JPH0210801B2 - - Google Patents
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- JPH0210801B2 JPH0210801B2 JP54163664A JP16366479A JPH0210801B2 JP H0210801 B2 JPH0210801 B2 JP H0210801B2 JP 54163664 A JP54163664 A JP 54163664A JP 16366479 A JP16366479 A JP 16366479A JP H0210801 B2 JPH0210801 B2 JP H0210801B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- urethane prepolymer
- methacrylate
- composition
- Prior art date
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- Dental Preparations (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Description
本発明は液体組成物である歯科用裂溝熔封剤に
関する。かかる裂溝熔封組成物には歯科用グレー
ズ、接着剤及び矯正用接着組成物も包含される。 英国特許第1352063号明細書にはビニルウレタ
ンプレポリマーが記載され、該プレポリマーはエ
チレン性不飽和モノマーを混合され、かつ強いポ
リマー材料及び成形品、例えばタンク、パネル、
管及び家具を製造するために場合により粒状又は
繊維状充填強化剤を添加して重合される。 英国特許第1408265号明細書は中でもα―ジケ
トンを含む光増感剤及び中でも有機アミンを含む
還元剤を含む光重合性組成物を記載する。英国特
許第1465897号、同第1498421号明細書にはビニル
ウレタンプレポリマー及び場合によりエチレン性
不飽和モノマーを混合された特定の粒状充填剤を
歯科用充填組成物として使用することが記載され
ている。 ところでビニルウレタンプレポリマーとエチレ
ン性不飽和モノマーの選択混合物が歯科用裂溝熔
封に使用する際の要求を満足する、粘度及び表面
張力の特に好適な組合せを有することが判明し
た。該要求について腐蝕されたエナメル質上の表
面張力と接触角が、組成物が未重合状態で腐蝕さ
れた歯表面上を流れて裂溝中に流入する程度に小
さい必要があり、他方粘度は組成物が歯から流れ
出て患者の口腔内に入る程小さくてはならない。
また組成物は短かい硬化時間(ただし該時間は短
かすぎて、組成物が流れてはならない)を、患者
及び歯科医が治療の間に最大の快適さと効果を受
ける様に有すべきである。 本発明によれば、 (A)自体が有機ジイソシアネートとジオール間の
反応の生成物であるウレタンプレポリマーとこの
ウレタンプレポリマーと反応するエチレン性不飽
和モノマーとの反応生成物である重合性ビニルウ
レタンプレポリマー (B)液状グリコールアクリレート又は―メタクリ
レート (A)の50〜150重量% 及び、(C)の有機アミン少なくとも1種 (A)+(B)
100重量部当り0.05〜0.75重量部と(D)ノルボルナ
ンジオン及びその置換誘導体から選択されるα―
ジケトン少なくとも1種 (A)+(B)100重量部当り
0.3〜1.0重量部とから成る光増感触媒から成つて
いる歯科用液体組成物である歯科用裂溝熔封剤が
得られる。 ウレタンプレポリマーは線状であり、イソシア
ネート末端基を有し、かつジオールとジイソシア
ネートとの反応により形成され、次の式: OCN―(R1―NH―CO―O―R2―O―OC―NH)―oR1NCO
を有するウレタンプレポリマーが得られ、その際
ジイソシアネートは式:OCN―R1―NCOを有
し、かつジオールは式:HO―R2―OHを有し、
ここでR1は下記に定義するような二価のヒドロ
カルビル基であり、nは整数であり、かつR2は
酸化アルキレンとフエノール基2個を有する化合
物との縮合物の残渣又はアルキレングリコールの
残渣である。 ウレタンプレポリマーと下記に定義するような
エチレン性不飽和モノマーとの反応は式: 〔式中Xは二価の基であり、かつR3は水素又は
メチル基である〕の重合性ビニルウレタンプレポ
リマー(A)を生成する。 ウレタンプレポリマーがイソシアネート末端基
を持つためにはジオールよりも1モル過剰のジイ
ソシアネートをプレポリマーの製造で使用するの
が有利であり、プレポリマー中のnの数値は使用
されるジイソシアネートとジオールのモル比に左
右され、nの数値はこの割合が増すと、低下す
る。 イソシアネートが末端にあるプレポリマーの形
成はポリウレタン形成を促進するための当業界で
公知の触媒、例えば第三アミン、及び金属塩、例
えばオクトエ酸第一錫及び特にジブチル錫ジラウ
レートの使用により促進することができる。 ウレタンプレポリマー、したがつて重合性プレ
ポリマーの製造容易性のためには、ウレタンプレ
ポリマー中のnの数値が有利に10以下、更に有利
には5以下である、すなわち末端イソシアネート
基を有するプレポリマーを製造する、ジイソシア
ネート又はその混合物中のイソシアネート基対ジ
オール又はその混合物中のヒドロキシル基のモル
比が有利に1.1:1又はそれ以上、更に有利には
1.2:1又はそれ以上である。 より有利にはウレタンプレポリマー中のnの数
値が3以下である、すなわちウレタンプレポリマ
ーを製造する、ジイソシアネート又はその混合物
中のイソシアネート基とジオール又はその混合物
中のヒドロキシル基のモル比が1.33:1又はそれ
以上に相応する。 特に優れたジオールは式: のジオール、すなわちフエノール性化合物のオキ
シアルキル化誘導体であり、その際式中R4及び
R5は水素原子又はアルキル基、例えばメチルで
あり、かつArは各遊離原子価が芳香族炭素原子
上にある二価の芳香族基であり、かつa+bの合
計が有利に8以下であり、かつaは有利にb+3
以下である。 この場合には二価の基R2は式: を有し、Arは例えばフエニレンにおけるように
単環、ナフタリン又はアントラセンにおけるよう
に縮合多環であつてよく、又は有利に式: を有し、ここでYは二価の結合、例えば―O―、
―SO2―、―CO―、又は―CH2又は―CH2の置
換誘導体、例えば
関する。かかる裂溝熔封組成物には歯科用グレー
ズ、接着剤及び矯正用接着組成物も包含される。 英国特許第1352063号明細書にはビニルウレタ
ンプレポリマーが記載され、該プレポリマーはエ
チレン性不飽和モノマーを混合され、かつ強いポ
リマー材料及び成形品、例えばタンク、パネル、
管及び家具を製造するために場合により粒状又は
繊維状充填強化剤を添加して重合される。 英国特許第1408265号明細書は中でもα―ジケ
トンを含む光増感剤及び中でも有機アミンを含む
還元剤を含む光重合性組成物を記載する。英国特
許第1465897号、同第1498421号明細書にはビニル
ウレタンプレポリマー及び場合によりエチレン性
不飽和モノマーを混合された特定の粒状充填剤を
歯科用充填組成物として使用することが記載され
ている。 ところでビニルウレタンプレポリマーとエチレ
ン性不飽和モノマーの選択混合物が歯科用裂溝熔
封に使用する際の要求を満足する、粘度及び表面
張力の特に好適な組合せを有することが判明し
た。該要求について腐蝕されたエナメル質上の表
面張力と接触角が、組成物が未重合状態で腐蝕さ
れた歯表面上を流れて裂溝中に流入する程度に小
さい必要があり、他方粘度は組成物が歯から流れ
出て患者の口腔内に入る程小さくてはならない。
また組成物は短かい硬化時間(ただし該時間は短
かすぎて、組成物が流れてはならない)を、患者
及び歯科医が治療の間に最大の快適さと効果を受
ける様に有すべきである。 本発明によれば、 (A)自体が有機ジイソシアネートとジオール間の
反応の生成物であるウレタンプレポリマーとこの
ウレタンプレポリマーと反応するエチレン性不飽
和モノマーとの反応生成物である重合性ビニルウ
レタンプレポリマー (B)液状グリコールアクリレート又は―メタクリ
レート (A)の50〜150重量% 及び、(C)の有機アミン少なくとも1種 (A)+(B)
100重量部当り0.05〜0.75重量部と(D)ノルボルナ
ンジオン及びその置換誘導体から選択されるα―
ジケトン少なくとも1種 (A)+(B)100重量部当り
0.3〜1.0重量部とから成る光増感触媒から成つて
いる歯科用液体組成物である歯科用裂溝熔封剤が
得られる。 ウレタンプレポリマーは線状であり、イソシア
ネート末端基を有し、かつジオールとジイソシア
ネートとの反応により形成され、次の式: OCN―(R1―NH―CO―O―R2―O―OC―NH)―oR1NCO
を有するウレタンプレポリマーが得られ、その際
ジイソシアネートは式:OCN―R1―NCOを有
し、かつジオールは式:HO―R2―OHを有し、
ここでR1は下記に定義するような二価のヒドロ
カルビル基であり、nは整数であり、かつR2は
酸化アルキレンとフエノール基2個を有する化合
物との縮合物の残渣又はアルキレングリコールの
残渣である。 ウレタンプレポリマーと下記に定義するような
