JPH0210821Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0210821Y2 JPH0210821Y2 JP10424284U JP10424284U JPH0210821Y2 JP H0210821 Y2 JPH0210821 Y2 JP H0210821Y2 JP 10424284 U JP10424284 U JP 10424284U JP 10424284 U JP10424284 U JP 10424284U JP H0210821 Y2 JPH0210821 Y2 JP H0210821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic member
- enclosure
- rotating shaft
- movable body
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 36
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 1
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 1
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、高速回転する高温の回転軸を空気、
窒素あるいはヘリウムなどの気体膜により浮上さ
せた状態で回転可能に支持する動圧式の気体軸受
に関する。
窒素あるいはヘリウムなどの気体膜により浮上さ
せた状態で回転可能に支持する動圧式の気体軸受
に関する。
先ず、従来例を第9図に基いて説明する(例え
ば特開昭56−35816号公報参照)。同図において、
1はホルダーで該ホルダー1は円筒体形状に形成
され、空洞部2の内面に有端かつ波板形状の弾性
部材3が周設されている。そして、この弾性部材
3に有端かつ平面形状のトツプ・ホイル(top
foil)すなわち囲い体4が固着されている。該囲
い体4は、回転軸5と離間状態で該回転軸5を全
周にわたつて囲つている。該囲い体4及び弾性部
材3の同一側の一端がホルダー1の内面に圧入さ
れたキー6により挟持固定されている。ホルダー
1の外側面は、外側のケーシング7と面接触状態
で保持されている。
ば特開昭56−35816号公報参照)。同図において、
1はホルダーで該ホルダー1は円筒体形状に形成
され、空洞部2の内面に有端かつ波板形状の弾性
部材3が周設されている。そして、この弾性部材
3に有端かつ平面形状のトツプ・ホイル(top
foil)すなわち囲い体4が固着されている。該囲
い体4は、回転軸5と離間状態で該回転軸5を全
周にわたつて囲つている。該囲い体4及び弾性部
材3の同一側の一端がホルダー1の内面に圧入さ
れたキー6により挟持固定されている。ホルダー
1の外側面は、外側のケーシング7と面接触状態
で保持されている。
次に動作を説明する。回転軸5が回転すると、
回転軸5の外側面と囲い体4の間の微少隙間に周
囲の気体がその粘性により引き込まれ、いわゆる
くさび膜作用により圧力が発生し、回転軸5は前
記圧力に基づく気体膜により回転可能に支持され
る。この気体膜の圧力は、回転軸5と囲い体4と
の間隔すなわち気体膜の厚さによつて決まる。弾
性部材3を有する気体軸受の場合、回転軸5の回
転によつて生じる動荷重や衝撃荷重等によつて当
該回転軸5が軸芯位置から偏位するが、第10図
に示した如く、該回転軸5の偏位に対応して弾性
部材3がある程度まで変形(同図の下端部)する
ため、回転軸5の偏位に対して気体膜の厚さの一
様な領域が広くなり、従つて、前記衝撃等の影響
は緩和吸収され、負荷容量の大きい気体軸受とな
つている。そして、通常の運転では、大きい気体
膜厚で作動することができ、信頼性の高い軸受と
なつている。参考までに、弾性部材3を有しない
型式の気体軸受における回転軸5の軸芯位置から
の偏位に対する圧力分布を第11図に示す。同図
から解るように気体膜厚さの一様な領域は狭く、
衝撃等により悪影響を受けやすいと言える。
回転軸5の外側面と囲い体4の間の微少隙間に周
囲の気体がその粘性により引き込まれ、いわゆる
くさび膜作用により圧力が発生し、回転軸5は前
記圧力に基づく気体膜により回転可能に支持され
る。この気体膜の圧力は、回転軸5と囲い体4と
の間隔すなわち気体膜の厚さによつて決まる。弾
性部材3を有する気体軸受の場合、回転軸5の回
