JPH0210722B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0210722B2 JPH0210722B2 JP56104874A JP10487481A JPH0210722B2 JP H0210722 B2 JPH0210722 B2 JP H0210722B2 JP 56104874 A JP56104874 A JP 56104874A JP 10487481 A JP10487481 A JP 10487481A JP H0210722 B2 JPH0210722 B2 JP H0210722B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- air pressure
- tires
- vehicle
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/001—Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving
- B60C23/002—Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving by monitoring conditions other than tyre pressure or deformation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は車輌のタイヤ空気圧制御装置に関す
る。
る。
従来の車輌のタイヤ空気圧制御装置としては、
例えば、実公昭46−18171号に開示されているも
のがある。これはタイヤ内部の空気を充填あるい
は放出する電磁弁と、この電磁弁を操作するため
のタイヤの空気圧を検出して動作する圧力開閉器
および手動開閉器と、を備えている。しかしなが
ら、このような従来の車輌のタイヤ空気圧制御装
置にあつては、単にタイヤの空気圧のみを検出し
てタイヤの空気圧を制御する機構となつていたた
め、乗員の数や荷物の積載状態や走行状態によつ
ては、車輌の操縦性や走行安定性や乗心地などを
満足なものにすることができないという問題点が
あつた。
例えば、実公昭46−18171号に開示されているも
のがある。これはタイヤ内部の空気を充填あるい
は放出する電磁弁と、この電磁弁を操作するため
のタイヤの空気圧を検出して動作する圧力開閉器
および手動開閉器と、を備えている。しかしなが
ら、このような従来の車輌のタイヤ空気圧制御装
置にあつては、単にタイヤの空気圧のみを検出し
てタイヤの空気圧を制御する機構となつていたた
め、乗員の数や荷物の積載状態や走行状態によつ
ては、車輌の操縦性や走行安定性や乗心地などを
満足なものにすることができないという問題点が
あつた。
この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、タイヤの空気圧、タイヤにか
かる荷重あるいはそれらに加えて車輌走行時の振
動レベル(車体上下振動加速度あるいは懸架装置
のバネ下上下振動加速度のR.M.S(2乗平均)値
など)や車速を検出し、これらの値に基づいてタ
イヤの空気圧を制御することにより、上記問題点
を解決することを目的としている。
てなされたもので、タイヤの空気圧、タイヤにか
かる荷重あるいはそれらに加えて車輌走行時の振
動レベル(車体上下振動加速度あるいは懸架装置
のバネ下上下振動加速度のR.M.S(2乗平均)値
など)や車速を検出し、これらの値に基づいてタ
イヤの空気圧を制御することにより、上記問題点
を解決することを目的としている。
一般に、車輌の操縦性(旋回性能)は、車輌の
旋回が車輌に加える遠心力と前後輪から発生する
タイヤのコーナリングフオースとの均衡により行
なわれるため、タイヤのコーナリングパワー(タ
イヤのスリツプ角の変化に対してタイヤのコーナ
リングフオースが変化する割合を示し、スリツプ
角が小さい範囲ではほぼ一定値をとる。)に依存
する。したがつて、コーナリングパワーが大きい
ほど小さなスリツプ角で同じコーナリングフオー
スを生じ、これに匹敵する遠心力に抗して旋回で
きることになるため、車輌はより小さい舵角で旋
回でき、ハンドルの切れがシヤープで優れた操縦
性(旋回性能)を示すことが知られている。一
方、第1図に示すように、タイヤはそのコーナリ
ングパワーを最大にする空気圧がタイヤにかかる
荷重によつて変化する特性を有することが知られ
ている。
旋回が車輌に加える遠心力と前後輪から発生する
タイヤのコーナリングフオースとの均衡により行
なわれるため、タイヤのコーナリングパワー(タ
イヤのスリツプ角の変化に対してタイヤのコーナ
リングフオースが変化する割合を示し、スリツプ
角が小さい範囲ではほぼ一定値をとる。)に依存
する。したがつて、コーナリングパワーが大きい
ほど小さなスリツプ角で同じコーナリングフオー
スを生じ、これに匹敵する遠心力に抗して旋回で
きることになるため、車輌はより小さい舵角で旋
回でき、ハンドルの切れがシヤープで優れた操縦
性(旋回性能)を示すことが知られている。一
方、第1図に示すように、タイヤはそのコーナリ
ングパワーを最大にする空気圧がタイヤにかかる
荷重によつて変化する特性を有することが知られ
ている。
したがつて、この発明のタイヤ空気圧制御装置
においては、上述の事実に基づき、タイヤの空気
圧を検出する手段と、タイヤにかかる荷重を検出
する手段と、これらに基づいてタイヤに所要のコ
ーナリングパワーが得られるようにタイヤの空気
圧を制御する制御手段とを備えて、タイヤのコー
ナリングパワーがタイヤにかかる荷重に対して最
大値の付近をとるようにタイヤの空気圧を制御す
る。この結果、この発明のタイヤ空気圧制御装置
にあつては車輌の荷重が変化してもコーナリング
パワーをいつも最大値付近にとることができて車
輌の操縦性(旋回特性)を優れたものとすること
ができる。
においては、上述の事実に基づき、タイヤの空気
圧を検出する手段と、タイヤにかかる荷重を検出
する手段と、これらに基づいてタイヤに所要のコ
ーナリングパワーが得られるようにタイヤの空気
圧を制御する制御手段とを備えて、タイヤのコー
ナリングパワーがタイヤにかかる荷重に対して最
大値の付近をとるようにタイヤの空気圧を制御す
る。この結果、この発明のタイヤ空気圧制御装置
にあつては車輌の荷重が変化してもコーナリング
パワーをいつも最大値付近にとることができて車
輌の操縦性(旋回特性)を優れたものとすること
ができる。
また、一般に車輌の走行安定性は、スタテツク
マージンS=(Cr/Cf+Cr−a/a+b)(ここで、Cf
、 Crは第2図に示すようにそれぞれ前輪または後
