JPH0210610A - 直流電力ケーブル - Google Patents
直流電力ケーブルInfo
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- JPH0210610A JPH0210610A JP16031288A JP16031288A JPH0210610A JP H0210610 A JPH0210610 A JP H0210610A JP 16031288 A JP16031288 A JP 16031288A JP 16031288 A JP16031288 A JP 16031288A JP H0210610 A JPH0210610 A JP H0210610A
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- Japan
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- maleic anhydride
- amount
- polyethylene
- power cable
- space charge
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、破壊強度の向上を図った直流電力ケーブルに
関するものである。
関するものである。
「従来の技術」
直流電力ケーブルは交流電力ケーブルに比べて、誘電損
失がなく、充電電流に対する無効分を補償するための設
備が不要である等の長所を持つ。
失がなく、充電電流に対する無効分を補償するための設
備が不要である等の長所を持つ。
また、一般に、絶縁物の絶縁耐圧は、交流より直流の方
が大きく安定度を考慮する必要がないことから、送電距
離が長く、かつ大容量送電になればなる程、直流ケーブ
ルのメリットがでてくる。
が大きく安定度を考慮する必要がないことから、送電距
離が長く、かつ大容量送電になればなる程、直流ケーブ
ルのメリットがでてくる。
現在、高電圧直流送電ケーブルは、主に低粘度油を用い
油圧をかけたタイプのOFケーブルが使用されているが
、その一方で、給油設備が不要で、防災性に優れたプラ
スチックを絶縁体とするプラスチック絶縁ケーブルの開
発が望まれている。
油圧をかけたタイプのOFケーブルが使用されているが
、その一方で、給油設備が不要で、防災性に優れたプラ
スチックを絶縁体とするプラスチック絶縁ケーブルの開
発が望まれている。
プラスチック絶縁ケーブルは、交流電力ケーブルに対し
ては現在、架橋ポリエチレン(XLPE)ケーブルが汎
用されているか、直流電圧に対する空間電荷特性等の絶
縁上の問題から高電圧直流送電ケーブルとして、未だ実
用化されていない。
ては現在、架橋ポリエチレン(XLPE)ケーブルが汎
用されているか、直流電圧に対する空間電荷特性等の絶
縁上の問題から高電圧直流送電ケーブルとして、未だ実
用化されていない。
すなわち、XLPEケーブルでは直流高電圧印加によっ
て絶縁体中に、同極性の空間電荷が蓄積され、例えば、
逆極性のインパルス電圧か課電された場合や、直流極性
反転がなされた場合、その絶縁特性の低下が大きいとい
う理由から、高電圧直流送電ケーブルとしての実用化が
見送られている。
て絶縁体中に、同極性の空間電荷が蓄積され、例えば、
逆極性のインパルス電圧か課電された場合や、直流極性
反転がなされた場合、その絶縁特性の低下が大きいとい
う理由から、高電圧直流送電ケーブルとしての実用化が
見送られている。
以上のようなことからXLPEに替る直流絶縁性能の優
れたプラスチック絶縁ケーブルの提供が望まれている。
れたプラスチック絶縁ケーブルの提供が望まれている。
「発明が解決しようとする課題」
ところで、一般にポリエチレン(PE)の固有絶縁破壊
強度は、結晶化度が高い程、すなわち密度が大きい程、
向上するとされ、また、ポリエチレンに直流電圧を印加
した時に、電極から電荷が注入されて形成される同極性
の空間電荷は、該ポリエチレンの結晶−非晶の界面等、
結晶に関係した領域にトラップされ易いとされている。
強度は、結晶化度が高い程、すなわち密度が大きい程、
向上するとされ、また、ポリエチレンに直流電圧を印加
した時に、電極から電荷が注入されて形成される同極性
の空間電荷は、該ポリエチレンの結晶−非晶の界面等、
結晶に関係した領域にトラップされ易いとされている。
このような観点から、本発明者らは、上記の空間電荷特
性が、無極性のポリエチレンに成る種の極性基を導入す
ることによって変化することを見い出した。
性が、無極性のポリエチレンに成る種の極性基を導入す
ることによって変化することを見い出した。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって
、ポリエチレンの種類を特定し、また極性基の種類を特
定して、絶縁体中に局部的に形成される空間電荷の蓄積
を抑制し、その絶縁性能の向上を図った直流電力ケーブ
ルを得ることを目的とするものである。
、ポリエチレンの種類を特定し、また極性基の種類を特
定して、絶縁体中に局部的に形成される空間電荷の蓄積
