JPH0210135Y2 - - Google Patents

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JPH0210135Y2
JPH0210135Y2 JP5585185U JP5585185U JPH0210135Y2 JP H0210135 Y2 JPH0210135 Y2 JP H0210135Y2 JP 5585185 U JP5585185 U JP 5585185U JP 5585185 U JP5585185 U JP 5585185U JP H0210135 Y2 JPH0210135 Y2 JP H0210135Y2
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holes
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は織機に用いられる軽金属製の綜絖枠
に関する。
従来技術 高速織機においては、綜絖枠は、常時高速上下
運動を繰り返すために、それに耐え得る大きな機
械的強度と軽量化が要求され、特にサイドステー
とフレームスチーブとの連結については必要な強
度を確保するための工夫が試みられている。
第1図はその一例によるサイドステー1とフレ
ームスチーブ2との連結構造を示し、実公昭56−
42378号公報として開示されているものである。
それによれば中空の押出形材からなるサイドス
テー1の内側壁にフレームスチーブ2の連結片嵌
入部7と同じ大きさの切欠孔3を穿設し、連結片
5をサイドステー1の内部に注入した合成樹脂の
充填部材4と一体に形成して切欠孔3から突出さ
せたもので、連結片5がサイドステー1と一体的
であるため、サイドステー1とフレームスチーブ
2間のがたつきは少くなる等の利点がある。
しかし織機の運転中は、フレームスチーブ2の
高速上下運動により発生する応力が、連結片5の
付根部、特に、切欠孔3の上下縁付近に集中する
ため、連結片5の付根部分に亀裂8が発生するお
それがあるという欠点があつた。
考案の目的 この考案は、上記のようにサイドステーの内部
に注入した合成樹脂の充填部材と一体に連結片を
形成した場合の欠点を解決したもので、その連結
片の付根部分の強度を簡単な構造によつて補強
し、その部分に亀裂が発生するのを防止すること
を目的としている。
考案の構成 この考案の前提として、連結片に亀裂が発生す
るのはその付根部分のうちでも特にサイドステー
の切欠孔縁付近に応力が集中することによる事実
に鑑み、その応力を複数の孔を設けることにより
分散せしめる構造にしたものである。
すなわち上記の目的を達成するための本考案の
構成は、空洞部を有する中空の押出形材からなる
サイドステーの内側壁にフレームスチーブの端面
に対応する位置に沿つて空洞部へ抜ける複数の孔
を適間隔毎に穿設し、フレームスチーブに嵌入す
る連結片を、前記孔間の壁残部を埋め込むように
して、前記孔を通して、サイドステーの空洞部に
注入した合成樹脂の充填部材と一体に形成したも
ので、綜絖枠の高速上下運動による応力は連結片
の付根部において複数の孔によつて一部に集中す
ることが防止される。これを観点を異にして見れ
ば、サイドステーの各孔間の壁残部が連結片の付
根部の中に補強材として一体に組み込まれている
形態であるとも云え、連結片の付根部の強度はそ
の壁残部によつて強化されているものである。
実施例 第2図ないし第5図はこの考案の一実施例を示
したもので、綜絖枠FのサイドステーAおよびフ
レームスチーブBはそれぞれアルミニウム合金の
押出形材からなつている。
そのうちサイドステーAは、空洞部11を有す
る四角断面の中空体の外壁面に巾狭部12を突設
した形材形状であつて、内側壁13の上下両端部
にそれぞれ空洞部11へ抜ける上下一対の長孔1
4,14と上下一対の丸孔15,15とを設け、
長孔14,14を中にしてその上下に丸孔15,
15を配列し、丸孔15,15には、皿もみ1
6,16を施してある(第3図)。
またフレームスチーブBは、中空の板状体であ
つて、内部に上下に巾広く連結片31の嵌入部2
1を有する。そして上下フレームスチーブB,B
は上下対称構造であるので、説明の都合から上の
フレームスチーブBについて上下関係を述べる
と、上端に中空部22を、下端にフツクハンガー
51を掛ける蟻溝23を設けた形材形状であつ
て、両端部には上面壁24にボルト41の通し用
絶縁ブツシユ43の嵌着孔27を設け、また中空
部22下の横壁25にはボルト41の通し孔28
を設け、その通し孔28は孔縁にボルト41が触
れないように大径に形成してある。
連結片31は、サイドステーAの空洞部11に
注入した合成樹脂の充填部材32と一体に成形さ
れ(第4図)、フレームスチーブBの嵌入部21
に密嵌する板状であるが、その基部は、サイドス
テーAの内側壁13面上に台座33を形成し、フ
レームスチーブBの切断端面26が台座33に突
き当たるようにしてある。そして台座33は上下
に延長され、その上下延長片34,35は丸孔1
5,15に対応する位置に、連結片31は長孔1
4,14に対応する位置に形成されている。また
サイドステーAの上下両端には空洞部11の充填
部材32と一体に露出片36を突出させ、前記上
の延長片34とその露出片36とを連続に形成し
てある。
なお、このような形態の充填部材32と連結片
31とは、サイドステーAと、適当な金型とを組
み合わせ、射出成形や圧縮成形により、空洞部1
1側から合成樹脂材料を注入することによつて一
挙に成形することができる。
また連結片31の上端部にはボルト41の通し
孔40とナツト42の収納孔37を設け、収納孔
37の巾中央にボルト41の先端がナツト42か
ら抜け落ちるポケツト38を形成してある。さら
に連結片31の外側面には、フレームスチーブB
との結合を高めるために低い平行突条39,39
…を形成してある(第2図)。
またヘルドロツド52を支持するロツドキヤツ
プ53は、サイドステーAに充填部材32にまで
深く穿設した孔18に嵌合させ、ビス54でサイ
ドステーAに固定してある(第4図)。
