JPH0210569B2 - - Google Patents
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- JPH0210569B2 JPH0210569B2 JP60196922A JP19692285A JPH0210569B2 JP H0210569 B2 JPH0210569 B2 JP H0210569B2 JP 60196922 A JP60196922 A JP 60196922A JP 19692285 A JP19692285 A JP 19692285A JP H0210569 B2 JPH0210569 B2 JP H0210569B2
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- infrared lamp
- implanted
- annealing
- ion
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10P34/00—Irradiation with electromagnetic or particle radiation of wafers, substrates or parts of devices
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10P30/00—Ion implantation into wafers, substrates or parts of devices
- H10P30/20—Ion implantation into wafers, substrates or parts of devices into semiconductor materials, e.g. for doping
Landscapes
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Description
本発明は、半導体装置の製法及びそれに使用す
る赤外線ランプ加熱装置に関し、特にイオン注入
された半導体基体に対して短時間加熱により電気
的活性化領域を形成せんとするものである。 イオン注入領域の結晶欠陥を回復させ注入原子
を電気的に活性化させるための従来技術として
は、電気炉を用いて加熱する方法が代表される。
この方法はイオン注入された半導体基板を多数枚
石英ボード等にセツトし、電気炉内にて例えば
800〜1200℃の高温で10分間以上の加熱処理で電
気的活性領域を形成するものである。この方法
は、大量処理できるという事で生産的ではある
が、一方被加熱体の熱容量が大きい為に短時間の
加熱では形成される電気的活性層にバラツキが生
じてしまう。又、イオン注入領域のプロフアイル
の制御性を半導体素子作成に利用しようとして
も、従来法による長時間加熱ではイオン注入プロ
フアイルの再分布現象が生じ、イオン注入の利点
が損なわれる。再に例えばGaAs化合物半導体の
ように熱的に不安定な半導体装置の作製において
は、高温、長時間の加熱によつて基板構成元素で
あるGa、As等が蒸発し、表面に変成層を形成す
る事によつてイオン注入領域の電気的活性化が損
なわれるという問題がある。 一方、イオン注入領域の新しい加熱処理法即ち
アニール法として、例えばレーザアニール法が検
討されている。このレーザアニール法は極く短時
間(nsec〜msec)にイオン注入領域を電気的に
活性できるものとして研究されているが、そのメ
カニズムはレーザ光のもつエネルギーを半導体基
体が吸収し、熱エネルギーに変換して加熱処理さ
れるものとされている。しかし、この場合には当
然吸収係数のレーザ光波長依存性、半導体基板の
結晶性(イオン注入量によつて異なる)が吸収係
数を大きく左右し、アニールされる半導体基板に
よつてレーザ出力を変えねばならないという欠点
がある。又、SiO2−Si構造、多結晶Si−Si構造等
の如き多層構造にレーザ光を照射してアニールす
る場合、例えばSi表面でのレーザ光の反射があ
り、レーザ光波長とSi上のSiO2膜厚等で決定さ
れる干渉効果があり、同時にアニールに必要なレ
ーザ出力が異なつてしまう。さらに、レーザアニ
ールの現状は数10μmに集束したレーザビームを
X−Yの走査で半導体基体を均一にアニールして
いくが、レーザ光のふらつき等もあつて均一にア
ニールできない。なお大口径レーザで半導体基板
に照射できればよいが、この場合には非常に大き