を抑制し、その絶縁性能の向上を図った直流電力ケーブ
ルを得ることを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」
上記目的を達成するために、本発明では、固有絶縁破壊
強度の優れる結晶化度の高い低圧法ポリエチレンについ
て、極性基導入の効果を検討した結果、無水マレイン酸
をグラフト化した密度0゜94 g/ cm3以上の低
圧法ポリエチレンが空間電荷特性を含めた直流絶縁性能
に優れることがわかった(請求項1に対応)。
強度の優れる結晶化度の高い低圧法ポリエチレンについ
て、極性基導入の効果を検討した結果、無水マレイン酸
をグラフト化した密度0゜94 g/ cm3以上の低
圧法ポリエチレンが空間電荷特性を含めた直流絶縁性能
に優れることがわかった(請求項1に対応)。
更に、無水マレイン酸の導入量は望ましくは0゜02〜
5wt%に設定すれば、前記絶縁性能が特に向上するこ
とがわかった(請求項2に対応)。
5wt%に設定すれば、前記絶縁性能が特に向上するこ
とがわかった(請求項2に対応)。
なお、前記無水マレイン酸の導入量を0.02〜5wt
%の範囲に設定したのは、0,02%未満では、空間電
荷特性の改善に効果がなく、また、5%を越えると、絶
縁破壊の原因となる空間電荷量は低い値に保たれるもの
の、一方で結晶化度の低下を招いて逆に、破壊強度の低
下を引き起こすることになるからである。
%の範囲に設定したのは、0,02%未満では、空間電
荷特性の改善に効果がなく、また、5%を越えると、絶
縁破壊の原因となる空間電荷量は低い値に保たれるもの
の、一方で結晶化度の低下を招いて逆に、破壊強度の低
下を引き起こすることになるからである。
また、ケーブルへの押出加工性を考慮するとメルトフロ
ーレシオ(Melt Flow Ratio ; M
F R)の望ましい範囲は0.05〜Jog/minで
ある。
ーレシオ(Melt Flow Ratio ; M
F R)の望ましい範囲は0.05〜Jog/minで
ある。
さらに、絶縁材には耐熱安定剤、触媒重合残渣吸収剤等
の必要な添加剤を加えて用いることができることは云う
までもない。
の必要な添加剤を加えて用いることができることは云う
までもない。
「作用」
電極から注入される空間電荷はポリエチレンの結晶−非
晶の界面等にトラップされ易いとされている。一方、グ
ラフト化された無水マレイン酸は側鎖としてバルキー(
bulky)であるために、規則正しい折り畳み鎖にな
ることができず、結晶−非晶の界面に多く存在すると考
えられる。
晶の界面等にトラップされ易いとされている。一方、グ
ラフト化された無水マレイン酸は側鎖としてバルキー(
bulky)であるために、規則正しい折り畳み鎖にな
ることができず、結晶−非晶の界面に多く存在すると考
えられる。
前記無水マレイン酸には、無極性のポリエチレン鎖部と
比較し、電゛子親和性あるいは電子共鳴性の高いカルボ
ニル基が存在することにより、注入される空間電荷のト
ラップを低減させると考えられる。このような空間電荷
の低減によって、極性反転や逆極性インパルス破壊強度
が改善されるものと考えられる(請求項1に対応)。
比較し、電゛子親和性あるいは電子共鳴性の高いカルボ
ニル基が存在することにより、注入される空間電荷のト
ラップを低減させると考えられる。このような空間電荷
の低減によって、極性反転や逆極性インパルス破壊強度
が改善されるものと考えられる(請求項1に対応)。
なお、上述したように無水マレイン酸をポリエチレンに
グラフト重合すれば、確かに空間電荷特性の向上を図る
ことができるが、一方で、該無水マレイン酸のグラフト
量が多すぎると、結晶化度の低下を招き、結果として直
流破壊電圧値の低下を招来することになる(請求項2に
対応)(後述する実験結果によって裏付ける)。
グラフト重合すれば、確かに空間電荷特性の向上を図る
ことができるが、一方で、該無水マレイン酸のグラフト
量が多すぎると、結晶化度の低下を招き、結果として直
流破壊電圧値の低下を招来することになる(請求項2に
対応)(後述する実験結果によって裏付ける)。
「実験例」
◇実験例(1)
密度の異なる各種ポリエチレンに対して所定量のマレイ
ン酸をグラフト化した試料を180℃×lO分の条件で
シート状にプレス成型し、その絶縁破壊特性及び空間電
荷特性を評価した。
ン酸をグラフト化した試料を180℃×lO分の条件で
シート状にプレス成型し、その絶縁破壊特性及び空間電
荷特性を評価した。
絶縁破壊試験は、第2図に符号1で示すようにリセス形
状のシート試料(リセス部厚さ200〜300μm)を
用い、90℃の温度で高電圧を印加して、直流破壊特性
(DC)、インパルス特性(1mp)及び直流極性反転
特性を試験した。このときの課電条件は下記の通りであ
る。
状のシート試料(リセス部厚さ200〜300μm)を
用い、90℃の温度で高電圧を印加して、直流破壊特性
(DC)、インパルス特性(1mp)及び直流極性反転
特性を試験した。このときの課電条件は下記の通りであ
る。
なお、この試験は絶縁油中2で行い、かつ試料lの表面
