JPH0210121Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210121Y2 JPH0210121Y2 JP14945886U JP14945886U JPH0210121Y2 JP H0210121 Y2 JPH0210121 Y2 JP H0210121Y2 JP 14945886 U JP14945886 U JP 14945886U JP 14945886 U JP14945886 U JP 14945886U JP H0210121 Y2 JPH0210121 Y2 JP H0210121Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- anode
- ribbon
- copper
- electrolytic
- Prior art date
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- Expired
Links
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 12
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Landscapes
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、金属の電解精製用のアノードに関
し、詳しくは、カソードの隆起部である吊り手部
への析出量を抑えるようにしたものである。
し、詳しくは、カソードの隆起部である吊り手部
への析出量を抑えるようにしたものである。
〈従来の技術〉
銅の電解精製においては、通常、アノードに粗
銅を用い、カソード(種板)に純度の高い銅薄板
を用いる。このカソードの上部には、通電のため
のクロスバーを巻き付けあるいは通すための銅製
の吊り手リボン(耳)が取付けられる。
銅を用い、カソード(種板)に純度の高い銅薄板
を用いる。このカソードの上部には、通電のため
のクロスバーを巻き付けあるいは通すための銅製
の吊り手リボン(耳)が取付けられる。
吊り手リボンのカソード上部への取付けは、第
5図に示すように、カソード1とリボン2との三
枚重ね部分を一方側から他方側へ突き破る如く穿
孔し、他方側へめくれ上がつた部分をプレス等で
かしめることによりなされている。従つて、この
かしめ部3はカソード1とリボン2との三枚の厚
み部分とめくれ上がつた三枚分の厚み部分の計6
枚分の厚みを圧縮して形成されるが、かしめ機の
形状によつても異なるが、かしめの片側あるいは
両側に盛り上がり、カソード一枚分の厚みより厚
くなり、かつかしめの他の部分よりも厚くなる。
尚図中、4はリボン3が巻き付けられたクロスバ
ーである。
5図に示すように、カソード1とリボン2との三
枚重ね部分を一方側から他方側へ突き破る如く穿
孔し、他方側へめくれ上がつた部分をプレス等で
かしめることによりなされている。従つて、この
かしめ部3はカソード1とリボン2との三枚の厚
み部分とめくれ上がつた三枚分の厚み部分の計6
枚分の厚みを圧縮して形成されるが、かしめ機の
形状によつても異なるが、かしめの片側あるいは
両側に盛り上がり、カソード一枚分の厚みより厚
くなり、かつかしめの他の部分よりも厚くなる。
尚図中、4はリボン3が巻き付けられたクロスバ
ーである。
上記のような構造のカソードと別途製作したア
ノードとを電解槽内に交互に配列して電解精製を
行なうと、カソード1の前記かしめ部3がアノー
ドと最も近い距離にあるため、この部分3への電
着量が増し、この部分が盛り上がつたようになつ
てしまう。従つて、電着の終了したカソード(以
下、電気銅と呼ぶ)を積み重ねると、盛り上がり
部があることにより、安定が悪く、運搬上危険で
あり、取扱いもむずかしくなる。
ノードとを電解槽内に交互に配列して電解精製を
行なうと、カソード1の前記かしめ部3がアノー
ドと最も近い距離にあるため、この部分3への電
着量が増し、この部分が盛り上がつたようになつ
てしまう。従つて、電着の終了したカソード(以
下、電気銅と呼ぶ)を積み重ねると、盛り上がり
部があることにより、安定が悪く、運搬上危険で
あり、取扱いもむずかしくなる。
よつて、今までは、上記のような事態を回避す
るため、電解中に電解液の液面を下げ、吊り手か
しめ部3が常時は電着されないようにして、この
部分の盛り上がりを抑えるようにしていた。
るため、電解中に電解液の液面を下げ、吊り手か
しめ部3が常時は電着されないようにして、この
部分の盛り上がりを抑えるようにしていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかしながら、上記のように電解中に電解液の
液面を下げると、電着する面積が減り、同電流を
同時間に流し同重量電着させようとするときに電
流密度が増し、電流密度が増すと同重量の電着を
させるために必要な電力もほぼ比例して増加す
る。つまり、消費電力が増大し、経費並びに省エ
ネルギの見地からも好ましくないのである。
液面を下げると、電着する面積が減り、同電流を
同時間に流し同重量電着させようとするときに電
流密度が増し、電流密度が増すと同重量の電着を
させるために必要な電力もほぼ比例して増加す
る。つまり、消費電力が増大し、経費並びに省エ
ネルギの見地からも好ましくないのである。