なレーザ出力が必要となる。 本発明は、赤外ランプ光線照射による新しいア
ニール法を用いてイオン注入領域の活性化を行
い、上記問題点を改善し、またアニール時の半導
体基体の反りを抑えるようにした半導体装置の製
法を提供するものである。 本発明においては、半導体基体の表面にイオン
注入を行つて後、赤外ランプ光線透過性の支持手
段により半導体基体をその主面の一部のみ接触さ
せて支持し、赤外ランプを用いて基体の両主面か
ら0.4〜4.0μmの範囲で連続した波長分布をもつ赤
外ランプ光線を照射して加熱しイオン注入領域を
活性化するものである。この赤外ランプ光線照射
アニールによれば、従来の電気炉アニールの1/
10〜1/100の短いアニール時間でイオン注入領
域の電気的活性化が計れるものであり、上述した
長時間アニールに伴う従来の諸問題を解決するこ
とができる。又、赤外ランプ光線の照射は数秒間
なので、片面からだけの照射では基体に熱ひずみ
が生じストレスによる結晶欠陥を生じ易いが基体
の両主面から照射するので熱ひずみが生ぜず、結
晶欠陥は生じない。同時に基体を主面の一部のみ
に接触させて支持するため、両面照射と相俟つて
基体の反りが抑えられる。 以下、本発明を詳細に説明する。 先ず、本発明の理解を容易にするために、第1
図及び第2図を用いて赤外線ランプ加熱装置の参
考例を説明する。第1図は楕円反射鏡による集光
加熱型であり、同図中1はアニールすべき被加熱
体、即ちイオン注入された半導体ウエーハ、2は
半導体ウエーハ1を載置して移動させる移動台、
3はタングステン・ハロゲン・ランプで之より
0.4〜4.0μmの波長の赤外ランプ光線4が楕円曲面
の反射鏡5によつて反射され、半導体ウエーハ1
の面上に集光される。半導体ウエーハ1に対する
加熱は赤外線ランプ3からの赤外ランプ光線4を
反射鏡5を介してウエーハ1の面上に集光させ移
動台を所定の速度で移動させることによつて赤外
ランプ光線スポツトをウエーハ1の面上に走査し
て行う。この場合ウエーハ面上で直径3〜5mmの
スポツト加熱(〜1000℃)が可能となる。 第2図は放物面反射鏡による均一照射型であ
り、この装置は石英管6内にサセプタ7を介して
イオン注入された半導体ウエーハ1が配置され、
石英管6の外側上下に放物面反射鏡8を具備する
均一照射の赤外線ランプ3が一対複数連(図は一
対3連)の構成をもつて配されて成る。 参考例 1 第1図の集光加熱型装置を用いてイオン注入さ
れた半導体基板のアニールを行い、そのイオン注
入領域の結晶欠陥の回復、注入原子の電気的活性
化を測定した。試料はCZ50〜100Ω−cmの結晶方
位(111)のシリコン基板を用い、このシリコン
基板に200KeVのリンイオン(P+)を1×1014cm
-2、1×1015cm-2室温注入した。赤外線ランプは
波長0.4〜4.0μmであり定格出力150W、赤外ラン
プ光線スポツト径は3〜5mmである。 結果は、1×1014cm-2注入領域が0.6mm×secの
走査速度で充分に活性され、1×1015cm-2注入領
域が0.3/secの走査速度で充分に活性された。従
つて赤外ランプ光線スポツト径(3〜5mm)を加
味して1014cm-2、1015cm-2注入領域は10秒前後の
赤外ランプ光線照射で活性化できる。 参考例 2 試料としてCZ50〜100Ω−cmの結晶方位(111)
のシリコン基板を用い、このシリコン基板に
200KeVのリンイオン(P+)を1×1014cm-2注入
した。このイオン注入されたシリコン基板を第2
図の均一照射型の装置を用いてアニールし、イオ
ン注入領域の電気的活性化を測定した。測定結果
は、900℃、1分〜2分の赤外ランプ光線照射で
イオン注入領域が、100%活性化され、且つ基板
内のシート抵抗のバラツキも2〜4%以内に納め
られた。ここで得られた活性化領域は、従来の電
気炉アニールによる900℃、15分〜30分で得られ
る活性化領域に相当する。 参考例 3 試料としてCZ50〜100Ω−cmの結晶方位(111)
のシリコン基板を用い、このシリコン基板に
200KeVのリンイオン(P+)、ボロイオン(B+)
を1×1015cm-2注入した。このイオン注入された
シリコン基板を第2図の均一照射型の装置を用い
てアニールし、イオン注入領域の電気的活性化を
測定した。結果は、リン及びボロンの1×1015cm
-2注入領域が1000℃、10〜30秒の短時間加熱で充
分活性化され、且つ基板内のシート抵抗のバラツ
キも0.5%前後に納められた。 下記の表は上述の赤外ランプ光線アニール