エチレン性不飽和モノマーとの反応は式: 〔式中Xは二価の基であり、かつR3は水素又は
メチル基である〕の重合性ビニルウレタンプレポ
リマー(A)を生成する。 ウレタンプレポリマーがイソシアネート末端基
を持つためにはジオールよりも1モル過剰のジイ
ソシアネートをプレポリマーの製造で使用するの
が有利であり、プレポリマー中のnの数値は使用
されるジイソシアネートとジオールのモル比に左
右され、nの数値はこの割合が増すと、低下す
る。 イソシアネートが末端にあるプレポリマーの形
成はポリウレタン形成を促進するための当業界で
公知の触媒、例えば第三アミン、及び金属塩、例
えばオクトエ酸第一錫及び特にジブチル錫ジラウ
レートの使用により促進することができる。 ウレタンプレポリマー、したがつて重合性プレ
ポリマーの製造容易性のためには、ウレタンプレ
ポリマー中のnの数値が有利に10以下、更に有利
には5以下である、すなわち末端イソシアネート
基を有するプレポリマーを製造する、ジイソシア
ネート又はその混合物中のイソシアネート基対ジ
オール又はその混合物中のヒドロキシル基のモル
比が有利に1.1:1又はそれ以上、更に有利には
1.2:1又はそれ以上である。 より有利にはウレタンプレポリマー中のnの数
値が3以下である、すなわちウレタンプレポリマ
ーを製造する、ジイソシアネート又はその混合物
中のイソシアネート基とジオール又はその混合物
中のヒドロキシル基のモル比が1.33:1又はそれ
以上に相応する。 特に優れたジオールは式: のジオール、すなわちフエノール性化合物のオキ
シアルキル化誘導体であり、その際式中R4及び
R5は水素原子又はアルキル基、例えばメチルで
あり、かつArは各遊離原子価が芳香族炭素原子
上にある二価の芳香族基であり、かつa+bの合
計が有利に8以下であり、かつaは有利にb+3
以下である。 この場合には二価の基R2は式: を有し、Arは例えばフエニレンにおけるように
単環、ナフタリン又はアントラセンにおけるよう
に縮合多環であつてよく、又は有利に式: を有し、ここでYは二価の結合、例えば―O―、
―SO2―、―CO―、又は―CH2又は―CH2の置
換誘導体、例えば
【式】である。
有利に基R4とR5の一方は水素であり、かつ他
方はメチルであるか、又はR4とR5は共に水素で
ある、すなわちジオールはプロピレンオキシド又
はエチレンオキシド又はこれらの混合物と式: を有するフエノール性化合物との反応により製造
される。有利にa+bは4以下である。 好適であるジオールの例には、例えばエチレン
グリコール及びプロピレングリコール(これらの
場合にはR2は式:―CH2―CH2又は
方はメチルであるか、又はR4とR5は共に水素で
ある、すなわちジオールはプロピレンオキシド又
はエチレンオキシド又はこれらの混合物と式: を有するフエノール性化合物との反応により製造
される。有利にa+bは4以下である。 好適であるジオールの例には、例えばエチレン
グリコール及びプロピレングリコール(これらの
場合にはR2は式:―CH2―CH2又は
【式】を有する)、ブチレングリコー
ル、ジエチレングリコール及び炭素原子の1個又
は数個がヒドロキシル基及びイソシアネート基に
対して反応性ではない原子又は基により置換され
ている、それらの誘導体が包含される。 ウレタンプレポリマーにおいて構成単位の少
なくとも80%で二価のヒドロカルビル基が脂肪族
であり、かつC―原子数4〜8を含有し、例えば
テトラメチレン、ペンタメチレン、シクロヘキシ
ル及び分枝鎖ポリメチレンである。残りの構成単
位は任意の他のジイソシアネート、例えば遊離原
子価間の炭素鎖に少なくとも1個の芳香族基又は
1個以上の脂環式基を有しているか又は遊離原子
価間の炭素鎖が少なくとも1個の芳香族基及び少
なくとも1個の脂環式基を組合せて含有するジイ
ソシアネートから誘導されてよい。 脂環式ジイソシアネートは例えば式: 〔式中―Y―は例えば―CH2―又はその置換誘導
体、―O―、―SO2―、―CO―であつてよい二
価の結合であり、イソシアネート基は基Yに対し
てメタ位又はパラ位で結合している〕のジイソシ
アネートを包含する。詳細な例は4:4′―ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネートである。 芳香族ジイソシアネートは例えば、2:4―又
は2:6―トリレンジイソシアネート又はこれら
の混合物が包含され、その際二価の基R1は式:
は数個がヒドロキシル基及びイソシアネート基に
対して反応性ではない原子又は基により置換され
ている、それらの誘導体が包含される。 ウレタンプレポリマーにおいて構成単位の少
なくとも80%で二価のヒドロカルビル基が脂肪族
であり、かつC―原子数4〜8を含有し、例えば
テトラメチレン、ペンタメチレン、シクロヘキシ
ル及び分枝鎖ポリメチレンである。残りの構成単
位は任意の他のジイソシアネート、例えば遊離原
子価間の炭素鎖に少なくとも1個の芳香族基又は
1個以上の脂環式基を有しているか又は遊離原子
価間の炭素鎖が少なくとも1個の芳香族基及び少
なくとも1個の脂環式基を組合せて含有するジイ
ソシアネートから誘導されてよい。 脂環式ジイソシアネートは例えば式: 〔式中―Y―は例えば―CH2―又はその置換誘導
体、―O―、―SO2―、―CO―であつてよい二
価の結合であり、イソシアネート基は基Yに対し
てメタ位又はパラ位で結合している〕のジイソシ
アネートを包含する。詳細な例は4:4′―ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネートである。 芳香族ジイソシアネートは例えば、2:4―又
は2:6―トリレンジイソシアネート又はこれら
の混合物が包含され、その際二価の基R1は式:
【式】又は
【式】
を有するか又はこれらの式を組合せて含有する。
その他の好適な芳香族ジイソシアネートは式: 〔式中mは誘導されるウレタンプレポリマーにお
いて環状基中の原子数が有利に30以下になるよう
に選択される整数である〕を有する化合物であ
る。後者の式を有する好適なジイソシアネートは
キシリレンジイソシアネートである。 その他の好適なジイソシアネートは式: 〔式中Yは前記のものを表わしてもよい二価の結
合であり、かつイソシアネート基は基Yに対して
メタ位又はパラ位で結合している〕を有するもの
であつてよい。優れた例は4:4′―ジイソシアナ
トジフエニルメタンである。 ウレタンプレポリマーと反応して重合性ビニル
ウレタンプレポリマーを製造する液体エチレン性
不飽和モノマーはアクリル酸又はメタクル酸とC
―原子数少なくとも2のヒドロキシアルカノール
とのエステルであり、かかるエステルは式: 〔式中R3は水素又はメチルであり、かつpは少
なくとも2の整数であるか、又は基:―(CH2)p
―中の水素原子1個又は数個はヒドロカルビル
基、例えばアルキル、例えばメチルにより置換さ
れている〕を有する。この場合重合性プレポリマ
ー(式)中の基:―X―は式: ―COO―(CH2)p―O―CO―を有する。 優れたエステルはヒドロキシエチルメタクリレ
ート及び最も有利にはイソプロピル、他の異性体
及びこれらの混合物を含むヒドロキシプロピルメ
タクリレートである。 好適な例はアクリル酸又はメタクリル酸とエチ
レンオキシド又はプロピレンオキシドとの反応に
より製造されるヒドロキシエチルアクリレート又
は―メタクリレート又はヒドロキシプロピルアク
リレート又は―メタクリレートを包含し、この場
合重合性プレポリマー(式)中の基Xは式:
その他の好適な芳香族ジイソシアネートは式: 〔式中mは誘導されるウレタンプレポリマーにお
いて環状基中の原子数が有利に30以下になるよう
に選択される整数である〕を有する化合物であ
る。後者の式を有する好適なジイソシアネートは
キシリレンジイソシアネートである。 その他の好適なジイソシアネートは式: 〔式中Yは前記のものを表わしてもよい二価の結
合であり、かつイソシアネート基は基Yに対して
メタ位又はパラ位で結合している〕を有するもの
であつてよい。優れた例は4:4′―ジイソシアナ
トジフエニルメタンである。 ウレタンプレポリマーと反応して重合性ビニル
ウレタンプレポリマーを製造する液体エチレン性
不飽和モノマーはアクリル酸又はメタクル酸とC
―原子数少なくとも2のヒドロキシアルカノール
とのエステルであり、かかるエステルは式: 〔式中R3は水素又はメチルであり、かつpは少
なくとも2の整数であるか、又は基:―(CH2)p
―中の水素原子1個又は数個はヒドロカルビル
基、例えばアルキル、例えばメチルにより置換さ
れている〕を有する。この場合重合性プレポリマ
ー(式)中の基:―X―は式: ―COO―(CH2)p―O―CO―を有する。 優れたエステルはヒドロキシエチルメタクリレ
ート及び最も有利にはイソプロピル、他の異性体
及びこれらの混合物を含むヒドロキシプロピルメ
タクリレートである。 好適な例はアクリル酸又はメタクリル酸とエチ
レンオキシド又はプロピレンオキシドとの反応に
より製造されるヒドロキシエチルアクリレート又
は―メタクリレート又はヒドロキシプロピルアク
リレート又は―メタクリレートを包含し、この場
合重合性プレポリマー(式)中の基Xは式:
【式】を有し、ここ
でそれぞれR6及びR7は共に水素であるか、又は
R6及びR7の一方が水素であり、かつ他方はメチ