輪のタイヤのコーナリングパワーを、a,bは同
じく第2図に示すようにそれぞれ前輪または後輪
の路面の着力点から車輌の重心C,Gまでの距離
を示す。)で表わされることが知られている。す
なわち、スタテツクマージンSが正の場合には、
前後輪のタイヤが生ずるコーナリングフオースの
合力の作用点が重心C,Gより車輌後方にあり、
直進走行中の車輌に何らかの外乱があつたとき、
車輌を前の状態に戻そうとする復元モーメントが
働くため走行安定性を有することが知られてい
る。また、第1図に示したように、タイヤのコー
ナリングパワーはタイヤの内圧および荷重により
変化することが知られている。
マージンS=(Cr/Cf+Cr−a/a+b)(ここで、Cf
、 Crは第2図に示すようにそれぞれ前輪または後
輪のタイヤのコーナリングパワーを、a,bは同
じく第2図に示すようにそれぞれ前輪または後輪
の路面の着力点から車輌の重心C,Gまでの距離
を示す。)で表わされることが知られている。す
なわち、スタテツクマージンSが正の場合には、
前後輪のタイヤが生ずるコーナリングフオースの
合力の作用点が重心C,Gより車輌後方にあり、
直進走行中の車輌に何らかの外乱があつたとき、
車輌を前の状態に戻そうとする復元モーメントが
働くため走行安定性を有することが知られてい
る。また、第1図に示したように、タイヤのコー
ナリングパワーはタイヤの内圧および荷重により
変化することが知られている。
したがつて、上述の事実に基づき、タイヤの空
気圧やタイヤにかかる荷重から各車輪の荷重配分
を検出し、スタテツクマージンSを正とするコー
ナリングパワーがタイヤに得られるようにタイヤ
の空気圧を制御すれば、乗員の数や積載状態が変
化しても、車輌の走行安定性を優れたものとする
こともできる。
気圧やタイヤにかかる荷重から各車輪の荷重配分
を検出し、スタテツクマージンSを正とするコー
ナリングパワーがタイヤに得られるようにタイヤ
の空気圧を制御すれば、乗員の数や積載状態が変
化しても、車輌の走行安定性を優れたものとする
こともできる。
また、一般に車輌の乗心地は車輌走行時に路面
から車体に伝わる振動レベルが大きいと悪くな
る。この路面からの振動伝達はタイヤの空気圧が
高くなると大きくなり、タイヤの空気圧が低くな
ると小さくなることが知られている。
から車体に伝わる振動レベルが大きいと悪くな
る。この路面からの振動伝達はタイヤの空気圧が
高くなると大きくなり、タイヤの空気圧が低くな
ると小さくなることが知られている。
したがつて、上述の事実に基づき、タイヤの空
気圧、タイヤにかかる荷重および車輌走行時の振
動レベルから、スタテツクマージンSを正とする
ようなコーナリングパワーが得られるようにタイ
ヤの空気圧を制御するとともに、例えば、荒地走
行時のように路面から車体に伝わる振動レベルが
大きいときにはタイヤの空気圧を低めに補正する
ようにすれば、車輌の走行安定性と乗心地をとも
に優れたものにすることもできる。
気圧、タイヤにかかる荷重および車輌走行時の振
動レベルから、スタテツクマージンSを正とする
ようなコーナリングパワーが得られるようにタイ
ヤの空気圧を制御するとともに、例えば、荒地走
行時のように路面から車体に伝わる振動レベルが
大きいときにはタイヤの空気圧を低めに補正する
ようにすれば、車輌の走行安定性と乗心地をとも
に優れたものにすることもできる。
また、一般に車輌は高速走行時においては、通
常走行時に較べてタイヤの空気圧を高めにしてス
タンデイングウエーブ現象等を防止し高速走行時
の安全性を高めことが必要である。
常走行時に較べてタイヤの空気圧を高めにしてス
タンデイングウエーブ現象等を防止し高速走行時
の安全性を高めことが必要である。
したがつて、上述の事実に基づき、タイヤの空
気圧、タイヤにかかる荷重および車速から、所要
のコーナリングパワーが得られるようにタイヤの
空気圧を制御するとともに、高速走行時には通常
走行時より空気圧を高めに制御するようにすれ
ば、走行安定性、なかでも高速走行時の安全性を
図ることもできる。
気圧、タイヤにかかる荷重および車速から、所要
のコーナリングパワーが得られるようにタイヤの
空気圧を制御するとともに、高速走行時には通常
走行時より空気圧を高めに制御するようにすれ
ば、走行安定性、なかでも高速走行時の安全性を
図ることもできる。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第3,4,5図は、この発明の一実施例による
車輌のタイヤ空気圧制御装置を示す図である。ま
ず、構成を説明する。第3図に示すようにこの実
施例のタイヤ空気圧制御装置1は、前後左右に空
気入りタイヤ2,3,4,5を装着した車輌6に
おいて、前後のタイヤ2,3および4,5の空気
圧を検出する手段7および8と、それぞれのタイ
ヤ2,3,4,5にかかる荷重を検出する手段
9,10,11,12と、それぞれの車輪の車体
上下方向の振動加速度を検出する手段13,1
4,15,16と、車速を検出する手段17と、
これらにより検出された信号に基づいてタイヤ
2,3,4,5の空気圧を制御する制御手段18
と、を備えている。前の左右タイヤ2,3の空気
圧を検出する手段7は、前の左右タイヤ2,3に
連絡した前輪側圧力測定室19に設けられてお
り、後の左右タイヤ4,5の空気圧を検出する手
段8は、後の左右のタイヤ4,5に連絡した後輪
側圧力測定室20に設けられている。それぞれの
タイヤ2,3,4,5にかかる荷重を検出する手
段9,10,11,12は、例えばそれぞれのタ
イヤ2,3,4,5を支持するサスペンシヨンの
コイルスプリングと車体との間にロードセルを挿
入するかまたはこれらのコイルスプリングのたわ
み量を測定する構成をとつている。それぞれの車
輪の車体上下方向の振動加速度を検出する手段1
3,14,15,16は、例えばそれぞれの車輪
を支持するサスペンシヨンアームに振動加速度計
を設けるか、または、前述の荷重を検出する手段
9,10,11,12を併用する構成をもつてい
る。車速を検出する手段17は、トランスミツシ
ヨンのスピードメータケーブル取出部に設けてス
ピードメータケーブルの回転をパルスでカウント
しそれを車速に変換する構成をとつている。図
中、一点鎖線は各検出手段と制御手段18との間
の信号の伝達径路を示している。21は圧力空気
系を示す。圧力空気系21は、エンジンで直接あ
るいは電動モータで駆動される空気圧縮ポンプ2
2、空気圧縮ポンプ22で発生した圧力空気が蓄
積される蓄圧室23、制御手段18から出力され
る信号により作動する2つの3位置切換弁24,
25、3位置切換弁24,25を介してそれぞれ
蓄圧室23に連絡される前輪側または後輪側圧力
