JPH017941Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH017941Y2 JPH017941Y2 JP6854483U JP6854483U JPH017941Y2 JP H017941 Y2 JPH017941 Y2 JP H017941Y2 JP 6854483 U JP6854483 U JP 6854483U JP 6854483 U JP6854483 U JP 6854483U JP H017941 Y2 JPH017941 Y2 JP H017941Y2
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- insulator
- insulators
- insulator device
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Landscapes
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複数連碍子装置の汚損耐電圧の向上に
関するものである。
関するものである。
275KV以上の電圧階級の電力系統においては、
電界強度の低減によるコロナ損失の低減や、線路
リアクタンス分の低減による安定度の向上などを
目的として、一般に電圧に応じて一相当りの導体
数を2,4,6,8本などとする所謂複導体方式
が採用される。この場合導体数が多くなるに伴い
その重量も大となることから、これを鉄塔に絶縁
して懸垂する碍子連に必要とされる機械的強度も
大とならざるを得ない。そこで第1図に示すよう
に碍子1として高強度なものを使用すると同時
に、これを系統電圧に対応して所要の絶縁距離が
得られるように、所要複数箇連結して作られた単
連碍子2を、その各構成碍子1がそれぞれ同一の
線L上において揃い、かつ間隔lをもつように上
下留金具3,4により複数連組合せた所謂複数連
碍子装置が使用される。
電界強度の低減によるコロナ損失の低減や、線路
リアクタンス分の低減による安定度の向上などを
目的として、一般に電圧に応じて一相当りの導体
数を2,4,6,8本などとする所謂複導体方式
が採用される。この場合導体数が多くなるに伴い
その重量も大となることから、これを鉄塔に絶縁
して懸垂する碍子連に必要とされる機械的強度も
大とならざるを得ない。そこで第1図に示すよう
に碍子1として高強度なものを使用すると同時
に、これを系統電圧に対応して所要の絶縁距離が
得られるように、所要複数箇連結して作られた単
連碍子2を、その各構成碍子1がそれぞれ同一の
線L上において揃い、かつ間隔lをもつように上
下留金具3,4により複数連組合せた所謂複数連
碍子装置が使用される。
ところで一般に碍子の汚損湿潤、例えば塩害に
よる汚損湿潤時、碍子の耐電圧が低下することは
よく知られるところであるが、特に第1図に示し
たような従来の複数連碍子装置の場合には、一つ
の碍子連において局部的に発生したアークが他の
隣接する碍子連に絡み合つて、その低抵抗部分に
おいてアークを発生させ、これが更に他の隣接す
る碍子連に波及することになるため、汚損耐電圧
は同一連結長をもつ単連碍子装置に比べて低下す
る。第2図はその測定結果の一例であつて、54ト
ンの高強度懸垂碍子(笠径380mm、漏れ距離670
mm)を38箇連結して形成した単連碍子を、645mm
の間隔l(第1図参照)をもたせて2連吊りした
ものと4連吊りしたものについて、汚損液(塩
分)の導電度を変えながら、等価霧中5%フラツ
シオーバ電圧を測定した結果である。
よる汚損湿潤時、碍子の耐電圧が低下することは
よく知られるところであるが、特に第1図に示し
たような従来の複数連碍子装置の場合には、一つ
の碍子連において局部的に発生したアークが他の
隣接する碍子連に絡み合つて、その低抵抗部分に
おいてアークを発生させ、これが更に他の隣接す
る碍子連に波及することになるため、汚損耐電圧
は同一連結長をもつ単連碍子装置に比べて低下す
る。第2図はその測定結果の一例であつて、54ト
ンの高強度懸垂碍子(笠径380mm、漏れ距離670
mm)を38箇連結して形成した単連碍子を、645mm
の間隔l(第1図参照)をもたせて2連吊りした
ものと4連吊りしたものについて、汚損液(塩
分)の導電度を変えながら、等価霧中5%フラツ
シオーバ電圧を測定した結果である。
これから明らかなようにフラツシオーバ電圧は
汚損量に関係なく、2連吊りbの場合単連aに対
して約5%、4連吊りcの場合は単連aのものに
対して約10%低下する。また計算によれば連数の
増加に比例して汚損耐電圧は低下する。従つて送
電損失の一層の低減による効率のよい送電を目指
して現在研究が行われている超々高圧送電例えば
1000KV送電のように、1相当りの導体数の必然
的な増大から、連碍子数が多くなるのを避けられ
ない場合には、その対策が必要であり例えば次の
ような方法が考えられる。その一つは一連当りの
碍子の連結数を増すことにより耐電圧を大とする
方法であり、他の一つは連碍子間の間隔を広くと
るようにして、隣接連碍子間における局部アーク
の絡み合いを防ぐ方法である。しかし碍子の連結
箇数の増大が、仮に塩害を受け易い海岸線に沿つ
た線路のみであつて全線に及ばないとしても、送
電系統の建設費を高くする結果となる。また間隔
を広げることによつて汚損耐電圧に低下を満足す