ルである。 液体エチレン性不飽和モノマー(B)は式: 〔式中R8及びR9は水素又はメチルであり、かつ
同じもの又は異なるものであつてもよいが、有利
には共にメチルであり、R10及びR11の一方は水
素であり、かつ他方はメチルであるか又は共に水
素であり、有利には後者であり、かつnは1〜4
の整数である〕を有するグリコールジアクリレー
トである。 有機アミン(C)は光増感剤が励起状態にある際に
光増感剤を還元し得る還元剤である。該還元剤は
重合に対しては抑制作用を僅かに持つにすぎない
か又は全然持たない。還元剤が抑制作用を有する
か、有しないかは簡単な試験、例えば組成物中の
重合性材料の重合を熱開始剤のみを用いて所望の
濃度の還元剤の存在で行ない、かつ還元剤が存在
する場合と存在しない場合の重合の程度を比較す
ることにより測ることができる。 好適な還元剤は式: 〔式中基Rは同じもの又は異なるものであつてよ
く、水素原子、ヒドロカルビル基、置換されたヒ
ドロカルビル基又は基Rの2つが窒素原子と一緒
になつて環式系を形成する基であり、基Rの2個
以下が水素原子であり、かつ窒素原子が直接芳香
族基に結合する場合には、基Rの少なくとも1個
は窒素原子に結合する
R6及びR7の一方が水素であり、かつ他方はメチ
ルである。 液体エチレン性不飽和モノマー(B)は式: 〔式中R8及びR9は水素又はメチルであり、かつ
同じもの又は異なるものであつてもよいが、有利
には共にメチルであり、R10及びR11の一方は水
素であり、かつ他方はメチルであるか又は共に水
素であり、有利には後者であり、かつnは1〜4
の整数である〕を有するグリコールジアクリレー
トである。 有機アミン(C)は光増感剤が励起状態にある際に
光増感剤を還元し得る還元剤である。該還元剤は
重合に対しては抑制作用を僅かに持つにすぎない
か又は全然持たない。還元剤が抑制作用を有する
か、有しないかは簡単な試験、例えば組成物中の
重合性材料の重合を熱開始剤のみを用いて所望の
濃度の還元剤の存在で行ない、かつ還元剤が存在
する場合と存在しない場合の重合の程度を比較す
ることにより測ることができる。 好適な還元剤は式: 〔式中基Rは同じもの又は異なるものであつてよ
く、水素原子、ヒドロカルビル基、置換されたヒ
ドロカルビル基又は基Rの2つが窒素原子と一緒
になつて環式系を形成する基であり、基Rの2個
以下が水素原子であり、かつ窒素原子が直接芳香
族基に結合する場合には、基Rの少なくとも1個
は窒素原子に結合する
【式】基を有する〕を有
する化合物を包含する。
還元剤は第一、第二又は第三アミンであつてよ
い。 基Rの1個又は数個はヒドロカルビルであつて
よい。ヒドロカルビル基はアルキル、シクロアル
キル又はアラルキルであつてよい。好適には基R
はC―原子数1〜10のアルキル基であつてよい。 基Rの1個又は数個がヒドロカルビルである好
適な還元剤の例はプロピルアミン、ブチルアミ
ン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン、ジメチル
アミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジ
ブチルアミン、ジペンチルアミン、トリメチルア
ミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、
トリブチルアミン、トリペンチルアミン及び長鎖
脂肪族アミン、例えば C18H37NMe2を包含する。芳香族基を含有する
還元剤の例はN,N―ジメチルアニリン及びN―
メチルジフエニルアミンを包含する。 基Rの1個又は数個は置換されたヒドロカルビ
ル基であつてよく、特にヒドロカルビル基は式:
い。 基Rの1個又は数個はヒドロカルビルであつて
よい。ヒドロカルビル基はアルキル、シクロアル
キル又はアラルキルであつてよい。好適には基R
はC―原子数1〜10のアルキル基であつてよい。 基Rの1個又は数個がヒドロカルビルである好
適な還元剤の例はプロピルアミン、ブチルアミ
ン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン、ジメチル
アミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジ
ブチルアミン、ジペンチルアミン、トリメチルア
ミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、
トリブチルアミン、トリペンチルアミン及び長鎖
脂肪族アミン、例えば C18H37NMe2を包含する。芳香族基を含有する
還元剤の例はN,N―ジメチルアニリン及びN―
メチルジフエニルアミンを包含する。 基Rの1個又は数個は置換されたヒドロカルビ
ル基であつてよく、特にヒドロカルビル基は式:
【式】
〔式中基R′は例えばアルキレン鎖であり、かつ
基R″は同じもの又は異なるものであつてよく、
例えば水素原子又はヒドロカルビル基である〕を
有する置換分を有していてよい。 基Rの少なくとも1個が置換されたヒドロカル
ビル基である、式: を有する還元剤の例は式: 〔式中nは少なくとも2の整数であり、かつ基
R″は同じもの又は異なるものであつてよく、水
素原子又はヒドロカルビル、特にアルキル基であ
る〕のジアミンを包含する。例えば還元剤はエチ
レンジアミン、トリエチレンジアミン、テトラメ
チレンジアミン、ペンタメチレンジアミン又はヘ
キサメチレンジアミン、又はこれらのN―ヒドロ
カルビル、特にN―アルキル誘導体であつてよ
い。他の好適な還元剤は式: 〔式中―CH2中の水素原子1個又は数個は基:
基R″は同じもの又は異なるものであつてよく、
例えば水素原子又はヒドロカルビル基である〕を
有する置換分を有していてよい。 基Rの少なくとも1個が置換されたヒドロカル
ビル基である、式: を有する還元剤の例は式: 〔式中nは少なくとも2の整数であり、かつ基
R″は同じもの又は異なるものであつてよく、水
素原子又はヒドロカルビル、特にアルキル基であ
る〕のジアミンを包含する。例えば還元剤はエチ
レンジアミン、トリエチレンジアミン、テトラメ
チレンジアミン、ペンタメチレンジアミン又はヘ
キサメチレンジアミン、又はこれらのN―ヒドロ
カルビル、特にN―アルキル誘導体であつてよ
い。他の好適な還元剤は式: 〔式中―CH2中の水素原子1個又は数個は基:
【式】特に―NH2基を有していてよい〕を
有する誘導体を包含する。元素Nが環式系の一部
を形成する還元剤の例はピペリジン、ピペリジン
のN―ヒドロカルビル、特にN―アルキル誘導体
を包含する。 他の還元剤はトリアリルアミン、 アリルチオ尿素及び芳香族スルフイン酸の可溶
性塩を包含する。 優れた還元剤はジメチルアミノエチルメタクリ
レートである。 組成物中の有機アミンの濃度はA+B100重量
部当り0.25〜0.75、有利に0.4〜0.6重量部である。
アミンの濃度が高いとより迅速な硬化を惹起さ
せ、このことは日光硬化に導くことがあり、その
結果組成物の粘度を上昇させ、また毒性を高める
ことがある。 α―ジケトンDは組成物の光増感剤として作用
し、かつノルボルナンジオン及びその置換誘導体
から選択される。ノルボルナンは式: を有し、かつ好適なα―ジケトンは場合によりC
―原子数1〜10、有利に1〜4のアルキル基によ
り置換されたノルボルナン環状構造を有する。容
易に入手し得る優れたα―ジケトンは式: を有するカンフオルキノンである。 ケトンは組成物中にA+B100重量部当り0.3〜
1.0、有利に0.5〜1.0かつ最も有利には0.65〜0.85
重量部である。ケトンのより高い濃度は一般によ
り迅速な硬化を惹起させ、このことは日光硬化に
導き、その結果組成物を非常に粘稠にして、満足
に使用できず、かつ化学的保存寿命を減少させ
る。有利にケトンの濃度は還元剤の濃度よりも高
い。 したがつて本発明による組成物中では、アミン
及びケトンは重合性ビニルウレタンプレポリマー
と液体エチレン性不飽和モノマーの重合のための
光増感触媒として作用する。成分C及びDの濃度
が選択されたプレポリマーとモノマーの迅速な硬
化を防ぎ、より有利な使用性をもたらすことが本
発明の特徴である。したがつて本発明の組成物は
可視線、特に波長400mμ〜500mμを持つ可視線を
用いて照射して硬化させる。光線は常用の灯、例
えば石英ハロゲンによつて発生され、かつ有利に
フアイバオプテイクスを用いて組成物上に導いて
もよい。 本発明による組成物は一般に充填剤の不在で使
用されることがある一方、少量の充填剤が例えば
色、摩耗抵抗を改良するために、包含されていて
もよい。しかし充填剤の量は実質的に粘度特性を
修正するほど高くてはならない。 充填剤は例えば球、小プレート、フアイバ、ウ
イスカーの球状であつてよく、また不規則な形状
であつてもよい。好適な充填剤は例えば燐灰石、
ソーダガラス、石英、シリカゲル、珪硼酸ガラ
ス、微細なシリカ又は合成サフアイヤ(アルミ
ナ)を包含する。充填剤の混合物を使用してよ
い。 重合性材料A+Bは液体歯科用組成物の製造で
前記のように定義された充填剤と一緒に使用して
よい。成分の混合は重合性材料と充填剤を一緒に
撹拌することにより行つてよい。しかし重合性プ
レポリマーは場合により共重合性モノマーと一緒
に、粘度を低下させ、そうして充填剤の十分な混