には導電塗料3を予め塗布しておいた。
には導電塗料3を予め塗布しておいた。
(課電条件)
・D、C,(+) 2KV/sec連続昇圧した
、Imp、(+) −予想破壊値70%でスタートし
た。5KV/3回で昇圧し た。
、Imp、(+) −予想破壊値70%でスタートし
た。5KV/3回で昇圧し た。
・極性反転 −予想破壊値70%でスタートした。5
KVで10分間に亙 っ て(−)、 (+)と極性の反転を
させつつステップアップした。
KVで10分間に亙 っ て(−)、 (+)と極性の反転を
させつつステップアップした。
空間電荷特性は、第3図に符号4で示す厚さ200μm
のシート試料の上面及び下面に、それぞれ上部電極5A
及び下部電極5Bからなる金蒸着@tfs5(電極面積
12.6cmりを設け、試験回路によるコレクティング
、電圧熱刺激電流法により評価した。
のシート試料の上面及び下面に、それぞれ上部電極5A
及び下部電極5Bからなる金蒸着@tfs5(電極面積
12.6cmりを設け、試験回路によるコレクティング
、電圧熱刺激電流法により評価した。
すなわち、ヒーター6によって試料4を90℃の温度に
保ち、スイッチS、を閉じて一2KVの直流バイアス電
圧(vb)を印加した状態で液体窒素N、により試料4
を冷却しくこのとき他のスイッチSt’Ssは開となっ
ている)、次にスイッチS1を開いてスイッチS、を閉
じ、これによって、所定のコレクティング電圧(V c
)を印加して、試料を7℃/分の速度で昇温し、かつ電
流計7において熱刺激電流(TSC)を測定した。
保ち、スイッチS、を閉じて一2KVの直流バイアス電
圧(vb)を印加した状態で液体窒素N、により試料4
を冷却しくこのとき他のスイッチSt’Ssは開となっ
ている)、次にスイッチS1を開いてスイッチS、を閉
じ、これによって、所定のコレクティング電圧(V c
)を印加して、試料を7℃/分の速度で昇温し、かつ電
流計7において熱刺激電流(TSC)を測定した。
なお、このとき電流計7によって測定した熱刺激電流(
TSC)は、符号8で示すレコーダーに記録した。また
、熱刺激電流(TSC)の測定に際しては、試料4を1
0−’ 〜10−”torrに保持した真空容器9内に
配置した。
TSC)は、符号8で示すレコーダーに記録した。また
、熱刺激電流(TSC)の測定に際しては、試料4を1
0−’ 〜10−”torrに保持した真空容器9内に
配置した。
本試料系では、いずれも100〜120℃の温度におい
て、電極から注入された電子によるTSCピーク電流(
Imax)が認められた(第4図(A)参照)。
て、電極から注入された電子によるTSCピーク電流(
Imax)が認められた(第4図(A)参照)。
そして、更に、直流バイアス電圧(Vb)とコレクティ
ング電圧(V c)との比を種々設定するとともに、こ
れらVc/Vbに対して得られたI maxを、プロッ
トしく第4図(B)参照)、更に、この第4図(B)に
示す■。とI、との和から金蒸着電極5からの注入空間
電荷量を評価した。
ング電圧(V c)との比を種々設定するとともに、こ
れらVc/Vbに対して得られたI maxを、プロッ
トしく第4図(B)参照)、更に、この第4図(B)に
示す■。とI、との和から金蒸着電極5からの注入空間
電荷量を評価した。
なお、前述した■、と■、との和I I+ I tは、
注入された空間電荷量に比例する(この試験結果は後述
する第5図の表の右側に相対値として示す)(参考資料
;日野太部著「電気材料物性工学」!985年3月刊行
)。
注入された空間電荷量に比例する(この試験結果は後述
する第5図の表の右側に相対値として示す)(参考資料
;日野太部著「電気材料物性工学」!985年3月刊行
)。
上記の実験装置によって種々のシート試料No。
1=No、10 を試験し、その結果を第5図の表に
まとめた。
まとめた。
前記シート試料N011〜No、10の内、No。
3〜NO36、NO19〜N01lOは本発明の請求項
1・2で示されたシート試料(実施例と表示)であり、
低圧法ポリエチレンの密度が0.94g/am3以上、
かつ、無水マレイン酸量が0.02〜5wt% に設定
されたものである。その内、N023〜N096 に示
すシート試料は低圧法ポリエチレンの密度を一定にして
、無水マレイン酸の重量%を変化させたものであり、逆
に、No、9〜No。
1・2で示されたシート試料(実施例と表示)であり、
低圧法ポリエチレンの密度が0.94g/am3以上、
かつ、無水マレイン酸量が0.02〜5wt% に設定
されたものである。その内、N023〜N096 に示
すシート試料は低圧法ポリエチレンの密度を一定にして
、無水マレイン酸の重量%を変化させたものであり、逆
に、No、9〜No。
IOに示すシート試料は、無水マレイン酸量を一定にし
て、低圧法ポリエチレンの密度を変化させたものである
。
て、低圧法ポリエチレンの密度を変化させたものである
。
また、No、1−No、2、No、7〜No、8は、比
較用のシート試料(比較例と表示)であって、その内、
No、I〜No、2、No、7 に示すシート試料は