測定室19,20、前の左右のタイヤ2,3を装
着した車輪をそれぞれ回転自在に支持するととも
にタイヤ2,3の内部と前輪側圧力測定室19と
を配管を介して連絡するロータリジヨイント2
6,27、同様に後の左右のタイヤ4,5を装着
した車輪をそれぞれ回転自在に支持するとともに
タイヤ4,5の内部と後輪側圧力測定室20とを
配管を介して連絡するロータリジヨイント28,
29を有する。図中点線は圧力空気の径路を示し
ている。
車輌のタイヤ空気圧制御装置を示す図である。ま
ず、構成を説明する。第3図に示すようにこの実
施例のタイヤ空気圧制御装置1は、前後左右に空
気入りタイヤ2,3,4,5を装着した車輌6に
おいて、前後のタイヤ2,3および4,5の空気
圧を検出する手段7および8と、それぞれのタイ
ヤ2,3,4,5にかかる荷重を検出する手段
9,10,11,12と、それぞれの車輪の車体
上下方向の振動加速度を検出する手段13,1
4,15,16と、車速を検出する手段17と、
これらにより検出された信号に基づいてタイヤ
2,3,4,5の空気圧を制御する制御手段18
と、を備えている。前の左右タイヤ2,3の空気
圧を検出する手段7は、前の左右タイヤ2,3に
連絡した前輪側圧力測定室19に設けられてお
り、後の左右タイヤ4,5の空気圧を検出する手
段8は、後の左右のタイヤ4,5に連絡した後輪
側圧力測定室20に設けられている。それぞれの
タイヤ2,3,4,5にかかる荷重を検出する手
段9,10,11,12は、例えばそれぞれのタ
イヤ2,3,4,5を支持するサスペンシヨンの
コイルスプリングと車体との間にロードセルを挿
入するかまたはこれらのコイルスプリングのたわ
み量を測定する構成をとつている。それぞれの車
輪の車体上下方向の振動加速度を検出する手段1
3,14,15,16は、例えばそれぞれの車輪
を支持するサスペンシヨンアームに振動加速度計
を設けるか、または、前述の荷重を検出する手段
9,10,11,12を併用する構成をもつてい
る。車速を検出する手段17は、トランスミツシ
ヨンのスピードメータケーブル取出部に設けてス
ピードメータケーブルの回転をパルスでカウント
しそれを車速に変換する構成をとつている。図
中、一点鎖線は各検出手段と制御手段18との間
の信号の伝達径路を示している。21は圧力空気
系を示す。圧力空気系21は、エンジンで直接あ
るいは電動モータで駆動される空気圧縮ポンプ2
2、空気圧縮ポンプ22で発生した圧力空気が蓄
積される蓄圧室23、制御手段18から出力され
る信号により作動する2つの3位置切換弁24,
25、3位置切換弁24,25を介してそれぞれ
蓄圧室23に連絡される前輪側または後輪側圧力
測定室19,20、前の左右のタイヤ2,3を装
着した車輪をそれぞれ回転自在に支持するととも
にタイヤ2,3の内部と前輪側圧力測定室19と
を配管を介して連絡するロータリジヨイント2
6,27、同様に後の左右のタイヤ4,5を装着
した車輪をそれぞれ回転自在に支持するとともに
タイヤ4,5の内部と後輪側圧力測定室20とを
配管を介して連絡するロータリジヨイント28,
29を有する。図中点線は圧力空気の径路を示し
ている。
第4図A,B,Cに示すように、3位置切換弁
24,25はスプリングセンタ式の構成を有し、
制御手段18からタイヤの空気圧を一定に保持す
る信号が入力するときは操作力が働かず自らのス
プリング力により第4図Aの中立の第1位置にあ
つて圧力測定室19,20と蓄圧室23および大
気30との連絡を遮断するようになつている。ま
た、3位置切換弁24,25は、制御手段18か
らタイヤの空気圧を上昇させる信号が入力すると
きは、操作力が働いて第4図Bの第位置に移動
し、圧力測定室19,20と蓄圧室23とを連絡
するようになつている。また、3位置切換弁2
4,25は、制御手段18からタイヤの空気圧を
低下させる信号が入力するときは、操作力が働い
て第4図Cの第位置に移動し、圧力測定室1
9,20と大気30とを連絡するようになつてい
る。
24,25はスプリングセンタ式の構成を有し、
制御手段18からタイヤの空気圧を一定に保持す
る信号が入力するときは操作力が働かず自らのス
プリング力により第4図Aの中立の第1位置にあ
つて圧力測定室19,20と蓄圧室23および大
気30との連絡を遮断するようになつている。ま
た、3位置切換弁24,25は、制御手段18か
らタイヤの空気圧を上昇させる信号が入力すると
きは、操作力が働いて第4図Bの第位置に移動
し、圧力測定室19,20と蓄圧室23とを連絡
するようになつている。また、3位置切換弁2
4,25は、制御手段18からタイヤの空気圧を
低下させる信号が入力するときは、操作力が働い
て第4図Cの第位置に移動し、圧力測定室1
9,20と大気30とを連絡するようになつてい
る。
次に第5図に示す制御手段18のブロツク図を
参照して、制御手段18の構成および空気圧制御
装置1の作用をあわせて説明する。この制御手段
18は、車輪荷重の変動に対してもスタテツクマ
ージンSを正とするコーナリングパワーが得られ
るようにタイヤ2,3,4,5の空気圧を制御し
て走行安定性を確保するとともに、荒地走行時の
ように路面から車体に伝わる振動レベルが大きい
ときには、タイヤの空気圧を低めに補正して乗心
地の向上も同時に図るものである。すなわち、制
御手段18は、前の左右のタイヤ2,3にかかる
荷重を検出する検出手段9,10の荷重信号
Wf1、Wf2を入力して前輪荷重、Wf=Wf1+Wf2
を計算する前輪荷重演算回路31と、同様に後の
左右のタイヤ4,5にかかる荷重を検出する検出
手段11,12の荷重信号Wr1、Wr2を入力して
後輪荷重Wr=Wr1+Wr2を計算する後輪荷重演
算回路32とを有し、前輪および後輪荷重演算回
路31,32で求められた前輪および後輪荷重
Wf、Wrを、車輌静止時にメモリー33,34に
以下のように記憶するようになつている。すなわ
ち、車速を検出する手段17から車速νが零であ
る信号がトリガ回路35に入力すると、記憶トリ
ガが発生され各演算回路31,32の内容がメモ
リー33,34に入力することにより、静止時の
前輪および後輪荷重Wf、Wrが記憶されるように
なつている。36は重心位位置演算回路であり、
メモリー33,34に記憶された静止時の前後輪
荷重Wf、Wrから車輌の重心位置(荷重配分)G
=Wr/Wf+Wr(=a/a+b)を演算して求め、後述 するコーナリングフオースCf、Crの合力作用位
置演算回路37に入力している。38はスタテツ
クマージン設定回路であり、スタテツクマージン
S(=Cr/Cf+Cr−a/a+b)を正の値に設定すると ともに、その大小を調節して走行安定性の大きさ
を選択している。コーナリングフオースの合力作
