JPH02106437A - 4輪駆動用駆動連結装置 - Google Patents

4輪駆動用駆動連結装置

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JPH02106437A
JPH02106437A JP26021188A JP26021188A JPH02106437A JP H02106437 A JPH02106437 A JP H02106437A JP 26021188 A JP26021188 A JP 26021188A JP 26021188 A JP26021188 A JP 26021188A JP H02106437 A JPH02106437 A JP H02106437A
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JP
Japan
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differential
differential gear
carrier
casing
rotor
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JP26021188A
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English (en)
Inventor
Shuzo Hiragushi
周三 平櫛
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、前、後輪間の差回転を吸収すべく両輪間に介
装された差動歯車装置と、該差動歯車装置の動作を、そ
の内部の発生油圧により制限する差動制限装置とを備え
てなる4輪駆動用駆動連結装置に関する。
〔従来技術〕
エンジンの駆動力を4輪金てに伝達して走行する4輪駆
動車は、積雪路、凍結路等の摩擦係数の低い路面及び砂
利道、ダート道等の悪路における走行安定性に優れてい
ることは勿論、舗装路面上での走行の際にも、加減速時
及び高速走行時に高い走行安定性が得られることから、
路面状況、天候等の自然条件及び走行状態の如何に拘わ
らず快適な走行を実現できるものとして、近年特に脚光
を浴びるようになってきた。
4輪駆動車は、基本的には、前、後輪を直結することに
より実現できるが、このようにした場合、強固な4輪駆
動状態が得られるという利点がある一方、旋回走行時に
前、後輪間に生じる回転速度差が吸収できないため、所
謂タイトコーナブレーキング現象が発生し、旋回性能が
悪化するという難点がある。従って、実用化されている
4輪駆動車は、前、後輪間に適宜の連結手段(駆動連結
装置)を介装し、該駆動連結装置を介して前、後輪を連
結する構成となっており、この駆動連結装置として差動
歯車装置を利用したものがある。これは、複数の遊星歯
車を回動自在に保持するキャリアを駆動源たるエンジン
に連結し、これの回転に連動して回転せしめる一方、前
、後輪と夫々連動回転する一対の差動歯車に、前記遊星
歯車を夫々噛合させて構成された差動歯車装置(センタ
デフ)と、これに付設され、該差動歯車装置の動作を制
限する差動制限装置とを備えてなる。公知の如く差動歯
車装置は、前記両差動歯車間の回転速度差をこれらに噛
合する遊星歯車の回動により吸収しつつ、該遊星歯車を
保持するキャリアに伝達される駆動力を両差動歯型に配
分する装置であり、前述の如き構成の差動歯車装置の動
作により、前。
後輪間の差回転が吸収されると共に、エンジンの駆動力
が両差動歯型を介して前、後輪に配分され、タイI・コ
ーナブレーキング現象の発生の虞がな(常時4輪駆動状
態が実現される。ところが差動歯車装置は、両差動歯型
が等速度にて回転している場合には、両者に均等の割合
にて駆動力を配分するのに対し、両者間に回転速度差が
存在する場合には、回転速度が大なる側へ多くの駆動力
を配分する特性を有するから、これを単独にて駆動連結
装置として用いた場合、例えば、前、後輪の一方が空転
状態にあるときに、駆動力の大部分が空転側に流れ、他
方にわずかな駆動力しか伝達されないという難点がある
。前記差動制限装置は、一方の差動歯車とキャリアとの
間に生じる回転速度差に相当する力を発生し、両者間の
