JPH021035Y2 - - Google Patents

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JPH021035Y2
JPH021035Y2 JP1982160381U JP16038182U JPH021035Y2 JP H021035 Y2 JPH021035 Y2 JP H021035Y2 JP 1982160381 U JP1982160381 U JP 1982160381U JP 16038182 U JP16038182 U JP 16038182U JP H021035 Y2 JPH021035 Y2 JP H021035Y2
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electrode
discharge
shaped electrode
rod
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案は、雷サージなどから通信機器を防護す
るための通信用ガス入放電管形の多極避雷器に係
り、詳しくは、絶縁管の内壁汚染を防止するため
の構造に関する。
(2) 従来技術とその問題点 従来からこの種の通信用ガス入放電管形避雷器
(以下、避雷器という。)は、絶縁管に対の電極を
設けて内部にガスを封止し、電極間の放電面を截
頭円錐形に突出させて放電ギヤツプを構成するも
のである。この避雷器によれば、放電に際して放
射状に蒸発金属が飛散させられるので、まず最初
に絶縁管内壁の放電ギヤツプに対応する中央部分
が蒸発金属でリング状に付着させられ、ひいては
絶縁管内壁全体を汚染して、絶縁低下させるもの
である。内壁汚染は、放電特性を向上させる電極
塗布剤や、封着時に流出するろう材の薄膜などに
よつて、一層進行させられるものであつた。
上記欠点を解消するために出願人は、特開昭57
−3384号に係る多極避雷器を提供している。これ
は、絶縁管を介して積層された複数の環状電極の
穴部分に棒状電極が遊挿され、環状電極の穴内周
面と棒状電極の外周面間に放電ギヤツプとする構
造である。この構造では、放電ギヤツプが絶縁管
の軸線方向を向いて形成されているために、放電
ギヤツプの対応部分に絶縁管が位置しておらず、
絶縁管が一方電極の外側へ遠ざけられており、ス
パツタによる影響を直接に受けない利点がある。
上記のごとき構造において、管壁汚染を完全に阻
止できることがさらに望ましいものである。
(3) 考案の目的 しかして本考案は、上記実情に鑑みて提供され
たものであつて、放電に伴なう管壁汚染を阻止
し、放電寿命を全うさせるようにしたことを、そ
の目的とするものである。
(4) 考案の特徴 本考案は、環状電極の一側には穴内周面に連続
する小径筒状の鍔部が突設されるとともに他側に
は絶縁管の内壁から離間して大径で筒状の障壁部
が突設され、互いに隣接する環状電極の鍔部と障
壁部が対向されいることを特徴とするものであ
る。以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
(5) 考案の一実施例 図面第1図は、本考案に係る通信用ガス入放電
管形の多極避雷器の一実施例を示す縦断面図であ
る。
図中1は絶縁管、2は環状電極、3は棒状電
極、4は内部を封着するキヤツプ部材、5は環状
電極2の穴内周面、6は棒状電極3の外周面、7
は外周面6と上記内周面5との間で構成される放
電ギヤツプG1であり、この構成は前記特開昭57
−3384号から公知である。
しかして、環状電極2の一側には、小径で筒状
を呈する鍔部8が突設され、鍔部8の筒状内部が
穴内周面5に一体に連続する穴内周面7として形
成される。穴内周面5,7は、外周面6との間で
拡大された放電ギヤツプG1を形成する。環状電
極2の他側には、大径で筒状を呈する障壁部9が
突設される。障壁部9は、絶縁管1の内壁10か
ら僅かな間隙を有して離間されている。
上記各環状電極2…は、各々の鍔部8…が同一
側に向けて配置されており、互いに隣接する環状
電極2,2間では、鍔部8と障壁部9とが対向し
ている。詳述すると、鍔部8の開口端面は、障壁
部9の開口端面と略同一平面上に並ぶごとく臨設
されている。図示するごとく、鍔部8の開口端面
が障壁部9の開口端面より内部に突入する構造と
しても良い。上記場合において、ギヤツプG2が
鍔部8の外周端縁と障壁部9の内周端縁との間
で、ギヤツプG3が障壁部9の開口端面と環状電
極2の一側との間で、ギヤツプG4が鍔部8の開
口端面と環状電極2の他側との間でそれぞれ構成
される。各ギヤツプG2,G3,G4はいずれも放電
ギヤツプG1よりも大なるギヤツプ距離を有して
いる。
上記構成において、放電ギヤツプG1での放電
に際しては、電極のどの個所で放電が起こるかは
統計的現象であるが、以下の場合に分けて説明す
る。第一に、放電は、鍔部8の開口端面付近とこ
れに近接する棒状電極の外周面6との間で起こ
る。この場合、鍔部8の開口端面が隣接する棒状
電極2の障壁部9の開口端面と略同一平面に対向
させられていると同時に、スパツタリングが放電
個所から放射直線状に起こる。従つて、蒸発金属
や電極塗布剤は、内壁10方向に飛散する分があ
つても、すべて障壁部9の内周面に付着する。第
二に、放電は、環状電極2の他側である穴内周面
5の端部付近と、これに近接する棒状電極3の外
周面6との間で起こる。この場合、その環状電極
2の他側にある障壁部9によつて、内壁方向に飛
散する分が阻止される。障壁部9に隠されていな
い内壁10に対しては、付着が考えられるが、そ
の確率は低いものである。第三に、放電は、環状
電極2の穴内周面5,7の中間部分と、これに対
応する棒状電極3の外周面6とで起こる。この場
