JPH019850Y2 - - Google Patents
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- JPH019850Y2 JPH019850Y2 JP1982093183U JP9318382U JPH019850Y2 JP H019850 Y2 JPH019850 Y2 JP H019850Y2 JP 1982093183 U JP1982093183 U JP 1982093183U JP 9318382 U JP9318382 U JP 9318382U JP H019850 Y2 JPH019850 Y2 JP H019850Y2
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- JP
- Japan
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- nut
- cap
- concrete
- flange
- resin
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(従来技術)
ナツトを内蔵したコンクリート埋込具が従来よ
り提供されている。このものは、硬いコンクリー
ト壁にも軽量天井や配管設備等の取付物を簡単に
取付け得るものであるから、広く利用されてい
る。かかるコンクリート埋込具の一例として従来
より実公昭53−22250号公報に係るものがある。
これは第12図〜第14図に示す様に空間部たる
ナツト嵌合部21と窪部22とを有するキヤツプ
23を設け、キヤツプ23にナツト24に嵌めて
キヤツプ23の周壁25でナツト24の角側面2
4aを被い、その状態でインサート成形を行なつ
て樹脂で鋳込んで筒状とし、そして下部の取付部
26には釘27を設けたものである。かかる構造
のコンクリート埋込具にあつては、内蔵したナツ
ト24に取付物取付用のおねじ28を螺入せし
め、以て硬いコンクリート壁に軽量天井や配管設
備等の取付物を簡単に取付けるものである。
り提供されている。このものは、硬いコンクリー
ト壁にも軽量天井や配管設備等の取付物を簡単に
取付け得るものであるから、広く利用されてい
る。かかるコンクリート埋込具の一例として従来
より実公昭53−22250号公報に係るものがある。
これは第12図〜第14図に示す様に空間部たる
ナツト嵌合部21と窪部22とを有するキヤツプ
23を設け、キヤツプ23にナツト24に嵌めて
キヤツプ23の周壁25でナツト24の角側面2
4aを被い、その状態でインサート成形を行なつ
て樹脂で鋳込んで筒状とし、そして下部の取付部
26には釘27を設けたものである。かかる構造
のコンクリート埋込具にあつては、内蔵したナツ
ト24に取付物取付用のおねじ28を螺入せし
め、以て硬いコンクリート壁に軽量天井や配管設
備等の取付物を簡単に取付けるものである。
ところでこの実公昭53−22250号公報に係る建
物用コンクリート埋込具は以下の()〜()
の欠点を有している。
物用コンクリート埋込具は以下の()〜()
の欠点を有している。
() 建物用コンクリート埋込具は前記した取
付物(軽量天井や配管設備等)の種類に応じて
幾多の大きさのものを準備するものであるが、
実公昭53−22250号公報の場合にはナツト24
を別体のキヤツプ23に嵌め込むこととしてい
る関係上、ナツト24の径が僅かでも異なるご
とに、内径の異なるキヤツプ23を別途準備し
なければならない。即ちナツト24の径が五種
類ならば、キヤツプ23も内径の異なるものを
同様に五種類準備しなければならない。これ
は、キヤツプ23の周壁25とナツト24の角
側面24aとの間に僅かでも隙間があると、ナ
ツト24が横ずれし、延いてはナツト24・お
ねじ28を介してコンクリート壁に取付けた軽
量天井や配管設備等の取付物にもがたつきが生
じるからである。
付物(軽量天井や配管設備等)の種類に応じて
幾多の大きさのものを準備するものであるが、
実公昭53−22250号公報の場合にはナツト24
を別体のキヤツプ23に嵌め込むこととしてい
る関係上、ナツト24の径が僅かでも異なるご
とに、内径の異なるキヤツプ23を別途準備し
なければならない。即ちナツト24の径が五種
類ならば、キヤツプ23も内径の異なるものを
同様に五種類準備しなければならない。これ
は、キヤツプ23の周壁25とナツト24の角
側面24aとの間に僅かでも隙間があると、ナ
