JPH0210029B2 - - Google Patents

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JPH0210029B2
JPH0210029B2 JP60128774A JP12877485A JPH0210029B2 JP H0210029 B2 JPH0210029 B2 JP H0210029B2 JP 60128774 A JP60128774 A JP 60128774A JP 12877485 A JP12877485 A JP 12877485A JP H0210029 B2 JPH0210029 B2 JP H0210029B2
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screw
piston
high viscosity
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container
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Tetsuya Tada
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、例えば、ペーストのような粘度の
高い流体を収納するための高粘性流体用容器、特
に、2種類の高粘性流体を別々に収納する高粘性
流体用容器に関する。
〔発明の技術的背景〕 一般に、高粘性流体、例えば、ペーストやポマ
ードを収納する容器として、いわゆるラミネート
チユーブが用いられている。このようなチユーブ
を用いた場合、使用者はチユーブの中ほどを押し
込み、吐出口からペーストを押し出している。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、このような場合において、吐出
したペーストの量は、ほとんど測定不可能であ
る。即ち、吐出されたペーストを測定容器に入れ
ると、その高い粘性の為に、測定容器の内面にペ
ーストが付着してしまう。このため、結局、実際
に得られるペーストの量は、測定容器で測定した
量より少なくなつてしまうことになる。一方、ペ
ーストを一旦大目に吐出した場合には、チユーブ
内に戻す事は不可能であり、非常に不経済であ
る。
特に、ペースト状の洗剤と、ペースト状の消毒
剤とを水中で混ぜて、強力な洗浄液を作る場合に
は、両者を事前に混ぜ合せておくことが出来ず、
また両者の混合比率を正確に規定しなければなら
ず、洗浄液の作成操作は大変面倒であつた。
〔発明の目的〕
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたも
ので、この発明の目的は、2種類の高粘性流体を
別々に吐出する際に、その吐出量を正確に規定す
る事の出来る高粘性流体用容器を提供することで
ある。
〔発明の概要〕
この発明に係わる高粘性流体用容器は、一端が
開口され、他端に第1及び第2の吐出口が形成さ
れ、2種類の高粘性流体が収納される筒状の容器
本体と、この容器本体中に設けられ、これの中心
軸に沿つて延出し、容器本体内を第1の高粘性流
体が収納される第1の収納部と第2の高粘性流体
が収納される第2の収納部とに分割し、この中心
軸回りに回転可能な中空の第1のスクリユウと、
この第1のスクリユウに係合する第1の内周部及
び容器本体の内周面に接する第1の外周部を備
え、第1のスクリユウの回転に従つて第1の収納
部内を容器本体の軸方向に沿つて移動する第1の
ピストンと、前記第1のスクリユウ内に回転不可
能に設けられ、容器本体の中心軸に沿つて延出し
た第2のスクリユウと、この第2のスクリユウに
係合する第2の内周部及び第1のスクリユウの内
周面に接する第2の外周部を備え、第1のスクリ
ユウの回転に従つて回転しつつ、第2の収納部内
を容器本体の軸方向に沿つて移動する第2のピス
トンと、容器本体の一端開口を閉塞するように取
り付けられ、容器本体の軸回りに回転可能に設け
られ、前記第1のスクリユウの一端が固定された
回転キヤツプとを具備し、この回転キヤツプを所
定角度回転させることにより、第1のスクリユウ
及び第2のピストンが回転され、この第1のスク
リユウの回転により第1のピストンが第1の吐出
口に向けて移動されて、第1の吐出口から一定量
の第1の高粘性流体が吐出されると共に、第2の
ピストンの回転によりこの第2のピストンは第2
の吐出口に向けて移動されて、第2の吐出口から