用位置演算回路37には、このスタテツクマージ
ン設定回路38で設定されたスタテツクマージン
Sと重心位置(荷重配分)G(=a/a+b)が入力 され、このスタテツクマージンSを得るのに必要
なコーナリングフオースの合力作用位置(前後輪
のコーナリングフオースの配分)C=S+G(=
Cr/Cf+Cr)が算出される。39は旋回能力設定回 路であり、メモリー33,34の前後輪荷重Wf、
Wrを入力して全荷重W=Wf+Wrを求めるとと
もに、この全荷重Wに予め設定した平均的な路面
における係数Kを乗じてコーナリングパワーの和
Cf+Cr(=KW)を求めている。なお、この係数
Kは、路面に応じて運転者が選択切換できるよう
にしておいてもよい。40はコーナリングパワー
演算回路であり、旋回能力設定回路39で設定さ
れたコーナリングパワーの和Cf+Cr(=KW)と
コーナリングフオースの合力作用位置演算回路3
7で求めたコーナリンングフオースの合力作用位
置(前後輪のコーナリングパワーの配分)C(=
Cr/Cf+Cr)とを入力して、スタテツクマージンS を得るに必要な前輪のタイヤ2,3のコーナリン
グパワーCf=(1−C)KWと後輪のタイヤ4,
5のコーナリングパワーCr=CKWとを算出して
いる。これらの(1+C)KWとCKWは、装着
したタイヤに応じたコーナリングパワーの目標値
として使用される。したがつて、コーナリングパ
ワー演算回路40は目標値演算手段として機能す
る。41はタイヤ空気圧演算回路であり、コーナ
リングパワー演算回路40で求めたコーナリング
パワーCf、Crを生ずるために必要な前後のタイ
ヤ2,3および4,5の空気圧PfおよびPrの制
御値を算出している。すなわち、タイヤ空気圧演
算回路41には装着されたタイヤ2,3,4,5
に応じて図示のように車輪荷重Wf、Wrをパラメ
ータとしてこれによつて変化するコーナリングパ
ワーCf、Crとタイヤ空気圧Pf、Prとの関係を表
わす関数Pf、r=F(Cf、r Wf、r)が記憶さ
れており、メモリー33,34から入力される前
後輪のWf、Wrとコーナリングパワー演算回路4
0から入力される前後輪のコーナリングパワー
Cf、Crとを代入して、これらのコーナリングパ
ワーCf、Crを生ずるのに必要な前後のタイヤ2,
3および4,5の空気圧PfおよびPrの制御値を
求める。したがつて、タイヤ空気圧演算回路41
は、制御値演算手段として機能する。なお、後述
の空気圧補正回路42を制御値演算手段に加えて
もよい。関数Fは車輪荷重Wf、Wrに応じて上限
のタイヤ空気圧を設定しており、タイヤ2,3,
4,5に過大な空気圧が供給されるのを防止しタ
イヤを保護している。なお、関数Fは前後のタイ
ヤ2,3および4,5とも同じものを設定したが
前後ごとに異なる関数Fを記憶するようにしても
よい。42は空気圧補正回路であり、荷重配分が
極端に片寄つた時などにおいて、前輪または後輪
のタイヤ2,3,4,5が極端に低圧または高圧
となるとタイヤが異常発熱等を生じてトラブルを
生ずるため、空気圧の上下限を設定してその範囲
内でのみタイヤ空気圧演算回路41の関数Fに基
づく空気圧Pf、Prの制御を行なう。すなわち、
空気圧補正回路42は、装着されたタイヤ2,
3,4,5に応じて図示のように関数Fで求めら
れた空気圧PfまたはPrが、下限空気圧Lと上限
空気圧Hとの間にあるときはその空気圧の値Pf
またはPrをそのまま出力し、空気圧PfまたはPr
が下限空気L以下の値であるときは下限空気圧L
の値を、空気圧PfまたはPrが上限空気H以上の
値であるときは上限空気圧Hの値を出力する関数
Bf、r=g(Pf、r)を記憶しており、タイヤ空
気圧演算回路41で求めた空気圧Pf、Prを上述
のように補正した空気圧BfまたはBrとして出力
する。また、この空気圧補正回路42は、車体振
動のレベルが大きい場合には、関数gの上限空気
圧Hを低めのhに変更する。すなわち、車輪の車
体上下方向の振動加速度を検出する手段13,1
4,15,16が出力する振動加速度af1、af2、
ar1、ar2の2乗平均の平方根(R.M.S)値を求め
る回路43,44,45,46と、これらの回路
43,44,45,46が求めたRMS値の前後
輪ごとの平均値Af、Arを求める回路47,48
と、この平均値Af、Arと基準レベルAfo、Aro
とを比較する比較器49,50とを備え、前後輪
のどちらかの振動の平均値Af、Arが基準レベル
Afo、Aroより大きければ、空気圧補正回路42
の関数gの上限空気圧Hを低めのhに設定する。
なお、関数gは前後輪ごとに異なるようにしても
よい。51および52は引算器であり、空気圧を
検出する手段7および8が検出した前後のタイヤ
2,3および4,5の実際の空気圧P′fおよびP′r
と空気圧補正回路42が出力する空気圧Bfおよ
びBrとの差ef=Bf−P′fおよびer=Br−P′rをそ
れぞれ求めている。53および54は不感帯設定
回路であり、efおよびerの絶対値と正の定数lと
の差Ef=1ef1−lおよびEr=1er1−lを求めてい
る。判定回路55および56は、それぞれEfま
たはErが零か負であるならば、3位置切換弁2
4または25を第1位置に設定し、前および後の
タイヤ2,3または4,5の空気圧をそのままの
値に保持する。一方、判定回路57および58は
それぞれEfまたはErが正であることを判定し、
EfまたはErが正ならば、符号判定回路59,6
0および61,62はefおよびerの符号を判別す
る。符号判別回路60,62がそれぞれefまたは
erの符号を正と判別したならば、現実の空気圧
P′fまたはP′rが所要のコーナリングパワーCfまた
はCrを得るために必要な空気圧BfまたはBrより
低いので3位置切換弁24または25が第位置
に設定され、蓄圧室23と圧力測定室19または
20とが連絡され、前および後のタイヤ2,3ま
たは4,5の空気圧が上昇される。逆に、符号判
別回路59,61がそれぞれefまたはerの符号を
負と判別したならば、現実の空気圧PfまたはP′r
が所要のコーナリングパワーCfまたはCrを得る
ために必要な空気圧BfまたはBrより高いので3
位置切換弁24または25が第位置に設定さ
れ、圧力測定室19または20と大気とが連絡さ
れ、前および後のタイヤ2,3または4,5の空
気圧が下降される。したがつて、上記引算器5
1,,52、不感帯設定回路53,54、判定回
路55,56,57,58および符号判別回路5
9,60,61,62は、一体として操作手段と
して機能する。63は警報装置であり、上述のよ
うに制御手段18がスタテツクマージンSを正と
するようにタイヤ2,3,4,5の空気圧を制御
しても、実際にはタイヤのコーナリングパワーが
