等が考えられる。 本発明者は、農薬や化学肥料の多用化、連作等
によつて年々悪化しつつある土壌の状態を、微生
物によつて改良すべく研究を進めるうち、腐植や
生物学的処理廃液中の汚泥が、固定化の際の担体
組織として種々の利点を発揮することを見い出
し、更に研究の結果本発明に到達した。 即ち、本発明は、腐植又は生物的処理廃液中の
汚泥;前記腐植若しくは汚泥中に棲息していた微
生物又は人工培養した微生物;前記微生物用の培
地;水溶性珪酸化合物;より形成したゲル状物質
からなることを特徴とする固定化菌体を提供する
ものである。 本発明において腐植とは、生物遺体が微生物に
より種々の段階迄分解して生じた土壌中の暗色無
定形の有機物を意味する。 腐植は、一般に自然界においては、腐植土に含
まれた形態で存在するが、雑草、落葉、海藻など
を人工的に積み上げ、微生物によつて分解した堆
肥や蓄舎内に敷設しておいたおが屑等を人工的に
畜舎外に積み上げ、微生物によつて分解させた堆
肥等も、本発明の腐植である。 生物学的処理廃液中の汚泥とは、周知の散性3
床法、活性汚泥法等の実施に伴つて処理廃液中に
沈降してくる汚泥や光合細菌とその共生菌とを利
用した廃液処理法の実施に伴つて処理廃液中に沈
降してくる汚泥等である。 上記した腐植及び生物学的処理配液中の汚泥
は、各種段階迄分解された有機物やこの有機物の
分解とともに増殖した菌体の死滅物の混合物から
なつている点で共通しており、いずれも、土壌の
肥沃度を向上させる成分となりうるものである。 尚、腐殖及び生物学的処理廃液中の汚泥は、い
ずれもその内に棲息する、生きた微生物を有して
いる点でも共通しているが、本発明の腐植及び生
物学的処理廃液中の汚泥は、前記した生きた微生
物を除いた部分の概念である。 腐植若しくは汚泥中に棲息している微生物は、
腐植の種類により異なり、また一種類の腐植や汚
泥であつても、その内には多種の微生物が存在す
る。そしてこれらの微生物は、その属・種を特定
し難いものが殆んどである。 しかしながら、腐植や汚泥に棲息している蓋然
性の高い微生物は、経験的に知られていることが
多いから、これら自然に棲息している微生物の固
定化にあつてはその微生物の増殖に適当な培養液
を調製して、これを前記腐植又は汚泥と混合し、
その後水溶性珪酸化合物と更に混合してゲル化を
はかればよい。 上記の固定化にあたり、必要ならび水溶性珪酸
化合物との混合前又はゲル化の後、温度等培地以
外の培養条件を、微生物の増殖に適切なものとし
て、微生物の活性化を高め、その後最終製品とし
ての固定化菌体とすることもできる。更にまた、
同一組成の複数の培地で培養を繰り返しおこな
う、いわゆる増菌培養によつて、自然に棲息して
いた微生物にうち、ある種の微生物のみを選択的
に増殖、内包せしめた固定化菌体とすることも可
能である。 腐植又は汚泥に棲息していなかつた微生物を、
該腐植又は汚泥を担持として固定化するにあたつ
ては、微生物の接種が必須となる点と、培地とし
て接種する微生物の増殖に適する組成のものを選
択する点とが、前記の場合と異なるのみであり、
他は同様である。勿論、腐植又は汚泥に、自然に
棲息していた微生物をあらかじめ死滅させる必要
は必ずしもない。これらは、後に自然に死滅する
か、又は、接種した微生物と共生可能な微生物の
みが死滅せずに残ることが多いからである。 水溶性珪酸化合物とは、ゲルの生成に用いられ
る周知のものであり、例えば、無機の珪酸化合物
としては、珪酸カリウム、珪酸カリウムが挙げら
れ、また有機の珪酸化合物としては、珪酸メチ
ル、珪酸エチル、珪酸プロピル、珪酸ブチルを挙
げることができる。 上述の有機珪酸化合物は、いずれも加水分解に
よりオルソ珪酸単量体となりゲル化能を発揮する
ようになるが、加水分解時には、同時に相当する
アルコールを生成する。この際生成するアルコー
ルは、耐アルコール性を有しない多くの微生物に
有害作用を及ぼすため、前記した有機珪酸化合物