転によつて生じる動荷重や衝撃荷重等によつて当
該回転軸5が軸芯位置から偏位するが、第10図
に示した如く、該回転軸5の偏位に対応して弾性
部材3がある程度まで変形(同図の下端部)する
ため、回転軸5の偏位に対して気体膜の厚さの一
様な領域が広くなり、従つて、前記衝撃等の影響
は緩和吸収され、負荷容量の大きい気体軸受とな
つている。そして、通常の運転では、大きい気体
膜厚で作動することができ、信頼性の高い軸受と
なつている。参考までに、弾性部材3を有しない
型式の気体軸受における回転軸5の軸芯位置から
の偏位に対する圧力分布を第11図に示す。同図
から解るように気体膜厚さの一様な領域は狭く、
衝撃等により悪影響を受けやすいと言える。
上記の如く、弾性部材3を設けたことにより、
回転軸5に作用する衝撃等に対しては悪影響を受
けにくく信頼性の高い気体軸受となつているが、
従来は回転軸5の熱膨張に対しては全く考慮され
ていなかつた。すなわち、高温の温度場で気体軸
受を使用する場合、回転軸5にタービンの熱が伝
熱され、その結果、該回転軸5が熱膨張し、囲い
体4と回転軸5との隙間が小さくなる。一般に、
気体軸受では囲い体4と回転軸5との間隔は非常
に小さいため、回転軸5の回転時に気体膜ができ
ず、当該回転軸5と囲い体4とが、直接固体接触
して焼き付きを起こすおそれがあつた。
回転軸5に作用する衝撃等に対しては悪影響を受
けにくく信頼性の高い気体軸受となつているが、
従来は回転軸5の熱膨張に対しては全く考慮され
ていなかつた。すなわち、高温の温度場で気体軸
受を使用する場合、回転軸5にタービンの熱が伝
熱され、その結果、該回転軸5が熱膨張し、囲い
体4と回転軸5との隙間が小さくなる。一般に、
気体軸受では囲い体4と回転軸5との間隔は非常
に小さいため、回転軸5の回転時に気体膜ができ
ず、当該回転軸5と囲い体4とが、直接固体接触
して焼き付きを起こすおそれがあつた。
他の従来例として、特公昭55−17851号公報や
特開昭55−166525号公報に記載された流体軸受が
提供されているが、これらも回転軸の熱膨張につ
いては考慮されておらず、上記従来例と同様の欠
点を有している。
特開昭55−166525号公報に記載された流体軸受が
提供されているが、これらも回転軸の熱膨張につ
いては考慮されておらず、上記従来例と同様の欠
点を有している。
また、従来は囲い体4と弾性部材3の同一側の
端部を離間して別個に固定していたため、この端
部付近においては弾性部材3はその波板形状を保
持することができず、すなわち、波の高さが不揃
になり、また囲い体4も一様な平面形状を維持す
ることが、その結果、回転軸の全周にわたつて一
様な気体膜厚さを形成しにくいという欠点があつ
た。また、キー6の付近では軸芯方向(長手方
向)にわたつても軸受隙間が一様でなくなり、軸
受性能の低下さらにはキー6が空洞部2内に突出
することにより軸受の耐久性が低下するという欠
点があつた。
端部を離間して別個に固定していたため、この端
部付近においては弾性部材3はその波板形状を保
持することができず、すなわち、波の高さが不揃
になり、また囲い体4も一様な平面形状を維持す
ることが、その結果、回転軸の全周にわたつて一
様な気体膜厚さを形成しにくいという欠点があつ
た。また、キー6の付近では軸芯方向(長手方
向)にわたつても軸受隙間が一様でなくなり、軸
受性能の低下さらにはキー6が空洞部2内に突出
することにより軸受の耐久性が低下するという欠
点があつた。
本考案は、上記事情に鑑みなされたもので、回
転軸の熱膨張に対して気体膜厚さを一定に保つ補
償機能を有し、且つ囲い体及び弾性部材を回転軸
の全周にわたつて略一様な形状で形成できるよう
にして全周にわたつて気体膜厚さを一様にし、こ
れにより軸受性能を向上させると共に、耐久性を
向上させることのできる気体軸受を提供するのが
目的である。
転軸の熱膨張に対して気体膜厚さを一定に保つ補
償機能を有し、且つ囲い体及び弾性部材を回転軸
の全周にわたつて略一様な形状で形成できるよう
にして全周にわたつて気体膜厚さを一様にし、こ
れにより軸受性能を向上させると共に、耐久性を
向上させることのできる気体軸受を提供するのが
目的である。
本考案の特徴は、ホルダーの空洞部内面と弾性
部材との間の一部に可動体を配設し、該可動体の
外側面と前記空洞部内面との間に前記弾性部材よ
り弾性定数の小さい補償用弾性部材を配設し、前
記弾性部材及び囲い体の同一側の端部を重ね合
せ、該重ね合せ端部を可動体の内側面から外側面