べき程度に防ぐためには、間隔を相当広くせざる
を得ない結果となる。このため鉄塔の構造を従来
と大きく変えなければならないなどの新しい難点
を生むため、その実現は極めて難かしい。
汚損量に関係なく、2連吊りbの場合単連aに対
して約5%、4連吊りcの場合は単連aのものに
対して約10%低下する。また計算によれば連数の
増加に比例して汚損耐電圧は低下する。従つて送
電損失の一層の低減による効率のよい送電を目指
して現在研究が行われている超々高圧送電例えば
1000KV送電のように、1相当りの導体数の必然
的な増大から、連碍子数が多くなるのを避けられ
ない場合には、その対策が必要であり例えば次の
ような方法が考えられる。その一つは一連当りの
碍子の連結数を増すことにより耐電圧を大とする
方法であり、他の一つは連碍子間の間隔を広くと
るようにして、隣接連碍子間における局部アーク
の絡み合いを防ぐ方法である。しかし碍子の連結
箇数の増大が、仮に塩害を受け易い海岸線に沿つ
た線路のみであつて全線に及ばないとしても、送
電系統の建設費を高くする結果となる。また間隔
を広げることによつて汚損耐電圧に低下を満足す
べき程度に防ぐためには、間隔を相当広くせざる
を得ない結果となる。このため鉄塔の構造を従来
と大きく変えなければならないなどの新しい難点
を生むため、その実現は極めて難かしい。
本考案は従来と同一連間隔の下に連数とほゞ関
係なく、碍子の連結箇数が同一の単連碍子装置と
ほゞ同等の汚損耐電圧特性をもたせ得る複数連碍
子装置の提供を目的としてなされたもので、次に
図面を用いてその詳細を説明する。
係なく、碍子の連結箇数が同一の単連碍子装置と
ほゞ同等の汚損耐電圧特性をもたせ得る複数連碍
子装置の提供を目的としてなされたもので、次に
図面を用いてその詳細を説明する。
複数連碍子装置における汚損耐電圧の低下が、
単連碍子装置によつては見られない状態、即ち1
箇の碍子連において発生した局部アークが、隣接
する他の碍子連に絡み合うことにより新しい局部
アークを発生させ、これが他の隣接碍子連に順次
波及することによるものであることは前記した通
りである。
単連碍子装置によつては見られない状態、即ち1
箇の碍子連において発生した局部アークが、隣接
する他の碍子連に絡み合うことにより新しい局部
アークを発生させ、これが他の隣接碍子連に順次
波及することによるものであることは前記した通
りである。
本考案者は従来の複数連碍子装置の単連碍子装
置に対する汚損耐電圧特性の低下が、単連碍子を
複数箇組合せたことによる電界分布の変化にあ
り、これが局部アークの発生を招き易くすること
にあるとする観点から、単連碍子装置の上下吊り
金具による組合せ構造について実験を繰返した。
その結果第1図により前記した従来の複数連碍子
装置のように、各単連碍子2を構成する各碍子1
を、それぞれ同一位置において隣接するように配
置することなく、複数連碍子装置を構成する各単
連碍子2の位置を交互に上下方向にずらせて位置
させることにより、汚損耐電圧特性の向上が見ら
れることを明らかにした。
置に対する汚損耐電圧特性の低下が、単連碍子を
複数箇組合せたことによる電界分布の変化にあ
り、これが局部アークの発生を招き易くすること
にあるとする観点から、単連碍子装置の上下吊り
金具による組合せ構造について実験を繰返した。
その結果第1図により前記した従来の複数連碍子
装置のように、各単連碍子2を構成する各碍子1
を、それぞれ同一位置において隣接するように配
置することなく、複数連碍子装置を構成する各単
連碍子2の位置を交互に上下方向にずらせて位置
させることにより、汚損耐電圧特性の向上が見ら
れることを明らかにした。
本考案は以上の研究結果からなされたものであ
つて、その特徴とするところは、第3図に示すよ
うに各単連碍子2を構成する各碍子1が、隣接す
る各単連碍子2を構成する碍子1間、即ち磁器部
1aが隣接する碍子1の連結金具1bに対応して
位置するようにして、図中に点線によつて図示す
るように、千鳥形配置になるようにしたものであ
る。
つて、その特徴とするところは、第3図に示すよ
うに各単連碍子2を構成する各碍子1が、隣接す
る各単連碍子2を構成する碍子1間、即ち磁器部
1aが隣接する碍子1の連結金具1bに対応して
位置するようにして、図中に点線によつて図示す
るように、千鳥形配置になるようにしたものであ
る。
第4図は以上の実験結果を示すもので、54トン
の高強力碍子(笠径380mm、漏れ距離670mm)を33
箇連結して構成された単連碍子装置Aと、これを
千鳥形となるように間隔645mmをおいて4連吊り
して構成した本考案複数連碍子装置B、および同
一単連碍子装置を同一間隔、かつ従来と同様な配
置で4連吊りして構成した複数連碍子装置Cとに
ついて、塩分付着密度を変えながら等価霧中5%
フラツシユオーバ電圧を求めたものである。
の高強力碍子(笠径380mm、漏れ距離670mm)を33
箇連結して構成された単連碍子装置Aと、これを
千鳥形となるように間隔645mmをおいて4連吊り
して構成した本考案複数連碍子装置B、および同
一単連碍子装置を同一間隔、かつ従来と同様な配
置で4連吊りして構成した複数連碍子装置Cとに
ついて、塩分付着密度を変えながら等価霧中5%
フラツシユオーバ電圧を求めたものである。
これから明らかなように、本考案複数連碍子装
置Bの汚損耐電圧特性は、図中実線曲線によつて
示すように、図中に点線曲線で示す従来の複数連