(I、R)と従来の電気炉アニールと接合深さの
測定結果を示す。尚、試料はCZ40〜80Ω−cmの
結晶方位(111)のn型シリコン基板に200KeV
のボロンイオン(B+)を1.0〜1015cm-2注入した
ものを使用した。
る赤外線ランプ加熱装置に関し、特にイオン注入
された半導体基体に対して短時間加熱により電気
的活性化領域を形成せんとするものである。 イオン注入領域の結晶欠陥を回復させ注入原子
を電気的に活性化させるための従来技術として
は、電気炉を用いて加熱する方法が代表される。
この方法はイオン注入された半導体基板を多数枚
石英ボード等にセツトし、電気炉内にて例えば
800〜1200℃の高温で10分間以上の加熱処理で電
気的活性領域を形成するものである。この方法
は、大量処理できるという事で生産的ではある
が、一方被加熱体の熱容量が大きい為に短時間の
加熱では形成される電気的活性層にバラツキが生
じてしまう。又、イオン注入領域のプロフアイル
の制御性を半導体素子作成に利用しようとして
も、従来法による長時間加熱ではイオン注入プロ
フアイルの再分布現象が生じ、イオン注入の利点
が損なわれる。再に例えばGaAs化合物半導体の
ように熱的に不安定な半導体装置の作製において
は、高温、長時間の加熱によつて基板構成元素で
あるGa、As等が蒸発し、表面に変成層を形成す
る事によつてイオン注入領域の電気的活性化が損
なわれるという問題がある。 一方、イオン注入領域の新しい加熱処理法即ち
アニール法として、例えばレーザアニール法が検
討されている。このレーザアニール法は極く短時
間(nsec〜msec)にイオン注入領域を電気的に
活性できるものとして研究されているが、そのメ
カニズムはレーザ光のもつエネルギーを半導体基
体が吸収し、熱エネルギーに変換して加熱処理さ
れるものとされている。しかし、この場合には当
然吸収係数のレーザ光波長依存性、半導体基板の
結晶性(イオン注入量によつて異なる)が吸収係
数を大きく左右し、アニールされる半導体基板に
よつてレーザ出力を変えねばならないという欠点
がある。又、SiO2−Si構造、多結晶Si−Si構造等
の如き多層構造にレーザ光を照射してアニールす
る場合、例えばSi表面でのレーザ光の反射があ
り、レーザ光波長とSi上のSiO2膜厚等で決定さ
れる干渉効果があり、同時にアニールに必要なレ
ーザ出力が異なつてしまう。さらに、レーザアニ
ールの現状は数10μmに集束したレーザビームを
X−Yの走査で半導体基体を均一にアニールして
いくが、レーザ光のふらつき等もあつて均一にア
ニールできない。なお大口径レーザで半導体基板
に照射できればよいが、この場合には非常に大き
なレーザ出力が必要となる。 本発明は、赤外ランプ光線照射による新しいア
ニール法を用いてイオン注入領域の活性化を行
い、上記問題点を改善し、またアニール時の半導
体基体の反りを抑えるようにした半導体装置の製
法を提供するものである。 本発明においては、半導体基体の表面にイオン
注入を行つて後、赤外ランプ光線透過性の支持手
段により半導体基体をその主面の一部のみ接触さ
せて支持し、赤外ランプを用いて基体の両主面か
ら0.4〜4.0μmの範囲で連続した波長分布をもつ赤
外ランプ光線を照射して加熱しイオン注入領域を
活性化するものである。この赤外ランプ光線照射
アニールによれば、従来の電気炉アニールの1/
10〜1/100の短いアニール時間でイオン注入領
域の電気的活性化が計れるものであり、上述した
長時間アニールに伴う従来の諸問題を解決するこ
とができる。又、赤外ランプ光線の照射は数秒間
なので、片面からだけの照射では基体に熱ひずみ
が生じストレスによる結晶欠陥を生じ易いが基体
の両主面から照射するので熱ひずみが生ぜず、結
晶欠陥は生じない。同時に基体を主面の一部のみ
に接触させて支持するため、両面照射と相俟つて
基体の反りが抑えられる。 以下、本発明を詳細に説明する。 先ず、本発明の理解を容易にするために、第1
図及び第2図を用いて赤外線ランプ加熱装置の参
考例を説明する。第1図は楕円反射鏡による集光
加熱型であり、同図中1はアニールすべき被加熱
体、即ちイオン注入された半導体ウエーハ、2は
半導体ウエーハ1を載置して移動させる移動台、
3はタングステン・ハロゲン・ランプで之より
0.4〜4.0μmの波長の赤外ランプ光線4が楕円曲面
の反射鏡5によつて反射され、半導体ウエーハ1
の面上に集光される。半導体ウエーハ1に対する
加熱は赤外線ランプ3からの赤外ランプ光線4を