変化できる範囲には限界があるため、所望の通り
のスタテツクマージンSが得られない場合があ
る。この場合に警報を発して運転者に注意を与え
るものである。64は警報装置63の一部を構成
するコーナリングパワー検出回路であり、空気圧
を検出する手段78で検出された前後のタイヤ
2,3および4,5の空気圧P′f、P′rとメモリー
33,34が出力する前後輪荷重Wf、Wrとを入
力して、タイヤ2,3および4,5の現実のコー
ナリングパワーCf′、Cr′を検出する。すなわち、
この回路64には装着されたタイヤ2,3,4,
5に応じて図示のように車輪荷重Wf、Wrをパラ
メータとしてこれによつて変化するコーナリング
パワーCf′、Cr′とタイヤ空気圧P′f、P′rとの関係
を表わす関数Cr′、r′=f(P′f、r Wf、r)が
記憶されており、メモリー33,34からの前後
輪荷重Wf、Wrと検出手段7,8からの空気圧
Pf、Prとを代入することにより、タイヤ2,3
および4,5が現実に有するコーナリングパワー
Cf′、Cr′が検出される。65および66はそれぞ
れ前後輪用の警報判別回路であり、コーナリング
パワー検出回路64で検出されたタイヤ2,3お
よび4,5が現実に有するコーナリングパワー
Cf′、Cr′とコーナリングパワー演算回路40によ
つて求められたスタテツクマージンSを満足する
のに必要なコーナリングパワーCf、Crとを比較
し、CfとCf′とが等しくない場合またはCrとCr′と
が等しくない場合に警報装置63を作動させ運転
者に走行安定性に対して注意をうながすようにな
つている。
参照して、制御手段18の構成および空気圧制御
装置1の作用をあわせて説明する。この制御手段
18は、車輪荷重の変動に対してもスタテツクマ
ージンSを正とするコーナリングパワーが得られ
るようにタイヤ2,3,4,5の空気圧を制御し
て走行安定性を確保するとともに、荒地走行時の
ように路面から車体に伝わる振動レベルが大きい
ときには、タイヤの空気圧を低めに補正して乗心
地の向上も同時に図るものである。すなわち、制
御手段18は、前の左右のタイヤ2,3にかかる
荷重を検出する検出手段9,10の荷重信号
Wf1、Wf2を入力して前輪荷重、Wf=Wf1+Wf2
を計算する前輪荷重演算回路31と、同様に後の
左右のタイヤ4,5にかかる荷重を検出する検出
手段11,12の荷重信号Wr1、Wr2を入力して
後輪荷重Wr=Wr1+Wr2を計算する後輪荷重演
算回路32とを有し、前輪および後輪荷重演算回
路31,32で求められた前輪および後輪荷重
Wf、Wrを、車輌静止時にメモリー33,34に
以下のように記憶するようになつている。すなわ
ち、車速を検出する手段17から車速νが零であ
る信号がトリガ回路35に入力すると、記憶トリ
ガが発生され各演算回路31,32の内容がメモ
リー33,34に入力することにより、静止時の
前輪および後輪荷重Wf、Wrが記憶されるように
なつている。36は重心位位置演算回路であり、
メモリー33,34に記憶された静止時の前後輪
荷重Wf、Wrから車輌の重心位置(荷重配分)G
=Wr/Wf+Wr(=a/a+b)を演算して求め、後述 するコーナリングフオースCf、Crの合力作用位
置演算回路37に入力している。38はスタテツ
クマージン設定回路であり、スタテツクマージン
S(=Cr/Cf+Cr−a/a+b)を正の値に設定すると ともに、その大小を調節して走行安定性の大きさ
を選択している。コーナリングフオースの合力作
用位置演算回路37には、このスタテツクマージ
ン設定回路38で設定されたスタテツクマージン
Sと重心位置(荷重配分)G(=a/a+b)が入力 され、このスタテツクマージンSを得るのに必要
なコーナリングフオースの合力作用位置(前後輪
のコーナリングフオースの配分)C=S+G(=
Cr/Cf+Cr)が算出される。39は旋回能力設定回 路であり、メモリー33,34の前後輪荷重Wf、
Wrを入力して全荷重W=Wf+Wrを求めるとと
もに、この全荷重Wに予め設定した平均的な路面
における係数Kを乗じてコーナリングパワーの和
Cf+Cr(=KW)を求めている。なお、この係数
Kは、路面に応じて運転者が選択切換できるよう
にしておいてもよい。40はコーナリングパワー
演算回路であり、旋回能力設定回路39で設定さ
れたコーナリングパワーの和Cf+Cr(=KW)と
コーナリングフオースの合力作用位置演算回路3
7で求めたコーナリンングフオースの合力作用位
置(前後輪のコーナリングパワーの配分)C(=
Cr/Cf+Cr)とを入力して、スタテツクマージンS を得るに必要な前輪のタイヤ2,3のコーナリン
グパワーCf=(1−C)KWと後輪のタイヤ4,
5のコーナリングパワーCr=CKWとを算出して
いる。これらの(1+C)KWとCKWは、装着
したタイヤに応じたコーナリングパワーの目標値
として使用される。したがつて、コーナリングパ
ワー演算回路40は目標値演算手段として機能す
る。41はタイヤ空気圧演算回路であり、コーナ
リングパワー演算回路40で求めたコーナリング
パワーCf、Crを生ずるために必要な前後のタイ
ヤ2,3および4,5の空気圧PfおよびPrの制
御値を算出している。すなわち、タイヤ空気圧演
算回路41には装着されたタイヤ2,3,4,5
に応じて図示のように車輪荷重Wf、Wrをパラメ
ータとしてこれによつて変化するコーナリングパ
ワーCf、Crとタイヤ空気圧Pf、Prとの関係を表
わす関数Pf、r=F(Cf、r Wf、r)が記憶さ
れており、メモリー33,34から入力される前
後輪のWf、Wrとコーナリングパワー演算回路4
0から入力される前後輪のコーナリングパワー
Cf、Crとを代入して、これらのコーナリングパ
ワーCf、Crを生ずるのに必要な前後のタイヤ2,
3および4,5の空気圧PfおよびPrの制御値を
求める。したがつて、タイヤ空気圧演算回路41
は、制御値演算手段として機能する。なお、後述
の空気圧補正回路42を制御値演算手段に加えて
もよい。関数Fは車輪荷重Wf、Wrに応じて上限
のタイヤ空気圧を設定しており、タイヤ2,3,
4,5に過大な空気圧が供給されるのを防止しタ
イヤを保護している。なお、関数Fは前後のタイ
ヤ2,3および4,5とも同じものを設定したが
前後ごとに異なる関数Fを記憶するようにしても
よい。42は空気圧補正回路であり、荷重配分が
極端に片寄つた時などにおいて、前輪または後輪
のタイヤ2,3,4,5が極端に低圧または高圧
となるとタイヤが異常発熱等を生じてトラブルを
生ずるため、空気圧の上下限を設定してその範囲
内でのみタイヤ空気圧演算回路41の関数Fに基
づく空気圧Pf、Prの制御を行なう。すなわち、
空気圧補正回路42は、装着されたタイヤ2,