綜絖枠Fを構成する各部材は上記の如き構造で
あるから、サイドステーAとフレームスチーブB
とを連結するときは、収納孔37にナツト42を
収めた状態で連結片31をフレームスチーブBの
嵌入部21に打ち込み、嵌着孔27に絶縁ブツシ
ユ43を嵌め、ボルト41をそのブツシユ43か
らナツト42に螺入して締め付ける(第4図)。
そうするとボルト41の締付けによりフレームス
チーブBが連結片31に固定されるので、連結片
31を介してサイドステーAとフレームスチーブ
Bが強力に一体化する。
このようにサイドステーAにフレームスチーブ
Bが連結片31を介して支持してあるが、連結片
31は台座33を有するため、その強度的安定性
が向上されているばかりでなく、各丸孔15と長
孔14との間の壁残部19を中に補強材として埋
め込んだ形態となつているため、台座33の強度
は極めて大きく、特に上部は延長片34と露出片
36が連続しているため、大きな強度的安定性を
示す。
そこで高速上下運動が繰り返された場合につい
てみると、まず下方への運動時は、フレームスチ
ーブBが上に撓むため、連結片31の台座33に
は主として下側の長孔14と丸孔15との下縁付
近に応力が配分される。また逆に上方への運動時
は、フレームスチーブBが下に撓むため、主とし
て上側の各孔14,15の上縁付近に応力が配分
される。この様にして、連結片31の台座33に
かかる応力は、孔14,15の上下縁に分散され
て一箇所に集中しない上、最も高い応力を受ける
丸孔15,15には皿もみ16を施して応力集中
を避けてあるので、連結片31の台座33におけ
る亀裂の発生が有効に防止される。
また連結片31の台座33にフレームスチーブ
Bの切断端面26が当接しているため、その台座
33がパツキングの作用を果たし、フレームスチ
ーブB内へ水や湿気が侵入するのを防止でき、ま
たサイドステーAとフレームスチーブBとの直接
的な接触がないので、両者間に電蝕が発生するの
を防止できる。
ちなみに織機の運転は水分の飽和状態の雰囲気
下において行われる関係で、従来の綜絖枠ではフ
レームスチーブ内に水分が侵入し、それが汚水と
なつて滴下し、織物を汚損する不都合があつた
が、本実施例の綜絖枠Fによればこの不都合を解
消できる。
また同一金属間の接触においても、その間に振
動が伴うときは、フラツタリング現象によりその
接触部に腐蝕が発生することが知られており、従
来の綜絖枠は実際にアルミニウムのサイドステー
とフレームスチーブとが接触して連結されていた
関係で、その間に腐蝕が発生したが、本実施例の
綜絖枠では、サイドステーAとフレームスチーブ
Bとが直接当接することがないので、この点の問
題も解決されているものである。
さらにボルト41およびナツト42についても
それに金属製のものを用いたが、絶縁ブツシユ4
3を介在せしめることによつて、フレームスチー
ブBとの直接接触を避ける締付け手段を講じたの
で、有効に電蝕が防止されているものである。
考案の効果 以上説明したように、この考案による織機の綜
絖枠は、フレームスチーブに嵌入する連結片をサ
イドステーの空洞部に注入した合成樹脂の充填部
材と複数の孔を通して一体に成形したので、孔間
の壁残部が補強部材の役目を果たし、連結片の付
根部分の強度が非常に高められるため、その付根
部分に綜絖枠の高速上下運動を原因とする亀裂が
発生するのを未然に防止できるという優れた効果
がある。加えて、別途に補強部材を用いなくて済
むので、補強構造が至極く簡単であつて量産に適
し、製造コストも低廉であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の綜絖枠の一部を示す断面図、第
2図ないし第5図はこの考案の一実施例を示し、
第2図は綜絖枠の一部分解斜視図、第3図はサイ
ドステーの斜視図、第4図は要部を切欠して示す
綜絖枠の一部正面図、第5図は第4図のX−X線
矢視断面図である。 F……綜絖枠、A……サイドステー、B……フ
レームスチーブ、11……空洞部、13……内側
壁、14,15……孔、19……壁残部、26…
…切断端面、31……連結片、32……充填部
材、33……台座。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 空洞部を有する中空の押出形材からなるサイ
    ドステーの内側壁にフレームスチーブの端面に
    対応する位置に沿つて空洞部へ抜ける複数の孔
    を適間隔毎に穿設し、フレームスチーブに嵌入
    する連結片を、前記孔間の壁残部を埋め込むよ
    うにして、前記孔を通し、前記サイドステーの
    空洞部に注入した合成樹脂の充填部材と一体に
    成形したことを特徴とする織機の綜絖枠。 2 前記連結片は、前記サイドステーの内側壁面
    に沿う台座を有するとともに、前記フレームス
    チーブの切断端面を前記台座に当接せしめてあ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の織機の綜絖枠。
JP5585185U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0210135Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5585185U JPH0210135Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5585185U JPH0210135Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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Publication Number Publication Date
JPS61172178U JPS61172178U (ja) 1986-10-25
JPH0210135Y2 true JPH0210135Y2 (ja) 1990-03-13

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