相対回転をこの力にて制限して、回転速度が小さい側へ
の駆動力の伝達量を確保するために設けてあり、油の剪
断抵抗により前記制限力を発生するビスカスカップリン
グを用いてなるもの、その内部に発生する油圧により制
限力を発生する油圧ポンプを用いてなるもの等がある。
第3図は、前、後輪間に介装された差動歯車装置に、油
圧ポンプを用いてなる差動制限装置を付設して構成され
た従来の駆動連結装置を備えてなる4輪駆動車の伝動系
の構成を示す模式的平面図である。
図において10は、前、後輪間の差回転を吸収する差動
歯車装置11、及び該差動歯車装置11の動作を制限す
べくこれに付設された差動制限装置12を備えてなる駆
動連結装置である。差動歯車装置11は、複数の遊星歯
車11b、llb・・・を回動自在に保持するキャリア
llaと、該キャリアllaと同軸回動自在に支承され
、前記遊星歯車11b、llb・・・の夫々と噛合する
一対の差動歯車11c、 lidとを備えてなり、また
、差動制限装置12は、ケーシング12aと、これの内
部に同軸回動自在に収納されたロータ12bとを備え、
両者間に生じる相対回転に応じた油圧をその内部に発生
する油圧ポンプであり、小型。
軽量化が容易なベーンポンプが通常用いられている。差
動制限装置12のケーシング12aは、連結部材13を
介して差動歯車装置11の前記キャリアIlaに同軸的
に連結され、該キャリアllaと連動回転するようにな
してあり、またロータ12bは、その中空軸12cの一
端部が一方の差動歯車11cの中空軸lieの端部にフ
ランジ結合され、該差動歯車11cと連動回転するよう
になしである。従って、差動制限装置12の内部には、
差動歯車装置11のキャリアllaと差動歯車11cと
の間に生じる回転速度差に対応する油圧が発生し、これ
がケーシング12aとロータ12bとの間に両者の相対
回転を抑止する方向に作用する結果、キャリアllaと
差動歯車11cとの間に生じる差回転が制限される。
さて、車体前部に横置きされたエンジンEが発生する駆
動力は、これに付設された変速機Gを経て外部に取出さ
れ、図示の如き複数の伝動歯車を介して差動歯車装置1
1のキャリアllaに伝達されており、これは該差動歯
車装置11の動作により、一対の作動歯車11c、 l
ldに両者の回転速度に応じて配分される。そして、差
動歯車11c側に配分された駆動力は、これの中空軸1
1eに連結された前記中空軸12c、該中空軸12cの
他端に一対の平歯車を介して連結された中間伝動軸14
、及び、これに一対の傘歯車を介して連結されたプロペ
ラシャフト15を介して、左右の後輪17.17の差回
転を吸収する後輪差動歯車装置16のキャリアに伝達さ
れ、該差動歯車装置16の動作によりこれの一対の差動
歯車に配分された後、左右方向に延設された後車軸17
a、17bにより左右の後輪17.17に各別に伝達さ
れるようになっており、また差動歯車lid側に配分さ
れた駆動力は、これの中空軸11fに同軸的に連結され
、左右の前輪19.19の差回転を吸収する前輪差動歯
車装置18のキャリアに伝達され、該差動歯車装置18
の動作によりこれの一対の差動歯車に配分された後、一
方は、中空軸iff、lie及びロータ12bの中空軸
12cの中空部内を通って車体の一側に延設された前車
軸19aにより、また他方は、車体の他側に延設された
前車軸19bにより、左右の前輪19.19に各別に伝
達されるようになっている。
以上の構成の駆動連結装置10において、差動歯車装置
11の差動歯車11cは、後輪差動歯車装置16のキャ
リアの回転速度、即ち左右の後輪17.17の平均速度
に対応する回転速度にて、また差動歯車lidは、前輪
差動歯車装置18の回転速度、即ち左右の前輪19.1
9の平均速度に対応する回転速度にて夫々回転する。従
って、前、後輪間に差回転が生じていない場合、差動歯
車11c、 lid及びキャリアllaの回転速度は等
しく、差動制限装置12内部における油圧の発生もない
から、エンジンEの駆動力は、左右の差動歯車11c、
lidを経て、後輪17゜17と前輪19.19とに均
等に伝達される。一方、前後輪間に差回転が生じた場合
、差動歯車11cと差動歯車lidとの間にはこの差回
転に相当する回転速度差が生じる一方、両者の平均速度