ツト24が横ずれし、延いてはナツト24・お
ねじ28を介してコンクリート壁に取付けた軽
量天井や配管設備等の取付物にもがたつきが生
じるからである。
() キヤツプ23は成形性・価格等を考慮す
ると樹脂で作製することが望ましいが、この場
合にはナツト24のねじ孔におねじ28を作業
者の不注意等で誤まつて螺入させすぎたときに
は、おねじ28の先端が樹脂製のキヤツプ23
の上壁23aを強く圧接し、ここからクラツク
(亀裂)が入る。おねじ28の螺入を行なうの
はコンクリート壁29の硬化後であるから、軟
らかな生コンクリートがクラツクからキヤツプ
23内に入つてここを詰まらせることは無い
が、クラツクが上壁23aからナツト24の角
側面24aに当接する周壁25まで進行した場
合には、ナツト24にがたつきが生じ、延いて
はナツト24におねじ28を螺入することによ
り取付けた軽量天井や配管設備等の取付物にも
がたつきが生じる。
ると樹脂で作製することが望ましいが、この場
合にはナツト24のねじ孔におねじ28を作業
者の不注意等で誤まつて螺入させすぎたときに
は、おねじ28の先端が樹脂製のキヤツプ23
の上壁23aを強く圧接し、ここからクラツク
(亀裂)が入る。おねじ28の螺入を行なうの
はコンクリート壁29の硬化後であるから、軟
らかな生コンクリートがクラツクからキヤツプ
23内に入つてここを詰まらせることは無い
が、クラツクが上壁23aからナツト24の角
側面24aに当接する周壁25まで進行した場
合には、ナツト24にがたつきが生じ、延いて
はナツト24におねじ28を螺入することによ
り取付けた軽量天井や配管設備等の取付物にも
がたつきが生じる。
() 実公昭53−22250号の場合にはこれの明
細書に記載の通り、キヤツプ23の上壁23a
をハンマー等で叩いて釘27をコンクリート仮
枠30に打ち込むことから、キヤツプ23を樹
脂で作製した場合にはキヤツプ23の上壁23
aからクラツクが入ることが往々にしてある。
窪部22という空間部を設けているだけに余計
にクラツクが入り易い。クラツクが前述同様に
ナツト24の角側面24aに当接するキヤツプ
周壁25まで進行した場合には、せつかく内蔵
したナツト24がクラツクのため横ずれし、延
いてはナツト24におねじ28を螺入すること
により取付けた軽量天井や配管設備等の取付物
にもがたつきが生じる。
細書に記載の通り、キヤツプ23の上壁23a
をハンマー等で叩いて釘27をコンクリート仮
枠30に打ち込むことから、キヤツプ23を樹
脂で作製した場合にはキヤツプ23の上壁23
aからクラツクが入ることが往々にしてある。
窪部22という空間部を設けているだけに余計
にクラツクが入り易い。クラツクが前述同様に
ナツト24の角側面24aに当接するキヤツプ
周壁25まで進行した場合には、せつかく内蔵
したナツト24がクラツクのため横ずれし、延
いてはナツト24におねじ28を螺入すること
により取付けた軽量天井や配管設備等の取付物
にもがたつきが生じる。
以上の()〜()の欠点はキヤツプ23に
ナツト24全体を嵌め、キヤツプ23の周壁25
をナツト24の角側面24aに当接させているこ
とに起因する。がたつきを確実に防止するには、
クラツク発生防止のためにキヤツプ23を割高な
鋳物製品にしたり、同じく割高な鋼板絞り加工製
品にしたりする等といつた配慮を必要とする。
ナツト24全体を嵌め、キヤツプ23の周壁25
をナツト24の角側面24aに当接させているこ
とに起因する。がたつきを確実に防止するには、
クラツク発生防止のためにキヤツプ23を割高な
鋳物製品にしたり、同じく割高な鋼板絞り加工製
品にしたりする等といつた配慮を必要とする。
(目 的)
本考案は上記した従来技術の()〜()の
欠点を解消することを目的とする。即ち、ナツト
の径が異なるごとにキヤツプを幾種類か準備しな
ければならないといつた欠点を極力解消し、更
に、軽量天井や配管設備等の取付物にがたつきが
生じる欠点を解消することを目的とする。
欠点を解消することを目的とする。即ち、ナツト
の径が異なるごとにキヤツプを幾種類か準備しな
ければならないといつた欠点を極力解消し、更
に、軽量天井や配管設備等の取付物にがたつきが
生じる欠点を解消することを目的とする。
(構 成)
本考案は、従来技術の欠点がキヤツプ23にナ
ツト24全体を嵌め、キヤツプ23の周壁25を
ナツト24の角側面24aに当接させていること
に起因することに着目したものである。即ち本考