このような不具合は銅以外の金属の電解精製時
にも同様に生じる。
にも同様に生じる。
本考案はこのような状況にかんがみてなされた
もので、電解液の液面を下げることなしに、カソ
ード隆起部への電着量を抑制し、もつて電着面積
を増加させて電流密度を下げ、消費電力を低減す
ることを目的とする。
もので、電解液の液面を下げることなしに、カソ
ード隆起部への電着量を抑制し、もつて電着面積
を増加させて電流密度を下げ、消費電力を低減す
ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
上記目的を達成する本考案の構成は、電解槽内
においてカソードと向かい合わせにして交互に配
列された状態で当該カソードの上部に取付けられ
た吊り手リボンと対応する部分を凹状に形成して
あることを特徴とするアノードに存する。
においてカソードと向かい合わせにして交互に配
列された状態で当該カソードの上部に取付けられ
た吊り手リボンと対応する部分を凹状に形成して
あることを特徴とするアノードに存する。
〈作用〉
上記形状のアノードをカソードと向かい合わせ
にして電解槽内に挿入して電解精製を行なうと、
アノードにおけるカソードの上部吊り手リボンに
対応する部分は凹状をなし、この凹状部とカソー
ド上部吊り手リボン間の距離が広がつているの
で、吊り手リボン部への金属の析出は抑えられ
る。
にして電解槽内に挿入して電解精製を行なうと、
アノードにおけるカソードの上部吊り手リボンに
対応する部分は凹状をなし、この凹状部とカソー
ド上部吊り手リボン間の距離が広がつているの
で、吊り手リボン部への金属の析出は抑えられ
る。
〈実施例〉
第1図及び第2図には本考案の一実施例に係る
アノードの正面と側面を示してあり、第3図には
電解槽内におけるアノードとカソードとの配列状
態を示してある。
アノードの正面と側面を示してあり、第3図には
電解槽内におけるアノードとカソードとの配列状
態を示してある。
この実施例は本考案を銅の電解精製におけるシ
ヨルダ型(耳型)のアノードに適用したものであ
る。
ヨルダ型(耳型)のアノードに適用したものであ
る。
第3図に示すように、電解槽5内においてアノ
ード6とカソード1とを向き合わせにして配列し
たときに、カソード1の吊り手リボン2のかしめ
部に対応するアノード6の上部にアノード本体表
面6aに対し部分的に堀り下げて凹状部7が形成
されている。凹状部7は、成形時の寸法変動、配
列時のずれ等を考慮してリボン2の寸法(幅等)
より大きめ(例えば10mm以上)に形成してある。
ード6とカソード1とを向き合わせにして配列し
たときに、カソード1の吊り手リボン2のかしめ
部に対応するアノード6の上部にアノード本体表
面6aに対し部分的に堀り下げて凹状部7が形成
されている。凹状部7は、成形時の寸法変動、配
列時のずれ等を考慮してリボン2の寸法(幅等)
より大きめ(例えば10mm以上)に形成してある。
凹状部7の形成は研削等の機械加工によつても
行なえるが、第4図に示すように、アノード5を
鋳造するための鋳型(母型)8の底部に凸状部9
を形成しておけば、アノード6の成形と同時に凹
状部7が得られ、作業性、能率の面で有利とな
る。
行なえるが、第4図に示すように、アノード5を
鋳造するための鋳型(母型)8の底部に凸状部9
を形成しておけば、アノード6の成形と同時に凹
状部7が得られ、作業性、能率の面で有利とな
る。
一方、カソード1のかしめ部3は、かしめ機の
形状を調整し、アノード6の凹状部7に対面する
側に盛り上りが形成されるようにしてある。この
かしめ部3の調整がむずかしい場合には、電極の
垂直性を調整した上、カソード1をアノード6の
凹状部7側に少し(例えば3mm程度)寄せるよう
にしてもよい。尚、これらの調整は必要に応じて
なされる。
形状を調整し、アノード6の凹状部7に対面する
側に盛り上りが形成されるようにしてある。この
かしめ部3の調整がむずかしい場合には、電極の
垂直性を調整した上、カソード1をアノード6の
凹状部7側に少し(例えば3mm程度)寄せるよう
にしてもよい。尚、これらの調整は必要に応じて
なされる。
上記構造のアノード6とカソード1とを電解槽
内5に互いに向かい合わせにして交互に配列して
電解精製を行なうと、アノード6より銅が電解液
11中に溶け込み、この溶け込んだ銅がカソード
1上に析出する。このとき、カソード1のリボン
2のかしめ部3及びリボン2自体に相当するアノ
ード6の部分には凹状部7があり、この間ではカ
ソード1とアノード6間の距離が広がつているの
で、他の面に比し電気が流れにくく、かしめ部
3、リボン2への銅の析出は抑えられる。
内5に互いに向かい合わせにして交互に配列して
電解精製を行なうと、アノード6より銅が電解液
11中に溶け込み、この溶け込んだ銅がカソード
1上に析出する。このとき、カソード1のリボン
2のかしめ部3及びリボン2自体に相当するアノ
ード6の部分には凹状部7があり、この間ではカ
ソード1とアノード6間の距離が広がつているの
で、他の面に比し電気が流れにくく、かしめ部
3、リボン2への銅の析出は抑えられる。
従つて、電着終了後においても、リボン2、か
しめ部3の部分の銅の電着による盛り上がりはそ
れほど大きくならず、電気銅の積み重ねにも支障
を来たさなくなる。
しめ部3の部分の銅の電着による盛り上がりはそ
れほど大きくならず、電気銅の積み重ねにも支障
