JPH018520Y2 - - Google Patents

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JPH018520Y2
JPH018520Y2 JP4987887U JP4987887U JPH018520Y2 JP H018520 Y2 JPH018520 Y2 JP H018520Y2 JP 4987887 U JP4987887 U JP 4987887U JP 4987887 U JP4987887 U JP 4987887U JP H018520 Y2 JPH018520 Y2 JP H018520Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は脱気容易な防湿多層袋に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来この種防湿多層袋は第8図のように内層紙
層1、中間防湿層2、外層紙層3からなる多層袋
とすると、胴貼部において、内層紙層1の内側重
ね端1aと、外側重ね端1bとを胴貼り5し、さ
らに外層紙層3の内側重ね端3aと外側重ね端3
bとを胴貼り6としたものである。
しかし、このような従来の多層袋では脱気しよ
うとして袋内部に内圧をかけると、防湿層2の内
外側重ね端2a,2bが密着してしまい、脱気が
困難となり、ついには袋体が内包する空気による
内圧のため破裂するという問題点を残している。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕
本考案はこのような従来のこの種防湿多層袋の
問題点を解決するため、次のような構成をとつた
ものである。すなわちち、 少なくとも最内層は透気層である紙1で最内層
以外に不透気層である防湿層2を設け、端部を閉
塞した多層袋において、 胴貼部では防湿層2,2は胴貼しないで重ね合
せておくだけであり、 防湿層2は胴貼り部位で、防湿層2より内層の
紙層1と貼着部4で貼着一体化し、 防湿層2の外側となる外側重ね端2bは前記貼
着部4の領域内に位置しており、すなわち巾θだ
け、貼着部4が外側重ね端2bより突出してお
り、 さらに内層紙層1の外側重ね端1bが防湿層2
の内側重ね端2aより突出しており、かつ防湿層
2の内側重ね端2aは内層紙層1の内側重ね端1
aと外側重ね端1bとにはさまれた形で重接一体
化しており、 かつ、内層紙層1の内側重ね端1aと、外側重
ね端1bとが貼着4に添つて並設して胴貼り5さ
れているものである。
本考案は上記構成をとることにより、内容物充
填のとき、内包する空気により生じる内圧のため
防湿層2の内側重ね端2aが外側重ね端2bに垂
れ下り、防湿層2の内側重ね端2aと外側重ね端
2bとが密着することなく、脱気が容易であると
ともに、脱気が完了すれば内容物自身の荷重のた
め、袋体の緊張により防湿層2,2の重ね端2
a,2bが密着し、防湿性を充分に保てるという
利点を備えるものである。
〔実施例の説明〕
以下本考案の実施例について説明する。
図面において1は内層紙層、2は中間防湿層、
3は外層紙層、4は胴貼部において、内側の内層
紙層1と同じく防湿層重ね部の内側の防湿層2と
を貼着する貼着部、5は胴貼部において、内側と
なる内層紙層1と外側となる内層紙層1とを貼着
する胴貼部である。6は外層紙層3,3の胴貼部
である。
すなわち、 中間防湿層2,2は胴貼しないで単に重ね合
せけおくだけである。
また胴貼部において内側となる中間防湿層2
と、内側となる内層紙層1とを貼着部4で貼着
する。
そして貼着部4は外側となる防湿層2の外側
重ね端2bより張出している。
また、胴貼部において外側となる内層紙層1
の重ね端1bは内側となる中間防湿層2の重ね
端2aより張出し、防湿層2の内側重ね端2a
は、内層紙層1の内側重ね端1aと外側重ね端
1bとにはさまれた形で重接一体化しており、
かつ、内層紙層1の内側重ね端1aと外側重ね
端1bとが貼着部4に添つて並設された胴貼部
5の構造とする。
以上,,の構成の目的について説明す
る。