案の特徴はナツト24をキヤツプ23に嵌める従
来方式を解消したものである。詳細には第3図に
示した代表的な例の様に、窪部3を有すると共に
窪部3の外縁に横方にのみ延びるフランジ4を有
するキヤツプ2を設け、キヤツプ2のフランジ4
をナツト1の上面のみ(ねじ孔を有する面のうち
の一方)に当てがう方式にした点である。
ツト24全体を嵌め、キヤツプ23の周壁25を
ナツト24の角側面24aに当接させていること
に起因することに着目したものである。即ち本考
案の特徴はナツト24をキヤツプ23に嵌める従
来方式を解消したものである。詳細には第3図に
示した代表的な例の様に、窪部3を有すると共に
窪部3の外縁に横方にのみ延びるフランジ4を有
するキヤツプ2を設け、キヤツプ2のフランジ4
をナツト1の上面のみ(ねじ孔を有する面のうち
の一方)に当てがう方式にした点である。
以下本考案の構成について更に詳細に説明す
る。即ち、第1図〜第9図は本考案の第一の実施
例を示したものであり、第10図及び第11図は
本考案の第二の実施例を示したものである。第3
図において1はナツト例えば金属製の角形ナツト
であり、本例の場合には六角ナツトとしている。
2はキヤツプであり、従来の建物用コンクリート
埋込具のキヤツプ23に相当するものである。キ
ヤツプ2は第3図及び第8図に示す様にほぼ中央
部に窪部3を有すると共に、窪部3の外縁に横方
にのみ延びるフランジ4を有している。窪部3の
深さは前記したおねじ28の螺入量に応じて種々
変更することが望ましい。キヤツプ2は、後述す
るごとくコンクリート仮枠30に固着される時に
ハンマー等で叩かれることが多いから、衝撃に強
い材料例えばABS樹脂やポリカーボネイトなど
から作製することが望ましい。尚第二の実施例の
場合には第10図に示すようにキヤツプ2の内面
側に段部5を設けている。
る。即ち、第1図〜第9図は本考案の第一の実施
例を示したものであり、第10図及び第11図は
本考案の第二の実施例を示したものである。第3
図において1はナツト例えば金属製の角形ナツト
であり、本例の場合には六角ナツトとしている。
2はキヤツプであり、従来の建物用コンクリート
埋込具のキヤツプ23に相当するものである。キ
ヤツプ2は第3図及び第8図に示す様にほぼ中央
部に窪部3を有すると共に、窪部3の外縁に横方
にのみ延びるフランジ4を有している。窪部3の
深さは前記したおねじ28の螺入量に応じて種々
変更することが望ましい。キヤツプ2は、後述す
るごとくコンクリート仮枠30に固着される時に
ハンマー等で叩かれることが多いから、衝撃に強
い材料例えばABS樹脂やポリカーボネイトなど
から作製することが望ましい。尚第二の実施例の
場合には第10図に示すようにキヤツプ2の内面
側に段部5を設けている。
而して第3図のごとく、キヤツプ2のフランジ
4をナツト1の上面に当てがうことにより、キヤ
ツプ2の窪部3をナツト1のねじ孔1aに臨ませ
た状態で、キヤツプ2のフランジ4及びナツト1
の周囲を樹脂で筒状に一体に鋳ぐるむ。この結果
筒状体6がナツト1の下方に向けて筒状に形成さ
れる。筒状体6の空洞部はおねじ28を挿通する
ためのものである。ここで、成形した樹脂、即ち
筒状体6を構成する樹脂は第3図に示す様にナツ
ト1の角側面1bに直に密接することとなる。尚
成形する樹脂は金属に対して接着性のよいポリエ
チレン樹脂(PE)で作製することが望ましい。
4をナツト1の上面に当てがうことにより、キヤ
ツプ2の窪部3をナツト1のねじ孔1aに臨ませ
た状態で、キヤツプ2のフランジ4及びナツト1
の周囲を樹脂で筒状に一体に鋳ぐるむ。この結果
筒状体6がナツト1の下方に向けて筒状に形成さ
れる。筒状体6の空洞部はおねじ28を挿通する
ためのものである。ここで、成形した樹脂、即ち
筒状体6を構成する樹脂は第3図に示す様にナツ
ト1の角側面1bに直に密接することとなる。尚
成形する樹脂は金属に対して接着性のよいポリエ
チレン樹脂(PE)で作製することが望ましい。
第11図はキヤツプ2・ナツト1を成形型7,
8にセツトし、樹脂を注入する前の状態を示した
ものであり、かかる状態でキヤビテイ部Cに樹脂
を注入し、以て本考案に係る建物用コンクリート
埋込具を作製する。
8にセツトし、樹脂を注入する前の状態を示した
ものであり、かかる状態でキヤビテイ部Cに樹脂
を注入し、以て本考案に係る建物用コンクリート
埋込具を作製する。
本例の場合には建物用コンクリート埋込具は筒
状体6の内面側にプレス釘9を有している。プレ
ス釘9は鋼板を打ち抜くことによつて形成される
ものである。プレス釘9は、第11図に示す様に
成形型8の凹部8aにプレス釘9の先端を嵌める
と共に、成形型8の一部をなす棒部8bの斜面部
8cにプレス釘9をセツトし、かかる状態で樹脂
を注入することによつて、筒状体6の内面側に設
けられる。尚第11図に示すごとく棒部8bの先
端はナツト1のねじ孔1aの径と同程度とされて
いる。従つて、ナツト1は成形型8に確実に固定
され、樹脂注入圧によつてずれることはない。
状体6の内面側にプレス釘9を有している。プレ
ス釘9は鋼板を打ち抜くことによつて形成される
ものである。プレス釘9は、第11図に示す様に
成形型8の凹部8aにプレス釘9の先端を嵌める
と共に、成形型8の一部をなす棒部8bの斜面部
8cにプレス釘9をセツトし、かかる状態で樹脂
を注入することによつて、筒状体6の内面側に設
けられる。尚第11図に示すごとく棒部8bの先
端はナツト1のねじ孔1aの径と同程度とされて
いる。従つて、ナツト1は成形型8に確実に固定
され、樹脂注入圧によつてずれることはない。
以上の様にキヤツプ2及びナツト1を有しイン
サート成形により作製した筒状体6を有する構造
の建物用コンクリート埋込具は、次のような手順
で使用される。即ち、まず第6図Bに示す様にハ
ンマー等で主としてキヤツプ2部分を叩くことに
よつて、プレス釘9の先端を打ち込み、以てコン
クリート仮枠30面に固着する。このように固着
した状態で周囲にコンクリートを打設してコンク
リート壁29とし、コンクリート壁29の硬化後
に第6図Dに示すごとくコンクリート仮枠30を
取外し、以て建物用コンクリート埋込具をコンク
リート壁29の表面側に埋設する。このようにコ
ンクリート壁29に埋設された建物用コンクリー
ト埋込具のナツト1のねじ孔1aに、おねじ28
を螺入させる。このおねじ28によつて軽量天井
や配管設備等の取付物を取付けることができる。
本例の場合にはおねじ28をナツト1のねじ孔1
aに螺入させる前に第6図Eに示す様にプレス釘
9先端をハンマー等で横方から叩いて取り外して
おけば安全である。本例の場合にはプレス釘9は
図示のごとく傾斜しているから下端が拡開してお
り、それだけコンクリート仮枠30に安定させて
固着し得る。
サート成形により作製した筒状体6を有する構造
の建物用コンクリート埋込具は、次のような手順
で使用される。即ち、まず第6図Bに示す様にハ
ンマー等で主としてキヤツプ2部分を叩くことに
よつて、プレス釘9の先端を打ち込み、以てコン
クリート仮枠30面に固着する。このように固着
した状態で周囲にコンクリートを打設してコンク
リート壁29とし、コンクリート壁29の硬化後
に第6図Dに示すごとくコンクリート仮枠30を
取外し、以て建物用コンクリート埋込具をコンク
リート壁29の表面側に埋設する。このようにコ
ンクリート壁29に埋設された建物用コンクリー
ト埋込具のナツト1のねじ孔1aに、おねじ28
を螺入させる。このおねじ28によつて軽量天井
や配管設備等の取付物を取付けることができる。
本例の場合にはおねじ28をナツト1のねじ孔1
aに螺入させる前に第6図Eに示す様にプレス釘
9先端をハンマー等で横方から叩いて取り外して
おけば安全である。本例の場合にはプレス釘9は
図示のごとく傾斜しているから下端が拡開してお
り、それだけコンクリート仮枠30に安定させて
固着し得る。
尚本考案でいう建物のコンクリート壁にはトン
ネル、橋等のコンクリート壁も含む。
ネル、橋等のコンクリート壁も含む。
(効 果)
以上説明したように窪部3の外縁に横方にのび
るフランジ4を有するキヤツプ2を設け、フラン
ジ4をナツト1の上面のみに当てがつている本考
案にあつては、実公昭53−22250号公報に係る従
来技術と異なり、キヤツプ23にナツト24全体
を嵌め込む方式とはしていないことから、ナツト
1の径の種類ごとにキヤツプ2を多種類準備する
必要がない。即ち本考案にあつてはキヤツプ2の
フランジ4をナツト1の上面にのみ当てがうこと
を特徴とするから、第15図A,B,Cに示すよ
うに二〜四種類のナツト1の径に対して一種類の
大きさのキヤツプ2だけで対応することができ
る。
るフランジ4を有するキヤツプ2を設け、フラン
ジ4をナツト1の上面のみに当てがつている本考
案にあつては、実公昭53−22250号公報に係る従
来技術と異なり、キヤツプ23にナツト24全体
を嵌め込む方式とはしていないことから、ナツト