合をより容易に達成し得るために有利に好適な希
釈剤で希釈してもよい。混合を行なつたら、希釈
剤は例えば蒸発により除くベきである。 充填剤が特に良好に硬化した組成物に付着する
歯科用組成物を製造するために、充填剤と成分A
+Bの混合を行なう前に充填剤を充填剤と成分A
+Bの両方と反応し得るカツプリング剤で処理す
るのが有利である。カツプリング剤は充填剤と硬
化した組成物との結合強度を増加する作用を持つ
ものである。 光増感触媒が重合性プレポリマーとモノマーを
400mμ〜500mμの可視範囲内の光に対して敏感に
するので、本発明の組成物を製造する際の光増感
剤を添加する工程は実質的に前記の範囲内の光の
不在で実施すべきである。きわめて有利には製造
は前記の範囲外の光を用いて、例えばナトリウム
灯により放射される光の下で実施することができ
る。 ガラスと共に使用するための好適なカツプリン
グ剤はシラン、例えばγ―メタクリルオキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ―アミノプロピルト
リエトキシシラン、及びγ―グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシランを包含する。 本発明の組成物はグレイズすべき、又は結合す
べき(有利に清浄にされ、かつ/又は酸腐蝕され
た)歯に任意の好適な手段により使用することが
でき、有利にはけ塗り被覆により適用する。裂溝
熔封には、適用は有利に腐蝕されたエナメル質上
に少量ずつ添加して行ない、引続き自己展開させ
る、それというのもこの方法は気泡の包含を減少
させ、かつ浸透を増加させるからである。 次いで被覆を可視線の放射、有利に例えば導光
器を介して被覆の特別な部分に導びかれる高い輝
度源により硬化させる。狭く選択された範囲の触
媒組成物が被覆をかかる条件下に急速に硬化さ
せ、他方例えば歯科外科学で日光に曝される際に
組成物の実質的な硬化を回避する。 組成物の日光中での部分硬化を防止するために
組成物を組成物少量(例えば2g)を含有する容
器内に分配することが配慮される。このようにし
て少量のみが使用中に日光に曝される。 次に実施例につき本発明を詳説する。例におい
て硬化時間は英国標準5199:1975(樹脂ベースの
歯科用充填材料に関する仕様書)、6.4.項により
測定した。硬化は試験中の試料を長さ11cm、直径
8mmの、その全長に沿つてネトロン・スリーブ
(Netlon sleeve) 及びポリ塩化ビニルの収縮
包装被覆で被覆された石英オプテイクス導光器の
端部に曝すことにより行なつた。光源は12V、75
ワツトのタングステンハロゲン灯(ソーン・エレ
クトリカル(Thorn electrical)Al/230)であ
つた。 接触角は次の方法を用いて測定した。清潔な牛
の歯をストーン片中に取付け、かつ歯のエナメル
質を炭化珪素紙(600番、粒度21:8μm)を用い
て回転研摩機で直径1cmを有する平滑な表面が得
られるまで摩いた。次いでエナメル質を水性燐酸
(37V/V%―燐酸)で腐蝕し、水で洗い、かつ
20℃で空気中で乾燥した。次いで調製された歯を
平滑な表面を水平にして光学台に固定した。処方
組成物1滴をマイクロメータ注射器で平滑表面に
施し、かつ接触角を光学的に一定の時間に記録し
た。測定中処方組成物はゴールド螢光灯(ソー
ン・エレクトリツク社製、英国ミドルセツクス
州、エンフイールド在)からの黄色光の下で操作
した。 処方組成物の粘度をゴールド螢光灯の黄色光の
下で25℃でハーク(Haake)のロートビスコ粘
度計を用いて測定した。 引張り強さを硬化材料の平らなダンベルを用い
て測定した。全長30mm、幅5mm及び厚さ1.75mm、
中央の首部分10mm、幅2.4mm(±0.2mm)のダンベ
ルを製造した。製造時に処方組成物を、開口及び
自己接着性テープでシールされた底部を有し、所
望のダンベルに適合する寸法を有するモールド中
にピペツトで入れた。過剰の材料を気泡の閉じ込
めを減少させるために使用し、かつモールドが充
填された際に、自己接着性テープの層を漸時開口
部をシールするのに使用する。このシールはテー
プをモールドの一端部に接着させ、かつ過剰の材
料をモールドから除去するための圧搾部材として
も作用するガラススライドの直線端部を用いて
徐々にテープを開口部をわたして押しつけること
により行なう。シール後充填されたモールドを16
mm/分で運動する床上に置き、そしてモールドは
“硬化時間”の項で前記した割合で2個のランプ
の直下を通過する。試験片を取り出し、かつ気泡
を含む試験片を棄て、かつ8片を試験に使用し
た。これらの試験片を脱イオン化水中で24時間
370℃で貯蔵し、次いでテイツシユペーパ上で乾
燥し、かつ20℃で10分間平衡させた。 破損時の荷重(L)をホードン(Howden)―
張力計(タイプE115)上で測定し、かつ引張り
強さ(T)を式: T=L×9.81/W×DN/mm2 により算定した。式中Lは破損時の荷重(Kg)で
あり、Wは試験片の幅(mm、正確さ0.01mmまで)
であり、かつDは試験片の厚さ(mm、正確さ0.01
mmまで)である。引張り強さは、各々の引張り強
さが平均よりも15%以上小さかつた試験片を除い
た後の平均値を取る。最小5個の試験片が必要で
あつた。 ホードン張力計の設定は次の通りであつた: ロードセル 50Kg 範 囲 50Kg 設定張力 クロスヘツド速度 5.0±0.1mm 曲げ強さは引張り強さの場合と同様の方法で製
造された、しかし長さ3cm及び幅2mm、厚さ2mm
を有するダンベルを製造した。各試験片での三点
曲げ試験における破損時荷重をホードン張力計
(型E115)で測定した。曲げ強さ(FS)は式: FS=3×P×L×9.81/2×bd2N/mm2 により計算した。式中Pは破損時の荷重(Kg)で
あり、Lは張力計の支時間の距離(mm、0.01/mm
までの正確さ)であり、bは試験片の高さ(mm、
0.01mmまでの正確さ)である。 曲げ強さは固体の曲げ強さが平均よりも15%以
上下回つた試験片を除いた後の平均値を取る。少
なくとも4片の試験結果を必要とした。 ホードン張力計の設定は次の通りであつた: ロードセル 50Kg レンジ 5Kg 設定圧縮 クロスヘツド速度 5.0±0.1mm 例 1 (a) モル比1:2の2,2―ビス―(p―ヒドロ
キシフエニル)プロパンとプロピレンオキシド
を反応させることにより得られる縮合物(オキ
シプロピル化ビスフエノールA)35.2g(0.1
モル)をメチルクロリド約100g中に溶かし、
かつ得られる溶液を少量ずつメチレンジクロリ
ド100g中のヘキサメチレンジイソシアネート
33.3g(0.2モル)の溶液に窒素ガス雰囲気下
で添加した。ジブチル錫ジラウレート(“メラ
イト(Mellite)”に、“メライト”は登録商標)
4滴を触媒として添加した。混合物を窒素下に
1時間撹拌し、その後還流条件下に9時間加熱
した。次いで混合物を冷却し、かつメチレンジ
クロリド100g中のヒドロキシプロピルメタク
リレート29g(0.2モル)の溶液を加え、その
後混合物を還流条件下に3時間加熱した。ヒド
ロキシエステルは重量比2―ヒドロキシ―プロ
ピル(2.6部)対1―メチル―2―ヒドロキシ
エチル(1部)の異性体から成つていた。次い
で混合物を冷却し、かつ得られる重合性ビニル
ウレタンプレポリマーを、混合物を石油エーテ
ルで処理し、引続き残留溶剤を回転蒸発器中で
除去することにより粘稠なガム状物として単離
した。 歯科用組成物を次の処方にしたがつて製造し
た: A ビニルウレタン 13.0g B エチレングリコールジメタクリレート
10.65g C ジエチルアミノエチルメタクリレート
0.1203g D カンフオルキノン 0.1775g、 すなわちCはA+Bの0.51重量%であり、D
はA+Bの0.75重量%であつた。 組成物の製造において、エチレングリコール
ジメタクリレートを重合性ビニルウレタンプレ
ポリマーを含有する250ml―ビーカー中に計量
して入れた。混合物をガス状物が溶けるまで撹
拌し、次いでジメチルアミノエチルメタクリレ
ート及びカンフオルキノンを撹拌しながら添加
した。触媒が完全に溶解した時に、組成物を約
2分間脱ガスした真空室中に置いた。 (b) (a)に記載したように重合性のビニルウレタン
プレポリマーを用いて歯科組成物を製造した
が、処分は次の通りであつた: A ビニルウレタン 32.5g B トリエチレングリコールジメタクリレート
26.5g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
0.295g D カンフオルキノン 0.4425g、 すなわち、CはA+Bの0.51重量%であり、
かつDはA+Bの0.75重量%であつた。 組成物の成分を前記の(a)のようにして混合し
た。 (c) 新たに蒸留した4,4′―ジイソシアナトジフ
エニルメタン500gを塩化メチレン300mlで洗
い、窒素ガスで洗浄した5―縁付き、ネツク
付きフラスコ中に入れた。次いでフラスコにグ
ラス馬蹄形撹拌機、窒素パージ、水凝縮器及び
温度計を取付けた。 2,2―ビス(p―ヒドロキシジフエニル)
プロパン及びプロピレンオキシドから得られた
溶融縮合物352g及びジブチル錫ジラウレート