を来たさなくなる。
本考案によれば、従来に比べ(従来の電解液1
0の液面を第3図中では、“10a′”で示してある)
液面10aを高くすることができる。図中hが液
面の上昇分である。よつて、電着する面積が増大
し、よつて電流密度が減少し、消費電力を低減す
ることができる。一例を示せば次の通りである。
0の液面を第3図中では、“10a′”で示してある)
液面10aを高くすることができる。図中hが液
面の上昇分である。よつて、電着する面積が増大
し、よつて電流密度が減少し、消費電力を低減す
ることができる。一例を示せば次の通りである。
液面の上昇による電着面積の増大
1025mm幅×1000mm高→1025mm幅×1021mm高
…2.1%増 単槽電圧 332mV→325mV…7mVの減 原単位 343KWH/T−Cu→337KWH/T−Cu
…6KWH/T−Cuの減 尚、本考案は銅以外の金属の電解用のアノード
としても適用可能であり、また、アノードの形式
としてもシヨルダ型(耳型)に限らず、他の形式
のものにも適用可能である。
…2.1%増 単槽電圧 332mV→325mV…7mVの減 原単位 343KWH/T−Cu→337KWH/T−Cu
…6KWH/T−Cuの減 尚、本考案は銅以外の金属の電解用のアノード
としても適用可能であり、また、アノードの形式
としてもシヨルダ型(耳型)に限らず、他の形式
のものにも適用可能である。
〈考案の効果〉
本考案に係るアノードによれば、電解槽内にお
いてカソードと向かい合わせにして交互に配列さ
れた状態で当該カソードの上部に取付けられた吊
り手リボンと対応する部分を凹状に形成してある
ので、吊り手リボン部分への電着が抑制され、最
終的に得られる電着金属板が盛り上がり部の小さ
いものとなり、運搬等に際して積み重ねる場合で
も支障がなくなる。また、電解液の液面を上昇さ
せることができることから、電着面積が増大し、
電流密度が減少し、消費電力の低減が図れる。
いてカソードと向かい合わせにして交互に配列さ
れた状態で当該カソードの上部に取付けられた吊
り手リボンと対応する部分を凹状に形成してある
ので、吊り手リボン部分への電着が抑制され、最
終的に得られる電着金属板が盛り上がり部の小さ
いものとなり、運搬等に際して積み重ねる場合で
も支障がなくなる。また、電解液の液面を上昇さ
せることができることから、電着面積が増大し、
電流密度が減少し、消費電力の低減が図れる。
第1図は本考案の一実施例に係るアノードの正
面図、第2図はその側面図、第3図はアノードと
カソードとを電解槽内に配列挿入した状態の正面
図、第4図はアノードの鋳造のための鋳型の断面
図、第5図はカソード上部とリボンとの取付部を
示す断面図である。 図面中、1はカソード、2は吊り手リボン、3
はかしめ部、4はクロスバー、5は電解槽、6は
アノード、7は凹状部、8は鋳型、9は凸状部、
10は電解液である。
面図、第2図はその側面図、第3図はアノードと
カソードとを電解槽内に配列挿入した状態の正面
図、第4図はアノードの鋳造のための鋳型の断面
図、第5図はカソード上部とリボンとの取付部を
示す断面図である。 図面中、1はカソード、2は吊り手リボン、3
はかしめ部、4はクロスバー、5は電解槽、6は
アノード、7は凹状部、8は鋳型、9は凸状部、
10は電解液である。
Claims (1)
- 電解槽内においてカソードと向かい合わせにし
て交互に配列された状態で当該カソードの上部に
取付けられた吊り手リボンと対応する部分を凹状
に形成してあることを特徴とするアノード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14945886U JPH0210121Y2 (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14945886U JPH0210121Y2 (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6356268U JPS6356268U (ja) | 1988-04-15 |
| JPH0210121Y2 true JPH0210121Y2 (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=31064686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14945886U Expired JPH0210121Y2 (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0210121Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5874598B2 (ja) * | 2012-10-25 | 2016-03-02 | 住友金属鉱山株式会社 | アノード鋳造用鋳型及びアノード鋳造用鋳型を製造するための母型 |
-
1986
- 1986-10-01 JP JP14945886U patent/JPH0210121Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6356268U (ja) | 1988-04-15 |
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