JPH017721Y2 - - Google Patents

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JPH017721Y2
JPH017721Y2 JP1980116748U JP11674880U JPH017721Y2 JP H017721 Y2 JPH017721 Y2 JP H017721Y2 JP 1980116748 U JP1980116748 U JP 1980116748U JP 11674880 U JP11674880 U JP 11674880U JP H017721 Y2 JPH017721 Y2 JP H017721Y2
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JP
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liner body
resistant layer
temperature wear
carbide
liner
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JP1980116748U
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JPS5740638U (ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Coating By Spraying Or Casting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
この考案はデイゼルエンジンのような内燃機関
のシリンダライナに関する。 従来のデイゼルエンジンなどの内燃機関では、
シリンダライナの外周面を冷却水などにより冷却
することにより、シリンダライナが高熱となるの
を防止している。このため燃焼エネルギの約3分
の1は上記冷却による放熱により失なわれ、出力
の低下を招ねいている。 この考案はかかる事情に鑑みてなされたもで、
ライナ本体の表面にクロームカーバイドを溶射し
て耐熱性を向上させた内燃機関のシリンダライナ
を提供して、冷却による熱損失を低減し、熱効率
を高めることにより内燃機関の出力向上を図ろう
とするものである。 以下この考案を図示の一実施例について詳述す
る。図において1は鋳鉄製のライナ本体で、高温
耐摩耗性を向上させるために内面にクロームカー
バイドが溶射されて高温耐摩耗層2が形成されて
いる。上記高温耐摩耗層2を形成するには60〜90
重量%のクロームカーバイドと残部Ni−Crまた
はNi−CoもしくはCoを適宜混合し、これをライ
ナ本体1にプラズマ溶射すると共に、その後溶射
部を3μ以下に仕上げ加工するもので、得られる
高温耐摩耗層2は硬度がHmv350〜700である。
またクロームカーバイドの量は75重量%がもつと
も好ましが60〜90%の範囲でよい結果が得られ
る。60%以下では耐摩耗性が低下し、また90%以
上では皮膜の結合度が弱いため、耐摩耗性が劣化
する。 一方クロームカーバイドを溶射することによつ
て高温耐摩耗層2に多数の微細な気孔ができ、こ
れら気孔が油溜りとなつて潤滑に寄与するので高
温下でも潤滑性能は低下することがない。 次に上記により得られたライナ本体1の耐摩耗
テスト及び耐焼付きテストの結果を説明する。 はじめに耐摩耗性テストについて第2図に示す
ように密閉構造の加熱炉3内に試験すべきライナ
本体1を回転自在に取付け、このライナ本体1に
一端側に重錘4を垂下したテコ5によりリング材
6を圧接する。リング材6は鉄系材料にチタンカ
ーバイドメツキを施したもので、上記加熱炉3内
を450℃の雰囲気に維持しながら、ライナ本体1
を毎秒1mの早さで回転させて試験を行つた。そ
の結果クロームカーバイド2の摩耗は下記の表の
通りであつた。比較のために鋳鉄、硬質クローム
メツキを施したもの及びアルミナを溶射したもの
についても同様な試験を行つたところ、結果は下
記の表の通りであつた。
【表】 次に耐焼付きテストを説明すると、ライナ本体
1と同条件で高温耐摩耗層2を形成した円板状の
試料を第3図に示すように固定部材7に取付け、
これにピストンリングを想定してチタンカーバイ
ドを0.3mmの厚さに溶射し、かつ表面を1.5〜2μの
粗さに仕上げた摺動部材8を回転体9に取付け
て、上記試料に圧接させながら毎秒8mの早さで
回転させ、摺動部には給油した。 また回転体9の回転に伴う摺動部の摩擦トルク
を第4図に示すようにしてロードセル10で測定
した。その結果は第5図aに示す通りであつた。
同様にしてアルミナ溶射の試料b,c硬質クロー
ムメツキの試料d及びシリコンカーバイド焼付体
eについても試験をした結果、第5図bないしe
に示す通りであり、高温耐摩耗層2を設けたこの
考案のものがもつとも優れていることが明らかと
なつた。 この考案は以上許述したようにライナ本体の内
面にクロームカーバイドを溶射して高温耐摩耗層
を形成したことから、耐摩耗性、耐焼付性が飛躍
的に向上すると共に、十分高温に耐え得ることか
ら、水による冷却を必要としないシリンダライナ
が得られるようになる。これによつて水による冷
却によつて生じる熱損失を低減することができる
と同時に熱効率の向上によりエンジン出力の増大
が図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は一
部を拡大したシリンダライナの断面図、第2図は
摩耗テストの説明図、第3図及び第4図は耐焼付
テストの説明図、第5図は焼付きテストの結果を
示す線図である。 1はライナ本体、2は高温耐摩耗層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重量%で60%〜90%のクロームカーバイドに
    Ni−CrまたはNi−CoもしくはCoを混合して、こ
    れを鋳鉄製ライナ本体1の内面にプラズマ溶射す
    ることにより、ライナ本体1の内面に高温耐摩耗
    層2を形成してなる内燃機関のシリンダライナ。
JP1980116748U 1980-08-20 1980-08-20 Expired JPH017721Y2 (ja)

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JPH017721Y2 true JPH017721Y2 (ja) 1989-03-01

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JPS62296699A (ja) * 1986-06-17 1987-12-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 低磁気漏洩スピ−カ
CN112135919A (zh) * 2018-05-21 2020-12-25 帝伯爱尔株式会社 气缸套及其制造方法

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JPS5740638U (ja) 1982-03-04

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