を用いてゲル化をはかる場合には、珪酸のゲル化
前又はゲル化後に、透析・溶出・加熱・吸引・蒸
留などの方法でアルコールを除去する必要があ
る。 以上の本発明の固定化菌体は、腐植又は生物学
的処理廃液中の汚泥を、担体の一組織としている
ため、含水したゲル状物質の形態を永く維持して
いる。 即ち、水溶性珪酸化合物は単独でもゲル化して
含水状の珪酸質ゲルとなるが、このゲルは室内に
放置しておくと直ちに内部の水を放出し、もはや
含水したゲルとはなしえないところ、前記腐植や
汚泥を担体の一組織として利用した本発明のゲル
状物質は、内部の水を溶易には放出しないだけで
なく、水を放出したゲルであつても再び水中に浸
漬することにより元の状態になり易いという利点
を有する。 更にまた、本発明の担体の一組織である腐植や
汚泥は、それ自体微生物の栄養源となるだけでな
く、固定化菌体を土壌に施用して土壌の肥沃化を
はかつたり、排水処理の種菌や強化用菌として再
利用したりする際に、施用箇所になじみ易い、と
いう利点を発揮する。 即ち、担体の一組織としては、従来から合成高
分子も水溶性珪酸化物と併用する提案がなされて
いるが、本発明の固定化菌体は、合成高分子を利
用した固定化菌体に比較し、保存時に微生物が死
滅する度合が小さく、施用時には、施用箇所に容
易になじむという利点を発揮する。 また、本発明の固定化菌体は、その調製に際し
て、土壌が腐植や汚泥中に混入していても、これ
ら土壌は水溶性珪酸化合物と容易になじむから−
土壌中には、元来珪酸が主要な成分として含まれ
ている−、とり除く必要はなく、従つて自然界の
産物である腐植土や腐棄物として産出される各種
の生物学的処理液中の汚泥をそのまま利用できる
という利点を有している。 このように、本発明に係る固定化菌体は、土壌
の肥沃化、植物の育成のために水田等に施用し、
また、排水処理のために種菌や微生物強化菌とし
て利用するに適切なものであつて、産業への利用
性の高いものである。 以下、本発明を実施例により更に具体的に説明
する。 実施例 1 腐植土(腐植16%)100gに水224mlと珪酸エチ
ル28gを加え、2N−HClでPH3.0に調整した後、
室温で2時間半撹拌して均一なゾルとし、これに
培地(プロピオン酸ソーダー5g、塩化アンモニ
ウム1g、リン酸−カリウム0.8g、塩化マグネ
シウム0.2g、塩化ナトリウム0.1g、塩化カルシ
ウム0.05g、炭酸水素ナトリウム0.5g、酵母エ
キス0.2g、水100mlPH7.5)36mlとロドシユ−ド
モナスキヤプスラタ
(Rhodopseudomonascapsulata)の倍養液(前
記培地を10倍希釈した培地で培養したもの)72ml
を添加し、撹拌すると泥状となり間もなくゲル化
する。このゲルを適当な大きに切り、流水中に2
時間半浸漬してエタノールを溶出除去した後、水
を切り固定化菌体を得る。このゲルを前記培地の
10倍希釈液中、30℃で光照射して培養を行うと10
日目にはロドシユードモナス キヤプスラタの均
一に増殖した真赤な固定化菌体となつた。 実施例 2 実施例1の場合と全く同様にして得たゾルを、
70℃の湯浴中で2時間加熱してエタノールを可及
的に蒸散させ、放冷後水を加えて液量を復元す
る。このゾルに、実施例1と同じ培地36mlとロド
シユードモナス キヤプスラタの培養液72mlを加
え、撹拌してゲル化させる。このゲルを実施例1
の培地の10倍希釈液中浸漬して、30℃で光照射し
ながら培養すると10日目には真赤に増殖した固定
化菌体となつた。 比較例 1 10%−PVA 水溶液100g、水116g、テトラ
エチルシリケート28.5gを1つの容器に採り、希
塩酸でPH2.5に調整した後室温で2時間撹拌して
均一なゾルとし、これに実施例1と同じ培地とロ
ドシユードモナス キヤプスラタの培養液とを、
実施例1の場合と同じ割合に加え、PHを7.5に戻
して撹拌混合すると間もなくゲル状固定化菌体を