0.15gを、窒素ガスで洗浄した1―滴下ロー
ト中に計量して入れた。滴下ロートに塩化メチ
レン200mlを添加して縮合物を固化するのを防
止した。 次いで滴下ロートをフラスコの上に置き、そ
の内容物を45分にわたつて少量ずつフラスコに
添加し、その後反応を約45分間進行させ、その
時点でヒドロキシエチルメタクリレート300g
をジブチル錫ジラウレート300gと一緒に3分
間にわたつて添加した。フラスコ内容物の温度
に上昇があり、かつ上昇が静止した時にフラス
コを水浴で加熱し(塩化メチレンを還流し)か
つ内容物を窒素洗浄下に、得られる生成物の赤
外線スペクトルが痕跡量のイソシアネート基が
存在するにすぎないことを示すまで(約3日)
撹拌した。 次いで水浴を取り去り、かつメタノールをフ
ラスコの撹拌された内容物に添加して、フラス
コ内の重合性プレポリマーの分離を惹起させ
た。フラスコの内容物を落ち着かせ、次いでメ
タノール相をサイフオンで取り出し、棄てた。
前記のようなメタノールでの洗浄な澄明なメタ
ノール相が得られるまで数度繰り返した。フラ
スコ内の重合性プレポリマーを室温で真空下に
乾燥フオームが得られるまで乾燥した。フオー
ムを破壊し、かつ乾燥して痕跡量のメタノール
を除いた。 歯科組成物を次の処方により調製した: A ビニルウレタン 53.5g B エチレングリコールジメタクリレート
43.8g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
2.5g D カンフオルキノン 0.25g、 すなわち、CはA+Bの2.5重量%であり、
かつDはA+Bの0.25重量%である。 処方の成分を前記(a)のようにして混合した。 (d) 歯科用組成物を前記(c)に記載のビニルウレタ
ンを用いて次の処方にしたがつて調製した: A ビニルウレタン 34.0g B トリエチレングリコールジメタクリレート
27.8g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
1.5446g D カンフオルキノン 0.1545g すなわち、CはA+Bの2.5重量%であり、
DはA+Bの0.25重量%である。 処方の成分は(a)と同様にして混合した。 前記の4種の組成物各々を 1 硬化時間 2 接触角 3 粘度 4 硬化生成物の機械的性質について評価し
た。 試験による評価の結果を次にまとめた。
を形成する還元剤の例はピペリジン、ピペリジン
のN―ヒドロカルビル、特にN―アルキル誘導体
を包含する。 他の還元剤はトリアリルアミン、 アリルチオ尿素及び芳香族スルフイン酸の可溶
性塩を包含する。 優れた還元剤はジメチルアミノエチルメタクリ
レートである。 組成物中の有機アミンの濃度はA+B100重量
部当り0.25〜0.75、有利に0.4〜0.6重量部である。
アミンの濃度が高いとより迅速な硬化を惹起さ
せ、このことは日光硬化に導くことがあり、その
結果組成物の粘度を上昇させ、また毒性を高める
ことがある。 α―ジケトンDは組成物の光増感剤として作用
し、かつノルボルナンジオン及びその置換誘導体
から選択される。ノルボルナンは式: を有し、かつ好適なα―ジケトンは場合によりC
―原子数1〜10、有利に1〜4のアルキル基によ
り置換されたノルボルナン環状構造を有する。容
易に入手し得る優れたα―ジケトンは式: を有するカンフオルキノンである。 ケトンは組成物中にA+B100重量部当り0.3〜
1.0、有利に0.5〜1.0かつ最も有利には0.65〜0.85
重量部である。ケトンのより高い濃度は一般によ
り迅速な硬化を惹起させ、このことは日光硬化に
導き、その結果組成物を非常に粘稠にして、満足
に使用できず、かつ化学的保存寿命を減少させ
る。有利にケトンの濃度は還元剤の濃度よりも高
い。 したがつて本発明による組成物中では、アミン
及びケトンは重合性ビニルウレタンプレポリマー
と液体エチレン性不飽和モノマーの重合のための
光増感触媒として作用する。成分C及びDの濃度
が選択されたプレポリマーとモノマーの迅速な硬
化を防ぎ、より有利な使用性をもたらすことが本
発明の特徴である。したがつて本発明の組成物は
可視線、特に波長400mμ〜500mμを持つ可視線を
用いて照射して硬化させる。光線は常用の灯、例
えば石英ハロゲンによつて発生され、かつ有利に
フアイバオプテイクスを用いて組成物上に導いて
もよい。 本発明による組成物は一般に充填剤の不在で使
用されることがある一方、少量の充填剤が例えば
色、摩耗抵抗を改良するために、包含されていて
もよい。しかし充填剤の量は実質的に粘度特性を
修正するほど高くてはならない。 充填剤は例えば球、小プレート、フアイバ、ウ
イスカーの球状であつてよく、また不規則な形状
であつてもよい。好適な充填剤は例えば燐灰石、
ソーダガラス、石英、シリカゲル、珪硼酸ガラ
ス、微細なシリカ又は合成サフアイヤ(アルミ
ナ)を包含する。充填剤の混合物を使用してよ
い。 重合性材料A+Bは液体歯科用組成物の製造で
前記のように定義された充填剤と一緒に使用して
よい。成分の混合は重合性材料と充填剤を一緒に
撹拌することにより行つてよい。しかし重合性プ
レポリマーは場合により共重合性モノマーと一緒
に、粘度を低下させ、そうして充填剤の十分な混
合をより容易に達成し得るために有利に好適な希
釈剤で希釈してもよい。混合を行なつたら、希釈
剤は例えば蒸発により除くベきである。 充填剤が特に良好に硬化した組成物に付着する
歯科用組成物を製造するために、充填剤と成分A
+Bの混合を行なう前に充填剤を充填剤と成分A
+Bの両方と反応し得るカツプリング剤で処理す
るのが有利である。カツプリング剤は充填剤と硬
化した組成物との結合強度を増加する作用を持つ
ものである。 光増感触媒が重合性プレポリマーとモノマーを
400mμ〜500mμの可視範囲内の光に対して敏感に
するので、本発明の組成物を製造する際の光増感
剤を添加する工程は実質的に前記の範囲内の光の
不在で実施すべきである。きわめて有利には製造
は前記の範囲外の光を用いて、例えばナトリウム
灯により放射される光の下で実施することができ
る。 ガラスと共に使用するための好適なカツプリン
グ剤はシラン、例えばγ―メタクリルオキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ―アミノプロピルト
リエトキシシラン、及びγ―グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシランを包含する。 本発明の組成物はグレイズすべき、又は結合す
べき(有利に清浄にされ、かつ/又は酸腐蝕され
た)歯に任意の好適な手段により使用することが
でき、有利にはけ塗り被覆により適用する。裂溝
熔封には、適用は有利に腐蝕されたエナメル質上
に少量ずつ添加して行ない、引続き自己展開させ
る、それというのもこの方法は気泡の包含を減少
させ、かつ浸透を増加させるからである。 次いで被覆を可視線の放射、有利に例えば導光
器を介して被覆の特別な部分に導びかれる高い輝
度源により硬化させる。狭く選択された範囲の触
媒組成物が被覆をかかる条件下に急速に硬化さ
せ、他方例えば歯科外科学で日光に曝される際に
組成物の実質的な硬化を回避する。 組成物の日光中での部分硬化を防止するために
組成物を組成物少量(例えば2g)を含有する容
器内に分配することが配慮される。このようにし
て少量のみが使用中に日光に曝される。 次に実施例につき本発明を詳説する。例におい
て硬化時間は英国標準5199:1975(樹脂ベースの
歯科用充填材料に関する仕様書)、6.4.項により
測定した。硬化は試験中の試料を長さ11cm、直径
8mmの、その全長に沿つてネトロン・スリーブ
(Netlon sleeve) 及びポリ塩化ビニルの収縮
包装被覆で被覆された石英オプテイクス導光器の
端部に曝すことにより行なつた。光源は12V、75
ワツトのタングステンハロゲン灯(ソーン・エレ
クトリカル(Thorn electrical)Al/230)であ
つた。 接触角は次の方法を用いて測定した。清潔な牛
の歯をストーン片中に取付け、かつ歯のエナメル
質を炭化珪素紙(600番、粒度21:8μm)を用い
て回転研摩機で直径1cmを有する平滑な表面が得
られるまで摩いた。次いでエナメル質を水性燐酸
(37V/V%―燐酸)で腐蝕し、水で洗い、かつ
20℃で空気中で乾燥した。次いで調製された歯を
平滑な表面を水平にして光学台に固定した。処方
組成物1滴をマイクロメータ注射器で平滑表面に
施し、かつ接触角を光学的に一定の時間に記録し
た。測定中処方組成物はゴールド螢光灯(ソー
ン・エレクトリツク社製、英国ミドルセツクス
州、エンフイールド在)からの黄色光の下で操作
した。 処方組成物の粘度をゴールド螢光灯の黄色光の
下で25℃でハーク(Haake)のロートビスコ粘
度計を用いて測定した。 引張り強さを硬化材料の平らなダンベルを用い
て測定した。全長30mm、幅5mm及び厚さ1.75mm、
中央の首部分10mm、幅2.4mm(±0.2mm)のダンベ
ルを製造した。製造時に処方組成物を、開口及び
自己接着性テープでシールされた底部を有し、所
望のダンベルに適合する寸法を有するモールド中
にピペツトで入れた。過剰の材料を気泡の閉じ込
めを減少させるために使用し、かつモールドが充