反射鏡5を介してウエーハ1の面上に集光させ移
動台を所定の速度で移動させることによつて赤外
ランプ光線スポツトをウエーハ1の面上に走査し
て行う。この場合ウエーハ面上で直径3〜5mmの
スポツト加熱(〜1000℃)が可能となる。 第2図は放物面反射鏡による均一照射型であ
り、この装置は石英管6内にサセプタ7を介して
イオン注入された半導体ウエーハ1が配置され、
石英管6の外側上下に放物面反射鏡8を具備する
均一照射の赤外線ランプ3が一対複数連(図は一
対3連)の構成をもつて配されて成る。 参考例 1 第1図の集光加熱型装置を用いてイオン注入さ
れた半導体基板のアニールを行い、そのイオン注
入領域の結晶欠陥の回復、注入原子の電気的活性
化を測定した。試料はCZ50〜100Ω−cmの結晶方
位(111)のシリコン基板を用い、このシリコン
基板に200KeVのリンイオン(P+)を1×1014cm
-2、1×1015cm-2室温注入した。赤外線ランプは
波長0.4〜4.0μmであり定格出力150W、赤外ラン
プ光線スポツト径は3〜5mmである。 結果は、1×1014cm-2注入領域が0.6mm×secの
走査速度で充分に活性され、1×1015cm-2注入領
域が0.3/secの走査速度で充分に活性された。従
つて赤外ランプ光線スポツト径(3〜5mm)を加
味して1014cm-2、1015cm-2注入領域は10秒前後の
赤外ランプ光線照射で活性化できる。 参考例 2 試料としてCZ50〜100Ω−cmの結晶方位(111)
のシリコン基板を用い、このシリコン基板に
200KeVのリンイオン(P+)を1×1014cm-2注入
した。このイオン注入されたシリコン基板を第2
図の均一照射型の装置を用いてアニールし、イオ
ン注入領域の電気的活性化を測定した。測定結果
は、900℃、1分〜2分の赤外ランプ光線照射で
イオン注入領域が、100%活性化され、且つ基板
内のシート抵抗のバラツキも2〜4%以内に納め
られた。ここで得られた活性化領域は、従来の電
気炉アニールによる900℃、15分〜30分で得られ
る活性化領域に相当する。 参考例 3 試料としてCZ50〜100Ω−cmの結晶方位(111)
のシリコン基板を用い、このシリコン基板に
200KeVのリンイオン(P+)、ボロイオン(B+)
を1×1015cm-2注入した。このイオン注入された
シリコン基板を第2図の均一照射型の装置を用い
てアニールし、イオン注入領域の電気的活性化を
測定した。結果は、リン及びボロンの1×1015cm
-2注入領域が1000℃、10〜30秒の短時間加熱で充
分活性化され、且つ基板内のシート抵抗のバラツ
キも0.5%前後に納められた。 下記の表は上述の赤外ランプ光線アニール
(I、R)と従来の電気炉アニールと接合深さの
測定結果を示す。尚、試料はCZ40〜80Ω−cmの
結晶方位(111)のn型シリコン基板に200KeV
のボロンイオン(B+)を1.0〜1015cm-2注入した
ものを使用した。
【表】
尚、上例の赤外線ランプ加熱装置に於ては第2
図の均一照射型の装置の方が集光加熱型に比べて
実用的である。この場合、使用に際しては半導体
ウエーハ1を石英管6内に入れ、N2ガスを流し
て半導体ウエーハ1に酸化膜が形成されないよう
にしているが、石英の赤外線吸収率が低いので、
加熱は通常の電気炉のように石英管を介してなさ
れるものでなく、この為石英加熱によるN+など
の汚染が少ない。又、第1図及び第2図の夫々の
赤外線ランプ加熱装置においては半導体ウエーハ
1に熱電対9を取付け、赤外ランプ光線照射によ
る加熱温度を検出して任意の設定温度、設定加熱
時間に制御し、加熱条件をより好条件とするよう
になすこともできる。第2図の場合には半導体ウ
エーハと同一の熱容量を持つ基板に熱電対を埋込
んで制御する事も可能である。又、これらの赤外
線ランプ加熱装置はイオン注入機に組込み、イオ
ン注入された半導体ウエーハを大気中に取り出す
事なく、イオン注入機内で加熱し電気的活性化領
域を形成することも出来る。次に、本発明の実施
例を第3図を用いて説明する。 本実施例に係る赤外線ランプ加熱装置15は、
第2図と同様に放物面反射鏡による均一照射型で
あり、半導体ウエーハ1が配置される石英管6の
外側上下に相対向して半導体ウエーハ1よりも広
い面積に照射する赤外ランプ光線照射手段13及
び14が配され、即ち放物面反射鏡8を具備する
均一照射の赤外線ランプ3が一対複数連(図は一
対3連)の構成をもつて配されるも、特に本装置