一定量の第2の高粘性流体が吐出されることを特
徴としている。
〔発明の実施例〕
以下に、この発明に係わる高粘性流体用容器の
一実施例を添附図面を参照して詳細に説明する。
第1図に示すように、第1及び第2の高粘性流
体が収納される容器10は、剛性のある筒状の容
器本体としてのシリンダー12を備えている。こ
のシリンダー12の上端には端面12aが一体に
形成されている。
この端面12aの周縁部には、第1の高粘性流
体を吐出するための3個の第1の吐出口14aが
互いに等間隔だけ離間した状態で、即ち、120度
毎に形成され、また、中央には、第2の高粘性流
体を吐出するための第2の吐出口14bが形成さ
れている。この第2の吐出口14bの中心部に
は、後述する第2のシヤフト26aの上端を固定
して受けるように十字状の溝を有した第1の支持
部12bが形成されている。
この第1の支持部12bは3本のステイ12c
により、第2の吐出口14bを規定する周壁に取
り付けられている。また、シリンダー12の下端
は、その全面が開口されている。このシリンダ1
2は、例えば硬質プラスチツクから一体成形され
ている。
シリンダー12の下端には、回転キヤツプ16
がシリンダー12の中心軸回りに回転可能に取り
付けられている。この回転キヤツプ16の下端面
には、偏心した状態でピン18が回動自在に取り
付けられている。この回転キヤツプ16の外周面
には、操作者による回転動作を容易ならしめるた
め、ローレツトが切られている。
一方、シリンダー12内には、第1のスクリユ
ウ20がシリンダー12の中心軸に沿つて延出し
て設けられている。この第1のスクリユウ20
は、上端が端面12aの中央部に第1の支持部1
2bを取囲むように形成された円筒状の第2の支
持部12dに回転可能に支持され、また下端は回
転キヤツプ16の中心部に固定されている。この
第1のスクリユウ20は、中空円筒状の第1のシ
ヤフト20aと、この第1のシヤフト20aの外
周面に形成された螺旋状の2条の、右ねじの形態
の第1のねじ山20bとから構成されている。
この第1のスクリユウ20とシリンダ12との
間の空間は、第1の収納部22として規定され、
この第1の収納部22には第1の高粘性流体が充
填されている。一方、第1のスクリユウ20内の
空間は、第2の収納部24として規定され、この
第2の収納部24には第2の高粘性流体が充填さ
れている。
第2の収納部24中には、換言すれば、第1の
スクリユウ20内には、シリンダ12の中心軸に
沿つて延出するように、第2のスクリユウ26が
配設されている。この第2のスクリユウ26は、
細長い円柱状を呈し、十字状の上端を有するの第
2のシヤフト26aと、この第2のシヤフト26
aの外周面に形成された螺旋状の2条の、右ねじ
の形態の第2のねじ山26bとから構成されてい
る この第2のスクリユウ26は、前述した第1の
支持部12aにその上端を回転不能に挿入され、
また、回転キヤツプ16の中心部にに形成された
回転支持部16aにより、回転キヤツプ16の回
転が許容されるように、下端を支持されている。
第1の収納部22内には、シリンダ12の中心
軸に沿つて移動可能に第1のピストン28が配設
されている。この第1のピストン28は、中心部
に第1のスクリユウ20が挿通される第1の透孔
30が形成されている。この第1の透孔30を規
定する内周面には、第1のスクリユウ20の第1
のねじ山20bに係合する第1のねじ溝30aが
形成されている。一方、第1のピストン28の外
周面は、僅かにシリンダ12の内周面から離間す
るように設定されている。この第1のピストン2
8の第1の外周面の上端縁28aは、弾性を有し
て形成されており、シリンダ12の外周面に全周
にわつたて接触している。
一方、第2の収納部24内には、シリンダ12
の中心軸に沿つて移動可能に第2のピストン32
が配設されている。この第2のピストン32は、
中心部に第2のスクリユウ26が挿通される第2
の透孔34が形成されている。この第2の透孔3
4を規定する内周面には、第2のスクリユウ26
の第2のねじ山26bに係合する第2のねじ溝3
4aが形成されている。一方、第2のピストン3
2の外周面は、僅かにシリンダ12の内周面から
離間するように設定されている。この第2ののピ
ストン32の第2の外周面の上端縁32aは、弾
性を有して形成されており、第1のスクリユウ2
0の内周面の全周にわつたて接触している。
このようにして、シリンダ12の下端部では、
第1のピストン28の上端縁28aのシリンダ1