、無水マレイン酸量が0.02〜5wt%の範囲から外
れるもの、N018 に示すシート試料は、無水マレイ
ン酸量が0.02〜5wt%の範囲内に設定される一方
で、ポリエチレンに0.92g/cm”の高圧法ポリエ
チレンが使用されてなるものである。
較用のシート試料(比較例と表示)であって、その内、
No、I〜No、2、No、7 に示すシート試料は
、無水マレイン酸量が0.02〜5wt%の範囲から外
れるもの、N018 に示すシート試料は、無水マレイ
ン酸量が0.02〜5wt%の範囲内に設定される一方
で、ポリエチレンに0.92g/cm”の高圧法ポリエ
チレンが使用されてなるものである。
結果の表に示すように、無水マレイン酸債か002%未
満では、空間電荷量が多く、極性反転の低下も大きい。
満では、空間電荷量が多く、極性反転の低下も大きい。
5%を越えると、破壊強度の低下が顕著となった(No
、I〜No、7の比較による)。
、I〜No、7の比較による)。
また、密度の小さい高圧法ポリエチレンでは空間電荷量
は小さいが破壊強度が低く、密度0.94g/am3以
上の低圧法ポリエチレンにおいて良好な破壊特性が得ら
れた(No、7〜No、lOの比較による)。
は小さいが破壊強度が低く、密度0.94g/am3以
上の低圧法ポリエチレンにおいて良好な破壊特性が得ら
れた(No、7〜No、lOの比較による)。
なお、この実験では、実施例のNo、3〜N06、No
、9〜No、10に示すように、無水マレイン酸のmを
002〜5wt%の範囲とすれば、空間電荷量の低減を
図ることができ、かつ破壊強度の向上を図ることができ
るが、一方で、比較例のNo、1とNo、2とを比較し
てわかるように、無水マレイン酸の量を必ずしも0.0
2〜5wt%の範囲に設定しなくとも、少量の無水マレ
イン酸を含有しているだけで、空間電荷量の低減を図る
ことができ、かつ破壊強度の向上を図ることができるこ
とがわかる。
、9〜No、10に示すように、無水マレイン酸のmを
002〜5wt%の範囲とすれば、空間電荷量の低減を
図ることができ、かつ破壊強度の向上を図ることができ
るが、一方で、比較例のNo、1とNo、2とを比較し
てわかるように、無水マレイン酸の量を必ずしも0.0
2〜5wt%の範囲に設定しなくとも、少量の無水マレ
イン酸を含有しているだけで、空間電荷量の低減を図る
ことができ、かつ破壊強度の向上を図ることができるこ
とがわかる。
◇実験例(2)
第5図の表に示すNol、No4の絶縁体と、XLPE
とを絶縁体して直流電力ケーブルを造り、その破壊強度
を比較した。なお、ここで比較する直流電力ケーブルは
、導体断面積60mm”、絶縁厚3.5mm、押出によ
る内部及び外部半導電層を施した3層構造をとっている
。
とを絶縁体して直流電力ケーブルを造り、その破壊強度
を比較した。なお、ここで比較する直流電力ケーブルは
、導体断面積60mm”、絶縁厚3.5mm、押出によ
る内部及び外部半導電層を施した3層構造をとっている
。
それぞれの直流電力ケーブルについて、90℃の温度で
第6図に示す条件で破壊試験を行ない、その結果を第7
図の表に示す如くまとめた。
第6図に示す条件で破壊試験を行ない、その結果を第7
図の表に示す如くまとめた。
そして、第7図に示すようにNo、4 の絶縁体によ
って作製したケーブルは、No、1 の絶縁体によっ
て作製したケーブル、XLPEによって作製したケーブ
ルと比較して、直流破壊特性(DC)、インパルス特性
(Imp)及び直流極性反転特性が共に向上し、その破
壊強度が向上したことが明らかとなった。
って作製したケーブルは、No、1 の絶縁体によっ
て作製したケーブル、XLPEによって作製したケーブ
ルと比較して、直流破壊特性(DC)、インパルス特性
(Imp)及び直流極性反転特性が共に向上し、その破
壊強度が向上したことが明らかとなった。
「発明の効果」
以上詳細に説明したように、この発明によれば、無水マ
レイン酸をグラフト重合させてなる0、94g/cm’
以上の低圧法ポリエチレンを絶縁体に用い、また無水マ
レイン酸のグラフト量を0.02〜5wt%の範囲に設
定することによって、絶縁体中に局部的に形成される空
間電荷の蓄積を抑制し、その破壊強度(絶縁性能)の向
上を図ることが可能となった。
レイン酸をグラフト重合させてなる0、94g/cm’
以上の低圧法ポリエチレンを絶縁体に用い、また無水マ
レイン酸のグラフト量を0.02〜5wt%の範囲に設
定することによって、絶縁体中に局部的に形成される空
間電荷の蓄積を抑制し、その破壊強度(絶縁性能)の向
上を図ることが可能となった。
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示す図であって、
第1図は無水マレイン酸をグラフト重合させてなるポリ
エチレンの構造式、第2図は破壊強度を試験する装置を
示す概略図、第3図は空間電荷量を試験する装置を示す
概略図、第4図(A)は熱刺激電流と温度との関係を示
すグラフ、第4図(B)はI maxとV c/V b
との関係を示すグラフ、第5図はシート試料の破壊強度