にて回転するキャリアllaと差動歯車11cとの間に
も回転速度差が生じ、これらに夫々連結されたケーシン
グ12aとロータ12bとを備えてなる差動制限装置1
2の内部に油圧が発生し、この油圧によりキャリア12
aに対する作動歯車11cの相対回転が制限される。こ
の油圧は、差動歯車11c、 lid間の回転速度差、
即ち、後輪17.17と前輪19.19との間の回転速
度差が大になるに従って高くなるから、前記相対回転は
、これの増大に従って増大する力にて抑制され、差動歯
車11cと差動歯車lidとの間の回転速度差が所定範
囲を超えて大きくなることがない。その結果、前輪19
.19又は後輪17.17が空転状態にある場合におい
ても、他方、即ち後輪19゜19又は前輪17.17へ
十分な駆動力の伝達がなされ、前述の如き難点が生じる
ことがなく、満足すべき4輪駆動状態が実現される。
〔発明が解決しようとする課題〕
さて、4輪駆動用駆動連結装置は、その装着位置に空間
的な制約が存在し、これの小型化が切望されるが、前述
の構成の従来の駆動連結装置lOは、個別に構成された
差動歯車装置11及び差動制限装置12、並びに両者を
連結するための連結部材13等の多数の構成部品を必要
とするため、これの小型化に限界があった。また、高速
にて回転する差動歯車装置11と差動制限装置12との
間には回転精度の向上のため高い同芯度が要求されるが
、これの実現のためには、両者の連結部分に高い加工精
度にて加工を施した上、両者を正しく同芯上に位置させ
るべく細心の注意を払って組立てを行う必要があり、ま
た、このようにした場合においても得られる同芯度には
限界があり、高い回転精度の実現が難しいという難点が
あった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、従来
のものに比較して大幅な小型化が可能であり、また高い
回転精度を容易に実現できる4輪駆動用駆動連結装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る4輪駆動用駆動連結装置は、駆動源に連動
して回転するキャリアに回動自在に保持された遊星歯車
を、前、後輪と各別に連動回転する一対の差動歯車に噛
合させてなり、前、後輪間の差回転を吸収する差動歯車
装置に、前記キャリアと連動回転するケーシング及び前
記差動歯車の一方と連動回転するロータを備えた油圧ポ
ンプとして構成され、前記差回転に応じてその内部に発
生する油圧により、前記差動歯車装置の動作を制限する
差動制限装置を付設してなる4輪駆動用駆動連結装置に
おいて、前記一方の差動歯車は、前記ロータ又はその回
転軸の一部に一体的に形成してあり、また前記キャリア
は、前記ケーシングと一体的に構成されていることを特
徴とする。
〔作用〕
本発明においては、差動制限装置を構成する油圧ポンプ
のロータの回転軸の一部に差動歯車装置の一方の差動歯
車を一体的に形成し、また、差動歯車装置のキャリアを
、前記油圧ポンプのケーシングと一体的に構成し、構成
部品の数を削減して小型化を図ると共に、差動歯車装置
と差動制限装置との間に高い同芯度を実現する。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第1図は本発明に係る4輪駆動用駆動連結装置を備え
てなる4輪駆動車の伝動系の構成を示す模式的平面図で
ある。
図において1は、エンジンEの駆動力を、前輪19.1
9及び後輪17.17に配分する駆動連結装置であり、
前、後輪間の差回転を吸収する差動歯車装置2及びこれ
の差動を制限するための差動制限装置3とを備えている
。差動歯車装置2は、複数個の遊星歯車2b、2b・・
・を回動自在に保持するキャリア2aと、これと同軸回
動自在に配設され、前記遊星歯車2b、 2b・・・の
夫々と噛合する一対の差動歯車2c、2dとを備えてな
ること、また、差動制限装置3は、ケーシング3aと、
これの内部に回動自在に収納されたロータ3bとを備え
、両者間に生じる相対回転に対応する油圧を内部に発生
するベーンポンプ等の油圧ポンプであることは第3図に
示す従来の駆動連結装置10と同様であるが、本発明に
係る駆動連結装置1においては、図示の如く、差動歯車
装置2のキャリア2aが、差動制限装置3のケーシング
3aと一体的に構成されており、また、方の差動歯車2