に向けて穿設されたスリツトに差し込み固定する
ことにより、回転軸が熱膨張し、気体膜厚さが小
さくなつて圧力が上昇すると、この上昇圧力によ
つて可動体が回転軸より離反する方向に移動し、
気体膜厚さを一定に保つようにすると共に、囲い
体及び弾性部材の同一側の端部を上記の如く、重
ね合せてスリツトに差し込んで固定することによ
り、この固定端部近傍においても囲い体の一様な
平面形状及び弾性部材の一様な波板形状を保持で
きるようにした点にある。
部材との間の一部に可動体を配設し、該可動体の
外側面と前記空洞部内面との間に前記弾性部材よ
り弾性定数の小さい補償用弾性部材を配設し、前
記弾性部材及び囲い体の同一側の端部を重ね合
せ、該重ね合せ端部を可動体の内側面から外側面
に向けて穿設されたスリツトに差し込み固定する
ことにより、回転軸が熱膨張し、気体膜厚さが小
さくなつて圧力が上昇すると、この上昇圧力によ
つて可動体が回転軸より離反する方向に移動し、
気体膜厚さを一定に保つようにすると共に、囲い
体及び弾性部材の同一側の端部を上記の如く、重
ね合せてスリツトに差し込んで固定することによ
り、この固定端部近傍においても囲い体の一様な
平面形状及び弾性部材の一様な波板形状を保持で
きるようにした点にある。
以下、本考案を図面の実施例に基いて詳細に説
明する。第1図は本考案に係る気体軸受の断面
図、第2図及び第3図はそれぞれ同要部拡大平面
図、第4図は実際の使用状態を示す要部断面図、
第5図は囲い体の組付前の状態における要部拡大
斜視図、第6図は弾性部材の組付前の状態におけ
る要部拡大斜視図を示す。同図において、8は可
動体を示し、該可動体8は、断面が略三日月形状
に形成され、ホルダー1の空洞部2内面と弾性部
材3との間の一部に配設されている。可動体8の
外側面弧面11と空洞部2内面との間に波板形状
の補償用弾性部材12がその一部を空洞部2内面
に溶接固定されて配設されている。該補償用弾性
部材12は、その弾性定数が前記弾性部材3より
も小さく設定されている。更に、可動体8の外側
面弧面11には適宜間隔毎に複数個の突起23,
23,……が突設されている。該突起23,2
3,……は対向する内面13と離間して設けられ
ており、この離間寸法が可動体8の最大移動量と
なる。可動体8の略中央部分には内側面弧面9か
ら外側面弧面11に向けてスリツトが穿設されて
いる。囲い体4の端部に固定用舌片25が突設さ
れており(第5図)、また、弾性部材3の端にも
固定用舌片26が突設されており(第6図)、こ
れら両固定用舌片25,26及び両端部を重ね合
わせ、この重ね合せ端部の当該固定用舌片25,
26を前記スリツト24に差し込むことにより当
該囲い体4及び弾性部材3が可動体8に固定され
ている。このように端部重ね合せによる差し込み
固定構造にすることにより弾性部材3の波板形状
を固定部近傍まで形成することができ、また、囲
い体4の一様な平面形状を同じく固定部近傍まで
形成することができる。27はリセス部すなわち
凹部を示す。空洞部2の内面は、異なる曲率の2
つの内面13,14により形成されている。すな
わち、内面13の曲率は内面14よりも大きい。
内面14は120度の円弧角の範囲に形成され、該
内面14の部分に弾性部材3の座部15,15,
……が接触している。また、可動体8の内側円弧
面9の曲率は前記内面14の曲率より僅かに大き
く形成され、可動体8が外方に移動したときも、
軸受全周にわたつて適正な軸受隙間ができるよう
形成されている。ホルダー1と外側のケーシング
7とは多点接触構造により互いに接触し、該ホル
ダー1とケーシング7との間に空隙となる非接触
部17,18,19が形成されている。20,2
1,22は前記多点接触構造を構成する接点を示
す。該接点20,21,22はガタ防止のため周
方向に等分割された少なくとも3点以上の接触構
造にする。この構造により外部からの伝熱が空隙
である非接触部17,18,19により大幅に減
少されるため、気体軸受への伝熱が大幅に減少し
て当該気体軸受の熱劣化を防ぐことができる。ま
た、弾性部材3,12のばね特性の劣化や囲い体
4、弾性部材3の熱変形及び酸化を防ぐことがで
きる。第4図において、16はタービンを示す。
明する。第1図は本考案に係る気体軸受の断面
図、第2図及び第3図はそれぞれ同要部拡大平面
図、第4図は実際の使用状態を示す要部断面図、
第5図は囲い体の組付前の状態における要部拡大
斜視図、第6図は弾性部材の組付前の状態におけ