第4図のように本考案多層袋から脱気するとき
は、袋内に内包する空気は先ず内層紙層1を透過
し、次いで内層紙層1の外側重ね端1bと内側重
ね端1aとに添設積層された防湿層2の内側重ね
端2aと、防湿層2の外側重ね端2bとの間が開
いて、この開いた間隙を通過し、さらに、外層紙
層3を透過して袋外部へ排気される。
この場合、袋内で内圧がかかれば、内包する空
気は、先ず、通気層である内層紙層1の全周にわ
たり透気し、次いで、通気しない層である防湿層
2の内壁全周にわたり、上記の内包する空気が充
満する。
このとき、防湿層2の内側重ね端2aは、その
内側となる内層紙層1の内側重ね端1aと貼着4
で一体化され、かつ、防湿層2の外側重ね端2b
は前記貼着部4の領域内に位置しているため、す
なわち、巾θだけ貼着部4の領域は防湿層2の外
側重ね端2bより張出しており、さらに内層紙層
1の外側重ね端1bが防湿層2の内側重ね端2a
より突出重合しており、かつ防湿層2の内側重ね
端2aは内層紙層1の内側重ね端1aと外側重ね
端1bとにはさまれた形で重合積層されて、か
つ、内層紙層1の内側重ね端1aと外側重ね端1
bとが、防湿層2の内側重ね端2aの側縁部近く
の位置で前記貼着部4に添つて並設されて胴貼5
されているものである。
このため、上述のように、胴貼5の内層紙層1
の内側重ね端1aと防湿層2の内側重ね端2aと
を積層一体化されているため、該部はいちじるし
く剛体となり、かつ、防湿層2の内側重ね端2a
は内層紙層1の内側重ね端1aと外側重ね端1b
とが防湿層2の内側重ね端2aの側縁部近くの部
位で前記貼着部4に添つて並設されて胴貼5され
ているため、防湿層2の内側重ね端2aは内圧が
かかつたときは、内層紙層1の固有の膨張以上に
は膨れ出さないが、一方の防湿層2の外側重ね端
2bはその内側となる内層紙層1と何ら貼合一体
化されている個所がなく、かつ柔軟なため、上記
防湿層2の内側重ね端2aと比べ、内包する空気
圧により内圧がかかつたときは容易に防湿層2の
外側重ね端2bと内側重ね端2aとの間が開くた
め、この内包する空気はこの開いた間隙を通過
し、更に外層紙層3を透過して袋外部に脱気す
る。
もし、内層紙層1の内側重ね端1aが防湿層2
の内側重ね端2aが貼着4していないと第6図の
ように防湿層2の内側重ね端2aが貼着4の部位
において、内圧がかかつたとき、防湿層2の外側
となる2bに垂れ下つてしまい、防湿層2の内側
重ね端2aと外側重ね端2bとが互いに密接し重
ね合つてしまうことにより、この部分は閉鎖さ
れ、脱気が困難となる。
また、もし、胴貼5で内層紙層1の内側重ね端
1aと防湿層2の内側重ね端2a内側重ね端1a
とが一体化していても、防湿層2の外側重ね端2
bが前記貼着部の領域内に位置していないとき、
すなわち、防湿層2の外側重ね端2bが貼着部4
の領域外に突出し、前述の巾θを設けていないと
きは第9図のように、内包する空気圧により貼着
4の領域外に添つて防湿層2の内側重ね端2aが
膨らみ、防湿層2の外側重ね端2bに垂れ下つて
しまい、防湿層2の内側重ね端2aと外側重ね端
2bとが互いに密着し、脱気が困難となる。
また、防湿層2の内側重ね端2aが内層紙層1
の外側重ね端1bと内側重ね端1aとにはさまれ
た形で重合し一体化し、該部が剛体化していない
ことと合わせ、内層紙層1の内側重ね端1aと外
側重ね端1bとが貼着4に添つて胴貼5が並設さ
れていないときは第7図のように内圧により防湿
層2の内側重ね端2aが膨らみ外側重ね端2bに
垂れ下つてしまい防湿層2の内側重ね端2aと外
側重ね端2bとが防湿層2,2が互いに遮閉して
しまい、脱気が困難となる。
なお、防湿層2の内側重ね端2aが内層紙層1
の外側重ね端1bと内側重ね端1aとにはさまれ
た形で重合し、かつ、内層紙層1の内側重ね端1
aと外側重ね端1bとが貼着4に添つて胴貼5が
並設されている代りに、前記胴貼5が防湿層2の
内側重ね端2aの側縁いつぱいまで延設され、内
層紙層1の胴貼5は任意の位置に設けられた構成
にすることにより、つまり、防湿層2の内側重ね
端2aが、防湿層2の内側重ね端2aの側縁まで