cが、ロータ3bの回転軸である中空のロータ軸3cの
一側端部にこれと一体的に形成されている。
差動歯車装置2のキャリア2aには、エンジンEが発生
する駆動力が、これに付設された減速機Gの出力軸から
、複数の伝動歯車を介して伝達されており、この駆動力
は、該キャリア2aに保持された遊星歯車2b、2b・
・・を介して、これらに噛合する一対の差動歯車2c、
2dに、両者の回転速度に応じて配分されて伝達される
。差動歯車2c側に配分された駆動力は、ロータ軸3c
の他端に一対の平歯車3d、14aを介して連結された
中間伝動軸14、及び該中間伝動軸14に一対の傘歯車
を介して連結されたプロペラシャフト15により、左右
の後輪17.17の差回転を吸収すべく設けである後輪
差動歯車装置16のキャリアに伝達され、該装置16の
動作により、これの一対の差動歯車に両者の回転速度に
応じて配分された後、両差動歯車に各別に装着され、車
体の左右方向に延設された後車軸17a、17bを介し
て後輪17.17に伝達される。一方、差動歯車2d側
に配分された駆動力は、これの回動軸である中空の差動
歯車軸2eを介して、左右の前輪19.19の差回転を
吸収すべく設けである前輪差動歯車装置18のキャリア
に伝達され、該装置18の動作により、これの一対の差
動歯車に両者の回転速度に応じて配分された後、一方は
、前記差動歯車軸2e及びロータ軸3cの中空部内を通
過して車体の一側に延設された前車軸19aを介して、
また他方は、車体の他側に延設された前車軸19bを介
して、前輪19゜19に各別に伝達される。
即ち、差動歯車装置2の一方の差動歯車2cは左右の後
輪17.17の平均速度に相当する速度にて回転し、他
方の差動歯車2dは左右の前輪19.19の平均速度に
相当する速度にて回転するから、エンジンEの駆動力は
、差動歯車装置2の公知の動作により、夫々の回転速度
の大小に応じて大小となるように差動歯車2c、2dに
配分され、前述した如く後輪17.17及び前輪19.
19に伝達されて4輪駆動状態が実現される。また、差
動歯車装置2のキャリア2aは、両差動歯車2c、2d
の平均速度にて回転するから、前輪19.19と後輪1
7.17との間に回転速度差が生じている場合、該キャ
リア2aと差動歯車2Cとの間には回転速度差が発生し
、前者と一体化された差動制限装置3のケーシング3a
と、その回転軸の端部に後者を形成してなるロータ3b
との間には、前記回転速度差に相当する速度での相対回
転が生じ、差動制限装置3内部にこの相対回転の大小に
応じて高低となる油圧が発生する。即ちこの油圧の大小
は、キャリア2aと差動歯車2cとの間に生じる回転速
度差、換言すれば、前輪19.19と後輪17.17と
の間に生じる回転速度差の大小に対応し、この油圧は、
ケーシング3aとロータ3bとの間に両者の相対回転を
抑制すべく作用する。従って、キャリア2aと差動歯車
2cとの間には、前輪19、19と後輪17.17との
間の回転速度差の増大に応じて増大する制限力が、両者
の差回転を解消すべく作用することになり、この差回転
は所定の大きさ以内に制限される。その結果、例えば前
輪19゜19が空転状態にある場合に、後輪17.17
側へ十分な駆動力の配分がなされ、常に満足すべき4輪
駆動状態が得られる。
第2図は駆動連結装置1の構造の一例を示す縦断面図で
ある。駆動連結装置1は、車体の一部に固設され、軸長
方向に連設された筒形の外側ハウジング20.21の内
部に、前記差動歯車装置2及び差動制限装置3を一体的
に収納して構成されている。差動歯車装置2のキャリア
2aは、−側に支承用の小径部を有する円筒状の部材で
あり、傘歯車を用いてなる遊星歯車2b、2b・・・は
、該キャリア2aの内部に、これの軸心に直角に近い角
度にて交叉する軸心回りでの回動自在に保持させである
。このキャリア2aには、前記小径部の内周に形成され
たスプラインに、その−側端部の外周に形成されたスプ
ラインを係合させて、中空の駆動軸20が連結されてお
り、該駆動軸20の図示しない他側端部に伝達される前
記エンジンEの駆動力により、該キャリア2aはその軸
心回りに回転するようになっている。また、駆動軸20
には、中空の差動歯車軸2eが内挿され、相対回動自在
に支承されている。