填された際に、自己接着性テープの層を漸時開口
部をシールするのに使用する。このシールはテー
プをモールドの一端部に接着させ、かつ過剰の材
料をモールドから除去するための圧搾部材として
も作用するガラススライドの直線端部を用いて
徐々にテープを開口部をわたして押しつけること
により行なう。シール後充填されたモールドを16
mm/分で運動する床上に置き、そしてモールドは
“硬化時間”の項で前記した割合で2個のランプ
の直下を通過する。試験片を取り出し、かつ気泡
を含む試験片を棄て、かつ8片を試験に使用し
た。これらの試験片を脱イオン化水中で24時間
370℃で貯蔵し、次いでテイツシユペーパ上で乾
燥し、かつ20℃で10分間平衡させた。 破損時の荷重(L)をホードン(Howden)―
張力計(タイプE115)上で測定し、かつ引張り
強さ(T)を式: T=L×9.81/W×DN/mm2 により算定した。式中Lは破損時の荷重(Kg)で
あり、Wは試験片の幅(mm、正確さ0.01mmまで)
であり、かつDは試験片の厚さ(mm、正確さ0.01
mmまで)である。引張り強さは、各々の引張り強
さが平均よりも15%以上小さかつた試験片を除い
た後の平均値を取る。最小5個の試験片が必要で
あつた。 ホードン張力計の設定は次の通りであつた: ロードセル 50Kg 範 囲 50Kg 設定張力 クロスヘツド速度 5.0±0.1mm 曲げ強さは引張り強さの場合と同様の方法で製
造された、しかし長さ3cm及び幅2mm、厚さ2mm
を有するダンベルを製造した。各試験片での三点
曲げ試験における破損時荷重をホードン張力計
(型E115)で測定した。曲げ強さ(FS)は式: FS=3×P×L×9.81/2×bd2N/mm2 により計算した。式中Pは破損時の荷重(Kg)で
あり、Lは張力計の支時間の距離(mm、0.01/mm
までの正確さ)であり、bは試験片の高さ(mm、
0.01mmまでの正確さ)である。 曲げ強さは固体の曲げ強さが平均よりも15%以
上下回つた試験片を除いた後の平均値を取る。少
なくとも4片の試験結果を必要とした。 ホードン張力計の設定は次の通りであつた: ロードセル 50Kg レンジ 5Kg 設定圧縮 クロスヘツド速度 5.0±0.1mm 例 1 (a) モル比1:2の2,2―ビス―(p―ヒドロ
キシフエニル)プロパンとプロピレンオキシド
を反応させることにより得られる縮合物(オキ
シプロピル化ビスフエノールA)35.2g(0.1
モル)をメチルクロリド約100g中に溶かし、
かつ得られる溶液を少量ずつメチレンジクロリ
ド100g中のヘキサメチレンジイソシアネート
33.3g(0.2モル)の溶液に窒素ガス雰囲気下
で添加した。ジブチル錫ジラウレート(“メラ
イト(Mellite)”に、“メライト”は登録商標)
4滴を触媒として添加した。混合物を窒素下に
1時間撹拌し、その後還流条件下に9時間加熱
した。次いで混合物を冷却し、かつメチレンジ
クロリド100g中のヒドロキシプロピルメタク
リレート29g(0.2モル)の溶液を加え、その
後混合物を還流条件下に3時間加熱した。ヒド
ロキシエステルは重量比2―ヒドロキシ―プロ
ピル(2.6部)対1―メチル―2―ヒドロキシ
エチル(1部)の異性体から成つていた。次い
で混合物を冷却し、かつ得られる重合性ビニル
ウレタンプレポリマーを、混合物を石油エーテ
ルで処理し、引続き残留溶剤を回転蒸発器中で
除去することにより粘稠なガム状物として単離
した。 歯科用組成物を次の処方にしたがつて製造し
た: A ビニルウレタン 13.0g B エチレングリコールジメタクリレート
10.65g C ジエチルアミノエチルメタクリレート
0.1203g D カンフオルキノン 0.1775g、 すなわちCはA+Bの0.51重量%であり、D
はA+Bの0.75重量%であつた。 組成物の製造において、エチレングリコール
ジメタクリレートを重合性ビニルウレタンプレ
ポリマーを含有する250ml―ビーカー中に計量
して入れた。混合物をガス状物が溶けるまで撹
拌し、次いでジメチルアミノエチルメタクリレ
ート及びカンフオルキノンを撹拌しながら添加
した。触媒が完全に溶解した時に、組成物を約
2分間脱ガスした真空室中に置いた。 (b) (a)に記載したように重合性のビニルウレタン
プレポリマーを用いて歯科組成物を製造した
が、処分は次の通りであつた: A ビニルウレタン 32.5g B トリエチレングリコールジメタクリレート
26.5g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
0.295g D カンフオルキノン 0.4425g、 すなわち、CはA+Bの0.51重量%であり、
かつDはA+Bの0.75重量%であつた。 組成物の成分を前記の(a)のようにして混合し
た。 (c) 新たに蒸留した4,4′―ジイソシアナトジフ
エニルメタン500gを塩化メチレン300mlで洗
い、窒素ガスで洗浄した5―縁付き、ネツク
付きフラスコ中に入れた。次いでフラスコにグ
ラス馬蹄形撹拌機、窒素パージ、水凝縮器及び
温度計を取付けた。 2,2―ビス(p―ヒドロキシジフエニル)
プロパン及びプロピレンオキシドから得られた
溶融縮合物352g及びジブチル錫ジラウレート
0.15gを、窒素ガスで洗浄した1―滴下ロー
ト中に計量して入れた。滴下ロートに塩化メチ
レン200mlを添加して縮合物を固化するのを防
止した。 次いで滴下ロートをフラスコの上に置き、そ
の内容物を45分にわたつて少量ずつフラスコに
添加し、その後反応を約45分間進行させ、その
時点でヒドロキシエチルメタクリレート300g
をジブチル錫ジラウレート300gと一緒に3分
間にわたつて添加した。フラスコ内容物の温度
に上昇があり、かつ上昇が静止した時にフラス
コを水浴で加熱し(塩化メチレンを還流し)か
つ内容物を窒素洗浄下に、得られる生成物の赤
外線スペクトルが痕跡量のイソシアネート基が
存在するにすぎないことを示すまで(約3日)
撹拌した。 次いで水浴を取り去り、かつメタノールをフ
ラスコの撹拌された内容物に添加して、フラス
コ内の重合性プレポリマーの分離を惹起させ
た。フラスコの内容物を落ち着かせ、次いでメ
タノール相をサイフオンで取り出し、棄てた。
前記のようなメタノールでの洗浄な澄明なメタ
ノール相が得られるまで数度繰り返した。フラ
スコ内の重合性プレポリマーを室温で真空下に
乾燥フオームが得られるまで乾燥した。フオー
ムを破壊し、かつ乾燥して痕跡量のメタノール
を除いた。 歯科組成物を次の処方により調製した: A ビニルウレタン 53.5g B エチレングリコールジメタクリレート
43.8g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
2.5g D カンフオルキノン 0.25g、 すなわち、CはA+Bの2.5重量%であり、
かつDはA+Bの0.25重量%である。 処方の成分を前記(a)のようにして混合した。 (d) 歯科用組成物を前記(c)に記載のビニルウレタ
ンを用いて次の処方にしたがつて調製した: A ビニルウレタン 34.0g B トリエチレングリコールジメタクリレート
27.8g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
1.5446g D カンフオルキノン 0.1545g すなわち、CはA+Bの2.5重量%であり、
DはA+Bの0.25重量%である。 処方の成分は(a)と同様にして混合した。 前記の4種の組成物各々を 1 硬化時間 2 接触角 3 粘度 4 硬化生成物の機械的性質について評価し
た。 試験による評価の結果を次にまとめた。
【表】
【表】
結果は、本発明の範囲内の組成物(a)及び(b)が
特に有用な優れた範囲の性質を有し、それに対
して本発明の範囲外の組成物(c)及び(d)が歯科用
裂溝熔封用には重要でないことを示す。 (e) 塩化メチレンではなく、テトラヒドロフラン
とエトキシル化ビスフエノールAから製造され
るビニルウレタンを用いた、(b)と同じ処方を有
する組成物は同様の硬化時間を有していた。 (f) (b)と同じ処方を有するが、ジメチルアミノエ
チルメタクリレートの代わりにN,N―ジメチ
ルアニリンを含有する組成物は硬化時間17秒を
有していた。 例 2 多数の歯科用組成物をビニルウレタン(A)及びト
リエチレングリコールジメタクリレート(B)及びこ
れらの例1(b)の相対的濃度を用い、しかしジメチ
ルアミンエチルメタクリレート(C)及びカンフオル
キノン(A)はこれらの組成物の硬化時間に対する作
用を示すためにある範囲の濃度を混入して調製し
た。
特に有用な優れた範囲の性質を有し、それに対
して本発明の範囲外の組成物(c)及び(d)が歯科用
裂溝熔封用には重要でないことを示す。 (e) 塩化メチレンではなく、テトラヒドロフラン
とエトキシル化ビスフエノールAから製造され
るビニルウレタンを用いた、(b)と同じ処方を有
する組成物は同様の硬化時間を有していた。 (f) (b)と同じ処方を有するが、ジメチルアミノエ
チルメタクリレートの代わりにN,N―ジメチ
ルアニリンを含有する組成物は硬化時間17秒を
有していた。 例 2 多数の歯科用組成物をビニルウレタン(A)及びト
リエチレングリコールジメタクリレート(B)及びこ