る要部拡大斜視図を示す。同図において、8は可
動体を示し、該可動体8は、断面が略三日月形状
に形成され、ホルダー1の空洞部2内面と弾性部
材3との間の一部に配設されている。可動体8の
外側面弧面11と空洞部2内面との間に波板形状
の補償用弾性部材12がその一部を空洞部2内面
に溶接固定されて配設されている。該補償用弾性
部材12は、その弾性定数が前記弾性部材3より
も小さく設定されている。更に、可動体8の外側
面弧面11には適宜間隔毎に複数個の突起23,
23,……が突設されている。該突起23,2
3,……は対向する内面13と離間して設けられ
ており、この離間寸法が可動体8の最大移動量と
なる。可動体8の略中央部分には内側面弧面9か
ら外側面弧面11に向けてスリツトが穿設されて
いる。囲い体4の端部に固定用舌片25が突設さ
れており(第5図)、また、弾性部材3の端にも
固定用舌片26が突設されており(第6図)、こ
れら両固定用舌片25,26及び両端部を重ね合
わせ、この重ね合せ端部の当該固定用舌片25,
26を前記スリツト24に差し込むことにより当
該囲い体4及び弾性部材3が可動体8に固定され
ている。このように端部重ね合せによる差し込み
固定構造にすることにより弾性部材3の波板形状
を固定部近傍まで形成することができ、また、囲
い体4の一様な平面形状を同じく固定部近傍まで
形成することができる。27はリセス部すなわち
凹部を示す。空洞部2の内面は、異なる曲率の2
つの内面13,14により形成されている。すな
わち、内面13の曲率は内面14よりも大きい。
内面14は120度の円弧角の範囲に形成され、該
内面14の部分に弾性部材3の座部15,15,
……が接触している。また、可動体8の内側円弧
面9の曲率は前記内面14の曲率より僅かに大き
く形成され、可動体8が外方に移動したときも、
軸受全周にわたつて適正な軸受隙間ができるよう
形成されている。ホルダー1と外側のケーシング
7とは多点接触構造により互いに接触し、該ホル
ダー1とケーシング7との間に空隙となる非接触
部17,18,19が形成されている。20,2
1,22は前記多点接触構造を構成する接点を示
す。該接点20,21,22はガタ防止のため周
方向に等分割された少なくとも3点以上の接触構
造にする。この構造により外部からの伝熱が空隙
である非接触部17,18,19により大幅に減
少されるため、気体軸受への伝熱が大幅に減少し
て当該気体軸受の熱劣化を防ぐことができる。ま
た、弾性部材3,12のばね特性の劣化や囲い体
4、弾性部材3の熱変形及び酸化を防ぐことがで
きる。第4図において、16はタービンを示す。
次に作用を説明する。タービン16からの伝熱
により回転軸5が熱膨張し、囲い体4との隙間す
なわち気体膜厚さが小さくなると圧力が上昇す
る。すると囲い体4が拡がる方向に力を受け、こ
の力が可動体8を回転軸5より離反する方向に押
圧する。このとき、補償用弾性部材12の弾性定
数が弾性部材3より小さく設定されているため、
補償用弾性部材12が変形する。これにより回転
軸5の熱膨張分が可動体8の移動によつて補償さ
れ、気体膜厚さは一定に保たれる。また、弾性部
材3及び囲い体4の端部重ね合せ差し込み固定構
造により、この固定部近傍まで当該弾性部材3及
び囲い体4の波板形状及び平面形状の各形状を維
持して形成することができ、これにより、回転軸
全周にわたつて気体膜厚さを略一定に形成するこ
とができる。
により回転軸5が熱膨張し、囲い体4との隙間す
なわち気体膜厚さが小さくなると圧力が上昇す
る。すると囲い体4が拡がる方向に力を受け、こ
の力が可動体8を回転軸5より離反する方向に押
圧する。このとき、補償用弾性部材12の弾性定
数が弾性部材3より小さく設定されているため、
補償用弾性部材12が変形する。これにより回転
軸5の熱膨張分が可動体8の移動によつて補償さ
れ、気体膜厚さは一定に保たれる。また、弾性部
材3及び囲い体4の端部重ね合せ差し込み固定構
造により、この固定部近傍まで当該弾性部材3及
び囲い体4の波板形状及び平面形状の各形状を維
持して形成することができ、これにより、回転軸
全周にわたつて気体膜厚さを略一定に形成するこ
とができる。
第7図は本考案の他実施例を示す断面図で、補
償用弾性部材12は波板形状ではなく、平面折曲
形状に形成したもので、その他の構成及び作用は
前記実施例と同様なので同一部分に同一符号を付
して説明は省略する。
償用弾性部材12は波板形状ではなく、平面折曲
形状に形成したもので、その他の構成及び作用は
前記実施例と同様なので同一部分に同一符号を付
して説明は省略する。
第8図も本考案の他実施例を示す断面図で、ホ
ルダー1の外面を一様な円柱体面形状に形成した
ものである。その他の構成及び作用は前記実施例
と同様なので同一部分に同一符号を付して説明は
省略する。
ルダー1の外面を一様な円柱体面形状に形成した
ものである。その他の構成及び作用は前記実施例
と同様なので同一部分に同一符号を付して説明は
省略する。
本考案によれば、回転軸の熱膨張に対して、そ
の膨張分を打ち消す方向に移動する補償機能を有
する可動体を設けたので、前記熱膨張があつても
気体膜厚さは常に一定に保たれる。従つて、高温
の温度場で気体軸受を使用しても、従来のように
焼き付き等による破損のおそれは少なく、信頼性
の高い気体軸受となる。
の膨張分を打ち消す方向に移動する補償機能を有
する可動体を設けたので、前記熱膨張があつても
気体膜厚さは常に一定に保たれる。従つて、高温
の温度場で気体軸受を使用しても、従来のように
焼き付き等による破損のおそれは少なく、信頼性
の高い気体軸受となる。
また、囲い体及び弾性部材の同一側の端部を上
記の如く、重ね合せて可動体に設けたスリツトに
差し込んで固定するようにしたので、この固定端
部近傍においても当該囲い体の一様な平面形状及
び弾性部材の一様な波板形状を維持して形成する
ことができるので、回転軸の全周にわたつて弾性
部材によるバネ剛性が略均一となり、気体膜厚さ
を一様にすることができ、これにより軸受性能を
向上させることができる。また、従来のようなキ
ーによる固定に比して、固定部近傍の信頼性及び
耐久性を向上させることもできる。
記の如く、重ね合せて可動体に設けたスリツトに
差し込んで固定するようにしたので、この固定端
部近傍においても当該囲い体の一様な平面形状及
び弾性部材の一様な波板形状を維持して形成する
ことができるので、回転軸の全周にわたつて弾性
部材によるバネ剛性が略均一となり、気体膜厚さ
を一様にすることができ、これにより軸受性能を
向上させることができる。また、従来のようなキ
ーによる固定に比して、固定部近傍の信頼性及び
耐久性を向上させることもできる。
第1図は本考案に係る気体軸受の断面図、第2
図及び第3図はそれぞれ同要部拡大平面図、第4
図は実際の使用状態を示す要部断面図、第5図は
囲い体の組付前の状態における要部拡大斜視図、
第6図は弾性部材の組付前の状態における要部拡
大斜視図、第7図及び第8図はそれぞれ本考案の
異なる他実施例を示す断面図、第9図は従来例を
示す断面図、第10図は同従来例における回転軸
の軸芯位置からの偏位に対する気体膜の圧力分布
を示す説明図、第11図は圧力分布の参考説明図
を示す。 1……ホルダー、2……空洞部、3……弾性部
材、4……囲い体、5……回転軸、7……ケーシ
ング、8……可動体、9……内側円弧面、11…
…外側円弧面、12……補償用弾性部材、17,
18,19……非接触部、24……スリツト。
図及び第3図はそれぞれ同要部拡大平面図、第4
図は実際の使用状態を示す要部断面図、第5図は
囲い体の組付前の状態における要部拡大斜視図、
第6図は弾性部材の組付前の状態における要部拡
大斜視図、第7図及び第8図はそれぞれ本考案の
異なる他実施例を示す断面図、第9図は従来例を
示す断面図、第10図は同従来例における回転軸
の軸芯位置からの偏位に対する気体膜の圧力分布
を示す説明図、第11図は圧力分布の参考説明図
を示す。 1……ホルダー、2……空洞部、3……弾性部
材、4……囲い体、5……回転軸、7……ケーシ
ング、8……可動体、9……内側円弧面、11…
…外側円弧面、12……補償用弾性部材、17,
18,19……非接触部、24……スリツト。
Claims (1)
- 筒形状の空洞部を有するホルダーの該空洞部内
面に有端かつ波板形状の弾性部材を周設し、該弾
性部材に有端かつ平面形状の囲い体を取り付けて
該囲い体により回転軸を離間して囲うようにした
気体軸受において、前記空洞部内面と前記弾性部
材との間の一部に可動体を配設し、該可動体の外
側面と前記空洞部内面との間に前記弾性部材より
弾性定数の小さい補償用弾性部材を配設し、前記
弾性部材及び囲い体の同一側の端部を重ね合せ、
該重ね合せ端部を可動体の内側面から外側面に向
けて穿設されたスリツトに差し込み固定したこと
を特徴とする気体軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10424284U JPS6119130U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 気体軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10424284U JPS6119130U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 気体軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6119130U JPS6119130U (ja) | 1986-02-04 |
| JPH0210821Y2 true JPH0210821Y2 (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=30663598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10424284U Granted JPS6119130U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 気体軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6119130U (ja) |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP10424284U patent/JPS6119130U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6119130U (ja) | 1986-02-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5938344A (en) | Temperature compensating bearing | |
| US5911511A (en) | Tilting pad foil thrust and journal bearings | |
| US4153315A (en) | Foil bearing stiffener | |
| US4099799A (en) | Cantilever mounted resilient pad gas bearing | |
| US10487871B2 (en) | Air foil journal bearing | |
| US6767133B2 (en) | Tilting pad bearing arrangement | |
| KR100365806B1 (ko) | 가스 역학 호일 베어링 | |
| JP4502548B2 (ja) | フォイル式流体軸受 | |
| US4102602A (en) | Rotor for an axial turbine | |
| JP2005536697A (ja) | フォイル−流体ベアリングの弾性支持装置 | |
| US4118079A (en) | Fluid bearings with conforming shells | |
| US4195395A (en) | Method of rotatably supporting two members with a foil bearing having a stiffener | |
| EP4012207B1 (en) | Air foil journal bearing | |
| CN102016337A (zh) | 安装组件 | |
| JP3942798B2 (ja) | スピンドルモータ | |
| JPH0211615Y2 (ja) | ||
| US4767221A (en) | Compliant hydrodynamic gas lubricated thrust bearing | |
| JPH0210821Y2 (ja) | ||
| JPS5924295B2 (ja) | ねじり振動止め | |
| JPH0727132A (ja) | ジャーナル軸受 | |
| JPH0210818Y2 (ja) | ||
| JPH0210820Y2 (ja) | ||
| JPH0210819Y2 (ja) | ||
| JPH0210817Y2 (ja) | ||
| JPH10339323A (ja) | すべり軸受け及びモータ |