差動歯車装置2の一方の差動歯車2dは、厚肉の中抜き
円板状をなし、該キャリア2a内部に突出する前記差動
歯車軸2eの一端部に、歯面をキャリア2aの内側に向
けた状態にてスプライン結合されており、前述の如くキ
ャリア2aに保持された遊星歯車2b、2b・・・は、
前記差動歯車2dに各別に噛合させである。差動歯車軸
2eの図示しない他端部は、前述の如く、前輪差動歯車
装置18を経て左右の前輪19゜19に連結されており
、差動歯車軸2e及び差動歯車2dは、前輪19.19
の平均速度に相当する速度にて回転する。
また、差動制限装置3は、ベーンポンプを用いてなり、
これのケーシング3aは、偏肉円筒状をなすカムリング
30の両側を、これと同軸的に位置決めされ、中抜き円
板状をなすサイドプレート31と、短寸円筒状をなすサ
イドプレート32とにより挾持させ、両サイドプレート
31.32を側壁とする空間をカムリング30内に形成
して構成されており、また、ロータ3bは、円筒状をな
す本体の周方向に等配をなして形成された複数本の収納
溝の夫々に薄肉の矩形平板状をなすベーンを収納してな
る公知の構成を有し、ケーシング3aの前記空間内にこ
れと同軸的に収納させである。ロータ3bの回転軸であ
る中空のロータ軸3cは、サイドプレート32の内周に
内嵌固定された針状ころ軸受33にて支承されており、
ロータ3hは、該ロータ軸3cの中途部にスプライン結
合されこれと一体化させである。また、ロータ軸3bは
、サイドプレート31側において、ケーシング3aの外
側に突出せしめてあり、この突出端部に同軸的に形成さ
れた厚肉のフランジ部に、差動歯車装置2の他方の差動
歯車2cが、歯面をサイドプレート31と逆側に向けて
形成されている。
さて、前記キャリア2aの大径端部は、サイドプレート
31の外側面に環状をなして形成された矩形断面の嵌合
溝34に嵌合されており、該キャリア2aと、カムリン
グ30及びサイドプレー) 31.32とからなる差動
制限装置3のケーシング3aとは、サイドプレート32
側から、該サイドプレート32.カムリング30及びサ
イドプレート31を、これらの軸長方向にこの順に貫通
し、キャリア2aの前記嵌合部分に螺合する複数本の固
定ボルト35.35・・・により一体化されている。こ
のとき、ロータ軸3c端部に形成された差動歯車2cは
、キャリア2aの内部において他方の差動歯車2dと対
向して位置し、遊星歯車2b、 2bに噛合され、差動
歯車装置2が構成される。差動歯車2cと差動歯車2d
との間には、これらの軸長方向の離隔距離を一定に維持
し、遊星歯車2b、2b・・・との適正な噛合状態を確
保するために、スペーサ21が介装されている。該スペ
ーサ21には、遊星歯車2b、2b・・・の回動軸の内
側端部が嵌入させてあり、これらの軸受としても機能す
るようになっている。
このようにキャリア2aを一体化させてなるケーシング
3aは、円筒状をなす内側ハウジング36に、これに対
する回動自在に内嵌され、更に、該内側ハウジング36
と共に前記外側ハウジング1aに内嵌されており、キャ
リア2aの前記小径部と外側ハウジング1aとの間に介
装された玉軸受37、及びサイドプレート32の軸心側
に外向きに突出する円筒部と内側ハウジング36との間
に介装された玉軸受38により、外側ハウジング1a及
び内側ハウジング36の内部に支承されている。後輪1
7.17への出力端となる前記平歯車3dは、両側に大
径短寸の中空軸と小径長寸の中空軸とを連設してなり、
後者と外側ハウジング1bとの間に介装された玉軸受3
9により、該ハウジング1b内部に支承され、また、サ
イドプレート32の内部に挿通された前者の先端部外周
面に形成されたスプラインを、ロータ軸3cの内周面に
形成されたスプラインに係合せしめることにより、該ロ
ータ軸3cに連結させである。平歯車3dは、前述した
如く、これに噛合する平歯車14a、中間伝動軸14、
プロペラシャフト15及び後輪差動歯車装置16を介し
て、左右の後輪17.17に連結されており、該平歯車
3dに連結されたロータ軸3C1並びに、ロータ軸3c
に係合するロータ3b及びロータ軸3cの端部に形成さ
れた差動歯車2Cは、後輪17゜17の平均速度に相当
する速度にて回転することになる。
差動制限装置3の作動油は、内側ハウジング36の内周
面とケーシング3aの外周面との間に環状をなして形成