15では、半導体ウエーハ1の保持を、石英のリ
ング10の内周に之と一体に3本又は4本の細い
突起11を設けてなる石英製のウエーハ支持手段
12によつて中空に支持するようになす。そし
て、本実施例においては、この赤外線ランプ加熱
装置15を用いてイオン注入した半導体ウエーハ
1をアニールし、イオン注入領域を活性化する。
これによつて半導体ウエーハのみを(熱容量が少
いので)瞬間的に加熱する(1000℃/4sec)こと
ができる。加熱温度は照射時間を決めるだけでよ
く、熱電対などによる温度の制御を要しない。照
射時間は数gecである。 本実施例によれば、参考例(2)、(3)で示したと同
様に、イオン注入領域が短時間加熱で充分活性化
され、半導体ウエーハ内のシート抵抗のバラツキ
も低減される。しかも、半導体ウエーハのみを均
一に加熱するのでウエーハ面内の均一性がよく、
反りも少い。又炉芯管内壁からの汚染の問題がな
い。赤外ランプ光線照射部をウエーハが移動して
いくようにすれば、加熱工程を自動化することが
できる。 上述の本発明によれば、赤外線ランプを用いて
イオン注入された半導体基体に対して赤外ランプ
光線を照射し加熱することにより、高温、短時間
でイオン注入領域の電気的活性化ができ、且つ赤
外ランプ光線の均一照射により半導体基体内のシ
ート抵抗の均一性も得られる。アニール時間は従
来の電気炉アニールの1/10〜1/100であり、
従つてイオン注入分布を再分布させずに活性化す
ることができ、より浅い接合の形成が可能とな
る。特にボロン注入領域の場合は注入分布の制
御、浅い接合形成が可能となる。 又、例えばGaAs化合物半導体の如く熱的に不
安定な半導体装置の作製においても、赤外ランプ
光線照射アニールによつて短時間でイオン注入領
域の活性化が行われるので、Ga、Asの蒸発が抑
えられる変成層の形成が阻止でき、イオン注入領
域の活性化が損なわれない。 又、Si−SiO2構造、多結晶Si−Si構造等の如き
多層構造のアニールに本発明の赤外ランプ光線照
射アニールを適用した場合赤外ランプ光線波長が
0.4〜4.0μmの広範囲にあるためにレーザアニール
で問題となる波長干渉効果は無視できる。 又、半導体基体の両主面から赤外ランプ光線を
照射するので、基体に熱ひずみは生ぜず、熱ひず
みによる結晶欠陥を生じることなく、良好なアニ
ール処理ができる。(尚、従来のレーザー、Xeラ
ンプアニールでは、極短時間であつたので熱吸収
は表面部のみであり、片面照射でも熱ひずみは問
題とならなかつた。)そして中空支持の半導体基
体を両主面から赤外ランプ光線を照射して加熱す
るので、半導体基体の変形(反り)を抑えること
ができる。 さらに、赤外ランプ光線照射アニールは省エネ
ルギーで且つ半導体基体を均一にアニールでき
る。即ち、半導体基体内の活性化のバラツキを1
%以下に抑えることができる。 さらに又赤外ランプ光線照射アニールは熱応答
の早さから極めて短時間に昇温出来(現在〜100
℃/secで昇温可能)、または高温短時間の制御が
容易である。従つて本発明はイオン注入層からの
拡散現象の解明、結晶性回復、2次欠陥の成長等
の解析にも活用できる。 尚、本発明においては、例えば400〜600℃、10
分〜1時間の熱処理を施した後、1000℃、10秒の
熱処理を行う所謂2段階アニールを行うことも可
能であり、この場合には理論注入キヤリア分布を
得ることが出来る。
図の均一照射型の装置の方が集光加熱型に比べて
実用的である。この場合、使用に際しては半導体
ウエーハ1を石英管6内に入れ、N2ガスを流し
て半導体ウエーハ1に酸化膜が形成されないよう
にしているが、石英の赤外線吸収率が低いので、
加熱は通常の電気炉のように石英管を介してなさ
れるものでなく、この為石英加熱によるN+など
の汚染が少ない。又、第1図及び第2図の夫々の
赤外線ランプ加熱装置においては半導体ウエーハ
1に熱電対9を取付け、赤外ランプ光線照射によ
る加熱温度を検出して任意の設定温度、設定加熱
時間に制御し、加熱条件をより好条件とするよう
になすこともできる。第2図の場合には半導体ウ
エーハと同一の熱容量を持つ基板に熱電対を埋込
んで制御する事も可能である。又、これらの赤外
線ランプ加熱装置はイオン注入機に組込み、イオ
ン注入された半導体ウエーハを大気中に取り出す
事なく、イオン注入機内で加熱し電気的活性化領
域を形成することも出来る。次に、本発明の実施
例を第3図を用いて説明する。 本実施例に係る赤外線ランプ加熱装置15は、
第2図と同様に放物面反射鏡による均一照射型で