碍子装置Cのそれに比べて向上し、塩分付着密度
に関係なく単連碍子装置Aの汚損耐電圧特性と一
致する。従つて第3図に示すように、ほゞ碍子半
箇分だけ連方向の長さを長くするのみで、一連当
りの碍子の連結箇数、各連の間隔を従来と全く同
一としたまゝ、単連碍子装置と同等の汚損耐電圧
特性をもつた複数連碍子装置を提供でき、従来の
汚損耐電圧特性の改善方法のように、送電線の建
設費を高くしたりすることがない。
置Bの汚損耐電圧特性は、図中実線曲線によつて
示すように、図中に点線曲線で示す従来の複数連
碍子装置Cのそれに比べて向上し、塩分付着密度
に関係なく単連碍子装置Aの汚損耐電圧特性と一
致する。従つて第3図に示すように、ほゞ碍子半
箇分だけ連方向の長さを長くするのみで、一連当
りの碍子の連結箇数、各連の間隔を従来と全く同
一としたまゝ、単連碍子装置と同等の汚損耐電圧
特性をもつた複数連碍子装置を提供でき、従来の
汚損耐電圧特性の改善方法のように、送電線の建
設費を高くしたりすることがない。
なお以上のように連を構成する各碍子が、隣接
する連の各碍子間に入るようにして千鳥形にする
場合、厳密には碍子の形状、特に磁器部の形状に
よつて汚損耐電圧が変るので、碍子1間に入る隣
接碍子1の上下位置の調整を必要とする場合があ
る。また以上では懸垂用について説明したが、耐
張用の場合にも適用できることはいうまでもな
い。また本考案のように単連碍子を、連方向に交
互に位置を異ならせて吊るために使用する、第3
図の上下吊り金具3,4は、従来の複数連碍子装
置のものに比べて稍形状が異なり価額も稍高くな
るが、碍子装置全体の価額に対して殆ど問題にな
らない程度である。
する連の各碍子間に入るようにして千鳥形にする
場合、厳密には碍子の形状、特に磁器部の形状に
よつて汚損耐電圧が変るので、碍子1間に入る隣
接碍子1の上下位置の調整を必要とする場合があ
る。また以上では懸垂用について説明したが、耐
張用の場合にも適用できることはいうまでもな
い。また本考案のように単連碍子を、連方向に交
互に位置を異ならせて吊るために使用する、第3
図の上下吊り金具3,4は、従来の複数連碍子装
置のものに比べて稍形状が異なり価額も稍高くな
るが、碍子装置全体の価額に対して殆ど問題にな
らない程度である。
以上の説明から明らかなように、隣接する単連
碍子を連方向に位置を異ならせて配置するのみの
簡単な構成により、単連碍子装置と同等の汚損耐
電圧特性をもつた複数連碍子装置を提供しうるも
ので、その実用上の効果は大きい。
碍子を連方向に位置を異ならせて配置するのみの
簡単な構成により、単連碍子装置と同等の汚損耐
電圧特性をもつた複数連碍子装置を提供しうるも
ので、その実用上の効果は大きい。
第1図は従来の複数連碍子装置を示す図、第2
図は単連碍子装置と従来の複数連碍子装置の汚損
耐電圧特性図、第3図は本考案複数連碍子装置の
一実施例図、第4図は単連碍子装置と本考案複数
連碍子装置の汚損耐電圧特性図である。 1……碍子、1a……その磁器部、1b……連
結金具、2……単連碍子。
図は単連碍子装置と従来の複数連碍子装置の汚損
耐電圧特性図、第3図は本考案複数連碍子装置の
一実施例図、第4図は単連碍子装置と本考案複数
連碍子装置の汚損耐電圧特性図である。 1……碍子、1a……その磁器部、1b……連
結金具、2……単連碍子。
Claims (1)
- 複数連碍子装置を形成する各単連碍子が、隣接
する単連碍子との間で千鳥形配置となるように連
方向に位置をずらせて配置されたことを特徴とす
る複数連碍子装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6854483U JPS59173940U (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 複数連碍子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6854483U JPS59173940U (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 複数連碍子装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59173940U JPS59173940U (ja) | 1984-11-20 |
| JPH017941Y2 true JPH017941Y2 (ja) | 1989-03-02 |
Family
ID=30198714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6854483U Granted JPS59173940U (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 複数連碍子装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59173940U (ja) |
-
1983
- 1983-05-10 JP JP6854483U patent/JPS59173940U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59173940U (ja) | 1984-11-20 |
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