合、放電ギヤツプG1間には電極の連絡部材が何
も介在していないと同時に、内壁10に対して穴
内周面5,7が並行に配されて障壁となるので、
内壁10への飛散は起こらない。
(6) 考案の他の一実施例 図面第2図A,Bは、本考案の他の一実施例を
示す横断面図と要部拡大横断面図である。第1図
と同一符号は同等部分を示す。
しかして、11は、棒状電極3の外周面6の軸
線方向または軸線方向の放電ギヤツプ対応位置に
設けられた凹部、12は凹部11に充填されたゲ
ツター剤などの電極塗布剤、13は凹部11と外
周面6とで構成される尖鋭部である。電極塗布剤
12は、凹部11の底部分に位置しており、尖鋭
部13より大なるギヤツプ距離を有している。上
記構成によれば、穴内周面5,7と電極塗布剤1
2との間で放電が開始される。放電開始後には、
内部が電離状態となつているので、ギヤツプ距離
の小なる尖鋭部13へと放電個所が移行し、尖鋭
部13と穴内周面5,7との間で以後放電が行わ
れることとなる。
上記実施例によれば、電極塗布剤12を凹部1
1内に充填できるうえ尖鋭部13で放電を行わせ
ることができるので、電極塗布剤を塗布した場合
に起こる飛散を押さえることができ、内壁汚染の
防止にも役立たせることができた。
上記実施例において、凹部11と同様な機能を
発揮できるように棒状電極3を断面視角形状、例
えば星形とし、凹み部分を充填部分とするととも
に凸部分を尖鋭部13とすることができる。図示
しないが、穴内周面5,7に上記構造を施こして
も同様の効果を発揮させることができる。
(7) 考案の効果 以上説明したように本考案は、絶縁管を介して
積層された複数の環状電極に棒状電極が遊挿され
て放電ギヤツプが構成された多極避雷器におい
て、環状電極の両側から突設する鍔部と障壁部と
が対向しているので、スパツタリングから絶縁管
の内壁を略完全に遮断することができる。とく
に、鍔部の小径を障壁部の大径に隣接した連続障
壁構造として完全な遮断を行なえるばかりか、大
径内に小径を挿入可能とすることで各環状電極を
密接に積層して高密度多極化を達成することがで
き、しかも必要な電極間ギヤツプを確保できる。
また、環状電極と鍔部の穴内周面が広いので、放
電個所集中による局部的劣化を阻止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は、本考案に係る通信用ガス入放電
管形の多極避雷器の一実施例を示す縦断面図、第
2図A,Bは、他例を示す同横断面図と要部拡大
横断面図である。 1……絶縁管、2……環状電極、3……棒状電
極、5……キヤツプ部材、8……鍔部、9……障
壁部、10……絶縁管の内壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁管を介して積層された複数の環状電極に棒
    状電極が遊挿されて封着され、環状電極の穴内周
    面と棒状電極の外周面間に放電ギヤツプが構成さ
    れて成る通信用ガス入放電管形の多極避雷器にお
    いて、 環状電極の一側には穴内周面に連続する小径筒
    状の鍔部が突設されるとともに他側には絶縁管の
    内壁から離間して大径で筒状の障壁部が突設さ
    れ、互いに隣接する環状電極の鍔部と障壁部が対
    向されていることを特徴とする通信用ガス入放電
    管形の多極避雷器。
JP16038182U 1982-10-25 1982-10-25 通信用ガス入放電管形の多極避雷器 Granted JPS5965494U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16038182U JPS5965494U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 通信用ガス入放電管形の多極避雷器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16038182U JPS5965494U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 通信用ガス入放電管形の多極避雷器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5965494U JPS5965494U (ja) 1984-05-01
JPH021035Y2 true JPH021035Y2 (ja) 1990-01-11

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ID=30352772

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16038182U Granted JPS5965494U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 通信用ガス入放電管形の多極避雷器

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JP (1) JPS5965494U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573384A (en) * 1980-06-06 1982-01-08 Hakusan Seisakusho Kk Gas-filled discharge tube

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JPS5965494U (ja) 1984-05-01

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