2の内周面への接触により、第1のピストン28
とシリンダ12との間が、一方、第1のスクリユ
ウ20の第1のねじ山20bと第1のピストン2
8の第1のねじ溝30aとの係合により、第1の
ピストン28と第1のスクリユ20との間が、そ
れぞれ封止され、ここから第1の収納部22内に
収納された第1の高粘性流体が漏れないように成
されている。
一方、このシリンダ123の下端部では、第2
のピストン32の上端縁32aの第1のスクリユ
ウ20の内周面への接触により、第2のピストン
32と第1のスクリユウ20との間が、一方、第
2のスクリユウ26の第2のねじ山26bと第2
のピストン32の第2のねじ溝34aとの係合に
より、第2のピストン32と第2のスクリユ26
との間が、それぞれ封入され、ここから第2の収
納部24内に収納された第2の高粘性流体が漏れ
ないように成されている。
前述した回転キヤツプ16は、シリンダ12の
下端部を内外両側から挟持するように、二重構造
となされている。即ち、この回転キヤツプ16
は、外側の第1の周壁16bと、内側の第2の周
壁16cとを備えている。また、前述したシリン
ダ12の下端外周縁部であつて、第1の周壁16
bに対向する部分には、鋸歯状の歯から構成され
るストツパ部36が短い範囲に渡つて、例えば、
約10度に渡つて設けられている。
一方、第1の周壁16bの内周部には、前述し
たストツパ部36に係合可能にラチエツト歯38
が形成されている。ここで、第2図に示すよう
に、このラチエツト歯38が形成される範囲は、
約350度に渡るように設定されている。換言すれ
ば、約10度に渡つてストツパ部36に係合しない
切欠き部40が設けられている。尚、ストツパ部
36の歯と、ラチエツト歯38とは、回転キヤツ
プ16が、図中時計方向に回転されることを許容
し、反時計方向に回転されることを禁止するよう
に互いに構成されている。
また、シリンダ12の上端開口部には、前述し
た第1及び第2の吐出口14a,14bを開放可
能に閉塞するシールキヤツプ42が取り付けられ
ている。このシールキヤツプ42の下面には、第
1の吐出口14aに嵌合される第1の突起部42
a及び第2の吐出口14bに嵌合される第2のの
突起部42bが形成されている。これらの第1及
び第2の突起部42a,42bが第1及び第2の
吐出口14a,14bを夫々閉塞した状態で、シ
ールキヤツプ42の周縁を受けるための円周溝4
4が、シリンダ12の上端部の内周面に形成され
ている。一方、シールキヤツプ42の上面には、
シールキヤツプ42を抜き取る為のプルリング4
6が取り付けられている。
尚、このシリンダ12の上端部には、この容器
10が使用されていないことを保障するバージン
シール48が取り付けられている。このバージン
シール48は、内部にシールキヤツプ42及びプ
ルリング46を包含するようにシリンダ12の上
端部に取り付けられたシユリンクフイルムから構
成されている。
ここで、第1のピストン28の上面には、複数
の邪魔板50が設けられている。この邪魔板50
は、回転キヤツプ16の回転方向を遮る方向、換
言すれば、シリンダ12を半径方向に沿つて延出
するように配設されている。即ち、この第1のピ
ストン28には、第1の収納部22内に収納され
た第1の高粘性流体内に挿入されるように、複数
の邪魔板50が取り付けられている。この邪魔板
50により、第1のスクリユウ20が回転した際
にも、第1のピストン28は回転することなく、
第1の収納部22内をシリンダ12の軸方向に沿
つて移動することになる。
また、第3図に示す様に、回転キヤツプ16の
近傍のシリンダ12の外周面には、回転キヤツプ
16の回転量を示す目盛52が刻設されていると
共に、回転キヤツプ16には、目盛52を指示す
る指標54が取り付けられている。このようにし
て、回転キヤツプ16の回転量は、指標54と目
盛52とにより正確に検知されることになる。
尚、この指標54は、シリンダ12のストツパ部
26が、回転キヤツプ16の切欠き部40内に入
り込んでいる時に、零を示すように設定されてい
る。
以上のように構成される容器10の使用動作に
ついて、以下に説明する。
使用前の状態において、第1及び第2のピスト
ン28,32は第1図に示すように、最下方の位
置にもたらされている。この状態で、第1の収納
部22内には第1の高粘性流体が、また、第2の
収納部24内には第2の高粘性流体が、それぞれ
充填されている。また、第1及び第2の吐出口1
4a,14bはシールキヤツプ42により閉塞さ