得る。 これを流水中に25時間浸漬してアルコールを溶
出・除去した後取り出し同培地(10倍希釈して使
用)に浸漬して30℃で光照射しながら5日間培養
すると真赤に増殖した固定化菌体となつた。 比較試験例 1 実施例1で得た固定化菌体と比較例1で得た固
定化菌体を密閉容器に入れ室温下に6ケ月間保存
した後生残試験を行なつた。即ち各固定化菌体を
別々に250ml容ガラスピンに25gずつ入れ、培地
(実施例1で使用した培地を10倍に希釈したもの)
を満して栓をし、30℃で光照射して培養した。経
日約に培養液の吸光度(660nm)を測定した結
果は、次表の如くであつた。
【表】 比較試験例 2 実施例1で得た固定化菌体と比較例1で得た固
定化菌体を100gずつ採り、金網にのせて30℃で
3日間乾燥した。その結果、乾燥後の重量は前者
が69.1g、後者が47.3gとなつた。乾燥後個々に
100ml容ビーカーに入れ、培地(実施例1で使用
した培地を10倍に希釈したもの)80mlを満し、30
℃で光照射して培養した。経日的に培養液の吸光
度(660nm)を測定した結果を表示すると次表
のようになる。
【表】 これは本発明の固定化菌体が固定化の際や保存
期間中に活性を失い難いこと、保存後増殖させる
際に、時間的にも量的にも有利な効果が期待しう
ることを示すものである。 実施例 3 豆腐廃液の光合成細菌処理工程から得られる返
送汚泥を用いて固定化菌体を得た。 即ち、返送汚泥100、珪酸カリウム溶液(試薬、
BiO2約20%)30g、培地(プロピオン酸ソーダ
ー15g、硫酸アンモニウム1.5g、リン酸−カリ
ウム2.4g、硫酸マグネシシウム0.6g、塩化ナト
リウム0.3g、塩化カルシウム0.15g、炭酸水素
ナトリウム1.5g、酵母エキス0.6g、水1、PH
7.5)120ml、水110mlを混合し、2N−HClでPH7.5
付近に調整すると直ちにゲル化し、固定化菌体が
得られる。 これを上記した培地の3倍希釈に浸漬し、30℃
光照射して増菌培養を繰り返し、光合成細菌が真
赤に増植した固定化菌体を得た。 実施例 4 珪酸カリウム溶液(試薬、SiO2約20%)40g、
腐植土(腐植約13%)100g、水195ml、培地(コ
ハク酸ナトリウム10g、リンゴ酸ナトリウム10
g、チオ硫酸ナトリウム5g、硫化ナトリウム5
g、硫酸アンモニウム5g、リン酸−カリウム8
g、硫酸マグネウシム2g、塩化ナトリウム1
g、塩化カルシウム0.5g、炭酸水素ナトリウム
5g、水1、PH8.0)36ml及びクロマチウム
ビノサム(Chromatium vinosum)の培養液72
mlを順次添加し、撹拌して2N−HClでPHを8.0に
調整すると間もなくゲル化して固定化菌体を得
る。これを30℃で光照射して培養すると、培養12
日目に真赤な固定化菌体となつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 腐植又は生物学的処理廃液中の汚泥1前記腐
    植若しくは汚泥中に棲息し又は棲息していなかつ
    た微生物;前記微生物用の培地;水溶性珪酸化合
    物;より形成したゲル状物質からなることを特徴
    とする固定化菌体。
JP5895784A 1984-03-26 1984-03-26 固定化菌体 Granted JPS60202794A (ja)

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JP5895784A JPS60202794A (ja) 1984-03-26 1984-03-26 固定化菌体

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JPS60202794A JPS60202794A (ja) 1985-10-14
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