3,4,5に応じて図示のように関数Fで求めら
れた空気圧PfまたはPrが、下限空気圧Lと上限
空気圧Hとの間にあるときはその空気圧の値Pf
またはPrをそのまま出力し、空気圧PfまたはPr
が下限空気L以下の値であるときは下限空気圧L
の値を、空気圧PfまたはPrが上限空気H以上の
値であるときは上限空気圧Hの値を出力する関数
Bf、r=g(Pf、r)を記憶しており、タイヤ空
気圧演算回路41で求めた空気圧Pf、Prを上述
のように補正した空気圧BfまたはBrとして出力
する。また、この空気圧補正回路42は、車体振
動のレベルが大きい場合には、関数gの上限空気
圧Hを低めのhに変更する。すなわち、車輪の車
体上下方向の振動加速度を検出する手段13,1
4,15,16が出力する振動加速度af1、af2、
ar1、ar2の2乗平均の平方根(R.M.S)値を求め
る回路43,44,45,46と、これらの回路
43,44,45,46が求めたRMS値の前後
輪ごとの平均値Af、Arを求める回路47,48
と、この平均値Af、Arと基準レベルAfo、Aro
とを比較する比較器49,50とを備え、前後輪
のどちらかの振動の平均値Af、Arが基準レベル
Afo、Aroより大きければ、空気圧補正回路42
の関数gの上限空気圧Hを低めのhに設定する。
なお、関数gは前後輪ごとに異なるようにしても
よい。51および52は引算器であり、空気圧を
検出する手段7および8が検出した前後のタイヤ
2,3および4,5の実際の空気圧P′fおよびP′r
と空気圧補正回路42が出力する空気圧Bfおよ
びBrとの差ef=Bf−P′fおよびer=Br−P′rをそ
れぞれ求めている。53および54は不感帯設定
回路であり、efおよびerの絶対値と正の定数lと
の差Ef=1ef1−lおよびEr=1er1−lを求めてい
る。判定回路55および56は、それぞれEfま
たはErが零か負であるならば、3位置切換弁2
4または25を第1位置に設定し、前および後の
タイヤ2,3または4,5の空気圧をそのままの
値に保持する。一方、判定回路57および58は
それぞれEfまたはErが正であることを判定し、
EfまたはErが正ならば、符号判定回路59,6
0および61,62はefおよびerの符号を判別す
る。符号判別回路60,62がそれぞれefまたは
erの符号を正と判別したならば、現実の空気圧
P′fまたはP′rが所要のコーナリングパワーCfまた
はCrを得るために必要な空気圧BfまたはBrより
低いので3位置切換弁24または25が第位置
に設定され、蓄圧室23と圧力測定室19または
20とが連絡され、前および後のタイヤ2,3ま
たは4,5の空気圧が上昇される。逆に、符号判
別回路59,61がそれぞれefまたはerの符号を
負と判別したならば、現実の空気圧PfまたはP′r
が所要のコーナリングパワーCfまたはCrを得る
ために必要な空気圧BfまたはBrより高いので3
位置切換弁24または25が第位置に設定さ
れ、圧力測定室19または20と大気とが連絡さ
れ、前および後のタイヤ2,3または4,5の空
気圧が下降される。したがつて、上記引算器5
1,,52、不感帯設定回路53,54、判定回
路55,56,57,58および符号判別回路5
9,60,61,62は、一体として操作手段と
して機能する。63は警報装置であり、上述のよ
うに制御手段18がスタテツクマージンSを正と
するようにタイヤ2,3,4,5の空気圧を制御
しても、実際にはタイヤのコーナリングパワーが
変化できる範囲には限界があるため、所望の通り
のスタテツクマージンSが得られない場合があ
る。この場合に警報を発して運転者に注意を与え
るものである。64は警報装置63の一部を構成
するコーナリングパワー検出回路であり、空気圧
を検出する手段78で検出された前後のタイヤ
2,3および4,5の空気圧P′f、P′rとメモリー
33,34が出力する前後輪荷重Wf、Wrとを入
力して、タイヤ2,3および4,5の現実のコー
ナリングパワーCf′、Cr′を検出する。すなわち、
この回路64には装着されたタイヤ2,3,4,
5に応じて図示のように車輪荷重Wf、Wrをパラ
メータとしてこれによつて変化するコーナリング
パワーCf′、Cr′とタイヤ空気圧P′f、P′rとの関係
を表わす関数Cr′、r′=f(P′f、r Wf、r)が
記憶されており、メモリー33,34からの前後
輪荷重Wf、Wrと検出手段7,8からの空気圧
Pf、Prとを代入することにより、タイヤ2,3
および4,5が現実に有するコーナリングパワー
Cf′、Cr′が検出される。65および66はそれぞ
れ前後輪用の警報判別回路であり、コーナリング
パワー検出回路64で検出されたタイヤ2,3お
よび4,5が現実に有するコーナリングパワー
Cf′、Cr′とコーナリングパワー演算回路40によ
つて求められたスタテツクマージンSを満足する
のに必要なコーナリングパワーCf、Crとを比較
し、CfとCf′とが等しくない場合またはCrとCr′と
が等しくない場合に警報装置63を作動させ運転
者に走行安定性に対して注意をうながすようにな
つている。
第6図は、この発明の他の実施例の制御手段の
ブロツク図を示す図である。この制御手段18
は、タイヤの空気圧、タイヤにかかる荷重、車速
を検出してスタテツクマージンSを正とするよう
なコーナリングパワーが得られるようにタイヤの
空気圧を制御するとともに、高速走行時には通常
走行時よりタイヤの空気圧を高めに制御して、特
に高速時の走行安定性を図つている。すなわち、
この制御手段18は、車速νを検出する手段17
および車速νが一定車速V以上に達すると空気圧
補正回路42の関数gを、一点鎖線に示すように
車速V未満の時の値に較べて全体に△Bだけ上昇
させる判別回路67を有する。したがつて、この
制御手段18では車速νがVより高い時は、タイ
ヤの空気圧が△Bだけ高められるようになつてい
る。その他の構成および作用は第3,4,5図に
示す実施例と同様であるので同一の部分には同一
の符号を付して説明は省略する。
ブロツク図を示す図である。この制御手段18
は、タイヤの空気圧、タイヤにかかる荷重、車速
を検出してスタテツクマージンSを正とするよう
なコーナリングパワーが得られるようにタイヤの
空気圧を制御するとともに、高速走行時には通常
走行時よりタイヤの空気圧を高めに制御して、特
に高速時の走行安定性を図つている。すなわち、
この制御手段18は、車速νを検出する手段17
および車速νが一定車速V以上に達すると空気圧
補正回路42の関数gを、一点鎖線に示すように
車速V未満の時の値に較べて全体に△Bだけ上昇
させる判別回路67を有する。したがつて、この
制御手段18では車速νがVより高い時は、タイ