れ、バージンシール48は、シリンダ12の上端
部に添着されている。一方、シリンダ12のスト
ツパ部36は、回転キヤツプ16の切り欠き部4
0内にもたらされている。
この状態で、操作者はまず、バージンシール4
8を取り去る。そして、プルリング46を引い
て、シールキヤツプ42をシリンダ12の上端部
から取り外し、第1及び第2の吐出口14a,1
4bを開放する。
この状態で、容器10を逆様にして、第1及び
第2の吐出口14a,14bは下方に向けられ
る。操作者は、ピン18または回転キヤツプ16
の外周を持つて、回転キヤツプ16を時計方向に
回転させる。ここで、回転キヤツプ16の反時計
方向の回転は、ストツパ部36の歯と回転キヤツ
プ16のラチエツト歯38との噛合により禁止さ
れており、操作者は回転キヤツプ16を逆方向に
回転させることは出来ない。
この回転キヤツプ16の回転に応じて、第1の
スクリユウ20も同様に回転される。第1のピス
トン28はこれの第1のねじ溝30aと第1のス
クリユウ20の第1のねじ山20bとの係合を介
して、第1のスクリユウ20の回転により下方に
移動されることになる。ここで、第1のピストン
28には邪魔板50が第1の高粘性流体に挿入さ
れた状態で取り付けられ、且つ、第1のピストン
28の上端縁28aはシリンダ12の内周面に接
触している。従つて、第1のスクリユウ20の回
転に応じて第1のピストン28は回転することな
く、シリンダ12の軸方向に沿つて第1の収納部
22内を移動する。この第1のピストン28の移
動に応じて、第1の収納部22内の第1の高粘性
流体は加圧され、第1のピストン28の移動量に
応じた量だけ第1の吐出口14aから吐出され
る。
一方、第1のスクリユウ20の回転に応じて、
第1のスクリユウ20の内周面と第2のピストン
32の上端縁32aとの接触により、第2のピス
トン32も同様に回転される。第2のピストン3
2は、これの第2のねじ溝34aと第2のスクリ
ユウ26の第2のねじ山26bとの係合を介し
て、第1のスクリユウ20の回転により、回転さ
れると共に下方に移動されることになる。この第
2のピストン32の移動に応じて、第2の収納部
24内の第2の高粘性流体は加圧され、第2のピ
ストン32の移動量に応じた量だけ第2の吐出口
14bから吐出される。
ここで、操作者は、回転キヤツプ16を回転さ
せている最中は、ストツパ部36の歯と回転キヤ
ツプ16のラチエツト歯38とが互いに係合し
て、手に多少の抵抗感を感じることになる。一
方、回転キヤツプ16が1回転して360度回つた
状態で、回転キヤツプ16の切欠き部40内に、
再びストツパ部36が入り込み、操作者はいわゆ
るクリツク感を感じることになる。即ち、操作者
は、回転キヤツプ16を360度回した事を確実に
認識することができるようになる。このようにし
て、操作者は常に回転キヤツプ16を一定量、即
ち、1回転だけ正確に回転させる事ができ、第1
及び第2の吐出口14a,14bから夫々吐出さ
れる第1及び第2の高粘性流体の量を正確に規定
することが出来るようになる。
一方、任意の量の高粘性流体を吐出させる場合
には、所定の目盛52を指標54が指すまで、回
転キヤツプ16を回転することにより、実行され
ることになる。
所望の量の高粘性流体の吐出が終了すると、操
作者は回転キヤツプ16の回転をとめ、容器10
を再び逆様にし、シールキヤツプ42により第1
及び第2の吐出口14a,14bを閉塞するよう
に、シールキヤツプ42をシリンダ12の上端部
に取り付け、動作を終了する。
以上詳述したように、この一実施例の容器10
においては、第1及び第2の高粘性流体の吐出量
を規定する回転キヤツプ16の回転量を、目盛5
2と指標54とを介して、正確に把握することが
でき、常に、所望の量の第1及び第2の高粘性流
体を回転キヤツプ16を回転させることにより、
第1及び第2の吐出口14a,14bから夫々
別々に吐出することができるようになる。特に、
回転キヤツプ16の1回転に対応する量の第1及
び第2の高粘性流体を吐出する場合には、操作者
は目盛52と指標54とを見ることなく、回転キ
ヤツプ16を回転させる際の抵抗感の変化によ
り、回転キヤツプ16が1回転、即ち、360度回
転したことを、確実に認識でき、操作性が極めて
良い。
また、第1のピストン28とシリンダ12との
間は、第1のピストン28の上端縁とシリンダ1
2の内周面とが互いに接触することにより、液密
が維持され、この間から第1の高粘性流体が漏れ
ることはない。一方、第1のピストン28と第1
のスクリユ20との間には、第1のピストン28
のねじ溝30aと第1のスクリユウ20の第1の
ねじ山20bとの係合により、液密が維持され、
この間から第1の高粘性流体が漏れることはな
い。
また、第2のピストン32と第1のスクリユウ
20との間は、第2のピストン32の上端縁32
aと第1のスクリユウ20の内周面とが互いに接
触することにより、液密が維持され、この間から
第2の高粘性流体が漏れることはない。一方、第
2のピストン32と第2のスクリユ26との間
は、第2のピストン32のねじ溝34aと第2の
スクリユウ26の第2のねじ山26bとの係合に
より、液密が維持され、この間から第2の高粘性
流体が漏れることはない。
更に、この一実施例ではシリンダ12と第1の
ピストン28との液密を確実に維持するために、
この第1のピストン28とシリンダ12との間に
は、何等ガイド手段が設けられていない。即ち、
第1のスクリユウ20の回転に伴つて、第1のピ
ストン28を軸方向に沿つて移動させるために
は、第1のピストン28の回転が禁止されていな
ければならない。このため、一般的には、シリン
ダ12の内周面に軸方向に沿つて延出する突条を
設け、この突条に係合する案内溝をピストンに形
成するような案内手段が考えられる。この場合、
第1のピストン28の動きをスムーズにするため
に、案内溝は突条より大きくなされている。この
ため、案内溝と突条との間より第1の高粘性流体
が漏れる虞れがある。しかしながら、この一実施
例では、第1のピストン28に邪魔板50が取り
付けられているので、これら邪魔板50と第1の
高粘性流体との摩擦により、第1のピストン28
が第1のスクリユウ20の回転に伴つて回転する
ことはなく、確実に軸方向に沿つて移動すること
になる。
また、第1の高粘性流体の吐出量と、第2の高
粘性流体の吐出量との比は、第1の収納部22の
断面積と、第2の収納部24の断面積との比によ
つて規定されることになる。この断面積の比は、
第1のスクリユウ20及び第2のスクリユウ26
の夫々の直径によつて規定されることになる。従
つて、第1及び第2の高粘性流体の吐出量の比
は、第1及び第2のスクリユウ20,26の直径
を変化させる事により、任意に設定できることに
なる。
〔発明の効果〕
この発明に係わる高粘性流体用容器は、以上詳
述したように、一端が開口され、他端に第1及び
第2の吐出口が形成され、2種類の高粘性流体が
収納される筒状の容器本体と、この容器本体中に
設けられ、これの中心軸に沿つて延出し、容器本
体内を第1の高粘性流体が収納される第1の収納
部と第2の高粘性流体が収納される第2の収納部
とに分割し、この中心軸回りに回転可能な中空の
第1のスクリユウと、この第1のスクリユウに係
合する第1の内周部及び容器本体の内周面に接す
る第1の外周を備え、第1のスクリユウの回転に
従つて第1の収納部内を容器本体の軸方向に沿つ
て移動する第1のピストンと、前記第1のスクリ
ユウ内に回転不可能に設けられ、容器本体の中心
軸に沿つて延出した第2のスクリユウと、この第
2のスクリユウに係合する第2の内周部及び第1
のスクリユウの内周面に接する第2の外周部を備
え、第1のスクリユウの回転に従つて回転しつ
つ、第2の収納部内を容器本体の軸方向に沿つて
移動する第2のピストンと、容器本体の一端開口
を閉塞するように取り付けられ、容器本体の軸回
りに回転可能に設けられ、前記第1のスクリユウ
の一端が固定された回転キヤツプとを具備し、こ
の回転キヤツプを所定角度回転させることによ
り、第1のスクリユウ及び第2のピストンが回転
され、この第1のスクリユウの回転によりピスト
ンが移動されて、第1の吐出口から一定量の第1
の高粘性流体が吐出されると共に、第2のピスト
ンの回転によりこの第2のピストンは移動され
て、第2の吐出口から一定量の第2の高粘性流体
が吐出されることを特徴としている。従つて、こ
の発明によれば、2種類の高粘性流体を別々に吐
出する際に、その吐出量を正確に規定する事の出
来る高粘性流体用容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる高粘性流体用容器の
一実施例を示す断面図であり、第2図は第1図の
容器を2−2線に沿つて切断して示す断面図であ
り、そして、第3図は目盛と指標とを示す容器の
一部側面図である。 10……容器、12……シリンダ、12a……
端面、12b……第1の支持部、12c……ステ
イ、12d……第2の支持部、14a……第1の