された油タンクT内に封入されており、サイドプレート
32には、この油タンクTに一端を開口させ、半径方向
内向きに延びる導油孔40が形成されている。導油孔4
0には、半径方向内向きの流れのみを通流させるチエツ
ク弁が図示の如く並設してあり、該導油孔40は、両チ
エツク弁間において、カムリング30の内部空間に開口
する吸込吐出口41に連通させである。また、サイドプ
レート32には、ロータ3bの前記収納溝の底部に相当
する半径方向位置にてカムリング30の内部に開口し、
サイドプレート32の軸長方向に延設され、次いで半径
方向外向きに延設されて、サイドプレート32外周の環
状溝内に開口する吐出油路42が形成してあり、前記導
油孔40の他端部は、この吐出油路42の中途部に連通
させである。サイドプレート32外周の前記環状溝は、
吐出油路43により外側ハウジング1aの一部に形成さ
れた円形断面の可変絞り室44に連通されており、また
この可変絞り室44は、還流油路45により前記油タン
クTに連通させである。可変絞り室44には、2個所の
大径部を有するスプール46が軸長方向への摺動自在に
内嵌されており、該スプール46は、外側ハウジング1
aに固設されたソレノイドSの励磁に応じて摺動し、こ
の摺動に伴い、前記大径部により、吐出油路43の開口
面積が変化するようになっている。
前記吸込吐出口41は、周方向に複数個形成されており
、導油孔40及び吐出油路42も、夫々の吸込吐出口4
1に対応させて複数個所に形成されている。
ケーシング30aとロータ30bとの間に相対回転が生
じた場合、該回転方向上流側に位置する吸込吐出口41
が吸込口として、同じく下流側に位置する吸込吐出口4
1が吐出口として夫々機能し、油タン゛りT内の作動油
は、前者に連なる導油孔40を半径方向内向きに通流し
てカムリング30の内部に導入され、ロータ30bの各
ベーン間に封止された状態で回転して昇圧し、ケーシン
グ3a内部に油圧が発生し、この油圧は、ケーシング3
aとロータ3bとの間に、前記相対回転を抑止する制限
力として作用する。ケーシング3a内の圧油は、後者に
連なる導油孔40内に吐出され、該導油孔40を半径方
向内向きに通流して吐出油路42内に導入される。そし
てこの圧油は、ロータ30bの前記収納溝の底部に導入
され、これらに内挿されたベーンを半径方向外向きに押
圧し、カムリング30の内周面に押付けるべく作用する
と共に、吐出油路42,43、可変絞り室44及び還流
油路45を通流し、これらの通流抵抗により圧力を失っ
て、油タンクTに還流する。このようにケーシング3a
内の油圧は、吐出側における通流抵抗に抗して発生する
が、前述した如く、可変絞り室44内部への前記吐出油
路43の開口面積は、該可変絞り室44内を摺動するス
プール45の摺動位置に応じて変化するから、該スプー
ル45を駆動するソレノイドSへの励磁電流の通電を制
御し、前記通流抵抗を大小に変化させることにより、ケ
ーシング3a内の発生油圧、即ち、ケーシング3aとロ
ータ3bとの間に作用する前記制限力の大きさを高低に
変更することができる。
以上の如く構成された本発明に係る駆動連結装置1の動
作につき次に説明する。エンジンEの駆動力は、駆動軸
20を介してキャリア2aに伝達され、該キャリア2a
に保持された遊星歯車2bを介して、差動歯車2c側と
差動歯車2d側とに配分され、前述した如く、後輪17
.17及び前輪19.19に夫々伝達される。後輪17
.17と前輪19.19との間に回転速度差が生じてい
ない場合、差動歯車2c、2dは等速度にて回転するか
ら、両者への駆動力の配分割合は50 : 50となる
が、回転速度差が存在する場合、差動歯車2c、2dと
の間にもこの回転速度差に相当する差回転が生じ、エン
ジンEの駆動力は、回転速度が大なる側の差動歯車に多
く配分される。またこのとき、キャリア2aは、両差動
歯車2c、2dの平均速度にて回転するから、該キャリ
ア2aと一定的に回転する差動制限装置3のケーシング
3aと、一方の差動歯車2cと一体的に回転するロータ
3bとの間に相対回転が生じる。この相対回転が生じた
場合、その速度に応じた油圧がケーシング3a内に発生
し、この油圧が、ケーシング3aとロータ3bとの間の
相対回転を抑止する制限力となることは前述した如くで