1の径の種類ごとにキヤツプ2を多種類準備する
必要がない。即ち本考案にあつてはキヤツプ2の
フランジ4をナツト1の上面にのみ当てがうこと
を特徴とするから、第15図A,B,Cに示すよ
うに二〜四種類のナツト1の径に対して一種類の
大きさのキヤツプ2だけで対応することができ
る。
更にはキヤツプ2のフランジ4をナツト1の上
面にのみ当てがう本考案にあつては、作業者の不
注意等でナツト1のねじ孔1aにおねじ28を螺
入させすぎ、誤まつてキヤツプ2の上壁2aにク
ラツクが入つた場合であつても、クラツクはそれ
以上進行しない。即ちクラツクは実公昭53−
22250号公報の場合と異なりナツト1の角側面1
bまでは進行しない。これは、第3図に示す様に
ナツト1の角側面1bはキヤツプ2によつて被わ
れているのではなく、樹脂成形により作製した筒
状体6によつて被われていることから見て明らか
である。この点実公昭53−22250号公報のものが、
キヤツプ23の周壁25がナツト24の角側面2
4aまで延びており、キヤツプ23の上壁23a
に入つたクラツクがナツト24の角側面24aま
で延び、ナツト24延いては取付物をがたつかせ
るのと大きく異なる。
面にのみ当てがう本考案にあつては、作業者の不
注意等でナツト1のねじ孔1aにおねじ28を螺
入させすぎ、誤まつてキヤツプ2の上壁2aにク
ラツクが入つた場合であつても、クラツクはそれ
以上進行しない。即ちクラツクは実公昭53−
22250号公報の場合と異なりナツト1の角側面1
bまでは進行しない。これは、第3図に示す様に
ナツト1の角側面1bはキヤツプ2によつて被わ
れているのではなく、樹脂成形により作製した筒
状体6によつて被われていることから見て明らか
である。この点実公昭53−22250号公報のものが、
キヤツプ23の周壁25がナツト24の角側面2
4aまで延びており、キヤツプ23の上壁23a
に入つたクラツクがナツト24の角側面24aま
で延び、ナツト24延いては取付物をがたつかせ
るのと大きく異なる。
キヤツプ2の上壁2aを叩きすぎて当該上壁2
aにクラツクが入つた場合でも同様である。
aにクラツクが入つた場合でも同様である。
筒状体6を形成する樹脂によつてナツト1を一
体に鋳ぐるんでいる本考案にあつては、その樹脂
の成形時の収縮により、その樹脂とナツト1の角
側面1bとを確実に密着させることができ、従つ
てそれだけナツト1の横ずれを防止できる。この
点ナツト24を別体のキヤツプ23に嵌め込む方
式故に、ナツト24の角側面24aとキヤツプ2
3の周壁25との間に隙間が生じることが避けら
れなかつた実公昭53−22250号公報のものとは異
なる。ナツトの外側面に回り止め溝を設ければ丸
形ナツトでもよい。
体に鋳ぐるんでいる本考案にあつては、その樹脂
の成形時の収縮により、その樹脂とナツト1の角
側面1bとを確実に密着させることができ、従つ
てそれだけナツト1の横ずれを防止できる。この
点ナツト24を別体のキヤツプ23に嵌め込む方
式故に、ナツト24の角側面24aとキヤツプ2
3の周壁25との間に隙間が生じることが避けら
れなかつた実公昭53−22250号公報のものとは異
なる。ナツトの外側面に回り止め溝を設ければ丸
形ナツトでもよい。
第1図〜9図は本考案の第一の実施例であり、
第1図は角形ナツト付近の横断平面図、第2図は
全体の平面図、第3図は第2図のA−A線に沿つ
て切断した状態の縦断側面図、第4図は全体の側
面図、第5図は第4図のB−B線に沿つて切断し
た状態の横断平面図、第6図はコンクリート壁へ
の埋設手順を示す側面図、第7図はキヤツプ、ナ
ツト、プレス釘を成形型の一部をなす棒部にセツ
トする前の状態の斜視図、第8図は縦方向に切断
した状態の斜視図、第9図は完成した状態の全体
の斜視図である。第10図及び第11図は本考案
の第2の実施例であり、第10図は第8図相当
図、第11図は成形型にセツトした状態の縦断側
面図である。そして第12図〜第14図は従来技
術の説明図であり、第12図はキヤツプにナツト
を嵌める前の斜視図、第13図はコンクリート仮
枠に固着した状態を一部破断して示す側面図、第
14図はコンクリート壁に埋設し、おねじを螺入
した状態を一部破断して示す側面図である。第1
5図A,B,Cは本考案の作用効果を説明するた
めの要部の縦断側面図である。 図中1は角形ナツト、1aはねじ孔、1bは角
側面、2はキヤツプ、3は窪部、4はフランジ、
6は筒状体、9はプレス釘を示す。
第1図は角形ナツト付近の横断平面図、第2図は