あり、半導体ウエーハ1が配置される石英管6の
外側上下に相対向して半導体ウエーハ1よりも広
い面積に照射する赤外ランプ光線照射手段13及
び14が配され、即ち放物面反射鏡8を具備する
均一照射の赤外線ランプ3が一対複数連(図は一
対3連)の構成をもつて配されるも、特に本装置
15では、半導体ウエーハ1の保持を、石英のリ
ング10の内周に之と一体に3本又は4本の細い
突起11を設けてなる石英製のウエーハ支持手段
12によつて中空に支持するようになす。そし
て、本実施例においては、この赤外線ランプ加熱
装置15を用いてイオン注入した半導体ウエーハ
1をアニールし、イオン注入領域を活性化する。
これによつて半導体ウエーハのみを(熱容量が少
いので)瞬間的に加熱する(1000℃/4sec)こと
ができる。加熱温度は照射時間を決めるだけでよ
く、熱電対などによる温度の制御を要しない。照
射時間は数gecである。 本実施例によれば、参考例(2)、(3)で示したと同
様に、イオン注入領域が短時間加熱で充分活性化
され、半導体ウエーハ内のシート抵抗のバラツキ
も低減される。しかも、半導体ウエーハのみを均
一に加熱するのでウエーハ面内の均一性がよく、
反りも少い。又炉芯管内壁からの汚染の問題がな
い。赤外ランプ光線照射部をウエーハが移動して
いくようにすれば、加熱工程を自動化することが
できる。 上述の本発明によれば、赤外線ランプを用いて
イオン注入された半導体基体に対して赤外ランプ
光線を照射し加熱することにより、高温、短時間
でイオン注入領域の電気的活性化ができ、且つ赤
外ランプ光線の均一照射により半導体基体内のシ
ート抵抗の均一性も得られる。アニール時間は従
来の電気炉アニールの1/10〜1/100であり、
従つてイオン注入分布を再分布させずに活性化す
ることができ、より浅い接合の形成が可能とな
る。特にボロン注入領域の場合は注入分布の制
御、浅い接合形成が可能となる。 又、例えばGaAs化合物半導体の如く熱的に不
安定な半導体装置の作製においても、赤外ランプ
光線照射アニールによつて短時間でイオン注入領
域の活性化が行われるので、Ga、Asの蒸発が抑
えられる変成層の形成が阻止でき、イオン注入領
域の活性化が損なわれない。 又、Si−SiO2構造、多結晶Si−Si構造等の如き
多層構造のアニールに本発明の赤外ランプ光線照
射アニールを適用した場合赤外ランプ光線波長が
0.4〜4.0μmの広範囲にあるためにレーザアニール
で問題となる波長干渉効果は無視できる。 又、半導体基体の両主面から赤外ランプ光線を
照射するので、基体に熱ひずみは生ぜず、熱ひず
みによる結晶欠陥を生じることなく、良好なアニ
ール処理ができる。(尚、従来のレーザー、Xeラ
ンプアニールでは、極短時間であつたので熱吸収
は表面部のみであり、片面照射でも熱ひずみは問
題とならなかつた。)そして中空支持の半導体基
体を両主面から赤外ランプ光線を照射して加熱す
るので、半導体基体の変形(反り)を抑えること
ができる。 さらに、赤外ランプ光線照射アニールは省エネ
ルギーで且つ半導体基体を均一にアニールでき
る。即ち、半導体基体内の活性化のバラツキを1
%以下に抑えることができる。 さらに又赤外ランプ光線照射アニールは熱応答
の早さから極めて短時間に昇温出来(現在〜100
℃/secで昇温可能)、または高温短時間の制御が
容易である。従つて本発明はイオン注入層からの
拡散現象の解明、結晶性回復、2次欠陥の成長等
の解析にも活用できる。 尚、本発明においては、例えば400〜600℃、10
分〜1時間の熱処理を施した後、1000℃、10秒の
熱処理を行う所謂2段階アニールを行うことも可
能であり、この場合には理論注入キヤリア分布を
得ることが出来る。
第1図及び第2図は夫々赤外線ランプ加熱装置
の参考例を示す配置図、第3図は本発明に適用さ
れる赤外線ランプ加熱装置の例を示す配置図であ
る。 1は被加熱体、3は赤外線ランプ、4は赤外ラ
ンプ光線、9は熱電対、12はウエーハ支持手段
である。
の参考例を示す配置図、第3図は本発明に適用さ
れる赤外線ランプ加熱装置の例を示す配置図であ
る。 1は被加熱体、3は赤外線ランプ、4は赤外ラ
ンプ光線、9は熱電対、12はウエーハ支持手段
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体基体の表面にイオン注入を行い、赤外
ランプ光線透過性の支持手段により該半導体基体
の主面の一部のみ接触させて該半導体基体を支持
し、該半導体基体の両主面に同時に照射領域範囲