ある。従って、前記差動歯車2Cとキャリア2aとの間
には、両者間の回転速度差の増大に伴って増大する制限
力が、該回転速度差を解消する方向に作用し、差動歯車
2Cとキャリア2aとの間の差回転は所定の範囲を超え
て太き(なることがなく、差動歯車2Cの回転速度が差
動歯車2dに比較して小さい場合には、該差動歯車2C
を介しての後輪17.17への駆動力の配分量が、また
、差動歯車2cの回転速度が大なる場合には、他方の差
動歯車2dを介しての前輪19.19への駆動力の配分
量が十分に確保され、安定した4輪駆動状態が実現され
る。
なお、第2図に示す駆動連結装置1においては、ソレノ
イドSにより駆動されるスプール46の摺動に応じて差
動制限装置3の吐出側における通流抵抗を大小に変更で
き、これにより、ケーシング3a内部における発生油圧
特性、即ち、差回転の増大に対する制限力の増大特性を
変更し得るから、車速、路面状況、制動の有無等の走行
条件に応じてソレノイドSの通電制御を行うことにより
、走行条件に応じて異なる4輪駆動状態を実現すること
が可能である。
また本実施例においては、駆動連結装置1を一方の前輪
19の車軸19aの軸心上に構成したが、駆動連結装置
1の配設位置はこれに限るものではない。但し、駆動連
結装置1は、本実施例に示す如く、駆動源であるエンジ
ンEの近傍に配設することが望ましい。
また本実施例においては、差動歯車装置2のキャリア2
aと、差動制限装置3のケーシング3aとを、後者の一
例に固定ポル) 35.35・・・により前者を固定す
ることにより一体化させであるが、例えば、前記ケーシ
ング3aの一部をなす前記サイドプレート31とキャリ
ア2aとを一体的に形成する等の手段により、キャリア
2aとケーシング3aとを一体的に構成することも可能
である。
〔効果〕
以上詳述した如く本発明に係る4輪駆動用駆動連結装置
においては、差動歯車装置の一方の差動歯車が、差動制
限装置のロータの回転軸の一部に形成され、また、差動
歯車のキャリアが、差動制限装置のケーシングと一体的
の構成されているから、これらの間の連結部品及び連結
のためのスペースが不要となり、大幅な小型化が実現さ
れる上、前記ロータと差動歯車との間、及び前記ケーシ
ングとキャリアとの間に高い同芯度が容易に得られ、高
い回転精度が実現される等、本発明は優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る4輪駆動用駆動連結装置を備えた
4輪駆動車の伝動系の構成を示す模式的平面図、第2図
は本発明に係る4輪駆動用駆動連結装置の一例を示す縦
断面図、第3図は従来の4輪駆動用駆動連結装置を備え
た4輪駆動車の伝動系の構成を示す模式的平面図である
。 1・・・駆動連結装置  2・・・差動歯車装置2a・
・・キャリア  2b・・・遊星歯車 2c、2d・・
・差動歯車  3・・・差動制限装置  3a・・・ケ
ーシング3b・・・ロータ  3c・・・ロータ軸  
16・・・後輪差動歯車装置  17・・・後輪  1
8・・・前輪差動歯車装置19・・・前輪  30・・
・カムリング 3L32・・・サイドプレート  35
・・・固定ボルト 特 許 出願人  光洋精工株式会社 代理人 弁理士  河 野  登 夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、駆動源に連動して回転するキャリアに回動自在に保
    持された遊星歯車を、前、後輪と各別に連動回転する一
    対の差動歯車に噛合させてなり、前、後輪間の差回転を
    吸収する差動歯車装置に、前記キャリアと連動回転する
    ケーシング及び前記差動歯車の一方と連動回転するロー
    タを備えた油圧ポンプとして構成され、前記差回転に応
    じてその内部に発生する油圧により、前記差動歯車装置
    の動作を制限する差動制限装置を付設してなる4輪駆動
    用駆動連結装置において、 前記一方の差動歯車は、前記ロータ又はそ の回転軸の一部に一体的に形成してあり、また前記キャ
    リアは、前記ケーシングと一体的に構成されていること
    を特徴とする4輪駆動用駆動連結装置。
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