れらの例1(b)の相対的濃度を用い、しかしジメチ
ルアミンエチルメタクリレート(C)及びカンフオル
キノン(A)はこれらの組成物の硬化時間に対する作
用を示すためにある範囲の濃度を混入して調製し
た。
【表】
結果はアミン(C)とジケトン(D)の濃度が共に増加
すると、硬化時間が減少することを示す。しかし
ジケトン(D)を更に増加させると、組成物の許容し
得ない黄化を招き、かつ高濃度(>0.75%)のア
ミンは硬化時間の実質的な低下なく、組成物の毒
性を増加させる。16秒を下回る硬化時間は実際に
組成物の日光感受性を増加させ、これは治療処置
上の問題を招き、かつ未硬化樹脂の保存寿命を減
少させる。C又はDに関する濃度数値に星印のあ
る、前記の組成物は本発明の範囲外である。 例 3 比較のために、例1の処方(c)においてジメチル
アミノエチルメタクリレート(C)及びカンフオルキ
ノン(D)の濃度を、これらの硬化時間に対する効果
を示すために変化させた。
すると、硬化時間が減少することを示す。しかし
ジケトン(D)を更に増加させると、組成物の許容し
得ない黄化を招き、かつ高濃度(>0.75%)のア
ミンは硬化時間の実質的な低下なく、組成物の毒
性を増加させる。16秒を下回る硬化時間は実際に
組成物の日光感受性を増加させ、これは治療処置
上の問題を招き、かつ未硬化樹脂の保存寿命を減
少させる。C又はDに関する濃度数値に星印のあ
る、前記の組成物は本発明の範囲外である。 例 3 比較のために、例1の処方(c)においてジメチル
アミノエチルメタクリレート(C)及びカンフオルキ
ノン(D)の濃度を、これらの硬化時間に対する効果
を示すために変化させた。
【表】
結果は、アミン(C)及びジケン(D)の濃度が高い場
合にも、硬化時間が治療に使用するには高すぎる
ことを示す。ジケトン2.00%を含む付加的な処
方はきわめて黄色であつた。 例 4 例1(b)に記載した歯科用組成物を矯正用接着剤
として評価した。組成物の性質は、硬化組成物の
調整された歯の表面に対する引張り接着強さ及び
剪断接着強さを測定することにより評価した。 引張り接着強さ 新しく抜いた、ヒトの上あご切歯を半分に分
け、かつ片半分をポリエステル樹脂シリンダ中に
唇面をシリンダの一端部で曝して埋め込んだ。曝
されたエナメル質を注意深く炭化珪素紙及び水で
平滑にやすりがけした。表面がシリンダの側面に
対して直角になるように注意した。次いでエナメ
ル質をマスキングテープで3mm―円形のエナメル
質を曝したまま残して部分的に被覆した。このエ
ナメル質を1分間37%―水性燐酸で腐蝕し、脱イ
オン化水で1分間洗浄し、次いで圧縮空気で乾燥
した。次いで歯科用組成物1滴を処理され、腐蝕
されたエナメル質表面上で硬化させた。更に1滴
を硬化した滴上に置き、次いで硬化させた。この
工程を2度繰り返して硬化した組成物のドームを
形成した。硬化は前記の硬化時間の箇所について
記載した灯と導光器を用いて可視光線に30秒間露
光して行なつた。組成物は導光器の端部から約5
mmの位置においた。次いで試料を脱イオン化水中
で37℃で異なる時間(5分、24時間、48時間)熟
成させた。ドームを更に1滴の歯科用組成物を用
いて第二のポリエステル樹脂シリンダに付着さ
せ、次いで硬化させた。試験片で引張り接着強さ
を、クロスヘツド速度1mm/分のインストロン
(Inston)―試験機を用いて測定した。6試料の
平均値を測定した。 剪断接着強さ 引張り接着試験と同様にして腐蝕されたエナメ
ル質表面を調製し、かつポリエステルシリンダ中
に取付けた。各試験片は横にして置き、インスト
ロン試験機のプレート上に置かれたバイスで締め
つけた。鋭利で平らなのみ様の終端部を有する垂
直な鋼製アームを試験機のクロスヘツドに取付け
た。試験片はのみのチツプがシリンダの側面に対
して垂直になり、かつエナメル質表面に対して平
行になるように調整した。エナメル質表面から付
着された材料を分離するための剪断強さをクロス
ヘツド速度1mm/分を用いて試験した。試料6個
の平均値を測定した。
合にも、硬化時間が治療に使用するには高すぎる
ことを示す。ジケトン2.00%を含む付加的な処
方はきわめて黄色であつた。 例 4 例1(b)に記載した歯科用組成物を矯正用接着剤
として評価した。組成物の性質は、硬化組成物の
調整された歯の表面に対する引張り接着強さ及び
剪断接着強さを測定することにより評価した。 引張り接着強さ 新しく抜いた、ヒトの上あご切歯を半分に分
け、かつ片半分をポリエステル樹脂シリンダ中に
唇面をシリンダの一端部で曝して埋め込んだ。曝
されたエナメル質を注意深く炭化珪素紙及び水で
平滑にやすりがけした。表面がシリンダの側面に
対して直角になるように注意した。次いでエナメ
ル質をマスキングテープで3mm―円形のエナメル
質を曝したまま残して部分的に被覆した。このエ
ナメル質を1分間37%―水性燐酸で腐蝕し、脱イ
オン化水で1分間洗浄し、次いで圧縮空気で乾燥
した。次いで歯科用組成物1滴を処理され、腐蝕
されたエナメル質表面上で硬化させた。更に1滴
を硬化した滴上に置き、次いで硬化させた。この
工程を2度繰り返して硬化した組成物のドームを
形成した。硬化は前記の硬化時間の箇所について
記載した灯と導光器を用いて可視光線に30秒間露
光して行なつた。組成物は導光器の端部から約5
mmの位置においた。次いで試料を脱イオン化水中
で37℃で異なる時間(5分、24時間、48時間)熟
成させた。ドームを更に1滴の歯科用組成物を用
いて第二のポリエステル樹脂シリンダに付着さ
せ、次いで硬化させた。試験片で引張り接着強さ
を、クロスヘツド速度1mm/分のインストロン
(Inston)―試験機を用いて測定した。6試料の
平均値を測定した。 剪断接着強さ 引張り接着試験と同様にして腐蝕されたエナメ
ル質表面を調製し、かつポリエステルシリンダ中
に取付けた。各試験片は横にして置き、インスト
ロン試験機のプレート上に置かれたバイスで締め
つけた。鋭利で平らなのみ様の終端部を有する垂
直な鋼製アームを試験機のクロスヘツドに取付け
た。試験片はのみのチツプがシリンダの側面に対
して垂直になり、かつエナメル質表面に対して平
行になるように調整した。エナメル質表面から付
着された材料を分離するための剪断強さをクロス
ヘツド速度1mm/分を用いて試験した。試料6個
の平均値を測定した。
【表】
結果は組成物が歯のエナメル質に対する卓越し
た付着性と剪断接着強さを有することを示す。 例 5 (a) ビニルウレタンを例1(a)と同様にして製造し
たが、ただしオキシプロピル化ビスフエノール
Aの代わりにポリプロピレングリコール(分子
量400)を使用し、この、ウレタンプレポリマ
ーを製造するために反応させるヘキサメチレン
ジイソシアネートとのモル比が9:10であり、
かつこのプレポリマーをヒドロキシプロピルメ
タクリレート(2モル)と更に反応させた。 本発明による組成物を次の処方により製造し
た: A ビニルウレタン 50g B トリエチレングリコールジメタクリレート
50g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
0.75g D カンフオルキノン 0.5g 組成物の硬化時間は25秒であつた。 (b) 比較のために調製物を(a)と同様にして製造し
た、ただしヘキサメチレンジイソシアネートの
代わりにジイソシアネートジフエニルメタンを
用いて製造されたビニルウレタンを含有し、硬
化時間は55秒であつた。 (c) 更に比較のために(a)と類似の処方組成物をモ
ノマー(B)としてテトラヒドロフルフリルメタク
リレートを用いて製造した。該組成物の硬化時
間は180秒であつた。 この例で得られた結果はジイソシアネート及び
モノマー(B)の変更が組成物の硬化時間に対して影
響のあることを示す。 例 6 例1(a)で使用したビニルウレタンを用いて本発
明の範囲外である2種の組成物を製造し、α―ジ
ケトンの変更が硬化時間に及ぼす作用を示す。 (a)A ビニルウレタン 50g B トリエチレングリコールジメタクリレート
50g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
0.3g D フエナントラキノン 0.3g 硬化時間70秒 (b)A ビニルウレタン 55g B トリエチレングリコールジメタクリレート
45g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
0.5g D ベンジル 0.95g (カンフルオルキノン0.75gとモル当量) 硬化時間80秒 例 7 例1(a)と同様にしてビニルウレタンを製造した
が、ただし使用したジイソシアネートは4,4′―
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートであつ
た。次の処方の組成物を製造した: A ビニルウレタン 66g B トリエチレングリコールジメタクリレート
54g C ジメチルアミノエチルメタクリレート 0.6g D カンフオルキノン 0.9g CはA+Bの0.5重量%であり、DはA+Bの
0.75重量%である。 組成物の硬化時間は18秒であつた。
た付着性と剪断接着強さを有することを示す。 例 5 (a) ビニルウレタンを例1(a)と同様にして製造し