ヤの空気圧が△Bだけ高められるようになつてい
る。その他の構成および作用は第3,4,5図に
示す実施例と同様であるので同一の部分には同一
の符号を付して説明は省略する。
以上説明したきたように、この発明によれば、
タイヤの空気圧やタイヤにかかる荷重に基づい
て、所要コーナリングパワーの目標値を演算し、
この目標値となるように、タイヤの空気圧を制御
するようにしたので、車輌の荷重が変化しても、
コーナリングパワーをいつも最大値付近にとるこ
とができ、車両の操縦性を優れたものにすること
ができる効果がある。また、第3,4,5図に示
した実施例においては上述の効果に加えて警報装
置を備えているため、車輌の走行安定性に関して
運転者に注意をうながすことができるという効果
がある。
タイヤの空気圧やタイヤにかかる荷重に基づい
て、所要コーナリングパワーの目標値を演算し、
この目標値となるように、タイヤの空気圧を制御
するようにしたので、車輌の荷重が変化しても、
コーナリングパワーをいつも最大値付近にとるこ
とができ、車両の操縦性を優れたものにすること
ができる効果がある。また、第3,4,5図に示
した実施例においては上述の効果に加えて警報装
置を備えているため、車輌の走行安定性に関して
運転者に注意をうながすことができるという効果
がある。
第1図は車輌タイヤの空気圧とコーナリングパ
ワーとの関係をタイヤにかかる荷重をパラメータ
として示すグラフ図、第2図は車輌のスタテツク
マージンSを説明するため車輌の概略図、第3図
はこの発明の一実施例にかかる車輌のタイヤ空気
圧制御装置を示す概略図、第4図A,B,Cはこ
の実施例の車輌のタイヤ空気圧制御装置の3位置
切換弁の構成および動作を示す模式図、第5図は
この実施例の車輌のタイヤ空気圧制御装置の制御
手段のブロツク図、第6図はこの発明の他の実施
例にかかる車輌のタイヤ空気圧制御手段のブロツ
ク図である。 2,3,4,5……タイヤ、7,8……空気圧
を検出する手段、9,10,11,12……タイ
ヤにかかる荷重を検出する手段、18……制御手
段、40……コーナリングパワー演算回路(目標
値演算手段)、41……タイヤ空気圧演算回路
(制御値演算手段)、{51,52……引算器、5
3,54……不感帯設定回路、55,56,5
7,58……判定回路、59,60,61,62
……符号判別回路}(操作手段)。
ワーとの関係をタイヤにかかる荷重をパラメータ
として示すグラフ図、第2図は車輌のスタテツク
マージンSを説明するため車輌の概略図、第3図
はこの発明の一実施例にかかる車輌のタイヤ空気
圧制御装置を示す概略図、第4図A,B,Cはこ
の実施例の車輌のタイヤ空気圧制御装置の3位置
切換弁の構成および動作を示す模式図、第5図は
この実施例の車輌のタイヤ空気圧制御装置の制御
手段のブロツク図、第6図はこの発明の他の実施
例にかかる車輌のタイヤ空気圧制御手段のブロツ
ク図である。 2,3,4,5……タイヤ、7,8……空気圧
を検出する手段、9,10,11,12……タイ
ヤにかかる荷重を検出する手段、18……制御手
段、40……コーナリングパワー演算回路(目標
値演算手段)、41……タイヤ空気圧演算回路
(制御値演算手段)、{51,52……引算器、5
3,54……不感帯設定回路、55,56,5
7,58……判定回路、59,60,61,62
……符号判別回路}(操作手段)。
Claims (1)
- 1 空気入タイヤを装着した車輌において、タイ
ヤの空気圧を検出する手段と、タイヤにかかる荷
重を検出する手段と、これらに基づいてタイヤに
所要のコーナリングパワーが得られるようにタイ
ヤの空気圧を制御する制御手段と、を備え、前記
制御手段は、装着したタイヤに応じたコーナリン
グパワーの目標値を演算する目標値演算手段と、
該目標値とタイヤにかかる荷重とに基づいてタイ
ヤの空気圧の制御値を演算する制御値演算手段
と、該制御値となるようにタイヤの空気圧を操作
する操作手段と、を備えることを特徴とする車輌
のタイヤ空気圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56104874A JPS588411A (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | 車輌のタイヤ空気圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56104874A JPS588411A (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | 車輌のタイヤ空気圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS588411A JPS588411A (ja) | 1983-01-18 |
| JPH0210722B2 true JPH0210722B2 (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=14392352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56104874A Granted JPS588411A (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | 車輌のタイヤ空気圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588411A (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3151254C2 (de) * | 1981-12-24 | 1984-04-26 | Bayerische Motoren Werke AG, 8000 München | Prüfvorrichtung für den Reifenluftdruck von Rädern an Fahrzeugen und Verfahren für eine derartige Vorrichtung |
| JPS63159114A (ja) * | 1986-12-22 | 1988-07-02 | Toudou Komuten:Kk | 自動車用スパイク装置の制御機構 |
| JPH0431842Y2 (ja) * | 1986-03-13 | 1992-07-30 | ||
| JP2967123B2 (ja) * | 1990-03-31 | 1999-10-25 | ティー・シー・エム株式会社 | 車両の振動抑制装置 |
| JP2719323B2 (ja) * | 1995-10-03 | 1998-02-25 | 株式会社日立製作所 | 自動車運転支援装置 |