が上記半導体基体よりも広い赤外ランプ光線を照
射して加熱し、上記半導体基体の変形を抑えてイ
オン注入領域を活性化することを特徴とする半導
体装置の製法。 2 相対向する赤外ランプ光線照射手段と、該赤
外ランプ光線照射手段の間に赤外ランプ光線を透
過する耐熱性材料で形成され、半導体基体の主面
の一部のみ接触する半導体基体支持手段が設けら
れ、上記赤外ランプ光線照射手段は上記半導体基
体よりも広い面積で形成され、上記半導体基体支
持手段を透過した赤外ランプ光線、または該透過
赤外ランプ光線と直接照射の赤外ランプ光線によ
り、上記半導体基体の両面を同時に照射し、該半
導体基体の変形を抑えて該半導体基体を加熱する
ことを特徴とする赤外線ランプ加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60196922A JPS61198625A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 半導体装置の製法及びそれに使用する赤外線ランプ加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60196922A JPS61198625A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 半導体装置の製法及びそれに使用する赤外線ランプ加熱装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16374679A Division JPS56100412A (en) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | Manufacture of semiconductor device |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63005497A Division JPS63170916A (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 赤外線ランプ加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61198625A JPS61198625A (ja) | 1986-09-03 |
| JPH0210569B2 true JPH0210569B2 (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=16365898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60196922A Granted JPS61198625A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 半導体装置の製法及びそれに使用する赤外線ランプ加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61198625A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3173926B2 (ja) | 1993-08-12 | 2001-06-04 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 薄膜状絶縁ゲイト型半導体装置の作製方法及びその半導体装置 |
| KR100414736B1 (ko) * | 2002-05-20 | 2004-01-13 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 트랜지스터 형성방법 |
| JP6442355B2 (ja) * | 2015-04-23 | 2018-12-19 | 日本碍子株式会社 | 赤外線ヒーター及び赤外線処理装置 |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP60196922A patent/JPS61198625A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61198625A (ja) | 1986-09-03 |
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