全体の平面図、第3図は第2図のA−A線に沿つ
て切断した状態の縦断側面図、第4図は全体の側
面図、第5図は第4図のB−B線に沿つて切断し
た状態の横断平面図、第6図はコンクリート壁へ
の埋設手順を示す側面図、第7図はキヤツプ、ナ
ツト、プレス釘を成形型の一部をなす棒部にセツ
トする前の状態の斜視図、第8図は縦方向に切断
した状態の斜視図、第9図は完成した状態の全体
の斜視図である。第10図及び第11図は本考案
の第2の実施例であり、第10図は第8図相当
図、第11図は成形型にセツトした状態の縦断側
面図である。そして第12図〜第14図は従来技
術の説明図であり、第12図はキヤツプにナツト
を嵌める前の斜視図、第13図はコンクリート仮
枠に固着した状態を一部破断して示す側面図、第
14図はコンクリート壁に埋設し、おねじを螺入
した状態を一部破断して示す側面図である。第1
5図A,B,Cは本考案の作用効果を説明するた
めの要部の縦断側面図である。 図中1は角形ナツト、1aはねじ孔、1bは角
側面、2はキヤツプ、3は窪部、4はフランジ、
6は筒状体、9はプレス釘を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 頭部が打ちつけられることによつてコンクリー
ト仮枠面に固着され、かかる状態で周囲にコンク
リートが打設され、コンクリート仮枠を取外すこ
とによりコンクリート壁の表面側に埋設され、取
付物の取付けのためのおねじが螺入されるナツト
が内蔵されたものであつて、 窪部を有すると共に窪部の外縁に横方にのみ延
びるフランジを有し、フランジをナツトの上面に
のみ当てがつて窪部をナツトのねじ孔に臨ませる
ように頭部に取付けられるキヤツプと、 キヤツプのフランジ及びナツトの周囲をキヤツ
プの横方に延びるフランジの上面を包み込むよう
に樹脂で一体に鋳ぐるむことによつてナツトの下
方に向けて筒状に形成され、鋳ぐるんだ樹脂をナ
ツトの側面に直に密接させたおねじ挿通用の筒状
体と、 を具備して成る建物用コンクリート埋込具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9318382U JPS58195704U (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 建物用コンクリ−ト埋込具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9318382U JPS58195704U (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 建物用コンクリ−ト埋込具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58195704U JPS58195704U (ja) | 1983-12-26 |
| JPH019850Y2 true JPH019850Y2 (ja) | 1989-03-20 |
Family
ID=30223857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9318382U Granted JPS58195704U (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 建物用コンクリ−ト埋込具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58195704U (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5322250Y2 (ja) * | 1972-07-31 | 1978-06-09 | ||
| JPS49101511U (ja) * | 1972-12-20 | 1974-09-02 | ||
| JPS5086805U (ja) * | 1973-12-12 | 1975-07-24 |
-
1982
- 1982-06-22 JP JP9318382U patent/JPS58195704U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58195704U (ja) | 1983-12-26 |
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