と空間電荷量とを表す試験結果を示す表、第6図は直流
電力ケーブルを破壊させるための試験条件を示す表、第
7図は直流電力ケーブルの破壊強度と空間電荷量とを表
す試験結果を示す表である。 第1図 +CH2−−− CH2−CH−CH2−−−CH2→
nCH2 C=O
第1図は無水マレイン酸をグラフト重合させてなるポリ
エチレンの構造式、第2図は破壊強度を試験する装置を
示す概略図、第3図は空間電荷量を試験する装置を示す
概略図、第4図(A)は熱刺激電流と温度との関係を示
すグラフ、第4図(B)はI maxとV c/V b
との関係を示すグラフ、第5図はシート試料の破壊強度
と空間電荷量とを表す試験結果を示す表、第6図は直流
電力ケーブルを破壊させるための試験条件を示す表、第
7図は直流電力ケーブルの破壊強度と空間電荷量とを表
す試験結果を示す表である。 第1図 +CH2−−− CH2−CH−CH2−−−CH2→
nCH2 C=O
Claims (2)
- (1)無水マレイン酸をグラフト重合させてなる0.9
4g/cm^3以上の低圧法ポリエチレンを絶縁体に用
いたことを特徴とする直流電力ケーブル。 - (2)上記無水マレイン酸のグラフト量は0.02〜5
wt%の範囲であることを特徴とする請求項1記載の直
流電力ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16031288A JPH0616366B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 直流電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16031288A JPH0616366B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 直流電力ケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0210610A true JPH0210610A (ja) | 1990-01-16 |
| JPH0616366B2 JPH0616366B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=15712235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16031288A Expired - Fee Related JPH0616366B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 直流電力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616366B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999044207A1 (en) * | 1998-02-25 | 1999-09-02 | Abb Ab | An electric direct current cable |
| JP2002093247A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-03-29 | Fujikura Ltd | 直流電力ケーブル |
| US6479590B1 (en) | 1998-09-16 | 2002-11-12 | Japan Polyolefins Co., Ltd. | Electrical insulating resin material, electrical insulating material, and electric wire and cable using the same |
| US6903263B2 (en) | 2000-12-27 | 2005-06-07 | Pirelli, S.P.A. | Electrical cable, particularly for high voltage direct current transmission or distribution, and insulating composition |
| US8257782B2 (en) | 2000-08-02 | 2012-09-04 | Prysmian Cavi E Sistemi Energia S.R.L. | Electrical cable for high voltage direct current transmission, and insulating composition |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010508812A (ja) * | 2006-11-03 | 2010-03-25 | ティー.エフ.エイチ.パブリケーションズ、インコーポレーテッド | 栄養補給剤 |
-
1988