胴貼5により、内層紙層1の内側重ね端1aと防
湿層2の内側重ね端2aとが一体化し、かつ該部
が剛体化し、内層紙層1の胴貼5を備えた構造の
ときは、内圧がかかつたとき、防湿層2の内側重
ね端2aが膨らみ外側重ね端2bに垂れ下つてし
まう問題は生じないため、防湿層2の内側重ね端
2aの構造については、必しも前述のような構造
は必要ではないが、防湿層2の内側重ね端2aの
側縁いつぱいまで接着剤により胴着4すること
は、技術的に困難であり、胴貼5に用いる接着剤
が防湿層2の内側重ね端2aの側縁からはみ出し
てしまうと必要とする部分以外が接着してしまう
ため、製袋作業上あるいは、本考案の目的とする
脱気性に支障が生じる。
このため、防湿層2の内側重ね端2aが内層紙
層1の外側重ね端1bと内側重ね端1aとにはさ
まれた形で重合され、かつ内層紙層1の内側重ね
端1aと外側重ね端1bとが貼着4に添つて胴貼
5が並設されている構造とする方が好ましい。
また、充填後は第5図のように充填物の自重に
よる圧力により袋体外周全域にわたる緊張により
防湿層2の内側重ね端2a,2bは密着し、防湿
性能が確保される。
〔考案の効果〕
内容物を充填するときは、防湿層2の内側重ね
端2aが外側重ね端2bと密着遮閉することなく
脱気性能が良好であるとともに、充填後はその内
容物の自重による袋体外周全域にわたる緊張によ
り、内外側重ね端2a,2bが密封され、防湿性
能も良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案多層袋の一部欠截斜視図、第2
図:同じくその要断面図、第3図:第2図の状態
の分解図、第4図:本考案袋に内圧のかかつたと
きの状態を示す断面図、第5図:同じく充填後の
断面図、第6図:貼着部4がなく、内圧のかかつ
た場合の断面図、第7図:内層紙層1の外側重ね
端1bが防湿層2の内側重ね端2aの外側を押え
ない場合、内圧のかかつたときの断面図、第8
図:従来の多層袋に内容物に内包する空気により
生じる内圧のかかつた場合の断面図、第9図:防
湿層2の外側重ね端2bが貼着部4の領域より突
出(張出し)している場合の断面図。 1:内層紙層、1a:内側重ね端、1b:外側
重ね端、2:中間防湿層、2a:内側重ね端、2
b:外側重ね端、3:外層紙層、3a:内側重ね
端、3b:外側重ね端、4:貼着部、5:胴貼
部、6:胴貼部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも最内層最外層は紙1,3で、最内外
    層以外に防湿層2を設け、端部を閉塞した多層袋
    において、 内層紙層1の内側重ね端1aと外側重ね端1b
    とを胴貼5しておき、また外層紙層3は内側重ね
    端3aと外側重ね端3bとを胴貼6しておき、 防湿層2の内外側重ね端2a,2bは胴貼りす
    ることなく重ね合せ、 一方、防湿層2の内側重ね端2aは内層紙層1
    の内側重ね端1aと貼着部4で貼着、一体化し、 この貼着部4は防湿層2の外側重ね端2bより
    張出しており、 さらに内層紙層1の外側重ね端1bは、防湿層
    2の内側重ね端2aの外縁を押えるように張出し
    ている、 ことを特徴とする防湿多層袋。
JP4987887U 1987-04-03 1987-04-03 Expired JPH018520Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4987887U JPH018520Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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JPS63158844U JPS63158844U (ja) 1988-10-18
JPH018520Y2 true JPH018520Y2 (ja) 1989-03-07

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