たが、ただしオキシプロピル化ビスフエノール
Aの代わりにポリプロピレングリコール(分子
量400)を使用し、この、ウレタンプレポリマ
ーを製造するために反応させるヘキサメチレン
ジイソシアネートとのモル比が9:10であり、
かつこのプレポリマーをヒドロキシプロピルメ
タクリレート(2モル)と更に反応させた。 本発明による組成物を次の処方により製造し
た: A ビニルウレタン 50g B トリエチレングリコールジメタクリレート
50g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
0.75g D カンフオルキノン 0.5g 組成物の硬化時間は25秒であつた。 (b) 比較のために調製物を(a)と同様にして製造し
た、ただしヘキサメチレンジイソシアネートの
代わりにジイソシアネートジフエニルメタンを
用いて製造されたビニルウレタンを含有し、硬
化時間は55秒であつた。 (c) 更に比較のために(a)と類似の処方組成物をモ
ノマー(B)としてテトラヒドロフルフリルメタク
リレートを用いて製造した。該組成物の硬化時
間は180秒であつた。 この例で得られた結果はジイソシアネート及び
モノマー(B)の変更が組成物の硬化時間に対して影
響のあることを示す。 例 6 例1(a)で使用したビニルウレタンを用いて本発
明の範囲外である2種の組成物を製造し、α―ジ
ケトンの変更が硬化時間に及ぼす作用を示す。 (a)A ビニルウレタン 50g B トリエチレングリコールジメタクリレート
50g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
0.3g D フエナントラキノン 0.3g 硬化時間70秒 (b)A ビニルウレタン 55g B トリエチレングリコールジメタクリレート
45g C ジメチルアミノエチルメタクリレート
0.5g D ベンジル 0.95g (カンフルオルキノン0.75gとモル当量) 硬化時間80秒 例 7 例1(a)と同様にしてビニルウレタンを製造した
が、ただし使用したジイソシアネートは4,4′―
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートであつ
た。次の処方の組成物を製造した: A ビニルウレタン 66g B トリエチレングリコールジメタクリレート
54g C ジメチルアミノエチルメタクリレート 0.6g D カンフオルキノン 0.9g CはA+Bの0.5重量%であり、DはA+Bの
0.75重量%である。 組成物の硬化時間は18秒であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A)自体が有機ジイソシアネートとジオール間
の反応の生成物であるウレタンプレポリマーとこ
のウレタンプレポリマーと反応するエチレン性不
飽和モノマーとの反応生成物である重合性ビニル
ウレタンプレポリマー (B)液状グリコールアクリレート又は―メタク
リレート (A)の50〜150重量% 及び(C)有機アミン少なくとも1種(A)+(B)100重量
部当り0.25〜0.75重量部と(D)ノルボルナンジオン
及びその置換誘導体から選択されるα―ジケトン
少なくとも1種(A)+(B)100重量部当り0.3〜1.0重
量部とから成る光増感触媒から成つていることを
特徴とする、液体組成物である歯科用裂溝熔封
剤。 2 ウレタンプレポリマーをつくる有機ジイソシ
アネートがヘキサメチレンジイソシアネートであ
る、特許請求の範囲第1項記載の熔封剤。 3 有機ジイソシアネートがヘキサメチレンジイ
ソシアネートである、特許請求の範囲第1項又は
2項記載の熔封剤。 4 ウレタンプレポリマーと反応するエチレン性
不飽和モノマーがヒドロキシプロピルメタクリレ
ートである、特許請求の範囲第1項から3項まで
のいずれか1項記載の熔封剤。 5 グリコールメタクリレートBがエチレングリ
コールジメタクリレート及びトリエチレングリコ
ールジメタクリレートから選択される、特許請求
の範囲第1項から4項までのいずれか1項記載の
熔封剤。 6 還元剤がジメチルアミノエチルメタクリレー
トである、特許請求の範囲第1項から5項までの
いずれか1項記載の熔封剤。 7 α―ジケトンがカンフオルキノンである、特
許請求の範囲第1項から6項までのいずれか1項
記載の熔封剤。 8 α―ジケトンの濃度がA+B100重量部当り
0.5〜1.0重量部である、特許請求の範囲第1項か
ら7項までのいずれか1項記載の熔封剤。 9 (A) ヘキサメチレンジイソシアネートとプロ
ポキシル化ビスフエノールAの反応から誘導さ
れるウレタンプレポリマーとヒドロキシプロピ
ルメタクリレートの反応生成物である重合性ビ
ニルウレタンプレポリマー 50〜55重量部 (B) エチレングリコールジメタクリレート及びト
リエチレングリコールジメタクリレートから選
択されるグリコール少なくとも1種
50〜45重量部 (C) ジメチルアミノエチルメタクリレートA+
B100重量部当り0.25〜0.75重量部及び (D) カンフオルキノン A+B100重量部当り0.5〜1.0重量部から成る、
特許請求の範囲第1項記載の熔封剤。 10 (A)自体が有機ジイソシアネートとジオール
間の反応の生成物であるウレタンプレポリマーと
このウレタンプレポリマーと反応するエチレン性
不飽和モノマーとの反応生成物である重合性ビニ
ルウレタンプレポリマー (B)液状グリコールアクリレート又は―メタクリ
レート (A)の50〜150重量% 及び(C)有機アミン少なくとも1種(A)+(B)100重量
部当り0.25〜0.75重量部と(D)ノルボルナンジオン
及びその置換誘導体から選択されるα―ジケトン
少なくとも1種(A)+(B)100重量部当り0.3〜1.0重
量部とから成る感光性触媒から成る液体組成物で
ある歯科用裂溝熔封剤を製造する方法において、
(A)重合性ビニルウレタンプレポリマー、(B)液状グ
リコールアクリレート又は―メタクリレート(A)の
50〜150重量%、及び(C)有機アミン少なくとも1
種(A)+(B)100重量部当り0.25〜0.75重量部と(D)ノ
ルボルナンジオン及びその置換誘導体から選択さ
れるα―ジケトン少なくとも1種(A)+(B)100重量
部当り0.3〜1.0重量部とから成る光増感触媒を混
合することを特徴とする、液体組成物である歯科
用裂溝熔封剤の製法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB7848967 | 1978-12-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5583706A JPS5583706A (en) | 1980-06-24 |
| JPH0210801B2 true JPH0210801B2 (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=10501795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16366479A Granted JPS5583706A (en) | 1978-12-18 | 1979-12-18 | Dental liquid composition and manufacture |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5583706A (ja) |
| HU (1) | HU184134B (ja) |
| ZA (1) | ZA796404B (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8729202B2 (en) * | 2004-03-03 | 2014-05-20 | Polynovo Biomaterials Pty Limited | Biocompatible polymer compositions for dual or multi staged curing |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AR205444A1 (es) * | 1973-04-24 | 1976-05-07 | Ici Ltd | Composicion para relleno dental |
-
1979
- 1979-11-26 ZA ZA00796404A patent/ZA796404B/xx unknown
- 1979-12-10 HU HU79IE900A patent/HU184134B/hu not_active IP Right Cessation
- 1979-12-18 JP JP16366479A patent/JPS5583706A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ZA796404B (en) | 1981-03-25 |
| HU184134B (en) | 1984-07-30 |
| JPS5583706A (en) | 1980-06-24 |
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