吐出口、14b……第2の吐出口、16……回転
キヤツプ、16a……回転支持部、16b……第
1の周壁、16c……第2の周壁、18……ピ
ン、20……第1のスクリユウ、20a……第1
のシヤフト、20b……第1のねじ山、22……
第1の収納部、24……第2の収納部、26……
第2のスクリユウ、26a……第2のシヤフト、
26b……第2のねじ山、28……第1のピスト
ン、28a……第1の上端縁、30……第1の透
孔、30a……第1のねじ溝、32……第2のピ
ストン、32a……第2の上端縁、34……第2
の透孔、34a……第2のねじ溝、36……スト
ツパ部、38……ラチエツト歯、40……切欠き
部、42……シールキヤプ、44……円周溝、4
6……プルリング、48……バージンシール、5
0……邪魔板、52……目盛、54……指標。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端が開口され、他端に第1及び第2の吐出
    口が形成され、2種類の高粘性流体が収納される
    筒状の容器本体と、 この容器本体中に設けられ、これの中心軸に沿
    つて延出し、容器本体内を第1の高粘性流体が収
    納される第1の収納部と第2の高粘性流体が収納
    される第2の収納部とに分割し、この中心軸回り
    に回転可能な中空の第1のスクリユウと、 この第1のスクリユウに係合する第1の内周部
    及び容器本体の内周面に接する第1の外周部を備
    え、第1のスクリユウの回転に従つて第1の収納
    部内を容器本体の軸方向に沿つて移動する第1の
    ピストンと、 前記第1のスクリユウ内に回転不可能に設けら
    れ、容器本体の中心軸に沿つて延出した第2のス
    クリユウと、 この第2のスクリユウに係合する第2の内周部
    及び第1のスクリユウの内周面に接する第2の外
    周部を備え、第1のスクリユウの回転に従つて回
    転しつつ、第2の収納部内を容器本体の軸方向に
    沿つて移動する第2のピストンと、 容器本体の一端開口を閉塞するように取り付け
    られ、容器本体の軸回りに回転可能に設けられ、
    前記第1のスクリユウの一端が固定された回転キ
    ヤツプとを具備し、 この回転キヤツプを所定角度回転させることに
    より、第1のスクリユウ及び第2のピストンが回
    転され、この第1のスクリユウの回転により第1
    のピストンが第1の吐出口に向けて移動されて、
    第1の吐出口から一定量の第1の高粘性流体が吐
    出されると共に、第2のピストンの回転によりこ
    の第2のピストンは第2の吐出口に向けて移動さ
    れて、第2の吐出口から一定量の第2の高粘性流
    体が吐出されることを特徴とする高粘性流体用容
    器。 2 前記第1のピストンは容器本体の内面に全周
    に渡つて接触する第1の端縁を備え、第1のピス
    トンと容器本体との間から第1の高粘性流体が漏
    れることを防止していることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の高粘性流体用容器。 3 前記第1のスクリユウは内面にこれの軸方向
    に沿つて延出する突条を備え、第2のピストンは
    外縁に前記突条が挿入される凹所を備え、第2の
    ピストンの凹所と第1のスクリユウの突条との係
    合により、前記第2のピストンは第1のシリリユ
    ウの回転と共に回転すると共に軸方向に沿つて移
    動することを特徴とする特許請求の範囲第2項に
    記載の高粘性流体用容器。
JP60128774A 1985-06-13 1985-06-13 高粘性流体用容器 Granted JPS61287578A (ja)

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JP60128774A JPS61287578A (ja) 1985-06-13 1985-06-13 高粘性流体用容器

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JPS61287578A JPS61287578A (ja) 1986-12-17
JPH0210029B2 true JPH0210029B2 (ja) 1990-03-06

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