| JP4617973B2 (ja) * | 2005-04-06 | 2011-01-26 | トヨタ自動車株式会社 | 車輪振動センサを有する車輌 |
| AT502330B1 (de) * | 2005-08-25 | 2007-05-15 | Steyr Daimler Puch Ag | Verfahren zum betrieb einer einrichtung für eine reifenfüllanlage für kraftfahrzeuge |
| WO2014009822A1 (en) * | 2012-07-13 | 2014-01-16 | Bacon, Brian | Device for controlling the pressure in a vehicle tyre |
| DE102014113466A1 (de) * | 2014-09-18 | 2016-03-24 | Claas Tractor Sas | Verfahren und System zur Reduzierung von Fahrzeugschwingungen |
| DE102019209137B4 (de) * | 2019-06-25 | 2025-10-16 | Zf Friedrichshafen Ag | Verfahren zum Prüfen des Reifendrucks eines Fahrzeugs |
| JP7372096B2 (ja) * | 2019-09-20 | 2023-10-31 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 空気圧管理装置および管理システム |
| GB2591752B (en) | 2020-02-04 | 2022-02-23 | Caterpillar Sarl | Autonomous machine operation using vibration analysis |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835541A (ja) * | 1971-09-08 | 1973-05-25 | ||
| JPS4865274U (ja) * | 1971-11-24 | 1973-08-18 | ||
| SE416919B (sv) * | 1979-04-03 | 1981-02-16 | Brajnandan Sinha | Anordning for indikering av endring hos tryck i fordonsdeck |
-
1981
- 1981-07-03 JP JP56104874A patent/JPS588411A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS588411A (ja) | 1983-01-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0492782B1 (en) | Automotive apparatus and method for dynamically determining the centripetal force of a vehicle | |
| US5341296A (en) | Vehicle dynamic characteristic control apparatus | |
| US7063334B2 (en) | Vehicle stability system using active tilting mechanism | |
| US5229944A (en) | Braking force control apparatus | |
| EP1124701B1 (en) | Vehicle suspensions | |
| US5066041A (en) | Control system for stabilizing the rolling of a vehicle | |
| US5113345A (en) | System for controlling active suspensions of a vehicle | |
| JP2746341B2 (ja) | 車輪減圧判定装置 | |
| US6697728B2 (en) | Vehicle motion control system | |
| JPH02303912A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
| EP0476372B1 (en) | Vehicle dynamic characteristic control apparatus | |
| JP2566639B2 (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
| JPH0210722B2 (ja) | ||
| JP2746338B2 (ja) | タイヤ空気圧判定装置 | |
| US5103925A (en) | Rear wheel steering control system for vehicle | |
| US20060076741A1 (en) | Vehicle stability system: using active tilting mechanism as a counter measure to natural tilt | |
| JP4992443B2 (ja) | 車両の横転防止装置 | |
| EP0476373A2 (en) | Method for controlling the dynamic characteristics of a vehicle Method for controlling the dynamic characteristics of a vehicle | |
| JPH08142893A (ja) | 車両制御システム | |
| KR20230162673A (ko) | 차량 휠의 슬립 한계값을 결정하는 방법 | |
| JP3015040B2 (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
| JPH0781600A (ja) | 車両用操舵制御装置 | |
| JP2501622B2 (ja) | 車両の操舵装置 | |
| JP2575491B2 (ja) | 能動型サスペンション | |
| JPH08324409A (ja) | 車輌のハイドロプレーニング検出装置 |