- 1988-06-28 JP JP16031288A patent/JPH0616366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999044207A1 (en) * | 1998-02-25 | 1999-09-02 | Abb Ab | An electric direct current cable |
| US6479590B1 (en) | 1998-09-16 | 2002-11-12 | Japan Polyolefins Co., Ltd. | Electrical insulating resin material, electrical insulating material, and electric wire and cable using the same |
| US8257782B2 (en) | 2000-08-02 | 2012-09-04 | Prysmian Cavi E Sistemi Energia S.R.L. | Electrical cable for high voltage direct current transmission, and insulating composition |
| JP2002093247A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-03-29 | Fujikura Ltd | 直流電力ケーブル |
| US6903263B2 (en) | 2000-12-27 | 2005-06-07 | Pirelli, S.P.A. | Electrical cable, particularly for high voltage direct current transmission or distribution, and insulating composition |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0616366B2 (ja) | 1994-03-02 |
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| JPH05266723A (ja) | 直流電力ケーブル | |
| Noto | Research on water treeing in polymeric insulating materials | |
| Abou-Dakka et al. | Space charge evolution in XLPE and EPR under high uniform electric fields | |
| Mansor et al. | Study on the dielectric performance of XLPE nanocomposite against the electrical tree propagation | |
| Suh et al. | Space charge distributions in EPDM compounds | |
| Wang et al. | Development of insulation material for DC cables-space charge properties of metallocene catalyzed polyethylene | |
| JP2001312921A (ja) | 直流絶縁材料 | |
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| JPH06215645A (ja) | 直流電力ケーブル | |
| JP3275342B2 (ja) | 直流電力ケーブル | |
| Wang et al. | Distribution characteristics and formation mechanism of space charge in PE materials | |
| JPS61133253A (ja) | 架橋性電気絶縁組成物 | |
| JP2604771B2 (ja) | 直流電力ケーブル | |
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| JP3575030B2 (ja) | 直流電力ケーブル | |
| JPS63150811A (ja) | 電力ケ−ブル | |
| JPH05266724A (ja) | 直流電力ケーブル | |
| JPS60167206A (ja) | 直流電力ケ−ブル用絶縁体組成物およびこれを用いた直流電力ケ−ブル | |
| Takeda et al. | A study of the method for evaluating dielectric materials using space charge measurement | |
| Mizutani et al. | Space charge behavior near LDPE/LDPE interface |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |